はてなキーワード: Yawaraとは
ドラゴンボールは漫画ではなくてアニメから入ったので漫画の印象が薄い
友人の家にあった本を借りて途中まで読み、その後はサンデーで読み漁った
ちなみに「うしおととら」も置いてあったが絵がキモくて読まなかった
少年のスポーツといえば野球かサッカーかという時代に一大旋風を巻き起こしたバスケ漫画
陵南戦のメガネ君は忘れられないし
山王戦が始まる前の緊張感が半端なくて読んでて喉がカラカラになった
ブラックジャックとかアドルフに告ぐも面白かったけれど、やっぱり火の鳥こそが手塚治虫ライフワークの集大成
小学生・中学生・高校生・大学生・社会人のそれぞれのときに読み直して新しい発見がある希有な作品
源義経を悪人に描いていることに衝撃を受けたし、大人になってから読むと彼が可哀想にも見えてくる不思議
平均的に毎回面白いだけではなくてクリティカルヒットを何回も飛び出す、ギャグ漫画として異常な作品
作画はスタッフを増やせばどうにかなるかもしれないがギャグで毎週笑わせるのは本当に大変だったと思う
「チョ☆チョニッシーナマッソコぶれッシュ☆エスボ☆グリバンバーベーコンさん」はいつでも突っ込めるように覚えている
どこまで忠実なのか知らないけれど江戸時代がエグすぎて軽くトラウマ
小六のあのシーンとかが好きなんだけど分かる人が周りに全然いない
小学生の時にはキモくて読まなかった「うしおととら」だったけれど中高生ぐらいで読み始めてどっぷり漬かる
その流れでからくりサーカスを読み始めたが、10選の中でもトップ3には入る素晴らしさ
例の「べろべろばぁ」のシーンとか、「笑うべきだと分かったときは、泣くべきじゃ無いぜ」とか、非常に素晴らしいですね
福本作品はカイジとかアカギが人気だけれどどう考えても天が至高
停電からの九連宝燈はさておき、東西戦が最高に面白いし、その後の話も非常に良かった
「凡人が長生きしても暇なだけ」っていう台詞がめちゃくちゃ心に残ってるけど、あれって「銀と金」だっけ・・・?
浦沢直樹作品はHAPPYもYAWARAもMONSTERも読んだけど20世紀少年が最高に好き
こう言うと多くの人が「なぜ?」って言うけど、普通に全編通じて面白いよね
特に浦沢直樹っていろんなところの解像度が高いのが良くて、YAWARAだと富士子さんの赤ちゃんの顔とかがまさにそれ
20世紀少年は「普通の人が大人になったときの小学生時代の記憶」に対する解像度が凄く高い
それを踏まえてのあのオチなのでめちゃくちゃ良かった
怒ってる人を理解できない
これも「なぜ?」って言う人が多いけれど、三部のインフレからの四部での能力バトルっていうのが斬新すぎて満足度が高い
ラスボスがド変態なのに好感度高いってのも凄いし、ラスボスを追い込むのが川尻隼人っていうのが最高
まぁ一番ラストを持って行ったのが承太郞なのはちょっとアレだけど、まぁいいんじゃないすかね
チェンソーマンとどっちにしようか迷ったけれどやっぱりファイアパンチ
ところが改めて読み直すと序盤から映画っぽさがかなり強いことに気付く
特にドマの村のあそことか、凄いですわ
銀河英雄伝説(道原かつみ)はかなり影響を受けたけれど、途中で終わってしまったのが残念
まぁ選外は上げ出すとキリが無いけれど、パッと見たところマガジン作品が入ってないね
GTOとか今日俺とか一歩とか大好きでずっと読んでたしMMRとか話題になる前から見てた(そして信じてた)
ただ人生の10選に入れるか、って言われるとちょっと違うかなぁ
普段行くと「エロ目的」とか言われてしまいそうだし、バアさんとか入ってきて「あら~~~貴方も好きね~~~」とかやられても困るからな。
男は「力を背景に性的搾取してきそう」という存在しない抑圧にいつも晒されているんだよ。
ホモをテーマにした作品の多くでレイプ描写があったり、レイプに怯える描写があるのはこの価値観が世界中に蔓延っているから。
男に産まれただけで性犯罪者予備軍として扱われるという苦しみの中で男は生きてる。
女は吉田沙保里やYAWARAになれば「男からレイプされるのでは」という恐怖からは解放されるだろうが、男はヒョロガリのジジイになっても「盗撮なら筋力は不要なのでジジイだからといって油断できない」という目を向けられ続ける。
男の受けている抑圧には逃げ場がない。
あまりアニメを見ない私だがスパイファミリーがあまりにも面白いのでこれだけ見はじめた。
そんな私が昔のアニメで面白かったのをいくつかピックアップする。
時代的には1990年代までにする。2000年以降はみんなの記憶では新しい方だろう。
ポロンが可愛い。エロスはエロいというわりにそこまででもなかった。原作と比べるとアニメ版は可愛さ重視だった感じ。
そこはクリーミィマミだろ!と言われそうだけど、恋心の甘酸っぱさはこっちの方が好きだった。OPEDも作り込まれていて好き。
OP「ボクらの夢によろしく」は名曲。勝俣州和が居たグループが歌っていたんだぞ!と言ってもわからない人が少なくはなかった。メロディが可愛い。
OPEDが秀逸、あれが夕方に放送されていたという思春期いじめは忘れない。
柔道アニメといえば、やっぱりこれが浮かんでしまう。ミラクルガールは名曲です。
おもしろかっこいいぜ!なんとなく見てしまい、そのまま見続けた作品。これもまたOPEDが秀逸
不遇の作品。魔法少女は売れる!はずだったのに、そこまで熱狂的なファンは居なかった。あ、でも私はかなり好きです。歌も元気になれます。
漫画版は打ち切りもあったが復活を果たし、アニメ版も後半は微妙な感じがあったが、それなりに面白い。
漫画もアニメもなかなかおもしろかった作品。ちち!しり!ふとももーッ!!の回は今もお気に入り。
よくわからない作品。そしてよくわからない間に終わり、よくわからないままゲーム版がアニメの続編という立ち位置になっていた。未だによくわからないがなんとなく気に入っているアニメ。
ゲームでおなじみのバーチャファイター。千葉繁のナレーションがなかったら、あまり見なかったかもしれない。いわゆる愛が足りないぜ。
ノベルがアニメになりました。作画が手抜き…というか、急ピッチで作ったのか、よっぽどケチって作ってしまったのか、様々なところに不満の多い作品。それでも原作が好きなので見てしまう。いわゆる愛は足りていた。
ボクシングで親友に勝てない主人公がやさぐれて戦場に出向いて人殺し回ったあとで雷神(エミタイ)と呼ばれて帰国。親友と対決するが、親友は山の中で仙人みたいな修行ばっかして余裕ぶっこいてる雲上人。これにパンチが当たらず、「もう殺す」とか親友に殺意を向けるが、どういうわけかクリーンファイトに目覚めて打ち合うという話。
結局ボクシングで人生を棒に振ったようしかみえない。傭兵になるまで思いつめなくてももっと他に人生はあったよ、という優しい一声が欲しかった大作。
つねに「ぐは!」と言いながら投げたり投げなかったりする漫画。ラブコメ要素があるけどまあ普通の漫画だと思う。最終話掲載のビッグコミックスピリッツがうちの倉庫に眠ってます。表紙はゆうきなえじゃなかったっけ(違うかも。調べろ。嫌だめんどくさい)。松田さんが日刊エブリーという雑誌の記者だったことを何故か覚えてることと、アニメ版の1話はパンチラ強調しすぎ。永井真理子は良い。以上。
北斗のイメージと言えばパチスロ。パチスロといえば北斗というくらい某所得層に残った漫画だが、笑えるエピソードが多すぎて元祖シリアスギャグ漫画家な、と思っている。シリアスギャグ漫画の二大巨頭は『カイタン』と『彼岸島』なんだけど、思えば北斗もわりとね。ただあまりにも出来に開きがありすぎるので原先生に失礼だと思う。
き、気持ちいいぜ~ぴやばっ
某所の某電力の原発漫画の第一人者だが、古舘伊知郎と絡んで以降当人も特にマンガで食ってゆく意思がなく、リタイア。ぶっちゃけプロの目があったと思う(まあめちゃコミとかRenta!とかそういう系列だが)。
anond:20200929220019 のブコメが非常に参考になったので雑に集計してみた(10月1日11時頃時点)
思ったより大変だった……
「やだい!手術なんか受けないんだい!」
独特の消毒臭に混じって大きな金切り声が白い廊下に響いた。ここが病院であることを忘れるほどの元気な声、わたしは深くため息をついた。8歳になる我が息子は生まれつきの難病を抱えている。治療法もなく、担当医曰く10歳まで生きられれば奇跡らしい。それ以上延命できた例がないそうだ。助かる助からない以前の問題だ。
「病気なんだから治さないとダメよ、お外で遊べなくなるんだから」
手術をしてもいくばくかの延命にしかならない。儚い命をいくらか繋ぎ止めるだけの手術。それだけのために息子の体にメスを入れ痛みを与えることになる。本心ではそんなことしないで欲しい、そう思ったが少しでも長生きして欲しいという思いもあった。
少しでもこの子の笑顔を見ていたい。元気に叫ぶ姿を見ていたい。できることなら外を走り回る姿だって見たい、そう思った。もう、手術をしてもらうことしか選択肢はなかった。しかし、息子にとって手術は恐ろしいものらしく、頑としてこれを受け入れなかった。
「僕ね、病気じゃないよ。元気だよ。お外でも遊べるよ」
屈託のない笑顔でそう言う息子は元気そのもので、本当に病気じゃないかもしれない、そう思えるほどだった。けれども病魔は着実に息子の体を蝕んでいる。そう思えば思うほど涙を堪えることしかできなかった。それしかできない自分を心の底から情けないと思った。
この笑顔をいつまで見ることができるのだろうか。
苦痛に歪み、そのまま消えてしまうであろうこの笑顔、私には守ることのできないこの笑顔、正直言って私は迷っていた。このまま何もせず、ただ息子の笑顔が消えていくのをジッと待つべきか、それとも成功率が低く、成功したとしても気休め程度の延命にしかならない手術を、そんな無意味ともいえる手術を息子に受けさせるべきなのか。どちらが親として正しい選択なのか……。いくら考えても答えが出なかった。
「やあやあ、俊夫君、体調はどうかな?」
主治医が看護師を伴い、満面の笑みで病室に入ってきた。息子の余命が幾許もないこと、手術は困難を極めること、成功しても気休め程度にしかならないこと、それらを私に告げた時の深刻な表情がまるで幻であったかのような快活な笑顔だった。
「どうかな? 俊夫君。手術を受ける気になったかな?」
医師は俊夫の顔を覗き込んだ。すぐに俊夫が顔をそむける。
「手術なんて受けないよ! だって怖いもん。痛いのだって嫌だよ。手術を受けても受けなくても僕、死んじゃうんでしょ、知ってるよ。それなら受けない方がいい」
なんてことだろう。息子は自分の命が残り少ないことも、成功率が低いことも全て知っていた。もう先が長くないことを知りつつも、私たちを悲しませないよう精一杯の笑顔で振舞っていたのだ。息子の前では泣かないと決めていたのに大粒の涙が零れ落ちた。
辛いのは私たち夫婦だけじゃなかった。息子だってそれ以上に辛かったのだ。こんないい子を死なせてはいけない。こんないい子を失いたくない。もうどしたらいいのか分からなくなっていた。
病室に静寂が訪れた。その空気を破るかのように医師が切り出す。
「今日はね、俊夫君に会わせたい人がいるんだ。俊夫君も良く知ってる人だよ」
ドアを開けると廊下の窓から漏れる西日が病室に入り込んできた。その眩い光を遮るかのように大きな人影が躍り出る。
「やあ、俊夫君、元気かな」
大柄の男性はそう言った。逆光で姿が見えなくとも優しい表情をしているであろう柔らかな声だった。
眩しさに目を細めていた俊夫がまじまじと影を見る。次第に顔が見えたのか目を見開いて驚きだした。
そこには、息子が大ファンのプロオナニー選手、スペルマズの松井選手が立っていた。ブラウン管越しに見るのとは違い、体も大きく、なにより漂うプロオナニー選手独特のイカ臭い匂いが印象的な人だった。
「実は私、松井選手の後援会の会長をしてましてね、俊夫君が大ファンだということを伝えたら是非会ってみたいと言われたんですよ」
「すげーすげー! お母さん、松井選手だよ! サインもらおうよ!」
あまりの息子のはしゃぎっぷりに照れ笑いを浮かべた松井選手。息子が差し出したプロオナニーカードにも快くサインをしてくれた。サイン入りのカードを渡しながら松井選手が切り出す。ちゃんと俊夫の目線まで屈んで話してくれる姿が印象的だった。
「俊夫君、手術受けるのが怖いんだって?」
途端に俊夫の表情が曇る。
「違うのかな?」
俊夫が重い口を開く。
「うん、怖いよ……。だって体を切っちゃうんでしょ、それに成功しないって看護婦さんが言ってた。僕知ってるんだ。僕もうすぐ死んじゃうんだもん……」
「僕らプロオナニー選手はね、常に怪我との戦いなんだ。僕も俊夫君くらいの頃に酷使しすぎでペニスの靭帯が裂傷してね、アメリカの有名な先生に手術してもらった。あの時は怖かったなあ」
俊夫が頷く。
「今でも怖いよ。ペニスに爆弾を抱えてプレイしているようなものだから、オナニーボックスに立つたびに怖くなる。逃げ出したくなる。またあの痛みが再発するんじゃないかって」
「やっぱり……痛いのは怖いよ……」
「でもね、それは違うんだ。痛いのは確かに怖い、手術だって怖い。でも本当に怖いのは、恐怖のあまり挑戦することを放棄する、そんな逃げ腰な自分になってしまうのが怖いんだ」
「ああ、そうだ。挑戦することを忘れ、嫌なことから逃げ出してしまう。それは確かに楽かもしれない、怖くないかもしれない。けれども、そこから一歩も進めなくなってしまうんだ。動けなくなってしまうんだ。痛みや手術なんかより僕はそっちのほうがずっと怖いな。あの時逃げなかったから今の自分があるわけだしね」
「そんなの良く分からないよ。やっぱり僕、手術するの怖いもん。一人で死んじゃうの怖いもん」
今度は俊夫が首を横に振った。
最愛の息子に「一人で死ぬのが怖い」とまで言わしめた自分の無力さを呪った。悔しかった。また大粒の涙が流れ落ちた。それに気づいたのか気づかなかったのか、松井選手はこちらを一瞥した後、俊夫の両肩に手を置いてさらに続けた。
「じゃあこうしよう。今夜のナイターで僕がホームシャセイ打つことができたら俊夫君も手術を受ける。これでどうだい?」
松井選手はまっすぐ俊夫の瞳を見ていた。また俊夫は首を振った。
「無理だよ、松井選手は確かに2012年にシャセイ王のタイトルを取ったけど、最近じゃスタメンからも外れて、たまに代打で出てくる程度、今シーズンなんて一本も打ってないじゃないか。そんなの絶対に無理だよ」
「俊夫……! なんて失礼なことを!」
一歩前に出たわたしを松井選手は右手で制した。そして変わらず俊夫の瞳を見ながら続けた。
「無理だからこそ挑戦するんだ。僕の挑戦と君の挑戦、賭ける価値はあるんじゃないかな? それとも怖いかい?」
「……わかった。僕、松井選手が今夜ホームシャセイ打ったら手術を受けるよ、絶対受ける。約束するよ」
「男と男の約束だ」
「俊夫……」
あの子が手術を受ける気になってくれた。立ち止まらず、前に向かって歩く気になってくれた。
病室を出た松井選手を見送り、病院の玄関で深々と頭を下げた。すると、松井選手は車に乗りながらこう言った。
「お母さん、プロオナニーの世界では常に挑戦です。相手ピッチャーの放るエロネタがとても抜けないようなものでも必死で抜く、それでホームシャセイを狙うんです。俊夫君もそうだけど、お母さんにも挑戦する気概を忘れないで欲しい。大丈夫ですよ、今夜、僕は打ちますから」
私の心を見透かされたかのようだった。成功率の低い手術に怯え、息子の笑顔を失うのを怖がっていた。ずっとずっとその場に立ち止まり、ただ漠然と病魔が進行していくのを見ていた。それじゃあダメなんだ、挑戦しなきゃいけない、俊夫だけじゃない、私だって。もう迷いはなくなっていた。
走り去る松井選手のポルシェのテールランプを見つめながら、私は何度何度も深々と頭を下げた。
その夜、特別に病室でテレビを観る事を許された。看護師がやってきていそいそとテレビのセッティングを始めていた。いよいよ、松井選手の挑戦、息子の挑戦、そして私の挑戦が始まるのだ。
試合は1-0の投手戦だった。松井選手の所属するスペルマズは、今シーズン首位を独走するオナホールズの大型ルーキー投手に完璧に抑え込まれていた。オナホールズの犠牲シャセイで1点が入ったのみ、スペルマズは負けていた。もちろん、松井選手はスタメンから外れ、未だ出番がない。
「いやー、ちょっと今日は両投手状態が良いですね、白熱の投手戦の様相を呈してきました。これはちょっとホームシャセイ打てないんじゃないかな」
解説者が白熱の投手戦にご満悦といった調子で解説する。試合は9回裏、いよいよスペルマズ最後の攻撃となった。
そんな言葉も空しく2アウト、いよいよ最後のバッターがオナニーボックスに立った。もうダメだ、この投手なら抑えてしまうだろう、そして試合は終了、松井選手が出るまでもなくスペルマズは負けてしまう。
「あーっと、ボークですね、ボークです。山田投手、エロネタを投げる前にチラッと見せてしまいました。見た感じフォークのような、40代熟女のセミヌードですね、これは痛い、ボークです。打者は無条件に1塁まで進みます」
奇跡が起こった。好投を続けていた山田投手がボーク、同点のランナーが一塁へと出た。
「あー、ここで監督出ますね、どうやら代打のようです。代打ですね、今ゆっくりと主審にかけより代打を告げました、場内放送にご注目ください」
一斉に場内がどよめく。それと同時に病室でもどよめきが起こった。いつの間にか医師や看護師だけでなく、他の入院患者までテレビに駆け寄り松井選手と息子の挑戦を見守っていた。
「ここで松井とは驚きですね。左投手山田に対して左曲がりの松井が代打です。松井選手は今シーズンはまだホームシャセイはありません。これは思い切った起用ですね。さあ、一打出れば逆転サヨナラ、注目の打席です。」
松井選手はゆっくりとオナニーボックスに立つと、おもむろにズボンを脱ぎ始めた。そして血管を浮き立たせた逞しすぎる男根を誇らしげに素振りする。全盛期の松井選手独特のオナニースタイルだ。そそり立つ男根が相手投手を威嚇しているかのように思えた。
「ストライク! 今のはスライダーですかね、女子プロレスラーのヌードコラージュでしたね」
「今のはちょっと抜けないでしょう、厳しい球投げるなー」
ピンと張った糸が部屋中に縦横無尽に張り巡らされているかと思うほど緊迫した空気が病室に流れた。いつの間にか誰も声をあげなくなっていた。固唾を飲んで小さなブラウン管を見守っている。
松井選手の男根はまたも空しく虚空を切り裂いた。これでツーストライクだ。もう目を覆いたくなる気持ちだった。
「解説の権藤さん、またスライダーですね。二球続けて女子プロコラ、これには松井、全く手が出ません」
「決め球は何できますかね」
「恐らく得意のカーブ、それもYAWARAちゃんのコラージュあたりでしょう」
テレビを観ていた誰もが息を呑む瞬間。いよいよ最後の球が放たれる時が来た。目を逸らしてはいけない。そう思った。わたしが逃げてる場合じゃない。
ドピュ!
「抜いた抜いた! これは大きい! グングン伸びているーーー!」
松井選手の抜いた白濁液は大きく漆黒の空に飛んでいった。まるで星空と一体化したかのように白い液滴がフワリフワリと宙を舞った。
「ライトバック、必死にバック、それでも追いつかない。入ったー入ったー! ホームシャセーイ!」
「やはりYAWARAコラでしたね、それを見事に抜きました。あれはピッチャーを責められないですよ」
「渾身のYAWARAコラを抜き返した松井の白濁液! ライトスタンドに飛び込みました!」
「あーあ、最前列のスペルマズファンがドロドロになっちゃってるな」
「いま、松井はゆっくりとベースを回ります。たくましいですね、あれだけのホームシャセイの後にまだ勃起してますよ。そして今、ゆっくりとホームイン! サヨナラです、サヨナラ2ランシャセイです!」
ワッと病室でも歓声が上がった。医師も看護師も入院患者も、まるで自分のことのように手を取り合って喜んでいた。
「今日のヒーローインタビューは、見事な逆転サヨナラシャセイを打ちました松井選手です! どうでしたか、最後の1球はカーブだったようですが」
そんな質問はお構いなしに、松井選手はマイクを奪い、カメラに向かって呼びかけた。
「俊夫君、見たか! 約束は守ったぞ! 今度は君が約束を守る番だ!」
それをベッドの上で見ていた息子は、ふっと私のほうを見てこう言った。
「お母さん、僕、手術受けるよ、手術受けて病気を治して松井選手みたいなプロオナニー選手になるんだ!」
私はもう、涙で何も見えなかった。
「そうだね、頑張ろうね」
そう言うのが精一杯だった。
「よし、俊夫君も松井選手との約束を守ろう。そして完治したらオナニーの練習だな!」
医師がそう言うと息子はニッコリと笑って
「大丈夫、オナニーの練習ならいつもしてるよ! 看護師さんでいつも抜いてたんだから!」
ポークビッツのような男根を差し出し、必死でしごいて見せたのだった。その手つきは素人とは思えず、また病人とも思えないほど逞しくて頼もしいものだった。
「こいつは頼もしいや! ははははは!」
いつまでもいつまでも、息子が喘ぐ声と共に医師と看護師、そして私の笑い声が病室に響いていた。
―あれから10年、ブラウン管の向こうに我が息子の逞しい男根が映し出されている。そしてそのテレビの横には、あの日、松井選手にサインしてもらったプロオナニーカードに並んで、息子のプロオナニーカードが寄り添うように置かれている。
親がYAWARA 好きだったのかな
http://anond.hatelabo.jp/20160112190750
見て真似したくなりました。
物心ついた頃
【定期講読】りぼん(姉購入)
ときめきトゥナイト(なるみ編)、星の瞳のシルエット、ねこねこ幻想曲
【定期講読】なかよし
なにはなくともセーラームーン。
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余談だが怪盗セイントテールよりも夢幻伝説タカマガハラのが好きだった
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【定期講読】りぼん
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【定期講読】マガジン
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【定期講読】amie(なかよしの年上向け)
nervous venus、海野つなみ作品(kissの事情、telescope diary)、CLOVER、…
【その他】
彼氏彼女の事情、赤ちゃんと僕、BASARA(田村由美)、っポイ!、zero(やまざき貴子)
漫画雑誌を買わなくなり、友人間での貸し借りや、部室に先輩がおいてった漫画などが中心
うしおととら、め組の大悟、グラップラー刃牙、蒼天航路、ブラックジャック
ジェリービーンズ、ジェリーインザメリーゴーラウンド(CUTiE買ってた)
【定期講読】モーニング・ツー
不思議な少年、ファンタジウム、聖☆お兄さん、変ゼミ、惑星スタコラ
当時の話題作
ハチミツとクローバー、のだめカンタービレ、ピアノの森、団地ともお、もやしもん、働きマン、おおきく振りかぶって、ぼくらの、皇国の守護者(話題の)、ヒストリエ、BECK、カイジ、黒沢、ドロヘドロ、蟲師、20世紀少年……
岡崎京子(リバーズエッジ、ヘルタースケルター、うたかたの日々…)
真夜中のやじさんきたさん、ディエンビエンフー、ザワールドイズマイン、愛しのアイリーン…
BLに片足突っ込んだ系
雁須磨子(どいつもこいつも、のはらのはらの、じかんはどんどんすぎてゆきます、ご破算で願いましては)
読み逃してた名作系
三原順作品(はみだしっ子、ムーン・ライティング、Sons、ルーとソロモン…)
浦沢直樹作品(マスターキートン、monster、YAWARA…)
bananafish、秘密、漂流教室……
話題作は大体なんとなく一通り。あえて挙げるなら
イムリ、月に吠えらんねえ