はてなキーワード: 田村智子とは
https://twitter.com/2339m7_gay/status/1396125090744471554
記者「生物学的に男でごつい見た目だが女性と自認している人が女子トイレに入ってきて、生物学的に女性、自認も女性の人がそれを嫌がった場合、差別では?」
田村智子「男だと外からわかる格好で女子トイレに入れてくれと主張した人と会ったことが無い」「一方の性に恐怖心を与えるようなことを求めていない」
https://www.asahi.com/articles/ASP5W5228P5TUTIL04B.html
裁判所「女性の格好だが生物学的には男性、女性と自認している人が女子トイレに入りたいと主張するケースはあるぞ」
https://wan.or.jp/article/show/9075
https://sites.google.com/view/no-self-id-japan/
石上卯乃「生物学的に男性のトランスジェンダーの人が女性トイレに入るのはちょっと待って」
記者の例は極端だとしても、
2. 生物学的に男性である人には女子トイレに入ってほしくない人
と対立する2人が存在している以上、田村智子は会見でぼかしていた
「1が存在する場合、2を優先して1の女子トイレに入る権利をはく奪するのか」
という点を明白にしてほしい。
Intl Cons. Invest. Journalists (3)
Unherd-LockdownTV (1)
dossierゴーン (253)
eスポーツ (1)
journalist・津田大介 (15)
「村上春樹は三流」 (5)
あとで読む (132)
いんちきアベノミクス (58)
いんちき株高 (1)
お大事に (14)
お粗末極まる安倍外交 (26)
くたばれ籾井 (1)
これはひどい (6)
つけあがるな、米軍 (19)
でたらめな内閣官房 (1)
でたらめ政治屋二階 (15)
ふざけるな安倍晋三 (3)
オウム真理教 (41)
カネカネカネの世の中 (1)
ゲル語録 (98)
コメディアン松元ヒロ (1)
サイバー攻撃 (1)
サブスクリプション (1)
ダジャレ (21)
ヒアリ、恐るべきアリ (13)
フィンセン文書 (3)
ブラック企業 (1)
ヘドが出る安倍政権 (3)
ペーパーレス化 (2)
メディアリテラシー (1)
リアル書店の衰退 (1)
七味(ひちみ) (1)
三遊亭円楽 (1)
不誠実極まる安倍晋三 (1)
事なかれ主義の果てに (1)
仁和地震は反復する? (7)
例:実力制第四代名人 (1)
保守速報・栗田薫? (1)
個人情報保護法 (1)
全く変質した自民党 (1)
再エネの推進を! (1)
医食同源 (2)
単に口の悪い冗談です (2)
口の曲がった麻生太郎 (5)
史上最悪の安倍政権 (2)
史上最悪の米大統領選 (4)
囲碁 (19)
国会を閉じるな (14)
奢りが極まる菅政権 (4)
嫌味な老人の繰り言 (2)
安倍に鉄槌を (52)
安倍は辞めろ (496)
安倍昭恵頭悪すぎ (8)
安倍晋三こそが失礼 (1)
安倍晋三のお友だち (1)
対米ケツ舐め安倍政権 (53)
対米ケツ舐め経産省 (1)
対米ケツ舐め自民党 (5)
将棋 (374)
怒りのダジャレ (5)
政権交代を裏切った輩 (9)
文筆家・内田樹 (1)
新型コロナウイルス (557)
日本一せこい男舛添 (32)
日本人の野蛮性 (6)
日本語を正確に使え! (2)
日米合同委員会 (4)
映画専門・石飛徳樹 (25)
暗愚極まる菅政権 (5)
書評 (8)
最低のNHK会長籾井 (49)
最低の環境相丸川 (4)
2018年7月28日、表のスタート時点でサイトの総ブクマ数2,836,264
月\日 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018-7 | 554 | 483 | 539 | ||||||||||||||||||||||||||||
2018-8 | 480 | 451 | 409 | 576 | 681 | 481 | 433 | 691 | 896 | 544 | 578 | 559 | 500 | 406 | 495 | 452 | 372 | 510 | 206 | 261 | 417 | 448 | 554 | 504 | 564 | 597 | 527 | 438 | 1196 | 1585 | 631 |
2018-9 | 986 | 566 | 791 | 728 | 658 | 574 | 561 | 540 | 622 | 642 | 558 | 537 | 555 | 536 | 598 | 706 | 515 | 689 | 573 | 492 | 577 | 621 | 621 | 589 | 575 | 606 | 673 | 554 | 614 | 658 | |
2018-10 | -265 | 90 | 232 | 456 | 492 | 588 | 550 | 623 | 608 | 578 | 577 | 537 | 648 | 517 | 583 | 570 | 511 | 770 | 672 | 553 | 582 | 412 | 569 | 595 | 538 | 474 | 436 | 544 | 571 | 383 | 480 |
2018-11 | 495 | 506 | 692 | 575 | 726 | 269 | 407 | 474 | 463 | 532 | 587 | 469 | 426 | 506 | 514 | 484 | 582 | 633 | 469 | 423 | 407 | 415 | 329 | 548 | 585 | 541 | 535 | 305 | 389 | 363 | |
2018-12 | 16 | -304 | -47 | 184 | -32 | 88 | 242 | 370 | 363 | 460 | 259 | 262 | 281 | 386 | 305 | 202 | 313 | 272 | 275 | 386 | 250 | 374 | 363 | 224 | 186 | 363 | 163 | 325 | 612 | 438 | 231 |
2019-1 | 390 | 281 | -87 | -223 | 574 | 132 | -2 | 42 | 209 | 359 | 191 | 213 | -149 | -443 | 22 | 31 | 104 | 141 | 48 | 20 | 49 | -8 | -48 | 99 | 159 | 109 | 133 | 88 | 98 | 128 | 254 |
2019-2 | 245 | 280 | 602 | 318 | 372 | 336 | 369 | 333 | 285 | 289 | 344 | 304 | 120 | 261 | 245 | 258 | 280 | 263 | 206 | -965 | 287 | 213 | 313 | 214 | 285 | 202 | 252 | 592 | |||
2019-3 | 253 | 228 | -287 | 295 | 187 | 415 | 116 | 148 | 66 | 84 | 167 | 210 | 241 | 50 | 223 | 345 | 403 | 421 | 386 | 270 | 261 | 264 | 388 | 434 | 356 | 272 | 289 | 369 | 336 | 247 | 361 |
2019-4 | 63 | 737 | 517 | 413 | 570 | 298 | 269 | 282 | 267 | 581 | 689 | 356 | 342 | 325 | 390 | 301 | 302 | 325 | 307 | 342 | 296 | 197 | 87 | 1 | 116 | 169 | 228 | 279 | 249 | 239 | |
2019-5 | 257 | 346 | 78 | 158 | 140 | 174 | 161 | 218 | 130 | 202 | 297 | 236 | 315 | 252 | 147 | 266 | 157 | 251 | 326 | 271 | 138 | 240 | 236 | 253 | 169 | 196 | 180 | 640 | 204 | 307 | 167 |
2019-6 | 193 | 257 | 271 | 173 | 154 | 225 | 278 | 283 | 330 | 341 | 324 | 287 | 338 | 336 | 184 | 365 | 404 | 248 | 295 | 285 | 201 | 226 | 121 | 13 | 193 | 157 | 240 | 81 | -3 | 323 | |
2019-7 | 364 | 192 | 318 | 182 | 9 | -231 | 58 | 175 | 306 | 274 | 98 | -104 | 112 | 12 | 139 | 126 | 53 | 105 | -77 | 0 | 208 | 107 | 110 | 93 | 1279 | 262 | -6 | 95 | 24 | -46 | 20 |
2019-8 | 21 | 167 | -53 | 38 | 154 | 166 | 123 | -51 | 1 | 68 | -69 | 417 | 112 | 39 | 74 | -49 | 42 | 149 | 227 | 110 | 130 | 99 | -2 | 287 | -103 | 98 | -1 | 28 | -2 | 4862 | 8724 |
2019-9 | 9653 | 8481 | 4870 | 4820 | 4199 | 4020 | 869 | 79 | -289 | 901 | 317 | -379 | 524 | 337 | 491 | 356 | 328 | 338 | 336 | 275 | 362 | 307 | 343 | 370 | 409 | 440 | 324 | 322 | 366 | 339 | |
2019-10 | 350 | 295 | 350 | 341 | 332 | 309 | 332 | 428 | 366 | 335 | 89 | 336 | 427 | 270 | 320 | 206 | 163 | 191 | -15 | -156 | 61 | -77 | -75 | 200 | 173 | 185 | -207 | 62 | 162 | 362 | 37 |
2019-11 | 85 | 302 | 261 | 369 | 372 | 232 | 257 | 339 | 300 | 668 | 403 | 244 | 263 | 140 | -238 | 346 | 329 | 301 | 278 | 177 | 32 | 129 | 66 | 238 | 4630 | 270 | -3685 | -10 | 368 | 273 | |
2019-12 | 270 | 318 | 349 | 271 | 292 | 235 | 314 | 265 | 279 | 290 | 341 | 4653 | 286 | -3902 | 211 | 307 | 4643 | 190 | 259 | 312 | 317 | -4067 | 328 | 330 | 341 | 386 | 433 | 281 | 476 | 416 | 382 |
2020-1 | 168 | 465 | 266 | 247 | 352 |
毎日100から400くらいのブクマを集めている。増田の10分の1くらいのブクマ数にあたる。たまにならホットエントリ入りしても良さそうなブクマ数ではある。
時々数千ブクマを集める日もある。ホットエントリになったのかもしれないけれど、数日後に数千ブクマが消されているところを見るとスパムだったのかもしれない。
元データ: https://anond.hatelabo.jp/c/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%83%96%E6%95%B0
ブクマ数(参考) | ブクマ日時 | タイトル |
---|---|---|
1017 | 2018-08-28 00:13 | 【みんなで筋肉体操】腕立て伏せ ~ 厚い胸板をつくる |
1002 | 2019-07-24 00:16 | ナイツ『吉本興業 ジャニーズ』 |
739 | 2018-08-29 00:01 | 【みんなで筋肉体操】腹筋 ~ 凹凸ある腹筋をつくる |
527 | 2019-11-25 19:02 | 【字幕表示できます】#桜を見る会 田村智子 首相らの招待枠は3,000人超だった!逃げた菅の虚偽答弁を追及 マルチ商法ジャパンライフの招待も首相枠だった! 2019年11月25日参議院行政監視委員会 |
482 | 2019-11-08 23:56 | 「桜を見る会」が首相後援会の恒例行事に |
471 | 2019-01-04 14:34 | [국방부] 일본은 인도주의적 구조작전 방해를 사과하고 사실 왜곡을 즉각 중단하라 |
469 | 2019-04-01 13:50 | ゴールデンボンバー/令和 Full size |
401 | 2019-04-09 15:12 | ゴーン氏ビデオメッセージ 無罪主張 |
363 | 2019-12-29 19:31 | 【激怒】巨乳に仕事を潰された【宇崎ちゃん】 |
355 | 2018-08-07 23:11 | Aphex Twin - T69 Collapse - YouTube |
有名メディアの公式コンテンツと左翼系政治動画にブクマが集まった痕跡がある。YouTuber、VTuberなどの若者向けコンテンツにブクマが集まることは少ないようだ。ハングルのは韓国国防省公式が上げた自衛隊機に火器管制レーダーを照射してないよという説明動画。宇崎ちゃんのは赤月ゆにというVTuberのコンテンツ。この後は筋肉体操の3本目、映画天気の子のトレーラーと続く。
少ないとは言え近年ホットエントリ入りするケースが増えている。去年今年は特に目立つ。しかし1000ブクマを超えることは極めてまれ。
ホットエントリに入りづらい理由はより細かく分析しないと分からない。ホットエントリ入りしてないのにサイトに毎日数百ブクマ集まると言うことはブクマ数的には十分多いと思う。3ブクマ集まるスピードが遅いのか、3ブクマ集まってるのに何らかのアルゴリズムで不利にされているのか、動画が多くてブクマが分散しすぎてめったに3ブクマ集まらないのか。
国会の質問内容やその態度、聞き方というのは議員それぞれの個性が出るもので、じっくり聴くと味がある
野党の質問にしてもいつもがなり立てているわけでなく、コース料理の様にお膳立てされていき、そこでその状況に見合った委員の質問がなされていく
しかしテレビのニュースで使われるのはその一部の一部なのである
そこに華を添える、各政党に存在感を与えるために目立つ質問者が割と配置されてインパクトのある質問が行われる
しかしそれが最近は逆効果になっていないか、質問戦術を問い直すべき時期だと田村智子氏にスポットライトが当たった件と立憲民主党の支持率低迷からそんなことを考えたくなった
https://twitter.com/3abent/status/1227546080243355649 安倍総理の中では「言っていいやつ」(野次っていいやつ)って決まってて、それは辻元清美と蓮舫なんですね。
https://twitter.com/Jaxvn1/status/1227595178556280832 福島みずほ氏、田村智子氏、森ゆう子氏、山尾志桜里氏もですね。
地域の行政問題に関する署名活動とのことで、ドアを開けたらご年配の男女2名だった。
その問題に関する知識を持ち合わせなかったので断ったが、「消費税を5%に」の方には記名した。元々消費増税に反対だったからだ。
自分は是々非々で特定の政党を支持するつもりはないが、安倍政権は支持していない、桜を見る会の件での田村智子議員の活躍は知っている、胸をすく思いだ、頑張ってほしい、と伝えてドアを閉めた。
お礼(?)に赤旗新聞の日曜版を頂いた。大手紙と違って胡散臭いサプリ広告が無いのが新鮮だった。その一方で「強制連行と徴用工問題・韓国ピースツアー」「日本侵略の歴史と戦跡をめぐり学ぶ南京・徐州・上海の旅」などのツアー広告に驚いた。行く人いるんか。
https://news.yahoo.co.jp/feature/985
こういう記事が出ていて、その反応がすごく気になりました。なので2012年に改正された労働契約法に関して当時の議論や経緯などをご紹介したいと思いました。
まず基本ですが、労働政策は、労働政策審議会を通して、公労使の3者が話し合って決める事となっています。これは公契約における労働条項に関する条約に定められた原則です。労政審は厚生労働省の設置法で定められた審議会で、公労使は同数委員を設置することになっています。あの高度プロフェッショナル制度でさえ、労政審から、概ね妥当とされながらも、労働者側からの指摘として、高プロは危ないという付言がされています。委員は2年交代で、特に公共、有識者の構成を政権に近い人に変えていけば、労政審の答申を政権に近い形で出すことは可能ですが、しかし政権交代、即委員交代!ともならないわけで、労働政策の審議は基本的に慎重に行われているとは言って良いと思います。ちなみに安倍政権では、この原則に反して、労政審に諮らずに特措法を制定し、無期転換ルールの緩和を行っていますし、昨年7月には、労働者代表を構成員に含まない(国家戦略特区諮問会議を思いだせ!)、労働政策基本部会を設置し、各分科会にこだわらない、横断的な政策を諮問する、としています。詳しく書かないけど、これめっちゃくちゃ危ないですからね。高プロの立法事実とされるものは、産業競争力会議とかみたいな安倍政権が大好きな有識者会議から出てくるわけだけど、それを労政審の中に作っちゃったようなもんだから。まぁ本当に現政権は議論が大嫌いなんだなぁと思いますけど、とりあえずそこは置いとく。
字数制限的にそれぞれを説明はしないですが、労働者は基本的に使用者よりも立場が弱いので、解雇をする際には合理的であると認められる理由がないといけません。それが解雇権濫用法理と呼ばれるものです。一方、有期労働者に対しても、期間満了による解雇であっても、無条件であってはならないとするのが雇い止め法理です。雇い止め法理は、無期労働と本質的に違いがない場合と、有期労働者が更新を合理的に期待できる場合に、解雇権濫用法理を類推して適用する、というものです。これは法律に書かれていたわけではなく、幾つかの裁判事例において、確立された裁判例に基づいた規範です。原理的に有期労働者の方が要件が増えているので、保護される確率が下がっている建てつけですね。2008年のリーマンショックでは、無期雇用者も大量に整理解雇されましたが、それよりも、派遣労働者や有期雇用労働者が大量に解雇され、大きな社会問題になりました。そこで麻生政権時代に、有期契約労働者の働き方が労政審に諮問され、鳩山政権時代に、有期労働契約研究会報告が出されました。
有期労働契約研究会報告では、雇い止めに関して、主に3つの論点が話し合われました。
1.入り口規制=有期契約が結べる業務、業態などを規制し、原則無期、例外的に有期が可能とするか否か
2.出口規制=有期契約を結べる期間、更新回数を規制するか否か
単純に労働組合が民主党の支持母体と言っても、組合内でもこれは意見が分かれていましたね。この3つをすべて導入しないとうまくいかないぜ!っていう主張(自治労など総評系に多かった)と、少なくともどれか一つでも合意できるならするべきだとする主張(同盟系に多かった)が当時から分かれてた。審議入りしてからは、社民党の福島みずほさんや、共産党の田村智子さんなどが前者の立場に立った批判を何回もやっていました。こう言う批判をしておくことは本当に大事で、当時の西村ちなみ副大臣の答弁をもとに、後述する通達が出されています。
有期労働契約研究会では、労働者の雇用を安定化させることで、生産性が向上するという学術的な指摘がなされ、規制の導入に対して前向きな報告が出されました。
議事録を見てもらえば分かりますが、使用者側の委員はほぼすべての規制に反対していますが、特に入り口規制の導入に関してはものすごく反発している。有期雇用は雇用の不安定要因ではなく、有期雇用によって雇用の安定化が図られている、だの、入り口規制をすると、企業は雇用をやめるだろう、という話を延々とやっている。しまいには労働者の権利の話ばかりするな、経営者側が雇用を調整する権利はどうなるんだ、というようなことも言っている(ちなみにこの方は、高プロが1000万以上と言われると中小企業が活用できないとかも言ってる方です・・・)。まぁ経営陣がそういうことを言うのは当然なのですけど、ポイントはこの法律案が労政審に諮問された時はすでにねじれ国会になっていて、野党の協力なしには法案の成立はできない状況だったというところです。仮に民主党が有期労働契約研究会報告に基づいて、労働契約法改正案を提出していたとしたら成立は難しかったと思われます。そこで、入り口規制は外され、2、3のみを取り入れた法案ができ、5年以上の契約更新によって、無期転換の申し込み権が発生する、という法案になりました。これも使用者側の意見が採用されていて、5年以上の有期雇用という形態を禁止してはいないし(契約時にあらかじめ申し込み権を放棄させるとかいう潜脱が使いたい)、無期転換ルールの説明義務なども盛り込まれなかった。民主党がバカだったということは簡単ですが、労政審による審議は時間がかかるものだし、民主党がやりたいように法案を整備できた期間はものすごく短かったことにも留意が必要だったと思います(例えば共謀罪なしのTOC 条約の批准や、死刑廃止の法制化などは平岡秀夫、江田五月法相の頃にやりたがっていたけど、結局諮問したままで、法案化まで持って行けなかった)。2011年からは東日本大震災の対応に追われ、ねじれ国会によって国会運営は難航し、特例公債法ですら野党に譲歩しなければ通らない状況になっていた2012年に、労働契約法は、社民、共産を除いた自民公みんなどの主要政党の賛成で改正されています。
冒頭に紹介した記事への反応を見ると、有期雇用の人は雇い止めされてもしょうがないんだ、というような諦観が見られ、それがちょっと残念に思いました。2012年の改正では、もう一つ、雇い止め法理が労働契約法第19条に書き込まれることになりました。これはパナソニックプラズマディスプレイ事件の最高裁判断をほぼそのまま法律に書き込んだものです。つまりたとえ有期雇用であっても、実質的な労働が、無期雇用職員と同様であるか、雇用の継続が合理的に期待される場合には、雇い止めをすることはできません。これは、従前は裁判規範であったものが、明文化されたことで、経営者が遵守しなければならない法規になったということは言えます、もちろん不十分ですが。
「これからは5年で労働者を入れ替える、これスタンダードになる。こういう事態を起こさない歯止めはどこにあるんですか。」
「今回は、雇い止め法理が法律に明記されるということになります。使用者が合理的理由のない雇い止めを回避する行動を取ることがこれによって促進されるほか、その趣旨を考慮した労使の話合いが促されると、これも十分期待されることであります。企業の実情に応じた無期転換の自主的ルールの整備が進むことも期待されます。
改正法が成立した際には、法律に明文化されたこの雇い止め法理の趣旨と内容について周知徹底を図っていきまして、現場の労使にしっかりとそこは浸透させていきたいと考えています。」
「これ、雇い止め法理って強制力はないわけですよね。それで、これもう既に起きているんです。株式会社シャノアール、これ、シャノアールやベローチェ等の喫茶店を全国展開している企業ですけれども、全国のチェーン店で約五千人の非正規雇用の労働者が働いています。このシャノアールは、今年3月、突然、社内通達で、有期雇用の労働者に対して契約期間3か月の更新は15回を上限とすると、入社契約時から通算で4年の勤務をもって満了という方針を全ての店舗に徹底しました。現在4年を超えて働いている方々は、全て来年3月で雇い止めにするという方針です。
7年以上働いてきたAさん、直接お話をお聞きしました。これまでは更新の上限はなかった、なぜ来年3月までなのかと管理職に問い合わせたと、そうすると、法律の改正に伴うものだと聞いていると、こういう説明をしているんです。Aさんは、お店の立ち上げから働いて、いいお店にしたいと意欲的に働いてきて店長代理にまでなっていると、自分は働き続ける意思だからこの不更新条項は認めないということでサインしていない、だけど、サインしなかったら仕事を失うかもしれないと泣く泣くサインをしている同僚を目の当たりにしているわけですね。
大臣、この労働契約法が変わるということで、既に五年を超えないように雇い止めをするという新しい動きが起こっています。法施行後5年の話じゃないんです。8年の話でもないんです。こういう企業の対応は看過するわけにはいかないと思いますが、いかがですか。
「これは裁判例の一般的な傾向を申し上げるわけですけれども、一旦労働者が雇用継続への合理的な期待を抱いていた場合に、使用者が更新年数あるいは更新回数の上限などを一方的に宣言したことによって労働者の雇用継続への合理的な期待が失われることにはならないということだと裁判例の傾向からは申し上げることができます。
また、あらかじめ設定された更新上限に達した場合でも、他の労働者の更新の状況など様々な事情を総合判断して雇い止めの可否が決せられるというのが、またこれ裁判例の傾向であるというふうに考えております。
ですので、不更新条項を入れさえすれば雇い止め法理の適用が排除されるといった誤解を招くことがないように、従来の判例法理が変更されるものではないということを解釈通達などを通じて周知徹底を図ってまいりたいと考えています。」
「現に新しい動きで、今まで不更新条項なんか入れていなかった企業がこうやってやっているんですよ。例えばこのシャノアール、労働者が労働局などに訴えていったら、これ指導できるんですか。どうですか。」
「個別のことでいろいろ御相談があれば、これは民事ルールでございますので我々の労働基準監督機関として指導するという性質のものではございませんが、総合労働相談コーナーなど、そういったことへの対応に当たって、労働局や労働基準監督署に窓口を設けておりますので、そういった相談があった場合には適切に対応していくことになると思います。」
「これ、労働基準法違反だったら労働基準監督署が捜査権を持って会社に入ることもできるんですよ、是正指導を強く行うことできるんですよ。だけど、非正規の労働者はそういう範疇にも入っていない。今回雇い止め法理を法制化したと言うけれども、これはどういうことかといったら、裁判で訴えたときに有利な条項が一つ法律の中にできましたよというだけのことなんですよ。」
田村智子議員の指摘は正しい。結局、このシャノアール事件は地裁で原告敗訴、高裁で原告有利の和解となったわけですが、2016年2月の話です。3年以上法廷で争える人がどれほどいるのか、という話なんですよね。この時の西村ちなみ副大臣の答弁にもある、解釈通達は24年8月10日付で出されていますが、その後の企業を対象とした調査で、認知度を調べたら、使用者も労働者も8割近くが正確なルールを把握していない、という結果になっていました。冒頭の記事への反応を見ても、雇い止めは、合理的な理由なしには、たとえ期間満了による結果でもできないとか、そういう基本的なところで労使ともに理解されていないし、そういう状況で、使用者に法律の趣旨に則った運用を促すだけでは、十分に労働者の権利が保護されないんですよね。当時の政府側答弁でも、不更新条項を無期転換回避のために行うことは、公序良俗に反して無効とは、答弁してるんですけど、それはあくまで答弁だし、本当に無期転換回避のためにやったのかは裁判で争わないといけないわけですよ。で、この法制化で、無期転換ルールをきっちり運用に乗せている企業も多くあるわけで、この規制が全く無駄だった、逆効果だったというのも違うのではないかなと思います。だからやっぱり入り口規制とか不更新条項の規制とか、そういう規制は必要だと思うし、そういう方向に議論を持っていかないといけないと考えます。
労働契約法は、定期的に見直しがされる付帯がありますので、おそらく今年か来年には再び労政審で議題にのぼってくると思います。現在の政府の動向を見ていると、どうも無期転換ルールをなくして、むしろ同一労働同一待遇の文脈で、解雇濫用法理の方をいじってきそうな気すらします。冒頭述べたように、労働政策基本部会には労働者側の意見は入りません。高プロを含んだ働き方改革関連法案は残念ながら、成立してしまう可能性が高いですが、派遣法とは違って、廃止した時に不利益を被る人がそれほど大きな人数になるとは思えず、十分に再改正できる段階にとどまっていると思います。政治を諦めてしまっては、好き放題にされてしまいますので、ぜひとも国会で議論されている内容に関心を持って、誰がどういうことを言っているのか、しっかりと見ていってほしいと切に願っています。