2014-02-28

新聞の勧誘を断る

ピンポー

「あ、おはようございます、XXX新聞ですけども、この近くに新しく営業所を構えまして、今日はその挨拶に伺いました。」

男「おはようございます今日寒いですね。」

「ええ、ホントに。こんなに寒いと参っちゃいますね。ところでお兄さん、新聞とってらっしゃいます?」

男「いえ、とってないです。最近ネットニュースですましちゃいます

「あー若い方、そういう人多いですよねー。でもこっちも手ぶらで帰るわけにはいかないんで―、、じゃあお試しに一回だけ読んでみませんか?月曜の朝に伺いますよ」

男「うーんもらっても読まないですよ。」

「なんでー?」

男「実を言うと、新聞ってガキの頃からテレビしか読まないんですよ」

「えーwバカにされませんか?お友達とかに」

男「されますされますw というか実際、バカなんですよ?w」

「頭いい人は皆新聞読んでますよ」

男「僕はバカである自分に誇りを持ちたい(キリッ

「wなんなんすかw あ、それじゃあご挨拶の印に、洗剤でもどうです?一人暮らしで足んないでしょ」

男「あ、それはマジにありがたいですね」

はいどうぞ」

男「いえ、でも受け取れないです」

「なんでー?w」

男「だって、洗剤受け取ったらそれを既成事実にして、あわよくば新聞を買ってもらおうとしてるんでしょ? そうでしょ? わかってるんすよ?」

「いやいやそんなことありませんよw?」

男「あわよくば。洗剤だけに」

「…実際新聞とってくれたらお米とかもあげちゃいますけどね」

男「うーん、お米はうれしいんだけどなあ… ところでさっきも言ってましたけど、ホントこのご時世新聞売る、って大変ですよね」

「そう、そうなんすよー…」

男「知り合いに玄関先でブチ切れる奴います

「そういう方もホント多いです…」

男「お兄さんも悪気があるわけじゃないのにね。でも売らなきゃ食ってけない。だから寒くっても頑張ってる」

「うう、そうなんです…」

男「僕は協力できないですが、お兄さんの商売が成功することをお祈りしてますよ」

新聞、とっていただけませんか…」

男「頑張ってください」

「それじゃ、失礼しますー」

男「グッドラック b」

このやり取りを部屋でこっそり聞き耳立ててた私。

ていうか私、あきらかに「ブチ切れる」サイドの人間だw

新聞勧誘が来た時点でスイッチ入って戦々恐々としたけど、彼の対応に毒気をそがれてしまった。

彼とは今んとこ唯の友だちだが… うーん…

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