昨日、宮崎駿さんが後継者を育てられなかった、とかなんとか記事があって、そのコメント欄に、
「所詮、プロデューサーというのは自分の手足になってくれる人間を欲しているのであって自分の代わりはいらない」と言っていた。
けれど、その他の経営でもそうだけど、その業界での立ち位置や求められている役割の意図を理解し、提案できるプロデューサーであれば欲しいと思うだろうし…。
しかし、心で欲しいと思っていても、口では「やめておけ」と言ってしまうのは、監督、プロデューサー業とういうのは、尋常ではないぐらい厳しい世界で、
普通の人間なら、その椅子に座ってられないから、「やめておけ」とつい言ってしまうんだろうね。
可愛い自分の子供に、自分と同じ職業は「やめておけ」と、つい言ってしまう様なものだ。
監督・プロデューサーのポジションというのは言うならば、極寒の南極や北極などで、裸一枚で、食べ物は水だけで生きているようなもの。