はてなキーワード: 元ネタとは
https://anond.hatelabo.jp/20211113201646
横田だけど、ちょっとググったらそれっぽいストーリーが立てられたので共有しておく。
三行でストーリーをまとめると
・「屍山血河」という言葉を考案したのは大日本帝国陸軍の文官で、陸軍教授の地位にいた樋口石城なる人物である。
・「屍山血河」は、旅順戦を記録したロシア軍人М. И. Костенкоの日誌 "Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"を邦訳する際、邦題として発案された。
・この邦訳を読んだ人々が邦題を熟語として認識。そのうち、司馬遼太郎が小説内で多用したことで日本中に広がった。
「屍山血河」の由来はなにか。まず、中国語で言うところの「成語」にそれらしい言葉はない。
かといって「屍山」とか日常言語で使う単語という感じではないし、自然発生した四字熟語でもないだろう。
普通に考えたら、中国語以外の言語にある熟語を、明治以降の文化人とかが邦訳するときに成語っぽく整えた、とかが一番ありそうなパターンだ。
しかし、「屍山血河」という単語は辞書に載っているが、用例として記されているのは司馬遼太郎の小説ばかりだ。後は三島由紀夫だが、司馬遼太郎の用例が古い。
辞書を作ったときにそれより古い用例が見つからなかった可能性が高い。
普通、辞書の用例はその用法で一番古いものを採用する。だれか他の文学者が創作したならそっちが採用されないのは奇妙である。
もちろん、司馬遼太郎が独自に考案したと考えるのは早計だろう。
司馬遼太郎が勝手に創作したとされていた史観や、事実関係が怪しい記述も、近年ちゃんと調べてみると「元ネタ」があるものばかりだったらしい。
もちろん、だからといって、それらが歴史的事実だというわけではなく、「元ネタ」を書いた人が勝手に創作したり、誤認識していたということらしいのだが。
ともかく、司馬遼太郎は無から発想したり、自分で説明なしに訳語を創作するような人間ではないと思う。
用例として採用しづらい対象で、司馬遼太郎が興味を持つ題材の日本語の資料で「屍山血河」を使ったものがあるはず。
この条件に合致しそうなのが "屍山血河" コステンコ 著,樋口石城 譯 [1]である。
ちょっと調べてみると、これは旅順戦を記録したロシア軍人М. И. Костенкоの日誌 "Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"[2]の邦訳だ。
М. И. Костенкоは旅順攻防戦に少将として参加した後、戦後は軍事法廷の議長とかをやった、とwikipediaに書いてあった。
旅順戦の日誌は貴重な資料であり、ロシアで広く読まれた。これが邦訳され、1912年に出版された。
しかしそれにしては邦題がおかしい。おかげでググっても原著がすぐ出てこなくてちょっとイライラした。
"Осада и сдача крепости П.-Артур : мои впечатления"を機械翻訳すると、"旅順要塞の包囲と降伏:私の印象"となる。
実際、この本は1973年に田崎与喜衛に再訳されており、そのときの邦題は"旅順攻防回想録 "となっている[3]。
泥沼の旅順戦で主に大量の兵士、とくに日本兵が死んだ様子を描写して「屍山血河」と言っているのだろうが、戦闘記録の題名にするには文学的にすぎるだろう。
М. И. Костенкоが序文とかサブタイトル的な位置にこの単語を使っているのではなく、樋口石城が勝手につけた邦題である可能性が高い。
ロシア語でも Горы трупов (死の山)とか реки крови(血の川)という表現は戦争を表現する際、よく使うようだ。
熟語とまでは行かないが、並列して使われる例もググればそれなりに出てくる。
原著に直接この組み合わせが出てくるかはちゃんと調べていないので不明だが、本文検索してみたら、Горы труповは単体で積み重なった日本人の死体の表現として使われていた。
もしこの記録が文学作品だったらこの題をつけるのは適当かもしれない。
これ以降は完全に当て推量である。
陸軍教授、樋口石城がどういう人物なのかはググっても出てこないが、樋口季一郎の親戚とかだろう。しらんけど。
まあ、軍教授なのだし名家出身の学者で、ロシア語を含む文系の教養があって、仕事はロシア関連の軍事資料の邦訳を大量にやらされていたのだろう。
だから文学作品とかを書く暇もないので、やらされた邦訳の仕事で、多少のオリジナリティを発揮してみたくなったのではないだろうか。
そこで少し文学風に気取って成語っぽい「屍山血河」という語を創り、戦闘記録の邦題としてつけたのだ。
それを司馬遼太郎が資料として閲覧。そういう成語が既にあると認識、戦争小説で多用。
小説を読んだ人間もそういう語があると理解し、大量の死者が出る戦争を語る際に一般的な単語へと一気に昇格してしまった。
そしていざ辞書に載せようとすると、用例として明記できる古い例が司馬遼太郎以前にないことに気づく。
樋口石城の訳書も発見はされたのだろうが、題なので用例としては不適であり、スルーされた。
結局、遡れるのは司馬遼太郎の小説しかなかったのではないだろうか。
無論、上記は全てネット上で手に入る資料の断片からの推測であり、だいぶお粗末なものだが、もし当たっていればなかなか面白いストーリーではないだろうか。
以上、「屍山血河」の由来について横田が調べてみました。
[1]https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024298307-00
PART2に戻る : anond:20211106011219
15年ほど前に遊んだ子供向けのFlashゲームのタイトルが知りたいです。
取り敢えず質問者に自信は無いようだが、楽天グリーティングを検索してみる。
2015年にサ終したという解説のページに跳んだ。リンクが存在していたので、そこから辿ろうと思う。
トランペッター・ジミー!
時期を変えればページまで飛べそうだが、Flashは既に終了している。
RuffleやFlashpointなどのフラッシュ再生の動きもあるので頑張れば遊べそうだが、
捜索の範囲外なのでここで終了。
12〜13年ほど前に23時頃に放送された一話完結のドラマです。渋谷で待ち合わせをする何人かの人たちが、
黄色いスカーフを巻く等の特徴をつけていましたが、それによってかえってそれぞれ待ち合わせ相手を間違えてしまい、
今回はこのテレビドラマデータベースを使用。サイト内の詳細検索。(ただし情報にムラがある)
今回の場合、
渋谷 黄色 スカーフ 待ち合わせ 勘違い 秘密...などワードが想起されるが、
10年以上前の記憶は少し丁寧に取り扱う。どれか一つが間違っていると検索沼に落ちるので。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-40385
一応タイトルでGoogle検索をかけ裏取り。あらすじがヒットしたが、
ちなみに期間指定がある情報は、プラマイ2、3年した方が時期ズレに対応できる。出ない場合に調整していけば良い。
貝がらブラッコのメインフレーズによく似た童謡の曲をどなたかご存知ないでしょうか?
この曲を聞いた時、幼稚園のとき歌ってた何かに似てるな〜って言おうとするも何だったか思い出せず、
正直音系を検索するのは虎の巻手法では不可能である。ので、今回はネットの集合知を参照することにする。
通常であれば他の方々に聞いてね。
検索対象はyoutube、ニコニコ動画、Twitterなどのコメントである。
Twitterで動画のアドレス&タイトルをそのまま入力し、誰かが言及していないか確認。
Youtubeのコメント欄に目を通す。(Youtubeコメントはオフだった)ニコニコにも。
童謡「すずめの学校」 間寛平「なめなめくじくじなめくじくじ」
すずめの学校で正解だった。
今回増田化にあたりお試し再検索したが、同意見の投稿は見つかりにくかった。危な!
めちゃくちゃ難しい質問ですみません。あるmemeのBGMが知りたいです。
アメリカ西部らへんで子供と犬が出会いポケモンバトルが始まるが、
子供が逃げる(なんでかは覚えてないです)それを犬が追いかけてます。
海の中に潜ったりバーで一緒にお酒を飲んだり、エレベーターに乗ったりして、
曲調はイニシャルDに似てる感じがします(イニDの曲を聞いてこのBGMを知りたくなった)
難しいですがお願いしますm( )m。
MAX COVERIの曲、running in the 90's
問題は、この動画が見つかったのはrunがrunningで引っ掛かっただけの全くの偶然。
childをkidにする発想もなかったので、本当に運が良かった。
(ちなみに鼻歌で曲を検索するならSoundHoundも優秀)
[soundcloudのリンク] 以下[曲]
[曲]について誰か言及してる筈と思い、SoundCloudの共有リンクをTwitter上で検索。
ヒットはしたが、感想ばかりで情報は出て来ず。投稿されている曲名も正式なものではない。
少しでもヒントが欲しいので、各ユーザー感想ツイートの周辺ツイートを漁る。
from:xxxxxx until:201X-XX-XX since:until:201X-XX-XX
数人分試したが、言及ナシ。
ならばと思い、投稿者を漁る。他の投稿動画は[曲]を含め2曲のみ。
別の曲はジャンル違いのRemix。もしやこの人の作曲ではない?と推測。
Twitterアカウントは存在したが、投稿ツイートは存在せず。転載の下に進める。
シンプルにタイトルで検索していれば2手で済んだのに、やたら遠回りをしてしまった。
とっかかりが少ない...雰囲気のよいBGMと、縦長形式、シンプルにまとめられた内容、恐らく大元はtiktokと推測。
投稿アカウントを確認すると、多様な動物の動画がズラリ。こりゃ転載だな。コメント欄を検索するもヒントは無し。
ペットショップのFacebookが出てきたので、該当の動画を探す。
チンチラを載せたtiktokの別動画を発見。元動画内でチンチラがイスに乗ってるが、この動画にも同じイスがある。
同一投稿者だと推測し、投稿者を捜索。この動画にはIDが載っている。どうやら質問された動画の方はIDを消してある模様。
次はBGM。動画情報に tutiandyuki - sophi との記載がある。
そのままGoogle検索。なんか人がBGMに合わせて舌をペロっと出す動画が沢山ヒット。なんじゃこりゃ。
思考を元ネタ調査に切り替える。これだけ上がる動画ならmemes扱いなのか?
memes tongue tiktok でGoogle検索。トレンドの解説サイトがヒット。
https://stayhipp.com/media/tiktok/the-hilarious-tongue-sticking-out-tiktok-trend/
つまり、
...って感じらしい。ややこしや。声はチンチラのじゃないのね、そりゃそうか。
そういう動画文化があるって知ってればトレンド解説のサイトまで一発で飛べたな...
一応、コレで捜索法は終了。他にも小テクとか支援ツール、サイトあるけど割愛。
当たり前だが、ネット上に挙げられていない情報は検索できないので、ネットの集合知を参照するほかない。
また、出ないものもあるので過信は禁物。結局は集合知最強なので。
それじゃね~ノシ
part1 : anond:20211105031842
part2 : anond:20211106011219
補足 : anond:20211105041538
あの件はさぁ…元ネタのツイノベとやらもちょっと危ういんだよな
#twnovelというハッシュタグがついてるのはツイノベという定義だそうだけど
そんなの知らない人も多いっしょ
末尾の「#twnovel」だけでこれはツイノベというジャンルの創作です、フィクションです、って全員に理解させるのは無理がある
本当の実験だと信じた人(=田村由美氏)は「これは大勢の人に知ってもらわなきゃ」と思って善意で(笑)紹介したわけよ
PART1に戻る : anond:20211105031842
部屋の壁にほぼ完全に音を消す加工が施されていて部屋全体が消音室のようになっており、
その部屋の真ん中には訪れた人が弾いていいグランドピアノが置いてありました。たしか海外の話です。
実際に見に行った訳ではなくネットの記事かなにかで読んだ気がするのですが、
心当たりのある方はいらっしゃいませんでしょうか?
芸術には明るくないが、ここまで情報強度が強いと分かりやすい。
どうやら空間を基にしたアート作品をインスタレーションアートと呼ぶ、らしい。
Joseph Beuys - Plight
いつも通り、Google検索を行う。
Twitter 吸血鬼 マンガ プログラマー 辺りで検索。が、ヒットせず。
なので、他の検索サイトを使う。今回はツイコミ。
コレでどうだ!
https://twicomi.com/manga/nmnoy/1166667622626156544
すぐ解けたと思ったら、1時間以上もかかるやつもある。
まずシュールギャグというのが分かる。それでいて、リスが主人公の漫画をピックアップ。
どれも内容を知らないので、合わせて検索。出ない。
ダメだ...出ないから諦めよう。そう思って布団に入りかけた時、天啓が下りたので検索。
『子リスのリッキー』9/20発売
カバーのリッキーの尻穴はデザイナーさんに描いていただきました。
人類撲滅を目論み世界を旅するかわいい子リスのおはなしです pic.twitter.com/kCQtgmqf3D— 九州男児 /松山花子 (@kyusyu_danzi) September 17, 2016
シンポゥイズザベスト
これこそ集合知案件。が、アーティストが分かっていて、その内の曲なので検索で出やすいしやろう。
ちょっと情報過多な気もするが、有名アーティストなので母数も多いと判断してこのまま。
タイトルを呟いている人がヒット。
一応変換して検索。歌詞系はヒットしなくてもGoogle先生がどうにかしてくれる。
とりあえず思いついた断片で検索。
吹奏楽の曲で、最初はフルートソロで木管たちの連符がエグくて、
イングリッシュホルンとオーボエのソロ、トランペットのソリがある曲ってご存知ですか...?
こういう印象に残った系はTwitter。ただ、印象的な個所が有識者にしか分からない類の表現なので、
min_retweets:30などの情報付与はしない。シンプルに
シンフォニエッタ第3番「響きの森」。
http://www.cafua.com/products/detail3190.html
・薬を作る小説
・主人公は鉱山で労働させられていて何かがあり彼以外死んだ(自信なし)
・現代ではない
・でかめの賞を取ってた気がする
・ハードカバーで2~3巻くらい
・表紙に狼がいた
薬 感染 鉱山 労働 "小説" でGoogle検索。条件は画像。
鉱山で労働という点に着目し、連想で単語をひねり出す。奴隷かな?
うろおぼえ情報から、シリアス寄りの作品かと思い、それっぽい画像を探した。
鹿の王 - 上橋菜穂子
現代ではない、という点に着目してファンタジーを足しても良かった気がする。
こういう明後日の方向にぶん投げた球でも、当たるときは当たる。
・多分アプリアイコンがぶさかわネコ(白黒で服を着ていた気がする)だった気がする
・サ終してたはず
サ終しているソシャゲを探すのは困難なケースが多い。とりあえずやってみる。
会社によっては使いまわし等で、ガワだけ変わったバージョン違いのゲームも見るのでコワヒ。
ジュジュと悪夢の迷宮 : https://www.appbank.net/2013/03/29/iphone-application/569878.php
街づくりはソシャゲの初期から聞く単語で、これはシミュレーションに置き換えても良いかもしれない。
また「怖い」はダーク、ホラーに置き換えが可。
とりあえずここまでカオスな内容だと、流石にニコニコ関連だろう...と推測。
ニコニコで中居正広を検索。デレステの情報が出るが、さほど突飛なものは無い。
が、モーレスターというジャンルを発見。当たりをつける。内容はちょっと無法地帯なので上の情報を検索するには無理。
全てを見るしかない。(←大間違い)正直うろおぼえに当たるまで無駄な時間を過ごしそうなので、
ソシャゲを周回しながら関連動画を自動再生。時々顔を上げてみる程度に。
...30分程掛かってこの方法では発見できそうにないと理解。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm31302920
内容はよくわかんないけど、見つかったのでヨシ!
ちなみに、マイリス登録してたけど削除された~みたいな動画の情報を探したい場合は、動画IDでGoogle検索やTwitter検索すると引っ掛かることが多い。これはニコニコに限った話じゃないけど、
動画自体は消せても痕跡は若干残るので、そこから足跡を辿ることができる。あまり褒められた技でもないので自己責任で。
名前が思い出せません。
男性 体操座り アイコン アプリでGoogle検索、条件は画像。
フリー素材の画像がたくさんヒット。これは情報過多なのかもしれない。
窮屈な人生 - GooglePlay
フリー素材が邪魔なら適宜「-素材」や「-フリー素材」で除外検索しても精度は上がりそう。
かなり前(少なくともここ3年くらい)にブラウザで遊べたゲームを探しています。
・海外で作られたゲームで名前は英語のものでしたが、文字などは全く出てきませんでした。
・内容はゲームというよりかは操作するだけの強制縦スクロールアクションのドット絵(置いてかれるとたしか死ぬ)で、男の主人公が人生を生きて、最後にお墓まで行くというものです。
・途中、学校のシーンがあって勉強をしっかりするか不良になるか、みたいな分岐があった事が印象に残ってます。
・ホラーゲームゆっくり実況投稿主さんか、検索してはいけない言葉などを投稿してるゆっくり実況投稿主さんの動画で見て、プレイしたのは覚えています(結構有名な人でしたが名前が思い出せません)(多分ニコニコ動画です)
・BGMがピアノだけの曲で、サティのジムノペディっぽい感じだったと思います…
実況者の特定は、調査しようとすると時間が掛かりすぎるので外す。
人生を追体験する部分と、縦スクロールは大きな情報。確定はしてないが、とりあえずFlashを入れてみる。
and everything started to fall
出なかった場合、期間指定で2018年以前や、ピアノなどワードを付加するかもしれない。
現在Flashは終了しているので、Twitterで口伝を検索した方が当たり易かったかも。
『Twitter3(偽りの安寧は存在せず、暴力によって全てが決定する最高のSNS)』という趣旨のツイートを探しています。
・昨年~今年にかけて見かけたもの。
Twitter3のパワーが強すぎる...
Twitter3(だれもが口汚く社会と政治について罵り合う、暴力や不道徳を称賛する“本物の男達”だけの荒野)— ALISON (@ALISON_airlines) March 26, 2021
補足 : anond:20211105041538
妻もオタクなので、相談したところノリノリで、画数的にもいい感じ、別に言われなきゃキャラ名が元ネタともわからないと三拍子揃っていたので、そういうことになった。
だけど、今はすごく後悔している。
大好きだったキャラを見るたびに現実に引き戻されてしまうのだ。
まあ、それはまだいい。
最高に好みのキャラとお母さんの名前が被っていて、悔しくて空を仰いだ経験はみんなしていると思う。
そう。家族と同じ名がついているとオカズとして機能しなくなってしまうのである。
俺は、好きなキャラとお母さんの名前が被る事故を、わざわざ自分から引き起こしてしまったのだと気がついた。
人生の喜びとはオナニーである。俺は、その喜びの1つを傷つけてしまった。これが産みの苦しみというやつなのだろう。
とにかく。
最近はキャラ名から子供の名を貰うのも、そう珍しいことじゃないと思う。
だが、そこにはリスクもあることをよく知っておいて欲しい。
野党共闘ってそもそも何よ?という話なんだけど、共産党が2015年に提唱した「国民連合政府構想」が元ネタなんだな。
国民連合政府構想(こくみんれんごうせいふこうそう)は、2015年9月19日に共産党が当時の民主党・維新の党・生活の党、社民党に呼びかけた選挙協力をした上で自民党政権を打倒し政権交代を目指すために提唱された連立政権構想である。
当時の他の野党からは、さすがに共産党を連立政権入りさせるのはとんでもないと激しく抵抗されたんで、じゃあ選挙協力だけでも、と手を変え品を変えしつこく続けて看板を掛け変えたのが「野党共闘」だったわけだ。
そうまでして共産党が食い下がった理由を、今回の総選挙で理解できた人も多いんじゃないかと思う。
「野党共闘」の本質とは、野党第一党である立憲民主党(当時は民進党)の執行部を揺さぶり反共志向の強い支持基盤(連合などの労働組合)の離反を促し、共産党の選挙協力無しでは党勢を維持できない体質へと作り替えるために仕掛けられた政局だった。
近々行われる代表選で、共産党べったりな小川淳也あたりを据えればもう完璧だろう。
そして共産党との連携に否定的だった枝野は、もはや用済みと言わんばかりに叩かれ始めている。小選挙区で接戦だった枝野は、もはや共産党の選挙協力無しでは当選はできない。
今回の総選挙で共産党は単に2議席減らしたのではなく、96議席を要する立憲民主党に圧力をかけられるポジションを獲得したわけだ。
リプトンってなんで盛り上がってるのか元ネタがわからんからわからん。
調べればいいんだろうけどめんどくさい。ググりたくない。
あとヴァイオレット・エヴァーガーデンとか(←これも「ゔぁい」を打ち込んだら勝手に出てきたから変換しただけどホントなら「ゔぁいなんとか」とか書くところだ。正式タイトルとか調べるのにググルのめんどいから)、
も、いろいろ話題になるけど内容がさっぱりと伝わってこなくてなんのアニメなのかさっぱりわからんけどググるのがめんどい。
ググルのめんどいから始めからググらなくても全部わかるようにして欲しい。2021年なんだからググるとかいい加減なくして欲しい。ググる前に全部意味がわかるようにして欲しい。
序、破までは普通に楽しめていた。
なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも理解できるワードばかりだったからだ。
ところがQで出るわ出るわ、わけわからん新ワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?
しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワードの意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!
・・・とぼやいていたら、シンエヴァはさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパシティをオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。
ところが最近になってアマプラで配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。
以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)
「アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクトの映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人が飛行機になったのかは監督の趣味だからとしか。
破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カオルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。
実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍。リリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が使徒になって結局サード継続)。
しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍をMark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった。
こういう経緯があったから、Qでカオルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。
Qでシンジ+カオルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」
Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カオルくんのファインプレーで止まった。
これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。
シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。
いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。
でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるから、フォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。
なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト。
トリガーはセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」
マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法の場所らしい。
最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQのニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。ポッ出とか言ってすまなかった。
アディショナルインパクトの目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。
劇中で説明が特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメの最終回ではよくあること。だから設定はどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。
冒頭のパリでオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力。
この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう。
元ネタはウルトラマンタロウの合体能力。ワードがそのまんまらしい。
そっくりさんは元々こいつらの候補だったけど、Qでマリに感情を動かされて自ら離脱した。
それに冬月とゲンドウがキレたのか、今度は感情のない肉人形にしたみたい。
↓ここからはワードだけじゃなくて、ストーリーでわかりにくかったところの解釈
シンエヴァでようやく分かったけど、カオルくんはあのまま2本の槍つかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。
要はシンエヴァのアディショナルインパクトをQでやろうとしてたと。
人間はサードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。
中途半端にニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。
このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。エヴァにしては安直すぎるくらいのハッピーエンドである。
これキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人が人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。
生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。
Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。
「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント。
公開前は「もし万が一シンエヴァでハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感動した。
13号機に人間は乗れないので、シンエヴァでは「カオルくん」+「オリジナル式波」のダブルエントリーになってる。
ミサトさんらは誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカ「シングルエントリーじゃなかったの!?」)
13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカオルくんの体をLCLで再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい)。
ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである。
アディショナルインパクトの効果。フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。
結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイの面影を見つけましたよーってだけ。
ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。
違うっぽい。(過去をなかったことにも時間を巻き戻したりもしてないらしいので)
正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカとよろしくやってる。
映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。
というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味になっちゃうだろ!
そして最後のドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。
「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンとネタ被りしてない?」と言ってはいけない。
意味はない。ただの学生時代のあだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。
聖書ワードを意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメ版スタッフの匂いだなーと感じた。
シンエヴァのラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。
これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。
破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。
でも結局シンジがネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃいますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。
逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう超電波キャラになるのが今作の難点よね。
まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリーを無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかに生まれてしまうのは仕方のないことなんだけど、言わせてくれ。ユイ、お前は何者なんだよ。
要は映画の尺的に「カオルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って言う必要あり」
で、加持はカオルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、司令呼びにしてみたって感じ。
この設定いる?
普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察うまれてるし。
なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。
ウルトラマンパロ多すぎだろ!!