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はてなキーワード: 残酷とは

2024-11-08

anond:20241107184505

ブコメ

なんだか凄く共感を持って受け止められる文章。凡人の悪い面の発露がどういう風であるかを詳らかに書けている。


これ読んで思ったのが「そりゃナチス残酷なのを面白がってるのは、そういうことだよな(笑)」って大真面目思ってる。

中産階級(笑)の土壌ってそういうものだよな。

2024-11-06

きっと、うまくいく」という映画しんどい

何がしんどいって、結局ランチョーとか大谷翔平みたいな天才に対する僻みなんだけど。

結局、世間に認められてて成功に繋がるものを好きになる才能を持ってる奴が勝ち組ってことじゃん。そんなギフテッドな奴が「学位目当てじゃなくて楽しもうぜ」とか言っててもこっちは劣等感しか感じねぇ。


序盤にあったドローンの人のエピソード特にとにかくしんどい

ドローンの人の好きなもの(ドローン)は社会的に認めてもらえず命を絶ってしまう一方で、ランチョーはあっさりドローンを完成させてて、つまり好きなものの才能すら片手間の天才に届かなかったっていう残酷現実じゃん。

そしてランチョーは金持ち後ろ盾もあり二物も三物も与えられて、生活のために大学に通う貧乏人の苦しみも知らず理想論をかかげて大成功、と。


しんどい

2024-11-05

まどマギ好きそう

2024-11-04

都会で全く女と関わらずに生活することはできるのか

私は容姿が悪く、顔は悪くないが体型が悪く、女から避けられることが多い。体臭や身だしなみは整えているが、それはもう私が近くにいるだけで女の顔がひきつるレベルなので女は大嫌いである。妄想思い込みならば申し訳ないが。

ここで疑問である。老若男女様々な人々のいる都会で女と全く関わらずに生活することはできるのだろうか。

視界にも入れたくない

無理。ただしAIつきサングラスやゴーグルが登場して視界から女を消してくれるかもしれないので、そのときまで待とう。

完全に関わらない難易度は極めて高い

女と全く関わらずに~の解釈にもよるが、スーパーコンビニでおばちゃん店員しかいないとその時点で失敗である。あと病院事務の大半は女性である。ここまで避けたいなら田舎にでも行くか引きこもりしかないだろう。

から簡単接客家族との会話は可としたら…

これなら「都会やその近郊なのに、職場には男しかおらず、残業休日出勤ばかりまたは長距離時間通勤などで出会いがない」かつ「社外の人と関わりのない倉庫工場サーバルームが勤務先である」という人ならば割と簡単に達成できるだろう。

私もこのタイプである関東関西都市部でも割といるはずである

これでは女が困っていても一切人助けしてはならないなど少々残酷かもしれないが、女を人助けしても「下心だ!セクハラだ!」とか言ってくるのだから、昨今の事情に照らし合わせると見捨てるのが正解である

逆に、女が男と関わらずに都会で生活できるか

これは意外と男より低い難易度でできるかもしれない。都会ならば女性専用のサービスはいっぱいあるので、そういう場所で働き、家に直行直帰してしまえば可能である。ただしコンビニ店員にもスーパーレジにも男がいるかもしれない。ナンパ勧誘からは逃げることが大事となる。

結論

都会では、男が女嫌いだからと女を避けて生活するには限界がある。なにせ今後も都会の女人口は増えるのだ。

私はダイエットでもして、既に知り合いである女とだけ関わるようにしよう。

Mバイト5日目

いよいよ不慣れなバイトも5日目だ。

俺は社会経験リトマス試験紙くらい薄い。

だいたい高校生大学生くらいの若いクルー達と世間の波に乗り遅れた俺では物覚えやコミュ力に雲泥の差が出ている。

頭の保存メモリーの容量が足りずさら仕事の要領も悪い。

あとは他人とのコミュニケーションがない。若い人にタメ口で話せばいいのか、敬語でもいいかからない。他のみんなは楽しそうに友達みたいに楽しそうに会話のキャッチボールをしているのを横目に下を向いてしまった。


今日遅刻を恐れ時間通りに確実にMのバイト先に行けた。まずは遅刻しなかった自分を褒めてあげたい。

だがまずはいきなり店長に注意を受けた。なんで打刻(だこく)をやらなかったんですか?と先制パンチを浴びた。

何を隠そう前回4回目のバイトの時に俺は何もせずに帰ったからだ。

クルーの誰かが「代わりにやっておきますね」と言われたのに誰もやってくれてなかったのだ。

そもそもタイムカードのやり方を教わってないから仕方ない。

店長に13時から18時45分まで働きましたと申告したら「遅刻しませんでしたか?」と聞かれたので「すみませんしました。」と白状した。やはり店長に俺の遅刻がバレていた。

いい歳した大人が出勤時間を誤魔化した大嘘つきと言う烙印を捺印された瞬間でバレた瞬間は乾いた喉に砂を押し込まれた思いだった。


さて仕事の話に戻ろう。

今日は初対面の若い男のトレーナーさんが俺の指導に入ってくれた。俺より年下だがタメ口を聞いてくる銀縁メガネが似合うCくんだ。

「ここのマークを押してみて」

「じゃあやってみようか」

しかし今の俺はタメ口を聞かれても仕方ないし知らない大海原にに飛び込んだウミガメ赤ちゃんからだ。

でもタメ口だろうがそんな市議会議員時代先生扱いされた男のガラスのようなプライドよりも仕事ミスしないようにまずは仕事を教わり憶えなければならない。

1人がミスをするとその分誰かに負担のウェイトがかかるから俺も小さなミスはしたくない。

前回死に物狂いでトレーナー無しで雨の中、配達をこなしたおかげでなんと初回からノーミス最初配達完了させてしまった。

トレーナーのCくんも店のマネージャーに「もう彼は1人でいけるよ」と太鼓判推してくれたのだ。

Mバイト5日目にして初めて個人責任ある仕事を任された47歳の配達員の誕生である

配達は1人だが気が楽だ。

三輪バイク安全運転をしながら決められた場所食べ物を届けるのを繰り返すのが与えられたデリバリー任務

初めて嫌な気分にならず仕事がこなせた日であった。

ただ1つミスしたのはとある部屋を訪問したが何度もチャイムを押してもお客様がでてこない。あれ?なぜだ?

電話もでない。ついには防災センター通話したが私どもではどうにもなりませんと正論を言われた。どうしたらいいんだ!

玄関先で赤い服を着たサンタクロースは慌てふためき次第に背中にやがて冷たいものが走った。

その間にも時間残酷にも刻一刻と進み、心臓心音アドレナリンを注入した小刻みな打音をバクバクと叩きつけている。

冷静になりやがてとんでもない出来事に気がついた。

数字全然違う部屋の番号を押し続けていることに!

すぐお客様に丁寧に謝罪をしたが気にしなくていいですよって言われホッと安堵した。

あとは大きなミスもなく自分で言うのもなんだが完璧配達をこなしたはずだ。

時々何練の何号とか1つの住所に固まってる集合地帯だと迷うが住人の方に聞けば教えてくれるし最後のほうは街の美しい景色を楽しむ余裕も出てきた。

まだまだ油で火傷するポテト揚げとかドリンクレジ打ちは苦手だが配達だけは楽しい。1人で誰とも接触せず黙々とやれる作業が性に合っている。

うそう夜、初めて同じ配達員の人と話した。Dくんもまだ入って2回目みたいだが俺とは違い初日から1人でデリバリーを任されていた優秀な子だ。

俺は「何かわからないことあったら教えますよ」と何もわからない分際で恥ずかしい先輩風を吹かせた。


帰りに着替えをして出るとクルー若い子達が楽しく話してるのが見えた。この明るく眩しい天使の輪に入るのは到底なの無理かもしれない。

しかバイト5日目にして今日は初めて1人で配達仕事をこなすという大きなスキルが身についた。

だが問題が1つ。次回からバイトシフトをどうしたらいいかからない。

シフトの提出は一週間前までって聞いたがどうやるのだろうか。

このままでは来週は出勤がなくなってしまうが連絡が来るまで待つとする。


4日目:https://anond.hatelabo.jp/20241104202209

元:https://x.com/kubotayokoyama/status/1852342810458067313

2024-11-03

anond:20241102205833

thesecret3 残酷だが、できない子の心情に配慮するよりは、できる子の能力を最大限賞賛したほうが社会のためにはなりそう。運動音痴スポーツ選手にならなければいいだけだが、1番の子はそれしか生きる道はない。

2024/11/03

ならねーよ

anond:20241103025207

でも夢では痛くも痒くもないですよね

痛いのに戦争してる現実残酷すぎます

2024-10-30

AIが本当の知能や感情を持つようになったら

「鯨にも牛にも豚にも知能があるから殺すのは残酷!」というレベルの話じゃなくなって、AI意思無視して電源を切るとかリセットするいう行為は人道問題になるよね

2024-10-26

月刊漫画ガロ史上最も重要漫画10

anond:20241012181121

 ガロは書く人も居なさそうなので、元読者の義務感に駆られて書いてみた。リアタイで読んでいたのは80~90年代の一部なのでいろいろ偏っているとは思う。選択基準としては、漫画史的な重要性や、後世に与えた影響を優先した。バックナンバー単行本アンソロジー、関連書籍(が多いのもガロの特徴ではある)などの知識も動員したが、記憶に頼って書いているので誤謬などはご容赦。むしろ先達から突っ込みが欲しいです。なお、ガロ分裂後のアックス誌の作品にはここでは触れない。

カムイ伝白土三平

 まずはなにを差し置いてもこれ。そもそもガロという雑誌の創刊自体長井勝一による「カムイ伝」を掲載する媒体を作りたいという並外れた理由によるもので、「ガロ」という奇妙な誌名も作中人物の「大摩のガロから取ったものだった。どちらかと言えば現在では「読まれない」作品になりつつある印象なので当時の熱狂を図るのは難しいが、漫画史的には「どうやら漫画という媒体歴史的社会的な諸問題を描き得る(と読者に思わせた)」点がエポックだったのではないかと思う。今であればそんなもん当然だろうと思われるかもしれないが、所詮我々はこのような巨人の肩の上にいる。

ねじ式つげ義春

 つげ義春ガロ誌に発表した短編は悉くが傑作なのでとても一本に絞りきれるものではなく、作品の完成度からすればむしろゲンセンカン主人」や「赤い花」ではないかとも思うのだが、後世に与えた影響の大きさを考えればこれを選ばざるを得ない。「見た夢をそのまま描いた」という誤解を受けることも多い本作だが、実のところは多種多様コラージュや巧みな漫画技法に満ちていて、きちんとした作為の下に統制して作り上げられた「シュール」の傑作であることがわかる。

赤色エレジー林静一

 若い男女の同棲破綻物語と描けば無数の類例が思い浮かぶが、1970年の発表当時には極めて新しかったはずである。なにしろ婚前交渉などという言葉が現役だった時代だ。主人公職業アニメーターというのも新しく、しゃれていたのではあるまいか。この作品の画期は、漫画に「俺たちの等身大青春(あるいはそのように夢想したいもの)」を持ち込んだ点だったのではないかと思う。林静一洒脱な絵は上村一夫などによる後続作に比べても洗練されていて、今見ても色あせない。

ピクルス街異聞(佐々木マキ

 漫画(に限らず表現)とはなにものかを描かなければならないのだというドグマがまだ有効だった60年代漫画から意味というものを完全に取り去ってしまった佐々木マキの一連の作品センセーショナルであったらしい。画風はおそらく杉浦茂系譜にあるのだが、もはやナンセンスという言葉も不適当だと思われるぐらいに徹底して意味物語排除されている。その衝撃は若き日の村上春樹にもはっきりと影響を与えたらしく、のちに佐々木村上著作の挿画を担当することになる。

寺島町綺譚(滝田ゆう

 簡素な絵でナンセンス漫画を濫作していた滝田ゆうが、心機一転、自らが少年時代を過ごした戦前私娼街・玉ノ井の風景をおそろしく緻密な絵柄で描き出した。「三丁目の夕日」的なノスタルジアものの先駆ではあるが、最終回戦火は玉ノ井の街を焼き尽くして終わる。ここに描かれているものは、卓抜した記憶力と画力により再構築された、失われて二度とよみがえることのなかった風景なのである

マッチ一本の話(鈴木翁二

 ここまでは疑いなく殿堂入り作品が並ぶが、ここから判断に迷う。70年代ガロから永島慎二宮谷一彦を外してはいけないかもしれないのだが、活躍のメインはガロ誌ではなかった作家だし、やはり当時の熱狂現在から嗅ぎ取るのは少々難しい。安部慎一花輪和一古川益三(のちのまんだらけ社長)の諸作品も思い浮かぶけれど、ここでは作品の強度と詩情、卓抜した画力を取って敢えて鈴木翁二で。

ペンギンごはん湯村輝彦糸井重里

 これも当時の衝撃をいま追体験するのは難しいのかもしれないが、ヘタウマ不条理がどっさり詰め込まれた本作が半世紀近く前のものと考えるとやはり衝撃的だし、こういうギラついた脳天気さは、結局は80年代「軽チャー」の苗床になったのではないかと思わされる。

少女椿丸尾末広

 80年前後ガロにはニューウェーブカテゴライズされる作家も少なからずいて、例えば川崎ゆきお蛭子能収ひさうちみちお、奥平イラなどが挙げられるのだが、個々の作品への愛着はさておいて結局のところ今に至るまで強い影響を与え続けているのはむしろニューウェーブ埒外にいた丸尾末広ではないかと思う。圧倒的な画力漫画のみならず演劇音楽にも影響を与えたし、世代を超えたファンも多い。なお本作の初出はガロ誌ではないのだが、代表作として外せないのと単行本青林堂だったのでご容赦を。

タケオの世界根本敬

 80年代ガロではこの人の名前も外せない。「過激な」作風と言われ「特殊漫画」を自称他称もしている人ではあるけれど、実のところは非常に息の長い物語を紡ぎ出せるストーリーテラーでもあり、日本近代史や土俗性を容赦なくぶち込んでやるから覚悟しろよというぎらついた野心も垣間見える。その試みがもっとも巧くいった作品の一つが本作。水爆投下とともに発射された精子自我を持つ話です……と書くと面白そうでしょ?

道楽者の海(逆柱いみり

 ガロ最末期の90年代から一人と考えて、古屋兎丸山野一ねこぢるなども思い浮かんだけれど、漫画表現の圧倒的な強度に鑑みて本作を選んだ。この地上には存在しないはずなのによく知っている風景がどこまでもどこまでも展開される。いつかうなされながら見た夢が、ここに具現化されているという驚き。「ガロがなければ世に出ることのなかった」作品の一つの頂点であると思う。逆柱作品はどれをとっても傑作なのに単行本の多くは絶版で、とんでもないプレミアが付いてたりする……。

追記

個人的にはつげ忠男の大ファンで、実際「無頼の街」「河童の居る川」など傑作も数多いのだが、漫画史的重要性を優先して涙を呑んだ。

赤瀬川原平言及に迷ったけど、ガロ誌での漫画作品(『お座敷』など)よりも、その外での活躍が多かった人という印象なので選外に。ガロ系の作家ではこういう人も多いのですが。

・「ガロにおける有名作家」という問題もある。水木しげる矢口高雄池上遼一といったビッグネームもあれば、のちのどおくまんも一度作品掲載しており、末期ガロにも吉田戦車のような意外な面々が顔を覗かせる。珍しいところでは、SPA!誌で掲載を断られたゴーマニズム宣言の回を小林よしのりガロに持ち込んで掲載された例がある。

ガロ出身で他誌で活躍することになる人も多い。上記の他、新しい世代では花くまゆうさく福満しげゆき東陽片岡古泉智浩あたりか。

80年代ガロでかなり迷ったのは、トラバでも言及のある久住兄弟泉晴紀泉昌之渡辺和博などの面々。このあたりのナンセンス作品群はわりと影響も大きかったようなんだけど、作品単体でどうこう言えるものが思い当たらなかったので除外。

つりたくにこやまだ紫杉浦日向子近藤ようこといった女性作家たちの極めて良質な作品についても言及しておきたい。特に津野裕子は最末期のガロに、寡作ながら優れた作品を残した作家で、機会があればぜひ一読をお勧めします。

・その他、この10選に選ぶには及ばないけれど間違いなくその人にしか描き得ない作品を残し、ガロという媒体がなければ目にすることもなかったであろう作家たちについても、その名をリスペクトしておきたい。淀川さんぽ、とま雅和、谷弘兒、三橋乙耶、菅野修、等々……。

さら追記(含ブコメ反応)

 思いのほかガロ漫画への反応が良くて嬉しい!

90年代ガロ文章ページが(文章ページのほうが……)充実してた感があり、呉智英四方田犬彦など結構な面々が連載していた。

投稿ページの「4コマガロ」も相当(雑誌カラー的な意味で)レベルが高く、ここ出身の有名作家福満しげゆき

・同時期にやっていた「ガロ名作劇場」という好企画があって、90年代半時点では入手困難だった作家を含め、ガロ出身の名作家を回顧的に紹介してくれた。林静一「まっかっかロック」なんてものすごい衝撃受けたし、楠正平や勝又進なんてこんなことでもなければまず読むことができなかった作家だったと思う。

ねこぢるはやはり入れるべきだったかなーという迷いは今でもあり、代わりに削るとすればペンギンごはん鈴木翁二か。リアタイ勢だったんだけど初読の際の衝撃は今でも覚えていて、90年代サブカル的にはわりとよくあった「無邪気な残酷さ」が普遍性を持ち得た希有な例だったんじゃないかと思う。(その点では山田花子には自分は少々点が辛い)

・>ビレヴァンいけば売ってる? >なんか漫画系のサブスクはこういうのの乗っかってどんどんセット売りとかして欲しいよな。

 これは本当にそう思うところで、ガロの名作群はとにかく作品へのリーチが困難。古川益三作品なんてマジで読めないし古書には衝撃的な値が付いてたりする。電書にするにしたってタダじゃないのは分かってるけど、なんとかならんかな。

・>「ガロ」はフォロワー・影響度では計れない作家作品が多すぎて。簡単に真似されるような作品ガロ的ではないとも言えるし

 これも本当に同感で、孤立峰みたいな作家が多すぎるんだよなー。熱を込めて語られるけれど模倣はされない、って、表現としてはすごいことなんだけど。

・>ちびまる子ちゃんクラスメイト名前ガロ作家名前から取ってると聞いたときは「へー」となった

 これモデルになった某作家さんはスゲエ嫌がってるみたいですね(伝聞)

自分史上、最も重要マンガアニメゲーム小説10

再放送やサブスクなどで、成人後に初代ガンダムなども履修しているが、幼年~青年時代出会った、自分に影響が大きい作品を選出。

他に影響の受けた作品特にゲームが足りてない印象)があるはずだけど、とりあえずパッと出てきた作品ベスト10作成

ドラゴンボールなどの超有名作品ももちろん読む&見てるけど、自分の根幹には影響を与えていない気がするので、選出外。

元祖温泉ガッパドンバ漫画

自分は性方面で割と早熟で、幼稚園に入る前には女性おっぱいに魅力を覚えていたと思う。

多分、この作品が無くともおっぱい星人になったと思うけど、(おそらく)最初に見た漫画おっぱい作品ということで選出。

もし読んでなかったら、おそらく南国アイスホッケー部、シャドウレディ、オレってピヨリタンあたりが入ってたと思う。

エヴァンゲリオンアニメ

説明不要SF作品。おそらく、これで性癖がズレた同年代性別不問)はたくさんいると思う。

機動戦艦ナデシコアニメ

エヴァンゲリオンとは真逆の明るいSF。それなのに設定周りは結構ガチ

また、自分が見た作品戦闘レベルで終わっていた作品が多かったが、これは戦略的な内容を扱っていて新鮮だった。

All You Need Is Kill小説

しかしたらナデシコの影響かもしれないけど、タイムループ物が今でも好きで、この作品にも影響を受けていると思う。

自分が初めて読んだタイムマシン的な機構がないタイムループ物として、強く印象が残っている。

もし出会ってなかったら、シュタインズ・ゲート辺りが入ってたと思う。

封神演義漫画)※藤崎竜

中国古典なのに、何でもありSF作品現在異世界生物が好きな原因の一つにもなってると思う。(過去世界現代的な価値観という観点で)

火星物語ラジオゲーム漫画

火星物語6を偶然ラジオで聞いて、その後ゲーム漫画なども遊ぶ・読む。選出理由漫画だけど、漫画自体は突出した作品ではなく並レベルだと思う。

最後の方の、村の危機を守った→その追撃でさらに強力な敵→村人が主人公たちの責任だと攻める→「お前らの敵は誰だ!!」(うろ覚え)というのが今でも印象に残っているため選出。

ハンターハンター漫画

これも、おそらく内容は説明不要作品全般的面白いが、選出理由は序盤のドキドキ2択クイズの「残酷選択肢」の場面が自分に影響してる気がするため。

アーマードコアゲームweb小説

web小説現在公開されていないので詳細は書かないけど、良くも悪くも現在の進路と知人に影響があったため。

もし知らなかったら知らなかったで、良い進路・知人になってたかもしれないけど。

善人シボウデスゲーム)及びZERO ESCAPEシリーズ

文字ベースゲームはあまり遊んでいなかったけれど、これがきっかけで他のSFを題材にした文字ベース作品も遊ぶようになった。

最初遊んだサウンドノベルゲームBisque Dollフリーソフト)と迷った。

次点

マキバオークリスクロスコードギアスまどかマギカもののけ姫千と千尋クロノトリガーFF8MAGPS3)、ねがぽじ天使ルート)、蜜柑シーズウェア)、盗人講座(フリーソフト

2024-10-25

60歳過ぎると見た目で明らかな老化の差が出る

皺とか髪とか、体のヨボヨボ具合というか

年齢聞いて驚く

同じ歳の老人同士で明らかな見た目の差がある

 

人によって老化の速度に差があるのだと思った

それは寿命にも直結する

80歳でもう死にそうな人

90歳でまだまだ元気な人

与えられた寿命が違うのだ

個人差がある

寿命が人によって20年くらい違うのだ

 

残酷なことだけど

2024-10-23

美容に気を遣うほうが残酷になる現象

骨格が整ってないのに痩せると、脂肪ごまかせてた骨がごまかせなくなったり

パーツの形を整えたらそもそも配置が変だと気づいてしまったり

各要素のブス度が同じくらいだったブスが美容に目覚めて結果的アンバランスなブスになってしまうのグロ

2024-10-21

anond:20241021015328

動物たちの謝肉祭」で子供ながらに「なんか残酷そう…」と思った記憶

2024-10-19

anond:20241017140239

氷河期は「氷河期だったから仕方ない」が許されるけど

他の世代言い訳通用しないか残酷だよね

バイトするわけ

2024-10-17

漫画ワンピースって、陽キャイメージだったのもはるか昔、今やあまりにも長大物語新規読者の参入を阻む勢いだが、それ以上に、少年漫画王道でありながら、そこかしこに「人間への不信感・不満」「世界残酷さ」「弱者が踏み躙られる光景」を入れ込んでいて、軽く読み飛ばすことを拒む負のエネルギーも持っている。

ただ楽しい冒険譚を描きたいだけなら、「死んだ方がいい世界」なんていう話のタイトルはつけない。

そういうど直球の不信感や怒りが入り込んでいるのも、あの漫画の魅力なんだろう。

2024-10-16

やっぱ淫夢厨って性格悪いな

今いじられてる某男優の人

唐◯並みにやべえ奴だから叩かれてるの?と思ってググったら全アみたいないじめられ方してるだけかよ

普通に気の毒 

「生身の人間おもちゃ扱いして死ぬまで追い詰める」みたいな残酷行為はもうやめろよ

何度繰り返すんだよこういう所業

男の淫夢厨も酷いけど女の淫夢厨の罵倒の方がより湿度が高いというか 

遠巻きにじっとりした嘲笑を向けてるのが引いた

直接的な悪口は書かないから訴えられないまま安全からサンドバッグ扱いできる やり口が卑しすぎる

ナマモノ鍵パカで垂れ流す時点で相当イカれたバカ女ってのもあるし

平野かいうヤバそうなゲイ会社幹部の囲いやってるんでしょ

ドン引き こいつらには善意共感性も欠けてるんだろう

まり女性蔑視的なことは言いたくないけど「女って陰湿だな」という感想しか出てこない

こういう奴ら全部まとめて保存しといて本人にチクろうかな

今はDM送れないみたいだし また機会があればデータ渡せるはず

淫夢かいカルチャー(笑)はさっさと消えた方がいい

2024-10-15

anond:20241015210505

まだ男性ミソジ増田のが露悪的にやってるからマシ

女性増田自分がやってることが悪いことと毛ほども思ってない

人間性残酷すぎる

キモいがどんなに残酷卑怯で使うべきではない言葉か云々カンヌン」

他の罵倒語と同じ扱いでいいじゃん


他の罵倒語の悪質さを免責してんじゃねえよ

大体「気持ち悪い」はいいわけ?

田舎舞台ホラー作品って

人々が日常の中で

こいつ死なねえかなと心底思ってるババアとかジジイが無様に死ぬ代理処刑ショーだからみんな楽しいんだよね。

からあい作品に出て殺されるキャラに似てる人は普段から死なねえかなって思われてるってことだよ。

 

お局みたいなやつとか

ホラー死ぬ演出たらみんな喜びつつ

「でもこんなのは残酷だ」

かいって常識人のフリするけど

内心喜んでるよ

2024-10-13

ラストマイルを見た

ラストマイルを見た。

ラストマイル情報は、アンナチュラルとMIU404のキャストが出てくるから見ておいた方がよい、ということだけ知っていた。

少しだけ感じたことをメモに残しておきたいのでネタバレしますが、まだ見ていない方は見てからの方がいいかもしれません。

それから、あまりブログを書きなれていないので読みづらいかもしれません。(自分メモなのでご容赦ください)



結論から言うと、見終わった後の希死念慮がすごくてかなりきつかった。

友人が一緒だったのでなんとかなったが、一人だったらホームから飛び降りたくなっていたかもしれない。


山﨑佑の「ブラックフライデーが来るのが怖い」という感覚に覚えがあった。

あそこまで追い詰められたものではなかったものの、それよりは小さなものが毎週日曜日の夜に焦燥感となって表れた。

私は大学卒業後にブラック企業的な職場に勤めた。エレナのように強い人間ではなかったので三年もかからずに眠れなくなり、食事の味もよく分からなくなった。

やがて朝になっても体を動かすことができず、動悸と息切れ仕事に行けなくなり、病院にかかることになった。

そんな経験があったので、山﨑佑のことが明かされていくたびにつらくなった。自分の辛い記憶を掘り起こされているような苦しさがあった。

本編の内容としては面白かったのですが、ただ手放しで面白いからみんなも見て!とは言えなかった

せーの!で辞められる勇気のある人はいいけど、それができない人はどうなってしまうのだろう。私もあの時誰も頼れず辞められなかったら?

急にずっと前のことをついさっきの出来事のように思い出して辛かった。


それから米津玄師の『がらくた』の歌詞で、「たとえばあなたがずっと壊れていても 二度と戻りはしなくても 構わないから僕のそばで生きていてよ」という歌詞で涙が止まらなくなってしまった。

あのとき適応障害と診断された私は、少しずつ変化していって双極性感情障害と診断された。それがきっかけで数か月入院することにもなった。

私の双極性感情障害発達障害所以するものなので、おそらく治ることはないと思う。

私はこれから先、ずっと壊れたままなのだろう。

それでも、壊れたままこれからも生きろというメッセージをぶつけられて「なんてひどい、残酷なことを言うんだろう」と苦しくなると同時に、壊れたままでもいいのかな、と少しだけ肯定してもらえた気がしてまだ生きてみようかなと思った。

希死念慮はあっても恐怖心が勝ってしまい死にきれずに惰性で生きてきたが、壊れたままでもいいと誰かが言ってくれるのならちょっとだけ頑張れるかな、と思った。


流石に一回でこれだけしんどかったので、もう一度見る勇気はない。

でも、つらい中にも希望の光はあったので、私は見て良かった。



ほとんどメモ書きなのでこれで終わり。

村上春樹作品ポリコレガン無視云々で思い出した恩師との会話

ノルウェイの森キモいとか嫌いだったとかコンプラの欠片もないとか色々言われている(私はノルウェイの森に関しては学生時代映画を観てヒロイン役の水原希子が「もう二度と演技の仕事はやりたくない」みたいなコメントをしていたこしか覚えていない)。

そういう意見に対する反応の中に「コンプラ違反キモい小説禁止されるようになったら小説は終わりだ」みたいなものがあった。

それを見て、以前に恩師と話したことを思い出したので、何となく回想する。ただ、記憶曖昧な部分も多いので、架空の話と思ってもらったほうがいいかもしれない。

恩師(A先生とする)は文学が専門の大学教員で、ゼミでお世話になった。私はリアル留年するレベル卒論に手こずったのだが、A先生は急かすこともなく私が自分なりに納得できるものを書き上げるまで待ってくれた。私がA先生を恩師と呼ぶのは、その「恩義」によるところが大きい。

昨年の5月、久しぶりにA先生を訪ねた。先生はその年の3月大学早期退職していたので、会ったのは駅の近くのルノアールだった。

挨拶やら近況報告やらを経て、話題A先生が定年を待たずに大学を去ったことに移った。先生退職理由について「学内の過剰な『コンプラポリコレ意識に窮屈さを感じた」というようなことを話した。

私は少し身構えた。当時の私(今もだが)はどちらかといえば「コンプラポリコレ重視派」というか、フェミニズム共感したり、不公正に違和感を抱くことは大切だと思ったりする人間だった。Twitter(現X)のおすすめタブも、かなりリベラル寄りに構築されている。だから尊敬するA先生がいわゆるポリコレアンチだとしたらちょっと嫌だなぁ困るなぁ、と思ったのだ。

私はA先生の話をもっと聴くことにした。先生言葉をどうにか納得できる形で解釈するための材料が欲しかった。

A先生は、最近学内には過剰な(と先生が感じる)ほどの「配慮」を求める空気がある、と言った。例えば、講義の中で残酷と思われる映像を扱う時に、事前に警告して「苦手な人は見なくていいですよ」と言わなければいけないのだという。

そのような「配慮」は、私も見たことがある。以前、NHK地上波ドラマで、作中に出てくるセンシティブな要素(性的描写暴力自傷行為など)について冒頭で警告していた。ある種のネタバレとも言えるのだが、人によってはフラッシュバックを起こしかねない描写に警告を入れるのは「正しい」ように思われた。

大学サイドはクレームを恐れている。事なかれ主義的に先回りして、学生を傷つける可能性の芽を片っ端から摘んでいる。それは学問を教える場としてあるべき姿だろうか? 人間が学び成長する契機の一つは『ショックを受けること』だ。本来人間には、ショッキング経験咀嚼し消化することで新たな知見や価値観を得る力がある。『コンプラ』に基づいた『配慮』によって学生たちをショックから『守る』ことは、彼らの『ショックを消化する力』を信頼していないということではないか?」

といった内容を、A先生は語った。確かに、誰でも見る可能性がある地上波ドラマと違い、大学講義を受けに来るのは一定以上のリテラシーを持った一定以上の年齢の学生に限られる。「後から訴えられるリスクを避けるため」という理由だけで、彼らの「ショックを受ける権利(≒成長する権利)」を奪うのは、学問の場の在り方としておかしいと言えるかもしれない。

また、A先生は「今これを読んでいるのだけど」と、明治時代私小説(確か森鷗外)を見せてくれた。詳しいあらすじは忘れてしまったが、端的に言ってクズな男の話だった。

「この話は、『ポリコレ』としては全く『正しくない』。だが、そういう『正しくなさ』を持っているのが人間ではないのか。そして、人間の正しくなくて醜くてクズな部分をも描くことができるのが文学(≒フィクション)ではないのか。『ポリコレ的に正しい』文学しか認めないというのは、非常に危ういことだ」

と、A先生は語った。これはまさに今回の村上春樹作品の「正しくなさ」論争に重なる話だろう。

ポリコレ」つまりポリティカル・コレクトネス」とは本来政治的な正しさ」を意味する言葉だった。ゆえに、配慮対象となるのはあくま現実社会を生きる人々であったはずだ。にもかかわらず、今ではフィクション評価軸として「ポリコレ」が使われており、なおかつ「ポリコレ的に正しくない」作品非難対象となっている。

だが、A先生の専門である(そして私が多少なりとも学んだ)文学という分野において、フィクションを「ポリコレ的に正しいか否か」で評価することはある意味危険視されている。文学にとって「多様性」は命だ。文学は唯一絶対の「真理」を信じない。なので、「ポリティカル・コレクトネスはどんな時も決して譲るべきではない」という立場とは、そもそも相性が悪いのだ。さらに、先ほどの先生言葉の通り、文学は「正しくないもの」の居場所でもある。フィクションには、現実社会では犯罪になるような行為差別的とされる感情も受け入れる余地がある。もちろん、受け手がそのようなフィクションに触れて「キモい」「傷ついた」「作り手の人格を疑う」などの反応を返すことは当然ありうるし、(特に商業的な作品では)作り手がそういった反応を回避するためにコンプラポリコレ意識することも普通にあるだろう。だが、「正しくない」フィクションを一律に禁じ、「正しい」フィクションけが存在を許される事態は、少なくとも文学畑の人間からすれば「あってはならない」ことなのだ。

1時間少々をルノアールで過ごし、私とA先生は再会の約束をした後、駅で別れた。電車の中で、私はずっと先生との会話を反芻していた。今思えば、私はまさに先生発言に「ショックを受け」、それを咀嚼し消化しようとしていたのだろう(この投稿自体がその行為の一環といえるかもしれない)。

最後に、フィクション受け手を傷つけることについて、思うことを書いておく。

私は昔から小説漫画など色々なものを読んできたが、その中でショックを受けたり傷ついたりしたことも少なくない。今でも覚えているのは、小学生の時に読んだ児童書で、登場人物クラスメイトのことを「グループ渡り鳥」とバカにしている描写だ。当時の私は特定グループ所属していなかったので、「私は『グループ渡り鳥』なんだ、良くない状態なんだ」と思い込み自己肯定感が下がっていった気がする。

それでも、私の基本的スタンスは「傷つくのは受け手事情」だ。明らかな悪意に基づくものならともかく、一般的フィクションに触れて傷ついたとしても、それは「自分の傷つきやすい部分に当たった」に過ぎない。「勝手に傷つくお前が悪い」とは言わないが、少なくとも「人を傷つける作品が悪い」とはならないと思っている。そもそも、誰も傷つけないフィクションなんて、誰も感動させないフィクション同義ではないのか。

以上、長々と書き連ねたが、今言えるのは、私が恩師にまた会える日を楽しみにしているということくらいだ。そしてその時には、また色々な話がしたいものだ。

2024-10-12

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

anond:20241102083243

◆再追記

anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね

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選考基準独断偏見で、作者一人につき一作まで

強いて言えば後世の作家への影響、社会的な影響を重視

ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

忌憚なき意見、待ってるぜ

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情努力勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチー必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシサッカーやってなかったかも。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。

8.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。

9.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

10.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

11.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線継続していたら日本バスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。

12.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

13.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

純粋ギャグから一作入れたかった。ナンセンスシュールさを主体としたギャグジャンプ誌上で成功させた最初マンガ下品さやエロさを排除した純粋面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。

14.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCG日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたこと重要お金正義

15.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。

16.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタ最終回を読むまでは死ねない。

17.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 2020年24

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

今のジャンプジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

追記

一応30年くらい継続して毎週ジャンプ読んでます

ブコメでなんでこれ入ってないの?って言われた作品について

ブリーチ個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし

銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックス成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな

ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫ジャンプ史上もっとも偉大なマンガであるという前提で全作品評価している。幽白は序盤の人情モノ路線打ち切り冨樫作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う

リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい

Drスランプ→1作家1作品縛りなければ入れてもいい

ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...

はだしのゲンジャンプ掲載された期間が短すぎる

サーキットの狼ジャンプ史においてレース漫画存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない

ヒカルの碁小畑で選ぶなら流石にデスノかな

漫☆画太郎画太郎ギャグ面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある

呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代チェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリックハンタしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性根本的に合わない

男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去メインストリームメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない

2024-10-11

anond:20241011162214

脚本の変更は、ポリコレというか、教育的配慮だったのではと思う。

旧ドラえもんは残酷過ぎた。

残酷なテンテケテンテ

蒼い風がいま胸のドアをタタタタタ

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