はてなキーワード: セブンとは
コンビニに求められるサービスは地域や時間、周囲の環境なんかによってもまったく違う。
この人は大都市のビジネス街のお昼休み、くらいなイメージがすべてのコンビニに共通な求められるべきサービスと思ってるんだろうけど、全然違うよ。
田舎じゃ、個人商店もスーパーもないけど、国道沿いにコンビニはある、ってとこもある。
電車の駅なんて車で20分行った先ですよ、みたいなエリアとか、高級住宅地のそばとかもある。
そのすべてで、スピードが最優先されるべきと考えているのは浅はかだわ。
中には、ちょうどよく袋に商品がおさまるように試行錯誤したあげく、もう少し大きめの袋にかえて詰めなおしたりするコンビニもある。
雑誌は袋わけますか? とかすら聞いてくれず、最初から雑誌の袋をわけてしまうところもある。
高級住宅地のおだやかなマダムもコンビニくらいいくし、そういうところはそれが嬉しいんだろう。
だから、サービスは店舗によってわけるべき、といえるかもしれん。
東京のオフィス街では、700円でくじサービス、ってのは深夜限定にするとかな。
そういうのがいいかもしらん。
ちなみに俺は大都市からド田舎に引っ越したが、たかだか雑誌と飲み物かっただけで、袋ふたつ持たされるのがたまらなく嫌なので、
都会なら聞いてくれてた。
このド田舎では、それがさも当然のサービスだ、みたいな感じで袋2つ持たせおる。
まあ、ここの住人達は、それが嬉しいんだろう、きっと。
ちなみに俺は、くじあたるとうれしいです。
くじはやってくれ。
ま、ローソン派なんですけどね。
身長170cm男 95kg→65kg
身体は軽いし、Mサイズの服着られるし、良いことばかり。
少しでも多くのデブ(失礼)に標準体重の世界を味わってほしく、
まずは読むべき本、岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」
これを読んでからダイエットに励んでください。Kindle版もあります。
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朝食メニュー
オールブラン20g、玄米フレーク40g、低脂肪乳または低脂肪豆乳100g
白湯
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朝食解説
シリアル2種はAmazonで安い時にまとめ買い。一気に10箱ずつ買う。
オールブランは低カロリー高栄養。オールブランは食物繊維で便秘対策。
目分量ではなく、TANITAとかのスケールで計ってください。
EXVオリーブオイルはなるべく高価なものを。500ml瓶で2,000円以上のもの。
コーヒーを飲むと甘い物が欲しくなるので、白湯を飲む。
朝食のメニューは3年間変化無し。
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昼食(セブンイレブン編)
円柱型のでっかいグリーンサラダ+EXVオリーブオイル(持参)
ひじき煮総菜
鮭オニギリ1個
水
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昼食(自炊編、夏)
ピーマン素焼き
オニギリ1個
水
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昼食解説
独身時代はセブンイレブン、結婚してからは持参弁当という流れ。
セブンで総菜を買う場合、ひじき煮に限らず好きな物を買えばいいと思います。
その際、ゴボウのマヨネーズ和えとかカロリー高い物は買わないように注意。
サラダも、シーザーサラダ等は美味しいけど脂質カロリーも高いので、
EXVオリーブオイルを小瓶に小分けして会社に常備しておきましょう。
持参弁当の場合、野菜炒めやサラダは、小さなお弁当箱ではなく、ジップロックの
フードコンテナ(タッパー)に1種類ずつたくさん入れていく。
これで野菜単体でお腹いっぱいになり、余計なものに手を出さずに済む。
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夕食編
水
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夕食編解説
直径28cm深底型のフライパンをAmazon等で買うと良い。
サラダは、この季節はスライスオニオンに鰹節をかけて、ポン酢で。
お米は食べない。いや、お腹いっぱいで食べられない。
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間食
食べずに共用休憩所のお菓子箱に寄付。個人が特定されそうなものは、
持ち帰って翌朝食べる。もしくは嫁にあげる。
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スーパー長文でしたが、参考になったでしょうか。
朝食以外のメニューは季節によって変わりますが、だいたいこんな感じです。
異常値ばかりで要精密だった健康診断がすべて標準値になり、
貧乏なら太らないんじゃねーのと思うかも知れないけど、アメリカ南部とか行くと仕事が底辺にいくほど(例えば便所の掃除とかガードマンとか)デブな人が多くて、まああそこは食い物が安いんだけど、多分にして貧乏な人は財布がだらしないんだと思います。私もそうです。
・酒をやめる
貧乏人ほど飲兵衛が多いすね。金ないくせに酒は飲む。酒やめるとびっくりするほどやせるのでまず酒やめましょう。「いや酒は無理だよ」とか思う人は痩せたいという気力がその程度ということを思い知るがいいです。よく「アルコールはエンプティカロリーだから太らない」とかデマぶっこいてる人いるけど、アル中の末路知ってます?アルコールで摂取するカロリーで飯が食えなくなって栄養失調からの深刻な関節炎ですよ。足腰立たなくなるレベルの。それでもエンプティカロリーとか言う?まあまず酒やめましょ。飲兵衛はびっくりするほど痩せるから
・米を炊く
米毎日炊きましょう。前の日の夜が理想的ですね。朝食わないから昼食い過ぎる。家にかえっても食うものがないから帰りに松屋とかマックで済ませたりコンビニ弁当買っちゃう。おうちに帰ったらご飯がある。こう思うだけで違うよ。とりあえず米だけ炊いとく。お茶漬けのもととか、混ぜご飯の元とか、ふりかけとか用意しとくといいかもね。卵ごはんとか納豆ご飯も苦手じゃなければいいよね。カロリーはアレだけどレトルトのカレーとかでもいいよ、コンビニの高カロリーの弁当食うよりよっぽどマシ。おさいふにも優しい。
寝る前3時間は食わない。これ基本だけど空腹過ぎて寝られないとかあるよね。ここで「酒飲まない」と「米を炊く」が関係してくるんだけど、酒飲むと必要以上のカロリー欲しくなっちゃうからね。そういう人はとにかく酒やめましょう。量減らすとか思わずに。量減らそうと思っても難しいよ? やってみてもいいけどさ。
んで、だいたい夜中に腹減ってラーメン屋に行ったりコンビニで菓子だの弁当だの500kcalは余裕であるものを買ってきて食うんだよね。そりゃ太るよ。米があればお茶漬けですむ。米は低インシュリンダイエットとかでダメって言われてるけど、菓子よりはマシだからとりあえず米喰っとけ
・今、鶏胸肉と大豆が安い
スーパーを見ると鶏胸肉が今すごく安いんだよね。パッサパサになるから嫌う人が多いんだろうけど、特売の日に1kgくらい買っとくといい。「鳥はむ」でググって塩漬けにしとくといい。経験上一ヶ月は持つから。色が変わってたら腐ってるからそこだけ注意ね。で2,3日くらい漬けておけばパサパサにならない。茹でてもしっとり仕上がるからショウガで煮てスライスして醤油つけて食べるといいよ。いいタンパク源になる。もも肉と違って脂肪が少ないしね。
あと大豆製品が今安いね。納豆も豆腐も100円もしない。小腹が空いたらこういうのを食べるのもいい。
わりとおすすめされる海藻やコンニャクは悪くはないんだけど飽きるよね。前は食べてたけど食べなくなった。
あとは卵だよね。火を通す前提なら一ヶ月はもつから安い日に買いだめしとくといい。1日2個くらい食っても平気。コレステロールとかはたいしたことないって分かってる。
もちろん1日の献立をしっかりするのが一番いいんだけど、貧乏性ほどこれができない。できないなら他の方法を試すしかないよね。「食うものないからコンビニで……」とか「冷凍食品を買い込んでおけばいつでも……」とかを止めるだけでだいぶ違うと思うよ。
あ、あとステマっぽいけどセブンの100円の寒天ゼリーはどうしても甘味が欲しくなった時に買ってます。寒天なんてほぼタダだろうからすごく損した気分になるけどね。
コメントの方で野菜食わないのかと頂きましたので追記しときます。朝は卵と納豆ご飯、昼は社食なんでこの辺りで1日分の必要な栄養の何割かは摂れてると思いますね。夕食がね。忙しいんですよ。貧乏暇なしってやつで。だからついつい吉牛とかコンビニ弁当に頼っちゃう。あんなもん食って「栄養とれた!」とか言うくらいなら白米とふりかけの方がマシですね。で、野菜摂ってんのかって話ですけど一応帰りにスーパーに寄って何かしら買うようにはしてます。毎日じゃないですけどね。
ただし、一汁一菜とか言いますけど汁物は自分は作らないですね。でも味噌はそんなに高くないし日持ちするので作りたい人は味噌汁作ればいいんじゃないでしょうか。適当な野菜を入れてもいいし、さっきも書いたけど豆腐安いですしね。何で作らないかっていうと面倒だからです。そりゃあんな簡単な料理はないと思うけど面倒なものは面倒だし、洗い物の食器が1つ増えると思っただけでもうんざりしますよ(自分は丼の上にご飯を浅く盛ってその上におかずを並べて食べるくらいの無精者なので)
で、野菜の話に戻すと葉物のおひたしとか煮びたしが楽ですね。ホウレンソウとか水菜とか。お揚げとか入れてね。安いからね。キャベツや白菜は適当な大きさにカットして(キャベツはちぎってもいい)ビニール袋に入れて塩少々、昆布粉(味の素でもいいよ!どうせ居酒屋のキャベツとかはこれだからね!)少々、お好みで唐辛子なんかをいれて塩もみにしてやると美味しいし腹にたまりますね。キャベツはこれに胡椒とごま油入れてやるとやみつきナントカになりますけど、脂分ですから気をつけましょう。夏場は、近所や親戚のロハスな人が緑のカーテン()とかでゴーヤを大量に余らせて困ってるはずなのでもらってきましょう。ゴーヤと豆腐と卵とかつおぶし。これだけあればゴーヤチャンプルーになります。肉は別に入れなくても美味しいです。料理が趣味な人は休みの日に常備菜を仕込んでおくといいでしょうね。私はやりませんけれども。
ゴチャゴチャ書いたけどコンビニ弁当や吉牛を食う余裕があるなら惣菜買ってもいいと思いますよ。最近はスーパーの惣菜もバカにできないですね。
追記:栄養失調→詠唱失調とか「食う前3時間前は食わない」とか素晴らしい間違いをおかしていたので訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
網羅的なものではなく気づいたものを列挙するだけなのであまり本気にしないように。
当方大学生です。以下は”コレ早いうちからやっときゃよかったー!”というリストでもあります。
そして大学に入学するといくらでもアルコールをのむ機会があります(残念ながら未成年飲酒の禁止が形骸化しているところは少なくないのでは無いでしょうか 良くないことですが)
・口座開く
→口座はセブン銀行やじぶん銀行などのコンビニATMでの手数料が無料時間帯のあるところで作っときましょう
・クレカ作る
還元率だのポイントだのは大学生風情が気にするものではないので考えないこと
・簡単な料理を覚える
豚丼:豚をおよそ同量の砂糖醤油味醂の味付けで焼いてごはんにぶちこむ
ミネストローネ:でかい鍋にパプリカ人参ジャガイモ玉ねぎウインナー等を小さめに切ってトマト缶と水で煮込む 味付けはコンソメ等 冷えたら冷蔵
これだけできればとりあえず死にはしません あとは適宜惣菜買うと時間の節約にもなって吉 セブンPBマジ優秀
・サークルに入る
やりたい趣味に飛び込むのも正しいことですがサークルの存在意義は正直9割型人脈形成だとおもってます(自分は)
自分が考える良いサークルの条件は・各学年に異性がいること・規律が緩い という感じでしょうか
あと過去問含め講義情報も人脈がないと手に入れづらい場合が多いと思います そういう意味でも
・新歓行きまくる
メシ代浮かせましょう
・SNSやる
周りの人々はこういったツールで密かに親密になっています
仕事の関係で、技術英語の日本語訳をずっとしてきた。最近は英訳も少し手伝うようになった。読み書きは何となくできる。でも英語のリスニングとスピーキングは、からきしダメ。ここまではよくある話。
そんな僕に海外に出張に行く機会ができた。この半年間に、シンガポールと米国。
向こうが何言ってるのか分からない、こっちが言ってる事が通じない、って経験は一通りやった。
予想の範囲内。同行者に助けてもらって対応できた。
で、日常会話。もちろん何言ってるのかが分からない。でもなんとかなる。
それより、挨拶ができない。びっくりした。
でも、ほぼ頻出なのが、以下の挨拶
店員"How are you?"
増田"I'm fine. Thank you. How are you?"
店員"I'm fine. Thank you."
店の店員や、税関でも出てくる。飛行機で横に座った老夫婦ともした。
これがスムーズにできない。
NEW CROWNの初めに載ってるのに。
KenとKumiがやってたのに。
発音の悪い英語教師を相手に、何度も復唱させられたのに。
もちろん、
s/How are you?/How are you doing?/
s/I'm fine. Thank you./Fine. Thank you./
といったバリエーションはある。それでもシンプルな、この一連の流れがきちんとできない。
ここで、
店員"How are you?"
増田"Hi"
なんて返答をしたら、十中八九、相手は変な顔をする。そりゃ思いもしなかった返答が来たからそうだろう。
セブン・イレブンの店員が相手なら良いが、取引先の方が相手だと気まずい。
イヤな間が空く。
こちらはそれほど準備ができていたわけでは無いので、スピーキングは無茶苦茶。単語の羅列で喋ってるだけ。
それでも相手はこっちの意を汲んでくれて、なんとか進行している。
ちなみに、僕が聞き取れた限りでは、"what up?"なんて誰も言ってなかった。まぁビジネスだからそうだろう。
"How are you?"なんて誰も言わない、とどこかに書いてる人がいた気がするが、そういった地域でしか生活しなかったのだろう。
その通り。
もちろん、機械的で、人間的な繋がりを排除した店は、今後も都会の駅前などの立地に残るだろう。
だが、出店を加速して商圏を深耕する方向にほぼ全チェーンが向かっている/向かわざるを得ない以上、そういうマニュアル対応「だけ」の店は少数派になるのはほぼ確定している。
追記
よくわからんけど、普通は地域に密着してれば、自宅そばのコンビニと、会社そばのコンビニの店員さんとは
ある程度顔見知りになるだろ。
わざわざ無人にする意味が無い。
人が全くいない店よりは、人がいる店に人は来る。そういうこともある。
とあるのを受けたので、文脈読めない人は帰っていいよ。
http://anond.hatelabo.jp/20140126203007
これがコンビニかといえばもちろん違う。売り上げ効率は遙かに、遙かに低下する。都市部であれば設備投資と土地代に見合うビジネスにはならない(自販機並べる方がマシだろう)。土地と人手の余っている地方部でも同様に成り立たないだろう。
コンビニは商品を置いて客が来るのを待っているだけの商売ではない。売り場を作り込んで、「売り込む」ことで成立している業態なのだ。
セブンが主導して作り上げた「タンピンカンリ」こそがコンビニシステムの中核だが、これは本来は常時店舗に人間が張り付けることで発生する、無駄な客待ちの時間を、商品を売り込むために売り場を作り込む時間に転換したということである
ビッグデータがバズワードで終わらなければ、そのうちに売り場作りも自動化できるようになるかもしれないが、そこまでシステム開発が進むとすれば、それは単に「人手の確保」が至難となり、店舗展開に支障が出るようになった場合だけだろう。
元増田の言ってることは逆で、人間がやるのが困難な仕事から機械化される、という「本来の機械化」がコンビニの場合での正解である
言わずもがなだと思ってたんだけど、ブコメで疑問や批判として書かれてたので、いくつか追記しとく。
まず、アグネスはなんで黒柳徹子の口座番号を書かないのかという話なんだが。「日本ユニセフ協会の大使であるアグネスも、グローバル組織の親善大使である黒柳徹子への個人口座へ入金をすすめるのが当然」という理屈…これ、自分の会社に置き換えてみたらどう考えても筋がおかしいことだってわかるでしょ。
アグネスの主たる職務は、自分が所属する日本ユニセフ協会のプロモーションと寄付金集めなのであって、その活動の成果を、任命組織じゃなくて親組織の側のエージェントである黒柳徹子に直接フィードバックせよ、っていうのは、あるグローバル企業の日本支社の営業マンが、自分の足を使った営業活動の末に取ってきた発注案件を「値段少し安くなるんで、本社直轄でやってるグローバルECサイトで飛び込みの新規客として注文しといてくださいね〜」って言うのと同じだ。
当然、そのぶんの営業成績は自分にも日本支社にもつかない。自分の部署のPR・営業・啓発活動のコストを持ち出しにして成果だけは別セクションにつけちゃうわけだから、控え目に言ってただのバカ、悪い言い方をすれば職務倫理違反。本社側にとっても、支部とWebで実際に投入された活動と得た成果の数字が対応していない=投下費用とリターンについて誤った指標を得ることになるわけで、長期的には全くよいことではない。
おわかりだろうか。ようするにひろゆきは、ルート営業さんが得意先に出入りして営業活動してるところにやってきて「お客さんのためを思うなら、グローバルのWebでモノ買ってもらうよう勧めるのが正しいのでは? なぜそうしないのか答えてくれませんか?」って公開質問状送ってるようなもんなのである。それをお客さんに伝えるならまだしも(それも相当ひどいが)、日本ユニセフ協会の営業マンであるアグネスに言うのはどう考えても筋違いだ。
前のエントリでは黒柳徹子氏の個人口座(トットチャンネルのお願いチャンネル)への年間寄付を1億以下ぐらいじゃないかと書いたが、これは少なすぎるかもしれない。めいっぱい多めのセンで見積もって、記述からするとこれまでのピークだったと思しき2700万円/月を12倍し、年間3億円前後が彼女の個人口座への寄付のポテンシャルの上限だとしよう。一方、日本ユニセフは去年に161億円を集めている。50倍強だ。この50倍の差が、そのまま黒柳徹子氏と日本ユニセフという組織の力の差なのである。
パンフ、ポスター、イベント、プレスリリース、TVCM、メディア露出、ネットバナー、街頭活動など、定番のマーケティングチャネルや営業ツールを駆使してAIDMAを廻し続け、顧客ベースを維持・拡大することが、B2Cの事業活動全般においていかに大切かは言うまでもない。そして日本においては、まさに日本ユニセフ協会がユニセフの協力組織として、20%のマージンを使って畑を耕し、種を蒔き、水を与え続けているのだ。この作業が途絶えれば、いずれ畑は衰え、収穫は途絶える。これを100%使い切ろうというのは、種籾食べて次世代の食い扶持をなくすのと同じ話である。
黒柳徹子氏はユニセフ親善大使として多大な貢献をしているが、そこはやはり個人ベースの活動だから限界がある。日本のオプラ・ウィンフリーとでも言うべき認知と影響力を誇る彼女でさえ、自前のWebに自分で人を集めるだけでは、多く見積もっても3億円/年、実績ベースで過去の総計50億円弱(と本人が書いてる)の集金力がやっとなのだ。「徹子がいるんだから日本ユニセフはイラネ」という奴はそこをよく考えていただきたい。
これは上の話とかぶるけれども。仮にユニセフ本部自体が日本にもリーチするためのPR活動を自分自身でやってて、日本ユニセフ協会はただの送金システムなのであれば、そりゃ19%は高いわ。しかし、実際はそうではない。日本でユニセフという組織がこれだけ認知されているのは、日本ユニセフ協会が推進しているさまざまなマーケティングミックスによって、我々が日常的にユニセフという組織について知り、理解して、共感して、実際に寄付に至るまでのさまざまなパスが提供されているからだ。
こうした活動の大半は、当然、固定費ではなく変動費である。一定のコストをかけて、何らかの施策を何らかの規模で投下して、一定のリターンを得るのだ。企業活動と同じである。「組織や拠出の規模が大きいから19%より下げられるはずだ」などというのは無茶もいいとこだ。あんたがたの会社は、売上規模が大きくなっても間接部門のコストはずっと一定でいいのか。暴動起きるぞ。規模のメリットによる生産性向上はありえるし当然あるべきだけど、その観点で評価しても、今の日本ユニセフ協会のパフォーマンスがことさら低いということはないだろう。それを「中抜き」とか「ピンハネ」と表現するに至ってはもう何をかいわんやである。
なお、自分はこうした団体に「利益率」という観点が必要なのかどうかは考えが定まっていない。たとえば日本ユニセフ協会が1000億円を集めて400億円をユニセフ本部に拠出できるとしたら(実際には協定の取り決めによりこれは無理なのだが)、それは現状より良いのか、悪いのか。限界効用ぎりぎりまでコスト投入して拠出の絶対額を限りなく増やすべきか、もっとレバレッジが効く他分野にその寄付を廻して社会全体のコスト効率を高めるべきなのか。これは読んでる人の意見を聞いてみたい。
http://www.unicef.or.jp/partner/partner_amb.html
ユニセフでは、世界的に著名な歌手や俳優、スポーツ選手などをユニセフの親善大使に任命しています。また、世界8ヶ所にあるユニセフ地域事務所の一部や、36ヵ国にある各国内委員会も ユニセフ本部の承認のもと、親善大使(地域大使・国内委員会大使など)を任命しています。こうして任命された大使の方々は、お忙しい時間の合間を縫って、全くの無償のボランティアで、ユニセフの活動に協力してくださっています。
ぐぐれば1発で出てくる情報について、わざわざブコメする時間使ってないない書いてるのは、情報強者たるネット民の沽券に関わらないだろうのか。ν速や保守速報あたりで「【悲報】日本ユニセフの会計が丸裸にwwww」とかってまとめられてないと読めないのか。なこたあないだろう。
2ちゃんねる的にいうとひろゆきと切込隊長が険悪になりはじめた頃から一貫してひろゆき派だし、いまでもその2人のどっちが好きかって言われたら前者を取るね。他のテーマでは面白いこと言うなと思うこともあるしテキストを興味深く読むこともある。けど、あーたは少なくとも経済倫理的な話をできる立場じゃないでしょ、という見方だし、この問題については、あのロジックは他への影響がでかすぎるからもう糞味噌書かせていただいた。後悔はしていない。
日本の税制では、認定公益団体への寄付金は課税控除される。しかも2011年からは従前の所得控除に加えて税額控除という仕組みも選べるようになり、たいていの場合、従来より大幅に控除額が上がった。「寄付が税金から控除される」というのは、どういうことなのか? 国民は、基本的には国家というシステムに公共サービスと再分配のためということで税金を納めるわけだが、このうち再分配のパートについては「再分配的な性格を持つ公益団体に直接寄付するというかたちで、自分が考える好ましい再分配のありかたに沿って、ある程度は自分の裁量で決めてもよいよ」ということだ。われわれは税金の細かい使途については全く関与できないけれども、「寄付して控除を受ける」ときには、かなり積極的に選択権を発揮できるのだ!
これは地味ながら大変うれしい権利だし、積極的に行使してゆくに越したことはないだろう。ブコメで「偉そうに言う増田は幾らしてるのか」「そういえばひろゆきは自分が寄付した話はしないよね」などという話題が出てたが、小金を貯めて寄付先を選んでエイヤと寄付するのは、自分にとっては汗水垂らして稼いだ金を「ただ税金として納めるのではなく、自由に用途を指定できる」という一種の娯楽であり、例年ある程度の枠を決めて、それなりに楽しませてもらっている。
まだ日本ユニセフ協会には寄付したことはない(資金力豊富だし、例の児ポがらみのアドボカシー活動の内容にはアグネス叩きのネット民と同じく共感しにくい点があるからだ)が、ユニセフが深く関わる「母子保健」というトピック自体には多大な関心があるので、ジョイセフという地味〜な団体に時々寄付している。あと災害に伴う緊急医療援助のときは赤十字と国境なき医師団(資金力豊富という点で同じだが、特に後者はマジで命を賭けてるし動きが速い)、移民支援ならAPFS(注:これは認定公益団体ではない)など。東日本大震災のときには初動が速かったCIVIC FORCEというところに寄付させてもらった。
一度やってみればわかるが、寄付行為というのは「人におしつけられてやるのは非常に嫌だが、主体的にやれば、得られる精神的満足感が思いのほか高い、コスパのいいエンターテインメント」なのである。家飲みでご機嫌になってるときにあれこれ考えて1000円を寄付するのは、もう2本ロング缶を飲むとかPPVでB級映画を見るよりもはるかに自分自身への効用が大きい。思わぬ収入があったときには思い切って20万円を3団体に分配して、もうドーパミンが出まくった。セブンで募金箱にジャラジャラ小銭を流し込む快感もお手軽だし悪くない。
だから「気持ちはあるけど日本ユニセフ&アグネスは嫌だから、いい寄付先教えろよ」という人には「いやいや、それは寄付するときの一番の楽しみをスポイルしてるよ、自分で探して選ばないと超もったいないよ」と言いたい。ただ、いまの時分はてっとりばやくフィリピンに寄付して1000円を3000円にするのもいいだろう(自分はあの記事を読んで日本赤十字経由で1万円を3万円にしたのでほくほく顔である)。
なんで「自分がいくら寄付した」という自慢話にもとられかねない話をわざわざ書くかというと、自分はかつて、ある偉大なはてな民(自らの行為に震えながら、100万円単位の寄付領収書を何度も(!!!)うpした(1・2)、あの方である)の寄付スタンスに多大な感化を受けたからだ。それまでは自分も「寄付したことは隠すのが美徳」などと考えちゃったりしていたが、今はそんな発想はさらさらない。我々のような凡夫が、思いつきで気軽に寄付して、それを気軽に公言することで、廻りの人間の10人に1人でも共感させればいいのである。
「懐具合に余裕のある志の高い人間だけがチャリティに関われる。自分などはとてもとても…」などという、意味不明なうえに誰も得しない謙遜はやめよう。たとえば風俗通いを武勇伝として同僚に話せる奴が、なぜ寄付のことを武勇伝とか「やっちゃった話」として職場で話せないのか。パチンコや競馬で毎週のように1万円を溶かしてる奴が、なぜ寄付で3000円スって「まあ楽しませてもらったけどな!」と強がって吐き捨てないのか。なぜ艦これのDMMマネー大人買いが「米帝」とおののかれるように、ネットで無名NPOへの高額寄付がおののかれるようにならないのか。そうなればいい。そうしよう。まずはあんたからだ。