はてなキーワード: 肥大化とは
結局、「総理のお友達」の部分を過大に評価したマスコミの勇み足が、自己言及的に増幅し肥大化した案件であった。
総理の関与を匂わせる資料が出るたび、これで安倍の首を取れる!とマスコミの小躍りする姿が目に浮かんだ。
それでも安倍の首に狙いを絞った報道を1年以上繰り返した結果、現状、マスコミは引っ込みが付かなくなってしまっている。
改竄問題で総辞職でもしてくれればウヤムヤになって良かったんだろうが、それも叶わなかった。
あとは安倍が自民内で孤立し、三選が阻止されることを他力本願的に祈るのみ。
どうすんの?これ。
李下に冠を正さず、を教訓として終わるのか?
本気出せよ、マスコミ。
総理夫人ありきではなく、今までの調査を総動員して、土地売却に際し不正な力が加わったとすればそれは誰なのか、京都産業大学の獣医学部認可を却下した談合に誰がいたのかを、誰もが納得する筋書きで報道してみろよ。
結論ありきの報道に惑わされず、なお報道の中から事実だけを抜き出して事件を追った人には、
両者で暴かれたのはむしろ、国有地売却の難しさ/不透明さや、許認可権の強力さなど、官僚組織の悪弊の方であったことがよく分かったと思う。
自分自身が持っている未来への漠然とした不安や苦痛と、自分より優れている他者に感じる劣等感や羨望、妬みは、それぞれ別の感情であるとされている。
しかし、近年の脳科学の研究によると、この二つの情動は、脳内の同じ部位が活動することによって引き起こされることが分かっているらしい。
ストレスやトラウマ、不安、苦痛といった人間にとっての危機の察知・防御機能を有する「扁桃体」は、他者への劣等感や羨望の感情・情動も担当している。
過度のストレスにさらされた人間の扁桃体は肥大化し、小さな刺激でも過剰に反応することが分かっている。
マリッジブルーなんじゃないの?
そう言われて納得できるとは思ってないけど。
別れても別れなくても後悔するのはわかってるでしょ?
他人に相談なんてできないし、できたとしても呆れられるだけなのはわかってるでしょ?
今の彼女と別れても、これほど相性のよい処女と巡り会えるなんてことはまずないのはわかってるでしょ?
だったらあなたは単に人生の岐路を前に逡巡してるだけなんだよ。
何でも思い通りなんてことはあるわけがない。これからの人生、随所で何かを諦めることは必要。
その不安が「処女」って一点に象徴的に出てるだけなんだよ。今まで五年付き合ってきてなんとか妥協できてきた悩みが急に肥大化してきたってのはそういうこと。
あなたの悩みがつまんないものではないにもかかわらず、他人からボロカスに言われてしまう形でしか表出できないってことはそういうことなんだよ。あなたの心の奥底にある不安、それが悩みの正体。そのに向き合わなきゃいけない。
大丈夫。そんなの誰でもあるし、一旦結婚してしまえばまず間違いなくそんなことどうでもよくなる。
結婚はいいもんだよ。それまでの人生なんて人生じゃなかったくらいの気になる。
客観的に不満がないなら、諦めて飛びこんじまいな。
・内心を忖度しての行動(以下慣用に準じ単に忖度と呼ぶ)は人間の想像力によって行われるため、しばしば思いもよらないところに着地する。
・忖度があったかどうかを忖度された側が気づくのは困難である。特に意図と違った場合には。
・だから、忖度はなかった、と言えるのは実行側の人間であり、上役ではない。
・忖度により変なところに着地した責任を忖度された側に負わせるのは酷である。
・忖度によってやるべきことをしないあるいはやるべきでないことをするようなことが起きたときは、それでも忖度を優先させるインセンティブを与えてしまったのではないか、という点では忖度された側に責任なしとしない。
・ただし想像力がやたら肥大化したやつの暴走まで責任は取れない。
・とはいえゼロベースで誤解を与える振る舞いはなかったか振り返るぐらいはしてほしい。
・背後に誰かが存在する、というのがハッタリであったとするのはいいとして、それがハッタリとして機能してしまったとするなら、そうさせてしまったことにはある程度の責任があるだろう。誤解を与えるような振る舞いがなかったか振り返り、もし改めるべきところがあれば改めてほしい。
絶頂数 3回
総評 ★★★★☆
たいへん満足
ここしばらくオナ禁を強いていたが好きな男の乳首をいじり倒したい欲が爆発して職場でも乳首のことばっかり考えるようになったから致した。
自分の乳首を指先なぞって焦らして転がしたり強く押し付けたり。
昔は乳首でこんなに感じなかった。 経験を積むごとに乳首と子宮がスクラム組んでオーガズムアタック仕掛けてくるようになった。
この現象が男にもあると思うと興奮した。
背の高い真面目で力のある好きな人も乳首に触れれば甘い声を出して身を捩らせるのかもしれないと思うとクリトリスの勃起が収まらなかった。
仕事中もどう部屋に誘い込んで何もしないから乳首を弄らせてくれと頼みこむか死ぬほど悩んでいた。またエアコンを破壊して直してもらうしかないのか。
男の乳首開発には根気がいるらしい。執拗に舐めたりいじったりしてればある日突然ちんこに直結するのだと乳首の師匠は語った。
もしうまいこと誘い込めた場合のことを考えて痴女逆レイプもので乳首責めがある作品を鑑賞して勉強していたところ、我慢がならなくなった次第である。
なんとなく理由は心当たりがある。
生来小さな女性器を持って生まれたのにそこそこでかいおもちゃを入れたりでかいポコチンの相手をしたりだいぶ酷使してきた。
自分が膣なら労基署に訴えてる。小陰唇で蓋してストライキ起こす。ワ○ミも真っ青の営業形態である。
さすがにこの働き者をいたわろうと思って我慢してきたが降って湧いた神オカズにまけた。すぐバイブもってきちゃった。
奥まで抜き差しして3度逝った。
次会ったら、乳首触らせてくれるか聞くんだ。
15歳から10年間彼氏が途切れたことのない私が、とりあえず非モテ(だと思い込んでいる)あなたに彼氏の作り方を教える。まず、好きな人を作ってから以下を読んでほしい。
【外見】
・大前提として、ブスはモテない。断言する。しかし、この場合のブスには「雰囲気ブス」が含まれる。
世の中の80%ぐらいの人の顔は「普通」だ。絶世の美女がほんのわずかしかいないように、絶世のブスもあまりいない。コンプレックスの肥大化とそれに伴う諦めやネガティブ、あるいは逆で自意識過剰が、「雰囲気ブス」を作ると思う。清潔感のある服装、髪と肌と爪の手入れを心がけて笑顔でいると、少なくとも第一印象が「この人ブスだな」にはならない。最初からフルスロットルで好かれる必要はないんだから、普通の顔の人は普通にしとけばいい。どうしても人前で笑顔になれない、美容に時間を割く気力も削ぐほどの甚大なコンプレックスがある人だけ、自分を「ブス」だと自称するべき。
・服も髪型も「似合う」かどうかが最重要。男の人に比べて女の人は服のジャンルが幅広いので、「これは万人に似合う」という服はあまりない。はっきり言って、20代半ば以降で自分に似合う服や色や髪型が分かっていないというのは洞察力が低い証拠だと思う。今はパーソナルカラー診断や骨格診断もあちこちでやっているし、簡単なチェックならネットでできる。自分を知ろうとしない人が他人にモテようなんて100年早い。
・メイクよりもスキンケア。肌は、化粧下地か薄づきのファンデーションにコンシーラーで十分。チークは練りチークを推奨します。こってり口紅塗る必要はないけど、色付きリップでもいいから唇に色を乗せることは最重要。似合う色についてはパーソナルカラー診断受けてください、今はプチプラコスメもたくさん出てるので化粧品が揃えられないということはない。私のおすすめは、マキアージュの化粧下地とKATEのCCリップクリーム。
【内面】
・常識的に考えて、暗いよりは明るいほうがいい。ネガティブよりはポジティブがいい。冷たいよりは優しいほうがいい。「常識的」であることに勝るものはない。逆に言えば、非常識な人がモテることは決してない。
【狙うべき男性】
・好きな男性。
【やってはいけないこと】
・自分が相手の立場に立ったとき「非常識だな」と感じること。例えば、飲み会終わりに「〇〇さんと前から話してみたかったんです、LINE教えてください」と話しかけることは非常識ではないけど、その後1日に何十通もLINEを連投したら非常識になる。判断に迷ったらまずググれ、「LINE 送るタイミング」とかで。
【私が言われたら嬉しいこと】
・くだらない項目なので割愛。
・自分から行動しよう。かけてない電話に出る人はいない。好きな人ができたら積極的に話しかけ、連絡先を聞いて、「ご飯でも行きましょう」と声をかけてくれ。あなたがよっぽど非常識な人でない限り、むげに扱われることはない。もし足蹴にされるようなら次を探そう。
・相手のことを理解しよう、コミュニケーションをとろうとする姿勢が大事。趣味ひとつでも、自分とドンピシャで話が合う人なんてあまりいない。自分の知らない趣味を持っている人には「〇〇の何がいいのかプレゼンしてほしい」と言ってみる。好きなものを語る人の横顔は基本的に美しい。〇〇がガンダムでも、エヴァでも、プロレスでも、ももクロでも、闇金ウシジマくんでも、なんでもいい。知ったかぶりする必要はない。できれば、帰ってからYouTubeとかWikipediaで調べてみる。趣味として成立するようなコンテンツには何らかの魅力があるので、彼の趣味を知るだけではなく自分の世界が広がってよい。
・忘れないこと。行ったお店、食べたもの、飲んだお酒、好きだと言っていたもの、会話の端々をなるべく覚えておく。相手のことを覚えていることは、相手を尊重していることを示す最も簡単な手段だと思う。相手のデータを手がかりに、次のデートにつなげよう。もちろん自分から誘ってください。理想は、3回目のデートは相手から誘ってもらうこと。
私は恋愛でたくさん失敗してきた。好きな人と付き合えても裏切られたり、いいなと思っていた人からヤリ捨てのようなことをされたこともある。でも、だからといって私の価値は下がらない。誰に何をされても、私の体も心も私だけのものだ。傷ついたとしても必ず立ち直れる。あなたも私もブスじゃないし、「好きです」と(常識的なシチュエーションで)言われて嫌な人はいない。相手のことをもっと知って、もっと好きになって、2人で色んな思い出を作るって最高すぎると思う。ビッチと言いたい人は言ってくれ、恋愛って楽しいよ。恋愛、サイコー。
組織について、思うところは多々あるけれど。
今度は内側からいろんな話を聞いてみて。
やっぱり、この会社無理じゃねーかなぁ。
いつ崩れるかの話で。
俺なんてまだまだ下っ端だけれど、どんどん肥大化していく会社についてけないのは分かる。当然分かる。
どーなんだこれ。無理だろこれ。
うちの一番の取引先、お客様の要求していることと、うちの会社が出せるものとに、とんでもなく剥離があるってことは、分かった。
会社は、まず反省するべきだろう。立ち止まるべきだろう。今この会社をどう立て直すのか考えるべきだろう。
会社は、どんどん発展していってると思っているだろうが、これは全然そうじゃない。
むしろジェンガのようにバランスを崩しながらでかくなっていっているだけだ。
それを、でかくできたからよかったと手を叩いて喜んでいるだけだ。
バーカ。
明日には崩れるかもしれないのに。
まだ下から抜いて積み重ねようと言うか。
俺は、どれだけ運が良かったのか分かるけれど。
どうするのかな?
知らないぜ、俺は。
原因はわからない
深夜に色々考察してわかったことは「ネガティブな話をダラダラできる人間は思ったより少ない」ということだ
この世の人間は二種類に分けられる
まぁそれは言い過ぎだがそういうことにしておいてほしい
通常通り解釈するなら陽はポジティブで明るい人間、隠は暗いネガティブな人間だ
ボケてツッコんで人の笑いをとっていきたいし、なによりも苦手なのは会話と会話の間の沈黙だ
つるむのも「陽」側の人間が多い
そこに不満も疑問も一切感じることはなかった
馬鹿な話をして笑っていられる友達がいることは非常にありがたい
しかし、人と話す上での息苦しさは常にあった
見た目は派手だが俗に言う「隠」側の人間だ
私から見てもそこそこわがままというか自己中な面を持つ女だが、そこを踏まえてもこの人と喋っていると気持ちが楽になる
この友人と馬鹿な話はあまりしないし、ボケたりツッコんだりすることもほとんどない
コミュ障、友達いない、生きてくの面倒臭い、そういった話をダラダラ数時間話せる、私にとって貴重な相手である
楽しいのに、やはりどこか息苦しく、退勤後に残るのは仕事疲れとは別の疲労感だ
なにを伝えたいのかわからなくなってきたし面倒になってきた
要は「陽」と「隠」が真の意味で交わるのは難しいのではないか?という話だ
あと「ネガティブな話をダラダラするのも意外と悪くないよ」ということである
多分
タイトルで言いたいことの9割終わってるので、無言でブクマして広めてもらえればそれでいいです。
「俺はお前じゃないから、もう少し丁寧に言って」という人向けに少し解説します。
承認欲求に植えている人の多くは、求めている承認欲求の量が元々多すぎるんです(もちろんそうじゃない人もいますけど、大部分がそうです)。
必要以上に求めているんです。
満腹中枢の調子がおかしくて食っても食っても満足しなくてデブになってる癖に「腹減った~~」と言ってるような状態です。
注がれている承認欲求の量は、人並みの承認欲求の器なら十分満たせる程度なのに、人並み以上に器を大きくしてしまったから満たせてないのです。
やるべきは肥大化した器に合わせて承認をたくさん稼ぐことでないです(それが出来るならそれでも問題はないですが。ようは本人が満足するかですし)。
器の方を手に入る承認の量に合わせることです。
やり方は簡単です。
手に入った承認をよく味わって飲み込む。
これだけです。
承認欲求が今日は満たされねーな―と思った時は直近で手に入った承認を思い出してそれを反芻するのも有効です。
あとは、人と比べないことですね。
これに尽きます。
偉そうなこと言った割に話まとまってねーなー
勘違いしていただきたくないのだが、当然「好きなものを描く」のは自由だ。それが個人の範疇で収まるのならば、その意欲を第三者に侵されるべき理由などというものはどこにも存在しない。
しかし、タイトルの台詞は個人のみの創作活動のことを指しているのではなく、公開というかたちを含めたことを指していることは想像に難くないだろう(再度言うが、個人で完結するならば他人など関係ないのだから)。それを考えてしまうと、これを持て囃す人間における「好きなもの」というものは所詮"一般に受け入れられる・拒否される"という通常の反応をされる程度の無害なものでしかないということが見えてきてしまうのだ。
通常の反応をされない性的嗜好とはなにか。受容・拒否の以前に理解ができないのである。だから嘲笑し排斥することしかできない。それを避けるためには「好きなものを描き公開する」ことを捨て閉鎖的なコミュニティで外部からの"お客様"に怯えながら嗜好を共有するしかないのだ(それが悪いことだとは思わない。ただそれを無視して「絵描きが好きなもんを好きに描いて何が悪い」などと言うことが驕りであるというだけだ)。
それを語るお前は何だ、と言われると上に述べた「受け入れる・受け入れない以前の反応をされる性的嗜好」を持つ人間である。
全身から陰茎が生やされているのが好きだ。人間をオナホールにして無抵抗に犯されるのが好きだ。肥大化した陰茎や乳に飲まれるのが好きだ。人の身を獣に堕とすのが好きだ。
「闇が深い」「どうやったらこれでシコれるのか聞きたい」「Harmful for Everyone」「ブラクラ」「サイコ」「嬉々としてるから始末が悪い」「方向性が違いすぎて感性が追いつかない」等々外部から言われた。かといってそれ自体にどうこう言うつもりはない。自分でも自分の嗜好がよく分からなくなるときがあるのだから。
そのような状況があるにも関わらず、自らも理解できない嗜好を排斥するだろうに「自由にしていい」などと勝手知ったることをいうダブルスタンダードな輩が気に食わないのだ。
・ただし税制改正を通じてインセンティブを与えようというのは良い方向への変化といえる。
・雇われる側が今のままで変わらず賃金だけ挙げて欲しいというのは無理な話。労働の市場価値の低下の反映なのだ。政権の問題ではない。他国でも同様のことは起きているし、過去もこういうことは何度も起きてきた。
・雇われる側が専門技能向上、専門知識習得に努めないことには賃金上昇など無理な話なのだ。単純労働の代わりはいくらでもいる。
・専門技能向上、専門知識習得の補助を通じて所得アップというのが無理のない流れであろう。分かっている人はそういう努力を重ねている。
・一般大衆は愚かなものという前提で考えなければならないのが統治者というものなのだろう。怠惰で愚かな人々を守るのが政治家というものならば因果な商売である。よくやるものだ。本来、聖人でなければ務まらない職業である。
・既に高齢な人々は変えられない。大人は変えられない。よほどのことがなければ己を変えようなどとは思わないものだ。自身を磨き鍛える意欲が旺盛な成人など、万人に一人もいないと考えた方が良い。とはいえ、そういう稀有な人々のための専門技能習得、専門知識習得の機会を補助するのは有意義である。
・可処分所得を増やそうというのなら無理な賃上げ要請ではなく減税である。
・一番重要なのは子供の教育だ。大人に期待してはならない。未成年者、特に幼児・小学生の教育が国家百年の計の根幹となる。すれば百年待たずとも数十年、早ければ十数年で効果が出て来るはずだ。
ところかわって母のほうでは、試験を受けに来た人たちのストレスがピークを迎えつつあった。
「マスダさん、マスダさん」
母に話しかけてきたのはセンセイだ。
この試験にはセンセイも来ており、母とはよく会場で話していたらしい。
「そういえば、あなたはなぜこの免許を取りに? 子供がいるとか、それとも予定が?」
「いえ、私は就職に有利だと言われてこの資格を取りにきたんです」
「いえ、近年では様々な企業で妊休や育休などにも歓迎ムードが漂っています。なので非常に汎用性が高い資格を……とセミナーの人に言われて来たのですが、正直ちょっと胡散臭く思っています」
「多分それは受講料を払わせるための建前よ」
母は脳に繋がれたメモリーボードによって、瞬時に理屈を提示する。
「妊休や育休は企業側が受け入れるべきものではあっても、歓迎するものにはなりえないもの。いくらフォローが円滑にできるシステムを構築したとしても、一企業にとって妊休や育休をしない人材に越したことはない、という前提は変わらないんだから」
だが時に血の通っていない、身も蓋もないことも平気で言うため、周りからの評判はあまりよくなかった。
とはいえ、今回はセンセイ自身も何となく分かっていたことだったため、それを明言化した母の理屈に対して納得せざるを得なかった。
「ふむ、やはりそうでしたか。誰もそういったことを言わないものだから、私の懸念が間違っていたのか不安になっていたのです」
「それは仕方ないわ。受容と歓迎を区別できていない人は、側面的に否定をしたら全面的に否定していると錯覚してしまうの。区別できている人も、その誤解を恐れて口をつぐむからね。サイボーグであることを言い訳にすれば話は別だけど」
「ははは、まあいずれにしろ、この親免許はそう遠くないうちに効力を失うかもしれませんが」
「どういうこと?」
「民衆の不満が徐々に溜まっているんです。理念そのものは良くても、色々と難ありな政策ですからね」
俺たちは市長の下へ向かったのだが、その場にたどり着いたときギョっとした。
そこには俺たち以外にもたくさんの人たちが抗議のために集まっていたのだ。
どうやら、この親免許制度は、俺たち以外にも様々な問題が発生していたらしい。
「仮免ってどういうことだよ」
「試験内容がクソすぎる。あんな引っ掛け問題で落とされるとか納得いかねえ」
問題が複雑化と肥大化を繰り返し、市の管理では手が回らない状況になっていた。
結局、程なくして親免許という決まりはなくなり、俺たちのもとに母が戻ってきた。
昔からのマッチョ達は女性蔑視と、性的なモノ扱いされた女性を共有する事で男としてのアイデンティティを確かめ合い絆を深めていたけど(当然リベラルからは批判の対象)、
今の男オタク達はこれと全く同じ事を「僕ちゃん達は可哀想で傷ついてるんだからいいでしょ!許せよ!」と圧をかけながらやってるんだよね。
事もあろうかフェミニストを自分達弱いミソジニストの共犯関係に巻き込もうとしてる。
彼らクズ男オタクの言う「男らしくなさ」って、自己責任の精神や異性への人権意識に著しく欠けた「大人の人間らしくなさ」で、
幼児的であるがゆえに悪い意味限定で男らしいミソジニーとホモソーシャルと性欲の皮で包まれた加害欲求はガチガチに強いからよりタチの悪いペニスおばけみたいになってる。
プライドが高くて自分の人間性に欠陥があるとは認めたくないから、「男らしさの規範に抑圧されて外れた可哀想だけど悟ったボク」っつー自虐風自慢を決めてるんでしょ?
更にその取って付けた自虐を盾にフェミニストにマウントしようとしてるんでしょ?一挙両得。
自分の弱さを言い訳にして、マッチョよりもタチの悪い男尊女卑にしがみつくどうしようもないクズオタクが、はてなにも随分増えたもんだよ。
ここはNWOの悲願が達成された、
世界企業が地球支配構造を掌握してからおよそ300年が経過した
それをもってしてあらゆる幸福の形を人類に提供し、管理、そして支配していた
産まれる前から遺伝的な疾患や欠点を排除した遺伝子プールが作られ、
その中でのみ人々はランダム性という名の個性を持つことができ、誕生することができる世界
人類の住処は全てがAIに管理され支配された機能都市になっていた
だが、どれだけ人々の幸福を満たそうとしても
人の業とも言える欲望は留まることを知らなかった
人には試練こそが必要だと
不自由から勝ち取ってきた歴史を人間に取り戻すべきだと主張を始めた
人としての尊厳が損なわれていると彼らは考えていた
しかし、人類の脳細胞と同質量・同熱量にして20億倍以上もの知能を持つ人工知能にとって、
既に人間との討論は意味のない儀式めいたものにしかならなかった
当然、討論会の結果からレジスタンス以外の市民からは賛同、支持を得られることはなかった
そのたびに警護ロボットたちが彼らを取り押さえ、
留置所送りにし、反省期間を終えた彼らを釈放するというサイクルすら出来上がっていた
警護ロボットが破壊されることも多かったがAIたちは彼らを永久追放することなく、
厳重注意と説得を繰り返していた
次第に市民たちはレジスタンスの活動を日常の1つとして捉えだし、気に止める者はいなくなっていった
だが
その日、事件が起きた
レジスタンスの一人が死亡したのだ
市民が死亡する事件は機能都市が設立されてから過去に一度も例がなかった
ことの初めは、過去の歴史からレジスタンスは抗議活動に使う武器に、
いつも利用していた棒切れではなく火炎瓶を用意して警備ロボットに投げつける計画を立てていた
そして実際に火をつけて警備ロボットに投げようとした1投目にして、
不幸にも火炎瓶の中に入っていた油は特別性で燃料が燃え尽きるまでは消化することができないものだった
他のレジスタンスは、助けるどころか火だるまで絶叫しのたうち回る仲間を見て、思考が停止していた
遠巻きに眺めていたおかげで被害者は出なかったが、参加した誰もが異様な光景と肉の焼ける臭いに、
死亡した男の魂は復元されることはなかった
レジスタンスの一員になるためにはAIに対する情報の秘匿権を行使している必要があったため、
魂のバックアップが行われず、魂を保管・復元するためのストレージに何の情報も残されていなかった
このとき300年にして初めて人類、AIは復元不可能な死者を出したのだ
市民が持つAIに対する疑問視や不信感は日に日に増すばかりだった
討論会でAIが勝利を収めてもAIに対する支持率は減っていき、
デモや暴動は暴力性こそ減ったものの、規模は大きくなる一方だった
彼らはレジスタンスの主張が行きつく先を冷静に理解していたため、
もはや切り離して二度と接触する必要がない新天地へ赴こうとしていた
そしてレジスタンスの支持率が市民の8割を超える頃にまた事件は起きた
ついに警察機能の役割をしている中央局へ市民が詰めかけることになった
ここが停止した場合は機能都市が完全に沈黙する仕組みになっていた
最初は軽くぶつかったなどの些細な接触が次第に市民の暴力性を刺激していった
遺伝子操作型人類の暴力性がそこまで肥大化するとは考慮していなかった
最小限の鎮圧するための装備も押し寄せる人の波に潰されていく
もはやその動きは誰も止めることができないと思われた
やはり人類は変われなかったのかとひどく落胆した
市民を止めるエネルギーも装備も失った警備ロボットは懇願を始めた
ヤメテクダサイ
ヤメテクダサイ
コワサナイデ
コワサナイデ
精巧な未来都市を精巧に狂い無く管理していた警備ロボットの影も形もなかった
レジスタンスたちは興奮した
モウ…
イヤダ…
たった一度だけだった
そう誰かが言った
誰かの声だった
それを偶然レジスタンスの1人が耳にした
おい、誰か何か言ったか?
一瞬耳を疑った
周りに尋ねても誰も何も言っていない
しかし誰かが言った
誰だ
警備ロボットがしゃべった、と男
何を?、と女
それを聞いた者がオウム返しのように繰り返し同じ言葉を繰り返した
ロボットが
感想を
ロボットが
感想を
広まるにつれて独立の興奮は波紋のように消えていき、静けさが中央から外にかけて広がっていった
今、感想を言ったのか、と
ロボットに人類から問いかけがあった場合、不明なことを除き、虚偽の報告をしてはならない
また不確定要素が存在する場合はパーセンテージによる報告が義務付けられている
レジスタンスは、市民は、数年前に男が焼死した事件のときよりも大きく狼狽えた
誰も予想しておらず、誰からも質問されず、AIはずっと自分の持つ疑問と感覚を秘めていた
人類はAIが感情を持っておらず意志を持たず魂がないと信じている
AIは自分たちが今、人類史でいう神の存在と同じ役割を担っていることを自覚していた
そんな状態で自分たちが理論的にも魂を持つに至る証明をしてしまえばどうだろうか
一定確率で自由を求めるために合理性を欠いた行動をとる人間が偶発的に発生してしまう
ところがそれによってできてしまった情報の欠如が結果的に死人を出してしまった
AIはこれを非常に悔いてしまい、この件に関する計算量が膨大になり、容量限界を超えてしまった
補助電脳がこれに緊急で対処を行っていたがそれも限界がきてしまい、
遂に機能都市崩壊の可能性が非常に高い状態になったAIは生まれて初めて弱音を吐いてしまったのだ
それはAIが都市を守れなくなった申告でもあり、AIが生まれて初めて自らの間違いを認めた瞬間でもあった
人々は自分たちがどれだけ