はてなキーワード: リスペクトとは
見解の相違だね。
少なくとも後者がアウトという点は同意が取れてるようでうれしいよ
そういう「俺の支持を得たければ俺の好みに振る舞えよ」と恫喝するような論法は良くないと思うよ。
「与党も下品な振る舞いをするから支持できない」と表明すべきだし、
同じことやってる両者のうちの一方だけを問題視してもう一方を支持するなら、
君が「恫喝」と呼ぶそれは有権者として当然の選択じゃないかな?
俺は下品なふるまいをする野党議員を支持しないし、それに輪をかけて下品な支持者を掣肘しない点にも不振を抱いてる。
それは与党にしたって同じ。ただ、与党議員が野党議員ほど下劣な人格攻撃をしてるってのは見ないね。なんかある?
「陰湿」はリスペクトが残っているが「小学生並」はアウト、という感性はないなあ。
どっちもアウトだよね、普通に考えれば。
そういう「俺の支持を得たければ俺の好みに振る舞えよ」と恫喝するような論法は良くないと思うよ。
「与党も下品な振る舞いをするから支持できない」と表明すべきだし、
同じことやってる両者のうちの一方だけを問題視してもう一方を支持するなら、
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201006080380.html
急先鋒は安倍氏だ。8日の講演で、北朝鮮による拉致事件の実行犯とされる辛光洙(シン・グァンス)容疑者の釈放運動に菅氏が携わったとして「史上まれに見る陰湿な左翼政権」と主張。1999年の国旗国歌法成立に反対したことを取り上げ、「君が代、日の丸をおとしめてきた人物が首相になりおおせた」と述べた。
国会でもヤジ飛ばしまくりみたいだし、別にリスペクトしてるわけでもなければ自重してるわけでもないよなあ。
いや、インターネッツ見てれば、どう考えても右と左で罵倒を飛ばしあってるし、
あのさぁ。
「リスペクト」ってのは「味方する」ってことじゃねーよ
「最低限度の敬意を払う」ってことを言ってんだよ。
完璧は求めてないよ。
「支持が欲しいならもっとやり方があるだろう?」と言ってる。
「漸進を目指す」といいながら何十年足踏みしてるの?
碌に支持も得らえない絵空事をずーっと掲げ続けて、先鋭化する一方の支持層にしがみついて。
それ、停滞っていうんじゃないかな
「与党が馬鹿呼ばわりしても支持率下がらない」とは言ってないぞ?
「野党が馬鹿呼ばわりすれば支持率は上がらない」は言ったがな。
今現在不利にある側の取るべき行動をちったぁ考えろって言ってるだけだよ?
政権与党への(同じ議員としての最低限の)リスペクトもない野党。
与党支持者や無党派層へのリスペクトもなく、頭でっかちな正義を振りかざして断罪する野党支持者。
どこに支持を集められる理由がある?
すべてをリスペクトする必要はないが、民主主義で選ばれた議員であったり行政の長であったり、そういう相手に対するリスペクトがないっつってんだよ
でもって野党支持者も支持者で、異なる意見を「豚」「レイシスト」「下層」「ネトウヨ」とかって罵倒するだろ?
どこに支持を得られる要素があるんだ?
対立が深くなるだけだろ
ここすきなときに使う
お風呂のシーンで使う
やりすぎ注意
ゴクゴクする人たち
ゴクゴク民に対するレスポンス
何でもするって言ったときに使う
主に「何でもするって言ったよね」に対して使う
尺が足りないときに使う
下卑た笑いが適切なときに使う
イケメン主人公に倒されるキモくて雑魚いやられ役キャラをリスペクトしている
お前入ってなくね?のツッコミ待ち
何かが見えそうな時に使う
見えた時に使うのは厳密には間違い
茶化している
訳知り顔だが実は何も知らない
実際には存在しない
胸が熱くなるなをもじっている
今日も一日がんばるぞいって言って欲しいときに使う
(ドン引きしていたのは男の子だけど、◯◯ドン引きで草がテンプレ化している)
許可も得ずに終わってるんじゃあない、という憤り
テンプレの発生について
・似たようなシーンが多い事が重要
・サムいと思われたら消えるので割と頻繁に消える、でも書くのは自由である
・基本汚いが、あまりに汚いとテンプレを上書こうとする人が現れる、謎の節度が存在する
テンプレについて所感
・楽しい
・悪ガキのノリなので大っぴらにやると恥ずかしい
設えられた感情のレールの上を、誰もがその通りなぞれるとは限らない
喜ぶときには喜び、悲しむときには悲しむ方が楽しめるが、読解力など様々な要因でそのレールから外れてしまう
その時にテンプレのボケやツッコミがあるとリズムが生まれ、意識を引き戻してくれたりする
例えば「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!」あたりなど端的、無理筋な展開も気にならない
汚い
*SideMは除く
シャイニーカラーズがサービスインしてもうすぐ1年が経とうとしている。
もうすぐライブもある。
アイマスシリーズということもあるが、アンフィじゃ会場が小さすぎて、落選ばかり。
LVですら落選している人も多く(LVは地域で難度が違うけど)、人気の大きさを伺える。
でもまだ1年。
まだまだこれから、新曲、イベント、アニメ化等のいろんな展開でファン(P)を増やしていくのだろう。
ゲームがプレイできない。または下手なPにもアイドルたちを知る機会も増えて
アイドルたちの虜になっていくのだろう。
時間がないので、なかなかシャニマスをプレイすることができない。
しかも育成下手なため、いまだ推しアイドルすらTrueEndを迎えられない弱小Pで、
アイドルたちのことをまだまだわからないけれど。シャニマスには好感を持っている。
そんなシャニマスだが、やはりいままでのアイマスを駆逐していくのだろうか?
他のアイマスコンテンツは長く続きすぎ、新興のシャニマスと比べて、それぞれ問題を抱えている。
声優、ファンともに高齢化が進み、コンシューマの失敗が続く765AS。
そして人気の低さ。
TC選挙で近未来アウトサイダーのみ強さを見せたが、他のシナリオではほぼ惨敗しているし、
他のシナリオで取ったオオカミ役も最低投票数での役の獲得である。
アウトサイダーは765ASのPがそこだけは守りきろうと票が集中した結果であろう、
765ASアイドル単体での人気はもうほぼなくて、765ASという塊でしか人気が取れなくなっている。
何歳までもライブをやると演者たちは言ってるらしいが、演者にやる気があっても、収益的にはどうなるのであろうと思う。
近未来アウトサイダー次第ですこしは息を吹き返すかもしれないが。
声付き声無し、声付き内ですら格差が広がり、どこを歩いても地雷を踏んでしまうシンデレラガールズ。
5年も追加しなかったアイドルを、周年ライブで発表し、トップページでバナーに大々的に出す。というのは優遇していると思われても仕方がない。そのせいで新旧アイドルという対立構造ができてしまった。
新エリア追加しました。でこっそりやるかミリシタ見たくデレステ開始時にやればよかったのにと思う。
そして待遇格差、SSR、アイドルコミュ、カード数、イベント、ボイス付与に新曲。どこを見ても格差がある。
そのことでP間の諍いが絶えない。売上云々、人気云々、選挙結果云々。
あと、こじらせているP達が運営との解釈違いを起こして、炎上するとか。
声付き声無し両方担当しているというPたちもいるからまだなんとかなっているかもしれないが、
もう割と限界が近づいていると思う、新アイドルの扱いによっては、一気に崩壊してしまう。
765AS組とシアター組の間でバランスを取り続けないといけないミリオンライブ。
765ASの後輩として、アイマスの正統後継者として全員声付きと鳴り物入りで登場したミリオンライブ。
でも、その結果はおそらくバンナムが期待したほどではなかったであろう。
765AS原理主義者からはいらない子扱いされ、デレPの一部は移動し、そのままPになったりもしたが、
好みのアイドルがいないとデレに残っているPも多かった。
50人の固定人数というフットワークの軽さから、旧来のソシャゲプラットフォームを捨て、新プラットフォームに完全移行し、
ミリシタでは、しっかりとアイドルたちのローテーションを作り、うまいことやってはいる。
しかし、765AS組Pとシアター組Pの確執は結構根深い。その確執が一番明らかになったのがTC選挙。
ミリシタは続く限り、765AS組とシアター組の両輪のバランスを取り続けないといけない。
あと、765の後輩として出てきているため、アニメ化は非常に難しい。
信号機トリオを主役に据えたところでアニマス、アニデレの焼き直しにしかならない。
つまり、ミリシタとライブ、漫画以外のコンテンツの追加が難しいということ。
デレのように新アイドルやボイス付与のようなカンフル剤も射てず。
このままを維持することしかできない。
他アイマス勢と一切のしがらみがなく、新しく始まり16人というミリよりも軽いフットワーク。
スマフォのアプリという環境依存すら関係ない上に、初代を意識したゲーム性。
他のアイマスやキャラクター産業をずっと続けているバンナムが生み出した設定を練りに練られた珠玉のアイドルたち。
765AS組Pも、765ASが絡まないならと、そして初代をリスペクトしたゲーム性で好感触もらい。
ミリPのことはよくわからないので、ミリPがどれだけプレイしてるかは知らないが、移動してる者もいるだろう。
そして、まだ1年目という若さ、他のアイマスシリーズを駆逐する可能性しか有していない。
ラブライブのようにちゃんと終わらせなかったせいで続く765からのしがらみ、シャイニーカラーズで終わらせてほしいものと願う。
新メン リスペクトにより再現しました!じゃあないんだよ 暦上の風習に無関心気味なのがオタクを悲しませることになるしそんな自分も切なくなるし常に or die の私がしない訳にはいかないと意気込んでしまうから死にものぐるいで見えない命綱なんかを探ろうとしないでほぼ丸腰で挑んで頑張ってiPhoneを汚しまくりながらレシピを見てなんとか形づいたものを可愛げを忘れず頰にチョコをつけた自撮りと共に公表するとひどい言われようで当時のリプ欄のオタクの大半はネットスラングを並べて中和させようとする姿勢を覗かせるのにそんな○○が愛しいことは揺らがないよみたいなのが散見されるので腹立たしくて気持ち悪くて逃してもらえないアイドルが不憫で一連を見てひどく落ち込んでいるかく言う私も加担者の一片に過ぎなくてああアイドルはこれからひどく甘い匂いのする台所で一人あらゆる調理器具にまとわりついた汚れを洗い流して手垢と甘い油脂にまみれた液晶画面を掃除しながら何を思うんだろう 料理に手慣れていたり器量のあるメンや気の知れたスタッフからのかわいらしくラッピングされた横槍を全面に受けても彼女は人を呪ったりなんか出来ない あーあとで消す
じゃあ俺もPRをつけろっていってる人に対するモヤモヤを吐き出そう。
マンガまるまる一話読んで広告呼ばわりする奴、マンガに対するリスペクトなさすぎてビビる~!
今回、PRつけろって言う人と無くてもいいと思える人の違いはそこでしょ。
漫画が好きな人は1話という作品が読めたこと自体を価値だと受け取っているので、一話で完結しないのが納得いかないにしろ、少なくとも広告を読まされたとは思わない。つまり漫画作品の後に続きへ誘導する広告があり、この二つを別個のものととらえることができている。だから作品の頭にPRは必要ないのだ。
しかし漫画が一話読めるという事に価値を感じない人は作品部分も最後の広告も同じとしか認識できないので、作品の頭にPRつけろとか言ってしまえる。
俺も最初に作品の性質を分かるようにしろというのは同意できるよ。例えば一本の映画を見た後に第一章完!続きは後日公開の第二章で!とかやられたらふざけんな最初から完結しないって言っとけよボケって思うよ、だから完結しない作品であるならそれを事前に言っておくのは正しいだろう。
しかしじゃあ今見た第一章は第二章の宣伝だったのだ、映画ではない広告だ、PRつけろとは普通思わんだろ、なぜならそれは未完であれ一つの作品を受け取ったからだ。ツイートで一話を読んで腹が立たない人は自然にそう感じている。リスペクトのない人はそれが感覚として分からないので作品まで宣伝呼ばわりできてしまう。
まぁ娯楽が多様化する現在、マンガにそんな敬意を持っている人間なんて趣味の場でしか出会わないわけで、わからないのが普通なんだが、そういう奴は自分がマンガ好きとか思わないようにしような。
最近、週刊少年ジャンプで連載している「アクタージュ」にはまっている。
登場人物たちを掘り下げ、苦悩を描き、そこからの前進を一つ一つ綴る。
作者、編集者、そして関わっている方々に敬意を表しつつ、引き続きエールを送りたい。
例えば「アクタージュの銀河鉄道は宮沢賢治の原著を理解していない」といったコメントも見かける。
私にはこれが良くわからない。
この物語において、銀河鉄道は物語のテーマを構築するピースの一つでしかない。
だからこそ、物語中でジョバンニとカンパネルラの背景も位置づけも再定義されている。
それは宮沢賢治の銀河鉄道とは少し違うのかもしれない。脚本とは元々そういうもののはずだ。テーマに合わせ、物語の表現も重心も変わる。
年齢だけいってる無能が俺
新部署を立ち上げたら上司は次の部署に行き、管理職は自分に任せる予定だったらしい
一年経ったタイミングで昇進させる予定だったんだけどなぁ、と酒の席でポロリとこぼした
知っている限り有能だし人格もできている
自分が管理職に近い要素は、年齢と勤続年数、上司との関係値ぐらいで
横並びで始めていたら業務をよりこなせるのは後輩達だろう
スペシャリストでもない、器の小さいジェネラリストの自分にはそんな部分はない
むしろ、普段の業務で普通の人ができる部分で自分の苦手部分が見えやすく、
一プレーヤーとしてだったらそれなりに自分の範囲でこなしていればよかったものを、
管理職になるのであれば人と比べてできないといけない
腐ったことをいうのであれば万年プレーヤーで良かったとすら思う
最終的にどうなるかは分からないが、自分が管理職にされる辞令が下るんだろうと思う
その期間中後輩に駄目なとこを一切見せないのは無理だ
休日返上で何かを準備しないといけなくなるだろう
「年功序列」という悪しき習慣のせいで自分にばかり負荷がかかる
後輩に馬鹿にされながら、不満に思われながら会社で過ごすなんてしたくない
逃げ出したくてしょうがない
https://anond.hatelabo.jp/20181201054847
を見て、参考になるかと思い、書く。
公立小学校→公立中学校→高等専門学校。なお、貧乏だから高専行った、という事情の人はめっちゃいるようで。私もその一人。奨学金と言う名の借金の返済が早い&破産が少ないのは高専卒だと、どこかで読んだ。
高専にしたのは正解だった。なぜか頭良さそうに見えるらしい。世の中のほとんどの人は大卒or高卒のため、高専卒をイメージできないのではないかと。ふろむださんの「錯覚資産」みたいなものか、、
1社目: ちょうどバブル全盛期で、母校にも空前の求人が来ていたらしい。一人あたり5社~10社。同期もみんな社名を聞いたことがある企業に。私は一部上場の子会社に就職。しかし、大企業の子会社でも、やってることは業者 (って言ってもNEC・Unisys・IBM) に仕事放り投げるだけ (のように見えたのよ、若いから)。つまらなくて、あっという間に辞める。
2社目: 現在の勤め先。当時は20名弱の会社。自分で手を動かせる仕事ができそう、と選んだ。吹けば飛ぶような超零細企業だと思っていたが、、まだ存続しているし、従業員が倍以上になった。
会社は、人数の大小ではなく、元請けかどうかというのはかなり大きい。もう一つは、業界の競争が激しいかどうか。勤め先は超ニッチ業界。
正直なところ、偶然そうなっただけ。
現在の役職は技術系の部署、担当課長とでも言うのか、課長相当・部下なし。まわりからは、それなりにリスペクトされている、ようだ。年収は約950万円。月の手取りは40万~45万くらい。残業代全額支給 (30H/月くらい)。数年前は90H/月近く働いて1000万を超えた。賞与は年間6ヶ月前後。
年収が1,000万超えたときは、マクドナルドをバーガーキングにしたが、BK閉店でマクドナルドに戻る。
妻とは職場で知り合って、現在は専業主婦。子供は1男1女。小学生と2歳。娘超可愛い。
食費は、、約3万。ほぼ外食しない。
保険料、、約6万。
住宅ローン、、約4万。フラット35。家は結婚前 (40前) に建てた。月々6万。10年経って、フラット35でも借り換えできることに気づき、実行。金利3%→1.3%になり、2万支払いが減った。ローンは1,000万を切った。繰り上げ返済はできるけど、うっかり死んじゃったときは団信が払ってくれるから、そのまま。
ローンは、当時の年収 (600万) の3倍以下になるようにした。結果的に2.5倍でローン組んだ。頭金を同額以上突っ込んだ。
お小遣いは、、決まってない。無制限。妻は、私がお金使わないのを知っているため、何も言わない。一度だけ「私に隠れてお金を使っているでしょ」と疑われたのでExcel小遣い帳を見せてあげた。「x月の支出: 3千円」を見て、クスッって笑われた。
車は (運転が) 怖いので持っていない。
NHKは、、契約していませんので、って言ってたら最近来ない。
預金は4,500万、投資信託450万。なお全部インデックスファンド、、
毎年、預金が3-400万増えていく。
今から無収入になっても、この暮らしぶりが続くなら、15年はもちそう。
私と妻に共通しているのは、貧乏、でしょうか。そのため、慎ましく生きてます。
妻のほうが倹約家で、ケチな私が、そこまでしなくても、、と思うレベル。
美容院も殆ど行かない。毎月QBハウスに行く私のほうがお金かかってます。
妻は、他の家庭が家族旅行とかに行くのを、うちより収入が多いから、と思っているようですが、多分違います。
でも、生活レベルを上げるのに躊躇する、というか、そんな気が起きないです。
子どもたちには、自分のような思いはさせたくない、それだけですね、、
皆さんブクマありがとうございます。
皆さんのコメントの中からいくつか選びコメント書いてたのですが、全部消えてしまい、心が折れました、、
なので、超端折ります。
「かぐや様~」って漫画で生徒会長が飛び級でスタンフォード進学を決めたみたいだけど、
思うのは近頃の高学歴のイメージは東大でもハーバードでもなくてスタンフォードになってきたのかなってことだな。
巷で話題となっているホワイトキャンバスですが、ほんの少しの間ですがバイトをしていて、その後も1サークルとして遠くからウォッチはしていたのでちょっと書きます。
色々と調べていたらこの件についてまとめて投稿している捨て垢があって、ここまで書けるのはあの人くらいしかいないのではないかと勘ぐるところもとあるのですが大体書かれている通りだと思います。
https://twitter.com/08yYCC4DHPbhTsZ
もう10年以上前になりますが、東方でいうと永新参とか最萌新参という言葉が生まれ、東方が爆発的なブームになりだした頃、同人は委託などのシステムもまだまだ発展途上の段階にありました。まだTwitterもなくサークルの広報手段も限られ、ニコニコ動画もスタートを切った頃の話です(余談ですが、後年ニコニコ動画から一気に人が流入した時期が東方としても最盛期だったと認識しています)。そこで、小規模な会社ながらも委託者に親身になってやりとりをしていたのが前取締役の時代です。メロン虎などの大手では委託できなかったサークルさんの受け口として機能していたのもこの頃からです。
しかし、半ば追い出される形で取締役が変わってから会社は一変しました。特に報道では経営者となっているMさんですが、あの人は同人も客も金のなる樹のようにしか考えていませんでした。重役は原作をプレイしたことも無く、原作に対するリスペクトは皆無なように思えました。当時は大空魔術Lunaクリアとか、実は東方ってやったことないんですよね(笑)とか、CD帯裏でもうやらないと書いてあったとかでかなり燃えましたが、ホワキャン重役の原作軽視に比べればまだ可愛い方です。明らかな同人ゴロは即売会の規模に比例して増えていったように思えますが、そんな言葉では形容しがたい、何かでした。ただ、一部の末端の人、具体的には店舗で直接接する人や、通販、仕入れ担当者はファンのために少しでも頑張ろうとしていたように思えます。もちろん、待遇は良くありませんでしたが。
しかし、東方が社会的なブームとなり即売会の規模も瞬く間に拡大することで卸すサークルも商品を買う客も増える一方であり、委託品の扱いがどんなに杜撰だろうが、支払い周りに問題を抱えがちであろうが、商売には全く困らず、濡れ手で粟の状態だったのです。当時の倉庫兼通販の窓口だった新越谷の建物も、増築に次ぐ増築を繰り返しました(建設会社とも後にトラブルになりました)。今では縮小していますが、秋葉原のビルも複数階を借りていました。1度秋葉原ドリームとして取材を受けていましたが、そのときに発した「倍々ゲーム」という言葉は今でも覚えています。その一方で、社員もアルバイトも持って数年、早ければ1年以内とまっとうな会社ではあり得ない程入れ替わりが激しい会社でした。イベントの度に担当が変わるのはサークルの方にもかなり迷惑をかけたと思います。なお、退社理由のほとんどは喧嘩別れでした。特に店長などそこそこの責任者についていた人についていた数人については店舗のバックヤードに名前が記載されており、来店したときは通報するように、と警察のお世話になった今ではお笑い草となることもありました。
話題となっているグッズの中国での製造ルートを確定させ、本来であれば自社製品のものをカバーサークルを経由して展開しはじめたのもこの頃です。しかし、そのような経営が延々と続くはずもなく、神主との確執が露呈してからの凋落は周知の通りです。東方原作が卸してもらえず、ごく少部数をあきばお~経由で仕入れ、取り扱っている体を保っていたのは哀れとしかいいようがありませんでした。卸していないはずの即売会カタログを売っていたのも似たような経緯です。
結果として、あの騒動から今回の摘発までは7年以上の歳月がかかりました。これは裏事情を知らないが故に商品を買ってしまい、結果として買い支えることになってしまった人たちの存在が大きいと考えています。しかし、これはリテラシーの低さというよりも、そのような文化が浸透しすぎたことにより古くから同人界隈を知っていて色々と発信している人たちと、古くはニコニコ、少し後になっての音ゲーや各種コラボ、さらにはTwitterなどから興味を持ったライト層が交わらなくなったことが原因と考えています。このような背景の中、同人と商業のグレーゾーンを限りなく黒い方向で攻めていたのがホワイトキャンバスです。完全に広まっているとは言い難い似たような例としてはゲームセンターのUFOキャッチャーにおけるコピーグッズなどがあります。
繰り返し言われていることですが、元来同人と商業の間には売る方にも買う方にも暗黙の了解があり、多少おかしな人がときたま出るとは言え、自制や若干の自浄作用がありました。しかし、同人の販路も完全に確定し即売会に行かずとも通販で大抵のものは揃い、さらには製本もせず最初からデジタル販売での同人なども増えてきた今日において、同人と商業の関係を改めて考え直す時期が訪れたのかもしれません。今回の摘発はその契機となるのではないかと考えつつ、しこりとして色々残っていたことをここで全て吐き出した上で次に進みたいと思います。ご拝読ありがとうございました。
追記:
本来卸されていないものを取り扱う方法は、関係者が個人的な客として少部数買って集めるというやり方をしていました。組織的に別会社から回してもらったということではないため、ご迷惑がかからないように補足しておきます。もちろん利益は0ですが、そこまでしてでも体面は保ちたかったのでしょう。
本件を喜んでいる人の中にもカバーサークル的な回避方法を取っている方が散見されるので、中々複雑な気分です。イベント主催側で弾ければいいのですが、元々即売会は性善説に基づいたシステムで出来上がってきたという背景がある以上、担当者を挿げ替えてブラックリスト入りの人は表に出てこないなど、ちょっとした工夫を凝らせば企業がその実態を隠すのは容易であるため、主催者側で弾くというのは現実的には不可能です。まさに同人界隈の闇の一つといったところで、ホワキャンは特に商標絡みでラインを思いっきり踏み越えたためお縄となったわけですが、これを機に検挙されるということも増えるのではないかと思っています。権利保持者が黙認しているところに許諾について凸する人がいて、内心はともあれダメと言わざるを得なくその同人界隈が丸ごと潰れるということもありますが、著作権、商標権、販売元などについてある程度の理解と自制が万人に浸透しないと第二第三のホワキャンのような企業が蔓延るということになるのでしょう(すでに多数存在しますが)。そうは言えども、目の前にある商品がどうやって作られたかとか、公式の会社はどこであるとか、そのようなことを知っているのはごく一部であり、さらに調べるのにもかなりの労力を要するので、今後もこのようなやり口が消えることはないと思います。せめて近しい友人などには啓蒙して頂きたいものです。
秋葉原そのものについての懐古は anond:20190201143035 に分けました。
東方の権利に関する問題があった2011年以降か以前か、その中でも割とまともだった2009年前後か、トップが変わる前のいずれの時期からご存じかでかなり反応が違うなと感じています。
当時お世話になっていた(むしろご迷惑をかけていた)方々の発言がちらほら見られたので最後に補足しておきます。在庫返品の際にかなりもめたのは、ホワキャン側が送料をサークル側に押しつけたことと、売り上げ数と残数が全く合わないことが主な原因でした。ただし、前者については例えば虎でも今は500円を取っていますので、一概に問題とは言えないと思います。しかし、色々杜撰だったことによる相乗効果はあったのではないでしょうか。後者については色々な要因があり、例えば1)当時は明確な委託期間を定めていなかったので、完全に埋もれることで売れる見込みが全く無かった委託物も延々と保管しつづけ、結果として紛失や破損が起きやすくなった、2)繁忙期に経営者が連れてくる臨時アルバイトの学生さんは全く作品に対するリスペクトがなく、誤送や破損が頻繁に起きていた、3)店舗における万引きなどが挙げられます。結果として、全数返品したはずなのになぜか倉庫にまだある、といった事象も起きていました。2009年前後はグッズの委託先としておそらく一番のシェアを誇っていましたが、同人誌やCDよりはるかに保管空間を使うグッズによる倉庫の圧迫も遠因としてあるかもしれません。
大手であるメロンや虎との違いは、もちろん規模の違いもありますが、スタッフの人数差です。ホワキャンはどんなに規模が拡大しても極々少人数であらゆる仕事を回すという方式で、終電まで勤務ということもざらにありました。その結果ミスも増え、サークルさんへのサポートも薄くなってしまったのだと思います。人が多ければ、許諾ややりとり周りはもう少しましになったのかもしれません。もちろん虎からzinが分離したり、アニメイトが東方のアニメ関係で若干揉めたりといったこともあったように、多かれ少なかれトップの思惑に振り回されるという業界ではあるのかなと考えています。何はともあれ片棒を担いでしまった身としては大変申し訳なく思うと共に、他の企業が同様の道を歩まないことを強く願います。