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はてなキーワード: 大根役者とは

2021-09-15

anond:20210915090804

質が同じなら出来るだけ安い材料で物を作って売った方が商売としては儲かるよな。

それと同じで人材が十分集まるなら企業給料上げる動機なんかないぞ。

1000万でメーカーが求めてる水準の人材がとりあえず集まってしまうってことだわ。

「1000万?ニートしてる方がマシだわ」みたいな人間だらけになったらたぶん給料上がるし、実際アメリカとかちょっと失業給付手厚くしたらそんな感じになって人材不足からの高インフレからな。

まあドラマ俳優はそのくらいだと大根役者しかまらないんだろ。

2021-07-13

[] ブラック・ウィドウ

自動車で移動するか電車で移動するか考えた時、高速代やガソリン代も考えると電車の方が安いな、という話をしたら「4人で割ったら自動車の方が安いです」と言われました。

ディズニー+のプレミアムアクセスの料金2980円(税込3278円)高いなーと思いつつも払いましたが、「カップルで見ることを想定している値付けでしょう」と言われました。アッハイ


男女平等女性解放を描いた作品だというのは

https://www.cinemacafe.net/article/2021/06/21/73463.html

https://virtualgorillaplus.com/movie/black-widow-review/

あたりを読んでいただければと思うのですが

5、6年前まではハリウッドセックスシンボルと言われていたスカーレット・ヨハンソンセクシーから売れたと言われたくないのはよくわかるし、事実ただの大根役者なのにセクシーからという理由だけで人気があるのだとも思わない。でもブラックウィドウスカーレット・ヨハンソンの撮られ方。

やけに尻Assが強調されている。


頭やうなじや肩は写らず、下半身背中側・ひかがみ側・ふくらはぎ側だけ写ってるカット(去り行くシーンなど)が多いのよ。

え?女性監督だったよね?? 女性監督女性の尻を美しいと思って強調して撮影してても全然おかしくないけど。

出身組織」によって自分の子宮が摘出されていることはアベンジャーズハルク相手ブラックウィドウ告白していました。

本作では、同組織に育てられた妹分のキャラクター(ミッドサマー)と二人で、内性器子宮の他、卵巣、卵管)が摘出されたことを父親に話すシーンもあります

今回その「組織」をやっつけるストーリーなんですね。

組織」にはブラックウィドウ分身ともいうべき、「幼いころに組織拉致されて組織洗脳されて組織に訓練されて殺人マシーンに仕立てられた女性」が沢山いる。彼女らを解放する≒女性解放映画というわけです。


なんで尻の話を書いたかというと、

女性ホルモンを分泌する臓器がないのにあんなに(スカーレットハンソンレベルで)女性セクシーさを顕現する人体が育つの

て疑問が・・・


ちなみに名前のある男性キャラクター

ブラックウィドウを追うシールドの偉い人

調達

レッドガーディアンクリムゾンダイナモ

・敵の親玉

しか出てこないので逆ベクデルテストパスしません。たぶん。

https://saebou.hatenablog.com/entry/2021/07/08/000000

2021-06-27

声優俳優やるのって俳優声優やるくらいエグいね

昨夜の世にも奇妙な物語死神役の梶裕貴は酷かった。

まず顔が悪い、スタイル悪い、華がない、演技が舞台がかってて大仰で古臭い、声だけ演技をしているのに顔や仕草が追いついてなくてチグハグ、声がドラマきじゃない、結果大根役者だった。

演技が下手なのに一つの部屋の中でほぼ会話だけで話が進む密室劇だったので見ていられなかった。

この役をやったのがこの役者なら面白かったろうにと色々考えながら見たが作品としては台無しだった。

この気分はなにか覚えがある、声優勉強全くしてない役者さんがゲスト出演してる作品を見る時のアレだと思い出した。

お互い不幸になるだけなので、お互いの領分に出てこないでほしい。

2021-06-22

ピエール瀧不可思議と仮説(2)

私が「ピエール瀧は、違法薬物密売組織にとって優良顧客だったから、映画等の大きな役(=違法薬物を買えるぐらい高額のギャラを貰える仕事)を優先的に回してもらえていたのではないか?」という仮説を提唱したところ、何人かの人間からは「ピエール瀧は演技が上手い」という反論が有ったが、それは本当のことだろうか?

仮に、それが本当だと仮定しよう。

その場合電気グルーヴ活動の片手間に役者仕事をしていたピエール瀧に、演技の専門的な訓練を積んだ人間たちが、その専門技能の分野に於いて軒並み「敗北」していたということになる。それは専門家として「恥」ではないのか?日本役者たちは、ピエール瀧に負けるような大根役者ばかりなのか?

そのような「能力疑問符が付く専門家」に果たして存在価値が有るのだろうか?

また、それだけ大根役者揃いということは、日本役者業界は、育成と訓練のノウハウが乏しいということの証ではないだろうか?

さらに、演技の仕事と並行して長年に渡って違法薬物を使用していたということは、結局のところ、ピエール瀧が演技の仕事で得た高い評価は「ドーピングしたアスリートが獲得した金メダル」と同じく紛い物に過ぎず、そんなものには何の価値も無い。

ドーピングしたアスリートSTAP細胞をデッチ上げた研究者追放されるべきなのと同様、違法薬物を使用していた芸能人も、業界から追放されるべきと私は考える。ピエール瀧が再出発するならば、芸能会以外で再出発してもらいたい。泡銭を手にしたならば、再犯可能性が高まるのだから

2021-06-15

anond:20210615015231

大根おろしがあまることなんてないだろ

自作ならちょっと水切りしないと果汁ボタボタで味が薄まるからあっというまに重さが半減する(かさはそれほど減らない)

それを売ってる揚げ物弁当にのせてみぞれカラーゲだのみぞれカツ丼だのにすればあっという間になくなるはずだ

なくならなければおろしたまま冷凍すればよい

台所の油っぽい部分の掃除もつかえる

錆びたハサミを研ぐとき大根の切れ端に粉のクレンザーつけてこすればピカピカ

スーパーなんか刺し身のツマだけでも売ってるとこあるしなんならツマ削りマシン市販されててローカロリー味噌汁の具にもなるというので人気なのになにをいっているんだおまえは

あと切り口にペタっとラップはりつけて冷蔵庫にいれればいつまでもさらないしなんなら塩ふっておけばたくあん進化しようとする

大根はあまり食中毒にならない←絶対あたらない←大根役者の語源になった

2021-01-16

僕は一生童貞だと思う。

もうすぐ29歳になる童貞です。吐き出させてください。

僕はとにかく女性との親密なコミュニケーションが取れない。

お互いを深く知るためのコミュニケーションなのに、会話そのもの目標になってしまっていて、気を遣っているつもりでも、結局は自分が傷つかないように、当たり障りのない、面白みもない会話しかできない。年頃の男なら知っていて当然の知識も、できて当然の振る舞いもできない。料理の美味しいお店も休日の人気スポットも知らない。好きなものはあっても、他人と比べて低俗だと思われるのが怖くて、その良さを語るほどの知識も語彙力もない。

自分女性との付き合いが下手だから、こんな自分では相手を楽しませられない」と勝手に諦めて、結局失礼な態度を取っていることに気がつけない。

自分に興味があるなら向こうから色々聞いてくるはずだ」と自意識過剰になりながら、自分からは決してそのようなアクションは起こせない。

悪い印象を与えたくなくて、相手を喜ばせる言動よりも自分が安堵するための言動しかできない。一歩踏み込んだ質問をすべきなのに、「相手不快気持ちにならないかな」などと無駄心配をしているようで、そんな質問をする自分気持ち悪がられないかと考えているにすぎない。

こんな拗らせ方をしていても、それを矯正しようとすらできない。

そのくせプライドだけはやたらと高くて、相手些細なミス性格の不一致に憤りを覚えたり、冗長LINEのやりとりにウンザリしたとしても、それを指摘する勇気はない。

自分がまともな恋愛もできない欠陥人物だと評価されるのが怖くて、古くからの友人にも職場の同僚にも、自分童貞であることを打ち明けられない。

セックスエロには憧れを抱くくせに、嫌悪感と虚無感とプライド邪魔をして風俗店に行くこともできない。

身だしなみに気を遣っているようで、トレンドの服を買うほどの自信も意欲もない。

そしてなによりも、「自分はそこまで悪くはないよなあ」などと根拠のない自信に自惚れ、自分の異常な欠陥を直視できていない。

さぞ日常生活コミュニケーションが取れないのかと思うだろうが、消防士として勤めている都合上、職場内での会話も、一般市民の方々と会話をする機会も多い。

特に救急隊員として出動した際は傷病者の怪我病気状態を訪ねたり、病院に着くまでの間に世間話をしたりもする。

傷病者の不安を和らげようと、柔らかい言葉表現を使い、時には冗談も織り交ぜる。

職場内では、人それぞれの性格雰囲気を見て、冗談と真面目を使い分けて話すことができているつもりではある。

これらはあくまでも仕事をこなすために必要所作で、深く踏み込むつもりがないからできる、一種の演技・役割のようなものだと思っている。

本来自分はこんなに明るくないし、冗談も言わないし、理解力のある人間ではないと自覚している。

上辺だけでもいいからそのコミュニケーション能力を使えばいいだろう、と思うだろうが、それができないからこんな酷いことになってしまったのである

更に言えば、消防士であることを鼻にかけて、自慢気に誇っているのも非常に良くない。

僕は自分コミュニケーション能力のある人間のように振る舞うくせに、コミュニケーションが取れないと嘆く、ペラペラで芯のない大根役者なのだ

女性が怖いのではなく、自分が傷つくのが怖いだけだ。

コミュニケーションを取るうえで多少の齟齬はあって当然だし、相手不快感を与えないような言葉を選んだり、悪いところよりも良いところを探すのが当たり前であるのに、僕はその当たり前が、女性相手にはできない。

凝り固まった固定観念、一方では高くもう一方では低い極端な自己評価、周囲の人間を心の底から信頼できない疑心暗鬼

恥を捨てて素直に話すだけでいいのに、それができない。

こんな醜い自分恋愛などするべきではない。

関わった人を傷つけ、不快な思いをさせるだけ。

いつかは一歩踏み出せると信じ、誰かが手を引いてくれるのを足踏みしながら待っているだけのクズ

それでも、なんとか変わりたいとは思っている。

思っているだけ。

無理だろうけど。

吐き出せる場所がここしかなかったから書きました。

罵倒でもなんでもいいから誰か応えてください。

自分でもどうしたらいいかもうわからないのです。

2021-01-08

なんで悪人ってみんなやらかすの?

功を焦りすぎなんだよ。勝ってるしこの間も勝っただろ?テレビカメラの前で数字ぶんどってまで。

その上弾劾とか言い出したけどさ、せいぜいあと2週間くらいで居なくなるんだから我慢出来るだろうに。

挙句宗教上の言葉を含めた言葉狩りだって?お前はいいけどお前の家族親族はどう思うかね。

からさま過ぎてつまんねえ奴ばっかだよな、もっと悪人らしく善人の着ぐるみちゃんと着て演技しとけよ。

大根役者風情が。

2020-08-29

anond:20200829200332

大根役者の演技を大根と見破るヤツとそうでないヤツといるじゃん?

2020-01-23

ごちそうさんは凄く良いドラマだった、

が、相手役は東出昌大でよかったのだろうか、演技が大根だと感じた。これはいったいどうなんだろうか、とずっと頭の上に??を浮かべながら見ていた。

杏はさすがの演技とキラキラした存在感原田泰造の全開の泰造っぷり、儲け役をマンキンで見せてくれた和田正人、役どころを掴んだ財前直見宮崎美子への開眼(あんな性の悪い演技するなんてもう!好き!)、キムラ緑子の手練れに翻弄される、吉行和子ぬか床ナレーション

そして何よりも、近藤正臣存在感あるダメオヤジぶり、ほれぼれするような古い大阪弁と貫禄の演技。

毎週のテーマごはんの美味しそうさ、食べるシーンのうつくしさ、高畑充希の瑞々しさと歌唱力への驚き、関西制作回ならではの茂山逸平を堪能など、話始めるときりがない良さだったのだが、西門太郎役は東出でよかったのか、と思いながら見ていた。

役どころには合っていたと思う。「家」と「妻」と「己」との間に宙づりになり、カチカチに硬く、あまり人生を上手くやれない男。やりたいことも能力もあるのに上手く回せずひたすら不遇を生きる男、狂言回しでもある主人公の妻に引っ張られて自分人生や家ともやがて融和していく、気の毒で不器用で愛おしい男。

東出昌大は、大根役者なのか。初めて演技を見たのが「ゆうたろうさん」だったので、役どころと合っていたのだろうと思う、あー大根だ、と一刀両断にはしなかった。不器用無骨演技をしてるのかなと思ってたのだが、他の演技や映画を見ても落語ディーパーなどでの素のしゃべりを見てもあんな感じなので、演技じゃなくて素でやってたかアレ、まぁ役者って役どころでもあるからそれはそれで、サイコパス役とかストーカー役とかドはまりしてたし、そういう役者になればいいよ、と納得させていたのだ。そしたらリアルサイコパス寄りだったんかなーという気持ちになってきた、不倫騒動の件で。

そもそも、杏が、双子が生まれた次の年にまた子供産んだ時にこつんと小さく引っかかっていた。双子ちゃん産んですぐ年子って杏ちゃんの体とか子育てとか…金持ちから金で解決できることも多かろうが、金では解決できない母体健康とか行き届かなさとか大丈夫…と心配し、でもまぁ女優さんは育児休暇期間をまとめた方が仕事復帰しやすいだろうし、夫婦で決めたことなわけでと思っていた。

んだけど、東出昌大は、双子が産まれてやっと離乳食で何とかなるかなぁという乳児育児真っ最中に次の子を仕込んでて、更にその最中にも平行して不倫を続けてたってことになる。相手女優不倫匂わせインスタ疑惑があるメンヘラタイプだ…不倫相手を見る目も無い。相当クレイジーサイコパスというか…セックス依存か何かなのかなとすら邪推捗る。へっぽこ系サイコパス

2019-07-14

anond:20190713234043

少なくとも日本カルチャーを幼稚にさせた一端を担ってきたのはこいつら。

どんなチープな音楽ドラマ映画にもねじまれ大根役者たち。

こいつらいなくてもEXILEオラオラ系が仕切るだけの話なんだうけど

2019-04-07

anond:20190406235734

推しかどうかは置いといて。大根役者やらせるってのが、実写化作品演者本人の宣伝のためにたいして演技が上手くないアイドル実写化に起用するのと似た苛立ちを覚える。

かなり話の軸がズレてるの覚悟で言うと、そんな大根役者使うくらいならもっとキャリアのある奴に演じさせるか、漫画とかとは関係ないドラマオリジナル脚本やらせろって思う。

2018-11-10

趣味演劇をやったら面白かった事あれこれ

アマチュアだが劇団に入って演劇をやっている。やってみて面白かった事を挙げていく。

・顔はメイクでどうにかなる!

俺は男だが、人の容姿メイクでこんなにも別人に変身できるのかとビビった。

イケメンにもブサイクにもなれるし老いたり若返ったりもなれる。

いや、乱暴感想だとは思う。メイクと言っても舞台メイク日常メイク全然別物だし、メイク映えするかしないか個人差があるのも解る。

でも普段化粧なんかしない男からすると、メイク面白ぇ!っていう衝撃を味わえた。

あと顔面コンプレックスが無くなった。

地顔の造形に拘って悩むのが下らなく思えた。

思うんだけど、何で男は化粧しない文化なんだろう?男がファンデ塗る程度でも気持ち悪がられたりするよな?

眉毛描くだけでもちょっとイケメンになるやん。男性メイク流行れば顔面コンプから救われる人もいるんじゃないだろか。

・1人の架空人物に向き合い続けるのが面白い。

素人劇団なので役者稽古に数ヶ月かけるんだけど、数ヶ月の間ずーっと同じキャラクターに向き合い続ける事になる。

最初は、ソイツがどんな理由でそんな台詞を吐くのか、どうしても心情が理解できず納得できない台詞が一つや二つ、必ずある。

一言を言うのがすげー大変だったりする。

たった一言に納得できないだけで、そこの芝居がマジで上手くいかなくなるのだ。

から稽古し続け、想像し続け、内面を考え続ける。

それやってると、理解できなかった台詞理解できるようになる。というか自分の中で辻褄が合う解釈が出来上がって、その台詞必然性が生まれるっつーか。

そうすると初めて芝居に血が通った気になり、意味不明だった他人に歩み寄り同一化できたような気になる。

そこで、この脚本書いた人はここまで深く考えていたのか、スゲーな!!と物書きへの畏怖を覚える。

今まで映画小説漫画を鑑賞してても無かった経験だ。

異世界に没頭できる。

稽古面白いけど、一番面白くて気持ちいいのは舞台の本番。

リアル大道具小道具衣装メイクと照明と音響の力で、そこが現実ではなく芝居の中の世界になり、自分は別人に変身し、作った感情リアルに胸に湧く。

これが凄く気持ちいい。

訓練して人力で脳内VRやってる、みたいな感じだ。

テレビ映画ゲームも無かった昔の人達でもこういう体験はできたんだなぁ…

・他のキャストの演技が自分に影響する

他のキャストの演技が上達すると、それに呼応して自分の演技が上達する事が往々にしてある。

相手台詞に力が宿って自分に届き、それまで出せなかった感情を引き出して貰う事がある。

逆にこちらの台詞にも力が宿って相手の芝居が変わる瞬間がある。

これがなんつーか、日常には無いコミュニケーションであり濃い感情のやりとりって感じなんだ。凄く面白い。

・不平等なんだけどそこがいい

例外もあるけど、男の役は男が、女の役は女が、老人の役は老人が務める、みたいに、自分性別や年齢や容姿、あらゆる面で配役が制限されまくる。

これが会社の人事採用だったら大問題だ。不平等まりない。

それに演技の上手い人よりもハマり役の人が主役に選ばれる事もある。

でも、主役が美味しくて脇役が不遇って訳じゃ無い。物語に登場する人物老いも若きも男も女も悪人も善人も色んな役所にそれぞれ作り込む余地があり旨味があって、各人が一生懸命になる。

しろ嫌われ役とか小心者の役の方が面白かったりする。またどんな大根役者にも必ず「ソイツにしかできない芝居」がある。

顔やスタイルや頭や性格がいい人が正義かい一元的価値観とは違った、もっと多面的人間の魅力に目を向けないと芝居が完成しない。

前より人間に優しくなれた気がする。

ほか、スタッフのやり甲斐とかも本当は語りたいけどこのへんで!

2018-10-18

オタク他人の「嫌い」に負けた話

厄落としのつもりで書き捨てる。

サブカルオタクをそこそこの年数やっている人であれば、好きな作品アニメ化コミカライズノベライズ舞台化、実写化した経験がある人は少なくないだろう。いわゆるメディアミックスというやつだが、コンテンツ提供側の思惑はさておき、既存ファン立場からするとよいことなのか悪いことなのか、実際に体験するまでわからない。

せっかくアニメ化したのに原作で好きだったシーンが悉くカットされていたりとか、実写化したのにおでんの具にした方がまだましな大根役者推しを演じてたりとか、まあそういう感じのがっかりメディアミックス枚挙にいとまがない。反対に、メディアミックスが人気を博してファンが急激に増えた結果、新参古参原作信者)の間で溝ができることもある。

で、これを書いている私は、割とメディアミックス前の原作をひたすら愛でる、いわゆる古参原作信者になってしまうことが多かった。学生の頃はアニメに期待をかけすぎたせいで「あんなに楽しい原作がどうしてこんなアニメになった!」「アニメだけ見た人に『原作もつまんなそうだな』と思われるのは嫌だ!」と何度も泣いた。

だいたいメディアミックスに潤沢な予算をつけてもらえるような巨大ジャンルにハマることがあまりないので、仕方がない。予算がない→アニメ等の出来がいまいち新規ファンがつかない→新参ファンが現れないので、古参新参バトルで思い悩むことがない…というのはまあよかった。

なお某覇穹は許す許さない以前に、思い出すと感情が虚無になるからなにも言えない。言えないんだ。

本題。そんな自分が珍しく新参側にまわったジャンルでのことだ。

もともと歴史の長い原作があり、数年前にコミカライズされた。そのコミカライズされた漫画にハマり、漫画の最新巻の内容よりもさらに先を知りたくて、綱を手繰り寄せるような調子原作にもハマった。ストーリーおもしろいし、キャラも魅力的だった。

私と同じように、漫画からハマって原作も好きになったという新参ファン大勢いた。しかも昔から原作が好きだった古参ファン漫画好意的に受け入れてくれている人が多かった。原作おもしろいのが大前提として、漫画版の評価客観的に見てとても高いのだ。ファン歴を問わず語り合える友達がたくさんできたのは、幸運だった。

そのうち、二次創作も始めた。ありがたいことに、何冊か出した同人誌好意的感想をたくさんいただいたりもした。オタクライフは充実を極めていた。

そんな中、ツイッターで知り合ったのがAだ。推し共通していた。

原作をていねいに読み込んで熱心に語っている人だった。ジャンルオフ会で実際に対面してみると、清楚で物静かなお嬢さんといった雰囲気女性だが、話す内容はズバッとしていてキレがいい。オタクらしくややこじらせている。ツイートの文面から受ける印象そのままだったと思う。

そのオフ会を機に、首都圏近郊の同士数人が集まってごはんに行くことが増えたので、私もAも飲み食いしながら推しを中心に原作のこと全般について語り合った。これまた充実していた。

そんな中で、私も他の人も、Aが長いこと我慢していたことに気づかなかったのだ。

Aの正体は、だいぶこじらせた原作信者だった。こじらせすぎて漫画版のアンチになっていた。

ツイッターではそれらしいそぶりは見せなかったが、オフで会っているときに「私あまり漫画版好きじゃないのよね」「(私)さんは原作好きなのに漫画も好きなの?」と言っていたこともあったような気がする。そのとき正常性バイアスみたいなものが働いて、それほどの人だとは認識できなかった。

そのうちAはツイ垢を非公開にしたりなんやかんややった。次に私が見たときには、FFから私やジャンルクラスタの名は消え、プロフィールに堂々と「漫画版が死ぬほど嫌い」の文字が載っていた。

以前Aとつながっていた人たちもこれに気づき対象をぼかしつつ「あの人どうしちゃったの…?」「仲良く過ごせていたと思っていたのに悲しい」とつぶやいていたことをよく覚えている。

先にも書いたように、漫画から参入してきた新参ファンが多く、また漫画版を好意的に受け入れている古参ファンも多いジャンルだ。漫画の最新話が出るたび、フォロイー全員がそろって「最新話のここが最高だった!」「今後の展開を踏まえてこう変えてくるなんてさすが!」等絶賛するタイムラインは、Aにとってさぞ居心地の悪いものだっただろう。

いったん区切りをつけたつもりのAは、プロフィールのみならずツイートでもこれまでの鬱憤を晴らすかのように、大っぴらに漫画版を叩き始めたのだ。

もうだいぶ前に見たきりなのであいまいだが、Aのつぶやきはこんな内容だったと思う。

このあたりで語られている改変はもちろん事実で、原作漫画の両方を兼任するファンからは「漫画という表現媒体ジャンル時代に合わせた改変」と受け止められている箇所だ。

ここが改変されているから嫌い、というボーダーラインは個々人で差がある。ドン引きしつつ、そこが嫌いならまあしょうがないだろうなあ、と思う自分もいた。

で、さらに遡ってみると

などのツイートも出てきた。

総合すると、Aは

漫画版作者が直接制作しているわけではないので、漫画派生アニメは許容する、ということらしい。私にはちょっと理解しがたかったが)

ということが読み取れた。

自分を含め、それまでジャンル内でつきあってきた人たちは、原作漫画版のどちらも好きな人ばかりだったので、交流を切られる対象となったのだと思う。仲良くしていた時期のツイート風貌を知っていると、Aが豹変したように見えた。

結局Aはツイッターから姿を消したが、Pixiv二次創作の新作を挙げるたびに、その作品キャプション漫画版を口汚く罵り続けていた。初めは彼女のことを気にかけていた人たちはいなくなったのは自然の流れだ。代わりに、Pixivの新作が上がるたびに「またあの人暴れてるよ…」というニュアンスツイートがこっそり流れることもあった。私は無駄と知りながらも彼女作品(中身は見ない)を「違反報告」し続けた。

過去、別ジャンル古参原作ファンだった自分を思い出すと、好きな作品メディアミックスが気に入らなかった場合はその媒体をなかったことにして原作だけ楽しむようにしていたと思う。なにかの拍子に思い出してしまったときは、気心の知れたジャンル友達と「ほんとあの実写版主人公セリフ改変わけわかんなかったよなー」などと笑い話のネタにするのだ。

Aがそうできなかった理由は、まあわかる。好きなものを存分に語り合えるファンはたくさんいたのに、自分と好悪を同じくするジャンル友達に巡り合えなかったからだ。彼女孤独だった。漫画版のあれもこれも嫌いだ!と愚痴を言える場所は5ちゃんねるしかなかったのだ。

その後ずいぶん経ってから、結局私はそのジャンルを離れることにした。たくさんの友達ができたし、まだまだ好きでいたかったが、「そのジャンルを好きでい続けるメリット」を「そのジャンルを好きでい続けるデメリット」が上回ってしまたからだ。

デメリット理由はいくつかあったけれど、Aの件も含まれた。Aの強烈な「嫌い」という名の毒ガスを浴びた結果、自分の中の「好き」という気持ちが弱っていたのだと思う。

偶然とは恐ろしいもので、今週、久しぶりにAのツイ垢を見つけてしまった。つい最近まで鍵垢にしていたのを公開にしたらしい。

彼女は元気だった。元気に(鍵垢で)漫画版叩きをやっていて、「そろそろ漫画版のファンも少なくなってきたから外に出てもいいかな」(意訳)とつぶやいていた。

またあの疲労感に見舞われた。できる範囲健全に楽しもうとしていた自分のふんわりした「好き」という気持ちより、Aの確固とした「嫌い」という気持ちが勝ったのだと思った。なんというか、次元がちがった。

手持ちのすべてのアカウントでAをブロックした後に、これを書いている。

一般的幸福快楽を伴う「好き」という気持ちは、あまりにもデリケートで、自分の手で守らないと弱ってしまう。他人であるAをどうこう変えることはできない以上、私は早めにAの存在シャットアウトして、私の「好き」を守ってあげないといけなかったんじゃないかと思う。まあ相手ブロックする以外に具体的な守り方はわからないのだが。

おそらく死ぬまであの調子のAを内包して、ジャンルは今後どうなるんだろう。もう自分には関係ないけど、ちょっとだけ気になった。

2018-07-13

anond:20180713222951

有り体に言えば彼は「実績も経験知識もない安倍晋三」だから

唯一持ってるのな反原発なんだけど、反知性主義権化みたいな主張なのでむしろ原発削減の障害しかなってない

国会前の反原発デモに極左過激派の幟があちこち立ってるのは知られた話なのに、それをテレビで突っ込まれたら「ええっ、そんな団体がいるんですか!?私は一度も見たことないんですけど!?」と大げさに驚いてみせて、とんだ大根役者だなと心底呆れたよ

2018-06-21

コミュ障が無理やり行動して、たくさん人と出会ったよ

全然楽しくねーわ 気を遣うだけだわ

何も変わんないどころかますます人嫌いになったわ

好意って武器ボカスカ攻撃してくるわあいつら よく自分の好きなものズケズケ勧められるわ

恥ずかしげもなくよ、もし受け入れられてもらえなかったら・・・とか考えないのかな?自信に溢れすぎだろ・・・

俺は興味ある振りして何とか合わせてるだけだっつーの、マジに受け取るなよ こんな大根役者によ

もう疲れたわ お前らに合わせるのはよ 楽しいふりするのはよ

なーーーーーーーーんも変わんねえよ、ショック療法とかそんなもんは存在しねえよ

環境適応しねえよ 人間が水ン中で息吸えるか?

もっと適当に人と付き合いてえよ

2017-08-17

スケベをしてる時はスケベな顔をして欲しい

何もあられもない声を出せと言ってるんじゃない

その点、BL快楽がモロに顔に出てるから素晴らしい。全身で官能体現しようとしている。

ホモに勝る三次元があれば別だが、大根役者ばかりで萎えるんだよなあ。

2017-08-11

会社がつまらないのは従業員が皆、大根役者から

人に合わせるとか人を気分良くさせるとか、業務を円滑に進めるために見せる態度とか口調とか、そういうことの表現が全て大根からスギスした雰囲気になるし、リズムは合わないし、イライラするし、ムカつく。出演者大根じゃそりゃ見られたもんじゃないわ。

2016-08-28

うそう、シンゴジラ虚構はいいんだけど現実がさっぱりゴミカスなんだよなあ

あれ見てリアルっていうのが本当に分からん

演技はクサいし全体的の端折り方、説明をあえてしないところ、

上げだしたら切りがない展開の虚構

あれが日本の政治家のリアルだと思ってる

それよりも避難用のエスケープ使ってテンション上がってる一般人の方がよっぽどリアルだった

ぶっちゃけ全員大根役者レベルのクサ演技だったよ

騙され過ぎだから

2016-08-06

シン・ゴジラ興行的に成功してほしいなあ

タイトルが言いたいことの全てなのであとは蛇足なのだけれども。

シン・ゴジラ、観た。もうなんていうか最高なのだけれど、他にいろんな人が感想を書いてくれているのでここでは書かない。

ただ、一つだけ思うことは。この映画の動員が多くの人を動員して、興行収入歴代ゴジラ最高とか、そうはいかなくても今年のトップ収入になるぐらいになってほしいなあ、と。

この映画徹頭徹尾総監督脚本である庵野秀明の考えが注ぎ込まれている。その考えを実現するために、樋口真嗣が、東宝が、その他大勢スタッフ役者が頑張っている、という構図に思える。庵野秀明の「やりたい!」を、周りの皆が「やろう!」と考えて実現している。

これ、かなり凄いことなんじゃないかクリエイターの考えたことを思う存分サポートして、こうやって作品として完成させている。ある人物のこだわりを貫き通して、それが形になっている。クリエイターとしては最高の環境だ。

クリエイターが想いを貫き通すことで、商業的にも成功すれば、「クリエイターには金を与えて思う存分やらせよう、スポンサーは口出ししなくていい(しないほうがいい)」という流れができるのでは。スポンサー政治力によって、クリエイターがやりたくもない要素(取って付けたような恋愛要素、作品に不釣り合いな主題歌、不相応な大根役者ゲスト出演などなど)を強いられる、といったことが少なくなったらいいなあ、と思う。

幸い、「シン・ゴジラ」の出だしは好調なようだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/11834365/

作品好き嫌いはあるとは思うのだけれど、とかく多くの人が観て、好きになってくれる人がもっと増えてほしい(その分嫌いな人も増えるのは仕方が無い)。

2016-01-15

教材用VTR

あれって小学校の時に見たもの大学生になって見たものもどれも大根役者から内容なんか頭に入らねえんだよなぁ。

どうにかならんのかな

2015-07-31

[]よくある質問

望むと望まざると関わらず、権威を持つということは、そういうことだ。

今回は映画関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.「超映画批評」への信頼度が人によって両極端なのはなぜですか。

「誰がどう見ても駄作」の批評への信頼度は高いが、そうじゃないときは個人の限界をモロに露呈させているからさ。

例えば、調子に乗って無意味な続編を作った映画として、私は「トワイライトサーガ系列をよく挙げるのだが……。

おっと、勘違いするなよ。メインターゲット層にの視点を絞っていえば、「トワイライト」はその役目を間違いなく果たしている。

ただ、分不相応流行り、調子に乗って無駄な続編を作ったのがダメというだけさ。

特に、そのシリーズの中でも「エクリプス」は、蛇足と駄作の境界で反復横とびしているような出来でね。

シリーズも板についてきただろうに未だ大根役者デフォルト顔がお口ポカーンヒロインのベラ。

少年雑誌ラブコメ漫画失笑するレベルの、「ニュームーン」での不自然三角関係を無理やり継続

明らかに吸血鬼エドワードのほうになびいているのに、ベラが狼男ジェイコブにキス要求したときは、新喜劇ばりのズッコケをしてしまったよ。

シナリオも、シリーズ全体から考えて不必要だと断言していい内容の薄さ。

唯一褒めたいアクションシーンすら、カップラーメンができるのすら待ってくれない。

そんな「エクリプス」に超映画批評は何点つけたと思う?

75点だ。

トワイライト」、「ニュームーン」よりも高い点数をつけてしまったんだ。

しかも、あのサイトではかなりいい方だということも、信頼を損なうには十分な理由だね。

最終作で、無駄パート1、2に引き伸ばした「ブレイキング・ドーン」の批評? 

ないんだな、これが。

あと、これは私にとっての例で、他にも明らかに変な点数をつけて批評をしているから、試しに探ってみるといい。

はいえ、これは超映画批評権威なんてないという話なだけで、そもそも個人の感想なんてアテにならないものさ。

もちろん誰にだっていえるが、大事なのは君が実際に観て感じた体験、それこそが真実なんだ。故に、己自身という「個」に勝る評論家存在しない。

批評がなければ映画が観れない、或いは批評を読んだだけで映画を観た気になるような輩でなければの話だが。

まあ、色々けなしたが、酷い低得点ときは割と信頼できると思うので、あのサイトは話半分で読むことをオススメするよ。

別に前田無一氏の人格までどうこういうつもりはないし。

Q.マントの似合うヒーローバットマンですか、スーパーマンですか。

その二択だけ?……じゃあ、スーパーマンで。

バットマンはカッコイイかもしれないが、私からすればあれはコウモリコスプレしたおっさんなので。申し訳ないが。

私がそう思うのは、やはり数十年前のTVドラマの影響が強いね(OPでひたすらバッマーンっていうやつだ)。

ファンにとっても、バットマン世間に知らしめたという意味で功績は評価するが、いかんせんコメディ色の強さが今のダークな世界観を好む層には合わない。

映画バットマンが、ボンバーマンのように爆弾を持って走るシーンや、サメ撃退するシーンはいま見ても面白いが、滑稽すぎるともいえる。

バットマンロビン」の評価を見てもそれは伺える。

残念だが、いまのバットマンに望まれていないんだ、そういうのは。

だって、好きなバットマン映画を挙げるなら「マスク・オブ・ファンタズム」を挙げるしな。

ああ、アニメテッドシリーズだよ、すまんな。

はいえ、アニメテッドシリーズとあるエピソードで、TVドラマバットマン俳優声優で参加したこともあるし、やはりTVドラマ版を無下に扱っちゃダメだとも思うんだ。

くれぐれも、リスペクトを忘れないことだよ。

ダークナイト」の吹き替えを観た時、声優がちゃんとクリスチャン・ベイルバットマン喋りをマネしていて吹き出しそうになったんだが、つまりそういうことだ。

2010-12-02

海老蔵人間国宝まとめ

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