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はてなキーワード: つのとは

2024-02-18

anond:20240218223333

単体テストぐらいならそうだね。

つのシステム要件定義から開発運用保守まで全部面倒見れるとなるとそうはいかないよ。

anond:20240218220514

自主規制しなければ法規制されるぞと同じでそれ言い始めて何年経つのやら

anond:20240218212813

自由主義には、大きくわけて2つの側面、社会的自由(個人的自由とも言う)と、経済的自由がある。

経済的自由は、これを推進する場合、いわゆる自由化、民営化規制緩和、減税、といったように、商業主義的な施策推し進めて、格差や痛みは生じるがトータルでの経済パイを拡大して強い国にすることに重点を置く。

これは右派思考一般的右派保守と言われるが、経済に関しては進歩的なのが本来右派であり、保守性は主に、社会的自由伝統や慣習などの堅持によって抑圧する方面を見たときの印象となる。

共産主義においても、実態としては経済的自由に関しては右派的な施策をとっていることも多く、つまり商業主義的なイケイドンドン公害のような負の外部性を顧みずパイを広げていこうとしがちだ。

なので、経済的自由に関して見る限り、本質的には同じ。

たとえばネットで言われるADHD兆候の特徴として「人の発言意味を汲めない」みたいなのがあるけどさ

ADHD言葉言葉通りに解釈してるだけでさ

それを「言わなくてもフツーこうでしょ」って思ってるやつとコミュニケーションが成立してないだけでしょ

どっちが悪いとかの話じゃないじゃん、それって

要は健常者って「俺がフツーで、フツーを知らないあいつがおかしいに違いない」って思うやつのことなんじゃないの

体育会系理屈だよね

オタクは「俺がおかしいのかもしれない」って思うから発達障害に分類されるのよ

anond:20240217192905

答えにたどり着けるかどうか関知しないのに、さも元増田に向けてるように「何々について調べれば今よりは理解深まるんじゃない」とか言ってるやつの謎よ。何がしたかったのって思えるが。

助言に見える内容の鳴き声でも発したかったのかな。

anond:20240218164234

無線ってコード煩雑さが問題になるポータブル用途しか採用する意味ないと思う

家のPCかにつなぐマウスやらキーボードやらを無線にしてるやつは酔狂しかない

イヤホンですら有線のシュア掛けするようなやつの音質は無線と比べるべくもないし

未だに無線音ゲーは無理だしワイヤレスってのは信頼性に対する妥協しかない

ちなみにマウスパッドに充電器仕込んであるやつは普通にあるがそれ常用する意義は薄いと思う

anond:20240218110849

短期一発屋が多い。

漫画家と少しずれるけど、宮崎駿とかは名前覚えられてるのって、

何度も映画を作って、そこそこヒットして、ジブリっていうブランドを築けたからだと思うんね。


この作品宮崎駿、あの作品宮崎駿みたいな、複数作品から名前がでてくるか、

あるいは、50年以上1つの作品を作り続けて、あまりに長い活動期間で名前を売るか。

そのどちらかしかないのでは。

ヤクザが様々な行政サービス受けられないってのが話題になってる

Xでは盛り上がってるけど、はてなではあんまりだな

こういう話題ヤクザに寄り添うやつの神経が理解出来んのよね

ヤクザって犯罪者集団だぞ

もちろんヤクザのしのぎも多様化してきてるけど、基本的犯罪で飯食ってますってやつらなのに

都合よく辞めて今日から一般人です何て通るわけないだろ

社会的復帰しにくいとか知らんから

一生、その日に現金貰える日雇いやって生きていけばいいだろ

少なくとも検挙されてない犯罪は全部自白して刑務所行って来いよ

出てくる頃には銀行口座ぐらいは作れるようになってるだろ

anond:20240217203534

この増田トップコメ

性交同意の件、女性の多くが明確に同意取る方が誠実で素敵!ってなるなら男はとっくにそうしてるというのが全てだと思う。

女性と付き合ったりセックスしたことない女性恋愛こうすればいいの意見はアテにならん。

なんだけど、これってどういうこと?

・多くの女性は「性的同意を取る方が素敵!」とは思っていない。本当にそうなら、多くの男性女性に合わせてそのように行動しているはず。
女性は(同棲である女性と付き合ったりセックスしたことがない。だから女性意見はアテにならない。

まり

女性性的同意ジャッジは俺たち男にまかしとけ!

ってことなの?(違ったらごめんなさい)

そんで、その女性という存在は一律その通りの性格なの?

え、これがスター付きまくりって…大丈夫??


元増田って、

チアプで出会えた40人のうち10人ぐらいとやれましたって話だよね。ざっくり25%か。

さらに遊び系マチアプとして名高いTinder(おそらく)使用者って、出会いを求める女性の中の何%なんだろうね。

チアプを使う女性そもそも何%なんだろうね。

「暗に"セックス目的の呼び出し"を受けて応じる女性」って、少数派だと思えてならないのは私だけ…?

とはいえ、いつの時代も「思わせぶり」ってのはあるあるじゃん。

元増田自体は、直前に性的不同意を感じて確認し、無理強いもしていない様子なので別に問題ないと思うし、

女性の方も、個人的には変わってるな〜とは思うけど、特定要件を満たしたらセックス実施絶対!というわけでもないので、

コミュニケーション齟齬だね。平和に終わってよかったね。という感想につきるんだけど、

一部ブコメの、性的同意確認絶対取りたくないマンを見て不安になったよ。

全女性を代表する気は無いけど、私は暗に囲い込み(時間密室度、圧力)を決められる前に「〇〇に行くってことはそういう意味で…思ってるけど良いかな?」と聞かれたい。

エッチ気持ちなっちゃった!」って言ってくる人とか、とても断りやすくていいですね。(私の場合は「セルフサービスでお願いいたしま〜す」って明るく返せるから。)

そういえば学生時代を思い返すと、共に実家暮らしの二人がお金を貯めて予定を組んでラブホテルに行っている…なんてのも珍しくなかったしね。

性的同意確認絶対しないマンはさ、少しでも読み違えたら性加害者になるリスクをもうちょっと考えて欲しい。

健康的かつ社会的安心できるセックスなんてそう多く無いはずだよ。

多くの女性宅配、夜道、男性とのコミュニケーションの中で何度も性被害になる可能性が頭を巡ると思う。

同様に、男性ももう少しリスク理解した方がいい。

「こんな女がうるさい世の中じゃ楽しみとしてのセックスもできない!性欲の矮小化!」なんて思わないで。

セックスって簡単にできることじゃないんです。だから風俗店が高額になるんでしょう?

どうか加害者にならないで。気をつけて。

ちなみにもっといえば、「奢られ」を期待する女性は「自分接待を売る(金や物に変える)ビジネス」をしているわけだから同様に先に言えよと思ってる。

まあ実際はこんなふうに「とにかくセックスする状況に持ち込む男」と「とにかく高いものを奢らせたい女」っていうのはあくまで少数派で、こいつら同士で対消滅しろよって感じなんだけど、そう言う手練れは双方が嫌なんだろうね。

情緒を感じながら安くヤリたい男と、とにかく高く接待サービスを売りたい女じゃマッチしないものね。

(正直はてなにいる人々はこれらのどちらでもない羊たちだと思ってるよ。)

なんかそいつらのせいで、女性男性疑心暗鬼コミュニケーションを続けるのってクソすぎるな。

とにかく私は性的意志は明確にしていきますし、このような女がいることも知っておいてもらえたら嬉しい。(あなたがこういう女と出会ってしま可能性もありますわよ)

男女関わらず衛生観念貞操観念には個人差があり、個人の性欲にもその時々のムラがある。性欲開示への忌避感も個人差がある。

そのような個体差理解して、加害者被害者どちらにもなり得るリスクを背負いながら交流しましょ。

最後にもう一度いうけど、回りくどい買春目的の奴ら、接待金銭化を望む奴ら、ビジネスしに来てるなら先に言え!!!

チア会社はこいつらマジどうにかしろ!!!

anond:20240218132229

そうだよな…まあ三角形とか円とか簡単問題なら大体の人類意味わかりそうな感じする

それも厳密に言うとそう言い切れるのかどうかはわかんないけど

そんで複雑な事象になってくとちょっとつの勘違いが重なっていって

結果的にすごい大きな食い違いになるとかそういうことはありそう

人の意見の違いってそういう風に起こるのかな…

[] 2024-02-18

見たい映画ありすぎて、計画的スケジュールを組まなければならないような気がしてきた今日この頃

デジタルミニマリズム」を試しているが、スマホの中にはブラウザもなければSNSもない。

自分にとってプラスになるツールのみをデジタルで利用するというのがデジタルミニマリズムだが、匿名ダイアリーについては日記を書くだけにとどめれば負の影響を最小限にできる。

いや、匿名ダイアリーなどやらない方がいいかもしれないが。

私にとってのデジタルの最大の悪影響は、実名黒歴史が結びつくことだ。匿名ダイアリーであれば、ストーカー以外は私が誰であるかはわかるまい。

最近も私が過去に作ったTwitterアカウントを削除するために、サポートに連絡して、2つのアカウントを削除した。

やはり精神不安定元凶ソーシャルメディアだ。有益なことをいうことを言う人がいるかもしれないが、統合失調症の私が精神安定するためにはスローメディアの方が良い。

さて映画の話に戻るが、スタートレックの全シリーズを見たり、ヤングシェルドンビックバンセオリーの全シーズンを見たりするためにはかなりの時間がかかる。

といっても終わらせることではなく、見ることが楽しみだから急いで見る必要はなく、毎日の娯楽として組み込んでしまえばいい。

やりたいことは映画鑑賞だけではない。コミックを読んだり、オンラインゲームをしたりして充実感を得たい。

ただ、Amazon Primeは、無料で見れる期間に制限があったりするものから、焦らされている気分になってしまう。

娯楽に時間を費やすことの満足度を最大化するためには、スケジュール必要だ。

月曜夜=ヤングシェルドン、火曜夜=ビックバンセオリー、水曜夜=スタートレック、木曜夜=ギャラクティカ、金曜夜=ドクターフー、土曜=オンラインゲーム、日曜=コミック

こういった具合に。

しか資本主義消費社会に騙されている気もする。私は節約中だ。それなのに、金のかかるコンテンツを次から次へと消費したら、浪費癖がつくかもしれない。

オンラインゲームをやるためには、それなりのスペックPC必要だろう。コミックもたくさん消費すれば値段は高い。

しかしたらAmazon洗脳されているかもしれない。

から考え直しだ。金のかからない趣味を探す必要がある。

はてブ終わってる感ハンパない

そもそもホッテントリ話題ものすごーく偏っている。広い世の中のほんの重箱の隅

インターネット黎明期はそれがロングテールで「いい話」が多かった」けど、いまのはてブは「女は虐げられている」、みたいな話とか、

ポスターの乳や太ももシカランとか、SNSでくだらない喧嘩して炎上した、みたいな話が3割位、

増田でたとえば「暇空が云々」とか大量に繰り返し書かれる量を入れると4割を超える。

またその内容がつまらない。言いがかりとか内輪もめみたいなのを延々とやっている。

技術ネタでも、なんかすごい初歩の初歩以前のエントリ無言ブクマが沢山ついたりして、

ブコメそもそも間違っているようなのが多い。たとえば「太陽光発電詐欺絶対つけるな!」みたいなコメント

あともう一つの流れはTogetterの、やっぱり根本的に間違っているトピックのまとめとか、10年位前に話題になった件の焼き直しとか

そんなエントリ

あとは犬猫動物スレしかのこらないじゃないか

anond:20240218111144

中学受験の1年~3年間の塾の結果、自走での勉強習慣がついたのであればそれは大成功なんだよ(こどもチャレンジ進研ゼミ小学講座、中学講座のため込み話からも分かるように、その習慣はなかなかレアなので)。

塾に走らされただけの層は中学高校で沈んだ結果、MARCH関関同立以下に落ち着くので、重要性が高いのは勉強習慣の方。それを習得する一つの機会ではあるけどね。

H3ロケット、前回の失敗時、件の質問をしてきた某記者炎上商法としては航空宇宙産業に大きく寄与してるのかもなと今感じている。

その発言への反感と不快感の表明として、JAXAへの興味関心や支持が増えた面もあるようには思う。自分も実際それでJAXA寄付をして昨日の打ち上げまで興味を持って応援してきたので。

その記者はそこまで狙った訳では無いだろうとは思うんだけど。怪我の功名というのか。世の中そういう事もあるよなとは。

1回目の打ち上げ失敗で失われただいち3号についても、あれで試験機に本番機を乗せて飛ばす指示を出した所がちゃん反省してその後JAXAへの予算が桁違いに付いたのも(遅きに失した感はあるが)良い事だった。あかん判断をした。予算ケチってごめん。という気配を感じた。1回目の失敗時のPMが、今回も続けてPMをしていたのも、素晴らしいことだった。本人の逃げ出したり投げ出したりしない精神力強靭さもさることながら、責任を取らせる等といって安易に首をすげ替えたりしなかった上層部判断にも個人的感謝したい。1回目の失敗を「経験」として次に着実に反映させ、引き継ぐ、継承する事が出来る、乗り越えていけるのが人間力なのだと、実証し、発信出来た。

勿論、当初から1回目の打ち上げではだいち3号を乗せずに試験だけして、失敗結果を受けて今回のフライトに乗せてればそのまま順当に運用出来てた訳だが、1つの過程を挟んだことで様々な分岐が発生して、より強固に、安全に、確実になったように感じる。

失敗を経験して、落胆し、責任を感じ、追い詰められたのはPMだけではなく、現場スタッフ全員がそうだったはずだ。その思いを見てきたPMが、彼らにもたらされたその重圧や苦難を、本来なら経験しなくて良かったはずの無駄なことではなく、それがあった結果としてより良くなった今に繋がっているのだと、「より強くなった」と表現した事は、本当に素晴らしいと感じている。

 

新聞の紙面が一面全部使ってこの快挙を取り上げない事をやや不満に感じているが、能登地震戦争紛争の事を思えば、手放しにこの事を賛美する訳にはいかないのだろうことも理解は出来る。

これから彼らについての記事インタビューや文献が多く見れるだろうことを、喜ばしく思う。

おめでとう、おめでとう。

近くに座っているパパが、小1くらいの子どもに契約概念を教えている

「さっきマッサージしてくれたでしょ?マッサージする前に、『マッサージするから◯◯円ちょうだい』と言えばいいんだよ。先に言わなきゃダメだよ、相手から必ず返事をひてもらうこと。試しに言ってごらん」

たぶん仕事ができるパパだ、子どもエリートに育つのかもしれない

anond:20240218034915

やはり納得できない。

なにも悪いことはしてないだろう。

弱者男性であるなら、もうその時点で男らしさから降りてるから

弱者男性は確かに男らしくないかも知れない。

だが、好きで男らしくない訳じゃないし、男らしさから降りたつもりもない。

感覚的には何もしないでいたら、いつの間にか男らしさを失っていた、のような気分なんだよ。

母親に激詰めされる夢を見た。

「なんで体調崩してるの?」

ちょっと温度差がひどくて…」

温度差がひどいか風邪引かないようにって言ったよね?」

はい…」

はいじゃなくて理由聞いてるんだけど?」

「だから温度差が」

「それはさっき聞いた」

「じゃ何が聞きたいの」

反抗的な口を効くんじゃない」

「…はい

「…」

「…」

質問に答えなさい」

「…だから

以下略

 

こんな感じで一つのことにつき30分くらい徹底的に詰めて、こちらが何も言えなくなったら、何故黙るんだと言い、もう言うことがないと言えば反抗的と言われる。

 

そう言う育てられ方をして来たのは事実だし、当時の母親と同じくらいの年になった今、母親もそう言う育てられ方をしたのだから子供の躾方法をそれ以外に知らないと言うのも理解しているし、理屈の上では特に憎んではいない。

 

しかしそれはそれとして、当時のトラウマは根強く残ってるんだぁと思った。

 

色んな意味で最悪の日曜日の朝だ。くそったれ人生

anond:20240217160639

徹底的な唯物論者になると、自我の存続は永遠だということになる。

から自分自我AI化して、それを自分としたい

この部分なんだけど、それって例えば脳を保存しといて死後1000年後に実現されても別に構わないよね?

 

じゃあ同様に100万年後の人類とはべつの知的種族に、あなた意識AI再生されても別に構わないよね?

(なんか凄いテクノロジーによって過去をしらべて、死の直後にAI化されたのと全く同一のAIを作ってくれるという前提)

 

じゃあ同様に100億年後に地球とは別の惑星で、ランダムAI人格作成プログラムが動いてて

それがたまたまあなたを死の直後にAI化されたのと全く同一のAIを作ってくれても構わないよね?

 

じゃあ同様に、銀河系崩壊して新たな銀河が発生した後や、

パラレルワールド宇宙で、そのランダムAI人格作成プログラムが動いていても構わないよね?

 

じゃあ「いつか、どこかの世界で、自分自我AI化したものが発生する」ということが起きない可能性は極小だよね。

それならば、空が落ちてくる心配をする必要がないのと同じく、死んだら自我がなくなる心配をする必要もないってことになる。

anond:20240218015917

男は皆、性の目覚めのあと、何もかもが性的に見える時期があり、一度はオナ猿と化したことがある。

ここでふたつ仮説を提示したい。

1、「何もかもが性的に見える時期」に、「何をオカズにしていたか」でその後の性的嗜好が形作られる。

2、人間による男女の認識は、生育した環境にかなり依存する。

女がロングヘアの環境で育てば、ロングヘアの人間が女に見える。女がヒジャブ環境で育てば、ヒジャブ人間が女に見える。肌の色が、目の色が、鼻の形が、髪の色が、身長が、声が……etc

以上2つの仮説を組み合わせると、「男は、性の目覚めの時期、育ってきた環境による"女"という認識に興奮する。それをオカズにすることで、性嗜好が固定される」という仮説に行き着く。

どうだろうか、諸兄に思い当たるところはないだろうか?若かりし頃の性癖から、多少変化はあれど、今も変わらぬ本質を追い続けているのではないだろうか。

元増田日本人でないと抜けないというのは、以上の仮説で説明できるのではと頭によぎった次第である。おわり

anond:20240217160639

から色即是空空即是色と言われるように、意識なんてあると言えばある、無いと言えば無いという程度のもの

原子が流れ分子が波打ちシナプスミステリーサークルが不確かな論理的輪郭を持つ

そんなのが崩れることは当たり前。むしろ一瞬も意識が同一を保つことはなく、もし意識生存定義とするなら、常に我々は死に続けている。

花が咲いて枯れて土になるように、ヒトも生きて死に朽ちるように、雨が川になって海に戻るように、全ては一である

お前はそこにいない。お前は全てだ。お前は世界だ。シナプスのつながりが特定表象を生み出すように、縁がお前の輪郭を形作る。一瞬として同じ形はない。全ての瞬間で何も変わっていない。

つのシナプスが死んでも、脳は動き続ける。一人の人間が死んでも、お前は動き続ける。

お前は意識の中に居るのではない。お前は意識ではない。お前は脳ではなく、お前はホモ・サピエンスではない。

お前は知覚できない古代から物質の奔流の先端に在るだけであり、連綿と続く因果こそお前だ。

因果は全が一になり、一つとしてつながりのない存在はなく、それこそがパラメータの集合のゲシュタルトとなっている。世界ゲシュタルト、お前のゲシュタルト

世界ありのままでいい。

anond:20240217234910

俺もそれ系の代表選手としてよく挙がるシュタゲとか色々やってきたけどさ。

俺は昔からその「記憶消してやり直したい」って発想にならないし、意義がよくわからんのよね。

物語の背景を走っていた葉脈を知り、作品理解するということは、一プレイヤーとしての進歩だろ?

なぜ巻き戻して同じことを繰り返し、同じ感動を得ることに意義があると思うんだ?

そんなポルノのようにゲームを消費しようと思うことは、醜悪懐古主義か、知的ボーダーじみた仕草しかない。

俺だったら、むしろ逆。

「完結までやったあとに、全部理解してる状態で一からやりたい」。

そう思えるくらいに、細部まで伏線が張り巡らされ凝った世界観で作られたゲームをやりたい。

買い切りゲームだと単に2周目に突入すればよく、容易に実現可能から、この「やり直したい」ネタにはならない。

必然、こういう感想を持つべなのは、非常によく作られ長年続いてきた運営ゲーム、ということになる。

サービス初期からあった設定が何年越しで解説されて衝撃が走ったり、はじめは意味が分からなくて適当に読み飛ばしていたり。

そういったものを、年月を越えてやり直すことでより高い解像度で味わい直すことができるのは、有意義だろう。

例えば7年くらいかけて第一部が完結した暁には、新規サブ垢で半年くらいかけて駆け抜ける、みたいな感じになるはずだ。

ただ、俺はオンラインゲームは月額が主流だった00年代頭頃から、あらゆるオンラインゲームをやってきたが、

そういう欲求が湧くくらい精緻に作られていると感じた運営ゲームほとんど出会わなかった。

物語が素晴らしいと感じるネトゲスマホゲに出会っても、まず完結することがなく、売り逃げのような業態が常だった。

99%の運営ゲームは、収益を得続けることが至上命題になってしまうから、挑戦的で刺激的な物語を定期的にアップデートしていく、ということは二の次になる。

質を求めるほど更新頻度は下がり、代わりに課金欲を煽るようなものや、物語の展開にあわせた実質上位レアリティキャラや装備の追加、そして膨大な反復作業コンテンツ……

そういったもの物語の空白を繋ぎ止めることが常態化しており、いずれ「慣れた」ゲーマーの大半は物語スキップし、数字を増やす遊びしか気にしなくなる……

そうしてスカスカな作りになるのが運営ゲーム限界だと思っていた。

ところが最近になって、運営ゲーム業界イレギュラーが現れた。

原神やスターレイルなら、この調子でいけば、「完結までやったあとに一からやりたい」運営ゲームになる予感がある。

一応同社の崩壊3rdサービス開始当初からやっていたが、ローカライズに不満がありブランクを空けていた時期が俺は数年あったため、理解も半端だ。

7年を経て到達した第一部・第1.5部の完結に立ち会って、いたく感動こそしたものの、それでも「一から振り返ろう」という領域には個人的には一歩及ばなかった。

この作品SF的なテイスト難解な設定で雰囲気は非常によく作れているものの、話の脈絡としての精緻さはあまり重視されておらず、

ご都合主義とまではいかないまでも、どちらかというとノリで強引に納得させられている印象が日本語版ユーザーとしては強かった。

こういったノリに頼りがちになるのも、柔軟に作って継続させていかなければならない運営ゲームの「縛り」要素ではある。

この「縛り」を目立たなくするために、物語実装地域ごとに完結するオムニバスのように細かく区切ることもできる。

実際MMORPGなどではそうした形態で作られるものほとんどだ。だが、それでは物語を貫く背景を掘り下げていく部分がどうしても手薄になり、深みが出せない。

膨大でカッチリした物語構造をあらかじめ練って、10年くらいのスパンを見据えて確実に開発運営していける大資本でなければ、

おそらく物語の面で品質と誠実さを備えたコンテンツ開発ができる段階には至らないのだろう。

ただこれはあくまで「ゲームとして」の形を求めるならの話。

例えば、物語は優れていたのにサ終で打ち切って、クラファン小説とグッズ製作ファン商売だけで4年近くIP展開を続けている、ららマジのようなやり方さえ、ゲーム発のIPビジネスとしては一つの正解なのかもしれない。

ただ、このWFSのやり方は俺は誠実だとは思えない。ちゃんゲームとして続きを作ってほしいし、初出のゲームの作りが古くなってきたなら、グラブルリリンクのように立派に別の形で作り直すのが誠実だと俺は思う。

結局のところ資金力の問題なのだろうが、そういった難しい問題を抱えるからこそ、「優れた物語運営ゲーム」は青いバラのように求める価値があることだと思う。

何の話だ。しらんけど。

2024-02-17

anond:20240217171907

俺もそれ系の代表選手としてよく挙がるシュタゲとか色々やってきたけどさ。

俺は昔からその「記憶消してやり直したい」って発想にならないし、意義がよくわからんのよね。

物語の背景を走っていた葉脈を知り、作品理解するということは、一プレイヤーとしての進歩だろ?

なぜ巻き戻して同じことを繰り返し、同じ感動を得ることに意義があると思うんだ?

そんなポルノのようにゲームを消費しようと思うことは、醜悪懐古主義か、知的ボーダーじみた仕草しかない。

俺だったら、むしろ逆。

「完結までやったあとに、全部理解してる状態で一からやりたい」。

そう思えるくらいに、細部まで伏線が張り巡らされ凝った世界観で作られたゲームをやりたい。

買い切りゲームだと単に2周目に突入すればよく、容易に実現可能から、この「やり直したい」ネタにはならない。

必然、こういう感想を持つべなのは、非常によく作られ長年続いてきた運営ゲーム、ということになる。

サービス初期からあった設定が何年越しで解説されて衝撃が走ったり、はじめは意味が分からなくて適当に読み飛ばしていたり。

そういったものを、年月を越えてやり直すことでより高い解像度で味わい直すことができるのは、有意義だろう。

例えば7年くらいかけて第一部が完結した暁には、新規サブ垢で半年くらいかけてメインシナリオを駆け抜ける、みたいな感じになるはずだ。

ただ、俺はオンラインゲームは月額が主流だった00年代頭頃から、あらゆる運営ゲームをやってきたが、

そういう欲求が湧くくらい精緻に作られていると感じた運営ゲームほとんど出会わなかった。

物語が素晴らしいと感じるネトゲスマホゲに出会っても、まず完結することがなく、売り逃げのような業態が常だった。

99%の運営ゲームは、収益を得続けることが至上命題になってしまうから、挑戦的で刺激的な物語を定期的にアップデートしていく、ということは二の次になる。

質を求めるほど更新頻度は下がり、代わりに課金欲を煽るようなもの物語の展開にあわせた実質上位レアリティキャラや装備の追加、そして膨大な反復作業コンテンツ……

そういったもの物語の空白を繋ぎ止めることが常態化しており、いずれ「慣れた」ゲーマーの大半は物語スキップし、数字を増やす遊びしか気にしなくなる……

そうしてスカスカな作りになるのが運営ゲーム限界だと思っていた。

ところが最近になって、運営ゲーム業界イレギュラーが現れた。

原神やスターレイルなら、この調子でいけば、「完結までやったあとに一からやりたい」運営ゲームになる予感がある。

一応同社の崩壊3rdサービス開始当初からやっていたが、ローカライズに不満がありブランクを空けていた時期が俺は数年あったため、理解も半端だ。

7年を経て到達した第一部・第1.5部の完結に立ち会って、いたく感動こそしたものの、それでも「一から振り返ろう」という領域には個人的には一歩及ばなかった。

この作品SF的なテイスト難解な設定で雰囲気は非常によく作れているものの、話の脈絡としての精緻さはあまり重視されておらず、

ご都合主義とまではいかないまでも、どちらかというとノリで強引に納得させられている印象が日本語版ユーザーとしては強かった。

こういったノリに頼りがちになるのも、柔軟に作って継続させていかなければならない運営ゲーム特有の「縛り」要素ではある。

この「縛り」を目立たなくするために、物語実装地域ごとに完結するオムニバスのように細かく区切ることもできる。

実際MMORPGではそうした形式で作られるものほとんどだ。だが、それでは物語を貫く背景を掘り下げていく部分がどうしても手薄になり、深みが出せない。

膨大でカッチリした物語構造をあらかじめ練って、10年くらいのスパンを見据えて確実に開発運営していける大資本でなければ、

おそらく物語の面で品質と誠実さを備えたコンテンツ開発ができる段階には至らないのだろう。

ただこれはあくまで「ゲームとして」の形を求めるならの話。

例えば、物語は優れていたのにサ終で打ち切って、クラファン小説とグッズ製作ファン商売だけで4年近くIP展開を続けている、ららマジのようなやり方さえ、ゲーム発のIPビジネスとしては一つの正解なのかもしれない。

ただ、このWFSのやり方は俺は誠実だとは思えない。ちゃんゲームとして続きを作ってほしいし、初出のゲームの作りが古くなってきたなら、グラブルリリンクのように立派に別の形で作り直すのが誠実だと俺は思う。

結局のところ資金力の問題なのだろうが、そういった難しい問題を抱えるからこそ、「優れた物語運営ゲーム」は青いバラのように求める価値があることだと思う。

何の話だ。しらんけど。

全巻買ったのに途中で読み進めるのを躊躇している漫画と当該シーン

経緯

何かで漫画を知り、kindleの試し読みをする、面白い、買う、1巻読み終わる、2巻買う、読む、3巻買う、面白すぎるので既刊すべて購入、読み進める、どこかで引っ掛かる、放置

皆さんに頼みたいこと

俺が続きを読めるようにプレゼンしてくれ。ネタバレしない程度に(例:「猿の惑星地球!」的なやつはやめてよ)。トラックバックないしコメントで、俺の心を動かすものがあれば読む。別記事にて、読んだ感想も書こうではないか

ダンジョン飯

7巻くらいかな。イヅツミという猫人間(女?)が出てくるんだが、それがまあウザい。アイスゴーレムだったかな、そこで活躍したあたりまで読んでいる。読めなくなったのは(単に別の読みたいのを読み進め始めた、とか仕事が忙しくなった、とかのタイミング問題もあるが)、なんかこいつの加わった一団は見たくないな~揉めそうだな~って感じ。ある程度まとまった集団に異物が入ってきた時のあの変な感じっていうのかな。気まずさ。

ジパング

10巻くらいかな、あの救った少佐(だっけ?)と、どこかに上陸するじゃん、んでそいつがなんかはぐれた元の人たちと合流して、良からぬことを考えるじゃん。あれ、違うな、読んだのがかなり昔で記憶あやふやだ。タイムスリップ組の船が盗まれそうになるんだったかな、いや、少佐が「やっぱ日本軍は負けないといけない」みたいに思うシーンだったかな、とにかくあのあたりで「うわ~やばい展開~ひ~」ってなって放置

イムリ

これまた10巻くらいで、なんか一行が洞窟の中に隠れてるんだけど、敵に見つかって爆撃受けまくるのよ。「ひ~見てられん~全員死ぬや~ん」ってなって放置。あと、イムリの設定がムズすぎて理解力が追いつかなくなり始めた、というのも放置理由の一つ。次作もビームで読んでるが、ほんと設定ムズいってか癖があるよな、あの作者。多分国語の点数良くないと理解できない。もちろん、俺は国語が一番苦手だった。

マイホームヒーロー

第一部で終わらせてくれよ~あの半グレ親分死んでおいてくれよ~まだ続くのかよ、どんな悲惨境遇があの一家に待ち受けているというのだよ勘弁してくれよ、という感じ。第二部始まってすぐ、断念。

放置してたけど頑張って読んだやつ

王様ランキング・・・マイホームヒーローと似てるが、第二部始まっちゃって、これ以上誰も不幸になってほしくないよ~めでたしでええやん~と思って放置してたが頑張って読んだ。なんか裏切るやつ多くね?

九条大罪・・・AV編がきつづぎて断念してたが頑張った。グロシーン多くてちょい後悔はしたが読んでよかった。これも王様ランキング同様、裏切るやつ多くね?

最後

みんなも似た体験があったら教えてよ!

商業施設栄枯盛衰

イトーヨーカドーイオンも閑散度は似たようなもんだ、というブッコメに★が多く集まっていて(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/735015)、それを書いた人がどの立場でそう感じているのかは分からないのだが、それはとても正しい。ロードサイドだって平日はガラガラだというブッコメもあり、それもとても正しい。ただまぁ一方で平日は都心ファッションビルデパートだって閑散としてるし休日駐車場の入庫行列するようなショッピングセンターだって閑古鳥なので、そこの時間帯を比較することには、本件を読み解くためにはあんまり意味はない(このご時世に小売って厳しいよなーという文脈なら検討に値する視座ではある)。

まぁ、今のところはイトーヨーカドーが劣勢でイオン好調であるGMS世界というか小売業は本当に栄枯盛衰の移り変わりが速い業界で、イオンがいつまで好調を維持しているかも分からない。分からないが、これまでのところはイトーヨーカドーが降り、イオンが勝ち残っている。ヨーカドーが降りざるを得なくなった理由はいくつかあるが、それは客足以外のところにある。

「賃借」か「自己開発」か

イトーヨーカドー駅前店舗は、多くが賃借ビルの一棟貸テナントである。これはイトーヨーカドーが飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃には効率経営が高い(BS圧縮したまま事業拡大できる)として称賛されていた。少し話はずれるが、イトーヨーカドー地元商店街対立図式は、単なる客のパイ争い以上に「駅前再開発」に絡むものから、要するに再開発の線引きエリア外の商店主が怒っていたという側面もないこともない。

話を戻して。ただし賃借方式だと賃料を支払い続ける必要があるため、薄利な小売店にとっては経営のかじ取りが難しい。イトーヨーカドードミナント出店(回りをイトーヨーカドーだらけにして、低価格の目玉商品を大量投入して周囲の競合を脱落させる手法)が上手だったと言われているが、それは当該の前項記事にもある通りhttps://toyokeizai.net/articles/-/734323?page=2昭和時代ダイエーとの比較においてであり、駅前地域旗艦店GMSを置き周囲にSMを置くという手法は、次項に説明するが、消費者の買い物行動の変化に伴う商圏の変化に付いていけなくなっていたのだろう。ドミナントの難しいところは、囲い込んで他に選択肢を無くさせる過程の「手段」において安売りキャンペーンを続ける必要があるところで、そこも賃借だと館全体の利益を圧迫することになるというリスクもある。

また、イトーヨーカドーGMSであることをアイデンティティにしてきたためか自社のPB衣料品ライン損切りがかなり遅れたのだが、アイデンティティへの固執に加えて、もともと店舗が賃借であるためテナントを入れると自前で仕入れ商品販売や自社PB商品を売るよりも利ザヤが小さくなってしまうのがその理由だと推測できる。PB衣料品昭和の頃は「衣料品は腐らないから賢い」と称賛する人もいたんだけどね…。

一方でイオンは(買収や方針転換もあるので全てではないが)多くの施設が賃借ではなく自社開発だ。拡大戦略の初手から自分土地調達自分建物も建てる戦略発祥地方都市からということもあり「田舎の安い土地二束三文で借り(または買い)自前で建物を建て、広大な駐車場を持つ巨大スーパーGMSというよりも巨大スーパー)をあちこちに作っていった。

自前開発なので建物を建てたコストが償還できればその館の運営はかなり安定的に行えるようになる。またちょっと話はずれるが、イオンGMS店舗イオンモールも建物の作りはかなり安普請というかお金をかけない割り切った作り方をしていて、SCの競合であるららぽーとはもちろんゆめタウンよりも安普請。清掃などの館のマネジメントお金をかけていない(全てのイオンモールがこの限りではなく都市部店舗などはもう少しハイグレードになっているが)。この割り切りが、ある意味イオン現在までの堅調さを支えていると思う。

このイトーヨーカドーは賃借店舗が多かった、というのが、まぁ10年以上苦境が続いている最大かつほぼ唯一の理由じゃないかと思う。そして一つ歯車が狂うと、どんどんうまく行かなくなっていく、経営って本当に難しいな。

商圏の変化への対応

住宅郊外化が進んだことで商圏(客がどのぐらいの範囲から来るかの推測で店の形態ごとに違う)が変化した。スーパーマーケットの商圏が拡大する。毎日の買い物に車を使う人が増えて、駅前出店を中心にドミナント出店をキメてきたイトーヨーカドー駐車場の確保に苦慮することになる。イオンはハナから広大な駐車場が付いている。スーパーマーケットの商圏が拡大すると、駅を中心にした半径に「ドミナント城」を構えていようがあまり意味がなくなってくる。

そのタイミングイオングループは巨大スーパーの次の拡大策としてショッピングセンター開発を本格化する。イオン建物を自前で建てているのでテナントを入れたらまるっと賃料が入ってくる。ヨーカドーが賃借部分をまた貸しするのと比べると旨味が大きい賃料収入になる。要するにイオンモールは実は半分不動産事業デベロッパーである一般的デベロッパーが作るSCにはコアテナント・キラーコンテンツとしてスーパーマーケットを誘致するのが常なのだが、イオン自分がコアテナントであるのが最大の強み。

このビジネスモデルイオンは全国の「ここに商業施設は建つのか」という郊外ロードサイドバンバン巨大なイオンモールを作っていく。同時期にSC競合である三井ゆめタウンバンバンSCの出店拡大を行っていった。これで「家族日常の買い物」という消費行動における商圏が変化する。まずは商圏がいったん拡大(毎日の買い物でも車で30分のSCに)、そしてSCの出店が増えることで「道路網に沿うように」商圏が縮小(もう少し近いSCができたね)という順番で商圏が車前提に変化していった。ここでチェックメイト感は正直あったと思う。他デベロッパーのコアテナントでイトーヨーカドーが入ることはもちろんあっただろうがやはり賃借モデルなので利益は(イオンと比べて相対的に)小さくなってしまう。

イオンさらドミナント戦略も巧みで、多様な店舗ラインナップを作ることで出店用地を比較的選ばずに囲い込みができるようになっていたのもデカい。巨大SC、巨大SM、安売スーパー、小型店、コンビニなど、他の小売店の買収も効率的に使った出店戦略が巧みだった。イトーヨーカドーが、買収したSMチェーンを集約化する(「鳩のマーク」に変えさせるのが象徴的)のと逆に、ラインナップ自体を増やす方向に舵を切ったのが成功の要因だろう。敵がどこに出店しても、何らかのカードを切ることができる体制を作った強さ。イオンは買収したチェーンのブランドをしばらくそのまま使っていたりが全然平気なのだが、買収された店舗じわじわと数年かけてイオンに変貌する。怖いね笑。

商売うまいといえばイオン食品PBトップバリュ複数ラインアップを出しているがこれも恐らく同様の「多様志向」を捉えた戦略で、セブンアイおよびセブンアイプレミアムでやってきたイトーヨーカドーとの経営方針の違いが出ていると思う。ネット民に不評な「黄色トップバリュ」だが(美味しくないよね笑)価格訴求に全振りする商売上手ぶりは、要するに下請企業との関係を保ちながら「安いものが買いたい」客を掴めるし、グリーンアイという単なるグレード分けではないような見せ方がうまい消費者をよく見てるよなぁと感心する。会社として戦略的柔軟さがある(というかイトーヨーカドーが柔軟さがなさすぎるというか)


消費嗜好の変化、その他いろいろ

これは私見だが、「車で肉や野菜を買いに行く」ライフスタイルが定着した理由には、日本人共働き化も大きいと思っている。あなたも私もそうだが、働いている人たちは平日に買い物ができないからだ。休日デカスーパーに色々なものをまとめ買いする、という行動様式自体米国SCを生み出した国でもある)などを中心にすでに存在していたライフスタイルだが、これが日本に定着したことで、自転車で買い物に行ってる場合じゃねえ!という感じになる。一週間分の買い物は重い。保育園学童から子供を連れて帰る足で出来る買物はたかが知れている。

当該のブコメにもあったが、イトーヨーカドーがかつて誇っていた衣料品ニーズは、ユニクロなどのカテゴリーキラーが現れたことで魅力がなくなってしまってたがそれに気づけないままたぶん10年以上ぼんやりしてたと思う。IYGはぼんやりついでにそごう西武を買収して案の定うまく行ってなかった。よりによってそれを買うのか笑、という感じは正直あったけど、駅前旗艦店が華やかだったころの夢を組織が忘れられなかったのか。一方でカテゴリーキラー業界は活況を呈して、駅前にはヨドバシカメラが続々と出店していっている。栄枯盛衰…。

実はネットスーパーイトーヨーカドーの方が先んじて頑張っていた。頑張っていたが、どうも、生鮮品の配送は本当に儲けが出なかったらしい。また足元ではそもそも店員がいない」問題が起きていて配送している余裕がなくなっているという話もちらほら。

生鮮品の配送については巨大な「生協」という存在がいる。実は生協も、いくつかの狂信的ナチュラル生協以外は生鮮品の扱い量はそれほどは多くはないらしいのだが、卵や牛乳などを定期配送してくれて安全基準も高い生協の生鮮宅配が一強で、他の小売はどこも大苦戦しているよう。イオングリーンビーンズという宅配サービスを始めたが、さてどうなるかとワクワクドキドである

家ではいまだに有線イヤホン使ってるんだけど、Bluetoothイヤホン登録すれば

3つの音が同時に再生されるようになるの?

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