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2011-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20110920153054

韓国人留学生が多い学校にいた事があるけど

しか韓国から来た女の子は、日本女の子より気が強いように見えた。

ちょっと口をとがらせながらまくしたてる感じで、よく喋る。

韓国男性もよくしゃべるし、女を見たら声をかけるのが礼儀ラテン系のノリで、女の子ちょっかい出してる事が多かったのだけど

日本女の子なら愛想笑いでかわすところを、韓国の子は口をとがらせて応戦してる感じ。

2011-08-06

ネトウヨだった俺が最近ネトウヨいかに気持ち悪い存在かを語る

ネトウヨ批判してる中高年は、そもそもネトウヨがなぜネトウヨになるに至ったかという過程を理解していない気がする。

そこで僕がわざわざ昔ネトウヨにかぶれたルートを示して、なぜ人間ネトウヨになるかを明らかにする。

そしてその後いかに今のネトウヨが気持ち悪い存在であるかも明らかにする。



いかにして余はネトウヨとなるに至ったか

多分4,5年くらい前になるんだと思う。

当時windowsMEユーザーで、中3か高1くらいだった余は一日六時間くらいネットをやっていた。

2chはたまに覗いてみたが、あまり面白いとは思えず、

アングラ気分を味わうために書きこんでみるだけで、大して入り浸るようなことはなかった。



しか歴史が好きだった小生は、いつしかテッサ先生の補習授業」とか、そういうサイトを見るようになった。

http://iroiro.alualu.jp/sekaisi/tessa/Sekaisi01.html

具体的な流れは覚えていないが、ここら辺で「南京大虐殺捏造である」という主張をするサイトに行き当たった。

ちょうど当時『嫌韓流』が出版されるなど、ネット上で反中反韓ムーブメントがまさに勃興している時期であった。

そもそも学校左翼教師に出会わなかった小生は、南京大虐殺を知ったのはこれが最初であった。

(典型的ネトウヨルートである2chν速入り浸ってるうちにネトウヨ化ではない点に注意)



純粋であった小生は割合簡単に反韓感情を持つに至った。

高一くらいがピークであっただろう。

日本を貶めて、中国韓国を賛美するような記事を見ると胸がムカムカしたものである

例の「資源がなくて戦争でボロ負けして領土が狭い日本世界二位の経済力を得たのは奇跡」みたいなことを

長々と書いたコピペを読んで、自分の胸の中の愛国心が洗われるような思いがしたものである

外国人参政権が実現すれば地方は乗っ取られると思っていたし、民主党売国政党だと思っていた。

(今では2chネトウヨに対して「独島韓国領土だよね(´・ω・`)」「日本中国にごめんなさいしないといけないよね(´・ω・`)」とか煽ってるけど)

感情は薄れていったが、消えることはなかった。



大学に入ると、大学には中国人韓国人留学生が何人かいた。

最初は反発があったが、話してみると、むしろ日本人よりも真面目で、

というより日本人大学生のチャラチャラしたクソっぷりと比べたら、断然僕は彼らの方が「良い奴」だと感じた。

事ここにいたって、ネトウヨの言う「日本人は素晴らしい! 韓国人中国人は劣っている!」という主張が、完全に間違いだと気づいた。



最近ネトウヨの気持ち悪さ

そういう訳で今ではすっかりネトウヨに対して冷ややかになっている。

別に左に鞍替えした訳ではないけれども、ネトウヨの主張はあまりに薄っぺらい。



最近どんどんネトウヨは劣化していっている。

僕が「染まった」時期のネトウヨは、

南京大虐殺捏造

日本はもっと国益重視の外交をすべき」

在日は追い出せ」

という、まあ排他的で偏っているにせよ、一応「論理的な主張」はしていたと思う。



今のネトウヨ

「ウジテレビ韓国人使いすぎ!」(←テレビ見ないんじゃなかったのか?)

花王不買運動しよう!」(←日本企業ダメージ与えてどーすんの?)

「KARAとか少女時代とかきめーしw整形乙」(←そういえば「朝鮮人ブサイク」っていう設定だったねネトウヨの中では・・・

もうさ、「ファビョる」って表現はむしろネトウヨのためにあるんじゃないの?

なんかもう理屈じゃないんだよね。

ネトウヨって。

韓国とか中国とかが感情的に嫌いで嫌いで仕方なくて、そのために現実理屈の方をねじまげちゃうレベルに達してる。



多分この記事書いても、ネトウヨは「ああ在日か」「ブサヨさん乙」「キムチくせーんだよ」みたいな反応しかでてこないと思う。

ただ右左に関係なく、まともな頭を持ってる人だったら、この記事に書いてある内容はわかってくれると思う。

皆薄々感じてるだろ?

ネトウヨがどんどん気持ち悪くなってて、頭も悪くなってるって。

2011-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20110715232255

死んでほしいとまでは思わないが、経済学大学院生なのに

平方根を知らない中国人留学生には驚愕した。

あの国はできる人とできない人の差が大きすぎる。

2011-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20110629091021

ミッドナイトシーサイドでいかにもイリーガルメンズが、周囲はビーチではしゃいで遊んでるのに

ミッドナイトの海を一台だけ航行してたShipをマジガン見してたんですけど

周囲はどん引き不振がって「あの人たち何しに来てるんだろうね」ってチラチラ見ながら皆で言ってて

拉致にでもきてるんじゃないの」って冗談で言ったら、メッチャ大受けした。

(まだ横田めぐみさんの拉致TVの話題になり始めたものの「拉致」を否定する人も多かった時期)

もちろんこの時点では冗談で言ったつもりだったが、聞こえちゃったみたいで、船からこっちにガン見する対象を変えてきた。

帰るときに車で追跡されて猛スピードで追っかけられて何とか振り切ったけど

拉致」って本当の話だったんだとガクガクブルブル

私の冗談が一緒に居た友達まで巻き込んで危険な目に合わせるとは申し訳無かった。

うそれ以来、リアルでもネットでも「在日」怖くて。子ども留学生なら平気なんだけど。

夜中車で追っかけられたらやっぱ怖いって。

転載禁止な。怖いもん)

2011-06-27

BLと在日

注:加筆修正しました

最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネット同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。

なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。

いや、こんなにもアニメ漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイ二次創作に興味を持って腐女子腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。

そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。

というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。




倉科るり=金蓮花   在日のBL小説家

倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。

けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。

実はこの作家さんは、コバルト文庫金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネット検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。

さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルトノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島舞台仙人精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。

金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人外国人北朝鮮国内金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズ物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーロー新羅英雄金庚信である

ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本アメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。

金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。

彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校お祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。

そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説コバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティ価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議土下座までしたそうな。ましてやBLをや。

まぁ、BLを書くときと少女小説ラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbasso秋月こお榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。

ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。

ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山中国語では長白山)の守護仙人精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。




高城響、鷹匠早紀    在日の攻め

studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲーム乙女ゲームシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。

そのサイト大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会い恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである

『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。

しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。

ところで、この物語の攻めは、大阪出身関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的関西人という印象を受けた。

神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。




檜原まり子   日韓ハーフの受け

BL小説家檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台アジアオセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。

正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。

受けの母親日本人医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。

というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティ朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。

なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。




タカヒサ亨 渡来人カップル

『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台飛鳥時代日本で、有名どころでは葛城皇子中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。

主人公(受け)は、百済から渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである

職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。

日本舞台なのにあえて渡来人カップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。

もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。

ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。






コメント返し

ハテブやツイッター増田2ちゃんねるコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。


興味深い記事/勉強になった。/ほう。/おもしろい。

恐縮です。ありがとう

なんでこんな興味深い記事が増田なんかで書かれるんだ……いやまぁ理由は明確に推測できるんだけど。

自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田しました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから

金蓮花くらいしか思いつかなかった。/金蓮花さんは有名だよね。/ 金蓮花は私がコバルトを熟読してた時代の後の人で懐かしい。/金蓮花の作品なら子供の頃読んだことあるな。/金蓮花さんなつかしい

私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目していますラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。

違う文化がベースから、私から見たらよく分からないのかもねと当時は思ってた。アメリカ人日本とか中国に感じてるオリエントな感じってこういうのを言うのかなーと中学生の私には興味深かった。/舞台設定もそうだけど、登場人物たちの価値観や倫理観が自分の知っているものと異なる面もあって、それはそれで興味深かった。

確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教ベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。

「オレ、在日やん」。か。読んでみたい。/記事中の作品をどれも読んでみたい。

ネットで読める作品もるし書店図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。

日本では掛け算、欧米では×ではなく/(スラッシュ)なので割り算。

全然関係ないけど、最近アメリカスラッシュ翻訳されて日本書店の店頭に並び始めましたよね。日本語海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。

「「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」」あるあるwww

お仲間発見。やっぱり他にも同じ経験のある方がいるんですね。

この語り口、既視感が。/この特徴的な文体Twitterのどこかでみたような?

皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。

韓国人って恋愛もの入れ込むよね。日本人もだけど、なんかより情熱的っていうか

韓国人日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。

しかし、作者や登場人物が在日だろうとハーフだろうと、作品に影響なければ関係ないのでは?/BLを前にしたら作者が在日とかどうでもいいんだけど、気になる人もいるんだ

確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。

在日コリアンに限らずこういう風に創作の中に登場するマイノリティを振り返ってみるというのは興味深いよね。/こういう考察もあるのだねー。/いわゆる『キャラ属性』のフレーバー要素として、在日コリアン・その他を入れるか等。ただ、ふらっと使おうにも"実はよく知らない"事が多いのも、また事実。/彼も特にエスニシティ面で特筆されるような描写はないが、魅力的。

創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロアマアマラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています

2011-05-30

韓国の新国籍法関連

ネットで色々言われてる根拠はこの辺か?

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/pdf/024506.pdf

一通り読んでみると、如何にあの国の兵役忌避が深刻な問題となっているかがよく分かる。

ただし、この時は国民感情などを考慮した結果、実現には到らなかった。韓国では重国籍が一部上位層の特権や兵役忌避などの不正と結び付けられ、否定的なイメージで語られることが通例であり

政治家の息子や大企業御曹司がこっそり免除されたりとかしてたんだろうな。

2005年には、遠征出産による重国籍者は兵役義務を履行しなければ韓国籍を離脱(外国籍を選択)できない旨の法改正も行われた。

法改正しないと歯止めが利かない位に横行してたのか。

2008年4月30日に開かれた李明博大統領主宰の第 2 回国家競争力強化委員会会議では、韓国人留学生海外残留などによる頭脳流出兵役義務履行者の減少や、優秀な外国人帰化を断念する状況を改善する必要性があること、

海外出産してそのまま帰国せず…ってケースへの対応か。

国籍容認の範囲を兵役義務履行者と優秀な外国人(①案) 、①案に兵役免除者と兵役義務のない女性を追加(②案) 、①案に一定期間(例えば 2 年)社会奉仕を行った兵役免除者と兵役義務のない女性を追加 (③案) の 3案に分けて比較検討を行った (優秀な外国人以外はすべて非自発的な外国籍取得者に限る) 。

①については兵役忌避を防ぐという理由から、②については国際結婚離婚率が高い現状では、家族解体を促進するとの理由から、③については兵役義務を履行しなくてもよいなど無条件で重国籍を認めるのは時期尚早との理由から、それぞれ除外された。

改正案は同日採決が行われ、投票総数192票のうち賛成156票、反対19票、棄権17票の賛成多数で可決された。

圧倒的多数やね。

ただし、韓国には兵役制度があるため、兵役義務のある男性場合兵役免除者などを除き、兵役義務を履行しなければ重国籍が認められない

また広義の遠征出産による出生者は、兵役免除者や兵役義務のない女性などを除き、兵役義務を履行しなければ外国籍を選択 (韓国籍を離脱) することができない

男性国籍離脱の自由に制約が課されたわけだ。

これは、国内に生活基盤を置いているにもかかわらず韓国籍を離脱することによる社会的違和感を解消し、国民統合寄与するとともに、兵役義務を履行すべき人材流出を防ぐためである

兵役逃れのために、外国に住んでる実績が無いのに韓国籍から離脱するというケースが多かったんだろうか。

2011-05-27

映画運命背中情報まとめ ※非公式

基本情報

 運命背中
英題The Back of Destiny
監督出山知樹
出演者出先拓也 大林伊原武文 竹元恵美子 他
美術恩田敏夫
音楽新垣隆 佐村河内守
製作出山ひさ子
上映時間40分
製作2009年
製作日本
言語日本
予告編www.youtube.com/watch?v=jR5MLx7etik
Twitter@unmeinosenaka
ハッシュタグ#unmeinosenaka #back_of_destiny
Facebook運命の背中 ― The Back of Destiny ―

上映情報


上映記録

2016年08月28日広島 東広島芸術文化ホール くらら
2015年12月06日広島 廿日市市阿品市民センター
2015年11月07日広島 広島大学 第64回広島大学大学祭
2015年08月03日広島 広島河内公民館 広島公民館被爆70周年事業
2015年07月19日広島 サテライトキャンパスひろしま ヒロシマを語り継ぐ会
2015年06月21日広島 あいあいプラザ
2014年10月02-04日広島 横川シネマ
2013年10月26日滋賀 ノートルダム教育修道女唐崎修道院
2013年08月05日広島 カトリック幟町教会 カトリック広島教区平和行事2013
2013年01月16日広島 広島市立大学
2012年08月24日広島 己斐公民館
2012年08月07日広島 広島女学院大学 BGSU Peace Seminar: Hiroshima and Beyond
2012年08月05日広島 ゆいぽーと(広島男女共同参画推進センター
2012年07月28日広島 広島留学生会館
2011年10月30日長崎 長崎原爆資料館ホール 長崎国際平和映画フォーラム
2011年08月13-14日埼玉 矢尾百貨店 平和のための戦争展in秩父
2011年08月06日広島 レイノ・イン広島平和公園
2011年07月31日広島 八丁座・弐 ヒロシマ平和映画祭プレ
2011年07月30日広島 広島留学生会館 留学生市民による平和フォーラム
2011年07月09日埼玉 所沢市中央公民館
2011年06月11日東京 渋谷アップリンク
2011年05月28日広島 美容室BALLET
2011年04月16日米国 Japan Film Festival LA 2011
2011年02月20日埼玉 秩父歴史文化伝承いのちをつなぐ~原爆荒川の話~
2010年10月16日広島 広島五日市中央公民館 広島ビデオ倶楽部公開映写会
2010年08月06日広島 レイノ・イン広島平和公園 魅力向上プロジェクト2010平和朗読会
2010年08月06日広島 広島国際会議場 ヒロシマの心を世界に2010
2010年08月01日埼玉 浦和コルソ 2010平和のための埼玉戦争
2010年07月31日広島 サロンシネマ
2010年04月10日広島 県立広島国泰寺高等学校
2010年03月17日広島 カフェパコ
2010年03月13日広島 広島市西区民文化センター ひろしま横川映画
2010年02月06日広島 横川シネマ
2009年12月12日広島 広島国際会議場 ダマー映画祭inヒロシマ
2009年12月05日広島 庄原市口和郷土資料館

参考Tweetハッシュタグ略)

snip)「見るに当たって参考文献などあれば」…とご質問いただきましたが、監督としては出来れば頭をまっさらにして見ていただきたいそうです。決して難しい内容ではないので肩の力を抜いてご覧ください。

http://twitter.com/unmeinosenaka/status/69409574981087232 (2011/5/14 23:31)


キーワード

うんめいのせなか unmeinosenaka the back of destiny 上映会 試写会 映画 出山知樹 NHK アナウンサー でーやん #nhk_deyama

lastupdate20171107203700

2011-05-10

あのぼっち女子毎日どんなことを考えていたんだろう。

大学とき、いつも前から2番目の左端に座っている女性がいた。

授業の履修は自由とはいえ、同じ学部学科だと時間割は被ることが多く、週に何度彼女を見かけた。

垢抜けない服装、髪型メガネぽっちゃり体型。いつも1人でいた。

別段、彼女が目立っていたからよく見ていたわけではない。

前の方の席に座っている人間は大抵いつも同じだったので、名前は知らずとも顔を覚えてしまったのだ。

韓国人留学生とか腐女子3人組とかオタグループとかぼっちとか、いつもそんな人たちがいて、

僕は前から5番目右から3つ目の席で眺めていた。

僕はよくサボったり遅刻したしたが、彼女は一日も欠かさず出席しているようだった。

ノート完璧に取っているし、授業開始5分前には定位置についている。

2限の授業が終わるとすぐに教室を出ていき、

ベンチで自宅から持ってきたと思われる弁当を、やっぱり1人で食べていた。

テーブルがある空き教室で食べればいいのに、と僕はよく思った。

そのうち、僕は彼女がいつも何を考えて授業を受け、弁当を食べているのか気になってきた。

何が楽しくていつも1人でいるんだろう。

ある日、彼女弁当を食べているベンチの周りに人がいなくて静まり返っていたときがあった。

かに見られることもなさそうだし、ちょっと話しかけてみようかなと思った。

まあ実際は思っただけで、そんなことをする勇気は僕にはなかった。

同類だと思って同情してんじゃねーよキモオタ、とか彼女に思われるのはご免だった。

それからも2、3度話しかけてみようかなと思ったこともあったが、結局実行に移すことはなく。

つの間にか彼女を見かけることもなくなり、卒業してしまった。

あのぼっち女子、今はなにやってるんだろうな。

2011-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20110413170937

約6万人いる外国人生活保護受給者で帰国したのは60人程度。

10万人いる留学生永住外国人ですらない)の中で帰国したのは約1万人。

全体で「逃げ出した」割合なんて推して知るべしだよな。

あ、東北関東人で一時的に西日本実家に戻ってる人の数もついでに調べといてくんない?

2011-03-13

京都市民が感じた2011年東北地方太平洋沖地震

はてなという会社が存続し続ける限りはこの匿名ダイアリーの記事も残るはずで、あるいは、はてながつぶれてももしかした匿名ダイアリーログは残り続けるかもしれないから、後世のためにこの二日間、京都に住む普通大学生(若干だめな感じだけど)が何を感じたのかを書こうと思う。原発放射能漏れがほぼないと分かり安心したのもつかの間(犠牲となった方がいたのはショックだったが)、3/12、22時ごろに南三陸町で1万人の安否不明という見出しヤフーJapanニュースのトップに載った今の心境は、はっきり言って最悪だ。


注意:当時の心情をありのままに晒そう(それでも抑えているつもりですが)と思っているため、かなり配慮に欠けた表現うつる言葉かいをしていると思います。もし、このダイアリーを見てくださった方でお気を悪くされた方がいたら本当にごめんなさい。けれども、書き残す必要があると思って書いています。


3/11 15:00

今回の地震において、僕はちょうど図書館の地下に行っており、揺れを感じることがなかった。というより、その場に居合わせ人間5,6人も揺れを感じたそぶりを見せることもなく、僕がこの大地震が起こったことを知るのはこの3時間後、18:00頃だった。


16:00

近くのユニクロヴィンテージクラシックノータックチノを買いに行こうとする。恐らく本田圭佑が履いていたそれは品切れを起こしていたらしく入手することは出来なかった。ちょっと客が少ないし、従業員もそわそわしているかなとは感じたが、気のせいレベルのはずだった。


18:00

サークル棟に入ると、出会った知人に開口一番、地震すごかったねと言われた。「いや、何のことだよ(笑)?」と返したら、普通にどんびかれた。「揺れ感じなかったの?京都もすごかったんだよ。」と返されて、まず、しらねーと思ったし、後、「も」というのが気になった。そして、何やら東北大地震が起きたことを知った(今のところ自分の周りで京都において揺れを感じなかった人間はいない)。けど、東北大地震なんかよくあることだし、ま、今回もその異常耐震・免震っぷりが発揮されるのだろうと思っていた。ただ、死亡者がこの時点で30人を超えていたと聞き、普通東北大地震(通常はその規模に関わらず殆ど犠牲者が出ないので)ではないとは分かった。


19:00

ネットから遮断された状態の僕は、むしろ東北いか耐震大国である布教する宣教師となっていた。部室に来る人間には、東北いかに凄まじい耐震・免震ぷりを発揮するかを力説し、死亡者が3ケタ行ったらとんでもないことだと今となっては糞虫のような推察を披露していた。


20:00

中国人留学生本国の友達から心配されると話してくれて、同じく、東北耐震免震大国っぷりを話していた自分がいた。ベルセルクブリーチを読みながら、やっぱ蝕すげーとか思っていた。そして、帰宅。シャワー浴びて、ご飯を食べて、翌日河原町に行こうと思っていたので、ネットで靴みたり、雑誌とか読んでたら、あっという間に24:00になっていた。


24:00

事態がただ事じゃないことが分かったのは、23:57に、15:23に送信された母から自分の安否を気遣うメールが届いてから。なんで今頃?届くの?と思った。そして、yahooニュース見出し見出し自体は帰ってからちらっとはみたもののあまり衝撃的な見出しはなかったので流していた)を開いてみると、まず仙台空港が水没していた。ちょっと半狂乱になって、いろいろ見ていたらtelegraphに津波が家を飲み、田んぼを飲み、猛烈な勢いで海岸線を超えて陸地を飲み込もうとしている動画があり戦慄した。後は、3:00まで、いろいろな2chのまとめ記事を真剣に見るだけ(3か月くらいテレビ壊れたまま)。これは日本でおこっているのか?と思った。そして、この時点で死亡者の数が4桁を超えることがほぼ確実となっており、未曾有の大災害であることを認識した。知り合いで被災地の近くの人間は特におらず、不義理なことをしていないことも含めて少し安心した


3/12 12:00

朝起きて、yahooニュースを確認したら、実家群馬)の近くでも地震が起きていることが判明し、慌てて母に電話したメールでの返信は前日済み)。どうやら実家の周りでは被害がないらしく、一安心したが、改めて死亡者がこの段階で1000人を超えることが確実な中、今度はこの地震いかにとんでもない規模の災害であるか、耐震・免震大国である東北でこれだけの被害が出ており、津波がどれほど想定外で、規格外であったかを伝えなければならないと思い、部室へ向かった。


13:00

まず、話した全ての人に身の回りの人が無事かどうか聞き(幸い不幸なことは聞かなかった)、ショックを受けていることを伝えた。そして、これがいかにとんでもないことか伝えた。そして、今度は原子力発電所が危ないことを聞かされた。けど、このときもまた、馬鹿を露呈することになり、チェルノブイリたい原子力発電所事故は起こる可能性がかなり低いだろうこと、中越の時のような場合と違い、原子力発電所天災によって問題になることはそうそうあることじゃないことを力説した


16:00

メルトダウンと聞いた時も、ま、そうでもないと思っていた。(図書館にて勉強中)

17:00~22:00

帰宅して直後、原子力発電所が爆発と見て唖然した。これは悪夢しか言いようがないと思った。本が頭に入らない。後は、ぼんやりと事態をyahooニュースとしょぼんあんてなで確認するのみ。そして、犠牲になった従業員の方がいるというニュースを聞き最悪があるのかと脳裏をよぎり、22時手前位で最悪は防げそうと聞き安心したのもつかの間、南三陸町で1万人の安否不明という見出しヤフーJapanニュースのトップに載っていた。


もう何も起こってほしくない。

2011-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20110217231311

元増田は院に進学した方がいいと思う。

はいっても学者を勧めているのではなくて今やりたい研究をやれる環境にあるならお勧めする。

(今までの内容からするに金銭的な問題は無いようだし)

あとリスクの内容でふれられていたことなんだけど

>最も避けたいリスクは、例えばJALパイロット失業してしまい、全く関係ない職業に就かざるを得ない、というようなシチュエーションです

そもそもパイロットってなるまでに、相当身検査で落とされていくんです

頑張ってもどうにもならないものが視力。

これで脱落せざるを得なくなる。

アメリカ養成大学に行ったけど視力が落ちてダメになり学位は取得したけど、普通会社で働いている人います)

(あと自衛隊でもパイロットになれなくて地上勤務を選んだ人、民間で普通会社員している人もかなりの数います)

からパイロットにまでなった人は定年までパイロットでいられないと思っている。

加齢で身体検査を通らなくなるとよくて養成所の教官や他の地上職になることも自覚ある。

からJALパイロット失業して困っているのは「JAL待遇」の人生設計が狂わされたということ。

(特に自衛隊戦闘機パイロットから転職した人は転勤の不安がなくなったと思ったらこうだと脱力しているはず)

あと就職活動企業見学とおもって続けておいた方がいい。

こんなに情報開示される機会はないから色々尋ねておいたり、卒業生のつて辿って訪問して見たほうがいいよ。

ちなみにグローバルか否かという壮大な話ではないけど、身近な例として

・男女比

出産/育児休暇取得者の有無

障害者雇用知的、四肢、精神

留学生雇用日本への留学生日本人海外大学卒業した人の雇用

といった身近な分かりやすいバロメーターがあります。(経済の方ならご存知かもしれません)

これらは単に平等や福祉の問題ではなくて、会社がどれだけ異なる存在を受け入れられるかの指標です

障害者雇用出産/育児休は能力や状況に応じて仕事の分担が円滑にできるかの指標になります

(障害の内容に応じて仕事を割り振れるか、出産/育児休は業務の引継ぎや穴埋めができる体制が整っているか分かります


思慮深い元増田に輝かしい未来がありますように。

2011-02-04

既卒新卒扱いする必要はないたった3つの理由

  1. 既卒新卒就職しなかった、できなかった、篩からこぼれた人々
    新卒就職した人より能力が低い傾向にあることは容易に想像できるということ。
  2. 新卒枠を拡大するということは、ムダな競争を増やすこと、採用側にムダなリソース消費を強いること
    採用側は、合理化のために新卒と、拡大された準新卒差別することは容易に想像できる。
    また、この構図はムダな大卒が増えたことと実質的に同じであり、篩からこぼれたFランク人間にムダな希望を持たせるという意味でも愚かである
  3. 既卒は見捨てろ
    新卒採用をなくせという意見があるが、まあそれをしたところで経験採用留学生採用が加速化するだけのことで、どのみち新卒既卒が割を食うのである
    なので、日本にいる人材を有効活用させたいというならば、新卒採用継続し、スクリーニングにこぼれた既卒は見捨てる、という対応ベストである
    もっとも今回の政府のとった対応は、「とりあえずやったぞ」というポーズであり、救いたいけど諦めているか、「甘えんな」と実際馬鹿にしてるか、そもそも興味がないかのどれかだろう。
    少なくとも、積極的に雇用改善に乗り出す意味、必要性は、政府にとってはない。あったとしても、優先順位は限り無く低い。
    既卒は言ってしまえば不良品不良品ゼロにすることはできない。そいつらを再利用しようとしても質が悪いならその程度の仕事しかできない。本人がそれを理解し、分相応の仕事を選ばない限り、見捨てつづけよ。それが彼ら低能のためである

http://sier.2chblog.jp/archives/1392730.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/sier.2chblog.jp/archives/1392730.html

学生死亡】政府の「卒業後3年間は新卒扱い」によって就活が前代未聞の死闘に激化 : SIerブログ

http://anond.hatelabo.jp/20110203224742

かにも「全共闘の世代」という方(id:mori99 さん)から

同じようなコメントをいただきました

自分学生運動のことは本でしか読んだことがないので、

そういうことに無頓着なのは事実だし、

それについての批判は、謹んでお受けしようと思います。

ただ、本文の書き方が悪かったかもしれませんが、

彼らは本当に革命を考えているわけではなさそうだったし、

自分革命を煽るという会話の流れではありませんでした

彼らは怠惰で、事なかれ主義であるので、

口では威勢のいいことを言っても、

現実には傍観者しかならない可能性も結構高い。

たとえて言うなら、日本人の酔っぱらいが飲み屋民主党打倒とか、

中国を総攻撃とか言っているようなノリで、

普通に「今の共産党を壊すには…」と言っていて、

自分はそれに話を合わせたという流れ。

自分が言いたかったのは、

そんなところも含めて日本人と共通するところがありますよね~っていう、

これも飲み屋の与太話です

もっと具体的に言うと、

まず、不真面目そうだったAくん。彼は無口で引きこもり気味、いかにもやる気がなさそう。それでいて単位だけはほしいと言った感じで、ぼくの持っている「ダメ大陸出身留学生」のステレオタイプそのままといった学生だった。教室での、ぼくの勝手想像は、「彼が日本に来るのはアルバイト目的で、勉強する気などないのだろう。おそらく日本ことなど大嫌いなんじゃないか」「そのうち発狂して犯罪にでも手を染めるんじゃないか」そんなところまでエスカレートしていた。彼について言う限り、ネット右翼が、中国人想像するときとそんなに変わらない目で見ていたんじゃないかと思う。

前半部の観察は否定しようのない事実だけど、

それにもかかわらず、

後半部の「想像」が間違いだったという新鮮な驚き。

ダメダメ中国人とも、共感できるものがあるんだってです

http://anond.hatelabo.jp/20110203170428

それは自分も知りたい。本人たちにも聞いたけど、分からないって言ってた。

ぼくは、詳細なメカニズムはともかく、

基本的には、共産党の影響だという仮説を信じている。

というのも、台湾香港出身者が、

その類型に当てはまらないから。

阿Q正伝に描かていた中国人ダメダメだっとしても、

その後の90年で変わる場合もあれば、

変わらない場合もあるのではないかと…。

ただ、ぼくの観察には、「留学バイアス」が入っているので、

本当のところは分からない。

つまり、大陸における留学生のセレクションプロセスと、

台湾香港における留学生のセレクションプロセスは違うので、

それがぼくの観察に影響を与えている可能性を否定できない。

一応言っておくと、

自分中国通でもないし、専門も国際政治とは何も関係ない。

仕事旅行中国に行ったことがあるという程度。

そんな自分が見聞きしたことのちょっとした記録です

しい分析は、専門の方にお願いしたいと思っています。

2011-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20110203154009

これ、その中国人留学生たちが、

本当に民主化運動に参加しちゃったら、大変なことじゃないの?

国に帰って就職して、普通人生、送れなくなるじゃない。

みんな一人っ子で、家族の期待を背負って留学してるのに、

そんな煽るようなこと、教師が安易に口走って大丈夫なんですか?

まかり間違って、天安門事件がもう一度起きたら、

教え子は死んじゃうわけですよ。

革命を叫ぶ教師は、本来なら、自分が真っ先に死ななくちゃいけない。

吉田松陰がそうだった。ご自分も死ぬ覚悟がないなら、革命がんばれなんて、

卑怯千万もいいところですよ。

自分も、共産党に対する直接的な嫌悪感を伝えると同時に、自分なりの情勢分析を伝えた。今の中国の発展には、貧富の格差重要な役割を果たしており、そのために、共産党による抑圧が貢献しているという面があるということ。だから民主化は、他の地域では例をみないほど大きな混乱を招く。日本で暮らすぼくたちにも大きな影響を与えるが、長い目で見たら、中国民主化地域の安定に必須であり、ぜひ、さまざまな困難を乗り越えて実現してほしいと思っていることなど。

革命する日本中国人留学生

自分大学教員をしている。
今いるところは中国人留学生比較的多いところなのだけど、
演習のクラスで授業を受けている中国人留学生
それも大陸出身(香港台湾以外の、共産党支配地域中国)の 学生怠惰さには、辟易していた。
授業は遅れてやってくるし、言い訳ばかりする。
日本人の友人は作らず、内輪で固まる。
同じ中国人でも、台湾香港出身者が、勉強熱心で、社交的なことと正反対なのだ。

ところが、先日、彼らを食事に誘ってみて、
そうした見方が間違っている…というわけではないにせよ、
一面的なものであったことを知った。

まず、不真面目そうだったAくん。
彼は無口で引きこもり気味、いかにもやる気がなさそう。
それでいて単位だけはほしいと言った感じで、
ぼくの持っている「ダメ大陸出身留学生」のステレオタイプそのままといった学生だった。
教室での、ぼくの勝手想像は、
「彼が日本に来るのはアルバイト目的で、勉強する気などないのだろう。
おそらく日本ことなど大嫌いなんじゃないか
「そのうち発狂して犯罪にでも手を染めるんじゃないか
そんなところまでエスカレートしていた。
彼について言う限り、ネット右翼が、
中国人想像するときとそんなに変わらない目で見ていたんじゃないかと思う。

ところが話してみると、
彼は、おそろしく日本通で、妙に日本流行文化に詳しい
飲み会の席での振る舞いなどについても非常に熟知していて、
なんと言ってもおもしろい。
あまりにも想像と正反対で、驚いた。
背景には、彼の父親が、
長年日本企業で働いているということの影響があったようだけど、
理由はともあれ、彼はかなりの知日派だったのだ。

授業中まじめだったBくんは、大学院早稲田に行って、
日本企業就職したいと言っていた。
勉強は良くできるが遅刻魔のCさんは、
日本仕事をするために資格を取りたいと言っていた。
いずれにせよ、彼らが自分の国に限界を感じていて、
今後の人生設計において、
日本を生活の基盤として生きていこうとしていることが分かった。

これはすごく大事なことだと思う。
日本人であるぼくだって日本の政治文化、嫌な部分は目につくし、
そういうのを含めて全部好きかって言われたら、好きじゃないところもある。
でも、自分の生活上の、また文化的な基盤だと思っているから、
より良い国であってほしいと思う。
無駄日本破壊してどこかにいこうとなんて思わない。
これは、偏狭な「愛国心」よりもずっと根源的なものだろう。
これは、良くも悪くも、このご時世に日本留学するという
選択をしてしまった彼らにとっても変わらないのだ。

ぼくは中国には何度か行ったことがあるし、
中国人に対してはそれほど偏見を持っていないつもりだった。
特に、一緒に仕事をするようなエリート層については、
立派な人も多いと思っていた。
ただ、ぼくの勤務先(偏差値50ちょっとの中堅校)の
大陸出身留学生あたりだと、
やる気もないし、不真面目、別の世界の人だと思っていた。
それが偏見だったと思い知らされた。

さて、宴もそろそろ終わりに近づいてきたころ、
知日派のAくんが口火を切った。「共産党についてどう思いますか?」。
それからいくつか意見が出たが、
今の中国を悪くしている元凶は共産党であること、
それに対して変えていく運動は、
政府の強力な情報統制によって進まないことなどが、
彼らの共通認識のようだった。

自分も、共産党に対する直接的な嫌悪感を伝えると同時に、
自分なりの情勢分析を伝えた。
今の中国の発展には、貧富の格差重要な役割を果たしており、
そのために、共産党による抑圧が貢献しているという面があるということ。
から民主化は、他の地域では例をみないほど大きな混乱を招く。
日本で暮らすぼくたちにも大きな影響を与えるが、
長い目で見たら、中国民主化地域の安定に必須であり、
ぜひ、さまざまな困難を乗り越えて実現してほしいと思っていることなど。

そうした中、いつか来る中国民主化に際して、
こうして外国勉強をして、外国語ニュースにそのまま接することができる
中国人留学生重要な役割を果たすんだという話が出たりして、
その場はもう、革命の闘士の集会のような雰囲気になっていた。

もちろん、事なかれ主義現実主義的な彼らのこと。
自分から行動をするようなことはないと思う。
タイトルに書いた「革命する中国人留学生」というのは大げさだけれど、
もし本当に民主化運動が起きたら、
何か自分にできないことはないかとは考えている。
いざことが起きたら、それに呼応して周囲を引っ張っていく可能性のある人たちなのだ。

彼らは一面では、人見知りで人と関わるのが苦手、
一部の人は遵法意識が低く、不真面目に思えることもある。
まぁ、はっきり言って、これだけ揃えば、
偏見の目で見る人が出てくるのは仕方ないのかもしれない。

ただ、それにもかかわらず、もう一面では…、
彼らはぼくたちと多くのものを共有している。
日本経済や国際関係を心配する眼差し
自由への渇望、共産党への嫌悪感
これから日本経済的にも政治的にも、
中国との難しい外交上の駆け引きを強いられる中で、
日本はもっともっと彼らを大事にしてもいいのではないだろうか。
別に人数を増やせとか、ビザを甘くしろとか、
補助金を増やせとかそういうことを言っているわけではない。
犯罪者を見るような目で見るのではなく、もっと暖かい目で見ること。
身近にそういう人がいたら、思い切って話しかけてみるということ。
拝外主義的な言説を見たら、ちょっと疑って考えてみること。

東アジア地域情勢が大きく変化する中、
自衛隊を増強するのも大事かもしれないけれど、
同時にこういう地道な努力、気持ちの変化のようなものが、
日本平和のためにも重要なんじゃないかと思う。

2011-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20110125014801

海外賛美はいいかげんにしとけよ.

旧帝大だけど留学生より日本人の方がどうみても優秀だったぞ.

わざわざ他国に留学しようという意欲のあるエリィトでさえ

このレベルなんだぜ,外人なんてそんなもんさ.

2011-01-22

英語の発音

大学生も後半になってやっと気がついた、英語の発音について書こう。

日本語の「ん」には発音がいくつもあることをご存知だろうか。

次にくる子音がたとえば「m, t, g」のとき、舌の位置や口の開き方がそれぞれ違うため違う音になる。

他に例えば「す」は、「~です」というときには「su」というより「s」と発音しているだろう。

日本語にはひらがなの数しか発音がないと思っている人が大半だろうが、

実は我々日本人はその場合に応じた異なる発音を使い分けている。

これは英語の発音でも同じなのだ。

「なんで発音記号なんてあるんだよめんどくさいな」

こんなことを中学英語を学んだときに思った人も多いことだろう。

しかし、ネイティブが使う音は単語ごとに決まっており、アルファベットごとに決まっているわけではない。

この発音についてしっかり教えないため、runとranの区別が付かないま中学卒業してしまう。

日本語に置き換えれば、ひらがな単品の音と単語におけるその文字の音の不一致である

習熟していない留学生の話す日本語にある違和感はこれに因るところが大きいだろう。

さて、我々がカタカナ発音の英語を脱して伝わる発音を会得するにはどうすればよいか

身近にネイティブが常にいるような状況ではな場合、私はシャドーイングが最も良いと考えている。

ネイティブが例文を読み上げるのを「まねして読む→直後を追いかけて読む→一緒に読む」とやる。

詳しくは調べてほしいが、これをまじめにやってみるとなかなかそっくりの音を作れないのだ。

シャドーイングでは英文を読む全体のリズム、各単語の発音・抑揚等非常に多くのことを学べる。

中でも私がシャドーイングを通して特に学んだものにスペルと発音のつながりがある。

知っている人には当たり前の話であろうが、例えば次の例を見てほしい

「uを"あ"と読む時」ex)run,fun,stuff

 ・・・口を大きめに開けて軽めに日本語の"あ"(発音記号は∧)

「aを"あ"と読む時」ex)ran,fan,staff

 ・・・口を"え"の形にして日本語の"あ"と"え"の中間音(発音記号はaとeがつながってるもの)

シャドーイングをしていると、managerがマではなくメみたいな音から始まるんだなぁとか、

そういうことが多々あり、気がつけばaを見れば一々考えなくてもaとeの中間音が出るようになった。

このように実は発音記号がなくてもスペルを見れば大体正しい発音は類推できるものなのである

他に例を挙げれば、theは通常はザである母音の前ではズィになることは知っていると思う。

しかネイティブは別に意識して変えているわけではないだろう。

最近のことであるが、私は母音の前のtheが自然にズィになる経験した

暗記してたわけでなく次の母音で始まる単語につなげるとき勝手に音が変わるのだ。

ネイティブは当然発音記号など考えずに英語を発音しているが様々な音を単語により使い分けている。

そしてこれは日本語でも同じことなのだということを冒頭で述べた。

発音記号に苦手意識を持っている人は大変多いと思うが、実は自然に使われるものであり暗記するようなものではない。

rate, mate, gateのように似たスペル単語には同じ発音が含まれていることに気がつく人は多いと思う。

是非とももう一歩進んで、スペルからしい発音を読み取れる人が増えてほしい

最後お薦めサイトSmart.fmを紹介しておこう。

このサイトでは無料単語の効果的な記憶が行えるのがウリなのだが、私がお薦めするのは単語を覚えながらのシャドーイング

つまり単語スペル意味と同時に英語の音・リズムまでも覚えてしまうのだ。

私はTOEIC用のプログラムを利用したが、進めていると1つの単語・例文が何度もでてくる。

意味を選んだり、スペルを打ち込んだりするたびに英文と音声が流れるので、ここでシャドーイングだ。

最初はよく聞いてそっくりに復唱する。リズムや音をまねできるようになったら直後を追うように音読。

最後に音声に重ねてまったく同じように読めるようになれば完成だ。

以前にやったレッスンの単語も復習でまた出てくるので、シャドーイングが完成しなくても前進あるのみ。

私には短期間で大きな効果があったので、是非1度利用してみてほしい

2011-01-19

コンビニで働く中国人特に若いのは

留学生なの?それともコンビニ給料で食ってるの?

食ってるとしたらどこに住んでるの?日本の高い家賃や、家を借りるのに必要な連帯保証人

どうやってクリアしてるの?敷金礼金は誰が払ってるの?

2011-01-12

当たり前じゃん

risa-k0209 で?って突っ込みたくなる記事だな。草食系が悪くて、日本大学に行ったこともなければ、日本で働く気もない留学生が優れているわけ? 2011/01/12

2011-01-05

女の子の欲しいもの

http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110102/1293978579

このエントリを読んで妹のことを思い出した

自分のところに書くと妹が見ているのでこちらに書く)

妹も大学4年の卒業間際に妊娠が発覚した。そのまま卒業と同時に結婚。いわゆるでき婚である

それ以来、世間で言うところの社会人として働いたことが一度もないまま今に到る。

からといって妹が遊び回った女子大生だったわけではない。

理系の、留年率が10%だったか30%だったか試験の点数が悪ければ即追試、それでもだめなら容赦なく留年という環境にいれば

否が応でも勉強せざるを得ない。

バイトサークルもしていたし、彼氏も友だちもいて遊び相手には困らなかったはずだが

平均的な女子大生よりは勉強していたはず。

結婚後は絵に描いたような良妻賢母タバコも酒もきっぱりやめて、専業主婦として夫の収入でやりくりするようになった。

正直いって、大学生のころは茶髪金髪 服装は田舎ヤンキーだったので、妹の変わりように私は驚いたのだった。


私と妹は2つ違いの姉妹、ほかに兄妹なし。

はいわゆる典型的な「まじめで優等生お姉ちゃん

はいわゆる典型的な「愛嬌のある人気者の妹ちゃん」

両親は妹の進路に関しては高校の頃から看護婦がいい」と言い続け、高校も理系生物系)を進めた。

しかし、妹が進学したのは農学部だった。


それから、親は妹に対して「学校の(理科の)先生になれ」といいだした

私は内心、(あいつ、学校先生って柄かー?)と思っていたが、黙っていた。

ちなみに、親は私にも「学校先生になれ」「公務員になれ」と言ったが「私学校先生に向いてないから」「公務員仕事向いてないから」としりぞけていた。

妹は特に何もいわず、教職をとっていた。

4年になって、教育実習にいった、という話を聞き、「えっ、教員になるの?」と驚いたのだが教員免許だけとるという。

教育実習に行く寸前まで金髪典型的ヤンキー姿だったので、教員というのが全く想像できなかった。

就職活動は?というと「していない」という。

えっ、さすがにどうするの?と問いただしたところ

大学院試験を受ける」という。親が学費を出すというのだ。

どうも、研究室もかなり優秀な先生のところに配属されたらしい。そこで、親が研究室に残ることをすすめたというわけだ。


からみて、妹は研究者としてやっていけるほど学問好きでも、教員として生徒たちといっしょに学校生活を過ごせるようなタイプはなかった。

親がそういうからその進路にした、という。

研究室の様子を聞くと、明らかにハイレベルな内容について行けてない様子。学部生だから当然といえば当然だが

英語が飛び交い、各国から留学生研究生としてはいってくるようなところである

そんなところで大学院試験を受けても(受ければ通るだろうけど)、研究の道はまず妹の能力では無理だろうと思ったが黙っていた。

親が学費を出して進めているのを、妹は断らなかったらしい。私なら断るのに。

結局夏の大学院入試合格卒業後の進路も決定していたが、卒業式直前に妊娠6ヶ月が判明した

もうどうしようもなくなってそのまま卒業と同時に結婚した大学院の入学は辞退した

あのときはなんでこんなことを・・・と驚き、出産後妹が見違えるような良妻賢母になったことに唖然としていた。

でも、このエントリを読んで、今まで気がつかなかった妹の葛藤を少し感じることができた。



私は親が進める将来のレールをことごとく蹴り飛ばしてきた。まじめで優等生お姉ちゃんだったのに、なぜか親の進める進路を全部断り、自分で進路を決めた。

妹はよくよく考えたら、金髪で外見はヤンキーでどうみても遊んでいるタイプに見えていたけど、親の言うことを聞いて教職もとり、大学院試験も受けた。

それは、親が進める道を断り切れなかったんだろうな。そういうところ「親のいい子」になっていたんだなと、今頃気がついた。

「いやだ」って、「私にはその進路は合わない」って言えなかったんだろうな。

自分で気がついていたか、自覚していたかどうかは別として。

私も断ったしなおさら断り切れなかったのかも。

そう思えば妹に悪いことをした。好きなように断ってよかったのに。

そういうところ、優しい性格の子は断れないんだろうと思う。

から、レールの最後最後最後のところで、行き詰まってしまい「妊娠」というブレーキを踏んだのかもしれない。

妊娠6ヶ月で妊娠に気がついたと本人は当時話していたが、ずっと疑わしいと思っていた。

生理半年もないことに気がつかないわけがない。

おそらく卒研中に妊娠の可能性を知りつつ、お腹の子も本人も綱渡りのような気分だったんだろう。


そこまでして親の進める進路に逆らえないことに、驚く人もいるかもしれない。

だって「いやならいやだ」と言えばいいのにとまず思う。

でも、でも「言えない」ことがあるんだろうな。


世の中には親の(世間の)指向する進路(=レール)を「自分にはこのレールはあっていない」と知りつつも乗ってしまい、後悔する人生を送っている人がいるかもしれない。

そういう人は(自分でもわかっているか、知らず知らずか)無理して生きているわけだから、身体や心に何らかの拒否反応が出ているかもしれない。

しかしたら、妹みたいに、運良く(?)妊娠して、あわないレールから逃れられるかもしれない。

もちろんこのエントリのように、結婚したってそれで終わりじゃなく離婚の可能性だってものすごくある。

子供を産んだからはいそれでOKというわけではない。

だって老いて介護という問題がある。

離婚しなければ嫁の立場でがんばらないといけないこともある。

けれど、学生社会に出る前には「人並みに就職活動大学院入試も含めて)をして進路を決める」必要があって

それが自分にとって明らかにあっていないのに、進路のレールは1本しかない場合、(1本しか見えてないような気がする場合

妊娠」というのは進路先変更するとっておきの「進路変更のブレーキ」なのだ、ということは

これからも覚えておこうと思う。

別に進路に限らず、仕事で行き詰まったときも、もしかしたら「妊娠」で局面打開することがあるかもしれないのだから

2010-12-26

自分たちの子供の世代は雇わない

ローソンユニクロヤマト運輸日本学生では物足りない? 増える外国人留学生採用

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101219/trd1012192049009-n1.htm

こういう記事を見ると、生身の日本人が「自分たちの子供の世代は雇わない」「失業者になりなさい」と

宣言してるようなもんで、目先のちょっとした利益につられて自分の首を絞めてるようにしか見えん。。

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