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2023-10-24

反ワクは日本語が読めない

反ワクって本当に頭が悪い

ガーダシル4価の説明に書いてある、4つの型以外のウィルスへの効果確認されてない

という文章をそのワクチン自体有効ではない、検証されてないという風に誤読して意味ないと喚いていた

こういうまともに読解できない人間がなるのが反ワクや陰謀論界隈なんだろうな

2023-09-11

童貞こそ子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を打つべ

なぜなら童貞ワクチン効果が高くてお得だから

M3の論文紹介記事にもある通り、

HPVワクチンが最も有効なのは初交前ですが、すでに性交渉経験があっても接種は有効です。

まり当然初交前の童貞には超有効性交結婚もしないなら接種費用くらい浮くし、するなら予防は意味あるし、どっちもお得で実質タダってわけ。

ということで接種してきた。せっかくなので今最強のやつ(ガーダシル9)にした。

一回3万円x3回接種で計9万円。たっか。

永続バフがかかった気がしてなんか気分がいいぜ!若年はてなー童貞はてなーのみんなにおすすめだ!

2022-11-20

童貞子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)打ってきた話

注:下記は2022年11月時点での個人的なレポです。正確な情報政府や信頼できる医療機関サイト等を参照してください。

レポ全文

ふと思い立ち、HPVワクチン接種に行ってきた。

9価のやつ(ガーダシル9)を選んだ。計3回、2回目は初回から2か月後、3回目は初回から6か月後に打った。

1回32,000円x3回で計96,000円。たっか。(4価だと~計5万円。いけるやん!)

普通筋肉注射なのでめっちゃ痛いとかいうことはなかった。

医者にも性交渉経験など特に何も聞かれず、それゆえ26歳童貞なことを披露するタイミングもなく、副反応的なものも何も出ず、無事すぎて拍子抜けしてしまった。

男性のみんなも4価のワクチンでいいので打とう~!

~完~

~~~ここから蛇足~~~

何故打った?

これから関わっていく世のため人のために打った

というのはほぼ嘘で、実際のところは

童貞だと効果高そうなのがなんか面白くて打ってみたくなったので打った

のが本音である最近何かと話題HPVワクチン、暇なので興味本位で調べていたのだけれど、

いろいろ論文を纏めてる資料とか*1によると、基本20代に入ってからだと有意差出ないことが多いかも(効果が出ないとは言っていない)、といった結果が多かったもの

アメリカだと接種対象が26歳までだったり、"25歳以下のHPV感染者では年齢に係わらずCIN3+(子宮頸部異形成:高度)に対して高い有効性が示された"り、

""HPV16/18型への感染について、性交経験前の接種では経験後の接種よりも高い有効性が示され""たりしていたので、

もしかして26歳童貞ってHPVワクチン打つ絶好の条件なのでは??』と謎の意欲が湧いてきて勢いのまま打ってきたという流れである

(あと医療的には全然関係ないけど自分過去ウイルス性のイボこと尋常性疣贅と長年戦っていたことがあり、こいつもHPVの別の型が原因ということで「こいつらの親戚ウイルスどもが生殖器に取り憑いて癌になるとか怖すぎだろ!」と勝手HPV全般を敵視していたのもある)

*1 HPVワクチンキャッチアップ接種※に関する有効性・安全性エビデンスについて

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000854571.pdf

何故9価?

特に深い意味はない

どうせ打つならいちゃんええやつと思って選んだ、が、男性向け9価HPVワクチン日本ではまだ未承認なので普通に考えて現状の日本に住む男性は4価を打つべきだと思う。

なにより承認された薬で万が一副作用で大きな被害を被った時は予防接種健康被害救済制度*2やPMDAの救済制度*3というのが受けられるみたいなのだけれど、未承認だとそれらの補償適用されないのでおススメしない。

承認済みのものだけでも十分高い効果があるとのことなので、躊躇するより打てるものを打ってくれのこと*4。

*2 予防接種健康被害救済制度について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html

*3 医薬品副作用被害救済制度 - PMDA

https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/

*4 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために - 日本産科婦人科学会

https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

『9価HPVワクチン普及を待って、定期接種の2価と4価ワクチン接種を逃してしまうことがないように定期接種対象者と保護者への情報提供は極めて重要です。』

非モテ童貞が打つ意味あるの?

あんまないか

ただ非モテ童貞といえど急に性的接触リスク高まる可能性もゼロではなく、急にパートナーができてセックスしてぇ!となってもそこから半年予防接種の期間を取るというのもだいぶ非現実的だなと思ったので先回りして打っておいた。

あと逆に恋人とか家庭とか子供とかそういうのと無縁な人生なら、縁がある人生比較して10万円どころか二ケタ違う金が余る気がするし実質タダみたいなもんだろ、という謎理論を構築して出費を正当化した。

というか女性への9価ワクチンの定期接種化*5が大変めでたいのでその勢いのまま男性公費定期接種に入れてくれ。ワシが人柱になるから……(サラサラと粉になって消える)(副反応によるものではない)

*5 9価HPVワクチン 感染予防効果の高いHPVワクチンの定期接種がスタート - 日経BP Beyond Health

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/keyword/19/00189/

2022-01-24

男でHPワクチン自費接種してきた

こないだ計3回のワクチン接種を無事終了した。

HPVは定期接種化で最近話題になることも多いが、そもそも女性だけでなく男性でも陰茎がん、肛門がん、喉頭がんなどの予防などメリットのあるワクチンである

もっともとっくに成人した自分の年齢ではあまり恩恵は大きくないが、パートナーが受けるというのでいい機会だと思い、一緒に接種を受けることにした。


接種したワクチンの種類

接種したのは9価HPVワクチン。ただし2021年承認された<シルガード9>ではなく、海外使用されている<GARDASIL9>を接種した。

9価というのは予防できるウイルスの型の数であり、従来の2価<サーバリックス>、4価<ガーダシル>よりも当然多くの型を防げるほうがいい。

ではなぜ国内承認されている<シルガード9>ではなく、海外輸入品の<GARDASIL9>を選んだのかというと、その理由は以下である

・<シルガード9>は男性適用がない、つまり男性に接種し、何らかの副反応が生じた場合、国から補償が降りない。

しかし<GARDASIL9>は海外男性にも使用されているワクチンであるため、民間海外医薬品業者補償制度がある。

以上の説明をクリニックで受け、納得したので輸入品の<GARDASIL9>を接種することにした。

ちなみにはじめはパートナーと同じクリニックで受けようとしたら、男性対応していないと言われ、色々探し回って結局性感染症メンズクリニックに行き当たった。

女性でも定期接種を逃した人は東京まで来て接種するということがあるらしく、男性では更に打てる場所は限られると思われる。

接種の痛み

接種直後に強いズン、とした痛みがある。毎年打つ皮下注のインフルエンザワクチンとは違う、より深い筋肉の痛みといった感じ。コロナワクチンも筋注なのだが、接種そのものの痛みはHPVの方が強い。接種翌日も軽い筋肉痛を感じた。ただしコロナワクチン後にあった微熱や倦怠感は一切なし。


予防医療こそが最強の医療なので、もっとワクチンが広がるといいと思う。

追記

そういや値段の話を書いてなかった。

3回で10万弱。いや高すぎでしょ、ってのはよく分かる。

2021-04-29

anond:20210429230504

OK完全に理解した

9価ワクチンガーダシル9」は、長らく日本では使えなかったため、摂取するには輸入して打つ必要があった

『シルガード9』は、日本承認された時の9価ワクチン名前で、成分は「ガーダシル9」と同じ。

『シルガード9』は、女性しか打てない。

輸入品の「ガーダシル9」は、男性も打つことができる。

しかしこれは国の承認した医療行為ではないので、副反応への救済制度等、公的な救済は受けられないリスクがある。

4価ワクチンの「ガーダシル」であれば、男に打つことも承認されているので、副反応などがあったとき公的な救済を得られる。

男に打つの承認しない理由がなんなのかは分からん分からん

anond:20210429230032

調べたら日本制度では男は9価ワクチン「シルガード9」は打てないようだ

でも最近4価ワクチンの「ガーダシル」を、男でも打てるようになったらしい

2021-01-25

anond:20210125005454

インド学術誌によるHPVワクチン批判読んでみ?

https://ijme.in/articles/trials-and-tribulations-an-expose-of-the-hpv-vaccine-trials-by-the-72nd-parliamentary-standing-committee-report/?galley=html

2009年半ばに,ヒトパピローマウイルス (HPV) ワクチン実証プロジェクト」が,シアトル拠点とする非政府組織であるProgram for Appropriate Technology in Health (PATH) により, Indian Council of Medical Research (ICMR) およびAndhra PradeshとGujaratの州政府と協力して実施された。これらのプロジェクトは、Bill and Melinda Gates Foundationから資金提供を受けている。使用したワクチンガーダシルサーバリックス製造会社からPATH寄付されました。この例では、グラクソ・スミスクラインメルクシャープとDohme (MSD) 。これらのHPVワクチンは、アンドラプラデシュ州のKhammam地区およびグジャラート州のVadodara地区の約23,000人の10から14歳少女に投与された。

これらのプロジェクトは、七人の部族少女が死亡し、プロジェクトの非倫理的設計実施市民社会グループが強く反対したことを受けて、2010年に保健家族福祉省 (MoHFW) によって中断された。プロジェクト実施における「不正疑惑」を調査するため、調査委員会が設置された。委員会報告書 (1) は、参加者権利規制手続きにいくつかの違反があったという主張には同意したが、責任を負わなかった。また、そのような裁判許可実施に関与した者は罰せられるべきだという勧告についても、沈黙を守った。明らかな違反証拠があったにもかかわらず、調査プロジェクトに関与したすべての者の責任免除した。

プロジェクト手続き上および倫理上の欠陥を深刻な観点から捉え、第72回保健・家族福祉議会常任委員会最近調査実施し、「ヒトパピローマウイルス (HPV) ワクチンを用いた研究実施における不正の疑い」 (2) に関する報告書2013年8月30日ラジャサブハで発表した。この報告書(以下第72回報告書という) (2) は、インドにおけるHPVワクチン試験違反に常に注意を喚起してきた多くの声とキャンペーンを明確かつ包括的擁護するものである。第72回報告書は、2009年PATHによって同国で実施されたHPVワクチン実証プロジェクトが非倫理的であることを認めている。

2020-10-23

anond:20201023115351

営業コンサルをやっていて性病になったり、ヤバ客に付き纏われたり、

経験を積むほど価値が下がるとか無いので

 

なにより業務中に性病になる職業セックスワークしかない

 

繰り返すけどデジタルセックスワークなら消極的に有りだと思うよ

メンヘラだと思うので人の親にはならないで欲しいけど

 

○ 1.注意したい病気

性風俗お仕事をされる場合特に性感染症への注意が必要です。性感染症には、代表的ものでは下記のようなものが挙げられます

梅毒、淋菌感染症性器クラミジア感染症性器ヘルペス尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、毛ジラミ症、B型肝炎C型肝炎HIV感染症、などがあります

腹痛、外陰部のかゆみ、痛み、おりものの異常、おりもの匂いがきになる、外陰部のいぼ、おでき、水ぶくれ、潰瘍、なかなか治らない手や足の赤い湿疹、微熱が続く、などなど、気になる症状がある時は、婦人科受診おすすめします。また、症状が無くても感染している場合もあります

次の章でくわしくご説明します。

 

○ 2.最低1ヶ月に一度は性感染症性病)の検査しましょう

 

性風俗お仕事をされている場合、症状が無くても定期的な性感染症性病)の検査必要です。性感染症には潜伏期間があります潜伏期間というのは、感染しても症状が出ない、または検査しても出ない期間のことを言います性感染症病気潜伏期間、症状についてご説明します。

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染症

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染症

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染症

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

性風俗お仕事をされている方へ(1)注意すべき病気

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

 

2020-10-07

anond:20201007210404

ヘルペスが愛のウイルスと呼ばれる意味理解した方がいいで

 

なお、性風俗不要セックスで貰う病気一覧

 

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

2020-07-28

anond:20200728184137

因果関係しかないんだよなぁ

 

○ 1.注意したい病気

性風俗お仕事をされる場合特に性感染症への注意が必要です。性感染症には、代表的ものでは下記のようなものが挙げられます

梅毒、淋菌感染症性器クラミジア感染症性器ヘルペス尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、毛ジラミ症、B型肝炎C型肝炎HIV感染症、などがあります

腹痛、外陰部のかゆみ、痛み、おりものの異常、おりもの匂いがきになる、外陰部のいぼ、おでき、水ぶくれ、潰瘍、なかなか治らない手や足の赤い湿疹、微熱が続く、などなど、気になる症状がある時は、婦人科受診おすすめします。また、症状が無くても感染している場合もあります

次の章でくわしくご説明します。

 

○ 2.最低1ヶ月に一度は性感染症性病)の検査しましょう

 

性風俗お仕事をされている場合、症状が無くても定期的な性感染症性病)の検査必要です。性感染症には潜伏期間があります潜伏期間というのは、感染しても症状が出ない、または検査しても出ない期間のことを言います性感染症病気潜伏期間、症状についてご説明します。

1)性器ヘルペス

 

単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができますヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもありますヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいますセックス相手免疫力が低下している場合や、相手性器に傷があるとそこからウイルス感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります

 

2)淋菌感染症

 

淋菌による感染症であり、主に男性尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行いますクラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

3)性器クラミジア感染症

 

大変頻度の高い性感染症です。女性場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着子宮妊娠の原因になり、不妊症の原因になります女性クラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります性交渉でのみ感染する性感染症です。

 

4)梅毒

 

梅毒は2015年くらいか日本でも大変流行しています梅毒病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます

  

5)B型肝炎

 

B型肝炎B型肝炎ウイルスHBV)が感染して起こりますHBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キスオーラセックス、性行為感染します。同じ食器使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

6)C型肝炎

 

C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております内科へのご紹介もできます

 

7)HIV感染症

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります

潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります抵抗力が落ちてくると、発熱下痢などの様々な症状があらわれ、さら病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査しましょう。

当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料検査が受けられます匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所市役所ウェブサイトをご覧ください。

 

8)尖圭コンジローマ

 

潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われていますHPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドーム使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります相手免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルス侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマワクチンが組み込まれました。現在日本で取り扱いのある4価のワクチンガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります

 

9)膣トリコモナス症

 

潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状がありますトリコモナスは性行為感染することが多いですが、まれ公衆浴場などで感染することもありますタオルやお風呂椅子シーツなどでも感染することがあります男性検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります

 

10)毛ジラミ症

 

吸血性昆虫であるジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚から出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めますライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーパウダー薬局に売っています)を使うと治療できますシーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバーソファーカバーシーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまます

 

https://ikuail.com/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/%e6%80%a7%e9%a2%a8%e4%bf%97%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b81/

2018-07-02

医学研究者なら雑過ぎだろう

anond:20180526181413

うーん、医学研究者と名乗るなら身元を明かすべきだし、明かせないならわざわざ医学研究者といってマウンティングすべきではない。

内容も雑なので、身元を明かすと恥になるということか。

以下、各段落ダメっぷりを指摘しておく。

第一段落

テンプレレベルダメさ。

本当に医師ならば、患者さんらとまともに対話せずに、勝手に心情を決めつけることがアウトだと知れ。

副反応患者さんらの中には、安易な「心因性判断により精神科に回されてむしろ悪化し、神経内科免疫学治療を受けてやっと改善しつつある方々もいる。

直接診たことがないのは何の言い訳にもならない。むしろ医師として恥じるべき行為だと知れ。

またSNS患者らに「暴言」を吐いている医師らの発言は「SNSなどではなかなか伝わりにくかったり」などというレベルではない。普通に暴言」であり、ドクターハラスメントに相当する。

https://twitter.com/JprLb/status/1007923287261761536

こういう発言矮小化する行為患者さんに対する「攻撃」と同じだと知れ。

第二段落

Scientific reports論文のretractに対して記者会見が開かれたのは、Scientific reports編集部側のコメント無意味だったからだ。

Scientific reports誌の主張は、HPVワクチンの影響をみる際に百日咳毒素を投与するのは適切ではない、というものだったが、百日咳毒素は自己免疫脳炎モデルでは標準的に使うものであり、マウスモデルとして考えた場合にまったく不当なものではない。そもそも専門家による査読は通っていたのであり、その分野の専門家問題とみなしていない。

ちなみにデータとしては百日咳毒素を使わない場合のものも出ており、その場合麻痺が観察されている。

ワクチンの投与量が多すぎるという主張をする人もいるようだが、単純な体重比で比較するという誤りを犯している。動物等価用量で換算すれば、毒性試験で用いられる量以下であることがわかる。これらは会見でも述べられていたと思うが。

また同様の報告はまったく別のグループからも出ているため、再現性はあるとみていいだろう。

名古屋レポートでは症状の重篤度を考慮していない。問題生活困難なレベル重篤副反応なわけだが、軽い頭痛も、生活困難なレベル頭痛も一緒くたにして「同様の症状」というのは詐欺的であろう。

名古屋レポート問題点については多くの指摘があるので、読んでおくとよいだろう。

http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=906

勧奨中止後に激減しているのはHANSでみられるような重篤な症状を示す患者であって、「トートロジー的に減る」というのは不誠実な詭弁である専門医が示すような重篤な症状がHPVワクチン無関係存在するのか?

誰もその存在を示していない。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=7027

第三段落

重篤有害事象についてだが、重要情報が抜け落ちている。

HPVワクチンガーダシル治験での生理食塩水によるデータ存在し、一部は以下のように公開されている。

生理食塩水では重篤有害事象は『ゼロ』、である

https://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/results/NCT00092547?term=nct+00092547&rank=1&sect=X430156&view=results

にも関わらず、製品の添付文書ではアジュバントデータしか出さずに比較している。それが批判されているわけだが、おわかりだろうか。NATROMもこれを理解していないか、隠している。

ガーダシル場合、先ほどの治験サイトをみても深刻な有害事象には怪我流産、早産は含まれていない。

第四段落

池田としえ氏については詳しく見ていないが、HPVワクチン推進派の医師からデマを流されているとのことだ。

https://twitter.com/toshi2133/status/802739074029133825

素人ゆえに間違った発言もあるかもしれないが、単に事実を指摘すればいいのであって、推進派の医師らのこういう異常行為ワクチンのみならず、医の信頼を崩壊させる。本当の反ワクチン、反医療とはこういう医師らのことだろう。

第五段落

村中璃子氏についてはすでにさんざん指摘があるように、発言信頼性ゼロである

関わらない方がよいであろう。

https://anond.hatelabo.jp/20160624124427

https://anond.hatelabo.jp/20171208105234

anond:20180630185742

もともとの批判の主旨がわかってないね

ガーダシル治験では生理食塩水対照データはあり、一部は公開されている

そこでは生理食塩水での重篤有害事象ゼロなんだよ

にもかかわらず製品文書では生理食塩水を出さずにアジュバント比較している

それが批判されている

そしてガーダシル治験では流産早産は重篤有害事象に入っていないよ

NATROM情報を隠すから信用しない方がいい

2016-03-19

HPVワクチン副反応に関する3/16の発表に関して

初めに

HPVワクチン脳障害が!というニュース話題を集めている。

マスコミ各社で大体の論調は同じだが、最もブクマ数が多そうなのは以下の記事である

子宮頸がんワクチン副反応「脳に障害」 国研究班発表 (TBSJNN)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160317-00000008-jnn-soci

まず言っておくとすれば、マスコミ記事は強くミスリードを誘うものであるという点だ。

詳しくは後述するが、元の資料では「脳に障害」が起こったとは書かれておらず、またそれがワクチン副反応であるという根拠も書かれていない。

記事大本である資料厚労省の以下のページから入手できる。

ヒトパピローマウイルス感染症予防接種後に生じた症状に関する厚生労働科学研究事業成果発表会

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000116636.html

子宮頸がんワクチン接種後の神経障害に関する治療法の確立情報提供についての研究 池田修一氏 発表資料PDF23,903KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000116634.pdf

以下ではこの資料を元に今回の発表の内容について解説していく。

なお、特に注釈がない場合HPVワクチンという単語サーバリックスガーダシルの双方を指すものとして扱う。

池田氏らの発表について

資料は3部分に分割できる。

 (1) HPVワクチン副反応"疑い"の症例についての報告

 (2) 患者のHLA型調査

 (3) マウスを用いた実験

(1) HPVワクチン副反応"疑い"の症例についての報告

信州大学受診した123名の患者の中からHPVワクチン副反応否定できない98例についてその症状を詳しく見て報告した、というものである

主な病態としては、末梢性交感神経障害(起立性調節障害{OH、POTS}、複合性局所疼痛症候群{CRPS})、

高次脳機能障害(学習障害、過睡眠、奇異な麻痺)、自己免疫疾患の併発(RA、SLE他)が挙げられている。

なお、自己免疫疾患の併発については根拠が弱く、資料中でも疑問符付きで述べられていたことを付け加えておく。

また、HPVワクチン副反応否定された(他疾患と判断された)25例についても、

一部の疾患(てんかん、SLE、若年性関節リウマチ)はHPVワクチンに関連しているかもしれないと仄めかしている。

個々の患者データ自体は、それが副反応で有るにせよ無いにせよ有用ものであり、患者の救済・治療観点から重要である

しかしながら問題点もあり、その最たるものが「副反応否定できない」が途中で根拠なく「副反応」にすり替わっていることであろう。

この研究はControl(非接種群)と比較をおこなっておらず、各症状が接種者に特有なのか、接種者で発症頻度が高いのか等は分からないのにも関わらずだ。

さらに、他疾患との関連については、論文(*1)を引用してHPVワクチンでは自己免疫疾患や横断性脊髄炎の発生リスクがあると述べているが、

その論文では「他のワクチンと比べて発症頻度は高くない」と結論付けられているため、誤読意図的ミスリードが疑われる。

(2) 患者のHLA型調査

症例報告で自己免疫疾患の併発が示唆されたことに関連付けてなのか、患者のHLA型鹿児島大と信州大で調査したという内容である

その結果、HLA-DPB1*0501の頻度が一般的日本人の頻度より高かったと述べられている。

鹿児島大のデータ(n=19)ではDPB1*0501の頻度(恐らく保有率)が84%、

これに2名を追加したデータ(n=21)では保有率が85.7%、遺伝子頻度が57.1%であった。

Controlの遺伝子頻度は40.7%であり、患者側で有意に高かったようだ(P<0.001)。

信州大のデータ(n=14)では、DPB1*0501の保有率が71%遺伝子頻度が46%であった。

Controlの遺伝子頻度は38.4%で、記述がないことから、恐らく有意差は無かったと思われる。

上記で保有率遺伝子頻度を強調表示したが、それはこの2つが混同して語られているからだ。

ごく単純に説明すると、保有率の方はヘテロ接合でもホモ接合でも保有者1名として(つまり個体単位で)計算するが、

遺伝子頻度は遺伝子プール内の対立遺伝子の頻度で計算するため、ヘテロ/ホモ接合の割合によって保有率と遺伝子頻度は異なる値を示すことになる。

鹿児島大のデータを例に出すと、患者21名のうちDPB1*0501のホモ接合が6名、ヘテロ接合が12名であり、

保有率は(6+12)/21=85.7%なのに対し、遺伝子頻度は(6×2+12×1)/42=57.1%となる。

マスコミ各社の記事で見られた「8割で同じ型を保有」というのは保有率のことであろうが、

それと比較している一般的日本人のHLA型遺伝子頻度で示されている。

したがって、異なる指標比較していることになり、これは印象操作以外にほとんど意味のない行為と言える。

遺伝子頻度で見れば、一般的日本人のDPB1*0501の頻度は38.4~40.7%で、患者群が46~57.1%となり、それほど高いようには思われない

(少なくとも、「普通は4割なのに患者は8割!超高いじゃん!」というマスコミ報道よりは)。

また、健康日本人(Control)のDPB1*0501遺伝子頻度が55% (*2) や64% (*3)の論文存在している。

一応、鹿児島大のデータでは患者側で有意に頻度が高いという結果(10遺伝子座も調べてる割に有意水準が少し高いように思われるのだが)

が得られたことから、DPB1*0501が副反応"疑い"の症状と関連している可能性は否定できない(実際にワクチン副反応かは別として)。

今後、より精確な調査が望まれる。

(3) マウスを用いた実験

この実験概要と結果は以下である

自己免疫疾患を生じ易いNF-κBp50欠損マウスに、インフルエンザワクチンB型肝炎ワクチンHPVワクチン(サーバリックス)、

PBS(Control)を注射した結果、サーバリックス接種群のみ海馬自己抗体の沈着が見られた。

また、(恐らく)サーバリックス接種群でのみ末梢神経に病変が見られた。

マスコミ(少なくともTBSの)記事で「脳に障害」とされたのはこの海馬への自己抗体の沈着である

しかし、あくまで沈着していただけであり、これによって脳に障害が起こったとは少なくとも資料中では全く述べられていない。

しかもこれはマウス実験であり、ただちにヒトの脳に適用できるものでもない。

TBS記事中では池田氏発言も示されているが、

 「子宮頸がんワクチンを打ったマウスだけ、脳の海馬記憶の中枢に異常な抗体が沈着。海馬記憶の中枢)の機能障害していそうだ」(国の研究班の代表 信州大学 池田修一医学部長) (太字・下線は引用者による)

の2行後には

 「明らかに脳に障害が起こっている。ワクチンを打った後、こういう脳障害を訴えている患者共通した客観的所見が提示できている」(国の研究班の代表 信州大学 池田修一医学部長) (太字・下線は引用者による)

と、推測から断定への鮮やかな飛躍が見られる。

これがマスコミ誘導切り貼りによるものか、御本人の認識なのかは不明だが、どちらにせよ不注意な発言であろう。

また、話の流れ的にも「少女たちに何が起きているのでしょうか。」からマウス実験の内容に飛ぶのはおかしくはないだろうか。

どちらかと言えば症例報告の話((1)の内容)につなげる方が自然に思えるのだが。

さらに、マウスに接種されたのはHPVワクチンのうちサーバリックスのみであり、もう一方のガーダシルは用いられていないのは疑問である

HPVワクチンを主眼に据えている以上、ガーダシル実験をしていないというのは考えにくいのだが、何か理由があるのだろうか。

総評

資料全体の批評としては、一言で表すと「言い過ぎ」である

個々の内容(症例報告、HLA型調査マウス実験)はいずれもまっとうなものであり、特に今回の症例報告は患者治療を進める上でとても有用であろう。

後二者も研究のとっかかりとしては十分な内容である

しかしながら、各症例HPVワクチン副反応である根拠なく断言し、HLA調査では「ワクチン副反応の予防法の確立」等、

マウス実験でも「神経障害機序の解明」等のHPVワクチンによる副反応自明とした表現が目立つ。

プレゼン資料で少し強めのことを言ってしまうというのはよくあることだが、それにしてもこれらは言い過ぎなように思われる。

薄弱な根拠HPVワクチンの害を喧伝することは、患者救済という観点から見ても決して適切な方法ではない。

願わくは、不用意な発言は避け、研究内容に相応の穏当な表現でもって語っていただきたいところである

最後

今回のニュースブクマでよく見かけたのが「WHO安全声明は間違っていたのか」「ワクチン擁護者はどんな言い訳をするのか」等のコメントである

ここまで読んでいただいた方なら分かっているとは思うが、池田氏の発表からは各症状がHPVワクチン副反応であるとは言えない。

それを言うには、ワクチン接種者と非接種者を比較して、各症状の頻度が接種者で高いことを明らかにする必要があるのだ。

WHO安全声明(*4,5)は、HPVワクチン接種者と非接種者では自己免疫疾患等の発症率に有意な差は無いという疫学的な調査の結果に基づいてなされている。

調査対象の疾患のなかに池田氏らの症例報告にもあるPOTSやCRPS等も含まれており、そのリスクも接種者と非接種者で差は無かった。

これらは日本国外での調査であるが、国内においても名古屋市の約3万人の調査(*6)では、接種の有無による疾患リスクの増加はほとんどないことが示されている。

また、池田氏の発表資料と同じページに載っている牛田氏の発表資料(*7)も必見である

その主な内容は、器質的な原因に由来しない疼痛への対応治療ケアに関するものであるが、

子供起立性調節障害や慢性疼痛といったHPVワクチン副作用として疑われている症状が、もともと一定の頻度で存在していたことも示唆している。

以上より、今回の池田氏らによる研究発表は、HPVワクチン安全性について既存評価を覆すものではないということがお分かりいただけたと思う。

この文章が、報道を聞いて不安になった方や情報齟齬で混乱している方の助けになれれば幸いである。

なお、批判的に扱ってはいるが、池田氏らの研究の内容自体は素晴らしいものである(特に症例報告)ことは重ねて申し上げておく。

もし間違いや事実誤認等の不備があれば指摘していただけるとありがたい。

追加情報

さて、この文を書き終えたところで、既にこのニュースについて言及したブログを見つけてしまった。

先鞭をつけることは叶わなかったわけである畜生

以下二つとも、有益情報が多々含まれているため、本増田よりこれらを読んだ方が良いかも知れない。

HPVワクチン 接種後体調変化の報道 と その周辺 2016年3月 (感染症診療原則)

http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/7279d93d6ce526b5ed61b40d8a7a01b8

HPVワクチン副反応?に対する報道(2016/3/16)についての物言い (simbelmynë :: diary)

http://simbelmyn.hatenablog.com/entry/2016/03/18/164401



参考文献

*1 Slade et al. (2009) Postlicensure safety surveillance for quadrivalent human papillomavirus recombinant vaccine. JAMA, 302, 750-757.

*2 Onuma et al. (1994) Association of HLA-DPB1*0501 with early-onset Graves' disease in Japanese. Hum. Immunol., 39, 195-201.

*3 Matsushita et al. (2009) Association of the HLA-DPB1*0501 allele with anti-aquaporin-4 antibody positivity in Japanese patients with idiopathic central nervous system demyelinating disorders. Tissue Antigens,73, 171-176.

*4 Global Advisory Committee on Vaccine Safety Statement on the continued safety of HPV vaccination (12 March 2014)

http://www.who.int/vaccine_safety/committee/topics/hpv/GACVS_Statement_HPV_12_Mar_2014.pdf

*5 Global Advisory Committee on Vaccine safety Statement on Safety of HPV vaccines (17 December 2015)

http://www.who.int/vaccine_safety/committee/GACVS_HPV_statement_17Dec2015.pdf

*6 名古屋市⼦宮頸がん予防接種調査 解析結果(速報)

http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000073/73419/sokuhou.pdf

*7 慢性の痛み診療教育の基盤となるシステム構築に関する研究 牛田享宏氏 発表資料PDF:3,890KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000116635.pdf

2015-06-28

妻の性教育

うちのイケメン君18歳は非の打ち所がないナイスガイだけれど童貞だ。

別に奥手でもなさそうだけれど、理想の相手がクラウレ・ハモンだそうなので、今のところ出会いがないようだ。ていうかどこにいるんだよ。

先ごろ、この子について家族会議が開かれた。

「お父さんとしては、君にガーダシルを打ちたいがどうか」

ガーダシルとはなにか」

「4価HPワクチンだ。君も子宮頸がんワクチンという名前なら知っているだろう」

「もちろんだ」

「私としては女性だけに打つのではなく、一部の外国同様に男性も受けるべし、と思うが、童貞の時に打つべきだから君が大学に入る前が良い」

そこでお母さん参加。

「うん、男の子も打っておくと良いよ」

「そうだな、考えます

「あとコンドームは持ってるの?」

「持ってないよ」

「ちゃんと使わないとだめよ」

「わかりました」

などと、妻が途中参戦していたが、コンドームの件などさらりと話すので、なかなか感心しました。

 
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