2022-03-05

マッチングアプリにいる私と同年代のおじさんの話

私は女性だ。出会いが皆無な職場にいるのでマッチングアプリはこれまでにも何回も使ったことがある。

メッセージ通話を重ね仲良くなり実際に会って交際に至った出会いもあり、真剣結婚を考えていた時期もあるが、昨年別れてしまった。

一応お友達から始めたい気持ちはありつつも、実はまあそこそこ真剣交際相手を求めているというのが前提にある。

私はお世辞にももう若くない。ずっと独身だが父親暴力を振るう家庭で育ったことも関係しているのか、ある時点から年上男性ものすごく苦手になってしまった。

なのでマッチングアプリでは年下の男性を選びマッチすることが多い。結婚を考える際に現実的なのは同い年や5歳年下くらいまでがまあ現実的だろう。

だがなんというか、そのあたりの年代マッチングしてみてもなかなかうまくいくように思えない人が多いので、記憶が新しいうちに記録しておこうと思った。

かなりフェイクを入れてあるがもし自分のことだと思われる方がいたら申し訳ありません。なお記載しているのは実際に会ったことがない人ばかりです。


■1人目 カタログデザイナー男性(7歳下)

私の前職がデザイナーであること、年下希望であること、喫煙者希望しないことなどのプロフを見て、マッチ後に先方からメッセージをくれたので好印象だった。

その後一週間程度でLINEをするようになった。最初のころはLINEが届くのがうれしかった。

その男性が地方出張へ行く際に、かつて私が住んでいた町を通るとのことでおいしいお店や懐かしく思う場所などをピックアップし教えたこともある。

実際にその中の一軒に行ったようでレビューをくれたが、男性感想は「次はないな」とのことだった。

かにチープなB級グルメだし地元でも賛否両論ある味だ。だがなんだかその言い方に少々の嫌味さを感じてしまった。


それでも当たり障りのないLINEを続けていたある日、中国のある地方出身者が作る珍しい麺類のお店のことを話したところ、一緒に行きませんかとの誘いを受けた。

でも前回の「次はないな」の一言と上がり続けていた一月のコロナ感染者のグラフを見て「コロナ増えてるので今はちょっと怖いです」と断ってしまった。

男性は8割くらいがテレワークだが、通勤がある日はほぼ繁華街の安めな居酒屋に行っていると話していたのも断る材料になってしまった。

なんとなくLINEも途切れてしまったが最後に来た彼からメッセージには「明日は友人たちと別荘を借り切ってスノボです」と書いてあった。

一方的判断で非常に申し訳ないのだが、この人は私が病気で倒れても友人との予定を優先しそうな人だなと感じ返信しなかった…


のしばらく後、男性アプリプロフィールのメイン写真がおそらく地方出張とき特急の車内で撮影したものに変更になった。

以前載せていた写真よりも前髪の量が大きく減少していた。

減少した前髪を伸ばし、後退した前額部を隠すようにしているヘアスタイル。あごにかけたマスク。片手にプレミアムモルツブランド時計結構高そうな質感のシルバーイヤホン

もしこの人と一夜を共にすることがあったらこの前髪も前後運動と共にヒコヒコと頼りなく動くのかなとか、シャワー浴びたらスイカの皮の模様みたいになりそうだなとか想像し、

笑い上戸の私はブハァと吹き出すことが確実なので彼のLINEを削除した。

■2人目 元V系アマチュアバンド所属男性(同い年)

相手男性プロフィールを確認すると結婚真剣である旨が記載されていた。自分ももちろん願望がないわけではないのでマッチ後すぐ届いた先方からメッセージに返信した。

やや上目遣いの自撮り写真眉毛20年くらい前のV系が好きなんだろうなと感じさせる形であったが、人間は一番モテていた頃のルックスをなかなか捨てられない生き物だ。

プロフィール上の他の写真にはギター、愛用と思われる香水クロムハーツ的なアクセサリー無造作に置かれたシルバートレイなど。20年前なら彼のこと好きになれたかもしれない。


メッセージを交わすうち、私の友人が他のマッチングアプリ出会った人と「友情婚」に近い感じで、交際半年結婚したエピソード披露した。

からの返信は「その友人は正しいでしょうね」とのことだった。

私が「友人」と書いたら、ふつうは「お友達」とか「ご友人」と書くのがまあ一応の決まりなんじゃないか?とモヤモヤしたのと

そこまでに交わしたメッセージに「親と仲いい人を希望している」という記述があり、私は返信をやめた。

私は親と仲悪いから彼の条件から外れるのと、一方的情報のみで正しい・正しくないを判断する感じになんか独善的なにおいを感じてしまった。


■3人目 嫉妬マン英会話講師(5歳下)

とにかく彼は私のプロフィール写真ルックスが好みだったようで「めっちゃ可愛いと思ってる」を繰り返した。

私も彼の一重の涼しい目がわりと好みだったし、英語勉強しなおしている最中からからいいねはうれしかった。

なのでわりと熱心にメッセージを返信していたのだが、彼は私の過去にやたら嫉妬する人だった。

最初は聞かれるがままに元彼となぜ別れたのかを説明していたが、そのうち元彼との性的事柄にも質問が及んだので「なぜそんなことを聞くの?」と返信した。

自分は今年に入るまでは元彼との復縁希望していたような人間なので、少し前の過去のことを思い出すのは心がチリッと音を立てて焦げるような気分になるのだ。

彼の答えは「ごめん」だった。こちらの質問内容に対して何も答えない不誠実な謝罪は大嫌いである。

なのでその旨を説明し、受け止めてくれるならともかく興味本位で聞かれるのは自分の傷を自分でえぐるようで嫌だと言った。

するとすぐ「受け止めて助けたかった」との返信が届いたが、このやりとりの少し前にアプリ通話機能使用して話す約束をしていた日に「忙しい」だけ送ってきて、

その後に二日間音沙汰なしの上リスケジューリングをしようとしなかった奴に受け止められるわけないだろと思った。私は返信を止めた。

僕が悪いのかもしれないけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう」

最後に届いたメッセージにはこんなことが書いてあった。

彼も私とメッセージをしなくなってからプロフィールを大幅に書き換え、写真を色々載せていたが、自宅と思われる洗面所を利用して撮った写真の鏡がすごく汚れていた。

スーツ姿で居酒屋で飲んでいる写真回転寿司エビをほおばる写真など、誰かに撮ってもらったような写真も増えていたが、どちらもテーブルの上がすごく汚かった。

アプリに載せる前にトリミングだってできるんだからもう少し頑張れよ。じゃあな。

  • 年下狙いなら相手が自分より社会人経験も浅く精神的に幼いことには目を瞑るべき

    • 減点方式のよくいるタイプだよね twitter婚活界隈いるのがたまにぽろっと増田に来ちゃうやつ

  • まーたバッシングアプリと間違えてる

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