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はてなキーワード: HBVとは

2020-10-23

anond:20201023115351

営業コンサルをやっていて性病になったり、ヤバ客に付き纏われたり、

経験を積むほど価値が下がるとか無いので

 

なにより業務中に性病になる職業セックスワークしかない

 

繰り返すけどデジタルセックスワークなら消極的に有りだと思うよ

メンヘラだと思うので人の親にはならないで欲しいけど

 

○ 1.注意したい病気

性風俗お仕事をされる場合特に性感染症への注意が必要です。性感染症には、代表的ものでは下記のようなものが挙げられます

梅毒、淋菌感染症性器クラミジア感染症性器ヘルペス尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、毛ジラミ症、B型肝炎C型肝炎HIV感染症、などがあります

腹痛、外陰部のかゆみ、痛み、おりものの異常、おりもの匂いがきになる、外陰部のいぼ、おでき、水ぶくれ、潰瘍、なかなか治らない手や足の赤い湿疹、微熱が続く、などなど、気になる症状がある時は、婦人科受診おすすめします。また、症状が無くても感染している場合もあります

次の章でくわしくご説明します。

 

○ 2.最低1ヶ月に一度は性感染症性病)の検査しましょう

 

性風俗お仕事をされている場合、症状が無くても定期的な性感染症性病)の検査必要です。性感染症には潜伏期間があります潜伏期間というのは、感染しても症状が出ない、または検査しても出ない期間のことを言います性感染症病気潜伏期間、症状についてご説明します。

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染症

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染症

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染症

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

性風俗お仕事をされている方へ(1)注意すべき病気

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

 

2020-10-07

anond:20201007210404

ヘルペスが愛のウイルスと呼ばれる意味理解した方がいいで

 

なお、性風俗不要セックスで貰う病気一覧

 

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

2020-07-28

anond:20200728184137

因果関係しかないんだよなぁ

 

○ 1.注意したい病気

性風俗お仕事をされる場合特に性感染症への注意が必要です。性感染症には、代表的ものでは下記のようなものが挙げられます

梅毒、淋菌感染症性器クラミジア感染症性器ヘルペス尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、毛ジラミ症、B型肝炎C型肝炎HIV感染症、などがあります

腹痛、外陰部のかゆみ、痛み、おりものの異常、おりもの匂いがきになる、外陰部のいぼ、おでき、水ぶくれ、潰瘍、なかなか治らない手や足の赤い湿疹、微熱が続く、などなど、気になる症状がある時は、婦人科受診おすすめします。また、症状が無くても感染している場合もあります

次の章でくわしくご説明します。

 

○ 2.最低1ヶ月に一度は性感染症性病)の検査しましょう

 

性風俗お仕事をされている場合、症状が無くても定期的な性感染症性病)の検査必要です。性感染症には潜伏期間があります潜伏期間というのは、感染しても症状が出ない、または検査しても出ない期間のことを言います性感染症病気潜伏期間、症状についてご説明します。

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染症

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染症

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染症

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

2017-08-29

https://anond.hatelabo.jp/20170828113817

パンみっくみくしてる梅毒とか

 これにはキス冗談程度の肌の触れ合いも含まれます。私が経験した症例で言えば、単なる口内炎だと思っていたものが、梅毒が原因で生じる口内炎で実際パートナー感染していたというものや、乳頭に湿疹ができたと思っていたらそれが梅毒であり(扁平コンジローマ)、やはりパートナーにも感染していたといったものがありました。また、梅毒による皮疹が手のひらにできている場合に、手湿疹や手足口病と誤診されていることがよくあります。この場合、その部位から容易に感染する可能性があります

 残念ながら梅毒にはワクチン存在しません。また、コンドームもまったくの無力とは言いませんが、HBVと同じ程度に予防には不十分すぎます。実際、コンドームをしていたけれど梅毒感染したという人は枚挙に暇がありません。

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20170818/med/00m/010/005000c

 
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