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2021-12-26

有馬記念の予想の続き

前回から当日になって追記

anond:20211223161059

やはり予想通り、上位4頭ボックスで2頭+11番人気までヒモ3連複では、うまい買い方はなかったのでパス

馬連はどうしても予想外が2着に絡む可能性が排除できずにこれもうまくいかない

一応、波乱がないなら4頭ボックスの買い目6つでプラスにできる買い方はあったけど、上位2頭がここにおさまるという自信はない

この4頭ボックスワイドで買えるならいいのだけど、ワイドオッズでこれは無理

ジャパンカップ天皇賞秋みたいに、ほぼここで決着でしょ、みたいなのはやっぱり中山では難しい

あれは東京だけかもなあ

ここでエフフォーリアとステラヴェローチェが同枠ということで枠連検討

これなら5枠固定である程度買い目はしぼれるが…

しかしなあ

調子ベストじゃないながらも、結局適性を最も証明しているのはクロノだということを思うと、エフフォーリアを信じきれない部分もある

クロノ勝ちという結果になると途端に弱くなるから難しい


3連複を上位4頭ボックスをやめて、クロノエフの2頭を必ず入れると、結局リターンの割にすり抜けのリスクを背負いきれない

ということで、エフフォーリアとクロノジェネシスのワイだ一点勝負が濃厚な気配

あと、パドックみて決める

皆さんご健闘を祈る

買ったらまた書く


追記

クロノジェネシスはさすがに悪くなかった

そしてエフフォーリアそれ以上

ということで、クロノエフワイド5000円の1点買い勝負になりました

買った

しかし、案外堅い結果になりそうな気がしてきた

頼むぞ!


追記追記

結果書いたanond:20211226160229

2021-12-23

有馬記念の予想

当日の追記はこれanond:20211226141831



増田競馬の話書くと、「お前はわかっとらん」みたいなブコメがつくので、事前に書いておこうと思う

まあ実際わかってないんだけどねー!

有馬記念傾向

全く予想だにしなかった決着、ということは稀だけど、10番人気前後馬券に絡むのは"よくある"という傾向がある

この理由は、中山競馬場2500mというのはなかなかトリッキーから、馬の力関係だけを見てると、見えてなかったコース適性に足をすくわれるということ

トリッキーというのは、普通競馬場1周ならコーナー4つのところ、有馬記念はコーナー6つ

さらに、他の競馬場は高低差2mくらいなのに対し、有馬記念の高低差は4m

さら内回りで小回り、最後の直線が短い

水泳でいうと50mプールじゃなくて25m短水路で戦う感じ

スピードスケートならショートトラック

陸上でいうなら障害走みたいなもん

何の邪魔もなく広いコースで競走したら勝てる馬でも、クネクネ曲がったり登ったり降りたりしながら走るのが得意とは限らない

また長距離走は馬の操作性や気性、騎手コントロール大事なので、脚の速さだけでごまかしが効きづらくなるのも原因

実際で言えばこれ

2020年は1着から3着まで、1番人気、11番人気、2番人気の決着

2018年は1着から3着まで、3番人気、1番人気、9番人気の決着

2017年は1着から3着まで、1番人気、8番人気、3番人気の決着

2015年は大荒れで、1着から3着まで、8番人気、5番人気、4番人気の決着

2014年は1着から3着まで、4番人気、9番人気、1番人気の決着

2012年は1着から3着まで、1番人気、10番人気、2番人気の決着

2011年は1着から3着まで、1番人気、7番人気、9番人気の決着

過去10年の馬券内のべ30頭のうち8頭が7-11番人気

これはつまり「みんなが思っている予想がそんなに当てにならない」ということ

俺も含め、したり顔で予想話す人の大半が、実際には何も読めてないということを表す

まり競馬としては比較的難しいレースだということ

これ大事なので覚えておいてください

その反面2019、2016、2013の3年は馬券内いずれも4番人気以内という堅いレース結果となっているし、上記10番人気前後が絡んだ7レースでも6回は1番人気が絡んでいる

まり、強い馬は強い、というのもまた間違いない

馬券を買ううえで一番大事なのはこの知識

まり3連複3連単を当てるには、10番人気前後の読みにくいやつまで入る可能性をケアしなきゃいけないだろう、ということ

まともに3連取ろうとすると買い目が膨らみ過ぎるし、かと言って買う数を減らすとすり抜けが起きてくる可能性がある

何度も言うけど、今年の有馬記念も、ちゃんと難しいよ

有力馬

今年の有力馬でいうと議論余地なく、クロノジェネシスエフフォーリアの2頭

この2頭の実力は抜けている

一応リスクで言えば、クロノジェネシス凱旋門賞でタフな競馬をしたけど、体は大丈夫?気力は戻ってるの?というところ

大敗後、別人のようになる馬がいるから少し心配

調教は悪い、と見てる人もいれば、疲れなし問題ない好調、という人もいて正直よくわからん

でもドバイ後の宝塚記念も、調教ではもうあかんかも、という雰囲気からみるみるよくなって、結果圧勝してるし、名馬ってそんなものかもしれない

マイルチャンピオンシップグランアレグリアもそんな感じだった

エフフォーリアのほうは、中山2500こなせるの?というところ

皐月賞はめちゃくちゃ強かったので、中山内回り自体問題ないと思われる

ただ唯一の敗戦キャリア最長の2400で、2500はさらに延長で初距離というのがちょっと気になる

東京2000でめちゃくちゃ強いとして、中山2500でも変わらず強いのか?正直答えを持っている人はいない

ただダービー敗戦勝負のアヤのようなもの

3歳でコントレイルを破って天皇賞秋を制し、さらにそのままクロノグランプリ4連覇を止めての有馬勝ちというのは、ディープインパクトキタサンブラック並みの歴史的名馬じゃないとできないことだけど、実際エフフォーリアは十分彼らに並べる歴史的名馬だとしても全く不思議はないと思う

ディープキタサンみたいな名馬なら、適性を多少外れようと能力や器用さでねじ伏せられるでしょう

まりエフフォーリアを歴史的名馬と信じられるか信じられないか信仰を試されていると思う

この次点に来る馬は、中山の適性も加味しなければならない

皐月賞弥生賞で強い走りがあったり、そこそこ悪くない重賞実績があるやつをピックアップする

次点としてはやはり、タイトルホルダーとステラヴェローチェ

順当な決着なら、馬券内3頭はここまでの4頭で決まると思う

その次にディープボン

ここまでが来ても驚かないライン

ここからは薄いと思うけど一応あり得るのが

アサマノイタズラ、ウインキートスアリストテレス、まあ一応アカイイト

で、まあなんとなくパンラッサモズベッロ?

それ以外はないんちゃう

知らんけど

買い方は?

おそらくエフフォーリアとクロノジェネシスが2頭絡んだ馬券オッズは大きく下がる

おそらくはその2頭固定の三連複で11番人気まで抑えれば、まあだいたい当たるだろうと思われるが、その場合トリガミがおそらく発生する

そして、エフクロノが本当にどちらも馬券内にくるかどうか?というと、自分のなかではそうなる確率は60%ほどだろうと思う

そこまで楽観はしていない

ということは上記の三連複はリスクのわりに儲けられないということになろうかと思う

じゃあダメじゃん

はいダメです

でも、4番人気内2頭+11番人気内1頭が大体のパターンなので、エフクロノに絞らず、上位4頭を軸にすればほぼあたるだろうと思う

これが基本線だけど、買い目さらに広がるし、堅い決着だと大幅にトリガミになるのでダメでしょうね

オッズみながら口数調整すればプラスになる?ならそれもあり

でも難しそうな気がする

じゃあどうするか?

鍵になるのはクロノ状態の見極め

クロノエフのどちらが絶対馬券内に入るのか?を見極めるしかない

調子がいいなら絶対に入れる

調子が悪いかもしれないという恐れが買い目を広げさせてガミらせる

まずはクロノを見極めよう!

もちろんエフクロノも両方入るかもしれないよ

となると基準とすべきは、「より確率の高いほうを見きわめて、そちらの複勝1点に1万円ぶっこむ」という買い方

これは絶対にガミらない、高確率プラスになる買い方

1.2倍でも2千円儲かるぜ

で、これから考える皆大好きな三連や馬連は全て、じゃあガミるリスクやすり抜け発生するリスクを負っても、複勝買うよりリターンがあるの?を常に問わねばならない

予想外10番人気が2着にくる可能性を常にケアしつつ勝ち馬券買うのはなかなか難しい

難しいレース場合複勝は決して馬鹿にされる買い方ではないのだ

最終的には買わない選択もありなくらい

まあ、枠や調教評価が出てから最後詰めるとしましょう

最終的にはオッズにらめっこしながら、また当日に実際の買い目を言います

判断材料

個人的には、自分に馬を見る目はないのはわかっている

そこで、元騎手の方がテレビでいう本命馬を参考にしている

彼の言う本命馬は「実力が最もある馬」を指している

勝負展開や調子は、必ずしもそこに含まれていない

一番強い馬を聞いて、勝つ馬は誰かを考える、という材料にしている

有馬記念で言えば、彼がエフフォーリアと言えば、中山の適性や距離適性はわからないが、純粋に平地の直線を走ればエフフォーリアのほうが先着するという意味だろう

クロノジェネシスと彼がいうなら、エフフォーリアの力はクロノよりまだ劣っているという意味になると思う

まあおそらく彼はエフフォーリアというと思う

あと、調教評価ネットに出してる人で、信頼できる人を見つけておくといい

最近で言えばエリ女ちゃんアカイイトがいいといった人

朝日杯で本命をドウドゥースと言った人、なんかがそれ

過去の荒れたレースの時になんと言っているか調べてみてほしい

俺は調教評価に関しては個人的twitterにいる、ある人を信頼している

じゃああと数日、悩んで楽しみましょ!

クロノ状態エフの適性に関して、情報持ってる人いたら教えて欲しいです

2021-12-10

2021-11-15

アカイイト

エリザベス女王杯大波乱

さすがにこれは当たらないです

アカイイト強かった!

今回の増田では、アカイイトフロックではなく本当にG1勝てるレベルに強くて、今後もG1戦線活躍できるか?について考えようと思う

今回の一番人気は大阪杯勝ち馬レイパレだった

二番人気は秋華賞アカトリノムスメ

G2を今年2勝しているウインマリリンは3番人気だった

そもそもこのレースレベルがどうなのか?という問題がある

レイパレ三冠馬マイル女王に大差をつける圧巻の走りで無傷のG1制覇を果たしたのが印象深いが、そもそも大雨の大阪杯が異質であったのと、同じメンツ天皇賞秋では三歳馬エフフォーリアが同じくこれらの馬に勝っている

そうすると、どうもあの大阪杯は、クロノジェネシスエフフォーリア、またはマイルでのグランアレグリアのような、トップブトップの集まるレースではなかったうえに、重馬場だった影響がでかいレースだったと言える

あの時のコントレイルはトップブトップと信じてたんだけどね

レイパレ特殊な条件のG1には勝ったけど、それを二度と再現できない時点で本来G1レベルではない、ということ

その後の宝塚記念3着は立派でもあるが、限界を露呈もしている

その後G2オールカマー4着だ

運が重なってG1勝っちゃったけど、力の面ではG2勝てる程度の馬なのだろう

アカトリノムスメは今後もG1狙える力はあると思う

が、秋華賞からの2度の輸送が難しさだったのと、レース前にかなり落ち着かない様子ではあったので、今日は心身ともに整っていなかったのだろう

G1勝てる馬が調子が整わずにずるずる沈むことはよくある

その日だったように見える

ウインマリリンハ、G2勝てる馬なので強い

実力はもっともあったかもしれない

そろそろG1勝ててもおかしくない頃だよね、というのは正直あった

が、まだまだG2クラスの馬なのだろう

レイパレのようにどこかでかみ合えばG1ひとつふたつとれるかもしれない

でも、クロノみたいにいくつも勝てるような馬ではないことは明白

そのうえで怪我での調整遅れもでかかった


まり、今回の上位人気のメンツ、みんなG2レベルだったということだ

G1レベルは、普通はよほど何かないと勝てない

ただG1でも2着3着は誰がきてもおかしくはない

G2レベルだった今回のエリ女、というのはつまりハイレベルG1での3-5着を争うようなものだった

まり、誰がきてもおかしくない

そういうわけで、アカイイトは確かに強かったが、本物のG1レベルと戦えばまず勝てないだろう

が、それと同時に、カレンブーケドールやウインマリリンなんかと似た水準では今後も勝負できると思う

まあ、それにしても荒れたなあ

2021-10-29

シンエヴァ造語がわかりにくすぎたので解説サイトで全部調べた

序、破までは普通に楽しめていた。

なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも理解できるワードばかりだったからだ。


ところがQで出るわ出るわ、わけわからんワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?

しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワード意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!

いくらなんでもファンを置いてきぼりにしすぎだろ!


・・・とぼやいていたら、シンエヴァさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパティオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。

ところが最近になってアマプラ配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。

以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)


アダムスの器

エヴァMark9、101112の4体のこと。

アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクト映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人飛行機になったのかは監督趣味からしか

元ネタウルトラマン


・カシウスの槍

破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カオルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。

実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍リリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が使徒になって結局サード継続)。

しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍Mark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった。

こういう経緯があったから、Qでカオルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。


フォースインパクト

Qでシンジ+カオルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」

Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カオルくんのファインプレーで止まった。


これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。

シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。


・アディショナルインパクト

これも初見では意味不明だったけど、ようやく理解できた。

いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。

でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるからフォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。

なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト

トリガーセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」


ゴルゴダオブジェクト

マジでポッと出てきて説明も無しに終わったかビビった。

マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法場所らしい。

最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQのニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。ポッ出とか言ってすまなかった。

アディショナルインパクト目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。


劇中で説明特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメ最終回ではよくあること。だから設定はどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。

形状の元ネタウルトラマン


エヴァ8+9+10+11+12号機

冒頭のパリオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力

この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう

元ネタウルトラマンタロウの合体能力ワードがそのまんまらしい。


アドバンス綾波シリーズ

エヴァMark.9〜12に乗せるためだけに作った人形

そっくりさんは元々こいつらの候補だったけど、Qでマリ感情を動かされて自ら離脱した。

それに冬月とゲンドウがキレたのか、今度は感情のない肉人形にしたみたい。


↓ここからワードだけじゃなくて、ストーリーでわかりにくかったところの解釈


<Qでは謎だったけど、シンエヴァで解明した事柄


・槍でやり直す(笑)って結局どういう理屈なんだよ

シンエヴァでようやく分かったけど、カオルくんはあのまま2本の槍つかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。

要はシンエヴァのアディショナルインパクトをQでやろうとしてたと。

ただのオヤジギャグじゃなくて安心した。


インフィニティってなんだったの

特に捻りもなく、元人類

人間サードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。

中途半端ニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。

このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。エヴァにしては安直すぎるくらいのハッピーエンドである


これキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。

生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。


ミサトさんヴィレクルーシンジくんに必要以上に冷たすぎだろ

Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。

「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント

公開前は「もし万が一シンエヴァハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感動した。


<シンエヴァストーリー全般でわかりにくかったところの解釈


アスカオリジナル式波?に連れ去られたのは何アレ?

13号機に人間は乗れないので、シンエヴァでは「カオルくん」+「オリジナル式波」のダブルエントリーになってる。

ミサトさんらは誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカシングルエントリーじゃなかったの!?」)

13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカオルくんの体をLCL再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい)。

ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである


・やたらリアルな巨大綾波は結局なんやねん

アディショナルインパクト効果フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。


・そこにいたのか、ユイ ←は?

結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイ面影を見つけましたよーってだけ。

ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。


ネオンジェネシス(笑) で村の大人トウジとか委員長の子供とか居ないことになっちゃったの?

違うっぽい。(過去をなかったことにも時間を巻き戻したりもしてないらしいので)

正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカよろしくやってる。


映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。

というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味なっちゃうだろ!


2人だけは記憶を保持してエヴァの無いパラレルワールドへ。

そして最後ドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。

「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンネタ被りしてない?」と言ってはいけない


イスカリオテマリアくん

意味はない。ただの学生時代あだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。

聖書ワード意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメスタッフ匂いだなーと感じた。


シンジ「父さんは母さんを見送りたかったんだね」らへんのこじつけが難解

シンエヴァラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。

これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。

破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。

でも結局シンジネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。


逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう電波キャラになるのが今作の難点よね。

まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリー無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかにまれしまうのは仕方のないことなんだけど、言わせてくれ。ユイ、お前は何者なんだよ。


・加持さん「渚司令。」←は?

これがシンエヴァ最大の蛇足なのは間違いない。

要は映画の尺的に「カオルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って言う必要あり」

で、加持はカオルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、司令呼びにしてみたって感じ。

この設定いる?

普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察まれてるし。

この「渚司令」はスタッフ悪ノリ説に一票。



なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。


総評


ウルトラマンパロ多すぎだろ!!



2021-10-11

コントレイル今年で引退

まあそうだろうなと思ってたので驚きはない

有馬記念に出ないのと、宝塚記念に出れなかったので、グランプリ未出走の三冠馬ってことになる

状態のせいで仕方なかったのはわかるけど、できれば宝塚記念クロノジェネシスと白黒つけてほしかったな

有馬記念に出ないのなら、天皇賞秋とジャパンカップはしっかり二連勝して終わってほしい

大阪杯飛ばした分返してから引退してよね

2021-09-30

じゃあ凱旋門賞についてもっと簡単解説するよ

凱旋門賞ってなに?

フランスの芝2400mのGIレース

フランスだけでなく欧州各国から出走馬が集まってくる。

欧州版のジャパンカップみたいなもん。

ちなみに今年の発走は日本時間10月3日23時5分。

なんで凱旋門賞だけこんなに話題になるの?

日本ホースマン古参ファン海外コンプが強いから、

凱旋門賞に勝ったときこそ日本競馬欧州競馬に並んだことになる」みたいに思ってる。

そんで何度も挑戦していちども勝ててないからムキになってる。

もはや凱旋門賞挑戦が目的化してる。

いちおう言っとくと、日本競馬はすでに芝の中距離では世界トップクラスと言われてるし、

実際に海外GIでも普通に勝てるようになってるので、最近競馬ファンほど海外コンプは薄いと思う。

というか、いまでも凱旋門賞挑戦に意義があるとするなら、

それは「まったく適性の異なる日本欧州チャンピオンになれば凄い」という点であって、

年度代表馬ですらないのに「斤量が軽いから」とかなんとか言って毎年のように適当な馬を連れて行ってどうすんのとは思うよね。

どっかでフロック勝ちするかもしれないけど、それで勝ってもどっちらけでしょ。

なんで凱旋門賞で勝てないの?

欧州競馬場は、日本みたいに馬場を人工的に作って管理しているわけではなく、

自然草原の上に競馬場を建てているので、コースの起伏が大きく、芝生の性質も異なると言われている。

(それでもイギリスと比べればフランス競馬場はまだ日本に近いらしいが)

レース展開なんかもかなり違うので日本馬には慣れない環境になる。

また欧州はなんだかんだ長距離血統が強いので、単純にスタミナの差もあるかもしれない。

あとは運。

今年の注目出走馬

クロノジェネシス

日本馬。GI4勝。グランプリでやたら勝ってる牝馬

条件がハマるとめちゃくちゃ強いけどそうでないと勝ちきれないという印象。

ディープボン

日本馬。GI勝利

「また適当な馬を遠征させて…」と思ったけど、凱旋門賞前哨戦フォワ賞で勝ったので「やるやん」となった。

とはいえディープボンドがもし勝ったらめちゃくちゃ微妙空気になるだろうな…。

スノーフォー

日本まれアイルランド育ちのディープ産駒ということで日本からも注目されている。

イギリスオークスで16馬身差という歴史的圧勝をして生ける伝説となり、

そこからGIを3連勝、すべて圧勝で飾ったので凱旋門賞最有力となったが、

前走で普通に負けちゃったのでちょっと評価が下がった。

ダイヤ

今年のイギリスダービー馬でKG&QESの勝ち馬

3歳でダービーキングジョージを制覇したのは20年ぶりだとか。

3歳馬は斤量が軽いということもあって人気を集めている。

ルナ

去年のBCターフ勝ち馬

凱旋門賞と同じロンシャン芝2400mのヴェイルメイユ賞で勝利しているのは加点要素。

ダイヤーと並んで人気を集めているけど、個人的にはそんな強いのかな?という感じ。

ハリケーンレーン

イギリスダービーこそアダイヤーに敗れたものの、そこからGIを3連勝、7戦6勝の戦績は安定感がある。

凱旋門賞と同じ競馬場・同じ距離パリ大賞典圧勝しているのもポイント

というわけで、今年は抜けた本命がいなくて群雄割拠というところ。

イギリスの3歳勢が強い感じなのでアダイヤーやハリケーンレーンに注目。

でも単に「勝ってほしい」のはどの馬かと聞かれたらスノーフォールだな。

anond:20210915183559

2021-09-15

anond:20210915183734

とりあえずクロノジェネシスちゃん血統が肌馬として最高なので、無事日本に帰ってきてイケメン食いまくって欲しい

anond:20210915183559

続き

ルナワ    2400m級フランスアリカ女王

アイルランドまれアイルランド育ち  5歳牝馬

レーティング 期日までに対象レース出走なしのため圏外(昨年は122で21位タイ)  16勝9敗 (G1 3勝、重賞 8勝、アイルランド6勝、フランス2勝、アメリカ1勝)

2400mは、キャリア6戦5勝(11着1度)、ロンシャン2400mは昨年のヴェルメイユ賞G1)で勝利

2020年8月からG1を3連勝含む重賞6連続連対

ブックメーカー凱旋門賞オッズでは最近まで1位を示していたため、凱旋門賞でかなり有力と目される馬

直近のレースまではG1を3連勝含む重賞5連勝をしており、抜群の強さを示していた

勝ったG1は、ヴェルメイユ賞オペラ賞、ブリーダーズカップ・ターフなので、フランス牝馬の2400m・2000mチャンピオンかつアメリカチャンピオンと言える

いや、アイルランドの馬なんですけどね

特筆すべきは2400mで6戦5勝という、凱旋門賞への距離適性の高さ

競馬場も、ロンシャン2400mのヴェルメイユ賞を昨年しっかり勝っている

馬の絶対的な力だけで留まらず、凱旋門賞への適性をしっかり考慮すると一番不安がないのがこのタルナ

重賞5連勝中だったのが、今月のアイルランド2000m級最強決定戦アイリッシュチャンピオンステークスで2着敗戦

負けた相手世界最強の一角、2000m級最強のセントマークスバシリカ

この日もタルナワの持ち味のラストの追い込みの切れ味は抜群だったが、セントマークスバシリカとの差は縮まらずに惜敗

しかし、縮まらないというのは引き離されてもいないので、ラストの最高速はセントマークスバシリカとほぼ同じだと見ていい

スタイルは追い込み

最後方に控えて最終直線でえげつない伸びを見せる

シュリフがぐーーって伸びていく感じに対して、タルナワはセントマークスバシリカと同じで、ズバーン!って感じのえげつない加速をする

2000mではセントマークスバシリカポジショニング差分かに負けたけど、タルナワには少し距離が足りなかっただけな気がする

勝った2000mのオペラ賞もギリギリの着差だったので、2400mこそが専門に見える

2400mでもセントマークスバシリカは同じ切れ味を見せるかはわからないが、タルナワは間違いなく同じレベルの切れ味を見せるはず


スノーフォール    16馬身差の欧州オークス三冠馬

日本まれアイルランド育ち  3歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ  12戦5勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、アイルランド2勝)

2400mは、キャリア4戦3勝(2着1度)、ロンシャン2400mは先日のヴェルメイユ賞G1)で2着

今年からG1を3連勝含む重賞5連続連対

ディープインパクトの娘、母の父は大種牡馬ガリレオ

セントマークスバシリカと同馬主、同厩舎

母馬が日本ノーザンファーム委託されており、そこでディープインパクトの子スノーフォールを産んだ

その後アイルランドに渡って活躍

2歳の間はパッとしなかったけど、3歳になって覚醒

まずG3を勝つとその勢いのままイギリスオークスアイルランドオークスヨークシャーオークスを3連勝して、欧州オークス三冠を達成

中でも最初イギリスオークスでは、2着に16馬身差をつけるというゲームの大差勝ちみたいな伝説を作った

2017年スノーフォールと同じくオークス三冠を達成したイギリスのエネイブル(19戦15勝)は、キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス3勝、凱旋門賞は2連覇と3年連続連対をした化け物なので、スノーフォールもエネイブルに重ねて期待されている

ただし、この16馬身差というのは、例年良馬場なら2分35秒前後のところ、稍重で2分42秒かかったレースだったというのは意識に入れておく必要がある

何かとんでもなく走りづらい理由があったところ、スノーフォールだけがうまくクリアした、というような何かがあったのかもしれない

ヨークシャーオークス後、凱旋門賞直行するかと思いきや、初のフランスでのレースとして牝馬限定前哨戦ヴェルメイユ賞に出走

後方からまさかの伸びきれずで2着敗戦

それまで凱旋門賞で圧倒的本命かと思われていたが一気に混戦模様となった

敗戦理由は、位置取りが後ろ過ぎて届かなかった、という話もあれば、ちょっと最近レースに使いすぎでは?とかロンシャンの芝があってないのでは、という話もあって何とも言えない

このヴェルメイユ賞を勝ったのはアイルランドまれイギリス調教の3歳牝馬ティオナ(6戦3勝)

彼女スノーフォールとは3回走っていて、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スタイル差し

中段後方に控えて、最終直線でぐーっと伸びていく

彼女の残した結果を見るとすごい力があるのは間違いないんだけど、セントマークスバシリカやタルナワに劣らないほど上りが切れているのかは映像を見るだけじゃなんとも言えない

上がりタイムのデータとかどこかにあればいいのだけど

2分42秒の稍重で16馬身差、と思うと、タフなコンディションで真価を発揮するのかもしれない


ハリケーンレーン    欧州変則三冠馬

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牡馬

レーティング121 世界11タイ  7戦6勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス4勝、アイルランド1勝、フランス1勝)

2400mは、キャリア3戦2勝(3着1度)、ロンシャン2400mは今年のパリ大賞典勝利

デビューから3連勝後、イギリスダービーで3着、その後G1を3連勝中

最強馬アダイヤーと同馬主、同厩舎

ハリケーンレーンのお父さんもアダイヤーと同じフランケル

もはやアダイヤーと条件違うのお母さんだけ

デビューから3連勝、G2に勝って臨んだイギリスダービーで、僚馬アダイヤーに3着敗戦

イギリスではダービー馬になれなかったので、アイルランドダービーに参戦して勝利フランスダービー菊花賞中間のようなパリ大賞典に参戦して勝利して、欧州クラシック荒らし成功

さらイギリス菊花賞に当たるセントレジャーを勝利して、国をまたいだ変則クラシック三冠のようなものを達成

ダイヤーには負けてるし、アダイヤーの勝ったレースの質は別格だけど、ハリケーンレーンのほうが成績表はきれいなんや

パリ大賞典勝利の実績からか、現時点でのブックメーカーの出す凱旋門賞オッズはアダイヤーと同じ数値で、3番人気タイ

スタイルは先行

イギリスダービーでも先行するもアダイヤーに全くかなわなかった

パリ大賞典では前目に控えて、終盤かなり早く仕掛けて大差で勝っていた

ダイヤーやセントマークスバシリカラストの切れ味勝負をしてもおそらくかなわないので、早仕掛けをしていかに長く足を使うかが鍵に見えた

札幌記念のソダシみたいな展開に持ち込めば勝機があるかも?


ティオナ    スノーフォールに雪辱の女

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牝馬

レーティング 圏外  6戦3勝(G1 1勝、重賞 1勝、イギリス2勝、フランス1勝)

2400m級は3戦2勝(10着1回)、ロンシャン2400mは今月のヴェルメイユ賞勝利

2連勝中

凱旋門賞圧倒的本命と言われたスノーフォールをヴェルメイユ賞で破り、一気に混戦状態に陥れた刺客

彼女スノーフォールとは3回走っていて、スノーフォールの連勝が始まったG3では3着、16馬身差のイギリスオークスでは10着と敗れていたが、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スノーフォールの16馬身差快勝のイギリスオークスは、何か特別なことが起きていたのは間違いなくて、あのオークス度外視してしまっていいのなら、5戦で1着3回、2着1回、3着1回となかなかの安定感を見せている

あのオークスを抜いたってスノーフォールが強いことには間違いないけど、そのスノーフォールを本番と同条件のヴェルメイユ賞で破った、というのは決して軽視できる話ではない

スノーフォールが連戦で疲れてただけ、とか、スノーフォールはロンシャンでは全然走らない、とかなら別だけども、スノーフォールがある程度いつも通りならやはりティオナが強いのでは、という話になる

お父さんは凱旋門賞シーザスターズ

シーザスターズのお兄さんは大種牡馬ガリレオ

スタイルは先行

ヴェルメイユ賞では2、3番手に控えて、コーナーは内ラチ沿いギリギリをロスなく回っているのが印象的だった

無駄のないレース運びから先に直線で抜け出すと、スノーフォールの見事な末脚をもってしても届かない力があることを示してくれた


クロノジェネシス    日本現役中距離最強馬

日本まれ日本育ち  5歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ日本2位タイ  15戦8勝(G1 4勝、重賞 6勝、日本8勝)

2400m級以上は3戦1勝(2着1回、3着1回)、海外遠征UAE2400mのみで、欧州遠征はなし(UAEは2着)

G1を3連続連対中、2020年以降の全7レースで3着以内を継続

日本現役中距離最強馬にして、日本での歴代金額13位

デビューから一貫して北村友一騎手が乗っていたが北村騎手が大けがにより休養

直近の宝塚記念は初めて北村騎手以外のルメール騎手が乗り1着

凱旋門賞ではまた乗り変わりでアイルランドのマーフィー騎手騎乗予定だそう

初めての海外遠征ドバイシーマクラシックではミシュリフにクビ差負けの2着

帰国後はガリガリに瘦せていて衝撃を受けた、という話があるので、環境の変化には敏感なのかもしれない

そのため、あまり長くいさせないほうが良いとの判断からか、渡欧は9月24日とほぼ1週間前

ドバイ遠征経験をもとにベスト方法をとろうとしているはずなので、我々は信頼するしかない

日本で実績十分でありながら、日本の硬い高速馬場だけでなく重馬場にも強いため、欧州の重くて深い馬場にも十分対応できるのでは、と言われている

お父さんはフランス活躍し、凱旋門賞でも勝っているバゴなので、クロノジェネシスも十分適正はあると思う

ダイヤーのような欧州の化け物馬に勝てるかどうかは正直わからないが、せめてミシュリフにはリベンジしてきてほしい

黒い毛色だけど実は芦毛と聞いて驚く人も多いはず

スタイルは中段前目から直線で前を差す感じの先行


ディープボンド    パワーとスタミナお化け

日本まれ日本育ち  4歳牡馬

レーティング118 日本7位タイ  13戦4勝(G1勝利重賞 3勝、日本3勝、フランス1勝)

2400m級は3戦1勝(2着1回、5着1回)、ロンシャン2400mは今月のフォア賞を勝利

重賞3連続連対

3歳までは同じ馬主三冠馬コントレイルサポート役として活躍するも自身の結果には結びつかず

4歳になって重馬場の3000mという非常にタフな条件の阪神大賞典で5馬身差の完勝

そこから開花して天皇賞(春)で2着、フランス遠征してのフォア賞で勝利と、スタミナやパワーが要求されるタフな条件で安定して結果を示している

日本より深く重いロンシャンの馬場にも適性を示したと考えてよいし、フォア賞よりまだまだ上積みがあると思って間違いない

好条件のスピード勝負、切れ味勝負では分が悪いのだと思うけど、タフな条件となれば勝ってもおかしくはない能力を持つ

ただ、タフな条件の消耗戦はスノーフォールも得意としている(16馬身英オークス稍重)ので、道悪になればスノーフォールとディープボンドは相対的評価を上げるべきと思う

条件次第では馬券に絡んでもおかしくはない

騎手は昨年ソットサスで凱旋門賞を勝ったCデムーロ騎手

日本でお馴染みMデムーロ騎手の弟

キズナ前哨戦ニエル賞1着、凱旋門賞4着、父の父ディープインパクト凱旋門賞3位入線のち失格となっているので、親子3代での悲願を叶えるのかどうかにも注目

スタイルは先行

前目につけて最後にぐっと伸ばす感じが基本だけど、フォア賞ではワンペースで行くほうが強いという判断結果的に逃げとなった

周りの馬の位置取りに関係なくワンペースで走れたり、タフな長距離をしぶとく勝てるのは気性が良い証拠

そのへんがボンドの一番の強みかもしれない


まとめ

個人的には、アダイヤー、セントマークスバシリカ、タルナワの3強なんじゃないかなー、と思ってはい

スノーフォールは不確定なことが多すぎてよくわからないし、なんなら代わりにティオナの好走も普通に期待している

でも、出走頭数や枠などが決まったら、買い目はまたその通りにはならないと思う

枠が発表されたらまたお話しましょう

普通に今年の凱旋門賞解説する

みなさんお久しぶりです

ウマ娘やっていますか?

私はダビスタを買ってしまったのでめちゃくちゃプレイ時間が減りました

さて、凱旋門賞が近づいてきましたね

再来週10月3日だそうです

ディープインパクトの娘のスノーフォールが出走するし、ディープボンドが前哨戦のフォア賞を勝ったし、日本現役最強馬のクロノジェネシス派遣されるので、なんだか盛り上がってきましたね

JRAネット投票や場外馬券場で、日本でも凱旋門賞馬券が買えるようですし、ぜひ当てたいですよね

しかし、欧州の馬の実績なんて見てもようわからない、どのレース格式高いの?どのレース勝ったらえらいの?って感じの人も多いかと思いますので、ちょこっとだけ凱旋門賞に向けて解説をしていこうと思います

海外競馬について

色んな国で競馬が行われ、色んな国で勝手G1と称されると、馬の実績の比較が難しくなるため「国際競馬統括機関連盟」という機関とその下部組織が、国やレース国際的な格付けを行っています

その一番レベルの高い国がパートI国と言います

パートI国の初期メンが、アイルランドアメリカイギリスカナダドイツフランスなので、これらが競馬名門国と考えてよいかと思います

中でも競馬発祥の国イギリスは最高格だと思ってよいです

4年後の2期メンオーストラリア含む南半球の7国追加

さらに18年後に3期メンUAE

そしてその4年後2007年にようやく日本が加わります

2016年香港が加わったのが最後で、今はパートI国は16国あることになります

今は日本競馬レベルが高いですが、パートI国初期メンのG1レース日本G1と同等かそれ以上の質がある、と考えておいてよいかと思います

もちろん年による出来不出来もあるので一概には言えないですけどね


では、国ごとではなく、レースごとの格付けです

一般的には、ダービーステークスキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス凱旋門賞の3つがヨーロッパ最高峰レースとされています

ちなみにヨーロッパの最高賞金額レース凱旋門賞です

しかし、そのようなイメージとは別にレースにも毎年変動する国際格付けがあります

主な2000-2500m級レースの格付けは、2020年版では

(右スクロールあるよ→)

1位 インターナショナルステークスイギリス2063m、有力な国際競走)
2位 アイリッシュチャンピオンステークスアイルランド2012m、アイルランド2000m級最強決定戦)
3位 ジャパンカップ
4位 ブリーダーズカップ・ターフアメリカ、2400m、アメリカ芝中長距離最強決定戦)
4位 天皇賞(秋)
6位 エクリプスステークスイギリス2002m、ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦)
10位 有馬記念
11位 凱旋門賞フランス、2400m、ヨーロッパ下半期2400m級最強決定戦)
21位 パリ大賞典フランス、2400m、3歳限定クラシック三冠レース一角(フランス菊花賞?))
23位 キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスイギリス、2406m、ヨーロッパ上半期2400m級最強決定戦)
26位 大阪杯
38位 オペラフランス2000m、フランス2000m級牝馬最強決定戦)
43位 宝塚記念
47位 日本ダービー
60位 皐月賞
93位 ダービーステークスイギリス、2420m、イギリスダービー

ということになっています

出走馬の偏りによる質の差で変動するから、必ずしも納得できるわけではないですけど、ひとつの参考にはなると思います

また、2000-2500m 以外の距離か、2000-2500mだけど上記100位以内に入ってはいないものの有力なレースはあるのでいくつか紹介しておきます

ヴェルメイユ賞G1

フランス ロンシャン2400m

ヴェルメイユ賞フランス牝馬三冠レースの3つめ

ただし4歳以上も参加できる

日本で言えば秋華賞ができる前のエリザベス女王杯みたいなもの

凱旋門賞前哨戦でもあるし、フランスの2400m級牝馬最強決定戦でもある

ヨークシャーオークスG1

イギリス ヨーク2385m

4歳以上も参加可能イギリスの2400m級牝馬最強決定戦

日本で言えばエリザベス女王杯みたいなもの

イギリス牝馬三冠1000ギニーステークス、オークスステークス、セントレジャーステークスなので、ヨークシャーオークスはいわゆる三冠レースではない

・60位 セントレジャーステークス(G1)

イギリス ドンカスター2921m

3歳馬限定クラシックレース最後の一冠

イギリス牡馬牝馬三冠目はセントレジャーなので、牡馬牝馬同時に三冠馬が出ることはない

日本で言えば菊花賞にあたる

メロディーレーンが牝馬なのに菊花賞出たよね

デューハーストステークス(G1)

イギリス ニューマーケット1408m

イギリスのみならず、欧州中の2歳馬限定レースの中で特に重要とされる1戦

勝てば欧州最優秀2歳馬に選ばれるチャンスが高くなる

日本で言えば朝日杯FSにあたる

・フォア賞(G2)

フランス ロンシャン2400m

凱旋門賞前哨戦で、4歳以上の馬用のレース

真に有力な馬は前哨戦に出ずに直接凱旋門賞に出てくるので、フォア賞に勝ったから本番の好走を約束される、というわけではない

日本で言えばジャパンカップ凱旋門賞なら、フォア賞はアルゼンチン共和国杯みたいなもの

G2で完勝するのは立派だし、すごいことだと思うけど、アルゼンチン共和国杯勝ったならジャパンカップもいけるで!みたいなテンションにはならないように、フォア賞の結果で何かを語れるほど甘くはないという認識でいたほうがよい

ディープボンドはコースへの適性も示したし、足切りクリアでひとまず安心、くらいの気持ち


ちなみに馬にもレーティングがあります

今年1月以降の実績のみで評価されており、世界ランクトップ36頭までが発表されていますが、1位3頭、4位1頭、5位2頭、7位4頭、11位7頭、18位19頭という同率順位が多すぎる評価となっています

日本馬の世界ランクは、

レート121世界11タイグランアレグリア
レート120世界18位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール

となっており、

日本馬だけのランキングだと、

レート121日本1位グランアレグリア
レート120日本2位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール
レート119日本6位ワールドプレミア
レート118日本7位タイディープボンド、ダノンキングリーユニコーンライオン、ラヴズオンリーユー、レイパレ

となっています



凱旋門賞有力馬紹介

上記レース特性をもとに「フランス牝馬チャンピオン」のような肩書で紹介をしているけど、実際にはフランスレース外国馬が来て優勝すると「アイルランド馬だけどフランスチャンピオン」のようなことが起きています

香港最強のロードカナロア」みたいな感じだけど許して


ダイヤー    欧州最強馬

アイルランドまれイギリス育ち   3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ   6戦3勝(G1 2勝、重賞 2勝、イギリス3勝)

2400mは3戦2勝(2着1度)、海外レース経験なし

メイクデビュー以外5連続連対中、G1を2連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州最高峰の格のある3レースのうち2つ、イギリスダービーキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスの両方を今年勝った3歳馬

これはアダイヤーのお爺ちゃん種牡馬ガリレオ以来の20年ぶりの快挙らしい

イギリス最強と言って差し支えないし、世界最強に片脚突っ込んでるとも言える

このまま凱旋門賞を勝てば名実ともに2400m級世界最強に、もっと言えば史上最強になる

フランス遠征経験がないのだけが心配だけど今年の実績で言えば本命でいい

本当は前哨戦ニエル賞に出す予定だったのが後ろ脚の感染症回避となって凱旋門賞直行になった

予想の意味では難しくなったけど、凱旋門賞への影響はないと思われる

ちなみに日本ダービージャパンカップの両方を勝った馬はシンボリルドルフトウカイテイオースペシャルウィークジャングルポケットディープインパクトウオッカの6頭しかいないらしいが、同年で両方勝っているのはジャングルポケットだけ

なんでよりによってそいつなんや

下で紹介するハリケーンレーンとは同馬主、同厩舎

レーススタイルは先行

2、3番手に控えて最終直線で怪物的な加速でぶち抜く

イギリスダービーでは内ラチ沿いの狭い隙間も構わずぶち抜いた

まさに怪物だと思った

お父さんのフランケルマイラーだけど、14戦14勝、G110勝、重賞12連勝の特別な化け物

フランケルのお父さんがガリレオ

日本ではソウルスターリングモズアスコット、グレナディアガーズのお父さんもフランケル


セントマークスバシリカ    2000m級欧州最強馬  *引退決定

フランスまれアイルランド育ち  3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  9戦6勝(G1 5勝、重賞 5勝、イギリス2勝、アイルランド2勝、フランス2勝)

2400m級以上は経験なし、フランスはロンシャン1600m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

G1を5連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州で最も価値のある2歳馬G1デューハーストステークスに昨年勝った2歳チャンピオンで、今年もフランスクラシック三冠レース最初の2つ(プール・デッセ・デ・プーランジョッケクルブ賞)を勝っている

その後、三冠目のパリ大賞典へは出走せずに古馬戦線へ移行し、今年7月ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦のエクリプスステークス、今月のアイルランド2000m級最強決定戦のアイリッシュチャンピオンステークスを勝っている

朝日杯FS桜花賞皐月賞を勝ってクラシック卒業して、そのまま宝塚記念天皇賞(秋)を勝ったような感じ

名実ともに2000m級ヨーロッパ最強馬

このアイリッシュチャンピオンステークスでは2400m級女王ルナワに勝っている

2400mは経験がないのでわからないけど、父と母父が昨年の凱旋門賞馬ソットサスと同じなので、2400mも別に問題ない気はする

お父さんがシユーニ、お母さんのお父さんは大種牡馬ガリレオ

ディープインパクトの娘のスノーフォールとは同馬主、同厩舎

レーススタイル差し

最終列より少し前で控えておいて、最終直線でえげつないスピードでぶち抜く

瞬間の切れ味で言えば現役最強だと思う

2400m女王ルナワのラストの切れ味も相当やばいけど、アイリッシュチャンピオンズステークスではタルナワの切れ切れの伸びでも差を縮めさせなかった

切れ味勝負の展開に持ち込めばタルナワと同等以上と思っていい


シュリ    ドバイクロノジェネシスを破った馬  *出走回避確定

アイルランドまれイギリス育ち  4歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  13戦7勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、UAE1勝、サウジアラビア1勝、フランス2勝)

2400m級は2戦1勝(2着1回)、フランスドーヴィル2000m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

3着以内を5連続

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

昨年のフランスダービー馬(ジョッケクルブ賞(2100m)勝利

サウジアラビア出走2回、UAE出走1回の経験があり、今年春のドバイシーマクラシックではクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーの3頭で叩きあいになり、勝ったのがこのミシュリ

ただし、イギリス帰国7月欧州上半期2000m級最強馬決定戦のエクリプスステークスに出走するも2000m最強馬セントマークスバシリカに3馬身差以上つけられ3着

さら欧州上半期2400m級最強馬決定戦のキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスに出走するも欧州最強馬アダイヤーに1馬身差以上つけられ2着

今のレーティング1位同士の対決ではいずれも敗れている

しかし、直近の8月イギリスで最も格式ある2000m級の国際戦、インターナショナルステークスでは2着に6馬身差をつけての完勝

これで一気にレーティングを上げて世界最高ランクに並んだ

これを見ると、クロノジェネシスは当然欧州格式あるG1で勝つことは可能だろうけど、セントマークスバシリカやアダイヤーに勝負できるのか?と言われると、うーん、となってしま

予想をたてる上でミシュリフとの比較基準になりそう

スタイルは直近のレースは先行、少し前は追い込み

ドバイシーマクラシックでは最後から追い込みをかけて、ラヴズオンリーユーやクロノジェネシス以上の伸びを見せた

キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスでも追い込んで、素晴らしい伸びを見せた

ダイヤーがそれ以上だっただけ

エクリプスステークスでは先行2番手からインターナショナルステークスでは中段前目に控えていた

レース展開やペースに応じて色んなレース可能な器用な馬だと思う

どんな展開になっても、最終直線はぐんぐん伸びる


続きます

2021-08-29

anond:20210829085819

それらしく言ってるだけで庵野くんは何も考えてないしスタッフ???だぞ

 

13号機から切り離したアスカエントリープラグケンケンハウス前に到着しているカットや、ペンペン末裔?たちの前にタンポポ種子が着水するカットを、わざわざネオンジェネシス発動後に差し込んでいる。

↑ これが初公開からそうだったか記憶にないが

 

フツーにこれだと思ってる ↓

一応、使徒クローンアスカケンスケのいる世界線に帰ってはいるけど

幸せにさせるつもりもなかったかラストカットアスカひとりだったんだと思うよ

(なお、みやむー離婚してオーストラリアから日本へ出戻りした)

 

アスカ幸せにはなってはいないけど

エヴァという作品自体庵野くんが破壊したのでループから解放されたのではないだろうか?

2021-08-28

anond:20210827002706

読んでてユイ関連で気になった個所があったので言及しとく。


シンジ「父さんは母さんを見送りたかったんだね」らへんのこじつけが難解

シンエヴァラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。

これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。

破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。

でも結局シンジネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。

ゲンドウが空回りなのはその通りで、ユイが初号機内にいるという点だけはミスリードしている。

というのも、言及しているシーンの手前で「ずっと僕の中にいたんだね」とシンジが言っていることからユイは初号機のコアユニット内ではなくシンジの中にいたとみるべきである

じゃあどこでシンジに混入したのかという話になるんだけど、結論から言っちゃうと序の初戦、おそらく暴走前(何ならエントリーした瞬間でもいい)になる。

あそこでシンジユイを取り込み、自身を初号機の制御システムとしたのだ。

なんでそう思ったか

理由は3つある。

1つ目は初戦後シンジが見た夢。

夢の中で碇夫妻が子供名前を考える会話が挟まれるが、これはシンジが生まれる前の出来事であり、本来シンジに知る術はない。

となればこの夢を見せた存在がいると考えるのが自然である

それが誰かっていうと、一人しかいないわけで。

ちなみに夢の中でレイ?も介入した痕跡があるが、それが却ってこの夢の不自然さをより補強していると言える。

なお、何故介入したかは明確な根拠を示せないことに加え、本旨からも外れるため割愛する。

2つ目は初号機のダミープラグの拒絶である

ゲンドウは「なぜ私を拒絶する?ユイ…」と訝しむが、これは明確な叙述トリックである

だってユイはもうそこにいないんだもん。コアユニットパイロットダミー)が揃ってようが、制御システムありきで動く機体なんだからそりゃあ止まるよね。

3つ目は先ほども触れた「ずっと僕の中にいたんだね」。

ずっとって言ってるんだから、昨日今日の話ではないことは間違いない。

なぜシンジ「ずっと」だと気づいたのか?分からん

・そこにいたのか、ユイ ←は?

結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイ面影を見つけましたよーってだけ。

ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。

劇中の裏宇宙光景は、ほぼシンジ主観が反映されているものなので、シンジ認識できなくともゲンドウ視点では本当にあの瞬間ユイと邂逅できている可能性がある。

そうでなくとも、その後ヴィレの槍を刺した際に、ユイを抱きしめるゲンドウのカットが挟まれてるので、面影を見ただけで済んではいない。

なお、破で二人が和解したところでゼーレは補完計画を止めないだろうことに加え、シンジエヴァ処分に思い至る可能性が下がるため、ループが終了するかは怪しいと言える。


・やたらリアルな巨大綾波は結局なんやねん

アディショナルインパクト効果フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。

意味はある。

初号機のコアユニット内にユイがいない事は説明したとおりだが、ゲンドウはこれを見落とし、ユイと会える唯一の方法と誤解したままアディショナルを実施した。

結果、エヴァイマジナリーユイの入っていない空っぽの肉体情報のみ、すなわちレイを出力し、あの有様に至る。

ユイを見つけられず、レイばかりを引き当てるゲンドウは困惑し、さらにはなぜかシンジと再会してしまい(ユイが入ってるから実はこの時点で目的を達成してしまっているのだが)困惑を深める結果となったのは劇中のとおりである

逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう電波キャラになるのが今作の難点よね。

まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリー無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかにまれしまうのは仕方のないことなんだけど、言わせてくれ。ユイ、お前は何者なんだよ。

ユイが何者か。

上記でだらっと述べてきたことを統合すると、シンジ自己犠牲を止めるのは当然として、それに加えて10年ぶりに再会した息子の奮闘を特等席で参観したかったお母ちゃんということになる。

共に初戦で痛みを分かち合い、共にトウジにぶん殴られ、共にトウジとケンスケを窮地から救い、共にミサトさんに叱られ、共に家出して、共にトウジを殴り返し、共に綾波おっぱいを揉む。

終日監視かよやっぱヤベエなコイツとは思わんではない。

だけど、シンジ過酷な戦いと甘酸っぱい青春ドタバタ劇を追体験し、夫と息子の付かず離れずの奇妙な距離感一喜一憂しながら眺めてたんだと思うと、ヤバいというのとは別に、なんだかエモく感じない?

俺はめちゃくちゃエモいと思った。

こちらからは以上です

2021-08-27

シンエヴァ造語がわかりにくすぎたので解説サイトで全部調べた

序、破までは普通に楽しめていた。

なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも「あ~聞いたことあるアレね」なワードばかりだったからだ。


ところがエヴァQで出るわ出るわ、わけわからんワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?

しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワード意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!

いくらなんでもファンを置いてきぼりにしすぎだろ!


・・・とぼやいていたら、シンエヴァさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパティオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。

ところが最近になってアマプラ配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。

以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)


アダムスの器

エヴァMark9、101112の4体のこと。

アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクト映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人飛行機になったのかは監督趣味からしか

エヴァ13号機もマリに「アダムスの生き残り」呼ばわりされてるので、じゃあこいつは5人目の巨人なのかもしれない。

元ネタウルトラマン


・カシウスの槍

破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カヲルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。

実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍してたっぽい。カヲルくんがリリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が第12使徒なっちゃって、結局サード継続?)。

しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍Mark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった、って幕間があったみたい。

こういう経緯があったから、Qでカヲルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。


フォースインパクト

Qでシンジ+カヲルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」

Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カヲルくんのファインプレーで止まった。


これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。

シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。


・アディショナルインパクト

これも初見では意味不明だったけど、ようやく理解できた。

いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。

でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるからフォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。

なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト

トリガーセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」


ゴルゴダオブジェクト

マジでポッと出てきて説明も無しに終わったかビビった。

マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法場所らしい。

最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。

ポッと出とか言ってすまなかった。

アディショナルインパクト目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。


劇中で説明特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメ最終回ではよくあること。だから設定なんてどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。

形状の元ネタウルトラマン


エヴァ8+9+10+11+12号機

冒頭のパリオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力

この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう

元ネタウルトラマンタロウの合体能力ワードがそのまんまらしい。


アドバンス綾波シリーズ

エヴァMark.9〜12に乗せるためだけに作った人形

そっくりさんは元々こいつらと同じ仕事をする予定だったけど、Qでマリandアスカ感情を動かされて自ら離脱した。

それに冬月とゲンドウがキレたのかしらんけど、今度は感情のない肉人形にしたみたい。


↓ここからワードだけじゃなくて、ストーリーでわかりにくかったところの解釈


Qでは謎だったけど、シンエヴァで解明した事柄


・槍でやり直す(笑)って結局どういう理屈なんだよ

シンエヴァでようやく分かったけど、カヲルくんはあのまま2種の槍をつかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。

要はシンエヴァのアディショナルインパクトっぽいことをQでやろうとしてたと。

ただのオヤジギャグじゃなくて安心した。


インフィニティってなんだったの

特に捻りもなく、元人類

人間サードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。

中途半端ニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。

このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。

エヴァにしては安直すぎるくらいのハッピーエンドである


ただこれキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。

生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。


ミサトさんヴィレクルーシンジくんに必要以上に冷たすぎだろ

Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。

「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント

公開前は「もし万が一シンエヴァハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感心した。


もし、俺が親や恋人を失ったヴィレクルーだと置き換えて想像してみると、うん確かにシンジくんに対してはひどく罵倒したいとは思わないし、逆にやさしく慰めようとも思わないだろうな。

それこそ、劇中と同じく「もうエヴァには乗るなよ」としか言えないと思う。よくできてる。


忘れがちですけど、破のシンジくんって「地球滅亡クラスの巨大隕石を止めた超怪力ヒーロー。でもそのあと彼が調子乗って隕石パンチしたせいで、割れた破片が降ってきてビルが倒壊しまくった」みたいな感じなんですよね。彼からすれば綾波を助けただけなんだけど。


シンエヴァストーリー全般でわかりにくかったところの解釈


アスカオリジナル式波?に連れ去られたのは何アレ?

13号機はクローン人間には乗れないので、シンエヴァでは「カヲルくん」+「オリジナル式波」の魂ダブルエントリーで動かしてる。

ミサトさんらはまだ誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカシングルエントリーじゃなかったの!?」)

13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカヲルくんの体をLCL再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい?出典不明)。

ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである


・やたらリアルな巨大綾波は結局なんやねん

アディショナルインパクト効果フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。


・そこにいたのか、ユイ ←は?

結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイ面影を見つけましたよーってだけ。

ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。


ネオンジェネシス(笑) で村の大人トウジとか委員長の子供とか居ないことになっちゃったの?

違うっぽい。(シンジくんも「世界を作り替えたり、時間を巻き戻したりもしない」って言ってるし)

正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカよろしくやってる。


映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。

というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味なっちゃうだろ!

実際に、13号機から切り離したアスカエントリープラグがケンケンハウス前に到着しているカットや、ペンペン末裔?たちの前にタンポポ種子が着水するカットを、わざわざネオンジェネシス発動後に差し込んでいる。

なのでエヴァ(新劇)時空は、色んな人が傷ついて多くのものが失われたまま続いていくけど、(ラストでも第三村の豊かな自然カット意図的に映し出されてたし)今後は復興していくんじゃないかな。退艦時にミサトさんから「(息子のことも含めて)あとはお願い」って言われてたリツコが実質的リーダーになるのかなーっていうのは俺の妄想


一方、2人だけは記憶を保持して、エヴァ存在していないパラレルワールドへ。

そして最後ドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。

「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンネタ被りしてない?」と言ってはいけない


イスカリオテマリアくん

意味はない。ただの学生時代あだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。

聖書ワード意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメスタッフ匂いだなーと感じた。


シンジ「父さんは母さんを見送りたかったんだね」らへんのこじつけが難解

シンエヴァラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。

これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。

破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。

でも結局シンジネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。父がすべきは息子との和解だけ。


逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう電波キャラになるのが今作の難点よね。

まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリー無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかにまれしまうのは仕方のないことなだけど……言わせてくれ。

ユイ、お前は何者なんだよ。


・加持さん「渚司令。」←は?

これがシンエヴァ最大の蛇足なのは間違いない。

要は映画の尺的に「カヲルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って表現する必要あり」

で、加持はカヲルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、破とQの間でネルフの司令になってたことにしたって感じ。

 この設定いる?

普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察まれてるし。

(13号機がクローン搭乗不可ってのがQで言及されてるので、カヲルくんクローン説はダウトですね。)

ともかく、この「渚司令」はスタッフ悪ノリ説に一票。



なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。


総評


ウルトラマンパロ多すぎだろ!!



2021-07-25

シンエヴァラストについて解説する

そろそろまとめたいと思う。

ラスト意味合い

シンエヴァエンディングはいくつかの可能性があり、その回答は公式には存在しない。これは故意に余白としてファンに委ねているのではないかと思われる。

ファンの間では主に下記の解釈がなされている。※下記以外にもあるかもしれないが

□駅はまだマイナス宇宙

シンジ「行こう!」→どこへ?

・第三村のある元いたシンジたちにとっての現実世界への脱出を目指す

・DSSには位置情報を発信する機能がある

・反対ホームにいたアスカオリジナル)、カヲレイマイナス宇宙しか生きられない為ここでお別れ?

□駅はシンジの書き換えた世界

ネオンジェネシス改変世界に帰還した

・旧世界で知り合いだった人たちとは、出会い直す

・時は巻き戻さないと矛盾しているけど、書き換えなのでセーフである

可能性は無限だ、さあ行こう!エンド

□駅は死後の世界

シンジマリは死んでいる

・復活するための肉体が既に失われているため

Voyager根拠

・バッドエンドをハッピーエンド風にするためのシーンだった

□駅は(我々の住む)現実世界

・実写なので俺らの世界に来た

・第三村世界とは関わらないけどシンジマリの2人で幸せになります

・実はあのシーン全部CGマリ百合設定だったはずだけどそこは忘れよう

マリは元々現実世界からエヴァンゲリオン世界干渉しようとする特別存在から色々凄い

□その他備考

マリ考察無理ゲー過ぎる

ユイゴルゴダから来た=人外なのかも不明

庵野過去に「設定は思いつきでやってるので深い意味はない」的なことを言っている

諸兄はどのように受け止められたであろうか?

2021-07-22

すげー今更シン・エヴァンゲリオンを見たので感想を書く

シンエヴァ見た。全体としては良かったな。エヴァQ見てなくて推測混じえながら見てたとこもあったから、Qちゃんと見とけば良かった。

もう上映終わりそうなタイミングなのでネタバレとか気にせず書いてます。未見でアマプラ待ちの人とかそんないないよね?

ーーーーーーー

自分に一番刺さったのはシンジくんがエヴァに乗る時にミサトさんが「私が全部責任負います」ってシンジくんの目の前で言い切ったとこだった。このシーンだけで見た価値あった。これまでずっと何故か世界の全部に責任負わされてたシンジくんに、ちゃん勇気持って行動できる状態を作ってくれたのがホント感動だった。エヴァには親としての責任や、人間との向き合い方がずっとテーマにあったけど、初めてシンジくんがいい意味保護者を持った瞬間だったと思う。自分がそういう環境に飢えていた/いるという話、最近仕事で信じて任せるということを学ばないと感じた事があるのもシンクロした。

ただその見方感情移入しすぎた反動で物足りなかったとこもあった。一つ目はミサトさん最後のシーン。シンジくんの名前も呼んであげてよ…って思ってしまった。二つ目ゲンドウ、ユイ夫婦シンジくんの関係個人的ミサトさんのシーンでカタルシス絶頂迎えてしまったので、あとはこれまでのこじれを解消するだけという感覚だった。実際描写としてもそんなに力入ってなかったようにも思う(バイアスかかってそう。

そこと、シンジくんが五号機が乗っ取られた時の行動に向き合ったとこもとてもスッキリしたとこ。TVシリーズ時代から、あのシーンで何もしないという選択をし続けたことはずっと引っかかっていた。劇中でシンジくん自身が言ったように、責任覚悟して行動すれば違う、傍観するよりもマシな結果になるチャンスが沢山あったのにみすみす捨ててしまっていた。まあそれをやる勇気裏付けになる無条件の保護を与えてくれる人なんていなかったんだけど(だからことミサトさんのシーンで「シンジくんおめでとう」って気持ちでいっぱいになった)。

その他にも戦闘シーン良かったとか、これまでのエヴァでのセリフや展開を下敷きにした表現胸熱だったとか楽しく見れるポイントは沢山あった。

アスカ派だったから、アディショナルインパクト使徒化したアスカを利用ってなったときアスカシンジくんと同じ業を背負わせて分り合い許し合う的な展開にも期待した。これは外れた。

個人的に乗れなかったとこもあるにはあった。綾波と沢山の首無しの人のシーンは、どうしてもデジタルアート学校卒業制作かよと思ってしまう。もちろんクオリティはずっと上なんだろうけれど、なんか凄みを感じなかった。ストーリーに溶け込んでる感も薄かった。あと「やってみるよ。ネオンジェネシス」ってセリフエヴァシリーズ串刺しのとこは笑いそうになってしまった。ジャンプの打ち切決まった漫画最終回かよ。いや最終回みたいなものではあるんだろうけど。

突っ込み所も書いたけど、分量としては楽しい感情移入できるとこが多くてよい映画だった。

2021-07-17

ウマ娘モチベが持続しない理由

社台系(含キャロットファーム)や金子さんの馬が使えないから正直、馬のネタ切れ感が強い

ウマ娘としてのファンには申し訳ないが、フジキセキとか競走馬としてより種牡馬としてのイメージの方が大きいし、フジキセキウマ娘化してる時点でネタ切れを感じてしま

しかも社台や金子さんの馬が使えないってことは、実質ここ最近の人気馬はほぼウマ娘化しないということになる

逆に、無理かもしれんが交渉がうまくいけばめちゃくちゃ盛り上がると思う

クロフネキングカメハメハディープインパクト、ソダシ、ブエナビスタオルフェーヴルヴィクトワールピサクロノジェネシスハープスターレイデオロシーザリオ

ここら辺が一気に解禁されたら祭りだな

でも、社台系使えないのにウマ娘は頑張ってるよ

2021-06-27

宝塚記念を連覇した馬同士の配合

ゴールドシップクロノジェネシスとかってロマン感じない?

現実的かどうか知らんけど

2021-06-04

なんで自分にシンエヴァが刺さったか

もう観てから2ヶ月以上経ってるんだけどなんとなく文にしとこうと思いました。

前半は正直退屈だったんだけど後半のゲンドウ独白からネオンジェネシスのあたりはぐっとくるものがあった。

2年くらい社会にうまく馴染めず、このまま生きてても良いことはないんだから(この点について当時謎の確信があったのが今では怖い)死んだほうがいいと思ってた自分が、去年仕事辞めて家で休みながら甥っ子の生がいかに祝福されているかを目の当たりにして氷が解けるみたいに生きててもいいかもなと思えるようになったこととゲンドウがシンジ対話?で自分の誤りに気付いていく過程を重ねて共感してしまったのが感動の原因だと思う。

ここまで書いて君の名はで感動する人は過去出会いを思い出して感動してるってテレビでみてアホくさって思ってたのを思い出して恥ずかしくなってきた。

全く一緒じゃん…。

シンエヴァ弱者男性向けの君の名はだったのか…。

2021-05-30

ここ数年コントレイルアーモンドアイくらいしかからいくら競馬から離れてて、さっきダービー観たついでに宝塚記念投票しようとした時に気付いたんだけど、

クロノジェネシスかいイケメンディープ産駒牡馬)食い放題な血統牝馬

繁殖行ってから面白そう

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