はてなキーワード: チャイムとは
「マーフィーの法則ね」
タイナイが言うには、マーフィーの法則というのは“推測可能なことは起こりうる”って前提に基づいている。
そこから失敗の可能性を掘り下げ、ひいては日常で起こりうる不幸や不運について解析するのが、この法則ってことらしい。
例えば、置き傘をしていない時に雨が降るだとか、ニキビは一番カッコ悪いところにできる、なんてのもそうだ。
「うん、マーフィーの法則だね。僕の場合だと、深夜に書いてしまったブログ記事ほどバズりやすいかな」
しかし、挙げられた例の多くは法則というには大袈裟で、言ってしまえば“あるあるネタ”のようなものだった。
どちらかというと、認知バイアスに基づいた経験則といった方が正しい。
「うーん、こんなものを法則っていうのは、少々おこがましくないか?」
「けどマスダの言っていたことも、ほとんど似たようなもんだよ」
確かに、今日の俺の出来事で、いくつかは当てはまるものもあるだろう。
だが、それだけだ。
現時点では、俺の体験には「マーフィーの法則」っていう如何にもな呼称があり、それを知ったに過ぎない。
あの馬面教師のありがたい言葉から拝借するなら、「学んでなくても出来ること」ってやつだ。
計算式を学び、解き方を勉強しなければ答えは導き出せないんだ。
それでも俺は、この法則に自分の求める“何か”が隠されていると感じていた。
その“何か”は、かかっている靄を晴らすには頼りなく、あってもなくても変わらないかもしれない。
精々、ペンライト程度の頼りない光だ。
だが、そんなものでも、目的地の道しるべくらいは見えるだろう。
そんな予感があったんだ。
言葉をオウムのように繰り返しながら、自分の中で咀嚼していく。
そして、ふと違和感の在り処に“あたり”をつけた。
それはマーフィーの法則そのものではなく「法則」という一部分だった。
その糸を手繰り寄せられるかは疑問だったが。
「うーん……やるだけ、やってみるか」
俺は緩く決心した。
「ねえ、結局マスダは何に悩んでいたの?」
「その答えは、これから、だ」
「え、どういうこと」
売りはじめた土地に人を座らせておけば直ちに誰かが現れて買ってくれるわけでもなさそうなのだが、とりあえず人を置いて「現地販売中」の赤旗なども立ててしまうのが弊社である。
古い木造の平屋に暮らしていたおばあさんが介護サービス付きの老人ホームに入るということで、土地を買い受けた途端に更地にしたのが弊社である。
まだショベルカーのキャタピラの跡が残る泥の上に「初売り出し」と書いた看板を突き刺し、アウトドア用のタープを設営し、キャンプ用のテーブルと折り畳み椅子を置いて座ったのが私である。
日中の気温が37度に達すると予報が出ている東京で、もちろんこのような布の屋根は、あってもなくてもたいして変わらない。テーブルに置いた麦茶のペットボトルが火にかけた薬缶のように熱い。
テーブルにはいろいろな家のイラストも重ねて置いてある。今は茶色いだけで何もない更地ですけど、弊社契約の業者を使って家を建てるとこんなに素敵になるんですよ、と説明する使命を帯びて、画像データをファミマで今朝印刷して持ってきたのだが、もう私の汗を吸ってボコボコと汚らしく波打つだけの紙の束になってしまった。
日が暮れるまでこの土地に陣取って「販売業務」に従事しなければならない。買い手が来ても来なくても、雲ひとつない8月の空の下、タープの布屋根一枚で直射日光を防ぎつつ座っていなくてはならない。東京の住宅街に突如出現した空き地の値段は、不動産会社の従業員一人の人件費よりもずっと高い。ひょっとすると命よりも。
そんなことを考えていてもまったく時間が経ってくれない。さっき近くのローソンから買ってきたガリガリ君は一瞬のうちになくなってしまった。これからは何を糧に生き延びればよいのか。
熱中症になるのが怖くて、自分の手首を掴んで脈を測ってみる。いつもより弱々しい気がする。黒い革靴に包まれた足がジュクジュクと蒸れて、沸かしたての風呂に入っているように熱い。たまらず靴も靴下も脱いで、椅子に座ったまま裸足を前に突き出し、風を待つがそよとも吹かない。日傘を差した女がこちらを二度三度チラ見しながら通り過ぎて行く。
もはや暑いのかどうかもわからず、ただ息苦しく、マスクを片耳からぶら下げ、意識が朦朧とした状態で椅子にひっくり返っていると、ようやく日が傾いてくる。焦点が合わない視界に、ひょろ長い人影が映る。黒いTシャツを着たマッシュルームカットの青年が、不安そうにこちらを見つめている。彼が連れている小さなパグがちゃむ、ちゃむと吠える。
「あの……ウラサワ君?」
なぜ彼は私の名前を知っているか。椅子に座り直してその顔を見る。彼がマスクを取る。
「メヒコ君?」
髪型が変わっていて、顔は大人になっていたが、わりとすぐに分かった。メヒコ君の本名はたしかヨモギダだったはずだが、中学のクラスではみんな彼をメヒコと呼んでいた。家庭の都合でメキシコシティから突然転校してきて、メキシコのことを「メヒコ」と発音する彼は、無知な中学生達にある種の衝撃を与えた。
ここでなにをしているの、土地を売っているんだ(自分の土地じゃないけど)、どうしてここにいるの、近所に住んでいるんだ、というやりとりを経て、仕事が終わったら一緒に晩ご飯に行くことになった。というか、今日はもう撤退することにした。
犬を家に置いて戻ってきたメヒコ君と歩きながら話を聞く。学校を出た後はスペイン語と英語を活かして国際線のフライトアテンダントをしていたが、どうしても時差のある生活に身体が慣れなくて2年でやめたらしい。何か接客業を続けようと思ってヒルトンのバーで修行した後、ちょっとしたメキシコ料理とテキーラを出すバーを高円寺に出したところ、けっこう繁盛した。2号店を出そうかと下北沢あたりで物件を探しはじめた頃、コロナが来た。
「バーをやってると、お客さんがいない時間は結構よくあるんだけど、あの時に誰かがドアを開けて入ってきてくれるまで待っている時間の重さは、それまでと何か違うものだったんだ。店を開けてることも、生きてること自体も、何から何まで否定されながら、それでも誰かを待っていなきゃいけないみたいな」
運転資金が残っていて少しでも退職金にあてられるうちに、メヒコ君は2人のスタッフと話し合って店を畳んだ。それまでは店の奥にある倉庫で寝起きしていたので住む所もなくなり、今は大叔母さんの家に居候しているらしい。
「自分のペースで店を作っていくのは楽しいから、また機会があればやりたいね。いつになるかはわからないけど」
夕闇に信号機が点滅する横断歩道を並んで渡りながら、私はなにも言えなかった。
ラーメンでいいかな、と彼が立ち止まった先にあるのは住宅街の古い一軒家だった。看板もなにも出ていない。ああ、うん、と思わず答える。メヒコ君がためらわず玄関のチャイムを鳴らすと、インターフォンから返事が聞こえる。「二人なんですけど」というが早いか、ドアが静かに開き、白髪の薄くなったおじさんが出迎える。メヒコ君とは知り合いらしく、久しぶりなどとひとしきり話してから、私にも入るように促す。
案内された先はどう見ても普通の家のダイニングで、エアコンが効いていて涼しかった。つながっている居間には大きなテレビがあり、NHKのニュースが流れていた。ソファーの上には茶トラの猫が寝ていた。
「あったかいのと冷やしとどっちがいい?」 ダイニングテーブルについた私たちにおじさんが訊く。
「じゃあ、冷やしください」と私が答えると、「冷やし二つおねがいします」とメヒコ君がいう。
キッチンでおじさんが調理しているあいだ、私たちはテレビで関東地方の気象情報を眺めた。おじさんの方を振り返ると、冷凍庫から赤いコーラのペットボトルを取り出すところだった。料理しながら自分で飲むのかなと思って私はテレビの画面に視線を戻した。
出てきた冷やしラーメンは、家庭料理にどこか似つかわしくない端正なものだった。ガラスの鉢に黒いスープが入っていて、そこにひたされた金色の麺の島には、糸のように細かく切ったハムと白髪葱が載っていた。一口食べると、氷水からたった今引き出したような麺の冷たさに驚く。スープは甘辛く、どこかで味わった覚えのある下味を感じたが、はっきりとはわからず、謎めいた調和のうちにいそいそと箸を進めずにはいられない旨味があった。
食べ終えて外に出る頃には、昼間から感じていたどうしようもない倦怠感は消えて、全身が軽く感じた。地下鉄の駅に向かうため、メヒコ君と交差点で別れた。今度は何か冷たい差し入れを持っていくよと彼は笑っていた。明日の最高気温は何度だろう。さっきテレビで見たはずだが、よく思い出せなかった。
セックスの予定が入ったからブラジリアンワックスで陰毛を抜いてきた感想を書こうと思う。結論から言うと楽しかった。
今でも好きな元カレをセックスに久しぶりに誘ったらすんなり了承を得たので、いつもは剃刀で自己処理してたけど、給付金ももらったし、他人様に抜いていただこうかな〜と思って近所のサロンを予約。こんな田舎にもブラジリアンワックス屋さんってあるんだwという感動があった。初回価格でだいたい4000円。
行ったお店は20代の綺麗なお姉さんが一人でやってる個人経営のお店。一人でやってて従業員さんも居ないので、予約時間にチャイムを鳴らして鍵を開けてもらい、私が入店してまた鍵をかけてた。たしかにいきなり暴漢などが入ってきたら対応出来ないもんね。
まず個人情報の記入や、気になることの確認、注意事項の説明などが10分ほどあった。性行為は当日はNGで出来たら2日くらいあげてほしいとのこと。予定は翌日だったのでギリセーフ。本当は当日朝に抜いてもらって向かおうかなと思ってたけど、今日予約しておいて結果良かった。「何か海に行くとか予定とかあるかんじですか?」と質問を受けるが、恥ずかしくなってしまって「何もありません。なんとなく抜いてみたかっただけなんです。」という大嘘をついてしまった。多分バレてる気がする。質問する理由は当日とか翌日に海に入るとかなら施術はしないほうがいいのでその確認がしたかっただけらしい。
施術時は下半身に付けてる下着を全部脱いでベッドで待機。片足を立ててもう片足を横にして足を広げさせられて、「なるほどなるほど…そんな濃くないですね。私の方がめちゃくちゃ濃かったので全然余裕ですね。」って言われる。他の女性の下半身を見たことないし、画像検索しても見れないし、素直にそうなんだ…って思った。「デザインどうしますか?」って聞かれて、せっかくならパイパンにしても良いかなーと思ったけど、パイパンでセックスしたことないから引かれてもやだなと思って、「皆さんがやる標準的なのしてください…」とお願いした。VIOのVの部分を少しだけ残すことになった。「かなり痛いので頑張りましょうね!」と言われてから始まったけど正直全然痛くなかった。お姉さんが上手だったのか、私が鈍感なのかよく分からないけど、ちょっとチクッとするな〜というくらい。そういや抜き始める前に「彼氏とかいらっしゃいますか?」と聞かれた。抜いた後に抜かないで欲しかったと彼氏に言われてしまったというケースが何件か今まであったらしくて、失礼ながら抜く前に確認させていただいてるんです…と言ってた。VIの部分は立て膝で抜いてもらい、Oの部分は横になり抜いてもらった。
施術前に「色素沈着が気になる」という項目にチェックを入れていたのだけど、「標準的」という評価を受ける。まぁ結局他人のは見れないから本当かどうかは分からないけども、ちょっと安心した。あと先日小陰唇切開の増田を読んで私のもデカくね?って思っていたので、どうせ下半身見られた相手だしもう恥ずかしがることないのでは?って思って勢いのまま聞いてみたら「小さくはないけど一般的」との評価を受ける。またしても本当かよ…って思ったけど、あの増田のように痛いとかすごく困ってることがあるわけじゃないのでまぁビラマンのままでも困ることないしな…と自分を納得させた。
結論だけど、今まで剃刀で剃るの自分でも馬鹿みたいだなって格好をして剃ってたので、そのストレスから解放されたのがめちゃくちゃ嬉しかった。4000円は別に安くないけども良かった。当日は触らないでくださいねって言われて我慢したけど、やっぱりIラインに毛が全然ないっていうのはめちゃくちゃ良い。すべすべふにふにしてて感触が楽しい。一人でベッドにいる時に気を抜くと触りそうになる。こんなに楽しいならVの部分のこの形を残す感じにして永久脱毛しようかなーと真剣に考えてる。
自宅前に頼んでも無い食べ物を放置されるというブログなどが散見されるようになってきたため、何故起きるのかをUber Eatsアプリのシステム、置き配指定配達時のトラブル等を混じえた実情から考察していきたいと思います。
※誤配に係わる部分のみ
注文時に手渡しか置き配を選べ、置き配は指定の位置に商品を置くという配達方法です。
お客さんには注文アプリから配達された事が通知される、のだがUber Eatsサポートから届けた事を報せよと指示されている、以前届いてた事に気付かなかったというクレームがあった為だ、チャイムの履歴が残ってたのはその為だろう。
お客さんが注文アプリから店と商品を選び、支払い方法(現金 or クレジットカード)を選び、住所を入力して、配送方法(手渡し or 置き配、今回は置き配)を選び、注文を確定。
店が注文を受信し調理開始、頃合いを見計らって配達員の受付開始、様々な要因(近い、評価が高い、配達が速い、etc)から最適な配達員が選ばれて店に向かい、商品を受け取り、注文者の指定場所に向かい、商品を置き、物理的な通知(チャイムがほとんど)をし、完了となる。
この時の問題点は
・お客さんが入力した
→住所が
→建物が書かれていない
→部屋番号が書かれていない
→全然別のマンション名が書かれている(住所自動入力時にピンズレとのセットで発生や、マンション改築で改名した時に起こる)
→正式名で書かれていない(例えば、「○△ハイツ」とだけ書かれているが近隣には1~3まである、カタカナで書かれているがアルファベット表記、その逆もある、この時にピンズレも併発しているとマンション名で地図検索が出来ずに電話で聞くしかなくなる、すっごい時間がかかる)
→ピンの位置が
→近隣の別の建物を指している
→そもそも建物を指していない(原っぱ、道路、川を指している事がよくある)
→全然別の位置にピンが刺さっている(最大500mくらいズレる)
→名前が
→表札と違う(例えば「宇宙 人」みたいな名前や、イニシャルしか書いてない)
となる、配達時は住所、ピン位置、マンション名が正しい「かもしれない」情報として配達する事になる。
配達員はまずピンの位置、もしくは住所の位置へと向かう、なおこの時に部屋番号が書かれていなければ到着するまでマンションなのか一軒家なのか不明である。
部屋番号が有ればマンションだと確定する、マンション名まで記載されていれば誤配はまず起きない。
ピンが一軒家でマンション名が無くても部屋番号があればピンズレだと分かるし、表札があり正しい名前で差異があれば違う家だと分かり電話 or メッセージで確認出来る。
だが部屋番号が無く、ピンが一軒家の位置に刺さっており、表札が無かったり「宇宙 人」な名前であればこの家だと配達する事になる、この時に誤配が起こっているのであろう。
在宅でも誤配が防げたかというとそうとは思わない、自分を含めピンポンダッシュをする配達員はわりといるのだが、というのも通知をしろという指示はあるが、チャイムを鳴らして応対すると「なんで置き配なのに応対しなきゃならんのだ」というBad評価を付ける人がいるので自分はその旨をプロフィールに書きピンポンダッシュをするようになった、なおメッセージは読まない人もいるし電話は面倒、というか電話するとBadを付けるお客さんもいる、これも「なんで置き配なのに(ry」って理由だ。
注文時に気を付けて欲しい事は、「もし自分が配達員の場合、この入力情報で届け先まで辿り着けるか」です。
ちなみに全部細かく入力していなくても配達しやすい時もあれば、配達し辛い時もあります、体感的に都心の方がお客さんも分かっているので届けやすい。
ピンがズレてるし部屋番号しか書いてないが、部屋番号が「23xx」だったので高層マンションは確定だし、近隣だと他に無いからこのマンションで確定で分かりやすい配達だった、なんて場合もあれば、
マンション名と部屋番号はちゃんと書いているんだが、郊外だし建物にマンション名書いて無いし、近隣にマンション多いからピンもズレてる可能性があるし分からん、なんて場合もあります。
Aさんに言われて初めて知ったのだけど、当店には虫除けのための誘蛾灯が設置されていないし、必要性もない。Aさんから「不思議だと思いませんか?」と問われて初めてそう言われてみればそうだなぁ、と思った鈍い私だった。
何故誘蛾灯が要らないのかといえば、当店の外看板に使われている電球が全部LEDだからなのだそうで、LEDが発する光線は虫を惑わせない。
「なので、夜間煌々と明かりを点けている割には虫が入って来ないでしょ?」
とAさん。確かに。そのお陰で店内が虫だらけにならずに済んでいる一方、森が近いのに店内にカブトムシやクワガタ虫が飛び込んで来ないのが残念だったりする。
「それはいいけど、去年特大のモスが煙草の什器の隙間に隠れてるのが見つかったけど、あれは何故なん?」
「それは、オーナーがケチなので店内の蛍光灯はLEDじゃないのを使っているからです」
そ、そうなのか……。
夏場になると、店の自動ドアがスーッと空くが人も入って来ないしチャイムも鳴らない、という時が頻繁にある。そんな時が店内の蛍光灯に惑わされたモスのご来店の時のようだけど、案外モスが飛来する瞬間を目撃することはない。
面倒くさいので、玄関をノックしない。なので、俺はチャイムを押しても鳴らなかったら不在票を入れて帰る。
Amazonなどの荷物を届けに行くのだが、たまにチャイムを押しても鳴らないままにしている奴がいる。こういう奴って本当に仕事できないなと思う。
チャイムが鳴らないなら、電池を取り替えたり、ノッカーを付けたり、外の人に伝える手段はいくらでもある。それをしないのは、仕事とは言えない。俺らの仕事は「荷物を届けること」であって「チャイムが鳴らないと伝えること」ではない。
こういう人は、他の仕事でも、たとえば重要な仕事の連絡をメール等で受け取ったら、返事を1ヶ月せずにそのままにしておくのだろうか?「自分はメールを受け取っただけだから、返事を督促しない先方が悪い」などと言う理屈が通らないことは、小中学生でも理解できるだろう。自分が今していることは、それと同じだという自覚をすべきだ。
こういう奴は何をやらせても「自分で判断して仕事を進める」ということができない無能なのだろうなと思う。指示待ちの流れ作業しか満足にこなせず、仕事が上手くいかなければ他人のせいにする、ただの大きな子供である。
面倒くさいので、玄関のインターホンの電池を取り替えていない。なので、うちはチャイムを押しても鳴らない。
Amazonなどの荷物を宅配業者が届けに来るのだが、たまにチャイムを押して鳴らないからといって、不在票を入れて帰る奴がいる。こういう奴って本当に仕事できないなと思う。
チャイムを押して出ないなら、ドアをノックするなり、声を出すなり、中の人に伝える手段はいくらでもある。それをしないのは、仕事とは言えない。彼らの仕事は「荷物を届けること」であって「在宅の確認をすること」ではない。
こういう人は、他の仕事でも、たとえば重要な仕事の連絡をメール等で送ったら、返事が1ヶ月来なくてもそのままにしておくのだろうか?「自分はメールを送ったのだから、返事をしない先方が悪い」などと言う理屈が通らないことは、小中学生でも理解できるだろう。自分が今していることは、それと同じだという自覚をすべきだ。
こういう奴は何をやらせても「自分で判断して仕事を進める」ということができない無能なのだろうなと思う。指示待ちの流れ作業しか満足にこなせず、仕事が上手くいかなければ他人のせいにする、ただの大きな子供である。
2020年7月21日14時頃、「ピンポーン、ピンポーン」とチャイムを2回押す者がいた。
私は立ち上がり玄関に向かった、
私は思わず「最初に二回チャイムを鳴らし、5秒後にもう一度鳴らすのはマニュアルに載っているのか!?」と問うた。
業者は「インターホンから返事がないので、また鳴らした」と言った。
「インターホンの側に居ないといけないのか?」
「返事も聞こえなかったので」
私は「ハイハイ」と言いながら立ち上がっていたので、「大きな声で返事をしないといけないのか!」と問うた。
「大きくても、小さくても良いんですが・・・」
「小さい声だと聞こえないだろうが。」
その間業者は、慌てさせた事に謝罪もせず、私を睨み付けていた。
私は命の危険を感じ、「上の者を連れてこい」と言った。
「とにかく上の者を連れてこい」と怒鳴って、ドアを閉めた。
Amazon のコールセンターに電話をかけたが、使われていないようだった。
Amazon は顧客が命の危険を感じるような配送員を使っているのだろうか。
問合番号:626-068-6094
例の勧誘とかアルファベット三文字表記が有名なアレのヒデェ集金の話のような勢いでドアチャイム連打しては、出てこいという旨の内容を叫び、またピンポンという作業を数分間にわたって繰り返し玄関前に留まる子供たちが居る。ピンポンしてもダッシュしていかないんだよ。最近の子供、心が強すぎる。
最大限良い方向性に解釈して何かの遊びなのかもしれないと思いつつ怖いしカルチャーが違いすぎて気持ち悪いんだが。宇宙人とかなの?
でもきっとアレ嫌がらせなんだろうなと考えざるを得ない出来事もあったし、ともかく一度のピンポンの回数と子供の大声が多いし続くんで嫌すぎた。
身近に子供いないので、あの叫び声に特有の高音が苦手だ、現実だと。男の子でも声変わり前は耳にキーンてくる。というか、なんで他人の部屋の前で叫ぶの?
あんまり続くので、思い余って緊急時以外に通報したかったらコッチね!っていう番号に電話してみた。応答してくれたお嬢さんの声がとても優しくて、ありがとう!って気持ちになったけど、その最中もチャイム鳴ってたので案外と同情された感じ。
しかし相手が大人ならともかく子供じゃしゃーねーなーとはお互いに分かっていた。でも出没が多い時間帯にパトロールしてくれるらしい。とりあえず有り難い。でも子供だからなって、しょぼんしてたら、次は緊急時のあっちの番号に通報してもらっていいですから!って言ってくれた。重ねてありがとう。お前のように話しの長いヤツの対応がめんどいんで!って副音声はたぶん無かったと思いたい。
でもウチ田舎だから駆けつけるまでに時間かかって現場を抑えるのはムリだろうな。どうやって解決するんだろうな、こういうの。
以下は詳細をっていうか愚痴りたい。
ウチ、集合住宅っていうかアパートなんだが、古くて安いので当然ながらセキュリティはガバガバだ。でもウチ、一階含めて玄関は二階にあるタイプで、そこに行く外階段は二戸でしか共有しない。ウチかもう一戸に用事がなければ上がってこないハズのつくり。
ドアチャイムは玄関の前まで来ないと押せない。わざわざ階段上がって来ないといけないので、何かのついでにピンポンしちゃったぜっていう言い逃れが通用しない位置取り。
遊びにしても、上記の感じなのでリスク高いですよねとか対応してくれたお嬢さんも言う。でも本当に来るの、チャム聞こえてたからそれは疑ってませんと言ってはもらえたけども。
というか、だから逆に怖い。子供とはいえ幼児じゃないんだよ、子供の年齢よくわからないけど、たぶん10歳くらいな感じの男の子がそのへんのリスクを分からないものだろうか。一人じゃなくて三人から五人以上の集団で来ていて、同調圧力があるにしろ一人も危機感を覚えないものだろうか。
小さい子が冒険で人気のない建物に入りたがるのは知っているし、自分にも子供時代はあったから気持ち分からないとは言えない。でもそれって見つからないようにするのがスリルなんじゃないのか?いけない事してる感をお手軽に味わいたいアレじゃないのか?特に廃墟ではないアパートでピンポン連打して出てこいと喚くとか、何なのだろう。
アパートでも空き地でも他人の敷地に入っちゃいけませんとか、そういう教育が出来てないというか、持っていないカルチャーの親御さんなんじゃなかろうかと、思ってしまう。
出てこいという旨の声がけ時、親呼んで来ようみたいな声も聞こえた。ピンポン連打遊びを止めて欲しいのか、ウチに何かしたいのか判断できねーよ、この手の遊びする子供の親じゃ後者かもしれねーよ、刺されたら怖いよ、ヤバいよって泣き言しか出ない。子供が怖いんじゃないんだよ、その後ろにいる親が怖いんだよ、ウッカリで殺されるかもしれないじゃん、いや子供も意味わかんなくてキモいしコエーけども!刃物持ち出されたら子供でも殺せるし、素手でも突っかかられて自衛したら過剰って言われるじゃん子供相手だと!抵抗できなければ子供相手だって大人が怪我させられるんだよ、当たりどころが悪ければ骨折くらいするよ!骨折すればさすがに親が慰謝料払うのかな?でも骨折したくねーんだよ、怪我痛いじゃん!ピンポン時は立て籠もったとして外出狙って突撃されたら防ぎようがないよ、だって近所のお子様だもん多分、いや近所付き合い無いから知らねー子だけどピンポンの頻度的に近所だよ!しかも複数の子供が近所だよ!どれが突撃してくるの?全部が来るの
?その親も来るの?コエーよ!怪我まで行かなくても生ゴミばらまくとか良く聞く嫌がらせじゃん!キツイよ!って丁寧なお言葉を心がけて吐き出した。対応してくれたお嬢さん、ほんとごめん。
そもそも子供たち、よくアパートの敷地内で遊んでる。というか雨とか降ってないといつも来る。遭遇するのは自分が休日の時だけど、それ以外の日も居るんじゃないかなー、この勢いだと。でも同じアパートの子ではない、単身者用。住人が招き入れてもいないと思う、大人が同伴していた事は無い。というか行動パターンからして近所の子だと思う。
自分が越してくる前から遊び場の一つだったんだろうな、まったく躊躇なく入ってくる。
近くに広い公園あるじゃん?広いだけで遊具もロクに無いけど立派な公園じゃん?そっちに行きなよ。
つーか小学校は放課後も児童を収容してくれないものだろうか、日が落ちるまで。ムリか、せめて保護者の監督があれば校庭開放するとか、そういう感じにしてくれれば正論で押し通して学校行くか保育所に預けろ、監督者をつけろ、虐待か?って言えるんだけど。言うだけは。
ほどほどに中途半端な田舎なので一軒家しか無いって事も無くウチ以外にもアパートの需要はあるみたいでポツポツは集合住宅もある。とはいえやっぱり田舎で一軒家は庭は狭くても箱は大きめで三世帯のお家多い。そして最寄り駅が遠いので車は一家に一台じゃなくて一人一台的な文化は濃い、つまり一家に二台以上は車がある。ガチ田舎とかガチ金持ちの住んでる地域なら三台でも四台でもガレージに余裕で入るんだぜ!ってなるだろうけども、はんぱな田舎なので、だいたい一台分の駐車場しかない建売住宅味も深い。不動産関係者はもっと考えて上げて!ムリだろうけど!っていう。半分くらいは必要な台数が収まる駐車場持ってるお宅も有るんだけどね。格差社会つらい。
ウチの隣も月極駐車場。コインパーキングだったら間違いなく煩いし不特定多数が出入りするのアレなので一階が店舗はムリって人種は避ける物件だし、自分も絶対に住まない。駅前とかじゃない住宅多いほどほど田舎の月極は自分の家に家族分の車入らないからって近所の人が借りてるパターンが多くて、そんなに頻繁には出入りしない。マンションの屋外駐車場くらいのノリ。駐車場はいずれ箱建てる予定地とは良く聞くので迷いはしたけど、入居前に聞いた所、実はアパートの大家の土地らしく、もう金ねーから箱は建てないって事だったので。気は変わる事もあると覚悟した上で決めた。
というのが長い前ふりで。何かっていうと地域柄アパートにも駐車場ついてる物件がわりとある。ウチもそうだ、という話。
車の止まっていない駐車場は子供の遊び場になりやすい。とはいえ、本当は遊ばせちゃ危ないしダメだし、そもそも自分が住んでる集合住宅の駐車場であるとか、契約してる月極であるとか、最初のハードルは有るハズだと今回の事があるまでは思っていた。
しかし子供ら気にしない。アパートの駐車場でめっちゃ遊ぶ。隣の月極駐車場でも遊ぶ。ブロック塀乗り越えるのすら遊び。アパート裏の側溝の蓋が格子タイプなので、持ち上げて落として繰り返してがっしゃんがっしゃん音立てて遊ぶ。遊ぶっていうか、側溝の蓋、どうして持ち上げるの?何か落とした訳でもないのに
?というか、よく持ち上がったな、自分はムリだぞ、腰をやってしまう。子供って頑丈だな、羨ましい。
近所の住人しか通らない感じとはいえ公道がコートだぜとばかりに蹴鞠ごっこに興じる。道で遊んじゃダメだよ!っていう教育ができてない子供とその親。怖い。でもって、ボールは相棒とばかりにアパートの外周を駆け、アスレチックのノリでアパートの外階段を上り下りして踊り場で隠れんぼする。やっぱりボールもある。無い時もある。やめろ、ウチのアパートの壁は薄い、紙のようにペラペラだ、貴様らの声も足音もボールも、振動という振動がよく響くんだ、前の道を車が通るよりも大きくな!
通り過ぎていくだけなら我慢しても、留まって遊ぶってどういう事なんだろう、しかも叫ぶ。なんで?
半年くらい前に一度、止めてねって言った事はある。
玄関前で何かずっと遊んでる声がするし転んだかなんかしたらしく、しきりに怪我を心配する声もした。
エ、ウチの玄関前で流血とか面倒じゃない、巻き込むな!現場検証とか聞き込みとかになったら面倒だよ、自分もいつか世話になる想定でご協力するのが社会人だけど、でも面倒だよ、今回その面倒かけたの自分だけど、他人事なら面倒だよ。じゃなくて子供が怪我したとか騒いでたら救急車居る?って普通の大人は心配する素振りを示すものなので疾く去ね!招いてもねーけど!じゃなくてお引き取りください。
ってことでドアチェーンしたまま開けたら小さい玩具を床にばらまいて円陣くんでた。何の儀式?って言いそうになった。
いちおう怪我の有無を確認の上で、ご用事無いなら知らない人のお家の敷地に入っちゃダメなんだよ?敷地ってお庭とかお車とか置いてある場所の事だよ、全部を塀で囲ってなくてもダメなんだよ、この建物にお友達が住んでるのかな?住んでないよね?じゃあ止めてめてね?って言っただけ。恫喝したとか親が出てくるとアレだから、できるだけ優しく穏やかにと自分に言い聞かせつつ。
同じアパートの住人は側溝の蓋がっしゃんがっしゃんの時に窓開けて怒鳴ってた記憶があるので、たぶん何の効果も無いだろうな、と分かっていたけど。目が合って無言で玄関閉めるのも感じ悪くてイチャモンつけられるかもしれないし、もう目が合った時点で終わってたからダメモトで言うだけ言ってみた。
原因これだろうな、きっと。
ずっと家に居るわけじゃないから気づくまで期間あったけど。気づいてからはアパートの駐車場と外階段アスレチック遊びにピンポンがセットになったからな。
あと遊びに来てるの気づかなかったり、やむを得ず洗濯物干しに出ると遊びの手を止めて全員でコッチ見るの。一人じゃない、三人から五人以上の10歳くらいの子供が一斉にコッチ見るの。コエーよ、気持ち悪いよ。自分、悪いことしてないのに、お前らが立ってるのアパートの駐車場なのに。もうヤダー。
子供もしくはその親が突進してきて怪我させられるか殺されるか、自分がノイローゼになるのか。もうなっているのか。
どれが先なんだろうとモヤモヤしている。
子供じゃなければ、勝手に敷地に入った時点でやりようもあるんだろうけど。子供じゃなければヘンな人なので自分はもう死んでいたかもしれず。
モヤモヤする。そして怖い。親が出てきたらどうしよう。やべぇ子の親はやべぇ親だよと思いがち。
吐き出してみたけど、ループるばかりだった。
あるケーブルテレビの会社はこのご時世にも訪問営業をやめない方針なんだろうか。
ピンと来る人もいるかもしれないけど、某ケーブルテレビ会社はメンテナンスと称して家に上がり込んできて、点検(5分ぐらいで終わる)をして残りの時間をとにかく営業に使う。
メンテナンスと書かれているし、マンション自体が導入しているから義務だと思ってちゃんと連絡をする人は多いと思う。
でも管理会社に聞くと任意らしい。任意なら義務感出さないでほしい。
ちなみに連絡しないと毎日毎日同じ内容のチラシをポスティングされる。
数年前に初めてその案内がポストに投函されたときはちゃんと日付を指定して訪問させた。
いらない雰囲気出しても粘るので、そろそろ出かけないといけないから…と言うと捨て台詞吐いて帰っていった。もう訪問させないようにしようと思った。
今年、コロナの話が広がってからこのチラシの投函がなくなった。
訪問する側の従業員のリスクも、家に上げることになる顧客側のリスクも高いからそりゃそうだよなと思った。
が、緊急事態宣言が解除されてしばらくして、例のチラシが投函された。
文面は変わらず、メンテナンスにおうかがいしますので◯日~◯日の間で都合のつく日程を教えてくださいと。
おいおいマジかよ…と思いつつ、コロナがあろうがなかろうが家に上げたくなかったので無視。
反応あった家にだけ行くんだろうか…。
そんなことを思っているうちにチラシに書かれていた日程になった。
やっぱり来ないんだな、それが安全だもんな、と思いつつ数日経った頃、チャイムが鳴った。
居留守を使ったけど、結局日時を変えて2回来た。2回めも居留守した。
隣の家の人は応答してたけど、家には上げずにインターホン越しだった。さすがに何を話していたのかまでは聞いてない。
特に高校生のときはアタマが悪かったので、ある程度レベルがある大学に入るために勉強ばっかしてた。
結果、第一志望はおちたけど第二志望だった北海道大学に入れた。
途中、親が自殺未遂を図ったりして介護が必要な状況になったため休学したりしたけど
=========
就職もそれほど困難ではなかった。
氷河期世代と言われる中でも最悪の状況の中、東京や名古屋や大阪の企業に交通費を出してもらい、いろんなところに面接を受けに行って最終的に自分の希望に合ったところに入れた。
でもなんやかんやあって、精神がやられてしまい、休職することに。
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今通ってる精神科の臨床心理士によれば、精神がやられた原因は小学生時代まで遡る。
うちは父親が人の気持ちを理解できない人で、その親である祖母はさらにおかしな人だった。
当時でいう分裂症だったらしい。
それで俺は小学二年の頃からその被害に遭っている母親の愚痴をずっと聞かされ続けてきた。
友達の家に遊びに行くと約束していても、母親が「話をきいてくれ」と言ったら3時間くらいは話を聞いていた。
とにかく父親や祖母、母方の祖父母や姉妹の悪口を聞かされ続けた。
それが大学に入って家を出るまで続いた。
泣きながらひどい声で「うわああああ!!」泣き叫ぶような電話をかけてきたこともあったし、「助けて!すぐに帰ってきて!」と電話を受け、次の日に飛行機で実家のある関西に帰省したこともあった。
上述の自殺未遂もその一つだ。
首を吊ったはいいけどロープが切れて落ちて、色んな所が骨折したので俺が面倒見ることになった。
専門家にいわせれば、プロのカウンセラーが受けるような愚痴を子供のころから延々聞かせたのは、精神的虐待にもあたるそうだ。
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次に、そんな中、付き合ってた彼女が死んだ。
二年ほどしたときに「会おう」という話になったけど、その一月前に死んだ。
普通だったら「それ、ただ遊ばれてただけだろ」と言われるとおもうけど、よく電話でも何時間も話したし、誕生日とかクリスマスにはお互いプレゼントを送ったりしてた。
相手が親のことを「お父様、お母様」と呼ぶような家だったので、かんたんには会えなかったんだろうと納得してた。
なのでやっぱり死んだのは俺には大ダメージだった。
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それを聞いてた他の先輩が、こっそり「大丈夫?」とメールを送ってきてくれた。
当時は平気なつもりだったけど、あれもダメージになってたらしい。
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そしてその頃、別の彼女と付き合い出した。
精神的に病んできたってことで話が合い、実際に会ったりもした。
このときは俺の職場は東京で、相手は九州だったけど、飛行機代とかは苦にならないくらいに稼いでた。
会社もある平日でも夜中二時とかに電話してきて、元彼の愚痴なんかを朝まで聞いてやることもあった。
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最初は3ヶ月だけのつもりだった。
それが結局1年以上休むことになった。
実家でのんびりしてこい、ということだったけど、実家は上で述べたような状況だ。
夜も眠れず、昼は動けず。
母親は自分がそうだったから、そうした生活にも理解を示してくれたが、父親はそうはいかなかった。
結局俺は転職することにした。
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新しい会社に精神科にかかりながら4年ほどは普通に勤めていたが、結局鬱病が再発して休職。
復職したときには俺の居場所がなくなったという同じパターンで退職した。
このときには精神も完全に病んで鬱病は双極性障害に進化していた。
世界がめちゃくちゃ素晴らしく思え、いろんな金儲けのアイデアを考えたり、いきなり勉強を始めたりしたあと、数日後、数週間後にはこの世の終わりのような気分になり、布団でガタガタ震えるようになった。
音をあまり通さないアパートに住んでいるにも関わらず、夜中に宴会をやってるやつらの声にも恐怖を感じていた。
朝3時にその部屋に怒鳴り込むように注意しにいったこともある。
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そんな調子で数年は失業手当とか貯金で生活していたが、生活費もなくなって今は生活保護を受給している。
43歳。来月には44歳になる。
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普通なら会社に勤めて金を稼ぎ、恋愛して結婚して子どもがいるのだろう。
俺にはその何もない。
友人ももはや居ない。
卒業後は誰とも連絡を取れなくなった。
今となってはあの死んでしまった彼女も存在したのか、俺のただの妄想だったのではないかと思う。
好きだったのには違いないけど、どうも違う気がしてきた。
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結局俺にはなにもない。
仕事もせず、ハゲてデブになったおっさんに需要などあるはずもない。
大切な物も特にない。
いつ死んでも別に構わない。
それくらいには人生を諦めた。
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ただ、双極性障害も最悪の時期は過ぎたのかもと思うことがある。
前ほど、音などに恐怖心を感じる頻度が多くはなくなった。
なので勉強をしつつ、県営のジム(障害者手帳があるから無料)に出向いて体を鍛えて、人生を向上させてみようという気も少しある。
50戸くらいの単身マンション。
めちゃくちゃ勧誘が来る。2、3日に1回は来る。
オートロックなのでアポなし訪問に対しては常に居留守を使うが、チャイムが延々と鳴り響いてとてもうるさい。
エントランスのオートロック前で延々部屋番号を押し続ける業者の人によく会う。
前のマンションより郊外。基本単身用だが広めの部屋もありファミリーやカップルも住んでいる。
アポなし訪問はエホバとNHKしか来ない。2ヶ月に1回くらい。インターホンで対応してお引取り願う。
エホバの人はここへ越してきて初めて遭遇した。ドアを開けたことはないが、子連れの場合はいたたまれない気持ちになる。
宅配は4階まで来てもらわないと在宅かどうかすらわからず、不在で持ち戻りになると申し訳ないのでできるだけコンビニ受け取りする。クロネコメンバーズは配達予告のメールをくれて便利。
1度だけ「新しいビジネスを起こしたので話を聞いてほしい」という人が来た。怪しいので帰ってもらった。
いわゆるおしゃれリノベ団地。隣り合う2室同士で階段を共有するタイプの物件。
4階まで頑張って階段を上っても4階×2室=最大8室にしかアクセスできず、勧誘の効率は最悪だと思われる。
こんなところまでいったいどんな人がやって来るのか楽しみだ。ちなみに駅からも遠いうえに坂だぞ。
昨日、夕方過ぎくらい。今はリモートワークなので、自宅で仕事をしていた。
普段は、宅急便かUberEatsくらいしか訪問客は無い中、珍しく「ピンポーン」とチャイムが鳴った。
はい、と答えると、画面の向こう側のお兄さんは「東京電力の代理のものです。電気の検診についてご相談があり、伺いました」と言う。あれ? 普段電気の検診って勝手にやってくれているのでは? と疑問に思ってもう一度聞き直すと、先ほどと同じ言葉で、さらに「ドアを開けてください。オートロックを解錠してください」と言ってきた。
はあ、東京電力の人って、こんなに乱暴な言い方するんだ。まあ今は電気の自由化だし、別の電力会社に変えようかな。なんて思いながら、仕事も落ち着いたし、まあ良いか、とマンションのオートロックを解錠。東京電力の代理の人間は、玄関先までやってきた。
チャイムが鳴って玄関のドアを開けると、開口一番その代理の人間は言ってきた。「すみません。電気の検診表はお持ちですか?」
支払いはクレジットカードだし、検針表なんて普段すぐに捨ててしまうので、「たぶん無いと思うんですけど」と答えると、食い入るようにこっちを見てきて「検針表をお見せ頂ければ、来月から電気料金をかなりお安くする工事が出来ます」と話してきた。
「おい!!!! こいつ東京電力の人間じゃないじゃん!!!!」
いやいやいやいや。今、令和の時代だよ。別の会社の名前を使って玄関を開けて工事を勧めるなんて、いまどきあり得ないでしょ。なんだこの詐欺営業。
突っ込んで話を聞くと、要点はこうらしい。
・あたかも「テプコ」の新サービスのように説明して切り替えさせようとする
・「その場で契約しろ」としつこい。そしてとにかく検針表の番号が欲しい。
「プラン形態を確認したいから検針票を見せてくれ」と何度も言われ、とにかく探してほしいとのこと。
無いものは無いんです。ごめんなさいと謝ると、東京電力に電話をして聞いてくれと。いや、おまえ東京電力の代理のものなら自分で聞いてくれよ。
詐欺営業の内容も理解したし、もう面倒だなと思ったので話を早く切り上げることに。ってかこのお兄さんマスクしろよ。
と「まちエネ」を追い返し、即スマホを手に取りTwitterで「まちエネ」と検索。案の定、同じような「詐欺営業が来た」みたいな内容のツイートで埋め尽くされていた。そりゃそうだよね……
ってか、東京電力の代理って言われたら、普通ドア開けちゃうよ。東京電力、勝手に名前使われててかわいそう過ぎる。
なんかなー。やり方気に食わないなー。あと、いずれこの方法はSNSを中心に問題になりそうだよね。とか考えて、一足先に消費者庁に電話をして、通報しておきました。
訪問営業は良いと思うんだけど、こんな人を騙すような営業方法は最低だと思う。もちろんローソンと三菱商事の代理の会社なんだろうけどね。