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はてなキーワード: 青春時代とは

2024-11-15

俺がハマった邦楽名盤

「俺がハマった名盤」って邦楽で言うなら、真っ先に挙げたいのは、やっぱりMr.Childrenの『深海』。このアルバムマジで衝撃的だった。一曲一曲深海のように底知れない魅力を持ってて、特にシーラカンスから名もなき詩」への流れは、まるで一本の映画を観ているような濃密さだった。歌詞の奥行きもすごくて、聴き返すたびに新しい発見があるんだよ。何度聴いても尽きることがない、まさに名盤

それに比べて、椎名林檎の『無罪モラトリアム』は全然違うベクトル名盤だ。あの尖り方、そして独特すぎる歌詞世界観に、初めて聴いたとき完全にノックアウトされた。「丸の内サディスティック」とか「ここでキスして。」なんて、どれも色あせるどころか、今聴いても当時以上の刺激をくれる。時代を超えて愛される理由がわかるよな。

それからサカナクションの『DocumentaLy』。これは別格で、めっちゃ聴き込んだ一枚だな。エレクトロバンドサウンド絶妙な融合で、聴くたびに全然違う景色が浮かんでくるんだ。「アイデンティティ」や「ルーキー」は、リズムに乗って自然と体が動くし、心に新鮮な風を吹き込んでくれる。

一方で、BUMP OF CHICKENの『ユグドラシル』は、もっと内面的な名盤。これを聴いていると、自分の中にしまいこんでいた感情をすべて引っ張り出されるような感覚になるんだ。「オンリーロンリーグローリー」と「車輪の唄」、どちらもいつ聴いても心に深く刺さる曲で、アルバム全体が一つの旅のようにまとまっている。

それとはまた違った味わいなのが、スピッツの『ハチミツ』。牧歌的でありながらどこか切なくて、どの曲も胸にしみるんだ。「ロビンソン」と「涙がキラリ☆」なんて、何度聴いたかからないけど、それでも飽きるどころか、むしろ聴くたびに新鮮な気持ちになれる。普遍的名曲ってこういうのを言うんだろうな。

さらback numberの『ラブストーリー』も外せない。恋愛の切なさや甘酸っぱさをこれでもかと詰め込んだ一枚で、「クリスマスソング」と「ヒロイン」は、その感情をどストレートに突き刺してくる。聴くたびに青春時代フラッシュバックしてきて、なんだか胸がキュッと締め付けられるんだよ。

そして最後ONE OK ROCKの『35xxxv』。このアルバムはとにかくエネルギーがすごい。ロックなのにどこかポップな要素もあって、でもめちゃくちゃエモーショナル。「Mighty Long Fall」や「Cry out」を聴く自然テンションが上がって、何かに挑みたくなるような気持ちにさせてくれる。これもまた唯一無二の名盤だよな。

こうして振り返ると、邦楽って本当に奥深い。いろんな個性が詰まった名盤があって、それぞれのアルバム自分人生の一部みたいに思えるんだよな。

みんなも好きな名盤があったら教えてくれよな!

2024-11-13

anond:20241113090131

>明らかに倫理的問題のある発言をする軽率代表を支持するわけがない

 

これは煽りではなくて、マジレスなんだけど

この発言昭和インテリぶったバカ発言なのだよね。

己の青春時代感覚が抜けてないし、己に倫理的問題があるという自覚がない。

 

高度成長の感覚なんだよね。「賢い奴は他に何をおいても"善"を優先する」みたいな。

まず己の”善”が、西欧史観的な一面的価値観だという自覚がない。平成感覚の欠如だ。ポストモダンとか国際化とか通ってない。

そして善よりも優先することがあると言う感覚がない。経済≒稼ぎと生活の安定≒生命保全を優先する人もいるやろなあという予想すらない。生活は放っておいても確保できるとい感覚自分たち経済で困ることはないとしか思っている。

トランプ当選コメントに、気持ちはわかるけどですらなく、怒りを表明してるやつらに、マジで共通してたバカさと思う。

2024-11-10

anond:20241109124152

しかに年齢によって好む作品が違うんだよな。

スポ根全盛期に青春時代を過ごした人と、なろう系全盛期に青春時代を過ごした人で、価値観水と油から困る。

おっさん異世界を描いたら北斗の拳になるし、若造異世界を描いたらハーレム物になる。

おっさん冒険物を描いたら主要メンバーがどんどん死んでいくし、若造冒険物を書いたら主人公達がろくにピンチにもならず悪を倒して終わる。

おっさん人間関係を書いたら沈みゆく豪華客船乗客同士が罵り合いするような作品になるし、若造人間関係を書いたら仲間が主人公をヨイショしまくる作品になる。

2024-10-25

なんかもうSNSどこも人間たち戦いすぎてるけど…

インプ稼ぎメインだともうどこもかしこ闘争不安ビジネスなりまくって

Xもそろそろ終わりが見えて来た感じあるなぁ…AIフェイ画像も山ほどあるし。

うそろそろこの板の先の画面の中の耳と目でしか見てない娯楽、

あんまり価値なくなって、自然の中で自分の周りだけにコミュニティ作って生きるのがいい感じになりそうだなー

ネットが初めてできた時代青春時代過ごしてるけど

一番最初に感じた玉石混交の怖さより、今の方が数倍恐ろしくなってる

2024-10-12

アンチ村上春樹による「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」のレビュー

アンチ村上春樹です。

万が一傑作である可能性に賭けて一応読みましたが、そのギャンブルは失敗に終わりました。よくこんな話を恥ずかしげもなく世に出せたものだ、というのが率直な感想です。

以下ネタバレあり】

あらすじは「高校時代にできた男3女2の仲良しグループからあるとき絶縁された男がずっと鬱々と暮らしていたが、36歳になってやっと気が合うセフレめぐり逢い、昔のトラウマ解決するよう言われ渋々腰を上げたと思ったら全員にノーアポで会いに行き近況と当時の真相を聞いてまわる話」。

電話メールFacebookであらかじめ連絡を取れや何を眠たいことやってんねん阿呆か、と思うタイプの人にはこの小話はまったく向いていません。

鬱々とした心情描写が延々と続き、全然ストーリーが進まないため5ページ読み進めるごとに強烈な眠気との戦いに都度勝利する必要があります

以下、特に気に食わなかったことを記します。

"ディジタルウォッチ"

のような英語ネイティブかぶれの呼称

"「こんな時間に本当に申し訳ないと思う」

「こんな時間って、いったいどんな時間?」

「午前四時前だよ」

やれやれ、そんな時間が実際にあったことすら知らなかったな」"

といった気が利いてる風の間抜けな会話

"「フィンランドにいったい何があるんだ?」と上司は尋ねた。

シベリウスアキ・カウリスマキ映画マリメッコノキアムーミン」とつくるは思いついたことを並べた。"

この、「俗物の非インテリである貴様には知りもしない文化的なことがフィンランドにはこんなにあるし、それを当然俺は知っているし、さらもっと深遠な目的が俺にはあるのだが貴様には到底理解できんだろう」という衒学趣味の受け答え

悩み事があるからと、それが無上の理由であるかのように罪悪感の描写もなく自分で注文した料理をしゃあしゃあと残す思い上がり

…全編このような愚にもつかない内容で構成されておりいちいち上げつらうと宇治十帖よりも長くなってしまうのでこのあたりで切り上げるとして、根本的に気に入らないのは、自分の力で人生を切り開く気概主人公に無いことです。

改めてネタバレを含めてストーリーかいつまんで言うと以下の通りになるわけです。

1.仲良しグループ(男3女2)からハブられたか死にたい

2.でもなんとなく死ねなかった

3.孤独ぶってたら妙に男の後輩Zに懐かれ仲良くなるがある日急に去られて寂しい

4.幸運にも向こうからグイグイくるセフレXができて人生がマシになった

5.セフレXに「昔のトラウマにきちんとケリをつけてから改めて私との関係を構築せよ」と言われ旧友たちの連絡先を取りまとめて渡されて初めてやっと重い腰を上げる

6.「そうした方がいいと思った」という曖昧理由によりノーアポで旧友男A.男Bを尋ねてまわるが、かつて若々しい夢にあふれていた彼らも今やくだらない仕事をしており無常を感じる

7.なんとなくの想い人だった旧友女Cが主人公レイプされたと虚言を吹聴していたことが主人公が絶縁された理由であったことを知る

8.その旧友女Cは何者かに殺害されもうこの世に居ないことを知る

9.旧友を訪ねてまわる最中セフレXが別の男と心底楽しそうに街を歩いてるのを見かける

10.主人公のことをなんとなく好きだった旧友女D(人妻)にフィンランドまで出掛けて行って会い、改めて事件の内幕を聞き、さらに昔は好きだった的なことを言われて恥ずかしげもなくハグしてエモい気持ちになる

11.過去の話に一応ケリがついたので改めてセフレXが寝盗られてたことを思い出し「とくに理由はないけどほかに好きな人がいるんじゃない?」という声の震え丸出しクソダサ詰問を朝四時に電話で仕掛けるも「いやお前、いま早朝だし後日な」ともっともな事を言われて訳知り顔で引き下がる

12.特にオチはなく以上

ね?わかるでしょ?

IQが3ポイント以上ある人ならどなたでもお分かりだと思いますがこの本、最初から最後までクソダサ男のヘナヘナ日記帳しかありません。この本を読んで得られる人生真実は何一つありませんし、後に残る感想といえば「だから何?」に尽きるというものです。この文章を参考にして青春時代を過ごそうという若者が居たら絶対に制止したほうがよろしい。この主人公のような受け身精神性では、貴重な若い日々を無駄にすること請け合いからです。友達に絶交されて酒飲んで寝て起きてなんとなく暮らしてたらワンルームマンションと都合のいいセックスフレンド(EDでもまったく気にせず優しくヨシヨシしてくれる)が手に入っていた、なんてことは通常起こりません。「押し入れから巨乳美少女が出てこねえかなあ…」というニート妄想レベルが同じです。かかる程度の低い思考回路をさも深遠高尚であるかのような描写に仕立てて凡人の無能さ・非積極性肯定し甘やかすことは若者を含めたほとんどの人間に対し悪影響であり、社会経済上、および文化芸術の発展からして害悪であると言わざるを得ません。

以上の理由により本来は星0つですが、言論出版の自由、また「くだらない内容であるにも関わらずレビューは高評価である」という事実から導き出される「人間雰囲気物事判断している」という気付きを与えてくれたことに敬意を表して星1つです。

しか最後になりますが作者の翻訳したほかの作品群は本当に素晴らしい。それらを見るに作者は読解力と文章力は抜きん出た人物であると見受けられます。したがって、本当は彼には物事真実を見抜くセンスがあるはずです。いつの日かこのような茶番自己承認と小銭を稼ぐのをやめ、今の自分の軛を脱し、人生真実を描き出す傑作を上梓してくれることを願ってやみません。

2024-10-09

くそ笑むのホクソってどんなクソかと思ってた青春時代を思い出そう。

2024-10-07

ウェブトゥーンはてなブックマーク

ウェブ漫画「ウェブトゥーン」が大失速という記事がバズっている。

もてはやされていたのにもう失速していて驚いたのだが、今後また隆盛する可能性もあるのでその成否はいったん語らないこととする。

スマホゲームはともかくはてなブックマークでは以前からウェブトゥーン、いや縦読み漫画は不評だったがほめる論調があったとのことで確認しておきたい。

以前「縦読みマンガが世界のスタンダードだ」と言われたのは何だったんだろうな→縦読みマンガを連載するときの壮絶なハードル

やはりお前らのウェブトゥーンは間違っている

似た傾向の記事

いつか来る「マンガ」が「ウェブトゥーン」に敗れる日 英経済誌がそう断言する根拠 | 日本のマンガは高齢者の文化になる?

エコノミスト記事

全体的に批判的なトーン。

「日本式の漫画は韓国・中国に惨敗」大ヒット『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』のカリスマ編集者が挑む"ある試み" 黒船「ウェブトゥーン」から世界へ

国内記事

この時の一番の人気コメントは、「縦スクロールスマホ漫画は質が悪いとか、あれは漫画じゃないみたいな意見も多いけど、ピッコマが2兆円と評価されてるならそれはそれでスマホ漫画勝利なんじゃないの?」であった。絶賛とはいいがたい。

おじさん漫画家も流行りのウェブトゥーンに対応したい

挑戦記事

「マンガ王国」日本に迫る「韓国産マンガ表現」の熱風…『俺レベ』制作会社日本支社長が語る日韓マンガ最新事情

全体的に愛好家からは好きだけど欠点が多くて……というコメントが多かった。

韓国発祥「ウェブトゥーン」が世界のデジタル漫画市場を席巻できたこれだけの理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

どこで席巻しているんだ?というコメント多数。

全部ではないが記事コメントを見たところはてな高齢者が多いことを差し引いてもほとんどが冷静、悪く言えば冷めた意見が多かった。

好評=スタンダートになれるわけではないし、多かれ少なかれバスに乗り遅れるな的な記事が多かったのもかえって興醒めすることなったのかもしれない。

おまけ

1990年代あたりに青春時代を過ごした連中は、バブルの恩恵もおこぼれしかもらえなかったにも関わらず、漫画アニメがすごかったからその尊大さをいまだに引きずっている。アメコミ雑叩き。ポリコレ敵視をしてはうっとりする。実に見苦しい。そういうことだから韓国のWebトゥーンにしてやられ、中国のアニメゲームに追い越されるんじゃないのか?

小檜山青氏のコメントより。

「切実に仕事募集しています!」とのことだが、アニメゲームは追い越されても仕事はあるだろうが彼に仕事はあるのだろうか?

ウェブトゥーンはてなブックマーク

ウェブ漫画「ウェブトゥーン」が大失速という記事がバズっている。

もてはやされていたのにもう失速していて驚いたのだが、今後また隆盛する可能性もあるのでその成否はいったん語らないこととする。

スマホゲームはともかくはてなブックマークでは以前からウェブトゥーン、いや縦読み漫画は不評だったがほめる論調があったとのことで確認しておきたい。

以前「縦読みマンガが世界のスタンダードだ」と言われたのは何だったんだろうな→縦読みマンガを連載するときの壮絶なハードル

やはりお前らのウェブトゥーンは間違っている

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この時の一番の人気コメントは、「縦スクロールスマホ漫画は質が悪いとか、あれは漫画じゃないみたいな意見も多いけど、ピッコマが2兆円と評価されてるならそれはそれでスマホ漫画勝利なんじゃないの?」であった。絶賛とはいいがたい。

おじさん漫画家も流行りのウェブトゥーンに対応したい

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全体的に愛好家からは好きだけど欠点が多くて……というコメントが多かった。

韓国発祥「ウェブトゥーン」が世界のデジタル漫画市場を席巻できたこれだけの理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

どこで席巻しているんだ?というコメント多数。

全部ではないが記事コメントを見たところはてな高齢者が多いことを差し引いてもほとんどが冷静、悪く言えば冷めた意見が多かった。

好評=スタンダートになれるわけではないし、多かれ少なかれバスに乗り遅れるな的な記事が多かったのもかえって興醒めすることなったのかもしれない。

おまけ

1990年代あたりに青春時代を過ごした連中は、バブルの恩恵もおこぼれしかもらえなかったにも関わらず、漫画アニメがすごかったからその尊大さをいまだに引きずっている。アメコミ雑叩き。ポリコレ敵視をしてはうっとりする。実に見苦しい。そういうことだから韓国のWebトゥーンにしてやられ、中国のアニメゲームに追い越されるんじゃないのか?

小檜山青氏のコメントより。

「切実に仕事募集しています!」とのことだが、アニメゲームは追い越されても仕事はあるだろうが彼に仕事はあるのだろうか?

2024-09-19

自分の居場所はなくてよい

30代になるくらいまでずっとどこか浮いてる感じで生きてきた。

中学時代基本的に仲の良い友達と呼べるのは一人しかいなかった。誰かと一緒にいるより一人の時のほうが楽しかった。

別にスポーツもできないし大人しかったのでイジメられても全然おかしくなかったと思うが不思議と標的にはされなかった。

中三くらいになると一人でずっと机につっぷして寝てる感じで過ごしてた。

高校時代になるといよいよ学校のものになんの意味も感じなくなって授業中含めて寝てる事が多かった。

周りからはなんかよくわからんやつという感じで、仲良くもならないしイジられたりもしなかった。

どこか不気味な感じがあったのかもしれない。とにかく俺は一人ぼっちなのにめちゃくちゃ堂々としていた。

大学ではなんとなく仲間みたいなのができた。

別に自分好きな人たちと仲良くなっていったとかじゃなくて、たまたまグループの中になんとなく属してたくらいの。

大学でも基本的に一人で好きに行動してた。ちなみに中高大と彼女はなぜかできてた。でも彼女についてもそこまで執着してなかった。

卒業した後はしばらくはフリーターバイト先の人らと遊んだりしてた。

虚無ってわけではなくてやりたいことっていうのは常にあって、一人で色んな事して充実していた。

具体的には車を買ってあちこちドライブ行くとか、見たい映画が山ほどあったり、音楽作るのにハマったのもそのころだ。

音楽に関してはバンドをやりたくなったのでそこは仲間が必要になったんだが、別に誰でもよくて楽器できる人がいたら声かけて一緒に遊んだりしてた。

そんな青春時代で、俺は人からなぜか羨ましがられることが多かった。

「なんか自分を持ってる」「他人に振り回されない」「どこか謎めいてて気になる(女性から)」そんな感じのことを言われる事が多かった。

周りもみんな若いからまだまだ表面的なとこで人を見てしまうのだ。

実際の中身としては特になんにも考えてないだけだったし、人から嫌われるのもイヤだったし傷つくことも普通にたくさんあった。

だけど人の気持ちが分からいか結果的自分のしたいようにしてしまってるだけだった。

付き合った彼女なんかは別れる時には「なに考えてるかわからない」「もっと心を開いてほしかった」とか言われる事も何回もあった。

他人を気にしない俺は優しく見えていたんだと思う。だけど付き合ってくうちに優しいっていうか私のことどうでもいい?って気づいたんだろう。

まあこっちとしてはちゃんと好きなつもりではいたんだけど、好きは好きだが心を開くってどうすればいいの・・って感じだったので泣かれて終わる事が多かった。

今振り返れば「自分の居場所」なんて概念自体まったく存在してなかった。

世界は常に自分とはあまり関係がないように思えて、精神的に居心地の良い場所なんて考えたことすらなかった。

そんな感じなので社会に出て当たり前に苦労した。

しばらくはメッキが剥がれてないので「こいつ不器用だな」って感じでけっこう可愛がられたとは思う。しか自分自身が徐々にほころびを感じ始める。

「なんか俺やっぱなじめてないな」ようやくここで他者とのズレを認識しはじめる。会社組織というのはやはりそういう人間を浮き彫りにしてしまう。

それからの俺は他人意識するようになった。その結果まったく魅力がなくなった。

今までの俺は中身がバカであれ、他人ことなほとんど気にしてなかった。だからズバズバ鋭い意見も平気で言えたし、「自分生き方」を持ってる人みたいな見られ方もしていたのだ。

しかし周りを気にするようになった途端、単なるポンコツと化していく。慣れないことなんかしないほうがいいのに、変に周りを意識しすぎてあらゆることがうまくいかなくなっていった。

その頃になると俺は「心地よい居場所が欲しい」と思うようになっていた。

仕事自分が求められてると感じたい、人に愛されてると感じたい、そんな承認欲求がふつふつと湧いてきたのだ。

それから何年もの間周りに評価されよう、愛されようと努力していたがうまくいかなかった。こんなに求めてるのに認めてもらえない事で心は荒んでいった。

心身ともに疲れてしまい、仕事を辞めて少し休むことにした。

その頃学生時代の仲間と久しぶりに会うことがあった。

増田君、来ないかもなって言ってたんだよ」「いっつもフラっといなくなってたし」

ついでに当時付き合ってた元カノとも会えた。

「そんなに自分の事話す人だっけ?」とおかしそうに笑っていた。

かに自分の事なんてほとんど他人に話さなかったなと思い出す。

俺は今仕事でもプライベートでも、かつての自分を取り戻すべく意識的に心を閉ざすようにしている。

色んな人に言われて他人に心の扉を開くような努力もしてきたが、今はまったくそんな必要はないなと思っている。

仕事成功するには仕事の出来だけじゃなく、それを正しく周りにアピールできる事が重要だと俺は思ってる。

だけど俺はそれが苦手だ。だからうそれでいいやと思うことにした。

開き直りだとは思うが根本なんて人間そう変わらないのだ。

自分みたいな人間はひたすら自分本位に生きていくほうがまだマシなんだと思う。

2024-08-21

anond:20240821135523

賛同するわ。

多感な青春時代プレイしたゲームこそ面白い

ゲーム面白さとはだから個々人にとっての面白さであり、

個人問題

ゲームを比べてもそこに面白さの差はない。

2024-08-17

中学時代オタク女子との交わり

 本を読んでいるときにふと思い出した。

 そういえば俺は中学時代オタク同級生女子と親しくしていた時期があった。

 俺にとって中学時代はあまりいいものではなかったのだが、オタク女子との関わりが一時的にせよあったという事実は、中学時代自分像に多少の変更を迫ることを意味した。今の今まで忘れていたということは、彼女との関わりは本当に短く、密度も薄いものだったということだが、それでもこの記憶の想起は俺にとって少なから意味を持つ。

 俺は今も昔も一貫して非モテ陰キャだ。特に中学時代友達も少なくわりと孤独学校生活だった。そんな中、中学2年でクラスが同じになったのが例のオタク女子小野だった。といっても、彼女との関わりで記憶にあるのは、掃除時間中、『よくわかる現代魔法』というラノベの話をしたことだけだ。それでも友達すらろくにおらず、厨二病を拗らせて周囲を拒絶していた俺が女子趣味話題で会話していたことは自分でも驚きだ。

 今思えば、もう少し小野とは関わりを深めておけばよかったと思う。彼女は小柄で小動物のような見た目をしていて、顔だって悪くなかった。もしもっと親しくしていれば、非モテ陰キャの俺の人生も別の姿になっていたかもしれない。

 もちろん、当時の俺に女子と親しくするなんてことは土台、無理だった。ただでさえ中学生なんてもの女子と親しくしていればからかってくる生き物だ。スクールカーストでいえばナード枠だった俺のような男がたとえ近い階層とはいえ女子と親交を深めるなど社会的にも許されなかった。

 というか、そもそも俺は小野に異性としての興味を抱いていなかった。小野の方からなんらか恋愛的なアプローチがあれば話は変わったかもしれないが、もちろんそんな素敵イベントが起こることもなく、小野との関わりはいつの間にか幕を閉じた。本当に俺はダメなやつだと思う。

 しかし、実を言うと中学卒業後、小野と関わる機会が一度だけあった。高校1年の頃、地元友達の通う高校文化祭に行った時、たまたま小野と再会したのだ。その際交わした言葉は「久しぶり~」くらいな軽いもので俺は友達と会う用事があったのですぐに小野とは別れてしまった。男子校だった俺からすれば女子と関わるまたとないチャンスだったのに、もったいないと今では思う。ホモソーシャル環境にどっぷりと浸かり過ぎて女子と関わるという発想が薄かったのだ。青春時代時間の使い方にもう少し気を配れていればと思わずはいられない。

 そんなことを思い出していたらムラついてきた。

 いい年して中学時代を思い出して抜くなど恥ずかしいことだと思いつつも、俺は小野のことを思い出して一発抜いた。

 あぁ、青春よ、帰ってきておくれ。

2024-08-16

anond:20240728023355

タイトルで「なにいってだこいつ」と思ったけど最後まで読んだらなるほど。

33歳ってことは2010年前後ニコニコ動画文化が最高だった、みたいなものに通じるのかな。

青春時代をともにしたコンテンツは貴重なんだよ。

2024-08-11

anond:20240811135706

AIに要約してもらった。


この文章は、高校時代部活同窓会に出席した男性が、昔の片思い相手との再会をきっかけに、自分青春時代の思い出を振り返るという内容です。彼はその相手と過ごした思い出や、告白できなかった後悔、そして大学での別れを経て、最終的に失恋から立ち直った経験を語っています現在結婚しており、過去の思い出は美しいままにしておきたいと考え、元片思い相手幸せを願っています

綺麗な思い出は綺麗なままにせざるを得ない話

先日、高校同窓会に出席した。

共学高校工学大学自動車業界と歩を進めてきた私にとっては、高校部活同窓会というのは男女比がほぼ5:5になる唯一のコミュニティだ。

大学に入って以来女子のほうが多い飲み会に参加した記憶などなく、仕事帰りに男女で居酒屋に入っている集団を見ると例外なく殺意を覚えたものだが今回ばかりは私がその男女の集団なのである

そんな飲み会に参加できるのであれば、妻との交渉にて使ったHäagen-Dazsなど安いもの

ただ一言だけ断っておきたいのは、私は決して浮気不倫等の社会倫理に悖るコトをしたいのではなく、ただ単純に旧友に会って話がしたいということのみであり、ついでに女子が多く場が華やかであれば尚良しというただそれだけのことである

さて高校3年間、16~18才の所謂"青春時代"をともに過ごしたメンバーであるから破局したカップルがいたり、叶わぬ片思い相手がいたりと愛憎渦巻く飲み会であった。

カップルが、現在全く別の相手結婚していたりいまだ独身だったりするのであるから、それは破局したと言って差し支えないだろう。

全員アラサーであり、良くも悪くも大人なので昔の恥ずかしくも甘酸っぱい思い出を語るようなことはせず、もっぱら話題結婚出産子育てマイホーム転職、近況が主な話であり、それぞれ自分人生を歩んでいると思った。

マイホームとその予算子育て仕事との折り合い。転職投資。今の日本を覆う諸問題は、眼の前の旧友たちにも例外なく振りかかっているようだ。

そんな中、私の元片思い相手は絶賛彼氏募集中という話を聞いた。

一番結婚から縁遠そうな私が結婚したので、妻との馴れ初めや結婚式の話をしていると、そのようなコトを言っていたのだ。

どうやらマッチングアプリを使ってはいものの、なかなかいい人と巡り合っていないという近況とのこと。

それを聞いたときの私の心情というのが今回の文章主題である

温めの燗酒と炙ったイカをお供に私の舟唄を聞いてほしい。

その件の相手というのは高校同級生で、入学したとき私の前の席だったのを覚えている。

どちらかと言うと明るいが奇妙奇天烈性格で、典型的オタク女という分類になるのであろう。

意識したきっかけは何だったか、はっきりとは覚えていないが確か魔法少女まどか☆マギカ映画化に際して、今度よかったら一緒に観に行かない?と(おそらく向こうにとっては)なんの気無しに言ったお誘いだった記憶

女子からなにかに誘われるということはそれまでの人生で1度となく、胸が高まったというのだけは覚えている。

地元イオンモールに2人で買い物に行ったことがある。私の人生初デートである。その時の目的もはっきりとは覚えていないが、確か何かしらのアニメグッズを買いに行くのが目的だったはずだ。

そこから約1年。同じ部活メンバーとして練習をしたり、みんなでカラオケに行ったりという何気ない日常が続いていた。

その頃にはもう好きになっていたのであろう。

まどか☆マギカを観に行かないかという誘いは、そして果たされることになる。

201X年の12月24日県庁所在地にある映画館にて映画を見に行った。

当時アマガミという恋愛シミュレーションゲームにハマっていた私は、クリスマスデートというのは絶対に抑えておきたい高校生活のメインイベントだった。

彼女にその気があったかは私は知らないし、知ることはないだろうがそれでも私にとってはデートだった。

親に出かけるといい、精一杯のおしゃれをして、なんとなく親には察され、待ち合わせ場所に向かった。

地元の駅で待ち合わせ、映画館に向かう間は私は緊張してあまり喋れなかったように思う。

映画を観終わって帰路をたどっている最中、私はどうやって告白するか、それだけを考えていた。

もう少し正確な表現を心がけるなら、おそらくその日は1日中告白することだけを考えていたのだろう。

恋愛シミュレーションに毒された高校生が、12月24日映画館デートをしているのである

意中の相手クリスマス・イブに2人で出かければ、意識をするなという方が酷な話であろう。ましてや17才青春真っ盛りの高校生であれば、恋愛脳であっても誰から咎められはすまい。

だが私は結局言い出せなかった。

告白なんかできる雰囲気ではなかった。言えるタイミングがなかった。言い訳を挙げればキリがないが、要するに怖気づいて言えなかったのだった。

部活はまだ続いていく。告白して失敗し、気まずくなるよりはリスクを冒さずに現状維持することを選んでしまったのだ。

この選択は正しかったと15年たった今でも自分言い訳を続けている。

年が明け、年度が変わり高校3年生になった。私は理系彼女文系なので違うクラスに。それは部活引退すれば疎遠になるということだった。

インターハイが終わり、私の高校での部活は終わった。これから大学受験に向けて各々勉強する時期である

とはいえ高校生活はまだ続いていくからイベントはある。文化祭体育祭球技大会などクラス単位で楽しむイベントはまだ残っている。

当然私も自分クラスで、文化祭体育祭など全力で取り組んだ。文化祭の出し物の打ち合わせで22時過ぎまでファミレスクラスメイトと話し合いをして、追い出されたのはいい思い出である

ただ、そんなとき彼女のことが心の片隅に残っていた。

彼女と同じクラスで出し物ができる、文系クラスの友人を羨ましく思った。

冬になるとイベントも終わり、いよいよ大学受験本番である

私は英語が大の苦手で、このままでは英語が足を引っ張り不合格になるであろうことが予想されていた。

両親の方針で、地方でひとり暮らしをしてでも浪人絶対NGとのことだったので二次試験英語のない地方大学目標を変えざるを得なかった。

詳しくは知らない(し、未だに彼女がどこの大学に行ったのかはよくわかっていない)が彼女実家から通える都内大学受験すると聞いた。

2人の距離が、どんどん開いていくような気がした。

3月になり、私は地方大学でひとり暮らし彼女都内大学に通うことが決まった。4月になれば離れ離れである

卒業式が終わり、付き合っているわけではないが彼女との別れが近づいてきた。

私は彼女秋葉原メイド喫茶池袋アニメイト本店に行きたいと言っていたのを覚えていたので、彼女デートに誘ったのだ。

私は当日が楽しみだった。普段は見ない朝のテレビ占いなんかもみて自分運勢確認したくらいである。

そしてクリスマスの日にできなかったことを今日こそはとも思った。

しろもう後が無いのである。月末には私は地方に行かねばならない。

都内でのデートは非常に楽しかった。私の青春集大成と言ってもいい。

行く先々でカップルと見られるのは心地が良かったし、この時間永遠に続いてほしいとも願った。

帰り道、私は彼女告白した。

フラレるのは半ば理解していたが、どうしても言いたかった。

どうしても遠距離になってしまうし、現実的には厳しかったのも理解していた。

高校の3年間で少しだけ大人になってしまっていた。

ただこれから絶望的な以上、クリスマスときのように比べる天秤がない以上、一兆分の一の可能性を信じたかった。

地方引っ越しをした時が私の人生で一番寂しかった時期だろう。

知らない街、知り合いは誰もいない中で、選別に貰ったキーホルダー失恋を常に思い出させた。

失恋から6年後、キーホルダーが壊れてくれたお陰で、私は青春と漸く決別できたのである

同窓会で再開して、彼氏募集中のようであったとしても、私にはもう人生をともにする伴侶がいる。

「やりなおし」は永遠に来ないのである

今の妻と別れてもう一度青春を取り戻すべきであろうか?

それが不可能であり、すべきでないことは論じるまでもないであろう。

綺麗な思い出は綺麗なまま保管せざるを得ないのである

せめても彼女に、佳き人が現れることを願う。

2024-07-21

anond:20240721004152

チー牛大学生ことなんてクソどうでもいい

過去青春時代に執着してるみたいで草

2024-07-19

なんか都知事選以降左翼解像度が上がった

左翼ってずっとXのトレンドに居座ってさも自分たちマジョリティのように見せかけてるけど

都知事選の結果見ると大目に見ても東京都民のうち120万くらいしかいないんだよな

今回の都知事選有権者数は約1150万人だからだいたい10人に1人

学生時代を思い出してみるとクラスに2~3人部活もせず生徒会委員会活動もせずオタクグループにも所属せず文化祭とかのイベントにも積極的じゃなかった奴いるじゃん

あれが今の左翼なんだなとなんか納得したわ

そりゃあ仲間増えねぇよ、仲間の増やし方を知る機会が青春時代にないんだもん

2024-07-13

学生時代小学生男子家庭教師をしていたのだが、その男子に女子高生の姉がいた。

の子、私が来ているのをうっかり忘れていて風呂から上がってノーブラタンクトップで出てきて、あらわになった横乳を私に見られてずいぶんショックを受けていた。

かわいそうなことをした。

女子高生横乳を見たのは、あとにも先にもその時だけだった。

街で女子高生とすれ違うと、あのときのことをかすかに思い出す。

青春時代の思い出は淡く儚い

最近歌番組で昔のアイドルが出てくるのをよく見るんだけどあれなんなんだろうな

今決定権を持ってるおっさん青春時代80年代アイドルブームの頃だったということなんだろうか

正直ババアが出てきて若い頃の歌を歌ってるのは痛々しい

こないだは風間三姉妹が出て歌ってた

まだ三人とも現役だったことに驚いた

伊代はまだ16だから還暦近いババアが歌ってる

苦しい

2024-07-06

anond:20240705210526

野原ひろし

なんてつまらない男なんだろう

そう思ってた時期が私にもありました

野原ひろし的な生き方はなんてつまらないんだと思っていたし、それは今でも変わらず思ってる。

実際に大人になって分かったことは、つまらなくない良い仕事をしながら家庭を持つには、生まれ育ちが真っ当なことや青春時代にはちゃん青春をやってきてるなど、人生マイルストーンを着実にこなしてきている必要があるということ。

俺はその辺が全然ダメマイルストーンをなんもクリアしてないので、家庭を持つのではなくつまらなくない仕事をすることに集中して、人よりだいぶ時間はかかったけどそれなりに納得できる仕事をやれるようになってきた。

そっから振り返ると野原ひろしはやっぱつまんねー男だなと思う。そういった普通の人たちもそれぞれに一生懸命生きてるんだなということは分かるようになったけどね。

2024-06-27

男子高校生の間でひそかに流行しつつあるステロイドとドカ食い気絶部との違いは小さいのではないか

私事だが、リハビリを経て歩けるようになる過程で、筋トレ界隈で言う超回復は、枝葉末節なのではないかと思うようになった。

超回復とは、筋トレをすると筋肉が損傷し、その損傷を修復する過程で、ちょっと回復しすぎる、結果筋肉が増える、というものだ。

超回復は、部分としては正しいのだが、全体としては人間適応のごく一部分にすぎないのではないか

人間の体と言うのは今現在の負荷に見合うように勝手にフィッティングする、適応するのが正しいのではないかと思うようになった。

寝たきりに近い状態からほぼ足を使わない生活を経て、ちょっとトイレに行くのですらリハビリの一環となるような辛い時期を経て、今は普通に歩ける。

ジムにも行ける程度に回復している。

でも、医療機関でかなりしつこく言われたのだが、使わなければ衰えますよ、辛いけれども今やらないとリハビリ期間が延びますよと言うのは本当なのだろう。

寝付いてしまう、お年寄りがいったん入院になるとそのまま寝たきりになるというのも今ならわかる。

ただ歩くだけで相当に辛いのだ。だが、筋肉も衰えているだろうし神経系も鈍っているのだろうが、そのリハビリと言う名のリカバリー期間を乗り越えれば、歩ける。

そう、歩くときリハビリ間中のような辛さは無い。でもこの辛さを乗り越えられずに、ずっと歩けないという人もまた居るのだろうと思う。

から、おそらく、人間の体は、現在状態からキツイ状態経験すると、それに適応するのだ。そして一度適応すれば、それを維持するのは同じだけのキツさは求められない。

この経験は、筋トレボディビルとは、ある種のリハビリなのだ、という自身の信念を強化した。

たとえば、自分理想とする肉体があるとする。その肉体の状態に向かってのリハビリを、筋トレと言うのだ。

これは、体力や筋肉量と言った、見た目ではない競技者の目指す出力でも、美しい体つきを目指すボディビルダーでも同じだ。

から筋トレキツイし、このリハビリ期間を乗り越えなければ当然その理想にはたどり着けない。

運動強度と言う考え方を知った時にも、それはそうだろうと思ったのを覚えている。

恐ろしい距離毎日歩く営業マンを知っているが、別に足がムキムキになっていたりはしない。もちろんその営業力に見合うだけの脚力はあるわけだが、それだけだ。

人間は、運動強度に見合った肉体に適応するが、勝手にそれ以上に増えたりはしない。逆に言えば、日常生活での運動強度が下がればあっという間にそれに適応する。

ここでやっと、男子高校生から聞いた、ステロイドとか普通ですよ、という話に戻る。

アナボリックステロイド筋肉増強剤のことだ。特に場所名前は伏せるが、みんな使っているらしい。

ニュースしかしらないといわゆる注射をするようなタイプ想像するかもしれないが、錠剤のようなタイプもあるし、休薬期間やケア剤など、使い方もかなりこなれてきている。

詳しくない人からすると、とんでもない話のように聞こえるだろうが、実はショービジネス界としては割と一般的だ。逆に、ステロイドなどを使わないタイプのことをナチュラル、と呼ぶくらい一般的なのだ

まあ、作用副作用もかなりハッキリしているサプリメント、だと思ってもらえれば良い。

健康サプリメントを飲み続けた結果副作用があるかどうかは良くわかっていないだろうけれども、ステロイドについては何人も死んでるし副作用もハッキリしている。体に悪いのだ。

から、将来ある男子高校生と会話するときに、いやいや四十過ぎで死ぬかもしれないし止めときなよ、と気軽に言えない自分がいた。

おおむね、15~25歳の10年位が、まあ青春時代と言っていいだろう。

この10年は、中年以降どんなに金を積んでも取り返しがつかない。

別に禁止されている競技に出るわけでもないし、自分身体つきを変えたいからという理由で飲むのはアリじゃないっすか?と言われたときに、そうだね、としか返せない。

正直に言えば、きっちりバランス計算して食事をして、プログラムを組んでトレーニングをして、プロテインをきちんと飲んでいれば、よほどのことが無い限りステロイドに頼らなくても希望身体つきにはなる。

もちろん、漫画キャラクターのような身体つきを目指すとなれば、どうあがいてもステロイド等に頼らなければならないのはその通りなのだが、それだって常軌を逸したトレーニング量が前提になる。

通常、常軌を逸したトレーニング量の何歩か手前でも、着実にこなせば、きちんと身体つきは変わる。

遺伝子に恵まれれば、控えめな漫画キャラクターレベルには到達するだろうし、そうでなくともいわゆる細マッチョ、みたいなモテる身体つきにはなる。

ただ、これはほぼ青春の半分以上をトレーニングに費やせれば、求道者のように食生活を律することが出来れば、の話だ。

まあようは、効果がはっきりしているチートなわけだ。しかも手軽に出せる値段だし、別に禁止されているわけでもない。

いやいや副作用があって絶対体に悪いじゃん、というかもしれない。

そこでやっと、ドガ食い気絶部の話になる。

ドカ食いは体に悪い。みんな分かっている。でも、別に禁止はされていないし、たくさん食べるのくらいとみんな許容している。

さらに言えば、ポテトチップスアイスクリームだって別に許可制じゃない。貴方は今月の許容量を超えているのでお売りできませんとコンビニで断られるだろうか?

摂生をしていたので、肥満で若くして、ということは身近でも聞く。もっと極端なことを言えば、バイクに乗ってて事故るやるだって結構いる。

山で遭難するのも、スキー骨折するのもそうだ。

そうしたアクティティは、多かれ少なかれ、日常生活よりも格段にリスクのある行動をとっている。しかも直接的にだ。

そんなことが許される世の中において、短い青春の期間に、筋肉付けてモテたいという男子高校生ステロイドオッサンが止められるだろうか。

しかも、ある意味で関節や軟骨などには無茶した結果取り返しはつかなくなっているのだ。筋トレだって別に体に良くは無い。

まあだからなんだという話にはなるかもしれないが、女性にとっての美容整形と同じで、男性ステロイド使用タブー視するのではなく使用方法啓蒙必要な気がしている。

これから迎える夏休み間中陰キャ必死に家でダンベトレーニングして肉体改造しようと決意したときに、ステロイドの有無で冗談抜きで結果は10倍以上違う。

無茶苦茶使用で命を縮めるくらいなら、適切な使用でほどほどのダメージ身体に与える方が良いと思っている。

フェイナチュラルと言う単語が生まれるくらい、ステロイド等を使用するユーザーはまだまだ日陰者扱いだ。本当に良くないと思う。堂々と使って欲しいし、使い方をもっと共有してほしい。

深刻な健康被害が出て取り締まられてから泣きを見るのは、ユーザーなのだから

2024-06-26

陰キャの嫌いなところ

陰キャの一部、いつまでも自分よりカーストが上のやつらがキラキラしてることにルサンチマン拗らせてるのが嫌い。

”今更”、「自分学生の頃から勉強ちゃんとしてたのに、遊んでたやつらが幸せそうにしてる、許せない」となる。今更。

友人、恋人地域の知り合い。あるいは、青春時代の思い出。

お前は真面目にやってただか知らないけど、その費やした時間でいい学校やいい会社に入ったんだろう。おめでとうな。

たださ、自分努力しなかった分野まで手に入れられると思うなよ。自分選択責任を持て。誰かのせいにするな。お前はそれを得て、得られなかった。それだけ。

そういう話をする。

お前が遊んでるようにみえたそれな、「人生タスク」っていうんだよ。その一部には勉強も入るけどな。今お前が手に入らなくてネット八つ当たりしてるそれ、努力しないと手に入らなかったものだぜ。

結局さ、自分羞恥心劣等感を変えるでもなくそのまま真面目という体の撤退をしたんだろ。お前がやらなかったことをやったやつがいて、結果お前が手に入れられなかったものを手にしたやつがいるだけ。

そんな単純なこともわからないのは、人生課題から逃げ続けることで、レールの上でなにも考えないまま来たからなんだよ。

どうせお前は大学デビューとかもバカにしたタイプだろ?ブスなりにファッションに気を遣ったり、慣れない会話にも何とかついていけるように場数をふんで、傷ついたり。

お前はどうだ?どうせ変わろうとしたやつらを鼻で笑って、今更何イキってるんだとか思ってたんだよな。

そこまでして欲しいものはない、疲れるって?そうだな、それで拗らせずに胸を張ってるお前だったらかっこいいよ。この文章はお前のためのものじゃない。

ろくでもない書き込みネットでしてるそこのお前だよ。

で、貫いたそいつらの何人かは変わる機会を得て、お前は何もしなかった。それだけ。

マイルドヤンキーとかもバカにしてそうだよな。酒にタバコ、うんうん体に悪いよね。ファッション無駄お金がかかるだけ。そんなことにお金かけるより、勉強した方が役に立つよな。

彼らの寿命は確かにいかもしれないね。けどどうだい、お前は疑いなく彼らより幸せと言えるかい

学歴、都会、エンジニア政治思想健康

お前が努力した方面で手に入れたものだろう。胸を張れよ。そうだろ?

だったらいらないと決断したことを貫けよ。今更ぐちぐち他人攻撃して、羨ましがって、戦う勇気はなくて、SNSで大きな子供を続けている。

手にしたいと一度は思ったことについて努力もせず、面と向かって欲しいとは言えない程にプライドだけは高い。

あいも変わらず上から目線で、けれども周りに親しい人間のいない、欲張りで怠惰なお前らのことがおれは嫌いだよ。

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