「北極」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 北極とは

2018-01-06

地球儀を買った

地球儀を買った。

小さくて、手のひらに載せられるくらいのやつ。

ニュースや何かの記事などで国名が出てきた時に、隣に置いてあるとすぐに位置確認できる。

ちょっと作業疲れた時に、手に取って眺めていても楽しい

メルカトルの地図、それも自国が中心の地図ばかり見慣れていると、実際の位置関係サイズなどがわからなくなってしまう。

毎日、異なる方向・角度にしておいて眺めていると、包括的視点地理を捉えられるようになっていい。

北極から見下ろすと、こんな風な位置関係なんだなとか、

北朝鮮からNYミサイル飛ばすなら、思ったより北極のほうを通過するんだなとか、

太平洋南太平洋あたりから地球を見ると、海ばかりやん、とか、

アフリカから南米への難民の船ルートはこんな感じなんだなとか。

飛行機航路シミュレーションしてみたりだとか。

毎日眺めていると、国と場所も、自然と覚えられる。

GoogleEarthでええやんとか、何かPCスマホで使えるものでええやんって思うかもしれないけれども、

すぐ隣に物理的に置いてあって手に取れる最大限の気軽さがこういうものには必要なので、

それらだとニーズを満たすようで満たさない。

また、物理的な球体であることもきっと重要だ。

こんなこと、小学生の頃から知ってるよって意見も多いだろうけど、地球儀、買ってよかった。

ことなく興味を持っても実際に買う大人はあまりいない気がするのだけれど、

満足度高めなアイテムだったので、ほんとオススメ

2017-11-10

aukusoeちゃんのテーマ曲

北にいるのは北極グマ!

南にいるのは南極ペンギン

とかって言ってるとき私の中で流れている曲は、

「しあわせのうた」

南に住む人は幸せ~♪って。

からaukusoeちゃんの出囃子

「しあわせのうた」でいいよ

2017-10-05

anond:20171005194846

その時代になったら、電気電波に変えて送信するんだろうな

各国がソーラー発電衛星軌道上に載せて北極の真上に固定して発電するようになり

北極一年太陽が出ている国から、一日中夜の国になるのかも

月の土地アメリカがむっちゃ持ってるんだよね

なんでそんな権利があるのかわからないんだけども、持ってる

月で発電したらアメリカが天下なんだろうなあ

ペンギン警察です

aukusoe 北にいるのは、北極グマ。南にいるのは、南極ペンギンはてなにいるのは、はてなブックマークコメント面白aukusoe! 俺だ! 俺だ! 俺だった!!!

南極ペンギンという固有名称生物存在しません。

南極大陸繁殖するのはコウテイペンギンアデリーペンギンの2種のみである

かに、ジェンツーペンギンマカロニペンギンヒゲペンギンの3種は、南極大陸の中でも比較的温暖な南極半島にも繁殖地があるが、主な繁殖地は南極周辺の島である

ペンギン - Wikipedia

例の増田ブコメ欄が地獄過ぎた

dusttrail (ブコメってこんな感じじゃない?)

kidspongkidspong 私、昔このAさん状態だったわ…友人に「お前は自分の話しかしない」とキツく指摘されてようやく気付いた。指摘されるまで何の疑いもなくコミュニケーション取れてると思ってたから、Aさんもそう思ってる可能性も……

karma_tengukarma_tengu 喋るタイプコミュ障だ。面倒だから付き合わないほうがいいよ

aukusoeaukusoe 北にいるのは、北極グマ。南にいるのは、南極ペンギンはてなにいるのは、はてなブックマークコメント面白aukusoe! 俺だ! 俺だ! 俺だった!!!

kamayan1980kamayan1980 おつかれさん。父親にこの傾向があったので、話を聞き終えてから逐一「うん、私がし始めた話を最後までしてもええかな」と確認するようにしたら、マシになった。

amatou310amatou310 みんな静かにして!id:aukusoeが何か言ってる!

kenzy_nkenzy_n Aさん『友達と話すのは結構大変だな・・・増田 生活 社会 会話

renosrenos そこまでして会話したい相手なのか…

vlxst1224vlxst1224 ウチの親父と同じだ。こっちが何話しても自分の話に持っていってしまう。長年観察してて思ったのはどうも「俺はこんなに凄い奴なのに言うほど周りが褒めない、だから自分PRする」というマインド根底にあるようだ

honeybehoneybe Aさん、コミュ障では?(身に覚えがある

「会話中にいきなり自分の話ばかりする奴で疲れる」という内容に対する返答に「わかるわ~ところで俺っちも昔こんな奴でさ~~」とコメントしてる頭のおかしブコメが2位。

「わかるわ~うちの親父が~~」とか抜かしてる奴らも結構多い。

頼んでもないのに唐突他人の友人をコミュ障認定をかましてくれるブコメもチラホラいる。

それらを受けてトップに輝いたのが「(ブコメってこんな感じじゃない?) 」である

全く持ってその通りなのだが、これもまた唐突自分語りなのでは?と捉えることが出来る。

ようするに増田の思い通りに動いてくれた理想的聞き手トップブコメはいなかったという事だ。

(まあもし居たとしたら「へ~そうなんですか~勉強になりますメモメモ」みたいな本当に読んだのかどうかも怪しい互助会コメントじみたコメントもどきしかないんだが、本当にそんなのを増田は望んでいるのだろうかがまず疑問なのだが……)

まあでもこうなるのは当然なのだ

よっぽど中身のない相槌を打たない限りは会話という物はお互いがお互いの話をしあうことになる。

何故なら会話はキャッチボールからである

投げる側と取る側が交互に入れ替わるのがキャッチボールだ。

とりあえずこちらはあくまでひたすら投げる側であり続けようとするのなら、それはもはやキャッチボールではなくピッチング練習だ。

ましてや相手側に投げたボール相手が犬みたいに拾ってきてこちらの手に直接手渡してくれる事を期待するのなら、それはいよいよもって完全にキャッチボールではなくなる。

自分は投げるだけ投げて相手から取るのは面倒というのなら最初からキャッチボールなんてしない方が良い。

何故かそこが分かってない人間が偉そうに他人コミュ障だのウチのオカンがMK5だの言っている姿はもはや地獄しか無い。

地獄だ。

もう一度言う。

自分キャッチボールを求める以上は、相手側もボールを投げ返してくるという当たり前の事実を受け入れろ。

というか純粋に疑問なのだが、実質的に何も言い返してこないただカカシのように頷いてくれるだけの相手に話をして何が面白いんだ?

2017-08-21

他人に嫌われても死ぬ訳じゃない」って言う奴、あらゆる他人に嫌われてホームレスになって通行人からも蔑まれて食べるものなくなっても同じこと言えるの?

地球上のすべての他人に嫌われて北極追放されていつ溶けるかわからない氷河の上に立たされても同じこと言えるの?

追記

なぜトラバしてくれなかった

https://anond.hatelabo.jp/20170821071538

2017-08-18

夏の新作

aukusoe 北にいるのは、北極グマ。南にいるのは、南極ペンギンはてなにいるのは、はてなブックマークコメント面白aukusoe! 俺だ! 俺だ! 俺だった!!!

南極にいるのはコウテイペンギンアデリーペンギン・ジェンツーペンギンマカロニペンギンヒゲペンギンらしいぞ

2017-07-31

増田使いづらすぎ

使いづらいっていうのは例えば

増田使いづらすぎ」

タイトルの横に編集ボタンがあるのは分かる。これは良い

だがなぜこの記事に返信するボタンが無いのか

URLコピペして日記を書くをクリックという動作をしなきゃいけないのはなんでだ

トラックバックって普通に不便だ

twitter使ったことが無いのか?それとも人間同士の交流を憎んでるのか?


はてなの他のサービスもそうだけどUIがクソすぎる

中の人が使ってないからなんだろうけど酷すぎる

はてな技術力が高いだけでユーザーに心地良く使ってもらいたいっていう概念が欠如してる

最近ブログを5サービスくらいで開設したけどUIという意味ではアメブロの方がずっと良い

増田PV数ってはてなの中で少なくないはずなのに、もしかしてトラフィック量の解析とかしてないのか?

解析しててPV多いのも分かってるけ好みの問題で(社長増田2chみたいで好きじゃないとか謎の独自性打ち出そうとしてるとか)人員アサインしてないとか?


昔、場所を変えて開発すると気持ちリフレッシュできるからとか言ってた頃のはてなは輝いてた

はてな社長北極コーディングしたいとか言ってた時の気持ちはどうしたんだ

それがUI関係あるのかは知らないけど(多分全然関係ない)何かが根本的にずれてる気がする

2017-07-26

あ、土用の丑の日やん

何も考えずに

中本で、北極ラーメンたべてもーた。

人のお金で鰻串でいっぱいやりつつ、

締めにうな重たべたいです。

なんてね(∩´∀`∩)

2017-07-07

https://anond.hatelabo.jp/20170707103610

元増田はほんと出来た人だなぁ。

家の庭で問題なく育つ種子でも北極砂漠に埋めたら育たないって当たり前なのにな。

実行するのは客PC環境って前提が非WEB系にはわからん感覚なのか。

2016-10-07

はてなブックマーク - 北極のブックマーク(シロクマの屑籠) - 2008年11月19日

(自分メモ:→半年以上寝かせて再読したうえで、タグをつける)

しろくませんせい 、 もうはんとしいじょうたってます

2016-08-20

月光条例を読んだ

ネタバレあり

・前半は似たような展開が続いてちょっとだれた。からくりとかうしとら読んでなかったら読むのやめてたかも。

青い鳥→雉も鳴かずば→宮沢賢治かぐや姫のあたりが一番面白かった。ちょっと長いけど。

うしとらがやられる演出はさすが。

・裸の王様が強いのは熱い。主人公ヒロイン共闘も熱い。

孤立無援から一転、それまでのキャラが加勢する展開は、うしとらと似てるけど、王道展開で熱い。

ラストはなかなか良い。

からくりにしてもうしとらにしてもなんで主人公ハーレムにするんだろ。

ラスボスがぽっと出感があって微妙

・打ち出の小槌その他の便利グッズが便利すぎて、なんでこう使わないの?っていうところがあってもやもやする。

キャラ北極に隠すのに使うより、話を信じさせるために使って、他の便利グッズも使えたり、アイテムを借りたりできるようにした方が良かったんじゃないの。

・エンゲキブが彼氏コロコロ変える設定の意味が謎。

2016-04-24

昔のRPGってさ、ワールドマップ正方形長方形じゃん

んで、世界の端っこまでいくとループ地球っぽい感じ出してるわけ

でもさ、よくよく考えたら、球体だとそのループはありえないんだよな

北極だか南極までいったら、そこのループはすぐそこになるはずなんだよ

だけど、どこまでいってもループ端は変わらないんだよな

どういう形だったらそういう風になるか考えたんだけど

あれってドーナツ型なのな

ドーナツってすげーよな

2016-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20160125150456

まあ、こんなことが予想されるけどそれでいいならシャチにすればいいんじゃないですかね。

俺が子供だったら嫌ですけど。

2015-06-28

可愛すぎてずるい

猫とか、犬とかが可愛いのは、人類とうまくやっていくためかもしれないけど、世の中の動物人間目線からしてもどうしてあんなにかわいすぎるのかな。動物は、あんなに可愛い必要は全くない。ずるい。可愛すぎてずるい。

例えばペンギン。何あのフォルム。ずるい。丸っこくて、歩き方もユニークってずるい。あざとい。ぶりっこな感じがする。「わたしぃ、とろくてぇ」みたいな。北極とか寒いところにいるのに、人間に媚びるような可愛さを身につける必要はなかった。エンペラーペンギンなんてもう、フォルム芸術。すごい。あれ、絶対なにか芸術神様か何かがつくたんだろうってくらい、デザイン完璧。それなのに、結構力強くて翼パタってすれば人間なんてイチコロらしいからやばい。まったく人間に媚びる必要がない。

あと、パンダ。でかい図体してるくせにかわいい。無邪気。女の子に例えたら少しどじっ子巨乳。ぜったい巨乳繁殖難しすぎるくせに子パンダ可愛い。もう、子パンダやばい。確かにあんなに可愛くなかったら絶滅してたかもしれない。人間パンダ保護目的ももちろんだけど、絶対パンダが見たいがために繁殖頑張ってるだろ。子パンダ、すごい可愛いもん。分かる。今日パンダ飼育員の人には繁殖のために頑張ってほしい。そんくらいやばい。ずるい。

それからフェネック天使。地上に舞い降りた天使。かわいすぎ。目の位置と良い耳の大きさと言い、配置が完璧はいはいかわいいかわいい。何もかも完璧美少女系。もう、何の反論もできないくらい可愛い。ずるい。鳴き方も可愛い砂漠にいるくせに。人間に媚びる必要なんてないくせに。ずるい。最近飼ってる人いてずるい。俺も飼いたいけど、フェネック半年分の給料分くらいだってさ。安月給つらい。

そんなこんなで今日も、動物動画見てたら一日過ぎてた。最初AVみてたのに。アダルトな方。一発抜こうかなって気持ちだったのに、いつのまにかAnimalVideoみてんの、俺。アニマルめっちゃアニマルオススメ動画動物爬虫類しか出てこない。なにしちゃってんの、俺。悔しい。動物可愛いのがずるい。あざとい。俺の休日返して。悔しい。可愛い

2015-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20150325155245

1、

もっとも確実な実現方法のためには、大量のショベルカーが必要です。

日本の面積を377900 km²として、一キロ平方メートルあたり1000トンの土砂があるとします。

1台のショベルカーが一日に10トンの土砂を海に捨てることができるとすると、37790000台のショベルカーがあれば一日で日本沈没させられます

ただ、山岳は土砂の量が多いのでもっと時間がかかるでしょうし、海から遠い場所だと移動させるための時間必要ですので、

実際にはもっと時間がかかりそうです。

2、

南極北極の氷を全部溶かします。

水を大量に持つ惑星や、水分量の多い小惑星地球に落としてもいいかもしれません。

ただ、この方法でも部分的高山は残ってしまうので高いところは事前に1の方法で削っておくべきでしょう。

3、

アジアプレートのマントルのプレートの沈み込もうとしている部分を破壊します。

ちょうど力がかかっている場所日本海溝アジア側)に数千個程度の核爆弾を埋め込み、一気に爆発させます

プレートの接合がなくなり、アジアプレートが太平洋側に移動する力が開放されるので、

日本海溝があった場所日本がまるごと滑り込むことになるでしょう。

2015-01-24

昨日、宮崎駿さんが後継者を育てられなかった、とかなんとか記事があって、そのコメント欄に、

所詮プロデューサーというのは自分の手足になってくれる人間を欲しているのであって自分の代わりはいらない」と言っていた。

けれど、その他の経営でもそうだけど、その業界での立ち位置や求められている役割意図理解し、提案できるプロデューサーであれば欲しいと思うだろうし…。

しかし、心で欲しいと思っていても、口では「やめておけ」と言ってしまうのは、監督プロデューサー業とういうのは、尋常ではないぐらい厳しい世界で、

普通人間なら、その椅子に座ってられないから、「やめておけ」とつい言ってしまうんだろうね。

可愛い自分の子供に、自分と同じ職業は「やめておけ」と、つい言ってしまう様なものだ。

監督プロデューサーポジションというのは言うならば、極寒の南極北極などで、裸一枚で、食べ物は水だけで生きているようなもの

普通の人は、そんな立ち位置には立っていられない。

とてもじゃないけど、羨ましがられるような世界ではない。手足の方が、仕事量は10000分の1で済む。

2013-07-21

南極の雪と、北極の雪は違うのか

これらを表現する言葉が違う。

snowは同じかもしれないが。

それぞれにたいして、 深雪、粉雪、わた雪、みず雪。 などなど、北極南極snowから導かれる雪への表現は異なる。

言葉が異なれば、同じ現象を見ても、感じ方が異なる。

感じ方の異なり方を現象理解するために言葉が合わせて作られ。

合わせて作られた言葉を使って、感じ方が作られる。

言語の使用と文化や感じ方は双方向的なのだ

2013-05-30

まねして本の紹介 その2

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131 の続きです。長くて途中で途切れるため分けました。このエントリで紹介するのは以下の本です。

名人に香車を引いた男、八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語記憶の切繪図, 弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

影響を受けたブログは20冊の本を取り上げていた訳だが、自分で真似をしてまとめていく内に20冊よりもずいぶん多くなってしまった。なので、上記4冊は似たテーマなのでまとめて紹介することにする。この節は日本人自伝だ。

「名人に香車を引いた男」は昭和将棋指し(棋士)の升田幸三名人の自伝羽生善治さんがもし生きていたら是非将棋を指してみたい棋士の方だと聞いたことがある。

生き方はなんとも痛快。昔の人のバンカラな感じというか、そういう感じが良く出ている。この人のように、どんな人にも自分の本音を話せる人は今日本の中にいるだろうか。そして、名人になった時の一言が心に残る。

「八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語」は糸川英夫さんの自伝だ。この方はロケットが専門の研究者で、戦時中戦闘機設計に関わっていたり、戦後もロケット開発に関わっていたりする方だ。戦後間もない時期は失意に沈んだ時期で自殺も考えるほどの状況だったが、バイオリン製作きっかけで少しずつだが自分を取り戻していく。そのバイオリン製作には完成までに40年以上もかかった。そのバイオリンとは――。

升田幸三名人、糸川英夫さんの両氏とも戦争の影響が人生に大きくのしかかる。その点でまとめさせてもらった。それと、両氏の著作とも読んでもらえばわかるが、自由だ。それ以外はあまり共通項はないけれど、読んで楽しい本だ。重い話はないし、読みやすい本なので手に取ってみてほしい。

記憶の切繪図」は「フェルマーの最終定理」の中で登場する志村五郎博士自伝。「フェルマーの最終定理」の中でサイモン・シンさんは志村さんにいろいろインタビューしている。その中で数学における「良さ」とは何なのか、それに答えるシーンがある。その答えが簡潔なのだけれど、それ以上無いくらい志村さんの数学のとらえ方を表しているように思え、興味があって読んだ。

この方も上記二人に劣らないくらい自由だ。Amazonレビューには高木貞治さんを愚弄しているという指摘がある。しかし、だからといって謙遜して書いてもらっても一読者としてはおもしろくも何ともない。むしろそのまま出版してもらって良かった。

こう書くと志村博士はずいぶん口の悪い人で、ある種の暴露本に思えるかもしれないが、そうではなくて、要所要所に意図して書かないことがあったり、感情を押し殺した表現がちらちらあるのだ。それがあるから志村さんの人となりがわかった。良い自伝だ。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」は少し前に東京都知事選立候補されたり、弁護士会の会長をされていた宇都宮健児さんの自伝だ。まだ自伝を出すには早いと思うので、半生を綴った本としておいた方がよいか

決して飾らないその人柄は文章にもそのまま表れている。豊田商事事件、オウム真理教の一連の事件、カード破産の話など、弁護士として関わった事件の数々。それらを振り返りながら、今されている仕事にも言及している。自分法律のことは全くわからないが、こんなに多様な類型、しかもその事件が発生した時点では立法のものが不整備だったり、法解釈が分かれていたりといった、未開拓の問題に対処するのは並大抵の法律家にはできないように思える。それをまるで飄々とこなしているような姿は、武道の達人のようだ。

気負いのなさと実直さ、そして執念を感じる本だ。宇都宮健児さんへのインタビューが下のURLにある。興味のある方は見てほしい。

からくり民主主義

この本は学生時代に講義で先生おすすめされていて読んだ本だ。著者は高橋秀実さん。

高橋秀実さんはルポライターで、自分の体験を元に本を書く方だ。ただ、ルポライターではあるけど、少しほかのルポライターと毛色が違う。本来ルポライターは事件や事故が起きたら素早く現場に赴き、当事者インタビューをして、それらを記事や本にする。高橋さんはそれらの事件や事故が起こって、ほとぼりが冷めたあたりでインタビューに出向く。時期がかなり遅いのだ。

元のブログでは物事には多様な見方解釈があって、一元的に判断することは危険なことを理解するための本として「バカの壁」を挙げていた。その点では、この本も内容は似ている。面白いのは、この本ではそれが「実例」でいくつも挙げてある所だ。

ニュース番組新聞では、大きく取り上げられていた事件・事故が、実際に現場に行ってみると「あれ?」と思えるくらい当事者たちは冷めていたり、むしろその状況が続くことを望んでいたり――。読み進めていくうちに、不謹慎かもしれないが笑ってしまうような話になっていったりするのだ。某映画台詞の反対で、むしろ事件は会議室しか起きていないんじゃないか?、という気持ちにもなる。

自分単行本ハードカバー)で読んだ。解説を村上春樹さんが書かれていた。(はずだ。確か)

堅苦しい話ではないので、気楽に読んで、何度かたまに読み返すとその度に不思議な気持ちになる本だ。

冬のデナリ

著者は西前四郎さん。半分が小説で半分がノンフィクションといった感じの本だ。

デナリというのはアラスカにある山の名前で、日本では「マッキンリー山」と言った方が通りがよいと思う。この山を登る登山家チームの話だ。ちなみに、植村直己さんはこの山で行方不明になった。(この本のチームとは無関係だろう)

厳寒期の冬山を登る人の気持ちは自分には想像もつかない。だけれども、そんな自分にも山を登るチームワークの大切さと難しさ、軽く見積もった事象が後にやっかいな出来事にふくらんでいくその状況判断の危うさや過酷さ、そして生きることへの執念といったもろもろが、響いてくるような本だ。

今の登山の装備と比べると、重かったりかさばったりしてその面でも大変だったはずだ。写真のページを見ると、そんなところも気にかかった。

この本も最後一言(だと思ったけど)が良い。

この本のあと、山登りの本は植村さんの本(「青春を山に賭けて」)も読んだけれど、こちらの方が山について全く知らない自分には印象に残った。所々で登山の道具の名前ハーケンとかザイルとか)が出てきて、イメージができない自分のような人は、出てきたところで、ググったり辞書で調べて簡単な絵を紙に描いておいて、再度出たときにその絵を眺めたりしながら読むとより読みやすいと思う。

パタゴニア―あるいは風とタンポポ物語

この本は椎名誠さんが著者だ。椎名誠さんは今はエッセイ世界各地を回った紀行文を書いたり、写真家であったりとマルチ作家だけれど、この本が出たのはそうなり始めてすこし経った頃だ。

冒頭から危機的な状況である。にもかかわらず出発するのだ。この判断は本当だとしたらすごいことだ。何が危機的なのかはここでは言わないけれど、読めばすぐわかる。

全体として、椎名さんが書く紀行文自分で感じたことをズバズバわかりやすく書いていく方法なのだが、この本はそこまでズバズバ書くと言うよりも、なんとなく「岳物語」につながるような、私小説風の書き方をしている。その書き方もあるし、パタゴニアという場所のせいもあるからか、行き止まりに向かって進んでいくようなやり場のの無さを感じる。それが途中ですっと消えて静かな感じで終わるのだ。自分はそこがとても好きだ。精神的な閉塞感がふと消えて、やさしさが残る本だ。

から春にかけて寝る前に少し読むのが似合う本だろう。この本は文庫版もあるけれど、ハードカバー装幀自分にはしっくりくる。

カヌー犬・ガクの生涯

カヌー犬・ガクというのは、前に挙げた椎名誠さんの飼っている犬の名前だ。その犬は手こぎボートの船頭に座って川下りをするのが得意という、ちょっと変わった特技を持つ。

その犬と椎名誠さんの友人の野田知佑さんが、日本世界の各地を巡ったときの話をまとめたのがこの本だ。著者は野田知佑さんご自身。

カナダユーコン川を下ったり、北極(か、南極か忘れてしまったけれど)に行ったり、といろんな所に行って危険な目に遭ったり……、南国に行ってのんびり過ごしたり。少し羨ましいけれど、いざ自分が行くとなるとそんなところはとても怖くていけないようなところに行く。

犬を人間と同じように扱うという著者なので、犬が好きな人はより楽しめるだろう。元のブログとの対応としては「深夜特急」にあたるかな?(やや無理矢理だけど)

ピアノ調律師

著者はM.B. ゴフスタインさん。翻訳は末盛千枝子さん。絵本だ。(やや字が多いけれど)

小さな女の子主人公。おじいさんがピアノの調律を仕事にしていて、おじいさんとしては女の子ピアニストになってもらいたいのだけれど、女の子はおじいさんのようにピアノの調律をしたくてたまらない。そんなときに、ピアノの調律を頼まれるのだ。

あらすじで書くとそんなに心惹かれる感じは無いかもしれないが、絵の良さ、そして言葉の良さ。二人を取り巻く登場人物の面々もすばらしい。

「謎のギャラリー」のところで言及した「私のノアの箱舟」も同じゴフスタインさんの絵本だ。こちらもすばらしい。ゴフスタインさんの本はほかにも何冊か読んだけれど、この本が一番絵本らしい絵本だと思う。絵の良さはいくら文章にしたところで伝わるものではないので、図書館で借りたりして手に取ってみてほしい。もちろんM.B. ゴフスタインさんのほかの本を読むのも楽しい

数学ワンダーランド

中学校で習う数学を、苦手な人も得意な人もできるかぎり楽しく考えていこう。それがこの本のテーマだ。中学生向けの数学月刊誌で連載していた読み物をまとめた本で、著者は小島寛之さん。はてなダイアリーを利用されている( http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/ さん)ようだ。

数学は、学習が進むにつれてどんどん(指数関数的に?)難しくなっていき、小学校中学校では好きだった人もだんだんと距離を置いて離れて行ってしまう……、そんな科目だ。なかなかずーっと数学が好きで好きで……、という方はいないのではないかと思う。おそらく数学プロの方(数学者のような)でも、そのキャリアのところどころで難問にぶち当たり、歯がゆい思いをするのだろう。(そういう話は前に挙げた「フェルマーの最終定理」にちらっと出てくる)

そんな風にだんだん一般人数学から身を引いていきがちになるわけだけれど、この本は、わりと数学算数を学び始めた頃に不思議に思えたことを延長して話をすすめようとしていく。こういう書き方はやろうと思ってもとても難しいはずだ。著者は数学が好きな気持ちと、一方で嫌いな気持ちの両方を持ち続けているような、そんな状態になるだろうから。嫌いな人の気持ちになって、そしてそのどこが嫌いなのかを共感した上で話を進めつつ、好きな人も読めるようにする配慮を怠らない。そんな書き方がされている。

この本が持つ数学へのアンビバレントな思いは、いわゆる数学(の歴史を中心とした)解説本でもなく、かといってとっても難しい数学ドリルみたいな本でもなく、わかりそうでわからない絶妙な問題の難しさと相まってなかなか類書がないと思う。くわえて、ところどころに経済学の話とかもでてきたりする。好きな人もそうでない人も読んでみてほしい。なんとなくわかりそうで手が出ないあの「数学の感じ」を思い出すはずだ。

同じ著者の「解法のスーパーテクニック」も良い本だ。ただ、一冊にしろと言われたら「数学ワンダーランド」かな。ほかにも小島寛之さんの著作はいくつかあるのだけれど、自分が読んだのはこの2冊だ。なのでほかにも良い本はあるだろう。

元のブログとの対応としては細野さんの数学の本としておく。(その本を読んでないのでどこが?といわれると、単に数学つながりなだけだ)

心地よく秘密めいたところ

この本は幻想小説というのだろうか。ファンタジーだ。著者はピーター・S・ビーグルさん。翻訳山崎淳さん。

この本はとても雰囲気がよい。あらすじはそんなにたいしたものは無いんだけど、夏の早朝のような爽快な感じがある一方で、なんか少しじめっとした感じもするのだ。

Amazonレビューがこの文章を書いている段階で4つある。で、そのどれもが作品の魅力を的確に紹介しているのだけれど、なんだかそれらのレビューだけではこの本の良さを伝えきれない感じが残る。言葉を連ねてもなかなか伝わらない感じがする本だ。

この本を自分は夏の終わりの頃に読んだのだが、その頃の陽気にとてもよく合う本だった。光の強さと日の入りの早さがこの本の主題に合ったものからだろうか。「リプレイ」が動くSF小説に対して、この「心地よく秘密めいたところ」は静かにじっとしている感じだ。でも、どちらを読んでも同じ思いに至るはず。不思議だけれど。

東チモール県知事日記

著者は伊勢崎賢治さん。この方は日本大学卒業されたあとにインド民衆グループリーダーをされて、その実績を買われ、国連の要請東ティモールに赴任する。(下のURLに伊勢崎賢治さんへのインタビューがあるので詳しいことを知りたい人は読んでみてほしい。)

こういう日本人って(自分不勉強なせいかもしれないが)あまりいないと思うのだ。杢尾雪絵さんくらいしか自分はほかに知らない。

ずいぶん前に読んだので細かい記述は忘れてしまったけれど、この本の良さは著者が見たこと、感じたこと、やったことが率直に書かれたところ。そして日本に住んでいる限り想像できない「危険」な東ティモールでも、危険な所もある一方で、そうでないところがあるといったような、現実の姿が伝わってくるところだ。

外見はなんかどこにでもいそうな感じのおじさん(もし本人や関係者がこの文を読んでいたら失礼で申し訳ない。すみません。)だ。だが、インフォーマルな組織における統率の方法や、戦争犯罪者をどのレベルまで処罰するのか、など、繊細な問題への対処。こういうのは前者は経営学とかで少し研究されているようだけれど、じゃあそれが実地で適用すれば問題は解決するのかというと、そうでも無いと思う。そういった「答えが見えない問題」へどうやって取り組むのか――。しかも異国の地で。

そういうことを知りたいときに読むとよいかもしれない。自分も詳細を忘れていることに気がついたのでもう一度読むことにする。それにしても久しぶりに上のインタビュー記事を読んだけれど、タフな人だ。

ニッポン貧乏旅行

著者は藤本研さん。この本は、藤本研さんがおよそ半年をかけて日本を歩いて一周をした旅行記。旅行記というよりも生活記録といった方が良いかもしれない。

生活記録なので、朝は何時に起きたとか、午前中はどうしていた、お昼は何を食べた、などなどそっけない記述が中心だ。でも、そのそっけなく感じる記述が妙なリアルさを出していて、読んでいると日本ってこんなに広いんだと思わせてくれる。それと歩いてたどり着いた各地の景勝地を見るとか、そういうことも無くて、そこもこの本の特徴だ。タイトルに「大貧乏」と付くのは、宿泊ほとんどを野宿やお寺の本堂の隅を借りたりして無料でまかなうことによる。食事もとても簡素ものだ。

本のはじめに藤本研さんの歩行ルート日本地図と一緒に図示されていて、その後にスケジュール表があって、それをみるのも楽しいたんたんと書いてある中の楽しさ、と言って伝わるだろうか。

たまにアクシデントに見舞われるのだが、そのアクシデントがなんとなくユーモアがあるというか、おだやかな感じだ。日本一周するからと言って、気張らず、藤本研さんはたんたんと歩いて行く。歩いている途中で同士がいたりする。そういう記述もなんだか一緒に日本一周しているような気持ちにさせてくれる要因だろうか。

自分は今まで挙げた本はだいたいは図書館で借りて読んでいる。この本もそうだ。再度読みたいのだが、図書館で借りようとしたらいつの間にか消えてしまっていた。残念だ。




(まだつづく、かも。)

2013-04-26

TPP賛成、反対のコンビ打ち




230 ソーゾー君 [] 2011/09/06(火) 00:04:14 ID:n3kdw/uQO Be:

TPP賛成、反対のコンビ打ちが始まったな

工作員の手口は常に二元論

右翼左翼共産資本…極論だ…南極か?北極か?どーでもいい…

どっちも同じ穴のムジナだ…

コイツ等は結果を語らない…導入された時の防衛策を考えろアホ…



賛成も反対もどちらも害があるだろ?

その程度の事は百式ブログで議論済み…何今更コンビ打ちしてるんだ…

役人利権特別会計廃止して天下り廃止して

怪しい法人仕訳して無くせば良いだろ?

民主党がそれをやろうとして居るのに妨害しやがって…

偽善者面で役人批判するな…役人の犬が…



俺が規制をされてから昔の流れに戻りつつあるな…

二元論で話を進める…天使と悪魔だ…

無心論者と言うと「悪魔崇拝者だ!」と言われる…

TPPにはメリットも有るがデメリットもある。

デメリットを無くせば良い。

導入しなければ外圧を掛けられ報復関税を仕掛けてくるだろう…



簡単に言えば経済制裁だ…

アメリカ石油依存自給率が50%もない日本TPPを突っぱねられると思う?

状況考えろアホ…対策を講じて導入したら良いだけた…

農家の戸別保制度について議論しろ

「議論しない=逃げた」←こうなるぞ?頑張れ。

































雑談

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1360877904/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2012-11-24

はてな村戦闘ブロガー白書2012(下書き)

 

 はてな村北部に位置する北極は、これまでブロガー諸国との共存共栄を心がけ、平和を愛してきた。これらもそうであろう。しかし村の内外を巡る情勢は流動的であり、我々は時局を正確に把握し、柔軟に対処しなければならない。目下、北極に持続的に敵対する有力なブロガー存在せず、ブロガー諸国とは友好的な交易関係が続いている。このため、当面の間、はてな村および周辺のブログ戦闘国家群と直接的かつ大規模な紛争が発生する可能性は低い。だが、局地的な紛争や衝突が生じる可能性はゼロではなく、友邦との貿易摩擦神学論争においてもブログ大戦略的な視座は欠かすことができない。本報告は、北極ブログ大戦略見地に基づき、各ブロガーの傾向および対策を分析するものである

 

 

 id:otsune

 ・情報技術:★★★★★★★

 ・修辞技術:★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★★

 ・総合危険度:★★★★★★

 自動巡回プログラムを駆使し、ネットじゅうの情報を収集するIT軍事大国。あたかも、衛星軌道に大量のスパイ衛星打ち上げている某合衆国のようである。「インターネット上のすべての活動は、このotsune神によって監視されている」という前提で行動すると危険が少ない。この、「概念としてのotsune神」は己の行動を律するにも適しているので、アイコンプリントアウトしてディスプレイの上に飾っておくと御利益がある。言説レベルカウンターが可能な場合には、理路さえ通っていればotsune氏とのネットバトルに勝利する余地はある。しかし、そのような余地というのは、えてしてotune氏にとって戦略的敗退には繋がらず、むしろ互恵的な結果となることが多い。今後も戦略パートナーシップの道を維持すべき友邦であり、軍事冒険の対象としては不適である

 

 id:kanose

 ・情報技術:★★★★★★

 ・修辞技術:★★★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★★★

 ・好戦性:★★★★★

 ・総合危険度:★★★★★★

 かつて「はてな村村長」と呼ばれていたkanose氏。村外にも大きな勢力圏を有し、そのキュレーター力を如何なく発揮している。はてな村を代表するネットウォッチャーの一人であり、村の生き字引でもある。サブカルチャー領域における豊富な知識・人脈を有するため、万全の準備を期するのでない限り、kanose氏とサブカルチャー領域で砲火を交えるのは避けるべきである。また、超薄味のレトリックはてなスターを駆使して周囲の中堅ブロガーや若手ブックマーカーの動向に影響を与える外交術にも長けており、代理戦争デザインする能力は高い。北極にとって危険度の低い友邦だが、kanose氏を危険視するブロガーtwitterユーザーは後を絶たない。

  

 id:Lobotomy

 ・情報技術:★★★★★

 ・修辞技術:★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★★★★★★

 ・総合危険度:★★★★★

 以前から好戦的戦闘国家ブロガーであり、ネットウォッチャーとしてはてな村を睥睨していたが、2012年はてな村反省会から北極国境線が接するようになり、程なく、twitter上にて挑発行為が認められるようになった。2012年「青二才問題」を巡るコンフリクトでは、北極ODA活動に対しLobotomy氏がtwitter上で挑発行為を繰り返し、当方の言及にも応戦してきた。その後、id:FTTH氏、id:atawi氏、id:raf00氏がLobotomy氏の見解を支持したこともあり、このネットバトル北極の敗北に終わった(威信値-2)。その後の観測データからは、ネットウォッチの快感の為ならなんでもやらかしかねない、獰猛戦闘ブロガーであると推定される。彼はアカウントにこびりつくカルマの軽重を理解していないか、敢えて無視している。要注意。

 

 

 id:fut573

 ・情報技術:★★★★★★

 ・修辞技術:★★★★★★

 ・キュレーター度:★★★★

 ・好戦性:★★★★

 ・総合危険度:★★★★★★

 これまで、はてな村のなかでも北極圏から遠いエリアに生息していたため、このブロガーはあまり目にすることが無かった。しかし、twitter上で国境線を共有するようになり、幾つかの「村事情」に言及していることが判明したため、観測機会が増大した。鉄火場案件に敢然と切り込み、データ引用文献を駆使しながら立ち回るさまは、修辞こそ派手ではないものの、手堅く、隙が無い。先日も、お調子者のブックマーカー達にアイアンドームによる迎撃を行い、村衆の威信値をまとめて削っていたのは記憶に新しい。fut573氏と交戦することになったら、攻めるにも守るにも十分な準備が必要になるだろう。そもそも、この、永久パターン防止キャラのようなブロガーの全面介入を招くような事態を避けるべく、日頃から、迂闊な発言には気をつけておくべきである

 

 

 id:lkhjkljkljdkljl

 ・情報技術:★★★★

 ・修辞技術:★★★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★

 ・総合危険度:★★★★

 言わずと知れたはてな村コンビニ店長id:nakamurabashiから発音不能のid:lkhjkljkljdkljlに変わってからも、エロゲコンビニ周辺の話題を国是とするブログ大戦略は変化していないものと思われる。しかし、幾つかの争点、例えば先日の子どもの泣き声案件のように、はてな村キャンプファイヤー中心地近くに躍り出てくることがあるため、オクラホマミキサーを呑気に踊っているうちにコンビニトラックに轢かれていた……という事態は十分に発生し得る。本人は全く望んでいないようだが、結果としてキュレーター度の高いブロガーでもあり、言及されると、カラスの群れのようなはてなブックマーカーがオマケについてくる可能性が高い。彼もまた、戦闘ブロガーなのである。一見、読みにくくて無駄だらけの文章のようにみえて、人を魅了する未知の修辞技術を保有している。矛盾オーパーツの複合したブロガーでもあり、北極はこのブロガー研究するべきである

 

 

 id:FTTH

 ・情報技術:★★★★★★

 ・修辞技術:★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★★★★

 ・総合危険度:★★★★

 はてな村では歴史あるブックマーカーであり、村内のあらゆる揉め事観測気球飛ばしている。一応、根拠地としてのブログを保有しているが、ブログ正規軍を使って全面戦争を仕掛けてくることは稀であり、はてなブックマークの高みからささやかな言及を繰り出してくる程度である。従って、FTTH氏によって直接的に威信値や自意識値を削られるリスク殆ど無い。問題になるのは、この人物の揉め事ブックマーカーとしてのキュレーター度の高さであるFTTH氏は、美味な揉め事案件があるとブックマークを行い、それが大小の村民が集まってくる呼び水となることがある。FTTH氏が召喚してくるのは、マドハンドの大群かもしれないし、ぐんたいアリかもしれないし、大魔神かもしれない。そのうえ、はてなブックマーク上でも[# |ω・)……]というタグに象徴されるような、保身に万全を尽くしたポジショニングを心がけるため、ブログから迎撃は容易では無い。むろん、FTTH氏を相手取ってメタブックマークでタワーを築くことは可能だが、メタブックマークでタワーを築くという行為威信値を大幅に低下させるので、愚の骨頂である

 

 

 id:REV

 ・情報技術:★★★★★★

 ・修辞技術:★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★★

 ・好戦性:★★★★

 ・総合危険度:★★★★

 はてな村ライトノベル地区に生息するブロガーはてなブックマーク上では、大勢のブックマーカー使嗾するキュレーター立場にあり、村内外のきな臭いarticleに積極的なマーキングを行っている。しかし、危険度の高い案件には無言のブックマークを行うため、FTTH氏同様、ブックマークに対する迎撃は難しい。キャンプファイヤー予定地に黙って薪を投下し、村民達を召喚するありさまは、じつに村人的といえる。そんなREV氏ではあるが、ブロガー諸国の怒りを買うことも稀で、おおむね器用に立ち回っている。そんな無敵の村民のように見えるREV氏にも、一矢報いるチャンスはある。一見、彼は無言でブックマークすれば気が済む人のように見えるが、実際には、本拠地であるREVの日記」において、遠まわしな、それはそれは遠まわしな隠喩をもって、踊り子さんにおさわりタッチしていることがある。ここを強襲すれば勝機はあるかもしれない。

 

 

 id:fujipon

 ・情報技術:★★★★

 ・修辞技術:★★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★

 ・総合危険度:★★★

 はてな村診療所内科医さん。通常は、本拠地『琥珀色の戯言』にて書評活動を展開しているが、年に数回程度、キャンプファイヤー案件に首を突っ込んでくることがある。元来、善良な人物であり、弱い立場人間インターネットの自由に敗北している人間の味方をするようなポジショニングだが、その際の修辞運びで揚げ足を取られ、インターネット自由主義者との紛争状態に陥ることが多い。近年はそうした修辞運びの技術にも変化がみられ、可燃性が減少しつつあるが、それでもオクラホマミキサーを先導している時のfujipon氏周辺には可燃物の匂いが立ち込めている。fujipon氏の新ブログいつか電池がきれるまで』は書評ブログではなく、オピニオンにみちているため、ここが今後のフロントラインになっていくと推測される。

 

 

 id:orangestar

 ・情報技術:★★★

 ・修辞技術:★★★★★

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★

 ・総合危険度:★★★★

 はてな村漫画家一時期、はてな村の戸籍が得られないことを嘆いていたが、村民じゃないとは誰も思っちゃいませんよ。はてな村オンライン上のorangestar氏は、ブックマーク活動およびはてなスターを駆使した活動が目立つが、時折、ブログから強烈な言及を繰り出すことがある。ここまで挙げた多くの村民達に比べると、はてな村近辺の監視頻度は低いが、かえってそのせいで、orangestar氏の言及パターンは読みにくく、神出鬼没の印象がある。しかブログ記事を見てみれば、かなりの頻度で「はてな」に言及しており、村への貢献度も高い。生粋村民とみなすの妥当であろう。

 

 

 id:amamako

 ・情報技術:★★★

 ・修辞技術:★★★

 ・キュレーター度:★★★

 ・好戦性:★★★★★★★

 ・総合危険度:★★★

 議論を好む……と書くと聞こえはいいが、倫理・自由・人気アニメ作品 といったジャンルにおいて、きわめて攻撃的な論戦を繰り広げるブログ戦闘国家である。永年にわたる議論の蓄積の末、相応の発言力と信頼性を勝ち得ている……というわけではなく、過去、rir6、sjs7といったidから鞍替え履歴があり、twitterの言動を見る限り、なかの人の精神状態はやや不安である。そのスタイルポリシーゆえ[ディベート脳][空想家]といった野次を浴びる頻度が高く、otsune神をはじめとする、はてな内外の人物への敵対的言及も多い。このことが示すように、amamako氏のブログ大戦略には計算というものが無い。勝てる戦か勝てない戦か・周囲への説得力が高いかいか度外視して、あらゆる相手に全力で飛び掛るスタイルである。これは、ブロガーとしてほとんど致命的なスタイルだが、計算が通じない獰猛というのは、それはそれで難しいものである

 

 

 id:raf00

 ・情報技術:★★★★★

 ・修辞技術:★★★★★

 ・キュレーター度:★★★(村外には+★★★)

 ・好戦性:★★★★

 ・総合危険度:★★★★

 はてな村には本拠地を保有しておらず、twitter等での活動が目立つブロガーながら、村の年中行事には欠かさず出席し、キャンプファイヤー揉め事には高頻度に言及を行っている。このように、はてな村をこよなく愛してやまないraf00氏だが、主たる活動領域は村外であるため、村民に対する影響力は相対的に低い。しかし、twitter等を介して村行事を外部に伝達する能力には秀でており、その姿は、さしずめ村の観光案内所である。amamako氏とは対照的に、ネットバトラーとしてのraf00氏はブログ大戦略的な機知に秀でており、これがブロガーとしてのraf00氏の生残性を高めているのは明らかであるしかし、損得勘定説得力の高低を知っていること――知りすぎていること――こそが、raf00氏の逆説的な弱点である北極とは友好的な関係が続いているため、そのような弱点を突破しなければならないような事態は考えにくい。

 

 このほか、id:faita(失礼、id:feita氏。スペルミス)、id:comzooid:wideangleid:anigokaid:jt_noSke、など、意識すべきはてな村民は枚挙に暇が無いが、北極に直接影響を及ぼすような根拠地を保有しているわけではないので、ここでは省略する。

 

 

 【村外関連勢力】

 以下に、はてな村には所属しないが強い影響力を有する外来勢力について触れる。

 

 ハックル帝國(id:aureliano)

 ・情報技術:★★

 ・修辞技術:測定不能

 ・キュレーター度:★★★★★

 ・好戦性:★★★★★

 ・総合危険度:★★★★★★★

 はてな村においてaureliano氏を名乗り、現在放送作家として・メルマガ執筆者として活躍中の岩崎さん。当人曰く「はてなという場は、一言で言えば狂人を欲していた。狂人ブロガーを強く希求していた。その声に、要望に応え続けたというのがはてなでのぼくだった」。とはいえ、未だハックル帝國は(株)はてな糾弾してやまず、はてな村はてな的なるものに対する舌鋒は鋭い。北極の執着測定器によれば、twitter上におけるハックル帝國のはてな村に対する言及スカラーはいまだ高水であるはてな村は、このギガンティックな自走臼砲に常に照準されている。(株)はてなは、至急ハックル帝國に菓子折を持っていき、荒ぶる神を鎮めるべきである

 

 

 

 

 [関連]:はてな村民との喧嘩になった場合、その傾向と対策

 

 (以上は年末年始向けの下書きである増田に投下試験を行い、後日加筆修正を行う。)

2011-06-10

文章からわかってしまうこと と そうでないこと

なんかそのエントリブコメを具体例で見せてもらわないとコメントのしようがないよ基本的には。


その反応や口ぶりから言って、

君のエントリに下された人物鑑定は肯定的なものではなかったのだろうけど

そういうのって本人が「はずれ!」とか「当たってない!」って言っても始まらなくねえか?

人間誰しも自分欠点を指摘されりゃ不愉快だし認めたがらないものだ。


その人物鑑定が本当にはずれてたのか、傷心の君が「はずれだ」と言い張ってるのか、

君の話を聞いてるだけではサッパリ判断不能だ。


まあ北極大型動物っぽいidの奴とか、

他人にうすっぺらい心理分析をかますのを日課としながら

自分の心の中のなんらかの問題から逃げ続けるような人間も少なからずいるのは事実だが

増田にふつーに一本書いて、内容へのコメントより書いた人間の鑑定が始まっちゃうっつー場合

それはやっぱ文章がよほど変っつーか、異形の自意識が溢れ出したような文である場合が多いと思う。


さぁ、そんなわけで、これを書いてる人間がどういう人間か、推理ごっこが大好きな人たちに推察してもらおうじゃないか

俺は人物鑑定は普段やってないけど

この1行だけでも君が大変自意識過剰であること、負けず嫌いであること、ぐらいはわかってしまう。

こんなもん別に心理学でもなんでもなく、「すこし鼻毛が出てるよ」みたいな見たまんまの話だ。

君が前にやられた鑑定もそういうレベルのことであれば、そりゃ勘繰りというより見たまんまを書かれてるだけだぜ。

生い立ちまでわかるとか言い出したらレクター博士だけどさ。

http://anond.hatelabo.jp/20110610063353

2010-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20101029015811

移動するのはいいよ。本当は移動してないんだけど。各点はそのままなんだけどね。「ビニールシート」の理解がこの問題で一番ダメな理解の仕方なのさ。

どうせ例えるなら風船にしなさい。

で、ビニールシートにある点(太陽系ならそれでもいいけど)は、ビニールシートが拡大すると「外」の方角へ向かって動くわな。これダメな理解。

では、風船に点を打ったとする。そして風船をぷーーっとふくらます。さあ、点は「外」へ移動しましたか? その場所にい続けてるだけでしょ? そもそも球面における「外」はどこにあるのか。

この球面(ここからは風船じゃなく球面と呼ぶ)に、では2点、打ってみましょう。そして球面が膨張するとする。2点間はどんどん離れていくよね。でも2点は静止したままだ。

ここで球面の理解を「ゆがんだ平面(2次元空間」と思おう。この面以外に世界はないと。こういうゆがんだ2次元モデルは他にもたくさん考えられている。それぞれ「○○幾何学」というジャンルになるんだけど、我々がイメージする平面は「ユークリッド幾何学」に過ぎなくい。例えばユークリッド幾何学公理としては「平行な2線は、どんなに延長してもぶつからない」とある。まあそういうものとして舞台となる平面座標を構築したわけだけど。ところが球面ではそうじゃないわけだ。地球の表面も球面だから、例えば君と僕がまったく並行に同じ速度で北に向かって走り出したとする。そうすると必ず北極でぶつかるんだ。球面はユークリッド幾何学の範囲外だからね。

現在宇宙はこの「球面」が3次元になったものだと考えられている。だから「外側」という概念がないんだ。宇宙には中心はない、だから「外側」もない。

どうしてそう考えられているのか。

これにはいくつもの理由があるんだけど、分かりやすいものを一つあげると、「地球から観測できるほとんど星は、距離に比例した速度で遠ざかっている」というのがある。

普通に考えてこれおかしいよね。だって宇宙にどこか中心があって、そこを中心に膨張しているなら、地球から見て中心側にある星、外側にある星、地球と多少角度は違うが併走している横に見える星、すべて観測できる速度が違うはずなんだ。ところが実際はどの方角の星も地球からの距離にほぼ完全に比例した速度で遠ざかっている。

ここから考えられることは二つ。一つは地球が全宇宙の中心にあり、かつて地球のあった点でなにか大爆発があり、そこから飛び出た星が今も広がり続けている。ユークリッド幾何学的に考えたらこれしかないんだ。でも、これがありえると思うかい?

そこでもう一つ考えられることが先ほどの「球面」を3次元にしたモデルなんだ。球面のどこかに点を打って、そこを地球だと考える。そして他の点もバシバシうつ。そんで球面がバーっと広がると、あら不思議地球から見て全ての星が距離に比例した速度で遠ざかっていく!

空間が膨張」ということの正体はこれなんだ。だから宇宙には中心はない。中心がないから外がない。

ではなぜ、銀河がぶつかるか、という話。それは空間が膨張してるのに君と僕の距離がなぜ広がらないか、ということと関係している。答えは簡単。膨張する力より強い力で引き合ってるから。引き合う力はいくらでもある。分子同士の結合とか電気とか磁気とか重力とか。そんなこんなで引き合ってるから君と僕は離れないし地球も同じ大きさのままだし太陽系は同じ感覚でぐるぐるだし、銀河もぐるぐるなんだ。だから膨張する空間に流されずにくっついたまま独自のルートでうろうろ、そうしてるあいだにはお互いの重力でひきあって銀河同士が衝突なんてこともあるのさ。というか基本的に銀河同士はいつも重力で引き合ってて、その集まりで「超銀河団」てのを作ってる。超銀河団に集まっちゃうからそれ以外の空間てほんとうになんもないんだぜ。

で、「外」の話。外がないというけど、ちょっと考えを変えるとあるかもしれないという。それは「重力」の先にあるものなんだ。重力って何?ていうと、今ではこう考えられている。ゴム膜をピーンと張ったとして、そこに大きいビー玉を一個置く。するとビー玉の重みでゴムがゆがみ、その周りに小さいビー玉を置いても、最初に置いた大きいビー玉の方に転がっていってしまう。ゴムの膜しかない世界は2次元だけど、これの3次元バージョン重力だと考えられている。

ではこれにものすごく重くて、だけどすごく小さいビー玉を置いたらどうなるか。膜が破けるかもしれないよね。そしてその瞬間そのビー玉の周囲にあったものは全部穴に吸い込まれていっちゃうよね。これの3次元バージョンブラックホールで、その先に膜以外の世界=「宇宙の外」があると考えられている。

もし宇宙の外について話すなら一応これくらいは踏まえた方がいいんじゃないかな?という話でした。

2010-10-23

自殺する遺伝子組み換え植物動物 - 米国モンサント社

http://anond.hatelabo.jp/20101022175359

出版物だけで済むと思うなよ...世界中の作物も有限管理されるぞ。

2世以降が自殺するトウモロコシ、鮭・・・

http://ameblo.jp/kunotakayoshi/entry-10641817510.html

すべてパテントを守り高価な種子を買わせるため。

アフガニスタンでは、米国によって自家採種(種を自分で採って栽培すること)を法律で禁止させられた。

http://www.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck

http://www.youtube.com/watch?v=246VHBgsXHo

しかも

この狂った遺伝子花粉が飛んで既存の作物と交配してしまって

南米などでひどいことになっている。

(日本では「反中デモ」よろしく、何も放送されない)

食糧危機だから効率よい品種を・・・なんてごまかしを吹聴して

本当の食糧危機を起こそうとしている連中がここにいる。

ビルゲイツが資金援助している”農業遺産を保護することを目的”の

北極種子貯蔵庫」がこれまた怪しい。

http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/6da5355c1eb74cd9cb011d9dfd04b353

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん