はてなキーワード: ボークとは
たとえば今だと多数決ならとある宗教を「邪教」として禁止さえできそうですよね。でも、多数決でも、「内心で信仰させろ」「儀式は続けさせろ」までは侵せない理由付けが「自由」です。
反多数決主義の難点という議論がアメリカで古くからある。選挙で選ばれていない裁判官がなにゆえ選挙で選ばれた国民代表議会の法律を覆すことができるのか、というやつである。これは、単なる哲学的問題ではない。19世紀末から20世紀前半にかけて、産業資本の著しい発展の弊害が顕在化してきた。それに対して立法的対処を行ったところ、裁判所が「契約の自由」を盾にしてそれを違憲にしたところから来ている。
もう少し具体的に言おう。ニューヨーク州議会が、パン屋の労働時間を規制する法律を作った。一日10時間、週60時間までという規制である。これに反して処罰を受けたあるパン工場経営者は、労働者をどのくらい働かせるかについては、契約の自由があるのだからそのような規制は違憲であると主張した。そして連邦最高裁はその主張を認めたのである。このような判例法理が通用した時代のことを、この著名判例(Lochner v. New York, 198 U.S. 45 (1905))の名前をとってロックナー時代という。
すったもんだの末、ロックナー判決は否定されるに至る。どのように否定されたかというと、これがある意味羮に懲りて膾を吹くというようなやり方なのである。すなわち、裁判所は議会の制定した法律については、原則として合憲の推定を与える。議会制定法については、①目的が正当か、②目的と手段が合理的に関連しているか、しか裁判所は審査しない。換言すれば、手段の必要最小限度性を要求しないということであり、まことに緩い審査基準である。こうなるとまたしても困った事態が発生する。確かに、労働関係の規制については、そのくらいゆるい審査で良いかもしれない。しかし、議会に自らの利益を代表してもらうことができないような少数派の利益を押し潰すような法律を議会が作った場合も、そんな緩い審査基準を適用して良いのだろうか。連邦最高裁は、戦前の判例の中で、キャロリーヌ・プロダクツ判決(脱脂粉乳の規制に関する法律が問題になったのだが、それは措く)の脚注4で、人種的・宗教的あるいはその他の少数者の利益が問題になった場合などは、別の処理をするかもしれませんよ(この事件はそういう人が問題になっていないが)、ということを仄めかしている(United States v. Carolene Products Co., 304 U.S. 144 (1938))。
このような戦前のアメリカの判例を取り入れて始まったのが有名な二重の基準論である。二重の基準論は、精神的自由については厳格な審査を、経済的自由については合理性審査をという図式として受容されているのだが、実際には、一般的には裁判所は合理性の基準という緩い審査しか行わないが、政治過程の中で不利になっている少数者の利益が問題になる場合は、審査基準を厳格化する、というものなのである。一般論としては合理性の審査しかしない、というのがミソなのである。
芦部説はこのような議論を巧妙に換骨奪胎(?)し、精神的自由の制限は、政治過程そのものを傷つけるおそれがあるから、原則として審査基準が厳格化する、という議論を立てた。こういった議論はアメリカにも見られる。ところが、これを逆に考えると、精神的自由の制限であっても、政治過程そのものを傷つけるおそれがない場合には、裁判所は合理性基準で審査するべきだ、ということにならないだろうか(ロバート・ボークというある意味悪名高い裁判官が直球でそういうことを言っている)。これが問題になる典型的な事例が「わいせつ」である。少なくともハード・コア・ポルノ※に関しては、その禁止が政治過程を傷つけるとは言えないだろう(アメリカの場合、猥褻obscenityに該当する言論については、第一修正によって保護されないので、合理性審査すらしなくても良いということになっているのだが、それは措く)。わいせつの規制は、精神的自由の制限ではあるが、厳格審査に服しないというのが、反多数決主義の難点に対して一般に合理性審査を行うという解決法を用意した司法審査論の帰結となる。
ハード・コア・ポルノに対する規制を(も)廃止するべきだと考える者が、表現の自由論や民主主義を素朴に信奉するのも考え物である。一般論として合理性審査をもたらす反多数決主義の難点という論点それ事態を疑ってかかる、つまり、多数決によって事態が進行する議会政、多数決主義それ自体を排撃したり、あるいは、ハード・コア・ポルノの規制に対しても厳格な審査をもたらすような議論を何とかして立てるほかあるまい※。そういうことをしない表現の自由の信奉者は、表現の自由で戦死せざるを得ない。
※長谷部恭男『憲法』などを読むと、刑法175条違憲論が、単なる「表現の自由」によって支えられているわけではないということが分かる。
それから昨日のようにバス停につくと、俺は日課を怠ったことを思い出し、後悔する素振りをした。
「あー、しまった」
前は自然と出てきた言葉だったので、意図的にやった今回はぎこちない。
役者を目指してやってるわけじゃないから、多少の白々しくなるのは許容しよう。
ふと、待合室に備え付けられた時計を覗く。
よし、ほぼ同じ時間、同じように行動できた。
その時、「プシュー」という音が近くで聴こえる。
大型の車はブレーキに空気圧を使っているらしく、それがあの独特の音を生み出しているらしい。
「えっ」
聴き慣れた音だったが、この時の俺は少し戸惑った。
来るのが予定よりも早かったからだ。
いや、前回が遅かったのだから、本来ならば予定通りというべきだろうけれど、今の俺からするとそっちの方が困る。
まだ家に戻ろうとするのを堪えつつ、自分の間抜けな姿を想像するという行動をやっていないのに。
求めていない時に限って、真面目に仕事しやがる。
心なしか、エアブレーキ音も俺をおちょくっているように聴こえる。
やり場のない怒りに思わず舌打ちをした。
それと同時に、これで状況が大きく変わってしまうんじゃないかと不安にもなった。
あまりに状況が違うと条件の特定も難しくなるが、ここは大人しくバスに乗るべきだ。
俺の不安は的中した。
前回はあれだけ授業中に当てられたのに、今回は明らかに頻度が減っていた。
というより全くと言っていいほど呼ばれない。
あえてボーっとしながら、教師の話をダルそうに聞いてもみても名指しされない。
「では、この問題を解き明かす栄誉を……」
彼の授業は選択科目なのだが人気がなく、第一希望や第二希望からあぶれた者たちが押し込められる。
そのため他よりも人が少なく、生徒達は不真面目って程じゃないが、この授業に対する意識は低くなりがちだ。
「今、この黒板に書かれていることは断片的だ。しかし私の話を50%以上インプットしているとしよう。そして、お前達の脳みそは最低でも50%以上は活動しているはず。ということは実質100%答えられる問題というわけだ」
建前上は俺たちへの牽制球らしいが、実際は彼の邪悪さからくるボークだろう。
観客がいればブーイングものだが、残念ながらこれは野球じゃない。
「進んで答えて欲しいものだが……それとも、この程度の問題に自信満々というのは、己のプライドが許さないのかな?」
仮に答えられるとしても、生徒たちは手をあげない。
もしイージーミスでもしてしまったら、説教+嫌味の2乗=ストレスで俺たちの免疫細胞は0になるからだ。
「ふーむ、そうだな。では僭越ながら、この私めが指名させていただくとしよう」
待ちに待っていない、運命の瞬間。
馬面教師の淀んだ瞳が、生徒達を一人ひとり値踏みし始めた。
パタ、パタ、パタ……
シマウマ先生の履いているスリッパが、静かな教室内に響き渡る。
そして、みんな目線を逸らす中、あの時のように俺と目が合った。
前回、1/1から4/8まで
・気が向いた時に書いているので日付の区切りに意味はありません
・全て把握出来ているわけではないので「○○の事件がないぞ!」などあれば教えてください、個人的に調べてみます。
・登録者数は書いてる時点での物です
・今回は4/8から7/26日まで
○Syamu(登録者26.5万人)、コメント読まない、投げ銭無視、知らない人とVCしてるだけのつまらないバイオ生配信で叩かれる。復活しなかった方がよかったかもと涙
○Syamu、ゆゆうた(登録者48万人)とコラボ。オフ会0人が実は0人じゃなかったなど明かす。
○ゆゆうた、スマホの画面をそのまま取り込んでスマホゲーム配信をしていたところ、悪意の第三者がゆゆうたのツイッターアカウントをリセットするための認証コードを発行。SMSで送られたコードはゆゆうたの画面に通知として出てきてしまい、ツイッターを乗っ取られる。
○石ころ(チャンネルやSNS削除済み)、飼い猫に暴言を浴びせ、殴り、噛みつき、放り投げる。書類送検されて41歳無職と報道される。
○ハムハムTV(BAN)、ハムスターを青く染める、ハバネロの3倍以上辛い柿の種を食べさせてフンが止まらなくなる様子を撮影、人間用の爪切りで前歯を切り落とすなど投稿し炎上。BANされる。
○あいなん(登録者15.8万)、TikTokerのロディーと交際、カップルチャンネルを作るも、乗り気でなかったロディーが撮影中に悪態をついたり放送禁止用語を連呼して撮影妨害。あいなんガチギレ。コンビ解消。
○Sola(登録者6800)、4/8深夜に赤飯おにぎりを一口で丸呑みして窒息死
○きまぐれクック(登録者218万)、プレミアのついたカードがオマケで入ってる遊戯王の未開封ゲームソフトをヤフオクで15万円で購入。開封済みの中古でカードも別物だった。15万円の詐欺被害。
○瀬戸弘司(登録者155万人)、ニューヨークでメトロカード詐欺に遭う。5ドルの詐欺被害
○あやなん(登録者218万)、お菓子のアポロの空き箱にコンドームを入れるとポップに持ち歩けるぞ!と投稿し炎上。事務所とグリコの協議の結果動画削除。
○あやなん、事務所の垣根を越え、女性youtuberを集めて大運動会開催。男性youtuberも少数参加し、豪華な顔ぶれで絶賛される
○あやなん、上記運動会で負けたチームは食用のタガメを食べる動画を美容系商品レビューっぽくあげる、という罰ゲームを提案。9人の人気女性youtuberとアバンディーズのツリメ(女装)がみんなそれぞれキャーキャー言いながらもきちんと食べる動画を上げる。当の本人も負けたチームだったが羽を一部むしって食べるだけで終了。もちろん炎上。後に再チャレンジして完食し汚名を返上した。
○桐崎栄二(登録者264万)、家族にマジで命に関わる重病と嘘をつくドッキリ。「何か欲しいものある?何でもバイト頑張って買ってあげる」という妹に「死ぬ前にお前とキスしたい」という栄二と、「わかった」と即答する妹。マジで過呼吸になりかけて号泣する母など、家族愛にもらい泣きする視聴者多数。
○桐崎栄二、最終手術がおわりました、という動画を投稿するが内容が他者のブログの完全コピー、写真も盗用。それを自分の事のように語り炎上
○ジョーブログ(登録者132万)、交差点のど真ん中にベッド置いて寝る動画で炎上した件へ謝罪動画を出す。が、終始黙ってるだけで更に炎上。
○ジョーブログ、ベッドの件で渋谷警察署に出頭。厳重注意で終わる。
○ジョーブログ、書類送検される。書類送検は検察に起訴するかどうか決めてもらうものであるため逮捕はない。起訴される事を恐れ改めて謝罪動画を公開。
○樺沢紫苑(登録者11万)、カレーは本当に体にいいのかという動画を出す。タイトルだけ表示されて2秒で終わる。
○釣りよかでしょう(登録者128万)からメンバーゆきゆき(登録者13万)が離脱。方向性の違い。不仲説は完全否定。
○wakatte.TV(登録者6万)、「法政大学第一志望0人説」と称して法政入学式に凸。新入生を煽り、起業したいと語る人に「(成蹊、成城落ちて法政来てる奴に)起業出来ると思うのか」、タメ口の人に「法政が京都大学卒にタメ口きいていいと思ってるの」など学歴マウント全開で炎上。
○パ・リーグ公式(登録者21万)、鈴木奈々の始球式を公開。遅刻した上にぶりっ子特有の無理無理〜テンションの引き伸ばしやボークを繰り返した上投球後にキャッチャーまで届かずマウンドにうつ伏せになってしまう。炎上。
○スーツ(登録者27万)、動画で彼女募集。「書類審査あり」「動画出てくれる人」「体調不良の時とか代わりに仕事してくれる人」との条件に「何様だ」と批判噴出。
○スーツ、海外渡航時に携帯のローミング機能を切り忘れて700万請求される
○たすくこま(登録者67万)面白替え歌で活動する彼が9年付き合った彼女と結婚を発表。結婚自体は2018年にしていた。
○ステハゲ(登録者9.7万)上皇陛下を煽り炎上。「生前退位は公務を全うしない甘え」。上皇陛下が大学時代国際親善の外遊に追われて単位が取れず留年を回避するため中退し、聴講生として講義に参加した事について、外遊の意味を履き違えしまい「外遊とか遊んでて皇后とパコって留年して」と批判。最後には「孕ませてやるから佳子さまとパコらせろ」と言う。炎上。
○ステハゲ、上記の件で彼が通う中央大学に抗議殺到。事情聴取の上で二ヶ月の停学処分。しかし停学期間が期末考査とかぶる為、留年も決定。上皇陛下の留年を煽った結果の留年という皮肉な結果となった。
○ラファエル(登録者124万)ドンキホーテの社長大原孝治氏になんかくれと言う。2000万のベンツをもらう。次の日にぶつける。
○ラファエル、倒れて緊急搬送されてしまう。しかし背景から病院ではなく撮影スタジオだと特定されてしまう。
○ワタナベマホト(登録者265万)、Imigaとのユニット、カイワレハンマーがavexからメジャーデビュー決定
○ワタナベマホト、あやなんの息子にカメラを持たせ女子更衣室を盗撮し炎上
○ワタナベマホト、MacBookProなどを冷凍庫で凍らせるなど度を超えたドッキリをお互いにやりあうグループのチャンネルがーどまん(登録者85万)とコラボ。マホトは服やリュックなど総額40万を超える私物をハサミで切り刻まれ、その応酬としてマホトはがーどまん宅の電化製品の電源コードを全てハサミで切断。本人達も納得しており、本当にやる奴×本当にやる奴のコラボとして大きく盛り上がった。
○ワタナベマホト、元アイドル・夢見るアドレセンスの京佳と交際し同棲中だったが、殴って顔を踏みつけて傷害容疑で逮捕。ワタナベ逮ホトになってしまう。メジャーデビュー無しになる。
○テラスパンパンス(登録者5万)、マホト逮捕についてコメント。世話になっていたマホトをバッシングして自分達が人気がない事に逆ギレ、登録者が伸びないことを突く視聴者に「お前やってみろガキが」と煽るなどして炎上。
○ヤクブーツハヤメロで一世を風靡したSHO(登録者16万)、世界的ヒップホップチャンネルWORLDSTARHIPHOP(登録者2163万)にMV提供するも海外の普通のヒップホップファン達に曲を批判されてしまう。本人はポジティブに捉えている模様。
○女性youtuber うぉんたん(登録者16万)、生理が遅れているとして妊娠検査キットを使う動画を投稿。陽性反応。心当たりはある様子だが元々大人の女性的なキャラなので炎上等はせず。幸せを願うコメントなどに溢れるが、後日病院で検査したところ既にお腹の中で亡くなっていた事が判明。医者の説明では「何かしたとか何が悪かったとかではなく染色体の病気で、七人に一人くらいこうなってしまう事がある」。
○男子三人女子一人のグループ、18禁ファミリーズ(登録者31万)2018年初頭に女子のみらんが脱退して以降男子三人で活動してきたが、新たに女性youtuberのりか(登録者13万)の加入を発表。のりかは以前「エマのり」としてコンビで活動していたが相方のエマについて「ブスだから一緒にやりたくない」と発言して炎上していたこともあり、もちろん今回も批判殺到。その後すぐに「かぐや姫だから月に帰る」として脱退。
○少年革命家ゆたぼん(登録者7万)、不登校youtuberとして名を馳せる。現在では普通の動画も投稿しているが、どの動画も低評価率90%超えと、ほぼアンチしか残っていない状況に。
○たっくーTV(登録者72万)、大阪での女性の飛び降り事件を受けて自殺に対する見解を発表。発信力のあるyoutuberだからこそ出来ることとして直々に本人が相談に乗る相談アカウントを開設。2日で8000件近くの相談を受ける程大盛況。現在は1万件溜まっていて忙しくてなかなか返せないが必ず返すとのこと。
○さよドラ(登録者48.9万)、30過ぎのオッさんが服を着た上にサランラップをぐるぐる巻きにしたらYouTube運営内の人間の性癖にヒットしてしまい「性的なコンテンツ」として年齢制限を受ける
○女子高生起業家 椎木里佳(登録者9k)インスタグラムで3万、ツイッターで9万のフォロワーを持つ彼女がyoutubeデビューするも悪い事何もしてないのに97.4%というけものフレンズ2に並ぶ歴代最高のデビュー時低評価率を記録。しかしその後「すこすこ砲っていうツールで低評価を大量につけられた」とツイッターにて発言。すこすこ砲開発者が反応し「当ツールは一つの動画にたくさんの低評価をつけるものではなく、全ての動画に1つずつの低評価を付けるもの。また、既に開発終了して使用不可になっています」とリプライをつける。椎木里佳は「そうなんですね!納得です!」とリプライを送ったが、勝手に疑っておいて疑いを晴らしてもすみませんの一言もない態度にアンチを強固な物にした
○ふくれな(登録者152万)、友人の所で生まれた子犬が育てられなくて保健所送りになりそうだったから引き取ったと動画を上げるも、ペットショップで70万で買った犬だとバレて炎上
○すとぷりの 莉犬くん(登録者65万)、不幸自慢
○Vtuberのベイレーン(登録者23万)、所謂ゆっくりを使った機械音声のチャンネルが収益化停止を受けて阿鼻叫喚状態であること、また自身も機械音声であることを利用して「収益化停止されたから引退」と言い出す。「最後に一泡吹かせてやりたいからチャンネル登録して」とお願いして登録者が15万人から一気に増える。その後、本来審査期間があるはずの収益化が突如復活(つまり収益化停止は嘘であった)、そのまま別の新Vtuberにチャンネル譲渡。ただのマーケティングであった。
○丸の内OLレイナ(登録者49万)、生配信中に外で行われていた政治活動の音声が入り、とばっちりでGoogleよりライブ永久停止処分
○シバター(登録者103万)、youtubeの規約変更で悪口禁止になったので三股暴露されたはじめしゃちょーを草食系、傷害で捕まったワタナベマホトを凶暴性も男の魅力などと褒めつつ揶揄してウケる
○カップル たくふてチャンネル(登録者26万)の男、たくみなかう(登録者2.5万)がコレコレ(登録者96万)の生配信にて未成年と淫行したことを相手より暴露される。破局し解散。
○たくみなかう、淫行謝罪動画を途中で切り上げて料理動画に。炎上。
○コレコレプロデュースのアイドルユニット、コレクト。六人中五人脱退して崩壊。
○留学生じん(登録者13万)、韓国から留学にきている既婚者だが、特に日本に対するヘイトを見せていたわけでもないのに「お前の嫁肉便器にしてやろうか?韓国人ごときが調子に乗りやがって」とヘイトコメントが寄せられてしまう。嫁も動画に出てきていたがショックを受けて出なくなる。
○留学生じん、同じく日本で活動している韓国人ミンギュ(登録者23万)のファンの未成年を「ラブホとホテルの違いがわからないから案内して」とラブホに誘い出して同意なしに押し倒して行為に及んだ事を暴露される。じん本人は否定。
○さとちんTV(登録者44万)250万回ほど再生された動画がアラビア語圏にて転載されてそちらは600万再生されてしまう。
○よりひと(登録者71万)、TikTokなどに上げられているいじめ動画などを拡散して特定まで追い込むが、YouTubeから規制が入る。
○イワマンことaiueo700(登録者3.9万)、交通事故にあう
○はじめしゃちょー(登録者805万)、日本で初めて登録者800万突破。意外にも現在でも2位のHIKAKIN TV(登録者751万)に大差をつけてのトップ登録者数である。
○はじめしゃちょー、睡眠薬とエナジードリンク飲んでどっちが勝つかの動画で炎上
○女性youtuber 広瀬ゆーちゅーぶ(登録者32万)、YouTubeの生配信でもスレスレのチラ見せを繰り返していたが、外部の配信サイトFC2ライブにて全裸で局部をモザイク無しで映して公然猥褻で逮捕
○幸福の科学の教祖にして本尊である大川隆法の息子、宏洋(登録者4万)、幸福の科学と決別したことからいざこざが始まりついに訴訟される
○ヒカキン、超高級ブランド物の紹介ばかりで低評価率増加。「前から注文してたのが一気に届いたから」と謝罪。
つづく
W杯しかサッカー見ないマンなんだけど、この競技反則の影響がでかすぎるだろ。
たとえば攻め込んでる時でも普通にシュート狙うより敵に押されて「ぐああっ」って倒れる方が得点期待率高いんだよね
相手に寄ってこられたら競り合って持ちこたえるより「ぐああっ」って倒れた方がいいのでみんなそれをやってる
すげえわざとらしく転んで痛がってスローリプレイで全世界に嘘バレバレでもやめない
今日のコロンビア戦でも勝手にぶつかって勝手に被害者っぽく転がるという演技が成功した結果の不当なファール&フリーキックがどっちのチームにもあった
「やだい!手術なんか受けないんだい!」
独特の消毒臭に混じって大きな金切り声が白い廊下に響いた。ここが病院であることを忘れるほどの元気な声、わたしは深くため息をついた。8歳になる我が息子は生まれつきの難病を抱えている。治療法もなく、担当医曰く10歳まで生きられれば奇跡らしい。それ以上延命できた例がないそうだ。助かる助からない以前の問題だ。
「病気なんだから治さないとダメよ、お外で遊べなくなるんだから」
手術をしてもいくばくかの延命にしかならない。儚い命をいくらか繋ぎ止めるだけの手術。それだけのために息子の体にメスを入れ痛みを与えることになる。本心ではそんなことしないで欲しい、そう思ったが少しでも長生きして欲しいという思いもあった。
少しでもこの子の笑顔を見ていたい。元気に叫ぶ姿を見ていたい。できることなら外を走り回る姿だって見たい、そう思った。もう、手術をしてもらうことしか選択肢はなかった。しかし、息子にとって手術は恐ろしいものらしく、頑としてこれを受け入れなかった。
「僕ね、病気じゃないよ。元気だよ。お外でも遊べるよ」
屈託のない笑顔でそう言う息子は元気そのもので、本当に病気じゃないかもしれない、そう思えるほどだった。けれども病魔は着実に息子の体を蝕んでいる。そう思えば思うほど涙を堪えることしかできなかった。それしかできない自分を心の底から情けないと思った。
この笑顔をいつまで見ることができるのだろうか。
苦痛に歪み、そのまま消えてしまうであろうこの笑顔、私には守ることのできないこの笑顔、正直言って私は迷っていた。このまま何もせず、ただ息子の笑顔が消えていくのをジッと待つべきか、それとも成功率が低く、成功したとしても気休め程度の延命にしかならない手術を、そんな無意味ともいえる手術を息子に受けさせるべきなのか。どちらが親として正しい選択なのか……。いくら考えても答えが出なかった。
「やあやあ、俊夫君、体調はどうかな?」
主治医が看護師を伴い、満面の笑みで病室に入ってきた。息子の余命が幾許もないこと、手術は困難を極めること、成功しても気休め程度にしかならないこと、それらを私に告げた時の深刻な表情がまるで幻であったかのような快活な笑顔だった。
「どうかな? 俊夫君。手術を受ける気になったかな?」
医師は俊夫の顔を覗き込んだ。すぐに俊夫が顔をそむける。
「手術なんて受けないよ! だって怖いもん。痛いのだって嫌だよ。手術を受けても受けなくても僕、死んじゃうんでしょ、知ってるよ。それなら受けない方がいい」
なんてことだろう。息子は自分の命が残り少ないことも、成功率が低いことも全て知っていた。もう先が長くないことを知りつつも、私たちを悲しませないよう精一杯の笑顔で振舞っていたのだ。息子の前では泣かないと決めていたのに大粒の涙が零れ落ちた。
辛いのは私たち夫婦だけじゃなかった。息子だってそれ以上に辛かったのだ。こんないい子を死なせてはいけない。こんないい子を失いたくない。もうどしたらいいのか分からなくなっていた。
病室に静寂が訪れた。その空気を破るかのように医師が切り出す。
「今日はね、俊夫君に会わせたい人がいるんだ。俊夫君も良く知ってる人だよ」
ドアを開けると廊下の窓から漏れる西日が病室に入り込んできた。その眩い光を遮るかのように大きな人影が躍り出る。
「やあ、俊夫君、元気かな」
大柄の男性はそう言った。逆光で姿が見えなくとも優しい表情をしているであろう柔らかな声だった。
眩しさに目を細めていた俊夫がまじまじと影を見る。次第に顔が見えたのか目を見開いて驚きだした。
そこには、息子が大ファンのプロオナニー選手、スペルマズの松井選手が立っていた。ブラウン管越しに見るのとは違い、体も大きく、なにより漂うプロオナニー選手独特のイカ臭い匂いが印象的な人だった。
「実は私、松井選手の後援会の会長をしてましてね、俊夫君が大ファンだということを伝えたら是非会ってみたいと言われたんですよ」
「すげーすげー! お母さん、松井選手だよ! サインもらおうよ!」
あまりの息子のはしゃぎっぷりに照れ笑いを浮かべた松井選手。息子が差し出したプロオナニーカードにも快くサインをしてくれた。サイン入りのカードを渡しながら松井選手が切り出す。ちゃんと俊夫の目線まで屈んで話してくれる姿が印象的だった。
「俊夫君、手術受けるのが怖いんだって?」
途端に俊夫の表情が曇る。
「違うのかな?」
俊夫が重い口を開く。
「うん、怖いよ……。だって体を切っちゃうんでしょ、それに成功しないって看護婦さんが言ってた。僕知ってるんだ。僕もうすぐ死んじゃうんだもん……」
「僕らプロオナニー選手はね、常に怪我との戦いなんだ。僕も俊夫君くらいの頃に酷使しすぎでペニスの靭帯が裂傷してね、アメリカの有名な先生に手術してもらった。あの時は怖かったなあ」
俊夫が頷く。
「今でも怖いよ。ペニスに爆弾を抱えてプレイしているようなものだから、オナニーボックスに立つたびに怖くなる。逃げ出したくなる。またあの痛みが再発するんじゃないかって」
「やっぱり……痛いのは怖いよ……」
「でもね、それは違うんだ。痛いのは確かに怖い、手術だって怖い。でも本当に怖いのは、恐怖のあまり挑戦することを放棄する、そんな逃げ腰な自分になってしまうのが怖いんだ」
「ああ、そうだ。挑戦することを忘れ、嫌なことから逃げ出してしまう。それは確かに楽かもしれない、怖くないかもしれない。けれども、そこから一歩も進めなくなってしまうんだ。動けなくなってしまうんだ。痛みや手術なんかより僕はそっちのほうがずっと怖いな。あの時逃げなかったから今の自分があるわけだしね」
「そんなの良く分からないよ。やっぱり僕、手術するの怖いもん。一人で死んじゃうの怖いもん」
今度は俊夫が首を横に振った。
最愛の息子に「一人で死ぬのが怖い」とまで言わしめた自分の無力さを呪った。悔しかった。また大粒の涙が流れ落ちた。それに気づいたのか気づかなかったのか、松井選手はこちらを一瞥した後、俊夫の両肩に手を置いてさらに続けた。
「じゃあこうしよう。今夜のナイターで僕がホームシャセイ打つことができたら俊夫君も手術を受ける。これでどうだい?」
松井選手はまっすぐ俊夫の瞳を見ていた。また俊夫は首を振った。
「無理だよ、松井選手は確かに2012年にシャセイ王のタイトルを取ったけど、最近じゃスタメンからも外れて、たまに代打で出てくる程度、今シーズンなんて一本も打ってないじゃないか。そんなの絶対に無理だよ」
「俊夫……! なんて失礼なことを!」
一歩前に出たわたしを松井選手は右手で制した。そして変わらず俊夫の瞳を見ながら続けた。
「無理だからこそ挑戦するんだ。僕の挑戦と君の挑戦、賭ける価値はあるんじゃないかな? それとも怖いかい?」
「……わかった。僕、松井選手が今夜ホームシャセイ打ったら手術を受けるよ、絶対受ける。約束するよ」
「男と男の約束だ」
「俊夫……」
あの子が手術を受ける気になってくれた。立ち止まらず、前に向かって歩く気になってくれた。
病室を出た松井選手を見送り、病院の玄関で深々と頭を下げた。すると、松井選手は車に乗りながらこう言った。
「お母さん、プロオナニーの世界では常に挑戦です。相手ピッチャーの放るエロネタがとても抜けないようなものでも必死で抜く、それでホームシャセイを狙うんです。俊夫君もそうだけど、お母さんにも挑戦する気概を忘れないで欲しい。大丈夫ですよ、今夜、僕は打ちますから」
私の心を見透かされたかのようだった。成功率の低い手術に怯え、息子の笑顔を失うのを怖がっていた。ずっとずっとその場に立ち止まり、ただ漠然と病魔が進行していくのを見ていた。それじゃあダメなんだ、挑戦しなきゃいけない、俊夫だけじゃない、私だって。もう迷いはなくなっていた。
走り去る松井選手のポルシェのテールランプを見つめながら、私は何度何度も深々と頭を下げた。
その夜、特別に病室でテレビを観る事を許された。看護師がやってきていそいそとテレビのセッティングを始めていた。いよいよ、松井選手の挑戦、息子の挑戦、そして私の挑戦が始まるのだ。
試合は1-0の投手戦だった。松井選手の所属するスペルマズは、今シーズン首位を独走するオナホールズの大型ルーキー投手に完璧に抑え込まれていた。オナホールズの犠牲シャセイで1点が入ったのみ、スペルマズは負けていた。もちろん、松井選手はスタメンから外れ、未だ出番がない。
「いやー、ちょっと今日は両投手状態が良いですね、白熱の投手戦の様相を呈してきました。これはちょっとホームシャセイ打てないんじゃないかな」
解説者が白熱の投手戦にご満悦といった調子で解説する。試合は9回裏、いよいよスペルマズ最後の攻撃となった。
そんな言葉も空しく2アウト、いよいよ最後のバッターがオナニーボックスに立った。もうダメだ、この投手なら抑えてしまうだろう、そして試合は終了、松井選手が出るまでもなくスペルマズは負けてしまう。
「あーっと、ボークですね、ボークです。山田投手、エロネタを投げる前にチラッと見せてしまいました。見た感じフォークのような、40代熟女のセミヌードですね、これは痛い、ボークです。打者は無条件に1塁まで進みます」
奇跡が起こった。好投を続けていた山田投手がボーク、同点のランナーが一塁へと出た。
「あー、ここで監督出ますね、どうやら代打のようです。代打ですね、今ゆっくりと主審にかけより代打を告げました、場内放送にご注目ください」
一斉に場内がどよめく。それと同時に病室でもどよめきが起こった。いつの間にか医師や看護師だけでなく、他の入院患者までテレビに駆け寄り松井選手と息子の挑戦を見守っていた。
「ここで松井とは驚きですね。左投手山田に対して左曲がりの松井が代打です。松井選手は今シーズンはまだホームシャセイはありません。これは思い切った起用ですね。さあ、一打出れば逆転サヨナラ、注目の打席です。」
松井選手はゆっくりとオナニーボックスに立つと、おもむろにズボンを脱ぎ始めた。そして血管を浮き立たせた逞しすぎる男根を誇らしげに素振りする。全盛期の松井選手独特のオナニースタイルだ。そそり立つ男根が相手投手を威嚇しているかのように思えた。
「ストライク! 今のはスライダーですかね、女子プロレスラーのヌードコラージュでしたね」
「今のはちょっと抜けないでしょう、厳しい球投げるなー」
ピンと張った糸が部屋中に縦横無尽に張り巡らされているかと思うほど緊迫した空気が病室に流れた。いつの間にか誰も声をあげなくなっていた。固唾を飲んで小さなブラウン管を見守っている。
松井選手の男根はまたも空しく虚空を切り裂いた。これでツーストライクだ。もう目を覆いたくなる気持ちだった。
「解説の権藤さん、またスライダーですね。二球続けて女子プロコラ、これには松井、全く手が出ません」
「決め球は何できますかね」
「恐らく得意のカーブ、それもYAWARAちゃんのコラージュあたりでしょう」
テレビを観ていた誰もが息を呑む瞬間。いよいよ最後の球が放たれる時が来た。目を逸らしてはいけない。そう思った。わたしが逃げてる場合じゃない。
ドピュ!
「抜いた抜いた! これは大きい! グングン伸びているーーー!」
松井選手の抜いた白濁液は大きく漆黒の空に飛んでいった。まるで星空と一体化したかのように白い液滴がフワリフワリと宙を舞った。
「ライトバック、必死にバック、それでも追いつかない。入ったー入ったー! ホームシャセーイ!」
「やはりYAWARAコラでしたね、それを見事に抜きました。あれはピッチャーを責められないですよ」
「渾身のYAWARAコラを抜き返した松井の白濁液! ライトスタンドに飛び込みました!」
「あーあ、最前列のスペルマズファンがドロドロになっちゃってるな」
「いま、松井はゆっくりとベースを回ります。たくましいですね、あれだけのホームシャセイの後にまだ勃起してますよ。そして今、ゆっくりとホームイン! サヨナラです、サヨナラ2ランシャセイです!」
ワッと病室でも歓声が上がった。医師も看護師も入院患者も、まるで自分のことのように手を取り合って喜んでいた。
「今日のヒーローインタビューは、見事な逆転サヨナラシャセイを打ちました松井選手です! どうでしたか、最後の1球はカーブだったようですが」
そんな質問はお構いなしに、松井選手はマイクを奪い、カメラに向かって呼びかけた。
「俊夫君、見たか! 約束は守ったぞ! 今度は君が約束を守る番だ!」
それをベッドの上で見ていた息子は、ふっと私のほうを見てこう言った。
「お母さん、僕、手術受けるよ、手術受けて病気を治して松井選手みたいなプロオナニー選手になるんだ!」
私はもう、涙で何も見えなかった。
「そうだね、頑張ろうね」
そう言うのが精一杯だった。
「よし、俊夫君も松井選手との約束を守ろう。そして完治したらオナニーの練習だな!」
医師がそう言うと息子はニッコリと笑って
「大丈夫、オナニーの練習ならいつもしてるよ! 看護師さんでいつも抜いてたんだから!」
ポークビッツのような男根を差し出し、必死でしごいて見せたのだった。その手つきは素人とは思えず、また病人とも思えないほど逞しくて頼もしいものだった。
「こいつは頼もしいや! ははははは!」
いつまでもいつまでも、息子が喘ぐ声と共に医師と看護師、そして私の笑い声が病室に響いていた。
―あれから10年、ブラウン管の向こうに我が息子の逞しい男根が映し出されている。そしてそのテレビの横には、あの日、松井選手にサインしてもらったプロオナニーカードに並んで、息子のプロオナニーカードが寄り添うように置かれている。