はてなキーワード: アーロンチェアとは
イヤホンやスピーカーの音質に異常な拘りを見せる『オーディオ厨』…。
男にしばしば見られるクオリティへの拘りが悪い方に進んでしまった結果のひとつであるが、近年『オーディオ厨』に続く新たな人種が現れているようだ。
その名も『チェア厨』。作業用チェアに関して異常な拘りを見せる男たちである。
テレワークを取り入れる会社も増えている現在、自宅の作業用チェアは男にとって拘る価値の最も高いアイテムのひとつだ。
音質と同様、定量的に評価することが難しく、品質を上げていけば価格もどんどん上がっていく。
考えてみればみるほど、『オーディオ厨』と同じ人種を生み出しそうな条件が揃っている。
目下のところ彼らのブームは数年前に流行った『ゲーミングチェア』をこきおろし、『アーロンチェア』を持ちあげることにあるようだ。
とか自分のSNSとかで書くと、こいつマウントかよと思われてか面倒なので、ここに書く。
最近、多少なりともお金が稼げるようになり、高いものをあえて買うようになった。
21萬円超也
その理由は、マウント取りたいというのもちょっとあるが、高い買い物でも高級品と言われる様な「良いもの」を買った方が、長持ちするし、長く使えるので結果的には低コストになる。という考え方からだ。
特に自分の体に長く触れるものはなおさらで、肌感覚とか、音とか、疲労感とか、使い心地を考えると、多少高くてもとにかく良いものを。と考える様になった。
特に起きてる時間の大半は椅子に座る生活なので、良い椅子は腰を守り整体費用や医療費を抑え、日々のQOLも上がる。良いものを使っている事による満足感もずっと持続する。
同じ理由で、寝具やキーボードも最近、良いものを揃える様になった。
実はアーロンチェアに座るのは今回が初めてではない。10年以上前に人から譲ってもらったものに、これまでずっと座っていた。残念ながらその人の体には合わなかったそうだ。
当時は高いものに対するこだわりはあまりなく、疲れない良い感じの椅子に座れてラッキーだな。位に思っていた。
しかし、最近はこの椅子に座っていても、なんかしんどくて辛いなぁ。という状態が続き、昔のボロボロの安い事務椅子を引っ張り出して座っていた。
しかし、腐っても高級な椅子。むしろ自身の体質変化や老化等で、体に合わなくなってきたのかな?とも考え、買い替えの為、事務椅子が多くある店に行って色々座ってみた。
良いお値段の椅子に色々座ってみたが、どれも自分には馴染まなかった、デザインは凝っているのだが、座り心地や、リクライニング時のカクッっと動く感じが駄目だった。値段の割にはなぁ…という感じで、正直これならオフィスにある様な数万の事務椅子でいいやと思った位。(個人の感想です)
しかし、現行品のアーロンチェアに座ったらこれがもう一番だった。というか、今までの自分の座っていた奴が、明らかに駄目になっているのに改めて気付いた。
座り心地が明らかに違う。沈み込む感じが全くなく、もも裏の圧迫感もないし、きしみもぐらつきもない。
これまで使っていた椅子の座面のメッシュのクッションはヘタり、腰を掛けると深く沈み込んでいまい、座高をいくら調整しても、低く感じてしまう。座高を高くすると今度はヒザに近いモモの裏が圧迫されて30分もしないで痛くなっていた。腰の部分にある姿勢をサポートするパーツも壊れて何年も経つ。
購入から二十年近く経ったアーロンチェアはもはや1万円の事務椅子以下となっていたのだ。
しかし、10年以上に渡って、腰を守ってくれたと思えば安いものだと思うし、これからも守ってもらうつもり。
とはいえ、椅子の本当の良し悪しや、合う合わないは、長い時間座ってみないとわからないものなので、この文章を書きながら、もも裏の圧迫感や、腰の感覚を確認しているが、悪くない感じだ。
座ると座面の底にカツンと付く感触が無く絶妙なホールド感と浮く感じの中間にある感覚。接触面の圧迫感が分散される感じ。後方に力を入れた分だけ無段階でシームレスにリクライニングされる動き、特にきしみや音が全くないのが大変良い。どんだけ前の奴がヘタってたんだって話だが。
ちなみに店頭で購入しようと思ったが、コロナ禍の影響で、在宅ワーク関連の家具がバカ売れしたらしく、非常事態宣言中は店舗内に客が押し寄せ逆に密だったそうな。
アーロンチェアも現在在庫切れで、数か月も待たせるということだったので、仕方なくメーカーのサイトから直接購入した。店舗には悪いことをしたが、在庫がないなら仕方ない。
https://anond.hatelabo.jp/20200530164357
年収1000万円なくても、ほとんど同じ生活をしていることに気づいたので。
オマージュするなら、「そこの学生君!社長なら贅沢で優雅な暮らしをしていると勘違いしていないか?」だろうか。
38歳、妻子(3歳と0歳)あり、千葉県在住。
年収は額面で500万円(妻が育休中のため、世帯年収+300万円だったのが現在は+120万円ぐらい)
マウンティングするつもりはさらさらないが、employeeとemployerの違いは大きいぞ、って話かもしれん。
自己資金100万円、借入ゼロで起業して、幸運にも売上は初年度500万円から年々倍々に増え、今年は1億に乗るかどうかぐらい。
社員は自分を入れて5人、全員均等に額面で年500万円ずつの給与。
機材、書籍、交通費、その他もろもろ、業務にちょっとでもかするものは全て会社で負担。
アーロンチェアだろうがMacProだろうが、社員が欲しいと言えば買う。
協会けんぽは福利厚生が良くないので、3年前から社労士と相談してスポーツジムの利用費なんかも出せるようにした。
剰余金は適当にみんなで相談して償却資産買ったり、不要不急の開発合宿したりする。
役員報酬を年1000万円ぐらいにすることもできる、
買い手が現れるなら社員ごと売却しても良いとは思ってる。
自宅の家賃は3LDK19万円、ただし自社名義で契約した賃貸社宅なので、家賃の大部分が会社負担。
3年前からネットワーク利用料とか在宅ワーク機材も全額会社で負担。
完全フレックス制で、ビデオ会議とSlackで9割方コミュニケーションを終えるため、コロナの影響は全く受けなかった。
自分は中国との取引で車格で足元見られたことがあったので、社長の仕事だと思って好きでもない高級輸入車に乗ってる。
年収500万円のうち、家賃と車の大部分を会社に押し付けてる上に、
仕事が趣味みたいなもんなので、ゲーミングPCを会社に買わせてソフトは自分で買うとかしてる。
そうすると可処分所得は年収1000万円とほぼ同じ感覚だと思う。
成城石井は高いと思うがびっくりドンキーで値段を見ずにはしゃいで注文してお腹壊す。
元々酒もタバコもやらないので250円のビールも3000円のワインも買わないが、コンビニは普通に使う。
子どもがいるとすぐに汚れるので積極的にユニクロを着たいと思う。
資産運用は妻の収入があったころからNISAと積立NISA、インデックスファンドを買い増して今は2000万ぐらいになった。
1年に1回、自分の海外出張と絡めて家族のエアーとホテルを手配すると確かに100万円はポンと消える。
「社長です」なんて言う場面もないし、給与は他の社員と変わらんので気分は常に平社員。
美人と一緒に寝るより、子どもと一緒に寝る方が100倍幸せなのでまったく問題ない。
通勤もせず、嫌いなクライアントには返信もせず、なんとなく好きなことやって悠々自適しているので、
額に汗して働いている人には申し訳ないと思う。
利益を享受している自分が言うのもなんだが、零細企業の社長になるだけで一般の人が使えない特権がいろいろある。
(1つ会社を作って登記作業に慣れたので、実はあと2つほど会社があるがどっちも売上はゼロ)
しかもいつ監査に入られても困らない、合法100%の方法で、だ。
零細企業でなく上場企業や財閥、国際展開してる企業の社長だったらもっとあるだろう。
最近の岡村隆史の発言に関する記事へのブコメから”例え”や”言い換え”を文脈から切り離して掲載しています。
俺は中古リープチェアだけど、コンパクトがいいなら同じスチールケース社のシンクチェアあたりが中古で2万弱くらいで美品が出回ってる。
あとは国内ならオカムラのバロンとかが定番で中古2万前後。これらも新品だと10万超のもの。
もっとお金があるならハーマンミラー社のアーロンチェアやそのコンパクト版のミラチェアが鉄板なんだろうけど。
なんにしろ1万未満の予算では上等な椅子は入手できんしおすすめしない。椅子は良いものじゃないと体に悪い。
バランスチェア派やゲーミングチェア派も最近はいるようで、それらなら新品でも1万以下はあるかもしれないが、前者はリラックスできる椅子ではなく、後者はコンパクトではないな。
個人的な経験からも、Amazonや楽天で売られてるような新品1万しないくらいの中華チェアはやめた方がいい。保たない。
ちなみに肘置きつきを選ぶなら、最低でも高さ調整できるやつじゃないと意味がない。机より少し低いくらいの位置に肘置きをセットして使うべきだから。
参考いろいろ
http://futureinsight.info/entry/20101031/1288516661
https://kenko-san.com/steelcase/
https://moognyk.hateblo.jp/entry/2016/02/01/170000
http://isoparametric.hatenablog.com/entry/20120130/1327880496
2009 | 2019 | |
---|---|---|
よく使うサービス | 2ch | はてブ |
VR | 無し | Oculus Quest |
PC | Thinkpad | Macbook Pro |
OS | Windows XP | Mac(FreeBSD),Android(Linux) |
スキャナ | なし | ScanSnap |
電話 | Willcomのガラケー | Galaxy 7S |
掃除 | ハイアールの掃除機 | ブラーバ |
目覚まし | 目覚まし時計 | スマホのアラーム |
電子レンジ | ハイアールの | ジタング |
洗い物 | 素手 | 食洗機 |
読書1 | ラノベ中心に物理本 | なろう中心に電書 |
読書2 | 物理本を目視 | 電書をスマホ・タブレット・PCで、音声読み上げ・目視 |
検索 | DuckDuckGo | |
ラジオ | Winnyとかで落としたやつ | Youtubeに上がってるやつ |
DL | 斧 | 違法配信サイト |
オーディオ | イヤホン | Blutoothイヤホン |
ISP | ソフトバンクADSL | レンタルWiFi(ソフトバンク回線) |
通話 | 電話回線 | LINE音声通話 |
写真/動画 | ガラケー | スマホ |
ゲーム | 無し | Steam、スマホで簡単なやつ |
動画配信 | Youtube、Winny | Youtube、アマプラ、違法系某サービス |
ストレージ系 | USBメモリ、Winny、Dropbox | Dropbox、Googleドライブ、USBメモリ |
ラーメンタイマー | PC | スマホ、PC、砂時計 |
2009 | 2019 | |
---|---|---|
銀行 | イーバンク | スルガ |
クレカ | イーバンクデビット | スルガデビット、楽天カード |
投資 | 投資信託(アクティブ) | 投資信託(インデックス) |
投機 | FX(レバレッジ+スワップ) | 仮想通貨(現物取引キャピタルゲイン+レンディング) |
借金 | 奨学金(大) | 奨学金(中) |
資産 | 50万 | 1000万 |
ふるさと納税 | 存在しない | やる |
家賃 | 4.5万 | 4万 |
募金 | なし | 年収の1%くらい目標 |
2009 | 2019 | |
---|---|---|
手取り | 17万 | 19万 |
残業 | 時々ある | ほぼなし |
片道通勤 | 1.2時間 | 0.9時間 |
2009 | 2019 | |
---|---|---|
情報収集1 | 2chニュー速を専ブラ | はてな、他SNS |
情報収集2 | なし | IFTTTでRSS(ブログ or Googleアラート)→Pocket→Androidアプリ読み上げ |
通販 | アマゾン | アマゾン、ヨドバシ、Aliexpress、楽天 |
フィギュア | 気になったのは取り合えず買っとけ | 不要なのはとりあえずヤフオクで売れ |
睡眠時間 | 4-6時間 | 7-8時間 |
健康習慣 | 無し | 散歩、瞑想、筋トレ、有酸素運動 |
椅子 | アーロンチェア | なし(スタンディングデスク) |
携帯キャリア | willcom3000円 | 格安SIM2000円 |
ガス | 東京ガス | 某ガス会社 |
電力 | 東京電力 | 某電力会社 |
服 | アマゾンとかユニクロ | Aliexpress |
靴 | 靴流通センターで購入 | Amazonで購入 |
食事 | スーパー弁当中心 | 自炊中心 |
炊飯 | 炊飯器 | フライパンで手動 |
左右 | ややネトウヨ | やや左翼 |
音楽 | ゲームサントラ | EDM、90ディスコ、ユーロビート |
中古販売 | ブックオフとかGEO | ヤフオク、メルカリ |
保険 | なし | 〃 |
---|---|---|
年賀状 | なし | 〃 |
専用カメラ | なし | 〃 |
固定電話/FAX | なし | 〃 |
TV | なし(ネットに動画あれば見る、なければ見ない) | 〃 |
よく聞くラジオ | 深夜のバカ力 | 〃 |
動画視聴 | PC | 〃 |
冷蔵庫 | ハイアールのやつ | 〃 |
洗濯機 | ハイアールのやつ | 〃 |
AIスピーカー | なし | なし(10年早いと思う) |
スマートホーム | なし | なし(10年早いと思う) |
メール | Gメール | 〃 |
酒 | なし | 〃 |
たばこ | なし | 〃 |
腕時計 | なし | 〃 |
映画 | 見行かない | 〃 |
ライブ | 行かない | 〃 |
旅行 | 行かない | 〃 |
自転車 | なし | 〃 |
自動車 | なし | 〃 |
プリンター | なし | なし(購入後破棄) |
SNSは、間に〇〇とかも使ったけど利用者少ないので個人特定になりそうで伏せておきます。mixiもfacebookもtwitterも使ってないなぁ(一応アカウントはあるけど)。マウント合戦?とかいうのやってて恐ろしい場所。
ラジオはradico使ったほうが良いよなぁ〜って思いつつ使ってない。冬のボーナス入ったらやろうかな。使いたくなったときにサービス終わってたら元も子もないし。
DLもそろそろ気に入った作品はちゃんと購入したほうが良いと思いました。
携帯キャリアは間にau(7000円)の時期が長いことありました。
ISPは、間にauひかり(5500円)とかありました。高いしサービス側で速度制限していることが多く、光回線を使っている恩恵は実感できず。ちなレンタルWifiは月4000円使い放題で、速度はADSLくらい、ギガ単位のデータを頻繁にやり取りしなければ問題ない。光回線の頃はモデム+キャリアのルーター+WiFi飛ばすようルーターがそれぞれ電源用コードはやしてたりLANでつながってたりしててもうぐっちゃぐちゃだったけど、今はレンタルWiFiルーター一個で済むんですから凄い時代ですね。
プリンターは間にエプソンの奴所有してました。購入後ずっと使ってなかったので破棄。10年で切ると変化してても行って来いで戻ってしまい、一見変化がなかったように見えることが多いですね。
PCも間にデスクトップを使っている時期とか、モナコイン採掘のために自作リグ組んでたりとかもしました。(両方とも現在は無い)ゲームもそんなにやらない自分にとっては、デスクトップは大げさだった。
腕時計は一時期活動量計つけている時期がありました、まぁ画面のないものなので、時計ですら無いですけど。
電力、ガスは、小さい会社を使ってて個人特定されそうなので控えます。
手取りは節税とかでどうにか増やしている状況です。ボーっとしてたら17万に逆戻りです。実際一昨年は17万円台だった。ただ転職したおかげでボーナスが0→n十万に上がり、かなり楽になった。
一時期の睡眠時間は平日4時間、土日14時間、みたいに狂ってる時期がありました。流石にヤバイので、毎日7時間位になるようがんばって治した。
スマホ使うようになって気軽に海外の音楽ストリーミング使うようになったら、クラブミュージックみたいなのをよく聞くようになった。ほぼ音楽に興味なく10代の頃好きだったゲームの音楽くらいしか聞いてなかった。
資産はほとんど仮想通貨なので500万になったり1500万になったりでめちゃくちゃ、10年後に1億超えてたら大半を売り飛ばして、投資信託を強化したいところです。
https://anond.hatelabo.jp/20190117033500
※本文ここから↓
https://anond.hatelabo.jp/20190113133500
元増田へのブコメでも指摘されていたが、ひとくちに「フリーランス」といっても業種、業態、経験、実力、性格などによってその態様は異なる。
そこでひとつのケースとして俺がWeb制作業界でフリーランスとして約13年間やってきた経験と、そこから得られた知見などを書いてみたい。Webデザイナー、Web系プログラマーには参考になるのではないかと思う。
こうして書き出してみると典型的現代っ子だなと思うが、32歳で独立開業して13年目の45歳の紳士である。
現代っ子と書いたが人間の性(さが)なんてそうそう変わるものでもないので昔っからこういう人だってたくさんいたと思うんだよね。さぞ肩身が狭かっただろうと思う。俺としては今の時代に生きられる喜びを日々噛み締める次第である。
さて、ここからは元増田に書かれていた諸々について、俺の場合。
まず「得意分野に集中できる」かどうかについては、概ね集中できている。
元増田に「デザイナーのフリーランスだったとして、デザインをやっている時間は2割くらいだろう」と書かれていたが、実はこの働き方は俺にはピンとこなかった。2割?なんで?って感じ。デザイナーにもDTP、Web、プロダクト、服飾といろいろあってどのデザイナーを指してるのか定かではないのでアレだが、WebやDTPに限れば、こんなデザイナーがいたとしたらそもそも何かが根本的に間違っているのではないか。我々は日々現金の出し入れの発生するタイプのビジネスではなく、案件など多くても月に数件、出ていくお金もたかが知れている。経理も事務作業も大して時間がかかりようがない。法人決算(個人なら確定申告)が大変だという話なら、それはそれだけ取引があるということなので、売上の一部を割いて税理士さんにお任せしたらどうか。あるいは以前noteかなんかで話題になっていた「イラスト1枚1,000円」みたいな仕事を大量受注してるのだろうか。
問い合わせ対応も上記の通り、数件の案件の同時進行程度なら電話やメール対応で作業時間がとれない・・・といった状況にはほぼならない。案件次第でたまにある程度。
営業も要らない。俺は決してスーパークリエイターでもハイパーメディアクリエイターでもないが、きちんとした品質のデザインとHTMLを、きちんと期日通りに作業進捗できれば次の仕事は来る。今のWeb業界ならこれが最大の営業活動だ。ちなみに俺は前述の通りの性格なので、作業も遅延しがちである。ただクライアントが最も恐れるのは最終的な期日を守れないことであり、そこに至るマイルストーンなら担当者の裁量でどうにかなることも多い。なので遅れそうなときは早めに相談するようにはしている(「執筆した増田のブコメ&トラバ対応が火を吹いておりましてデザイン初稿提出遅れます」・・・等)。
余談だが、DTPなどは逆にスーパークリエイターレベルでないと昨今厳しいのではないか。つまりは市場環境次第なので、ここはしっかり世の中の流れを観察する必要はある。たとえば俺が今不安を感じているのは年齢と国籍だ。50歳、60歳のジャパニーズWebデザイナーが食っていける市場が10年後、20年後あるのだろうか。
答えはわからないので、できることはなんでもやらねばならない。すなわち、スキルを磨くことは大前提として、歳取ってもトレンドにキャッチアップすること、歳取っても清潔感ある身なりをキープすること、英語力を磨くこと、今のうちもっと貯金しておくこと(これが一番できてない。子ども3人が独立するまで無理だろう)、海外の仕事を受注すること(これはやるべきなのか?やれるのか?どうすればいいのか?模索中。やってる人いる?)、アフィやWebサービスで地道に小遣い稼ぎすること(本業にいっぱいいっぱいでなかなか手が回らず)、ストックフォトで地道に小遣い稼ぎすること(同左。ちなイラストオンリー)。
自宅作業にありがちなベッドの誘惑や生活音云々というのは性格による。俺は大丈夫だったので運が良かった。
ちなみにすぐベッドやソファにゴロンしてしまう奴。性格だと諦める前にひとつアドバイスだが、まず椅子を変えろ。
世の中には座ったまま何時間でも平気で仕事ができる「高級ワーキングチェア」というものがある。最低10万〜20万出して、バロン、コンテッサ、リープチェア、アーロンチェア、エンボディチェアなど定評のあるワーキングチェアを買う。パソコン作業なら前傾より後傾タイプが適している。上の中ではアーロン以外は後傾タイプだ。高い買い物なので時間かけてショールームなど周って試座するように。
高級ワーキングチェアを使わずに「すぐベッドにゴロンしたくなっちゃうんだよねー」なんてのは当たり前だ。ヨドバシやイケアや楽天で買うなよ。ダイニングチェアも駄目だ。イームズチェア♪なんてもってのほかだぞ。椅子が原因でないならコワーキングスペース使うしかないが、当然その分利益は減る(=生産性は落ちる)な。
会議に呼ばれて生産性が落ちるというのはよくわからん。そりゃまあ落ちるがそれは「会社員と比べて落ちる」のではなくて「会議がない状態と比べて落ちる」だろう。フリーランス云々関係ない。
満員電車に乗る必要がなく、移動コストもかからない、最近はビデオ会議も増えてきた。好きな時間に仕事ができて、好きな時間に筋トレできる。夕飯も家族と一緒に食べられる。子どもと会話できる。そういう生活が気にいってる。もちろん深夜だって休日だって働くことあるが「深夜や休日働くかどうかを選べる。働きたくないなら平日頑張る」そういう選択を自分の裁量でできるのは嬉しい。
自堕落なので生産性は常に低いかもしれない俺だが、会社員時代だって遅刻したり頻繁に休憩とったり隠れてコソコソはてぶや増田執筆したり、とにかくダラダラやってたので、フリーランスになって生産性が落ちたということはたぶんないな。
これは元増田に書いてあるとおりだな。
会社員にとっての上司や会社が、クライアントに変わっただけ。上司に振り回され疲弊するように、クライアントに振り回され疲弊することはある。ただ上司はよほどのことがないと選べないのに比べると、クライアントはある程度選べる。選べなかったとしてもそのクライアントの売上に占める比率が1/10なら、ストレスも1/10だ。ちなみに、比率次第ではこちらから切ってしまうこともできるといえばできるが、俺はやらない。ひとりの担当者と折り合いが悪くても、別の担当の人が見ててくれて密かにかばってくれたりこちらの対応を逆に評価してくれたり、そもそも担当が変わってやりやすくなったり・・・好転することもままあるからだ。この辺は割り切って我慢である。
ただ肝に銘じておきたいのは、受託である限り「誰にも雇われない生き方してる俺カッコイイ!」などという状況にはなりようがない。電通だって「クライアントの犬」に徹することでビジネスをしている。鬼十則!なんつってイキってみてもあれは所詮犬の遠吠えだぞ(まあ電通の場合、犬は犬でも負け犬ではないがな)。自分のビジネスで金を稼いでる奴、世の中にとって有益なプロダクト、サービスを提供している奴は規模の大小問わず尊敬する。
収入といいつつ、元増田では支出への言及がメインだったのでまずはそこから。
この段落は長くなるので結論から書く。Web系フリーランスの場合・・・
つまり売上700万なら、年収500万〜600万の会社員と同じレベルの収入とみなせる感じ。さらに消費税納税義務のあるフリーランス(前々年度の売上が1000万超)なら、支出に消費税納税分をプラスしよう(これが痛い!)。ここではエイヤで消費税50万で計算すると、売上1000万なら、すなわち年収750〜850万くらいの会社員と同等。売上1200万で、年収950〜1050万くらいの会社員と同等だ。これプラス原価(この業界の場合ほぼ外注費かな)がかかる場合は、それも支出に加えてくれ。
仮にフリーランスが法人成りすると(俺がそう)労使折半といいつつ実質的には「俺」の稼ぎから全額出ていくので単純に倍。簡単な計算だ。
法人成りしない場合は国民年金と国民健康保険になるが、後者は収入が同じならやはり単純に倍。これも簡単。
難しいのは法人成りしない場合の年金。国民年金保険料は月額1.6万だっけ?なのでよほど会社員時代の給与が低くない限り払う額自体は安くなるのだが、受給額も低くなる。なので普通は小規模企業共済や国民年金基金やイデコなどに追加投資する。どの程度追加投資するか(しないか)は各自の自由なので一概には言えないが、仮に会社員と同じだけの年金受給を得たいと思うなら、やはり支払う額は倍、イデコとか頑張るなら3倍。さらにさらに会社員には無料でついてくる退職金。フリーランスではそんなものないので単純に老後資金積立として貯金するわけだが、豊かな老後のためにここも頑張ると4倍は覚悟がいる。会社員で社会保険料年額45万の人が独立開業したなら、社保で90万〜135万(会社員と比較するとプラス45万〜90万)、プラスお好みで老後資金貯蓄でン十万てことだ(ちょっと誤解を受ける書き方かもしれない。当然ながら会社員時代の年収が独立後の社保料に影響するわけではない。あくまで会社員を続けた場合と同程度の老後資金を得たいとするならば・・・の話である)。
次に税金。これはフリーランスの場合ある程度コントロールできてしまう。Web系の場合必要経費があまりないので経費を膨らますのにも限界があるが(後述)、法人成りしてる俺(外注費はあまりなく粗利率が90%とか)の肌感覚的には売上700万くらいまでは法人税ゼロでいける(もちろん法人住民税7万、個人としての所得税、住民税はかかる)。なので会社員とほぼ変わらん。そっから先は法人利益の30%くらい引かれる感じだな。会社員の累進課税+住民税10%を足してもこの辺の所得帯(課税所得900万以下)だとだいたい30%になるのではないか。ひとつ言えることは、売上5000兆円でも税金ゼロ円のアマゾンさんにはかなわんということ。ほんといい加減にしてほしい。
あと税金で痛いのは消費税だ。売上1000万超えると次々年度は消費税を納税しなければならない。請求を次年度に立てるなどして1000万未満にできる感じならしたほうがいいよ。
次に経費。ことWebデザイナーに関する限り「独立開業してるからこそ発生する経費」ってあまりない。PCとネット環境は会社員だって自宅用に自腹で買うだろうし、自宅なら家賃も不要、水道光熱費も不要、事務用品費なんてご家庭レベルで十分、むしろこれらすべて会社員なら単純に出費でしかないが、事業者なら経費にできる。スマホも通信費も外食も書籍もアプリも英会話も車も駐車場もはてぶスターもぜんぶ経費だ。
会社員より余計にかかる出費といえば上にあげたワークチェア(しかし一度買えば10年以上使える)、ソフト・フォント・オンラインストレージなどのサブスクリプション(最高でもAdobeやモリサワの月約5000円)、自社サーバ費(月3000円以内)くらい。打ち合わせにしょっちゅう呼び出されて交通費が辛いレベルのクライアントがいるなら、見積もりにこっそり積んでおけば問題ない(しかしそんなクラ今日日ほとんどないのでは?)。もちろんPCもスペックは盛るし外部ディスプレイや周辺機器も多少はかかる、通信費は普通の家庭よりかかる、一日中いるので水道光熱費も余分にかかる、そういった諸々を考慮して、そうだな、会社員よりもプラス年50万も見ておけば十分ではないか(経費が年50万ではなく、会社員と比較して余計にかかる部分として年50万)。
そんなこんなで会社員時代と同等の実入りを得たいならば、社会保険料でプラス45万〜135万、経費でプラス50万、合計100万〜200万くらいの収入増が必要になる。そして売上1000万円超えたら、消費税納税分で何十万が別途出ていく(原価+経費次第)。
一番肝心の話。スーパークリエイターでない人間が独立して売上をあげるにはどうするのがよいかという話を少し。
まあ俺も大して稼いでないのででかいことは言えない。というか反省からの知見という意味合いもある。