はてなキーワード: 手ぶらとは
理由は単純です。
相手からおもちゃを借りる時、貸せるものがあるのとないのとでは立場に大きな違いが生じるからです。
当方育児歴2年目の新米パパでございまして、ベテランママさんやイクメンさんに意見しようだなんて思ってもおりまんゆえご容赦頂ければと思います。
先日たまたま嫁さんの用事があったので1歳半の子供をつれて二人で公園に行った時のこと、散歩がてら思いつきで公園に寄ったということもあるのですがおもちゃを用意してなかったんです。
なぜなら、子供は新しいものや人が遊んでいるものにすぐに引き寄せられてしまうからです。
娘は見ず知らずのお友達からおもちゃを奪い取ろうとしたわけです。
しかしながら当然手ぶらの娘はなかなかおもちゃを貸してもらえません。
相手の母親も「仲良くしなさい」とか「順番に遊びなさい」などと優しい声をかけてもらえはするのですが、これがまた見事にMIJIME。
まず第一におもちゃがあればそれで遊ばせることが出来たし、友達のおもちゃに興味が向いてしまった場合でも交換条件にはできたはずでした。
なかなかおもちゃを貸してもらえない娘はそれでもめげずに別のものに興味を示します。
しかしこの日は運悪く同年代のお友達しかいなかったせいか、ここでも同じく貸してもらうことが出来ませんでした。
それならばと遊具を振り返ってみるとどれも満席で空く気配は見られません。
しょうがなくまだ遊びたいと駄々をこねる娘を無理やりベビーカーに娘を載せると、早々に公園を後にしました。
娘は家に帰る頃には眠ってしまいましたが、そのちょっと不機嫌そうな寝顔をみると申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
せっかくの娘と二人きりの休日は、ほろ苦い思いと一緒に幕を閉じたのでした。
子どもと公園に行く時におもちゃを持っていくたったひとつの理由。
それは親子ともにMIJIMEな思いをしないためです。
どれだけ遊び飽きたおもちゃでも構いません。
それが他の子供にとっては新鮮さのある玩具かもしれませんし、すくなくともそれがあれば遊ぶことは出来ます。
今更トラバ。
個人的な感覚だが、性欲って刺激を与えないと確かに衰えていくと思う。
射精そのものは性欲の発散なんだけど、一般的にオナニーは射精だけじゃ完結しなくて、オカズを見たり読んだり聞いたり性器やなにやを刺激したりそういう行為を伴っていて、そういう行為はむしろ性欲を高めるわけです。で、射精に至ると一時的にすっきりするけど、実は性欲は結構高いままになる。
元増田の
おかずは無し。ちんこいじるだけ。
てのはオナニーとしては最悪で、発散以外の快感が一切ない(まあ妄想もある程度まではオカズとして機能するから一概に手ぶらオナニーが駄目とは言えないけど)。そんなことしてたらそれは性欲も鈍るだろう。
この年齢になっても声が上から降ってくるというのはどこか困惑してしまう。
「君が……」
「ええ、キリンです」
みぞおちのあたりに私の顔があるので、私は彼女の顔を見上げる。話で聞いていたのよりも遥かに背が高い。二メートルは軽く越しているんじゃないか、と思う。もっともそんな私の当惑をよそに、彼女はニコニコと笑っていた。
「まあ、とりあえず入って」と言い、私は自室に案内した。
「おじゃまします」
彼女が入るとそれだけで急に部屋が狭くなってしまった気になる。取りあえず座布団を用意する。この日に備えて部屋の掃除は抜かりなくやった。生ゴミを捨てた。消臭剤を撒いた。カーテンまできちんと洗った。生まれて初めての体験なので、部屋の掃除をしている段階で既に興奮してきた。でも、目の前に公称二メートル五十センチの女の子がいると思うと、複雑な意味で興奮してしまう。
「まあ、とりあえずビールでも」
「あ、ありがとうございます」
冗談で言ってみたつもりだったのだけど彼女の戸惑った表情に、しまった、と思った。でも彼女はすぐに目を細めて笑って言った。
そのリアクションが逆に気まずくなって彼女に缶ビールを渡すと、その缶ビールは紙コップ並みの大きさに見えた。
「いやでも、こういうのってボディガードがついてたりするのが定番だって聞いてたんだけど。まさか手ぶらで来るとは思わなかった。催涙スプレーとか警報機とかで自衛するとか聞いてたし」
「あー、それってホンカク的に地盤が固まってるお店の話ですね。そのスジの人と繋がりがあるお店みたいな。ウチはフランチャイズ展開で、要するにコンビニとかと同じなんです。本社があって、脱サラしたオジサンが支店を経営するとか」
「大丈夫? 何か酷い目に遭ったとか」
「んー、でも、オマエは護衛がいなくても大丈夫って言われてます。ホラ」
と言って彼女は拳を私の前に差し出した。拳から彼女の顔までの距離が遠い。そのせいで拳が思っていた以上に巨大に見える。
「こんなにリーチありますから。オマエならカメダにだって勝てるって言われます」
「バスケとかバレーボールとかやってた? 君だったら引っ張りだこだと思うんだけど」
「あー。参加しても、オマエが入ると面白くないから出てけって、どこ行っても言われちゃいました。ユニフォームも特注しないといけないし。だから学生時代は絵を書いてました」
人間の個性というのはこうやって潰されるものなんだな、という思いが頭をよぎった。
「最後に計った時は五十センチだったから、今はもっと高いかも」
「大変だね。電車とか辛いでしょ?」
「そうですねー。あと悩みなのは、スカートが全然似合わないとか」
「いや、そういう問題じゃないと思うんだけど」
「慣れれば結構ラクショウですよ」と彼女は言った。「もしかすると、利き手が左の人の方が私よりツラいかも」
そして笑った。
「ダメですか?」
ことに及ぼうとして二人ともシャワーを浴びたのだけど、いざとなるとやはり自分の方が緊張してしまう。だから私たちは裸のまま、固まってしまった。
「ごめんね」と私は謝った。
何か対策はないものだろうかと、沸騰するぐらい脳の中で思考をめぐらせながら目の前数十センチにある彼女の顔を見ていた。スタイルが気に入らないとか自分の好みのタイプじゃないとかいう問題ではない。大き過ぎず小さ過ぎないおっぱいも、肉の余っていないスレンダーな腰も自分の好みだった。ただ、あまりにも目の前にある現象が非日常的なので、それに適応出来ないままでいるのだ。どこかでこの現象をすんなり受け容れられる接点を見つけなければならない。
「あ、そうだ。私、言葉責めっていうのヨワイんです」
「言葉責めか」私は考えた。「おいノッポ、ノッポ! っていう感じかな」
「それって、言葉責めって言うんですか?」
「言わないかも」
「あと、ノッポっていうの子供の頃から言われてますから特にザンシンな感じもしないんですよね」
「じゃ、おい! デクノボー!」
「……ホンキで考えてます?」
「一応本気のつもりなんだけど」
「あ、そういえば私、子供の頃はダチョウってよく言われてました」
「ダチョウか」
ダチョウ。そして彼女の名前はキリン。ふと閃くものがあったので言ってみた。
「なんだか中の温度が熱そうだな! ちょっと確かめてみるよ!」
「うーん、ザンシンといえばザンシンですね」
「俺もこんなことベッドの中で言ったことないな」
「分かった。じゃ音楽かけるね。いい?」
私は背を起こした。そしてラジカセのスイッチを入れて音楽を流す。この日のために買ったアルバムだ。オアシスの"Standing on the Shoulder of Giants"。それを流しながら、とにかくさっきの感じでやってみることにした。
握手券付きCDを3枚買った。なぜ3枚かというと、CDが3種類あり、収録されているカップリング曲とがそれぞれ若干違うのと、おまけDVDがそれぞれ異なるからである。
会場は京都パルスプラザというところ。最寄駅は近鉄奈良線、もしくは地下鉄烏丸線の竹田駅。
13時頃会場到着。AKB48での握手会襲撃事件を受け、入口でボディチェックがある。手荷物確認、飲み物の試飲、金属探知など。空港の保安検査をざっくりやってるような感じ。チェックのレーンが5~6か所程度あるので、特に待ちはない。
入場してまず驚いたのが、床にビニールシートを敷いているファンが多数いること。どうも乃木坂46トレーディングカード(そういうのがある)の交換待ちらしい。なんとかいうカードを持ってるのでなんとかいうカードと交換しましょう、みたいな手書きの札を立てている。あと、卒業が決まっている市來玲奈さんへの寄せ書きを募っているファンのコーナーもあった。この辺、主催者側とどういう折り合いになっているのかよく分からないが、随分自由なんだなと感心した。
真夏だし暑さを心配していたけれど、場内は一応空調が効いていた。ファンの男女比は9:1くらい。
さて、握手ゾーンへ入る。ゾーンの入口で最低1枚の握手券持っていることを示す。中に入ったあとは自分でレーンを選び、並ぶことになる。レーンは原則二人のメンバーで一組になっており、必然的に推しメン以外のメンバーとも握手することになる。また、レーンの序数は(推定だが)その前に行われた「個別握手会」(「全国握手会」と別に、メンバー指定握手券付きCDを買って参加する握手会)での売上順になっており、第1レーンが最も売上の大きい西野七瀬さん(と川村真洋さん)、第2レーンが2番目に売上のある白石麻衣さん(と伊藤寧々さん)、第3レーンが秋元真夏さん(と斉藤優里さんと大和里菜さん)と続く。これは随分嫌味な配置だなと思った。
自分は第11レーン(川後陽菜×高山一実)へ並ぶ。13時開始の予定だが、まだ列は動いていない。自分の前には30~40人ほど並んでいる。じきにアナウンスがあり、握手が始まる。列が進む間に隣の第12レーンの握手ブースから堀未央奈さんがちらっと見え、「えー、なんだこの美少女は!」と度肝を抜かれた。特に推しというわけではなかったが、衝撃を受けた。
握手ブースからは握手を終えた人が次々と出てくる。老若男女みな実に満足げな表情である。
いよいよ順番がやって来る。ブースの手前で、スーパーの買い物かごみたいなのに手荷物を入れ、手ぶらになる。さらに女性のもぎりに握手券を1枚渡し、さらに両手の表裏を見せる。握手ブースに入る。ブースには、メンバー一人につき剥がしの人が一人待機している。剥がしの人はストップウォッチを持っており、律儀に5秒をカウントし、肩を掴んで移動させる。高山一実さん、川後陽菜さんと握手し、出てくる。一瞬である。一瞬であるが、なるほど、みなが満足げな表情をして出て来るのが分かった。
その要因は、
です。
ちょっと腰が砕けそうになったので一息つく。しかし、メンバーの手のひらはみんなさらさらしていたけれど、ベビーパウダーでも使ってるんでしょうかね……
引き続き、第6レーンの斎藤ちはる×深川麻衣へ並ぶ。これもやはり隣のブースから見える橋本奈々未さんがめちゃくちゃ可愛い。喉を痛めて声を出せないらしいのだけど、「ありがとう」と吹き出しを書いた札を持っており、握手のたびにそれを顔の脇に持っていくのも可愛らしい。10分ほど待って、斎藤ちはるさん、深川麻衣さんと握手する。
3番目は第7レーン(樋口日奈×松村沙友理)へ並ぶ。このレーンはこれまでで一番待って20分ほど。待っている間に左隣の第6レーン(斎藤ちはる×深川麻衣)が一回捌けてしまっていた。これ、メンバーは悔しいだろうなと思う。なぜ隣のレーンであんなに行列ができているのに(しかも売上的には一歩下なのに)、自分のところは誰も並ばないのか……順番が来て、樋口日奈さん、松村沙友理さんと握手する。
持ってきた握手券を使い切った。が、やっぱり握手を続けていく内にテンションが上がるし、ちらっと見える他のブースの子も可愛いし、自分ももう大人なんだし、10枚くらい握手券を用意しておけばよかったと思った。会場内でも握手券つきCDを販売しており、ふらふらと向かったのだけど、通常価格約\1,400に対し、約\1,700で販売しており、手間賃かもしれないけど阿漕だなーと思い、我に返った。
メンバーもいったん休憩に入るとのことで、残っていてもすることないし、十四時頃に会場をあとにした。帰りに京都の錦市場へ寄り、麩嘉という店で麩まんじゅうをお土産に買った。あとでまとめブログなどを見ると、その後もちょっとしたイベントがいくつかあったようで、少々残念。
感想だけど、それぞれの握手の時間が短すぎて、ほとんど記憶には残らない。ただ、どのメンバーも顔が小さくて、からだが細っこい。太ったと時々揶揄される松村さんですら、驚くほど顔が小さかった。会場内には女性ファンもおり、その中には結構可愛い顔をした子も多かったけれど、メンバーは一つ次元が違う。なんというか、妖精さんみたい。
AKB48握手会襲撃事件後、AKBのメンバーや乃木坂のメンバーが節々で握手会を再開したいと漏らしていたのだけれど、その理由も少し分かったような気がした。我々が普段仕事をしていて「これが本当に社会の役に立っているのだろうか、単なる歯車に過ぎないのではないだろうか」とふと考えるように、勝手な想像だけど、アイドルもまたCDの売上やテレビの視聴率だけではなかなか仕事の実感が湧かないのではないだろうか。それに比べ、握手会は自分の仕事がファンに喜びを与えている、というのを文字通り肌で実感することができる(同時に、自分に握手したいという人々が門前市を為しているのは、自尊心を強烈に満たすことだろう)。ただ、我々の仕事が、社会に役立っているという実感を得るためにやっているのではないのと同様、アイドルもまた握手会だけに没入してはいけないのだろうけれど。
7年前ぐらいに購入したソニー製のやつがあるのだが、最新型容量も多いし機能も進化しているだろう。
・自転車
東京に住んでいるのでとても便利そう。ガチ乗りする気もないのでクロスバイクあたりでいいと思っているが、メンテがめんどくさそう。
ただこれで移動するとビール休憩ができないので厳しい。あと東京の道は死にそうで怖い。
一年前に買ったよくある安っぽいファーのやつ。引っ越した時に間に合わせのつもりで買ったのでそろそろ買い換えたい。
夏は暑いし。去年は夏は丸めて片付けといたが、あると夏終わりにひいてしまいそうなのでここらで捨ててしまうべきかもしれない。
・ベッド
今は無印のマットレスを10年ぐらい使っているのだがたぶんもう寿命だろう。
買い替えないとヘタってる感じがよく分からない。分からないもんだから買い換えるタイミングが分からない。
・小さいバッグ
基本的に手ぶらで移動したいのでいらないが、あれば便利だろう。
ボディバッグはださいし、ミニショルダーあたりがいいのだけどドンピシャな感じのバッグが見つからない。
・食器とかカトラリー
毎日使うやつは多少値段が張っても好きなやつを使った方が絶対に良い。
天気予報見なくても干せるのは一人暮らしだとだいぶデカイと思う。
生乾きのニオイとか苦手なので欲しいが高い!
イオンを高級にしたようなショッピングモールとか作ってくんないかなー。
全ての商品の単価を4倍くらいの高級品にしてほしい。
シャツ一着25000円くらいで、食物はコーヒー1000円、ランチ6000円、ディナー12000円くらいで。
客は減るだろうけど、一人あたりの消費額が多くなればとんとんのはず。
ガラガラくらいに空いてたほうが気持ちいいし。
ヤンキーこないだろうし。
居心地がよければ、滞在時間も長くなって、比例して落とす金額も増えるでしょ。
ゲーセンにあるカードに記録してって後払いみたいなやつにして、店内は手ぶら。
映画なんかはもちろん、美容院や、風呂、バー、スポーツジム、スケートリンク、ライブハウス、プラネタリウムとかも完備で、一日中そこにいて楽しめる感じの。
一箇所で全部まかなえる施設ってないのかなー。
年取ると移動って面倒くさいんだよ。
かと言って、遠くのリゾートに行くのも面倒くさいし。
まずはスペック。30代半ば男、都内勤務サラリーマン、仕事中の服装はスーツではない。
ついにおれにもうんこを漏らす日がやってきた。
とは言え先人たちの偉業に比べれば大したことは無い。いや、先人の教えがあったからこそ冷静さを失わずに最小限の被害にとどめられたのかもしれない。
その日は朝からおなかの調子が良くなかったんです。お酒を飲みすぎた翌日はユルくなりがちなおれだけどいつにも増して良くない感じがしてました。何度トイレに行っても30分後にはなんとなく便意をもよおすような状態。朝からもう4回目のトイレ、便意はあるもののもう何も出ない。オフィスを出てトイレまで来たのに手ぶらで帰るわけにはいかないのでタバコでも吸って行こうと喫煙所に向かいました。
喫煙所はうちの会社が入っているビルの一階、裏口を出たところにあります。タバコに火を点け大きく吸い込む。おなか(というか肛門あたり)が気になってなんだかおいしくない。ゆっくりと煙を吐き出してる時に屁をこいた。
人間が二つ以上の入出力を同時に行うのはなかなか難しいものです。おしっこをしながらクシャミをした拍子にうっかりブッとおならが出てしまったりという経験を持つ人は多いと思います。。
とにかくタバコの煙を吐きながらのオナラを制御するには、その日のおれの肛門はピーキー過ぎたのです。
ケツに温かい物を感じる。湿り気の多いオナラだろうという考えを一瞬で打消し、最悪の事態に備える。ケツに感覚を集中する。温かさは霧消する事なくそこに留まっている。これは、気体ではない。一口しか吸っていないタバコを灰皿に投げ込んだ。ビルの一階にあるトイレに駆け込みパンツを下すと想像よりはやや多めのブツが布に包まれていた。幸いにも黒いパンツだったので見た目のインパクトは強烈ではなかった。そのままウォシュレットを起動し広めの範囲を洗浄する。素早い行動のおかげで被害エリアは少なかった。
タマの裏まで洗い終わり、パンツを慎重に足首から引っこ抜き、丁寧にたたむ。念のためもう一度ウォシュレットで洗浄した。直接ズボンの感触はとても心細くてこのままじゃとても仕事なんかできそうになかった。
畳んだパンツをもって喫煙所に戻り灰皿と一体になったゴミ箱に投げ込みつつ、パンツを買うためコンビニに向かったけれどもしかして今の自分はウンコ臭いのではないかという疑念が頭から離れない。ウンコのにおいをまき散らしている人がパンツなんか買ったらそれはもう「ぼくはウンコを漏らしたので今はノーパンです」と言ってるようなものじゃないか(自分のニオイってわからなかったりしますからね)。直接ズボンの心細さと戦いながら普段は使わないコンビニまでもう少し歩いた。店員さんにバレたかどうかはわからないけれど、なんとか無事にパンツを購入し、トイレでまっさらなパンツをはいてオフィスに戻りました。ウンコを漏らした恥ずかしさ、においをまき散らしてる可能性の恐怖、シャキッとした新しいパンツをはいているという誇らしさ。いろんな気持ちが混ざり合ったおれは微妙な顔をしていたと思う。
モテない高校生、大学生男子諸君へ告ぐ。君がモテていないのは、女があなたの価値を理解してくれないからではない。君が不細工だからでもない。チビだからでもなければ、ガリだからでもない。
君がモテていない真の原因は、モテる男子の特徴をコピーできていないからだ。そしてモテるということへの切実さ、真剣さ、そして努力が足りていないからだ。
今宵、君はモテの神髄を学ぶ。ここに宣言しよう。我らはモテに適応し、同化する。
全てのコンプレックスが解消可能なものなわけじゃないが、ちょっとした勇気と努力で解決できるものも多い。
コンプレックスを解消することは、自分の価値を高めるためだけじゃなく、自分に自信をつけるために必要な作業だ。自信は男の最大の武器だ。
ジムに通って鍛えて細マッチョになれ。服を買ってオシャレになれ。勉強しろ。皮膚科に通え。薬を飲め。香水をつけろ。Wikipediaを読み、価値のあるウェブサイトを見て知識を増やせ。
見た目は大切だ。見た目が大切だということは、君の見た目が良くなれば、努力をしていない多くの男子達より優位にたてるということだ。
君のルックスが良くなかったとしても、男にとってルックスは顔だけじゃない。服装、髪型、体格、筋肉、匂い、表情、立ち振る舞い、清潔感。これらは顔と同じかそれ以上に大切だが、自分の意思、そして努力で変えることができる。
様々なタイプのオシャレがあるから、何を着ろとは言えないが、タイプの女の子が好きそうな服装のうち、自分に似合うものを着ろ。店員の助けを借りろ。上下セットで買え。ファッション雑誌を読め。靴まで気を使え。
デブもガリもモテない。良い女ほど、いわゆる細マッチョの、鍛えられためりはりのある体の男が好きだ。何故なら、健康に見えるからだ。健康な人を好きになるように、人間は本能的にプログラムされている。ガリガリの体型が好きな女もいるが、それは異性と接する機会が少なかった、男慣れしていないウブな女の子だけだ。男の体型に見慣れていないから、筋肉に恐怖を感じているだけだ。美人は異性と接する機会が多い。鍛えるんだ。
運動能力に自信のない男は、今すぐに筋トレや運動を始めた方が良い。精神と肉体は連動しているからだ。身体能力は男に求められる基本的な能力だ。サッカー部のリア充のあいつへの劣等感を消せ。自分がリア充に近づくことでしか真のモテは達成できない。
ぼそぼそ喋る男は自信のなさの現れだ。不自然じゃない程度に大きな声で喋れ。早口なのも自信のなさの現れだ。ゆっくり喋れ。ところどころ少し間を空けて喋って、相手の関心を引け。TVで戦場カメラマンが喋ってるとふと聞いてしまうだろ?間というのはそれほどのパワーを持ってる。あと、声が高いと言われる奴はちょっと低めの声で喋れ。重要だ。
清潔感は極めて重要だ。いいにおいがする男は、それだけでポイントが高い。香水を使おう。
男女兼用のユニセックスの物の中から、自分がいいにおいだと思うもののなかでランキングが上位のものを買え。香水を持ち歩いて、匂いの重要さを自分の意識に取り入れろ。
眉毛をカットしたり、整えたり、脱色したり、日焼けしてみたり、洗顔の仕方を変えてみたり、化粧水やローションを塗ったり、マルチビタミンをとって肌質を改善したり、可能な限りのことをしろ。何か肌に悩みがあれば迷わず皮膚科に行け。健康保険はそのために払ってるんだ。
モテる上で極めて重要なのが、髪型だ。まともにセットしたことがないなら、ワックス、スプレー、アイロンは最低限買い、髪型への意識を高めろ。ヘアカタログを買え。長めの髪型でごまかせ。髪を染めろ。オシャレな街のヘアサロンに行き、「モテたいんで万人受けするようなオシャレな髪型にしてください」と相談しろ。
笑顔は最大の武器だ。警戒心を解いたり、安心させたり、幸せな気分にさせたり、ごまかしたり、あらゆる時に笑顔は役に立つ。笑う男はモテる。今から、二倍笑え。
無表情な人間は不気味だ。クールですらない。笑ったり、驚いたり、悲しんだり、様々な表情を研究しろ。少し大げさで媚びたような表情でいい。会話をしているときに、適切な表情をつけろ。
賢い男はモテる。以上だ。自分の専門分野を真剣に学び、一般教養もそれなりに本を読んだりして勉強しろ。
緊張すると挙動不審になる男が多い。意識して、自分の動きをコントロールしろ。例えば、貧乏揺すり、髪をいじる癖、きょろきょろする癖など、これらは不快だから今すぐやめるべきだ。
ビビらないこと。これはモテる基本だ。とはいっても、ビビることもある。ビビっていることを悟られないように、上手にセルフコントロールすべきだ。
レディーファーストができると得だ。モテる女ほどレディーファーストの待遇を受けているから、できない場合はマイナスになると思え。ヒールを履いている女の歩くスピード、歩幅を意識して合わせろ。
荷物は持て。ハードルが高いと感じるようなら、手ぶらでデートに行きペットボトルを買って、「入れて良い?」といってバッグに入れてそのまま持て。必要そうになったら先読みしてバッグを渡せ。トイレ行くときも基本渡せ。
それから、お前は車線側を歩け。レストランではコートをハンガーにかけてやれ。寒そうだったら服を貸せ。
楽しませ、そして楽しめ。面白い話をするように心がけろ。TVじゃないから面白いオチは必要ない。ストーリー全体、細部、一部、あるいは動作や間、表情が面白ければそれでいい。
自信がないと、ストレートに褒められない。気持ち悪いと思われたり、下心があると思われるんじゃないか、という不安があると、なかなかできない。褒める男になれ。
褒める時は、間接的に言えばいやらしくない。間接的だがダイレクトに行け。「可愛いから嫉妬されてるんじゃない?」「男といる時っていつもレディースデーみたいな感じなんじゃない?」などが一例だ。
定期的に褒めろ。会うたびに褒めろ。褒めすぎなくらい褒めて、自分のことを意識させろ。
イジりは、「見てみ。エスカレーターは子供は手つないで乗らないといけないんだよ」「そんな背伸びしなくても大丈夫だよ」「あ、ごめんね。簡単な言葉で説明するね。」
こんな感じだ。イジりを駆使して、傲慢な感じを出さずに自分の立場をわずかにあげろ。
褒めと合わせると、「何も考えてないんだね、可愛いけど」「そうやってかわいこぶるのやめて」など、効果的に褒めることもできる。同時に使って相手を混乱させろ。
モテのコツは、緊張と緩和。簡単に言うと、ギャップのことだ。普段は面白い話をして、たまに真剣な話をしろ。将来の話、自分の価値観、過去、考え、趣味。中身のある人間だというアピールにもなるし、普段ふざけていることとのギャップから、相手は自分に心を開いてくれたと考える。相手の話も真剣に聞け。声のトーンを落とせ。真剣な話は薄暗い部屋で話せ。
雑談は連想ゲームだ。関連した話題、単語、出来事を駆使して、「〜ってさ」「そういえば〜って」などと言ってどんどんつなげていけ。思いつかなかったら、「てか、〜って」といって、関係のない話題にチェンジしろ。相手が自分の話に興味を持っていなかったら、「てか、〜って」をもう一度使え。黙るな。
雑談は一番使う機会が多い能力だから、どんどん練習し鍛えろ。女の子に定期的に電話しろ。
強引さは武器。時に暴力にもなるが、援軍にもなる。全てに共通することだが、強引さは自信がないと出せない。強引さが逆に魅力になることもある。
例えば「まだ知り合ったばっかりだから…」と言われたときに、「大丈夫」といってキスできるか、ということだ。「今からカラオケいこ。終電?いや俺も明日予定あるし。だから大丈夫。」ということだ。センスを磨き、状況を見極めろ。(ところで、このテクはナンパをすると頻繁に使うことになる。)
ちょっと不気味な見た目をしたゲーム好きの君も、モテない男子同士でつるんで昼休みを過ごしている君も、ブスな彼女と一度だけ付き合ったことがある君も、あまり性欲がないような雰囲気を出している家でAV見ながらオナニーしている君も、ちょっと想像してくれ。毎月女の子に告られて、自分が選ぶ側にまわっている所を。
ピンポーン
「あ、おはようございます、XXX新聞ですけども、この近くに新しく営業所を構えまして、今日はその挨拶に伺いました。」
「ええ、ホントに。こんなに寒いと参っちゃいますね。ところでお兄さん、新聞とってらっしゃいます?」
男「いえ、とってないです。最近はネットニュースですましちゃいます」
「あー若い方、そういう人多いですよねー。でもこっちも手ぶらで帰るわけにはいかないんで―、、じゃあお試しに一回だけ読んでみませんか?月曜の朝に伺いますよ」
男「うーんもらっても読まないですよ。」
「なんでー?」
男「実を言うと、新聞ってガキの頃からテレビ欄しか読まないんですよ」
「えーwバカにされませんか?お友達とかに」
「wなんなんすかw あ、それじゃあご挨拶の印に、洗剤でもどうです?一人暮らしで足んないでしょ」
男「あ、それはマジにありがたいですね」
「はいどうぞ」
男「いえ、でも受け取れないです」
「なんでー?w」
男「だって、洗剤受け取ったらそれを既成事実にして、あわよくば新聞を買ってもらおうとしてるんでしょ? そうでしょ? わかってるんすよ?」
「いやいやそんなことありませんよw?」
男「あわよくば。洗剤だけに」
男「うーん、お米はうれしいんだけどなあ… ところでさっきも言ってましたけど、ホントこのご時世新聞売る、って大変ですよね」
「そう、そうなんすよー…」
「そういう方もホント多いです…」
男「お兄さんも悪気があるわけじゃないのにね。でも売らなきゃ食ってけない。だから寒くっても頑張ってる」
「うう、そうなんです…」
男「僕は協力できないですが、お兄さんの商売が成功することをお祈りしてますよ」
「新聞、とっていただけませんか…」
男「頑張ってください」
「それじゃ、失礼しますー」
男「グッドラック b」
このやり取りを部屋でこっそり聞き耳立ててた私。
ていうか私、あきらかに「ブチ切れる」サイドの人間だw
新聞勧誘が来た時点でスイッチ入って戦々恐々としたけど、彼の対応に毒気をそがれてしまった。
彼とは今んとこ唯の友だちだが… うーん…
教えてもらえる人がいないのなら、
http://www.globeride.jp/lecture/calendar/index.php
結構高いけど、道具もレンタルできるし、ダイワの人が講師としてついてきてくれる。
二日酔いにより目覚めは最悪。
隣のテントで寝泊まりする人々と軽く会話するも、気分悪すぎてどうにも調子が出ない。
前日多大なる迷惑をかけた方々とYo La Tengoにて待ち合わせをしていたため、けだるい体に鞭を打ち、なんとかグリーンステージへ。
3ピースながら曲ごとにパートチェンジを行うという器用さを見せつけていた。
そして極めつけはこれぞ90's USオルタナ!って感じのノイズギター。
しかしながら全体的に音量不足で、折角のノイズギターが後ろまで届いていなかった。
普通のアメリカ人が、まるで灰野敬二かのようにノイズギターを弾きまくる姿は面白かった。
今年一月に「ガンとはもう闘病しないことにしました!おそらく最後の来日!」と称して南青山レッドシューズにて行ったライブは記憶に新しいが(行けなくて口惜しい思いをした)、なんとフジロックでは二回もステージに立っているではないか!!
前日深夜にはクリスタルパレスでもライブを行なっていたが、入場制限&長蛇の列で諦めた。
満を持して迎えたグリーンステージでのライブだったが、期待通り演奏されたのは全てドクター・フィールグッドの曲!
演奏内容も、ウィルコ・ジョンソンが歌っているだけで他は昔と変わらず。
ギターソロではキチガイ風ダンスをし、ライブはJohnny B. Goodeで終わるところまで、私が普段聞いている37年前に録音されたライブ盤とほとんど変わらず。
ライブ中盤では、女に見立てたギターを抱きしめ語りかけた後に腰を振り始めるなど、元気すぎる一面すら見せていた。
・Jazzanova feat. Paul Randolph
実はJazzanovaを見るのは本年二回目であり、前回はチケット3500円のフェスにてDJの横でPaul Randolphが歌うだけというクソみたいなライブであった。
今回はちゃんと管楽器も含めた10人編成であり、迫力の生演奏。
安定感抜群のJazzanovaの演奏がなかったら憂鬱すぎてどうにもならないほどの豪雨もなんとか精神的にはしのげた。
そして、改めて日本のバンドに足りないのは電子ドラムのパッドだなぁと痛感。
もちろん、テクノロジーによって表面的な個性を演出するのは本質的でないが、Jazzanovaの様にフィジカルなプレイとテクノロジーを共存させているバンドを見る度に電子ドラムや管楽器へのエフェクター使いなども選択肢として考えるべきだと感じる。
・Toro Y Moi
今年のフジロックで一番期待していたし、期待を裏切らないベストアクトだった。
直前に見たJazzanovaと同様にフィジカルなプレイとテクノロジーを完璧なバランスで共存させているバンド。
予習としてライブ映像を見た時から上述のバランス感は素晴らしいと思っていたが、生で見ると改めてその完璧さに惚れ惚れとしてしまった。
編成はToro Y Moi本人がボーカルキーボード、そしてギター・ベース・ドラムという四人組であった。
そう、編成だけ見ると通常のロックバンドとなんら変わらないのである。
しかし、この4人によって生み出されるサウンドは現代版にアップデートされたディスコサウンドであり、編成からは想像もつかないものだ。
どのようにしてそれが達成されてるか考えてみると、ギターの役割が象徴的であったように思える。
というのも、通常のロックバンドにおいてギターはリズム(バッキング)ギターもしくはリードギターと呼ばれることが多いが、Toro Y Moiにおけるギターはその両者とも言い難い役割を果たしていた。
つまり、通常のロックバンドにおいて固定化されている、パートごとの役割が解体されてつつあるのだ。
それはまるで「ジャコ・パストリアスはバンドにおけるベースの立ち位置を変えた」といわれるように、ロックバンドの様式をアップデートするものだ。
いやー、Toro Y Moiまじですごいよ。
Toro Y Moiはチャズ・バンディックによるソロプロジェクトなわけだから、バンドはワンマン化してもおかしくないはずが、ライブでは個々人のプレイアビリティが絶妙に生かされていた。
この点において後述するThe XXとは対照的。
The XXはバンドの形式をとっているにも関わらず完全にJamie XXのワンマン化していた。
ワンマン化というのはつまり、他のメンバーは言われたとおり楽器が弾ける人なら誰でも代替可能ということ。
実際は曲作りの段階であったり人間関係の上で代替可能なんてことはありえないのだが、ライブ演奏においてはワンマン化していた。
さらに言えば、フィジカルなプレイとテクノロジーのバランスという意味でも、The XXはテクノロジー寄りで、ステージに立っている人間は割と置物寄りと言わざるを得ない。
そんな感じで最高だったToro Y Moi、唯一ケチを付けるとしたら演奏が予定より13分も早く終わってしまったこと。。。
やはり、PCで作成した曲をバンドアレンジしているため、持ち曲が少ないのだろうか。
そういえば余談だが、Toro Y Moiのルックスは若かりし頃アフロだった釣瓶にそっくりであるということに気づいてしまった。
個人的にはツボな発見だったのだが、どうやらこの話はウケが悪いようなのでここまでにしておく。
とりあえずEasyという曲が完全に小西康陽サウンドだったのと、Heartbeatの時だけ盛り上がりが尋常じゃなくその他新曲中心の演奏はウケが悪気味だったのは覚えている。
あと、レッドマーキーは屋根があり、音が篭っているためしゃがんでしまうと上ものが全く聞こえなくなってしまうことに気づいた。
恐らくTAHITI 80はボーカルの声も高いし、上ものたちがバンドの個性を演出しているから気づいたんだろう。
まぁHeartbeatはよかったよ。
文句をつけるとすれば、カッティングギターの音作りが悪かった。弾くのが下手くそなのと相まって、16分のカッティングが全然気持よく感じられない。
・Vampire Weekend
ライブ音源を聞いて知ってたけど、A-PunkはCD音源よりもテンポが遅く踊るにはちょいと物足りない感じ。
CDでは1stのヌケ感がだんだんなくなって壮大な曲作りになってしまい残念だなーとか思っていたが、いざライブで聴いてみると初期の曲ですら壮大に感じられ、「なるほど、もともとこういうバンドだったのか」と思わされた。
Vampire Weekendでも上述のバランス感は感じられたが、Vampire Weekendは従来のバンドであり、やはりゼロ年代のバンドという感じ。HURTSもTAHITI 80もそう。
そういう意味ではJames Blakeとかもやっぱり10年代を感じさせる。
・LETTUCE
大学の先輩と合流し、The XXまでのつなぎとして一応見る。
ジャズファンクとかあんあり好きじゃないんすよねーとか言いつつ見ていたが、思いの外よい、というかよさがわかった。
あの手のものは工芸であって美術じゃないだよなーみたいな風に思っていたのだが、ギタリストは芸達者で素晴らしかった。
でもやっぱり管楽器とかはどれも同じに聞こえてしまう。それは単に自分がやってるかやってないかの違いかもしれないが、Jazzanovaみたいにエフェクトかけてみたりすりゃいいのにーとか少し思ってしまう。
とはいえ全体的に楽しく、アパッチを演奏し始めた時にThe XXへと移動したのだが、なかなかに後ろ髪を引かれてしまった。
・The XX
上述したが、Jamie XXのワンマン感がすごかった。
どういうことかというと、フロントでは女性ギタリストと男性ベーシストが共にボーカルをとっているのだが、それぞれ楽器の演奏はしていたりしていなかったりという感じ。
対照的に後ろにはMPCが二台、電子ドラムパッドが4つ、シンバル、スネア、極めつけにはスティール・パンが並んでおり、これら全てを演奏していたのがJamie XXだ。
バンドの世界観をショウとして演出するという面では完璧だった。
全員恐らくKOMAKINOの服を着て、ステージは照明を落とし、白いフラッシュとレーザーが空間を埋める。
すごかったのは、レーザーを反射させてステージ全体に広がるスモークの中に巨大なXを描く演出。
そういえばホワイトステージにおいても聞く位置によるサウンドに良し悪しは顕著で、ちゃんとした音で聞こうと思ったら人混みをかき分けてセンターのPA前くらいまではいかないとダメだなと思った。
最初は左サイド後ろで聞いてたが、これではモノラルイヤホンで聴いているようなものだ。
まぁ屋外フェスで音がどうこうとかうるせーよって話だが。
なんとアンコールを40分もやって日付が変わっても演奏し続けていたそうで。
The XXが終わってから戻ってきてもゆうに30分以上見られましたし、ちゃんとBoys don't cryも聞けた。
個人的にはメンバーのルックスが気になってたのだが、白髪をワックスで固め昔と変わらぬ化粧を施したボーカルの姿はそれだけで泣けるレベルであった。
演奏に関しては、CD音源をハイエンド・オーディオで聴いているかのような解像度で驚いた。
各楽器の音が完璧に分離しててすっげーと思いながら踊っていた。
・GOMA and The Jungle Rhythm Section
ディジュリドゥ奏者GOMA、ドラム、ジャンベとコンガ、その他パーカスみたいな4人編成。
ディジュリドゥは普通にすごいんだけど(循環呼吸が必要で、音出せるだけでちょっとすごいらしい)、ずーーーっとアフリカンなパーカスたっぷり4つ打ちで若干退屈であった。
しかしこれまたしゃがむとディジュリドゥとキックしか聞こえないというw
部分的に聞けばめちゃくちゃ踊れるし最高なんだが。
そういえばGOMAさんは未だ高次脳機能障害のリハビリ中であり、MCはカンペを見ながらだった。
GOMAさんが音楽の力を信じて病と戦うというか克服していく様はドキュメンタリー映画にもなってるし、インタビューとかで読んでも普通に感動できる。
・Jamie XX(DJ)
The XXの曲もかけつつアフロビートとか80'sディスコとかまでかけて見識の広さとセンスの良さを見せびらかすかのようなDJ。
こいつあってのThe XXだよなーと感じさせる。
・石野卓球
富士山とかかけるのかと思ったら、おふざけ要素一切なくガチテクノをストイックにかけ続けるDJスタイルだったので途中で退場。
僕のフジロックはここで終わりました。
途中でCan you dance tonight?という声ネタを何度も挟んでいたが、もう既に朝だったw
俺よくここまで頑張ったよ…と思いつつテントに帰る。
旅行中と思しき熟年世代の夫婦を観察してると、男性は手ぶらで先をずんずん歩いて、奥さんらしき女性が荷物を二つも三つも抱えて何歩も後ろをついてくようなのをよく見るじゃない
これな、団塊世代だけの特徴だと思うわ。
日本女性が昔ながらの大和撫子だった頃ならば日本男性はレディファースト的な女性に敬意を示すような文化があったかと言うと決してそうではなく
奥ゆかしい大和撫子が多かった時代ほど軽んじられてきたように思えるところだ
今の若い世代はレディファーストとまでは行かなくても男女平等で並んで歩くような文化だけど
旅行中と思しき熟年世代の夫婦を観察してると、男性は手ぶらで先をずんずん歩いて、奥さんらしき女性が荷物を二つも三つも抱えて何歩も後ろをついてくようなのをよく見るじゃない
この奥さんみたいな人を、自分の権利ばかり主張するレディらしからぬ人だから軽んじられて当然だ、と言ってる論調には違和感を覚える
混雑レベルは、席が全部埋まっており立ってる人がちらほらいる程度の車内。
ある駅で乗ってきた家族連れと思しき3人連れ。
夫は、ラグビーやってました風のタテにもヨコにもデカイ大男(30代)、ウエストポーチ装着で手ぶら。
妻は、背の小さい母親(30代)。
乳飲み子を前抱きの抱っこ紐(?)で抱えている上、両手は重そうなボストンバッグと菓子折りの袋でふさがっていた。
乳飲み子はママの抱っこ紐の中で眠っている。
この一家が乗り込んできた時、ちょうど降りる人がいて席が空いたので
当然このママ(と抱っこされている乳飲み子)が席に座るものと、多分見ていた誰もが思った。
両手に荷物+乳飲み子を抱えた母親は、短い両足を踏ん張って、電車が終点に着くまでの間20分ほど立っていた…
乳飲み子抱えて荷物いっぱい持った母親を、電車で突っ立たせている…
せめて手ぶらの大男は「その荷物持つよ」と申し出ることくらいしてもよさそうなものだが、それもなかった。
なにも俺は、「妊婦・子連れ女性はいつなんどきでも最恵国待遇で優遇されるべき!!!ベキベキッ!!!」的な
いらぬ煙の立ちそうな主義主張の持ち主ではないんだが、
それでも、「乳飲み子抱えて両手に荷物の女を立たせて、ガチムチ体格の手ぶら男が座る」という発想は、俺の常識にはなかった。
座らせてやりゃいいじゃん。せめて、荷物持ってやりゃいいじゃん・・・。
他の誰かが席を譲りゃあよかったって話かもしれないが、
どう見ても健康そうな身内すら席を譲らないのに、他人が申し出るのも妙なもんだろう。
なんだか、いろんな意味でモヤモヤしてしまい、あの男が座っていた正当な理由 を、あれこれ考えている。
・健康そうに見えた大男は実は深刻な内部障害を抱えており、病み上がりであった?
それなら座るのは仕方ない。だが、せめて座ってる間、荷物は持てよ。
・一見家族に見えたが、実はただの顔見知りで、席を譲ってやるほどの義理もなかった?
家に帰ったらあの棚をあっちに動かして模様替えを…みたいな話をしていたので、身内であることは確かだ。
だいたい、もしただの顔見知りだとすればなおさら席を譲るのがマナーだよね?
・抱っこ紐で子供を抱えていると、立ったり座ったりするのがかえって重労働(あるいは子供が起きてしまう?)なのであえて座らなかった?
・妻のほうが旦那に惚れ込んで頼みに頼んで結婚してもらった格差夫婦?
席にふんぞり返って平気でくつろいでいた男を見るかぎり、これが一番ありそう・・・しかし、認めたくない真相である。
ひねもす家を出ないのがいけない気もしますが、しかし、外出したらしたで、
街をふらふら一人で歩いて、まあ、電車くらいには乗るのでしょうが、
それ以外には結局何もせずに手ぶらで戻ってきて、帰宅後何のために家を出たのかと自問し、
無駄であったのだと結論づけ、ひどく落ち込むのが分かりきっていますし、
お店などへ行っても、どうせ使いやしないと思い何も商品を買えないのはいいとしても、
その買おうか買うまいかの数十分の浪費に対して、自己の優柔不断さに嫌気がさすのは毎度のことですし、
メールなどしても、決して相手は返事など返してはくれませんし、もちろん色々と忙しいのでしょうけど、
わたしメールが苦手で返信が遅いんですごめんなさいと思っているというのも嘘偽りではないのでしょうけれど、
それでもよっぽど嫌われているか、より仲のよい友達とよろしくやっているのだろうな系の
妄想が膨らみ嫉妬が破裂し、イーッとなり、奥歯噛みしめ、アルミホイルが平らになるまで噛んでも、
感情のささくれは解消されず、むしろ悪化するのでしょうし、そんなことなら、
こちらからは何も動きをとらないほうが、心の平安を保つには有効であるに違いなく、
だけれども、私の人生こんなことでよかったのか、希望を持たねば夏なのだからという方面からの
ささやきつぶやきも右から左から聞こえてくるのですし、やはり、何もなくとも、
最終的に落ち込むのが分かっていようとも、外気を吸うことに意味があるのだと意を決してみたところで、
もう夕方17時で、まあ、これから出かけても何も素敵なことは起こるまい、明日にしよう、
明日は明曰の風邪がああああ、とこれから先の人生のゴウルまでの空嘘さを重い、身問えします。
起きていたくないけど、眼るのもイヤです。たすけて。