はてなキーワード: 性風俗とは
単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱、頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができます。ヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもあります。ヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいます。セックスの相手の免疫力が低下している場合や、相手の性器に傷があるとそこからウイルスが感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります。
2)淋菌感染症
淋菌による感染症であり、主に男性の尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります)男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます。腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行います。クラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります。性交渉でのみ感染する性感染症です。
大変頻度の高い性感染症です。女性の場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています。感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着は子宮外妊娠の原因になり、不妊症の原因になります。女性のクラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります。性交渉でのみ感染する性感染症です。
4)梅毒
梅毒は2015年くらいから日本でも大変流行しています。梅毒の病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます。
5)B型肝炎
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)が感染して起こります。HBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キス、オーラルセックス、性行為で感染します。同じ食器を使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐、黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります。検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております。内科へのご紹介もできます。
6)C型肝炎
C型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉も感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります。検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております。内科へのご紹介もできます。
HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性と男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所の傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります。
潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります。抵抗力が落ちてくると、発熱や下痢などの様々な症状があらわれ、さらに病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎(HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症や悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査をしましょう。
当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料の検査が受けられます。匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所や市役所のウェブサイトをご覧ください。
8)尖圭コンジローマ
潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われています。HPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドームを使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります。相手の免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルスが侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります。出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマのワクチンが組み込まれました。現在、日本で取り扱いのある4価のワクチン、ガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります。
潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色の悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状があります。トリコモナスは性行為で感染することが多いですが、まれに公衆浴場などで感染することもあります。タオルやお風呂の椅子、シーツなどでも感染することがあります。男性は検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります。
10)毛ジラミ症
吸血性昆虫であるケジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚からの出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります。発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後で孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めます。ライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント様物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーかパウダー(薬局に売っています)を使うと治療できます。シーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバー、ソファーカバー、シーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまいます。
曰く女性の物化だ、萌え絵で興奮する人は現実の幼女に興奮し、やがて犯罪を犯すに違いない。
などなど。
オタク側からすれば支離滅裂な論理にしか思えないが、そのような批判は確かに存在する。
オタク側は、そのような批判は的外れだ、萌え絵で興奮することで発散すれば、現実の女性はむしろ安全だ、などと反論するが、統計を出そうがどうしようが、全く噛み合わない。
ただ、ふと気づいた。
萌え絵を批判している女性は、本当にフェミニストなのだろうか?
むしろ真逆の、男性に依存している恋愛脳の女性が、批判しているのではないだろうか。
彼女たち恋愛脳は、萌え絵やポルノが現実の女性の代わりになるからこそ、批判しているのである。
彼女達はフェミニストと違って弁が立たず、自分の感情を言語化できないので、頭が良さそうなフェミニストの言に乗っかっているだけではないのか。
萌え絵やポルノは魅力的だ。それがあることで、男性は自分の性欲を満足させてしまう。
そのせいで、現実の女性に彼らの愛が向くことが無くなってしまう。
もし萌え絵やポルノが存在しなければ、彼らの性愛は現実の女性に向かうはずだ。
すると現実の女性に注がれる愛の量が増えるので、自分が愛される可能性が上がる。
こう考えれば、彼女たちが苛烈にポルノや萌え絵を攻撃する理由も納得できる。
彼女達には、ポルノの存在が性犯罪を抑制すると言われても逆効果なのである。
熱烈に求められて羨ましい、と思ってしまうタイプの喪女だからだ。
この立場で批判されたら、オタクはどう反論すればいいだろうか。
萌え絵やポルノのせいで、現実の女性に愛を注がない男性が存在することはオタク自身が百も承知だ。
二次元さえあれば三次元は要らない、とうそぶくオタクがどれだけ多いか。本気でそう考える者も決して少なくない。
少子化、晩婚化など、ポルノや性風俗が存在することで、結婚しなくても良いと考える男性が居るせいだ、と言える。
二次元に耽溺するオタクも、少子化、晩婚化に拍車をかけている。
まあフェミニストとは真逆の、恋愛は男性がリードするべき、という考えだがね。
こう言われた方がオタクコンテンツを規制するべき、という意見も、多少は納得できるものになるのではなかろうか。
「俺に愛されて喜ぶ女性は居ない!」
「私が居る!」
『性風俗関連特殊営業』については、風営法上、『異性の』客の性的好奇心に応じて接触する役務(売春や公然わいせつなどに至らない性的なサービス)が対象
同性間サービスは規制対象外、横浜のマンション住民「立ち退きを」 地裁に仮処分申し立て /神奈川 (毎日新聞 2016年4月16日 地方版)
男性客に男性が性的サービスを提供する形態の風俗店をマンションの一室で営業するのはマンションの秩序を乱すとして、横浜市内のマンション住民でつくる管理組合が、風俗店の立ち退きを求める仮処分を横浜地裁に申し立てた。同性間の風俗営業は法律の規制対象外で、裁判に頼るしかないといい、住民側は「法改正が必要ではないか」と訴えている。
住民側の代理人弁護士によると、このマンションには2012年から不特定多数の男性が立ち入るようになり、インターネット上でマンション内に「ニューハーフヘルス」を営業しているとされる内容が見つかった。組合は警察署に相談したが、風俗営業法が異性への接客に規制の対象を限定していることを理由に「介入できない」と言われたという。
この三つがワンセットになっているから結婚のハードルが上がりまくるんだし、恋愛感情が薄れた時点で離婚することになったり、離婚しただけで育児の環境が変わったりしてしまう。
1はたとえば性風俗や愛人、セフレ、ワンナイトラブ的なもので満たすことができる。
恋愛と結婚が結びついている現在では浮気とも取られるが、その二つが分離していれば、結婚相手に恋愛相手のことをとやかく言われる筋合いはなくなる。
2はいわば共同経営者のようなものであり、あるいはシェアルームをもっと深めたものと捉えてもいい。
そこに恋愛感情は不要で、とにかく資産の共有や家事の分担、どちらかが働けなくなったときの支援などを考えればよい。
3は出産育児の共同作業者であり、代理母やベビーシッター、保育士などの領域にまで食い込むものである。
たとえば夫婦のうち妻だけが子供を欲しいと思っているなら、夫の同意を得ずとも別に「出産パートナー」を見つけて子供を産めばよい。
生まれた子供は出産パートナーと育てればよく、結婚相手に育児や金銭の負担は生まれない。
たとえば同性愛者が子供を産めないだとかは「恋愛パートナーが出産育児をする必要はない」で済ませることができる。
実にスマートだ。
性風俗はかなり縮小すると思う
表現の自由のためというならば、むしろあらゆる18禁表現作品のゾーニングを撤廃すべきだと思う。
ゾーニングによる表現の萎縮効果っていえばわかると思うんだけど、実際、私達はどうして18禁表現がゾーニングされる正当性があるかもわからないまま、えっちなイラストのゾーニングを求めてるよね?
ゾーニングするということは、対象表現について発表の場が限られるということであり、他者の重要な権利を制約しない限り本来的に自由であるはずの表現を規制するということ。
この点、刑法では猥褻な図画を規制する理由として善良な性風俗の維持を挙げているけど、善良な性風俗って何?って話だよね。
増田の指摘するとおり、普通のキャラ描写まで悪意のある解釈をされる、その悪意のある解釈がなされる背景に18禁表現の隔離は影響してないんだろうか?
「萌えイラストは性的強調を感じ取る人が少なからずいて、性差別、青少年保護、健全な性風俗等の点で批判されています。だから、表現内容についてガイドラインを整備して運用すべきです。」
みたいな主張をすればよいと思います。
眼鏡をかけて20年。レーシックに興味がないわけではないが、これを読むと気が失せる。普通の生活が一変、というところに強く惹かれる。
後悔と恨み辛みが絡んだブログが好み。初見は、2chの荒らし。担当医の実名を出して叩くコピペで専門板を荒らされたことがきっかけで探し始めた。
前向きに生きる難病患者のブログには興味ない。症状や症例を読むのが楽しい。政府のホームページなど便利。
閉鎖病棟に入院してるとなお良い。後天的な重度の精神障害が好み。健常者の世界と精神障害者の世界を行き来した人というのが好きポイント。
降って湧いた不幸に悩み苦しむ無実の人々に興味がある。お豆をお醤油で炊く例のコピペがきっかけ。
2ch時代に覗いていた。小麦粉を水でねって焼いただけの貧乏レシピなどおもしろい。節約ライフハックの隙間に伺われるヤバめの人生。
最近はエイズも大した病気ではないから微妙ではある。かかる理由は様々…とはいえ闘病談を探すと圧倒的にゲイが多い。同性愛者、陽性という二重苦が興味深い。浮気、性風俗、乱○、ハッテン場など若干の自業自得が正常性バイアスを刺激して安心できる。浮気した配偶者から貰って…という完全な被害もいる。
自分は絶対にすることがない後悔だから何度でも読み返したくなる。取り返しの付かなさが良い。ホルモンバランスが崩れるので自殺が多いそうですね。
理由はわからないが良く読む。普通に可哀想だが、全然可哀想と思わない自分もいて複雑。
底辺職の専スレを読むと出没する。Twitterもよく覗く。下を見ることで安心できる。ストゼロの写真に映り込むドラえもんハンドにはえる指毛が本当に汚い。
キモ金おばさんがネットで交流しているのをみると冬のスズメを思い出す。
可哀想な人から自業自得のゴミ屑まで、多種多様で面白い。さながら動物園。
ホームレスの癖にブログをやっているところにかなり興味がある。世捨てしきれない人。妙に意識が高かったりしてうける。
あーあ、の一言。夢を詰め込みすぎて客が入らなかったんですね^^;。
終わってる人が何かを始めようとしているのを見るのが愉快。
可哀想、なような、そうでもないような。
ミュージシャン志望のド下手くそ。だめそうな漫画家志望万年アシ。いろいろ。
特定の誰かに対して悪口を描き続ける人のブログ。家族が圧倒的に多い、誰かに読ませるためではないのは確か。負の感情の塊。定期的に読みたくなる。
以下追記↓
大好きなのに書き忘れていた。田舎で自給自足する人々、の子供。学校まで2時間の僻地で友達もろくにいない生活。テレビで見るのも好き。しょうもない親のせいで…というのが良い。ホメオパシーなど堪らない
これもかなり好き。可哀想。同情。治ったり悪化したり。親の影響で脱ステさせられたり接客業退職に追い込まれたりと波乱万丈。怪しい医者の影がちらつき始めるキタキタ感。10年単位で追っかけられるご長寿コンテンツ。アトピーこれ人生。
あれもないこれもないこんな田舎、こんなはずじゃ。都に住まない自分には面白い観察対象。3年ぐらいで田舎に馴染む足が早いコンテンツ。だが、間近でも見れるところが好き。
定番すぎて書かなかったが追記。定期的にWikipediaを読み返す。週刊誌などは好まない。淡々としたものが良い。事件ものは歳のせいかあまり読まなくなりつつある。悪者が出てくるのが嫌。
最近は事故が好き。交通事故、ハイジャック、飛行機墜落、脱線、定番の熊襲来モノ、凍死モノ、漂流モノなど様々。最近良かったのはドナー隊。感染症ではローカルな熱帯の病が良い。コロナは微妙。個人的には全身から血を吹き出して死ぬ系の方が……。
戦争では、強制収容、戦時の貧困、一家離散などの定番も。邪智暴虐軍人に苦しめられる属国の庶民が好き。配給、闇市良い。戦争終了後の、原爆後遺症や枯葉剤の後遺症、四肢の欠損、重度の火傷などその後の人生を変えるものも惹かれる。国同士の争いにより罪のない大勢の人が生涯理不尽に苦しみ続けるのが興味深い。好きなのはベトナム戦争。軍人のシェルショック、原爆実験被害者談も良い。
一通り人の不幸に触れた後に見たくなる。アリエッティ、思い出のマーニーが良い。他の名作に比べて視聴回数が少ないのと、あまり引き込まれないのが良い。ドラえもんの映画などもよく見る。まったく好みじゃないのが良い。頭を空っぽにして楽しめるハッピーエンドが良い。人の負の側面をテーマにしないポリコレ映画も大好き。一押しはアニー(2014)。
https://anond.hatelabo.jp/20200815111332
先生、今日は以前申し上げましたあの人の話をお聞きいただけたらと思い伺ったのですが、ご迷惑ではございませんでしょうか。
このコロナの時勢の中、顔を合わせてお話しするというのも気が引け、小説のように書き上げてお送りしようと何度か試したのですが、普段書かない身からするとどうも難しくて。
拙い文章お読みいただくのもかえって失礼かと思いまして、身勝手とは存じておりますがお会いしてお聞きいただくほかないと思い参りました。
先生にはいつもご親切にしていただき、ご恩を頂いてばかりでお返しできず大変申し訳ございません。
もう半年近くも前でしょうか、前に少しお話ししましたがその頃私には親しくなったばかりの女性の友人がおりまして、
私は彼女と恋人になれたらと思い、週に1回ほど連絡を取って食事をしたり街歩きをしたりとデートのようなことをしておりました。
その日は彼女が夕方まで仕事だったものですから、私が店を予約しておいて仕事帰りに合流して夕飯を一緒に食べました。
店を出たあとカフェにでも入ろうということになり、彼女が近くにスターバックスがあると言うのでそこに向かいました。
コーヒーとケーキをつまみながら話すうち恋愛の話になりました。彼女が私に恋愛経験を尋ねたのですが、恥ずかしながら私はこの年で経験がないものですから
正直に言うのはためらわれて、中学生の頃にでもいたことにしようかとも思いましたが、
変に見栄を張ってそれが嘘だと知れたときのことを考えますと、相手の失望させるでしょうし、
何よりその時の自分の姿を想像するとなんと哀れかと思い、正直に話しました。
彼女は見たところ特に驚くでも蔑むでもない様子でしたが私に何と言葉を掛けたらよいのか迷ったのでしょうか、
少し間が空いたのち、悪いことではないと思うと短く言ったと覚えています。
今思い返せば彼女の言葉を待つ私の表情は必死のものであったような気がし、それが彼女の同情的な言葉を引き出したようで恥ずかしくなります。
今度は私が彼女に恋愛経験を尋ねました。彼女はこれまでに2,3人ほど恋人がいたとのことで、
どのような人だったかを控えめに尋ねてみると嫌な顔をするでもなく淡々と話してくれました。
彼女の話を聞くと、元恋人らは中々癖があり、いえ、もっと直接に言いますと幼稚、傲慢、共感性の欠如という言葉が似あう方々で、
彼女はそれらに振り回され消耗し、結局付き合いきれず別れてしまったとのことでした。
私はふんふんと相槌を打ちつつ話を聞き、彼女の巡り合わせの悪さに同情しましたが、同時に元恋人たちと比べればよっぽど自分がまともだと感じ、
ある種のチャンスを感じたことを白状しなくてはなりません。
今にして思えば彼女の話す元恋人らが一片の人間的魅力もないことに彼女のバイアス、
つまり都合の悪いことを隠していることを感じとるべきでしたが、捉えたチャンスに舞い上がりそのまま信じてしまいました。
一通り彼女の話を聞いたのち、私は彼女に同情していることを示すために元恋人らの振舞いを取り上げ、この行動はこういう理由でよくないというように説明し、
自分は何が問題か分かっており、自分はそういうことをしない人間だとアピールしました。彼女は自分を肯定するそれらの言葉を微笑みながら聞いていたように覚えています。
私の元恋人への非難に促されてか彼女はそういえばと言って、最後に付き合った人間はアルコール依存症でセックスができず、
そのせいかやたらと細かいことで難癖をつけてきて鬱陶しかったと加えました。それを聞いて私はそういう行動はお互いにとって不幸にしかならないと、
彼女に共感して怒る言葉を発しながら、その裏側では自分が童貞であることのコンプレックスを刺激され羞恥心を感じ、
心臓がどくどくと鳴り顔が熱くなりました。私が黙ったせいかそこで話が不意に途切れました。
何か話さなくてはと頭を巡らすうち平静さを失っていたせいか気づけば自分が童貞であることを話していました。
言ってすぐにこんなことを言うべきではなかったと後悔しましたが、
彼女は落ち着いた様子で再びそれは悪いことではないと言い、加えていくらか私を擁護するようなことを言ったので私は安堵しながらそれを聞いていました。
すると不意に性風俗に行ったこともないのかと私に聞きました。私は行ったことがありませんのですぐにそれを強く否定しました。
彼女は男が性風俗に行くのはありふれたことだと考えているのか少し驚いているようで曖昧にそうなんだというような言葉を発して細かく頷いておりました。
今にして思えば敢えて言う必要のないことなのですが、私はここで性風俗に行かない理由を説明する必要がある気がし、それを頭の中で探しました。
私が性風俗に行かない理由は明確にある訳ではわけではなく、反社会勢力が絡んでいる、性病の危険性がある、望まぬ従事者がいるといった、
どこかで触れた断片的な知識が組み合わさって行くべきでないという認識になっているに過ぎません。
これらを順序付けて説明しようとも思いましたが、先生もご理解いただけると思いますが、
実のところ性風俗に行くべきでない理由というのは丁寧に述べようと思うと中々に難しく、1つ理由を述べてもそれに色々と反論ができるものです。
また理屈っぽく長々と話すのは気持ち悪い印象を与える気がし、敢えて藪をつつくこともないと考え、細々と理屈をつけるのはやめにして、
すると一瞬彼女が強張った顔をしたかと思うと冷笑するようにはっと息を吐いて、何で自慢げなのと言いました。
その反応が全く予想外でしかも彼女の表情が静かながらも明らかな怒りを秘めていたので私は狼狽え、なんとか弁解しようと自慢げなつもりはないと絞り出しました。
彼女は依然として目を見開いて怒っている様子でしたが、申し訳ない、そういうつもりはなかったと平謝りしたところ、
ひとまず納得したようで、ならいいけどと言いその場は収まりました。
私は実際自慢げだったのかもしれませんがその意図はなかったため私の腹にもくすぶるものはありましたが、こんなことで喧嘩をするのも馬鹿らしいのでそれで終わりにしました。
その後もしばらくは定期的に会って食事をしていたのですが、徐々に細かいことで突っかかってくる頻度が増えました。
私が何となく言ったことに彼女は問いただすような口調でそれはどういうことかと尋ね、
困惑しながら意図を説明すると何かと理由をつけて私を糾弾したり被害者のように振舞うのです。
それまでの彼女の様子とは大きく変わってきたため私のことが嫌いになったのだろうかと思い、私の方も言いがかりにうんざりしていたので、
もう会いたくないのならそう言ってくれればいいのにと思いつつも、他方で非常に熱心に私を糾弾するので私が変革することを望んでいるのかもしれないと考え混乱しました。
結局私は彼女の熱心さに報いるような気分で言いがかりに謝ったり反論したりしていたのですが、あるとき彼女は少し前に恋人ができたから関係を終わらせたいと言いました。
私はこれを聞いて寧ろ安心するような謎が解けるような気がしました。新しい恋人ができたために私が煩わしくなったが自分の都合で切り捨てるのが嫌で、
私に執拗に言いがかりをつけ捨て鉢な反応を引き出し、私が一方的に悪いと言える状況で関係を終わらせようとした。
そう考えると全てが繋がるようで妙に納得し、私が言いがかりに逐一対応していたのが滑稽に思えて笑えてきました。
ええ、それで終わりで、それっきり会っていません。
女性を物扱いすると言うのがどういうことなのか理解しているんだろう。
物扱いする感覚に染まっている… 可能性は確かにあるが、元増田の文章からはそれを窺わせる記述は見当たらない。もしそうとしか読み取れないならば、それは風俗を批判するものを拒絶したい為に、彼らをまとめてモンスター化し実際の意見から目を背け、自分たちの加害性を直視したくないだけだと思う。
性風俗がその他のエンタメ産業となんら変わらないのなら、未成年だろうと堂々と働けるし、管理売春も合法になるし、セクシャルな冗談がゴールデンタイムのテレビに流れ、海外遠征で売春したバスケットボールプレイヤーはなにも謝罪を迫られない。
現在この世界がそうなっていないのは、性に関わることは個人のプライベートでその人個人の本質にとても近いために、特に注意深く大切にしなければならない。社会がそのように要請しているから。
妊娠の怖れのない幼稚園児の段階からプライベートゾーンを守るように教育されるのはその為だ。
個人の自由意志を尊重しなければならないので、究極的には売買春は止められないのだが、しかし「性風俗は人間の本質的な部分を売り買いしているのでは?」という疑問をもつ注意深さは誰にとっても必要だ。