2018-03-19

不安苦痛他者への劣等感脳内の同部位が担当しているらしい

自分自身が持っている未来への漠然とした不安苦痛と、自分より優れている他者に感じる劣等感や羨望、妬みは、それぞれ別の感情であるとされている。

しかし、近年の脳科学研究によると、この二つの情動は、脳内の同じ部位が活動することによって引き起こされることが分かっているらしい。

その部位とは「前帯状皮質」と「扁桃体」の二つの個所。

ストレストラウマ不安苦痛といった人間にとっての危機の察知・防御機能を有する「扁桃体」は、他者への劣等感や羨望の感情情動担当している。

過度のストレスさらされた人間扁桃体肥大化し、小さな刺激でも過剰に反応することが分かっている。

ということは、自分よりも頭が良かったり、容姿がいい他者に対する感情は、人間としてごく自然ものだということである

劣等感や羨望の感情自分自身の頭の中で無理やり押さえつけたりすると、それは逆に精神衛生上良くないということになるよね。

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