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はてなキーワード: その男とは

2022-03-08

anond:20220307195719

言いたいことはわかる。

それならこんな話ならもう少しわかりやすくならないだろうか。

とある男性が昼休みランチに向かおうと信号待ちしていたら、目の前で事故が起き、すっ飛んできた赤い車に当たられそうにになった。

それ以来、その男性は赤い車を見かけると一瞬身がすくむ。

当然、あの事故とは関係ないと頭でわかっていても怖いものは怖いのだ。

この男性に、赤い車が全部悪いわけじゃない、怖がるなと力説しても意味がないことはわかるだろう。

(同じシチュエーションでも、怖くなる対象事故現場の交差点だったり、信号待ちだったり、昼休みに外に出ることだったり、人によって異なる。)

女性男性に怖い思いをさせられたとき相手の何らかの属性忌避感を持つのは仕方ない。

それは生存本能に近いものだ。

それを怖がるなという権利は誰にもない。

客と店員という間柄であってもだ。

もしその店で女性店員対応の悪さで不快な思いをしたなら、それは店への不満になるべきで、女性全般攻撃して良い理由にはならない。

2022-03-07

anond:20220304213201

多分その男性はあなたとお近づきになりたかったんでしょう。

ただ半年コミュニケーション取ってもあなたが一向にガードを下す気配がないから「脈なし」と判断して、迷惑になる前に次の女性に移ったと思われます

時間をかけて、相手女性が脈ありか脈なしか判断してから行動を起こそうとする、真摯男性でしたね。

相手アクションに対してあなたも多少なりとも何か行動を起こせば結果は変わったんでしょうが日本人女性特有の「女性は座して待つべし」という思想に染まり切ったあなたではその未来は掴めなかったようですね。

何事もリスク侵さずしてリターンは得られません、次に気になる男性が目の前に現れたときは今回の事を教訓に多少なりとも行動しましょう。

相手からしかけてくれる、こちらに興味を持ってこちらのことを知ろうとしてくれる、こんな些細なことで良いんです、それだけで男性積極的行動の免罪符を得たと判断してあなたアプローチします。

2022-03-05

anond:20220304213201

読みやすかった。読み物としては良い。

内容については、その男最低。男としてはもちろん、客としても悪質。そんな男に好感もつ増田経験値低すぎの子供すぎる。若い時ってそんなもんだろうけど。かわいい若いの子へのモヤモヤ世界共通。男の興味関心を奪われたことで自信の喪失嫉妬から距離置いて、周りと連んで正当化するところまで、テンプレだけど共感して読める。

男が若くかわいい女が好きなのはその通りだけど、男も女も最終的には相手は1人なので、数多いる若くかわいい女子嫉妬し全ての男を詰るのは時間無駄増田100人斬り等、数をステータスにするならこの限りではない。

マッチングアプリにいる私と同年代のおじさんの話

私は女性だ。出会いが皆無な職場にいるのでマッチングアプリはこれまでにも何回も使ったことがある。

メッセージ通話を重ね仲良くなり実際に会って交際に至った出会いもあり、真剣結婚を考えていた時期もあるが、昨年別れてしまった。

一応お友達から始めたい気持ちはありつつも、実はまあそこそこ真剣交際相手を求めているというのが前提にある。

私はお世辞にももう若くない。ずっと独身だが父親暴力を振るう家庭で育ったことも関係しているのか、ある時点から年上男性ものすごく苦手になってしまった。

なのでマッチングアプリでは年下の男性を選びマッチすることが多い。結婚を考える際に現実的なのは同い年や5歳年下くらいまでがまあ現実的だろう。

だがなんというか、そのあたりの年代マッチングしてみてもなかなかうまくいくように思えない人が多いので、記憶が新しいうちに記録しておこうと思った。

かなりフェイクを入れてあるがもし自分のことだと思われる方がいたら申し訳ありません。なお記載しているのは実際に会ったことがない人ばかりです。


■1人目 カタログデザイナー男性(7歳下)

私の前職がデザイナーであること、年下希望であること、喫煙者希望しないことなどのプロフを見て、マッチ後に先方からメッセージをくれたので好印象だった。

その後一週間程度でLINEをするようになった。最初のころはLINEが届くのがうれしかった。

その男性が地方出張へ行く際に、かつて私が住んでいた町を通るとのことでおいしいお店や懐かしく思う場所などをピックアップし教えたこともある。

実際にその中の一軒に行ったようでレビューをくれたが、男性感想は「次はないな」とのことだった。

かにチープなB級グルメだし地元でも賛否両論ある味だ。だがなんだかその言い方に少々の嫌味さを感じてしまった。


それでも当たり障りのないLINEを続けていたある日、中国のある地方出身者が作る珍しい麺類のお店のことを話したところ、一緒に行きませんかとの誘いを受けた。

でも前回の「次はないな」の一言と上がり続けていた一月のコロナ感染者のグラフを見て「コロナ増えてるので今はちょっと怖いです」と断ってしまった。

男性は8割くらいがテレワークだが、通勤がある日はほぼ繁華街の安めな居酒屋に行っていると話していたのも断る材料になってしまった。

なんとなくLINEも途切れてしまったが最後に来た彼からメッセージには「明日は友人たちと別荘を借り切ってスノボです」と書いてあった。

一方的判断で非常に申し訳ないのだが、この人は私が病気で倒れても友人との予定を優先しそうな人だなと感じ返信しなかった…


のしばらく後、男性アプリプロフィールのメイン写真がおそらく地方出張とき特急の車内で撮影したものに変更になった。

以前載せていた写真よりも前髪の量が大きく減少していた。

減少した前髪を伸ばし、後退した前額部を隠すようにしているヘアスタイル。あごにかけたマスク。片手にプレミアムモルツブランド時計結構高そうな質感のシルバーイヤホン

もしこの人と一夜を共にすることがあったらこの前髪も前後運動と共にヒコヒコと頼りなく動くのかなとか、シャワー浴びたらスイカの皮の模様みたいになりそうだなとか想像し、

笑い上戸の私はブハァと吹き出すことが確実なので彼のLINEを削除した。

■2人目 元V系アマチュアバンド所属男性(同い年)

相手男性プロフィールを確認すると結婚真剣である旨が記載されていた。自分ももちろん願望がないわけではないのでマッチ後すぐ届いた先方からメッセージに返信した。

やや上目遣いの自撮り写真眉毛20年くらい前のV系が好きなんだろうなと感じさせる形であったが、人間は一番モテていた頃のルックスをなかなか捨てられない生き物だ。

プロフィール上の他の写真にはギター、愛用と思われる香水クロムハーツ的なアクセサリー無造作に置かれたシルバートレイなど。20年前なら彼のこと好きになれたかもしれない。


メッセージを交わすうち、私の友人が他のマッチングアプリ出会った人と「友情婚」に近い感じで、交際半年結婚したエピソード披露した。

からの返信は「その友人は正しいでしょうね」とのことだった。

私が「友人」と書いたら、ふつうは「お友達」とか「ご友人」と書くのがまあ一応の決まりなんじゃないか?とモヤモヤしたのと

そこまでに交わしたメッセージに「親と仲いい人を希望している」という記述があり、私は返信をやめた。

私は親と仲悪いから彼の条件から外れるのと、一方的情報のみで正しい・正しくないを判断する感じになんか独善的なにおいを感じてしまった。


■3人目 嫉妬マン英会話講師(5歳下)

とにかく彼は私のプロフィール写真ルックスが好みだったようで「めっちゃ可愛いと思ってる」を繰り返した。

私も彼の一重の涼しい目がわりと好みだったし、英語勉強しなおしている最中からからいいねはうれしかった。

なのでわりと熱心にメッセージを返信していたのだが、彼は私の過去にやたら嫉妬する人だった。

最初は聞かれるがままに元彼となぜ別れたのかを説明していたが、そのうち元彼との性的事柄にも質問が及んだので「なぜそんなことを聞くの?」と返信した。

自分は今年に入るまでは元彼との復縁希望していたような人間なので、少し前の過去のことを思い出すのは心がチリッと音を立てて焦げるような気分になるのだ。

彼の答えは「ごめん」だった。こちらの質問内容に対して何も答えない不誠実な謝罪は大嫌いである。

なのでその旨を説明し、受け止めてくれるならともかく興味本位で聞かれるのは自分の傷を自分でえぐるようで嫌だと言った。

するとすぐ「受け止めて助けたかった」との返信が届いたが、このやりとりの少し前にアプリ通話機能使用して話す約束をしていた日に「忙しい」だけ送ってきて、

その後に二日間音沙汰なしの上リスケジューリングをしようとしなかった奴に受け止められるわけないだろと思った。私は返信を止めた。

僕が悪いのかもしれないけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう」

最後に届いたメッセージにはこんなことが書いてあった。

彼も私とメッセージをしなくなってからプロフィールを大幅に書き換え、写真を色々載せていたが、自宅と思われる洗面所を利用して撮った写真の鏡がすごく汚れていた。

スーツ姿で居酒屋で飲んでいる写真回転寿司エビをほおばる写真など、誰かに撮ってもらったような写真も増えていたが、どちらもテーブルの上がすごく汚かった。

アプリに載せる前にトリミングだってできるんだからもう少し頑張れよ。じゃあな。

anond:20220304213201

増田の方こそ男のルックスその男性に執着しているのでは。

全く同じことをヨボヨボの爺さんやキモデブ男の客に言われ続けたらこんな気持ちになってないだろ。

から選ばれなくなった=「可愛くて若いの子に負けた」という増田プライドが傷ついた問題なだけにみえる。

anond:20220304213201

増田がこれから人生を送る上で、必要になるであろう考えを書いていきます

・「自分だったらこう思う、こう行動する」を相手に当てはめているから、理解できない。

男と女思考回路は違います特に恋愛において、その非対称性は目立ちます
男は同時に何人にも妊娠させることができる。自分遺伝子をばらまきたい。セックスがゴール、結婚墓場女性に見せる誠意(≒かけるコスト)は、セックスまでが最大限。釣った魚に餌をあげていては、他の魚を釣る餌がなくなる。犬が電柱を見たら片足を上げる感覚
対して女は、一人ずつしか子供が産めない。優れた遺伝子が一つあればいい。セックススタート結婚がゴール。妊娠出産育児は男にとっては他人事、女にとっては自分子供の命がけ。
相手浮気に対する感情男と女では出どころが違う。男にとっては「あんだけコストを掛けた自分の女が、他の男に盗られるとは何事だ」。女にとっては「ヤリ捨てられたら、自分子供の命に関わるんですけど。自分子供が一生食べて困らないコストを、今すぐ渡してくれるなら話は別」。

ここまで対象的な思考回路を、単純に相手に当てはめてもうまくいきません。増田勘違い、異性に対するありがちが勘違いその男性にとっては、やろうと思えば増田口説き落とすことは簡単でしょう。連絡先を渡さない、セックスに持ち込む素振りすら見せないことでマナーを守っているつもりです。高2ちゃんに対してもそれは同じ。でもでも、その男性が魅力を振りまくことで引き起こす、女性ありがちな勘違いまでは想像できていなかった。

書いていたら長くなりそうになってきたのでまた今度。

anond:20220304213201

「裏切られた」は笑う。

たかレジ雑談した程度でその男とどんな関係になったつもりだったんだよ。

そもそも自分は中身で選ばれていたつもりだったのか?

薄っぺらというのなら、増田が男に惹かれた感情も、男が増田に話しかけようと思った気持ちも、可愛い高二ちゃんが見た目で選ばれたのと目クソ鼻クソレベル薄っぺらさだろうよ。

どんな関係だって最初は薄いモノだし、別に薄っぺらなことが悪いわけではないけど、合コンみたいな最初の品定めレベル関係しかった相手に重い感情を抱いた増田が悪い。

その思い込みの強さはストーカーの素質がありそうだし、早いうちに目が覚めたのは増田にとっても男にとっても幸いなことだと思うよ。

2022-03-04

男性可愛い子が好きなのだろうか

地元スーパーマーケットで働いて3年。レジ打ちをしている。

私は、もうすぐ専門学生ではなくなる。不景気でも、こんな私でも内定をくれる会社があって、春から社会人になる。

その前に、どうしても増田で聞いておきたいことがある。

去年、私には気になる人がいた。私がレジに立っていると、ワイシャツの上に黒のベストを着た社会人男性が来て、たまに話をしていた。いつも私のレジに並ぶ人だ。

「風が冷たいね」とか、「雨が多いね」とか、「今日は目の下がキラキラしてる」とか、「雰囲気かわったね」とか、他愛もない話ばかりだった。けど、その人は自信満々で、瞳の力が強くて、いつの間にか気になる人になっていた。

夕方~夜に働いている時、何十メートルか先のフロアにその人を見つけると、レジから身を乗り出して姿を追っていた。好きではないけど、少しは気になる、好きかもしれない、という感情だった。

半年が経った頃だ。

レジ数台が並んでいる手前で、その人を見た。立ち止まっている。こっちに来るんだと思って、一歩控えて待っていた。

すると、その人はさっと歩き出して、私がいるレジではなく、そのひとつ前に迷いなく入っていった。

初めてだった。私がいる時間帯で、私以外があの人を受けるのを見たことはない。

ひとつ前のレジには、女の子がいた。最近入った高校生だ。

高校2年生には見えない見た目の子で、背が高くて、モデルみたいな感じがする。髪に特別なことはしていなくて、ただのポニーテールなんだけど、垢抜けた感じがする。不細工ではないと思う。

その男の人は、その子(高2ちゃんとする)と楽しげに話していた。確か、高2ちゃんが耳に開けているピアスの話をしていたと思う。マスク越しでも自信満々の笑顔だった。相変わらず目力が強い。

私はその時、同じレジの隣に立っていた新人の子にいったん任せる形で、忘れ物を取りに行く振りをしてサービスカウンターに向かった。

嫌な気持ちだった。こんなに嫌な気持ちになったことはない。胸の奥がむかむかする。心臓から流れ出た血がぶすぶすと煙になって、血管の中で燻っているみたいだった。嫌悪感だった。

次の時も、その次も、またさらに次の時も、あの人は高2ちゃんレジに行った。それで、高2ちゃんと短い間お喋りをするのだ。あの子がいなくて、私とほかの人がレジ打ちをしている時だけ、私の方に来る。特に、話を振られることもなかった。前は、あんなに調子がよかったのに。

私の想いは裏切られてしまった。

去年のある日、インターネットを見ていたら、レジ打ちとお客さんでも恋愛が成立するみたいな記事がいくつかあって、期待していたこともある。もし名刺手紙を渡されたら、何か理由を付けて連絡を取るといいらしい。

それがあの瞬間、あの人が高2ちゃんレジに吸い込まれていった時、実家の古い急傾斜の階段を降りていたら1段飛ばしになって、つまずいて階段の角で尻もちをついた時の、あのやるせない、自分が情けない気持ちが込み上げてきた。

その日から、高2ちゃんと口が聞けなくなった。

雑談の時でも、休憩室で一緒になった時でも、仕事相談を受けた時でも、つい苦手な感情が込み上げてきて、ちょっと辛い対応をしてしまうことがあった。

その度にごめんね、と思っていたけど、そのうちほかのアルバイトの子も、高2ちゃんとのコミュニケーションが難しくなっていった。「背が高くて綺麗だね」「メイクは要らないよね」って本人に言っても、謙遜ばかりしていたから、多分みんな嫌味に思ったのだろう。

2ちゃんは、去年のクリスマスの前に辞めた。あの人も、ちょうど同じ頃にスーパーに来なくなった。それで、私の感情もひとしきりついた。

同じレジ打ちの友達相談してみたけど、みんな私と思いを共有してくれた。「そういう男ってマジでバカ」だと言ってくれる子や、美人とか美人じゃないとか気にしなくていいとか、ここでは書けないような悪口もあったけど、自分の考えは正しいのだとわかった。

増田の人に教えてほしい。

どうして、男の人は可愛い子の方に簡単にコロッと行ってしまうんだろう。私とあの社会人の人は、特にそういう関係ではなかったけど、もし仮に恋人同士でもそんなにコロッと相手を変えてしまうんだとしたら、ここまで不誠実なことはないと思う。男の人の感覚が信じられない。あの人は、私と何十回と話していたのに、高2ちゃんの方に行ってしまった。

理性的じゃないのはわかってる。自分感情に腑に落ちないところがあるからこんなことを書いてるのもわかってる。でも、どうしても納得がいかない。

男の人は女の子の見た目ばかりに気を取られているし、何なら外見=中味と見なしている感すらあるんだけど、どうなんだろう。これから似たようなことがあった時、あのムカムカした思いをしなくていい方法はあるんだろうか。

人生の先輩方に教えてほしいです。お願いします。

3/15

意見感想を読ませてもらいました。

私なんかのために時間を使っていただきありがとうございます

ブックマークまで含めてすべて読ませていただいてます

読みにくい点があってすいません。高2ちゃん大学生以上にしか見えない子で、たぶん社会人の人も気が付かなかったと思います

あとは、社会人の人のベストですが、黒いセーターみたいなベストのことです。スーツ生地のやつではないです。

この日記を書いたのは、年明けにあのふたり飲食店で一緒にいるのを見てからです。

忘れていた気持ちがよみがえってきて、耐えきれなくなりました。

重ねてすいません。ご意見本当にありがとうございました

ごめんね。

2022-03-01

ウクライナageが怖い

勝手侵略戦争始めたロシア100%悪いのが前提だとして、昨今の「ウクライナ英雄視」ムーヴメント気持ち悪い

プーチンヒトラーだが、ゼレンスキー国体の為に人民捧げるただの典型的政治家じゃん

侵攻されたらさっさと投降してりゃ犠牲者も少なくすむのに、国内外ウクライナ士気煽って抗戦続けるのは、ウクライナ国民の命の為じゃなくてウクライナ国家体制自分達のポスト維持の為だ

そのプロパガンダにまんまと乗せられて極東日本人まで「ゼレンスキーKAKKEEE」、アホか

徴兵制男性差別だと怒る割に、その男性差別を行う大統領応援する(一方、一般女性徴兵制に反対しないクソフェミ扱いする)ってアホか

落ち着け

政治家聖人はいない

2022-02-26

ほんとにしょうもない恋愛の話

中学高校男子校だったこともあり、女性免疫ができず、自己嫌悪もあって青春とはかけ離れた学生生活

童貞を捨てれば自信がつくかもしれないと思って、大学3年のときネットで知り合った年上女性と会った日にホテルに行くも、緊張でたつものもたたず撃沈。

その女性のおかげで3ヵ月後に捨てることは出来、なあなあで結婚する事情があって2年で離婚

25にして再び独身生活が始まった。

Aというオンラインの友人がいた。

彼女学生テレホ全盛期にゲームサイトで知り合った同じ年の女性

私が離婚たこからまたメッセで話すようになった。

彼女寿退社したもの結婚にいたらず、ニートをしていた。

プログラム仕事を自営でしている私は、夜中仕事をしながら彼女メッセをするのが日課だった。

学生ときから一度も会ったことが無かったが、私は離婚、Aは結婚破談、なんとなく環境が近かったのだろう。

何かのきっかけで会おうということになった。

少し暗そうな感じのAだが、ブツブツと小さい声で面白い冗談をしゃべる子だった。

お互い緊張してチャットのように話せなかったが、思ったよりかわいい子だなという印象だった。

その日はお茶してわかれて、後日飲みに行った記憶がある。

そしてお互い人肌恋しかったんだろう、勢いで二人で旅行に行こうという話になった。

やれるとおもった。

旅館に一泊で旅行にいったが、車の中での会話はチャットのようには弾まず、自分の緊張やの押しの弱さが原因で、結局別の布団で寝て何も無かった。

Aは私が寝るまでタバコをふかして窓の外を見ていた。

自己嫌悪いっぱいの旅行から帰って一週間後、男性告白されて付き合うことにしたとAがメッセで言ってきた。

別に好きでもなかったと思ってたのに、人の手に渡るとすごく悔しかった。

その男ダメ男で、定職につかずAから金を借りたりしていた。

Aは別れたり、ダメって分かってるのに離れられない、悪魔だわと私に愚痴を言いながら付き合っていた。

彼女に対してはずれくじ引いてざまあみろと思った。

そう思って自分のモンモンとした気持ちを整理をつけようとしていた。

結局半年位して別れたらしい。

その後Aは3年ほどのニート生活を経て定職に付いた。

そして、モンモンとした気持ちは消えていった。

Aは私のことを「いいんだけどなんか残念な感じ」という印象だったとチャットで聞いた。

月日は流れて30になった。

毎日チャットは続いていた。

友人の少ない自分には、Aとのチャット日課であり生活の一部だったのだろう。

ある日なんだかチャットで落ち込んだ感じのAに、久しぶりに飯でもいこうと誘った。

がんばってちょっとこぎれいなレストランを予約して、久しぶりに会った彼女は前より少し綺麗になった感じだった。

しゃべり方はあいかわらず、ボソボソとしていたが冗談をいって私を笑わせてくれた。

食事の後彼女が誘ってくれたバーにいって話していたら、ろうそくに照らされた彼女の顔が一段と綺麗に見えた。

そこで恋心に火がついてしまったのだろう。

よく分からないけどこの気持ちはたぶん好きに違いないと思った。

彼氏がいないのも知っていた。

次の日言いたいことがあると告げて、彼女マンションまで片道高速2時間

好きだから付き合って欲しいと伝えた。

Aは泣いて、今不倫しているから無理と告げられた。

40の単なるおっさんだという。

私は帰り際に1度だけ抱きしめさせてといって抱きしめて、車の中でばかやろーっていいながら家に帰った。

それから一週間気持ちが張り裂けそうだったのを覚えている。

初めてソープにいって気を紛らわそうとしたりもした。

Aのこと、Aの不倫相手のことを思うと悲しくて仕方なかった。

そのあと私がAに対してとった行動は「5万で一晩ともにして欲しい」というとても最低なものだった。

Aと1度でも寝たら、この張り裂けそうな気持ちスッキリなくなるのではないかと思ったのだ。

Aは一蹴した。

そもそも、寝たら友達じゃなくなるのが嫌だと告げられた。

何度もお願いをして5日目くらいに今すぐ来るならいいよといわれたので、夜中高速をすっとばしてAの家でそういう行為をした。

Hうまいねといわれた。気持ちがこもっていたか事実だったのかもしれないし、みんなに言うのかもしれない。

4,5回そういうことをしたのを覚えている。

私の中であった変化はというと、毎回5万円はきついなというのと、帰る時に俺名にやってるんだろうと朝帰りに思うこと。

朝、Aに「帰らないで」といわれたけど、仕事をサボれない私はごめんといって帰ったのを覚えている。

払わない日もあった。

Aとそういう関係になって3週間たったときのことだ。

私は性病にかかった。

今思えばソープが原因だったわけだが、そのとき彼女から移ったと思った。不倫相手がもってたに違いないと。

Aに検査するように薦めたが、結果Aはシロだった。

私は薬を飲んで1ヶ月ほどで治った。

その出来事があってから、Aはこの関係を絶つようになった。

私が病気もちだったから避けるのはもちろんだろう。

一緒に食事に行くことはあってもその後の展開は無かった。

手に入らないようになると、麻薬が切れたかのようにAが欲しくて欲しくて仕方が無くなった。

Aのことで頭がいっぱいになって、Aの不倫相手が恨めしくて、Aがメッセから落ちたら不倫相手と寝てるのかと妄想した。

もはや病気だった。頭の中は仕事彼女のことだけ。半年~1年はその状態が続いた。

そんなとき、数年ぶりにあう学生時代の友人がホーパーティーに誘ってくれた。

きょどりながら参加した。

その後もその友人は合コンにも誘い出してくれた。

人数あわせもあっただろう、当時の自分を誘ってくれたことに感謝している。

きょどりながらもパーティー合コンに参加していると、最初オブジェでも少しずつのりがよくなってきて、女の子メールアドレス電話番号を少しずつゲットできるようになってくる。

お互い興味が無い同士でも、その子自分幹事をすればまた合コンができることが分かる。

なるほど、合コンは芋づる式である

しかし、男友人が少なかった自分は大変だった。

友達の男友達も誘って、必死になってメンバーをそろえた。

既婚者にも声をかけた。

そうこうしているとAのことはすーっと心の中から無くなっていった。

いろんな経験を経て、1年位して素敵な人に出会い、30後半の私は今再婚して子供がいる。

Aとのことが無かったら、パーティーに参加していなかった。

Aと寝なかったら、彼女が欲しいとかやりたいとかも思わなかった。

きっと再婚することは無かっただろう。

Aはメッセメンバーにいるが、もう会話をすることは無い。

Aには幸せになって欲しいと願っている。

好きだったのか、ただやりたかっただけのか、今でも自分気持ちはよく分からないが、Aには感謝している。

2022-02-24

パワハラきもちいいぃぃぃいいぃ

新人のもっさいもじもじしてる男の子上司ミス報告できなかったんだよね。

報告して怒られるのが怖かったって程度の理由だと思われるし、

それは社会人としてクソみたいに恥ずかしい行為ではあるんだけど、

それをきっかけにして社内のオバン連中がその男のことを馬鹿にするような風潮ができてしまった。

でもなぁ、そのオバン連中も俺も同僚も他の連中も、

ひと皮むけばその新人男の子と変わらない気がするんだよなぁ

もう40になってもミスして報告して謝罪するのって嫌な気分だもん。

なにか理由を付けて逃げ出したくなるよ。

今日だってそのオバンプリンター調子悪くして、直そうと右往左往してて、ずっとプリンターの前でいかにも困ってますオーラ出してもじもじしてたけど

俺が放っておいたらなんの報告もなくそのまま帰っていったからなぁ。

俺たちだって昔はしょーもなくて何もできずに情けない新人だったし、今だってまだまだ技術も未熟だし、精神的な弱さは持ってるんだということを忘れたくないよなぁ。

でも今日その新人男の子がきちんと上司に報告と謝罪をしていて、

上司説教きちんと聞いて成長できたんだね、と嬉しく思いました。

2022-02-23

「長い事死にたかったけれどひょんな事理解のある彼くんが現れて結婚が決まった」って女性ツイートに対し

「膣パワー」だの「助けてもらえる性別」だの、性別『だけ』を理由攻撃する男性の多さに本当に嫌になる。

からなんでブスは存在しない事にされてるんですかねえ。

その女性理解のある彼くんに恵まれ結婚が決まったのは女だからじゃなくて、男に選ばれる程度に顔とスタイルが良いからだろうが。

ブスには出来ねーよ。

お前らがそのままのスペック性別だけ反転して女になったとしても単にモテないブスになって理解のある彼くんなんて現れずにのたれ死ぬだけだっつーの。

逆に男性結婚して幸せになったとしても、性別『だけ』を理由攻撃する女性はほぼ皆無で

その男性が結婚できたのはイケメンだったり金があったりの何らかのプラス要素があるからだとちゃん認識しているのに。

なんで女は異性に全くモテない男が存在する事をちゃん認識しているのに、男は異性に全くモテない女の存在認識できないのか。

常に女性性別で括られて弱者女性存在しない事にされ、男性性別でなく個人ちゃんと見てもらえて『弱者男性』は社会問題にしてもらえる非対称性が本当に嫌になる。

2022-02-22

子供時代男児からスカートめくりをされたという女性、それ自体は本当に気の毒だと思うけれど

漫画アニメじゃなくてその男児の親の教育に怒りを向けてる様子が見られないのが不思議

2022-02-18

anond:20220218005318

たとえば男配信者にウーバーの女が来て逆ナンされた後

「ウーバーの女Cカップだった、Cカップ以下に人権ねーよ豊胸しろ

って言ってもその男擁護できるのか?

ナンパしてきたチビキモかった、骨延長してから来い」だったら許されたと思うけど

自分が受けた被害を拡大させて差別発言しちゃあかんでしょ、過去にも同じ事してたらしいし

人権ワードが色々言われてるけど、人権ワード抜いてもあかん発言だった、それだけ

2022-02-16

anond:20220216174059

登下校中の子どもに声がけした男性警察通報する時も心配になる。

その男性が心身ともに健常者で、黄色人種日本国籍仏教徒男性だったら、万が一の子もの危険を考えて通報しましたと主張すれば済むけど。

もし日本国籍じゃなかったり、人種日本によくいる黄色人種以外だった場合は、あとで差別だと主張されて大騒動に発展してしまうかもしれない。

一般的日本男性通報した時には擁護してくれる団体の人も、そうでない男性通報した時は同じ様に守ってくれるか分からない。

anond:20220216115916

発達障害の我が子が嫌になった男性エピソードをどっかで読んだ。

その男性は不倫に走り、結局離婚して不倫相手再婚したものの、新しい家庭で生まれた二人の子供まで両方とも重い自閉症発症してしまい、修羅場に陥ったとか。

これだけ偶然が重なるのは凄いと思ったけど、父親から遺伝と考えたらうまく説明できるかも。

2022-02-15

anond:20220215200303

へー

じゃ、その男精子もらって産まれて来たすべての女も罪かぶってるじゃんね~

2022-02-13

ヤリモクではまったくなかったのに・・・

もう20年くらい前かな、当時の独身だった私は、前年のあまりにきつい失恋の痛手でどうにかなりそうな日々を生きていた。

そんな私を心配したある女性が、「気晴らしに女の子を紹介してあげるから度会ってみ」と誘った。

その心配してくれた知人女性のことは、実は以前から憧れていて好きだった。彼女結婚してて子供いるから叶わぬ恋と諦めていたが、たまに会う程度の機会があると喜んでマイカーで飛んでいったものである

その時も、紹介してくれる女の子より、その知人女性と会うのが楽しみで行ったわけである

紹介された女の子は、なんというか、別に興味も湧かないタイプだったのだけど、知人女性は「これから二人でデートでもしてきなよ、時間空いてるんでしょ?」と半ば強引に勧めた。

後で知ったが、実は紹介された女の子も、付き合ってた彼氏失踪したということで、知人女性に悩みを打ち明けていたのだった。

それで、互いが似た境遇から、気晴らし程度にでも気が紛れるんじゃないかと思ったらしい。

20年も前の話なので、細かいデート時の状況はさっぱり覚えていない。ともかく、私が運転するマイカーであちこちロウロしていただけだと思う。

そもそもその女の子にはそんなに興味も湧かなかったし、デート中も私の脳裏には前年に失恋したあの子のことがずっと思い出されてしまっていたくらいだった。

・・・で、なぜそんなことになったのかも覚えていないが、彼女がなかなか帰りたがらないのである

気づけば深夜0時を回っていた。お昼くらいから一緒にいたはずだから、気づいた時点で十時間以上は一緒にいた計算になる。

ちなみに、当時の私も一人暮らしだったが、彼女独身者用のマンションに一人住んでいた。

ともかく、よほど私と彼女の気が合った、ってことではないことは確かである

理由があるとすれば、これは私自身の性格だと思うのだけれど、私は人と二人きりでいると無言の時間が耐えられない性格なので、多分延々と下らないどうでもいいことを話し続けていたんだとは思う。

で、流石に深夜2時くらいになってようやく、彼女が確か「疲れた」とか「眠い」とか言ったのだと記憶する。

私は、彼女の家まで送って行こうとしたのだが、「流石に一度目のデートで自宅の場所を知られたくない」のようなことを彼女は言った。

それは確かにそうだけど、だからと言って、このまま朝まで車中泊だなんてその方がもっと異様だと思ったので、困り果てた私はやむを得ずドライブ中の視界に飛び込んできたラブホ提案した。

マジで、休むだけの目的であそこ入る?」と言うと、彼女特に嫌がるでもなくすぐに頷いたのだった。

結果的にはセックスした。

でも、ヤリモクなんかでは全然ないし、だからと言って別に彼女が誘ってきたわけでもなかった。

確か、「セックスしないと寝るだけでは勿体無いよね」のような話を冗談まじりにしていたら、どちらからともなく「じゃぁする?」となっただけのように思う。

しかし、セックスするにはしたけど、そのことで彼女を好きになったとかそんなことも全くなかったのは事実だ。

私は私の方で、失恋した方の彼女のことを忘れられなかったし、彼女彼女失踪したその男性のことがずっと気がかりだったらしい。

その後も、結構彼女失踪男性について相談に乗っていたように思う。

たまに会って、デートもしたし、なぜかデートの二回か三回に一回はラブホだったりもしたけれど、不思議なことにそんな関係が1年ほど続くと、私たち二人は何故か別れられない関係になって、3年付き合って結婚し、子供も二人出来て現在に至る。

 

なんでこんな話を増田に書いたかと言うと、婚活アプリ出会った男性は結局ヤリモクだった、みたいなエントリがあったからだけど、私の場合は逆というか反対というか、ヤリモクどころかする気もなかったのに最初出会いで成り行きでセックスしたし、彼女と付き合う気すらなかったのに、気がつくと別れられなくなって結婚してしまったっていう、縁の不思議さを書こうかなと思っただけのこと。

結婚できたからって、それで幸せだったかというと、そういうことじゃない。

結婚してからのほうが遥かに大変だった。子供ができてからは本当に大変だったし、今も現在進行形でいろんな悩みを抱えている。

特にオチも纏めもない。

以上。

2022-02-11

anond:20220211065137

でも脈あるかどうか瀬踏みの為に近寄ることや、あるかなきかの脈を太くしようとしてプレ告白アプローチするのも(その男の格によっては)元増田にとっては十分ハラスメントになるわけで、つまるところみんな不幸になる以外の分岐は無いんだよね元増田世界線には。

2022-01-31

巨乳彼女必須要件から外すのに8年かかった。

まずおれがどれだけ巨乳好きか話す。

正確には、とある巨乳に「〜くらい巨乳が好きなんだね」と言われた話をまずは話す。

そもそも多少巨乳好きという自覚がおれには合った。

この年頃の男というのは、某マッチングアプリいいね欄(自身いいねを送った相手を遡って見れるという欄)を男友達の内輪で見せ合い、各々のタイプに対して不躾るという時間がある。

そこでいつも友人には「巨乳なら他はなーんも関係ないじゃん」と言われるのだ。だから巨乳好きという自覚があった。

個人的にはドキドキしたらいいねを送ると決めているが、友人からすると分かりやす巨乳にドキドキしているのが分かるそうだ。

そんな価値基準で某マッチングアプリをわさくさしているおれは、ある夜、パッツンパッツンの胸1枚だけをトップ画像に設定した巨乳とどうにか会う事になった。

あれよやれよと一晩を過ごしたのだが、その巨乳女の子からは事を終えた後にいろんな事を聞いた。

エッチなお店で働いていた事。

そのお店ではSNSアカウントを作り、秘部が見えそうで見えない写真毎日アップし、集客に繋げるというルールがあったこと。

まりにも立派な巨乳だったため、そのアカウントが鬼バズってしまい、その店舗への問い合わせが殺到したため、店舗判断によりアカウント運用一時的に停止したこと

見直した結果、課金制で写真を公開して、更に課金したものにはDMを公開し、更に更に課金したものにの店舗名を明かす。これにより店舗の問い合わせを激減させたのだという。

これはさながら巨乳好き濾過装置である

巨乳を眺望したいという気持ちがどれくらいあるのか、常に心に問い続け、それを金額に換算したとき、それを高いと思うか、安いと思うか。

そこで、巨乳様を見れるならこんな金安いもんだと、その意思決定を財布の紐が擦り切れるまで続け切った、巨乳に対するリスペクトが極まった躯体のみが、彼女巨乳にたどり着けたのだ。

この10分にも満たない話を聞いて、「そんな課金するバカがいるんだ〜」と思った。と同時に、「なんでこんな話をおれにするんだ?」とも思った。

恐らくは、「あなたの隣にいるのはそんなステキ女の子なのよ?わかる?大事にして?」というアピールか?

そう思って少し勝った気分になっていた。

自分に自惚れかけていたそのとき、その話の締めくくりに

「とまぁ、あたし洗練された巨乳好きと会ってきたけど、あんたその人たちの中の誰よりも巨乳好きだと思う」

と言われた。

なぜだ?

おれは過剰に吸わない。過剰に触らない。適度な距離感で胸に向き合っている。胸だけを見て会話をしない。

なぜが頭を駆け巡り、気づいたときには「え、なんでそう思った?」と聞いていた。

しかし「ふふふ」としか答えてもらえなかった。

恐らく、女性過去の話、特に性にまつわる話を男性にするということは、とても勇気がいることなのだと思う。

しかしそんな勇気を振り絞ってでも、「あなた巨乳好き過ぎますよ?」と伝えたかったのだろうか?

少し長くなってしまったが、おれはこのくらい巨乳が好きだ。

補足すると、

この女性は、フォロワー外国人も含めてX0万人いたらしい。言い換えるとすれば、最低で10万人いたとしても、ランダムに集めた9万9999人の巨乳好きより、おれのほうが巨乳が好きだと言うことだ。

これでおれがどれだけ巨乳が好きか分かってもらえただろうか?

さて、

これは非常に由々しき問題である

この一件により、ここ数年マッチングアプリでおれが足踏みしている理由が、敢えて明らかにしてこなかった確固たる理由が、明らかになってしまたからだ。

不細工でもなくカッコよくもない俺は、

【27,28歳で結婚に焦りを感じ、多少男のランクを落としてでも良いから付き合い始めておきたいという考えを持つ美人

デートする機会が増えてきた。

おそらく、経歴的な要因が強いのだと思う。先週見た結婚相談所のドキュメンターを見たりすると、書面上はウケが良いのだろう。

一方のおれだが、高校の時初めて出来た彼女のことをどう思うか?と彼女と同じ中学校に通っていた男友達に聞いたら「話した事ないけどあだ名イノシシだった」と聞いた経験がある。

こんなおれからすると、ここ2年におけるデートはどれもこれも、目玉が飛び出るような美人ばかりだ。

しかし、全てこちらに裁量が委ねられたケースでは、その全て次の駒を進めるということはしなかった。

今までは「まだ良い人いると思うんだよなぁ」と思って連絡を取ってこなかった。

しかし今回の一件で、おれにおける「良い人」が「巨乳」だということがハッキリしてしまった。

顔は側からみればわかるものの、巨乳はあからさまに分かる例は非常に少ない。

この出来事により、おれの恋人ができるまでの道のりが、何倍にも伸びてしまったように感じた。

マッチングアプリ巨乳を探すのは本当に至難の業なのである

前置きは長くなったが、こんなおれが巨乳じゃなくても付き合えるようになった話、いわゆる本題に入る。

マッチングアプリいいね欄を見せ合う友達がいるという話をしたが、そいつ金曜日の夜にエッチ成功した次の日のお昼、必ず喫茶店におれを誘う。

平日の夜にエッチしたら、次の日の夜に電話をかけてくる。

そしてそこで、如何に昨日抱いた女が良かったか気持ち良さそうに話してくれる。

おれは最初に「そいつは何カップか?」と聞く。

おれはその答えが「Gカップ」以上だった時だけ食い入って話を聞く。

それ以外だと違うことを考えながら、適当に相槌を打ち、今やり取りしている人の中で巨乳そうな人がいないかを聞くことに徹する。

千鳥のクセが凄いネタグランプリで、既知のネタに、急に芸能人コラボしてくるときがあるだろう?

俺も然り、みんなあの時間は急に冷めて携帯を弄ると思うが、おれが巨乳じゃない女の子との夜の話を聞く雰囲気あんな感じに近い。

そんな友達が昨日抱いた女の子がなんとHカップだと言う。

友達は華奢な女の子が好きだから、おれの琴線に触れる猥談はめったにない。

しかしその日はなんというか、疲れていたこと、昼に二郎系ラーメンを食べて精がついていたこと、自慰をしていなかったこと、色々重なって性欲が爆発してしまった。

おれは夕方から予定があることを思い出したという、あからさまな嘘を立て、男友達解散した。

そして隈なく風俗を探した。

前述の通り、おれは風俗お金を出す事を勿体ないと思っていたこともあり、自分お金風俗に行ったことはなく、その男友達に奢ってもらったこしかなかった。

(男友達はどうしても1人で風俗行きたくないとき、おれにお金出すから行こうと懇願してくる)

そのとき奢ってもらったやっすい風俗を覚えていたので軽く小走りでお店に入った。

「1番おっぱい大きい子でお願いします」

のれんを潜った瞬間にそう頼み込んでいた。

このとき対応してくれた黒服がもしもお笑い好きならば、脳裏には寿司屋に入った途端「まぐろ!」と叫ぶ銀シャリネタを思い出していただろう。

の子はとても理想的巨乳だった。

これっぽっちでこの理想が?衝撃とともにタイマーの音を聞いた。

呪術廻戦にて虎杖悠仁が人を殺さな理由を問われたときに、

「一度人を殺すと、今後の人生において、人を殺すという選択肢が入ると思うから

と回答していた。

この回答を思い出しながらおれは、また同じ系列の別店舗に駆け込んでいた。

おれは「この値段でこの巨乳を拝めるなんて」ということに既に感動を覚えてしまっていた。

そしてお金選択肢に常に風俗が入ってしまった。

10,000円札を見た時、常に巨乳という選択肢が入ってしまった。

ここまでは問題ない。問題はここからなのだ

要を済ませたおれは、数時間後、まだムラついていた。

その日は本当にいきりたっていたように思える。

の子Fカップだったなぁと思いつつ、その系列店のパネルを見ていると、なんとHカップ女の子が出勤していた。カルチャーショックだった。

マッチングアプリで胸が大きいかどうかを判別するためにかけた時間、会ってご飯を食べる時間口説く時間ホテルに案内する時間、服を脱がせる時間。ここまでして巨乳じゃないことなんかざらにある。それがこんなに簡単に、、、そう思っていた。

そして30分後おれの恋愛観に変化が起きていた。

過剰な期待からの落差というものは、時として人を諦めさせる力がある。

おれの中のHカップとは異なる乳がそこにはあった。

スターウォーズジャージャービンクスが俯いているような、酷く垂れた胸だった。肌質を見ると、恐らく20代前半なのにも関わらずなのだ

おれは全く興奮しなかった。ジェダイのように落ち着きはらっていた。

おれは垂れた胸を生で初めて見た。

それと同時に

巨乳お金で買えるが、

巨乳にも色々種類があることを知った。

垂れている事、張っている事、離れている事。

それが1日の出来事だったからなのか、価値観は一気に塗り替えられた。

胸には種類があり過ぎて、巨乳定義の中にも自身が興奮できないものがあるということ。

巨乳でも、いづれ垂れてしまうこと。

いづれとかじゃなく、元々垂れている人もいるということ。

おれはなんと愚かな事をしていたのだろうか。そう思った。

胸には、敷いては巨乳には種類があり過ぎるのに、それが可視化されていない状況から理想巨乳にたどり着くことの困難さ。

たどり着いたとしても、いづれその理想は崩れてしまうことの儚さ。

そして風俗という、胸が可視化された状態出会える場所、そしてその場所には若さが流動していること。

おれは、見つける事自体がとても困難にも関わらず、見つけたとしても永続化できないものを、追い求め、彼女という1つしか空いていない席に座らせようとしていた。

これはポケモンで言うと、数日後に色が元に戻る色違いポケモン必死に探し、一つしか持っていないマスターボールで捕まえるようなものだ。

巨乳彼女要件に加えるというのは、結局のところこういうものなのだろう。

大学時代ガリガリ女の子と付き合い、骨がぶつかり合うようなSEXを悩み別れ、次に付き合った子がHカップだったため、以来8年間おれの巨乳に対する尊敬と執着はやまなかった。

今日おれは要件から巨乳を外す。

MUSTというよりWANTくらいになって良かった。

マッチングアプリ婚活頑張る。

2022-01-29

痴漢に憧れていた時期があった。きっかけはたしかミステリーもの小説にあったほんの一場面の描写女の子の嫌がる様子に興奮を覚えたのがはじめだった。それからはひたすらネット痴漢ものAVを見るようになった。最初はそれで満足していた。しかし、次第に物足りなくなった。どのAVでも女の子が喘ぎはじめるからだ。本気で嫌がっていないと冷めてしまう。泣いたりショックで固まってしまったりしたら最高なのに。

現実痴漢はどんな感じなんだろう。

高校時代志望校を都会に限定したのはこの悶々とした気持ちが原因だったのかもしれない。

大学生になって都会に出た。車が主流な田舎に住んでいたか電車は新鮮でAVの中に入り込んだようだった。時には満員電車にも乗るようなこともあってそんな時には決まってドキドキした。

痴漢を初めて経験したのは電車にも慣れてきた大学1年生の秋だった。夕方6時の丸ノ内線部活終わりの中高生で混み合う。バイト終わりがたまたまその時間帯に重なった。お気に入りのドアの近くを陣取り、スマホ越しに楽しそうに話す学生達を観察する。可愛いな。あの子達は痴漢にあったらどんな顔をするんだろう。

そんなことを考えてぼーっとしているといつの間にか電車の奥に流されていた。茗荷谷駅から池袋駅までは人の出入りがほぼ無い。

電車が動き始める。そこにはある一人の魔が差した男がいた。その男は一人に標的を定めた。

選ばれたのはあの可愛い学生たちではなかった。『私』だった。ショックで固まった。その時の私はまさに昔望んで思い描いていたあの女の子だった。

私は家に帰ってすぐにお気に入りだったスカートを迷わずゴミ箱に突っ込んで、そして思った。

しかしたら私はあの男だったのかもしれない

旦那の束縛が激しすぎる

一人で行動させたくないらしい。

さっき電話帳に残ってる男全部消せって言われて、消した。

これは半分軟禁じゃないですか。

その男の人たちの中には何年も連絡こそとってないけど、大事な友人もいましたよ。

私は自由にやるのも一人でなにか行動するのも大好きだった。

なんだか限界に近づきつつある。

2022-01-27

スパルタ教育AF

「ぅ、うう。ぐっ、えぐ…」

コンクリートの壁に囲まれた薄暗い地下室で喘ぎ声を響かせているその男の名は「スパルタ教育」、趣味クンニだ。彼には「芸人なのに笑えない」という障害がある。

今、彼はなちゅらるに調教されていた。



「オマエ、こういうのがいいんか?」

なちゅらるはそう言いながらスパルタ教育アナルから伸びている紐を荒々しく引っ張った。

あうっ

「返事をしなさい」

「ひっ、き、気持ちいい、ですぅ」

眉間に皺を寄せながらなちゅらるは無言で紐を引いた。

すぽぽんっ

「ぅあぁぁぁ…」

尻穴から3,4つの紐に繋がれた数珠のような物が飛び出し、宙に浮いた。

穴の中にまだどれだけの数珠が残っているのかは当人達にしかからない。

「ひっ、え、えぐ、ぁ、アナル気持ちいいですぅ」

暗さ故確認の術は無いが、なちゅらるはそれを聞いて確かに微笑み、右腕を、強く、引いた。

「ぐぼぼおお、くう、ぅあああぁああぁあ……」

その物体雄叫びを上げながら激しく崩れ落ち、動かなくなった。それはもはや「笑えない芸人」では無く、完成された肉奴隷だ。

そう、ついにスパルタ教育は「アナルしかイケない」という障害をも手に入れることになったのだ。


― も う 一 つ 障 害 を 増 や し て き ま し た ぁ !

遠くで誰かがそう叫んだ気がした。その声がその穴奴隷に届いたかは分からない。

アナルファックを終え、なちゅらるが満足そうに地下室を離れた後、そこには薄い吐息天井から垂れる水の音だけが暗闇でいつまでもいつまでも響き続けていた。そう、これがいつか来る彼のアフターフーチャーなのだ

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