曰く女性の物化だ、萌え絵で興奮する人は現実の幼女に興奮し、やがて犯罪を犯すに違いない。
などなど。
オタク側からすれば支離滅裂な論理にしか思えないが、そのような批判は確かに存在する。
オタク側は、そのような批判は的外れだ、萌え絵で興奮することで発散すれば、現実の女性はむしろ安全だ、などと反論するが、統計を出そうがどうしようが、全く噛み合わない。
ただ、ふと気づいた。
萌え絵を批判している女性は、本当にフェミニストなのだろうか?
むしろ真逆の、男性に依存している恋愛脳の女性が、批判しているのではないだろうか。
彼女たち恋愛脳は、萌え絵やポルノが現実の女性の代わりになるからこそ、批判しているのである。
彼女達はフェミニストと違って弁が立たず、自分の感情を言語化できないので、頭が良さそうなフェミニストの言に乗っかっているだけではないのか。
萌え絵やポルノは魅力的だ。それがあることで、男性は自分の性欲を満足させてしまう。
そのせいで、現実の女性に彼らの愛が向くことが無くなってしまう。
もし萌え絵やポルノが存在しなければ、彼らの性愛は現実の女性に向かうはずだ。
すると現実の女性に注がれる愛の量が増えるので、自分が愛される可能性が上がる。
こう考えれば、彼女たちが苛烈にポルノや萌え絵を攻撃する理由も納得できる。
彼女達には、ポルノの存在が性犯罪を抑制すると言われても逆効果なのである。
熱烈に求められて羨ましい、と思ってしまうタイプの喪女だからだ。
この立場で批判されたら、オタクはどう反論すればいいだろうか。
萌え絵やポルノのせいで、現実の女性に愛を注がない男性が存在することはオタク自身が百も承知だ。
二次元さえあれば三次元は要らない、とうそぶくオタクがどれだけ多いか。本気でそう考える者も決して少なくない。
少子化、晩婚化など、ポルノや性風俗が存在することで、結婚しなくても良いと考える男性が居るせいだ、と言える。
二次元に耽溺するオタクも、少子化、晩婚化に拍車をかけている。
まあフェミニストとは真逆の、恋愛は男性がリードするべき、という考えだがね。
こう言われた方がオタクコンテンツを規制するべき、という意見も、多少は納得できるものになるのではなかろうか。
「俺に愛されて喜ぶ女性は居ない!」
「私が居る!」