はてなキーワード: お化けとは
初めて整形をしたのは確か20くらいの時だったと思う。
ずーーーーーっとコンプレックスだった目の下のたるみを除去する手術。
たるみというのかふくらみというのか、涙袋のようなかわいいやつではなく、政治家のおじさんとかの顔面によくあるやつ。
あれが小さい時からあって、メイクでは到底かくしきれないそれに毎日悩んでいた。
手術は思ったよりもずっと痛かったのを今でも覚えている。
麻酔はもちろんしていたけども、なんとも言えない気持ち悪さと痛みが30分以上続き、ようやく終わったと思えば鏡の中の自分は目の下を真っ青にしたお化けみたいな顔。
倒れるかと思った。
手術による内出血で一時的なものだったが、痛みに耐えて初めて見た自分の顔があまりにも衝撃的だった。
その後内出血も痛みも引き、無事にコンプレックスも解消出来た。
今でも自分の整形の中で一番いい手術を受けたと思っている。(質ではなく)
その後、この7年ほどで、
二重全切開、目頭切開、そばかす除去、ほうれい線対策のためのヒアル注射、鼻プロテ……
目と鼻ばかりだが、もう元の面影は残らない。
その手術を最後に、もうこれ以上はいじらないと決めたつもりだった。
つもりだったんだが…、鼻プロテからたった1年、またカウンセリング予約をしてしまった。
自分の顔が醜くて耐えられない。
今すぐいじらないと外も歩けない、という強迫観念を感じてしまった。
整形依存症なんだろうか。美醜恐怖症なんだろうか。
借金しているわけじゃないし、身近な人には整形を隠さない。(自ら主張したりはしないが)
誰かに迷惑をかけているつもりはないのだが、自分自身で歯止めがきかないのは自覚している。
カウンセリングしたら、またきっと手術するんだろうな。
中国共産党によってモンゴルやチベットの人々が虐殺され、弾圧されている
これらの行動だって単なる意地悪なジョークのつもりでやってるわけでもないだろう
到底ありえないことであっても、実際にそれを続けている
もし個人の意思であるならば、良心や時間に解決を期待するのもありかもしれない
寧ろ彼らからすれば、他民族を支配することこそ中華思想の追及であり、
こうした問題を見ない、あたかも存在しないかのような姿勢を続けているひともいる
国連など外部のものが歯止めになってくれるとでも思っているのだろうか
非難声明は出すだろうが、わざわざ自分の身を切って助けはしないだろう
決してバカにしたい訳じゃないが
まるで自分の目を掌で覆えば、お化けがいなくなるとでも思っている赤ん坊のようだ
いつかその日がはじまるのかは判らない
いつはじまってもおかしくはない
生きていても酷く抑圧されるような目にはあいたくない
小学校の時、図工の時間に花のある景色の絵のコンクールに出展する用の絵を描くことがあった。学校の外に出て好きに描くのだ。
美しい花の絵がある景色...それならばこのコスモスとその背景の山々の絵を描こうと思った。
自信満々の絵の下絵を先生に見せた時、衝撃的な言葉を言われた。
「茎が細い、あと葉を大きく描きなおしなさい」
私は絵が得意なので、コスモスをやや写実的に描いてた(当時小学生だったので、絵にそれなりの幼さはあったと思う)。
茎がアスパラみたいで、葉が家の裏手に生い茂ってるような雑に扱われる類の葉っぱの絵。組み合わせたら、ドラえもんの映画に出てくる人を丸のみにしそうな植物のお化けになった。
「絵に生命力を感じられない、植物は地面にどっしりと生えないといけない」
「でないとコンクールでは受けない」
・・・確かに、その絵画コンクールでの絵は人を丸のみにしそうな植物のお化けと、そのお化けの隣で何故か笑顔でいられる人間の絵ばっかだった。
植物に生命力を感じるのは大事かもしれないが、それが茎の太さではない。細い茎なのに、風にあおられてもしゃんとしてるコスモスのほうがいい。
そんな絵ばっか求めてる審査員も審査員だ。同じようなの求めてないで、節穴を目に整形してからこい。
当時はそんなことは思わなかったが(後々考えてムカついた)、茎が太いのは嫌なので先生と私でお互い妥協できる茎の太さを求めて何度も描き直した。
幸運にもいろいろなおじさんと酒を飲んだりする機会が得られている。これまで飲んだおっさんは100人ぐらい。一部をまとめて知見を共有したい。
地方の製造小売社長。自分で決めたことは特に根拠はなくても決めたらできる。例えば明日から朝4時に起きると決めたら明日からできるしずっとできる。行動力も半端ない。真似出来ない。
・無職B
メーカーを50過ぎてクビになった。経験もスキルもそこそこありそうだがよく聞いたら30歳ぐらいのスキルと経験。趣味に時間をかけていたらしく趣味の知識はすごい。
・無職C
50代。営業なのに営業スキルが低く、勘違いして起業、転職を試みるも失敗。貯金も少なくなり最近はティッシュ配りのバイトに精を出しているらしい。推定年収200万円。
・会社員D
40代半ば。年収380万円で奥さんと2人の子供。忙しさで殺されスキルも経験も高められずに消耗戦。
・地方銀行E
50代年収1000万円。勤務時間外の時間を使って資格取得の鬼になった結果とのこと。
50代。大企業子会社部長の後にコンサル起業。業務時間外の時間をたくさん使って勉強したしこの年でも徹夜もする、とのこと。
50代年収数千万円。人脈お化け。1日3時間睡眠で読書や勉強時間を確保しているとのこと。
・個人投資家H
メーカー開発だったが50代で起業しようと思い退職。起業はうまく進んでいないが若い頃から続けていた株式投資サラリーマン時代より稼いでいるとのこと。
・コンサルI
50代。会社何個か持ってる。一度見たことを忘れない、文字を読むスピードがクソ早い。思考も早い。
50代中卒。すべて見て学んできたが、50歳になって本を読みだしたら読書が一番学習効果が高いことに気づいたらしい。
●得られた知見
・特殊能力持ちには勝てない
決めたことを絶対できたり睡眠時間3時間だったり、完全記憶みたいな特殊能力持ちには勝てない。
勉強が仕事、仕事中に勉強できる仕事に就けば仕事すればするほど勉強できるので強い。次点で勉強できる時間が確保できる仕事。最悪は勉強にならない仕事を長時間させられて勉強時間を確保できない仕事。
学歴はそれなりに良い方の人たちでもいい年して低スキルだと世間は冷たく、人生は辛そう。
あとなにかありますか?はてなーのおじさんたちに知見を求めたい。
【追記】
どんな環境だよと言われたので書きました。
うちだって、洗面所が広ければ、うがい薬と別の所にコンタクト用品置きたいわ。洗面所が狭いの!その代わり、家賃も安いけどな。お宅は、さぞかし高収入でいい所に住んでいらっしゃるんでしょうねー。高収入でいいですね~。
結局、お前は人の衛生観念が薄いとかいいながら、マウンティングしているだけじゃん。何?洗面所が狭い人間は生きてちゃいけないの?お前は洗面所が狭い家しか借りられない人間が、バタバタ死んでいくのが楽しみながら、人が死ぬのを高みの見物している悪魔の心を持ったサイコパスなの?
やーい、サイコパスサイコパス。お前みたいな、狭い家に住む人間を馬鹿にする、マウンティングお化けがいるから、日本が悪くなるんだ。お前は、狭い家にすむ日本人の大多数から恨まれる義務がある。俺には、お前の死を喜ぶ義務がある。お前は俺の死を喜ぶ義務がある。苦しめ!苦しめ!苦しめ!
このところ食欲がない。何を食べても美味しく感じない。何も食べたくない。料理をするのが辛い。でも子どもには栄養をあるものを食べさせなければいけないから頑張って作るけど、イヤイヤ真っ盛りで、拒否される。その度に自分が駄目な親だと言われてる気がしてまた御飯を作るのが辛くなる。毎日手をかけて美味しい御飯を作ってるお家の子は、何でもパクパク食べてるんだって。ごめんね。私のせいだ。でも頭が働かない。何を作ればいいのか考えられない。いつも頭がぼんやりしている。絵本の読み聞かせすらちゃんとできない。言葉が頭に入ってこない。日本語を正しく読めない。仕事もなんかうまくいかない。将来に希望が持てない。何一つうまくいかない、うまくできない。ちゃんとしなきゃ。頑張らなきゃ。でも、もう気力がない。立ち上がれない。鏡を見るとやつれて疲れ切ったお化けみたいな何かが映っている。
自民党ちゃん「今年も文化祭の出し物を決める時期となりました」
公明党くん「去年のうちのクラスのお化け屋敷大成功を受けて、他のクラスはみんなお化け屋敷みたいなんだよね」
自民党ちゃん「ならうちが喫茶店をやれば、また突出できるわけね」
共産党くん「素人が食べ物を扱うのは危険!食中毒とか出ると危ない!」
東京・生活者ネットワークちゃん「私も食べ物扱うのは危険だと思う」
自民党ちゃん「ちなみに去年も一昨年も、他のクラスの喫茶店では食中毒は出ませんでしたが」
共産党くん「出るかもしれない!怖い!」
共産党くん「はんたーい!」
東京・生活者ネットワークちゃん「はんたーい!」
社民党ちゃん「はんたーい!」
都民ファースト先生「自民党ちゃんと公明党くんは喫茶店がやりたくて、共産党くんたちは反対してお化け屋敷をやりたいわけね」
公明党くん(やっぱり都民ファースト先生は大人の色気が・・・自民党ちゃんから乗りかえようかな・・・)
東京・生活者ネットワークちゃん(都民ファースト先生超綺麗!濡れちゃう!)
都民ファースト先生「では、先生が持ち帰って精査したいと思います!つまり、先生が決めます!」
都民ファースト先生「あなたたちでは決められないからよ。それに、去年のお化け屋敷は、自民党ちゃんが公明党くんをヨイショするために強引に決めたって聞いたわ。職権乱用よね」
自民党ちゃん(ぎくっ)
数日後...
自民党ちゃん「先生!文化祭の出し物はまだ決まらないのですか?」
都民ファースト先生「他のクラスの出し物のリサーチとか、過去の出し物で成功した事例とかを調べるのに大変なのよ」
さらに数日後...
自民党ちゃん「先生!さすがにそろそろ準備を始めないとまずいと思うのですが」
都民ファースト先生「決まったので発表します。わがクラスが今年の文化祭で出す出し物は・・・お化け喫茶店です!」
自民党ちゃん「折衷しただけというか2つの案を合わせただけじゃねーか」
共産党くん「喫茶店は食中毒とか出ると危ない!はんたーい!お化け屋敷!お化け屋敷!」
東京・生活者ネットワークちゃん「お化けが入ってるから私は賛成」
子供二人と車で2時間程度移動する用事があり、移動中の車内で大人しくしてもらいたいのと、どんな感想を持つか興味深かったので「けものフレンズ」を見せることにした。
長女(7歳)
youtube大好き。最近マイクラ買えとうるさい。特に好きなアニメは無いが、TVで流れていれば見入ってしまう感じ。シリアスなシーンや主人公がピンチになるシーンが苦手。
次女(3歳)
最近「キラキラ☆プリキュアアラモード」の5人を覚えて、特徴や名前を教えてくれる。
ソースはDアニメストア。Androidタブレット(8インチ)でアプリを使用。容量の都合もあり、とりあえず6話まで保存。(正直、けもフレ見たら解約するつもりで入会したけど、月額490円だしダウンロートしておけるのは、このケースだと結構有難い)ヘッドレストに取り付けるタイプの後部座席用ホルダーにタブレットを固定して1話から流してみた。
なお、次女はお昼寝の時間も近かったせいで、出発後十数分で爆睡。以下、長女の反応。
・「ネコ?」「女の子!?」「かわいい!!」と1話冒頭から抜群の食い付き。
・ギャグには毎回しっかり反応。
・特にボスのポンコツっぷりがツボらしく、やらかす毎に「ぜったい壊れてるよね!」と大ウケ。
・各ちほーの説明などは「さばくは砂だけのほうが少ないんだね~」など素直に関心。
・ツチノコはちゃんと知ってた。学校にあるお化けの本で見て知ってるそうだ。
・セルリアン超怖い。特に地下迷宮のセルリアンが怖かったみたい。
・主題歌も気に入った様で毎回ノリノリで謎の振り付け(上半身のみ)
・OPで影になっているフレンズが登場後に現れるのにも、ちゃんと気がついた。
・でも、ボスが かばんちゃん が居ないと話しをしないのは不思議。
・ここまででお気に入りのエピソードは6話。登場フレンズが多くて賑やかなのと、ライオンの外と内のギャップが楽しいらしい。
6話完走したところで丁度目的地に到着。予想外以上に大好評でお父さんも嬉しい。帰路はAmazonプライムでダウンロードした「まんが日本昔ばなし」 や「妖怪ウォッチ」があるから見ようと提案したところ、まさかのリピート視聴。子供は気に入ったら同じの何回も観るよね。帰りは次女も起きてたんだけど、画面には注目するが目立つ反応は無し。後半は飽きて、長女にちょっかいを出しはじめてウザがられる。
ずっと言われてるけど、普通にEテレの夕方枠でいけるよね。残りはGWの帰省が長時間ドライブなので、そこまで取っておこうと思うけど、長女は緊張や恐怖が極限に達すると視聴を止めてしまうので11話を乗り切れるか少し心配だ。
三月の機械室は寒い。ビル全体に快適な空調を提供するための機械が詰め込まれ、常に忙しく稼働しているが、地下三階のこの部屋自体は空調の対象外だ。本来人間のいる部屋ではないから当然である。
束の間静かになったかと思うと、あちらの機器が動き、こちらの機器が唸る。遥か上層まで温風を送るための、巨大な機械の稼働音。出入口の重たい鉄の扉には、騒音の漏れ出しを防ぐためだろう、「開放厳禁」のプレートが貼られている。
その扉の横には、在室者表示パネルがあるのだが、あまり意味はないのかも知れない。人がいると表示されているにも関わらず、全ての照明をオフにして出てゆく人が時々いる。後に残るのは機械が動く音と、非常誘導灯の光だけ。
私はその、地下三階の機械室で働いていた。申し訳程度に置かれたストーブは、部屋の寒さと広さに対してあまりに貧弱で、温かいと感じたことはなかった。仕事中もコートは脱がず、ヒートテックの腰と肩と下腹部に、貼るタイプのカイロを仕込む。電気ポットも電子レンジももちろんないので、温かい飲み物を一日に二本は買いに行く。それだけやっても、夕方には体が氷のように冷たくなる。大きな音をずっと聞いているためか、外に出ると全ての音が遠く小さく聞こえた。
ここまでの文章を読めば、そういう場で働く職業の人か、と思われるだろう。だが、実際はタイトルの通りである。Excelや専用ソフトを用いた書類作成が主な仕事であり、その他コピー取りや備品の注文といった雑務も行う、私はただの「派遣の事務の女性」だ。機械室の奥の、気休めのようにパーテーションで区切られた広場という就業場所以外は。
そこに常駐しているのは私一人だった。他の人は打ち合わせで外に出たり、営業所に出向いたり、同じ建物内の別の事務所で仕事をしていた。
ただの事務のくせに、スマートフォンは常に手元に置いていた。心証が悪いのは分かっていた。それでも手放せなかった。一人きりで機械室に置かれた心細さも多分にあったが、在室表示を見落とした誰かに照明を落とされてしまったら、光源は非常灯とパソコンのモニターだけになる。そうなると私はスマートフォンのLEDライトを点けて、機器の間の通路を通り抜け、自分で照明スイッチの所まで行かなくてはならない。そういう事態が、一日に三度は発生する。昔、自分で懐中電灯を持って歩くお化け屋敷に入ったことがあるが、今は何故あんなものにお金を出していたのかと不思議に思う。機械室に、脅かしに来るお化けはいない。誰も居ない。こちらの方がずっと怖い。
そんな環境で三日ほど働いた。たったの三日。その三日間で、私の心は駄目になった。四日目の朝、起き上がれなくなった。
目は覚めているのに体が動かない。スマートフォンの目覚ましアラームが鳴っている、うるさい、止めなければ。頭では分かっているのに、全身が鉛のように重く、手を伸ばすのも一苦労だった。起き上がることはもちろん出来なかった。
毛布にくるまったまま、体調が悪いので休みます、と派遣元と派遣先にそれぞれ電話を入れた。そのまましばらくぼんやりしていた。食事を摂るべきだと思い至って、ベッドの上を這い、落ちるようにして床に降りた。その姿勢のまま、壁を見つめて泣いた。
休むつもりなんかなかった。少なくとも昨日の終業の時点では。テキスト形式のToDoリストに、明日の作業に使うはずのファイルのパスを貼り付け、紙の資料は机の上に出しておいた。温かい飲み物を毎回買うのはお金がかかり過ぎると思い、買い物リストに魔法瓶と書き込んだ。小腹が空いた時のための飴のストックも、どの職場にも持ってゆく自作のマニュアルも、引き出しの中に入っていた。明日もここで仕事をするのだと信じて疑わなかった。
最後の一藁が積まれたのは、おそらく退勤後、帰りの電車に乗った時だ。運よく空いた座席に座ることが出来た私は、鞄から文庫本を取り出したものの、読む気になれず膝の上に置いてしまった。凍え切っていた体が、車内の暖房に温められて緩むのを感じた。それを自覚した時、ああ、今の私はホームレスの人みたいだ、と思った。
ローカルな現象かも知れないので補足しておくと、私が利用している普通電車には、時々ホームレスが乗ってくる。全財産であろう荷物を抱え、申し訳なさそうに体を縮めている。彼らが乗ってくるのは、決まって冷え込みの厳しい早朝や深夜だ。深夜営業のマクドナルドも、地下街もない田舎だから、初乗り料金の切符を買って電車の中で暖を取るのである。
彼らのほとんどは、きっと悪いことをしたわけではないのだろう。好き好んでそうしているわけでもないのだろう。私も同じだ。それなりに一生懸命やってきたつもりだった。そうして勝ち取ったものが、この労働環境と、冷え切った体だった。
心の背骨が、音を立てて折れた。
たった三日で、と書いたが、実際はそうではない。実は夏から、私は似たような環境で働いていた。
そこはとあるビルの、やはり本来は機械室で、冷房機器がなかった。もちろん窓もなく、日差しに焼き殺されることこそなかったが、這い上がってくる湿気に蒸し焼きにされるような、座っているだけで体力を削り取られるような環境だった。
体調を崩して病院に行くと、熱中症と診断された。冷房を付けないと体に毒ですよと医師に言われ、冷房機器自体が職場にないと伝えると絶句された。月の医療費は一万円近くに上り、休んだ分の給与はもちろん出ず、家計は逼迫した。冷房なしでも平気な鋼の肉体ではない私が悪いのか、と理不尽に感じた。
それでも働き続けたのは、頑張れば良くなると信じていたからだ。冷房は今手配してるから、という雇用主の言葉を信じていた。臨時の事務所と言えどここまでひどいことはそうそうない、とも聞かされていた。認められれば営業所への配属も叶うと思っていた。結局、夏も終わる頃になって馬力不足のエアコンが付いた。そんなものが要らない秋が来て、防寒着とカイロとヒートテックで武装するしかない冬が来た。
なんとかそこでの仕事を二月いっぱいまで勤め上げ、三月からの配属先も機械室の臨時事務所だと聞かされた。今度はきちんとした事務所でしょうね、と私は確認した。ちゃんとした事務所の体裁になっている、という言葉を信じて、契約更新の書類に判を押した。
ちゃんとした事務所。
机とパソコンが置かれ、電話と通信環境さえあれば、それは「ちゃんとした事務所」ということになるのだろうか。パーテーションを暴力的に乗り越えてくる冷気と騒音は、ないものと見做すのが一般的なのだろうか。私には分からない。
ただ、体を壊し、薄給にも耐えて、それでも次は良くなると信じて頑張った結果がこれか、と絶望を噛み締めるには十分だった。新しい事務所の環境も、三日間という時間も。
仕事に行こうとして起き上がれなかったあの日から一週間、ずっと泣いて過ごしている。正確に言うと、何をしても涙が出て止まらないのだ。あの機械室で過ごした時間よりも、自室の壁を見つめて泣いている時間の方が長いというのはどういうことか、自分でもおかしいと思う。
年甲斐もなく泣きじゃくりながら関係者に電話をして(泣き止んでいる時間がほとんどないのだからやむを得まい)、とりあえず休職することが決まった。仕事が休みになったらやりたいと思っていたことは沢山あったはずなのに、旅行はおろか、買ったままになっていた本を開く気力もまだ湧かない。せめて気持ちを整理しようと、布団に潜り込んだままタブレットを使ってこの文章を書いている。
まだ耐えられる、という考え方は危ない。自分の限界と、改善の時期を正確に見極められるのならその限りではないが、少なくとも私には無理だった。まだ働けると思っていた。自分の限界は、思っていたよりも小さかった。
雇用主の人は、どうか労働環境に気を使って欲しい。口では耐えられると言いながら、無自覚のダメージでボロボロになっている、私のような人もいるかも知れない。同じ環境に置かれても、年に八百万円貰っている管理職と、四百万円貰っている社員と、二百万円貰っている派遣社員と、仕事が大好きで報酬なんか気にならないという人では、耐えられる限界がそれぞれ違う。
もし望まずに似たような環境に置かれている人がいたら、出来れば逃げて欲しい。次の仕事も見付けられていない私が、逃げても大丈夫だよ、とは到底言えないから、「出来れば」としか言えないのだけれど。朝から晩まで涙が止まらず、食べ物を買いに出れば道行く人や店員にぎょっとされ、転職活動をしようにも履歴書に貼る写真が撮れない、自分の好きなことも楽しめない、友人からの電話を受けてもロクに話せない──こんな状態になるくらいなら、もっと早く逃げておくべきだったのだと思う。
涙が止まったら、仕事を探しに行くつもりだ。最低限の空調機器の備わった居室で働かせてくれる転職先が、見つかるといいのだが。
【同月16日23時 追記】
勢いのまま書いて投稿したものに、多少の加筆修正を行った。面白くもない話題の長文なのに、予想よりもブクマ数が多くて驚いている。目を通してくださった方、ありがとう。その程度で休むのか、とのお叱りも覚悟してコメント欄を開いたはずが、今は世界の優しさを痛感している。
子供の頃の夢は作家だったので、文章力を褒められたり、覆面作家じゃないかと疑われるのは面映ゆい。私が本当に作家だったら、有名なジョークよろしく「良かった、可哀想な派遣社員はいないんだ……!」となって、それはそれで良かった気もする。
現実の私は、ボイラー技士の資格は持っていないが、その類の業界の専用ソフトの扱いに慣れている。派遣会社は業界経験者優先で仕事を紹介するし、少人数の臨時事務所は特に教育不要の経験者を欲しがるわけで、私が同じ業界の似たような職場に続けて派遣されたのはさほど不思議なことではない。
この労働環境が法に触れるものであることは、私も承知している。ただ、同じ事務所に出入りする他の社員たちは、不満は言っても我慢は出来るという様子だった。性別も給与も、滞在時間も違うのだから仕方がない。
私が一人で告発したとして、正社員ならふてぶてしく居座ることも出来るだろうが、派遣社員の場合はそれが原因で(表向きは「経営上のやむを得ない事情」で)即座に切られる可能性がある。自分の就業中にはとても出来なかった。逆に今の私は失うもののない身なので、後任が同じ目に遭う前に一言言っておきたいとは思っている。
本文中にも書いた通り、もしこれを読んでいる中に環境を作る側の人がいらしたら、少しの配慮をお願いしたい。この記事へのブクマコメントだけでも、「私より辛かったんじゃ……?」と思うような書き込みが複数あった。それらは全て、改善されるべきものだ。改善出来ない立場の人は、どうか自分の身と心を守って欲しいと願う。
幸いだったのは、今回の派遣先が短期契約で、私も近々次の仕事を探す心積もりであったこと。転職情報を集めたり、職務経歴書を作り始めた矢先だった。自分の心が折れたのは計算外だったものの、少し休んで五月くらいに次の仕事を見付けられれば大体予定通りだな、と結構気楽に構えている。
収入が絶えることだけが不安だったので、傷病手当金を貰える可能性があると教えて頂けたのは助かった。貰えないとしても、自分のメンタルケアのためにも明日は病院に行くつもりだ。
名も顔も知らぬ私の文章を読んで、心配してくれる人がいる。それだけで心が軽くなった。本当にありがとう。
ストレス要因はなくなったので、たっぷり寝て美味しいもの食べて、あとはジョギングしてプール行って本読んで映画観てカラオケに八時間くらい篭もれば回復すると思う。今はまだ泣いてるけど。私の今後のことは、どうかご心配なく。
地方都市の繁華街のファストフードの店員をやっている。東京で言ったら歌舞伎町とか新宿とかそんなイメージの繁華街。
世俗に疎いもんで、「週末と月曜は仮装したお客さんが多そうだなー」くらいにしか思ってなかった。
日曜と月曜で働いたけど、最近では仮装するのがガチな流れになってるんだね。
増田の高校生のときは、お菓子交換パーティーくらいのノリだったし、
本来の収穫を祝うだの悪霊を化かすだのそういう意味は二の次になってるけど、まあ楽しそうだよね。
アリスだのアラジンだの、魔女やらぷーさんやらドラキュラやら警察官やら、いろいろなお化けが来店してくれて、楽しかったよ。クオリティ高かったよ。
うちのマスコットキャラクターの仮装をした人の接客は、触れずにいたけど内心ニヤニヤしてたよ。
フェイスペイントした血のり付きの制服の女の子が深夜に来たから、「高校生の深夜の店内ご利用はお断りしてるんです」と伝えたら、ニコニコ自動車の免許を見せてくれて、
気まずくならずに年齢確認終えたの初めてだったよ。
で・も・ね。
なんで血糊だとかアザメイクとかそのままで来店するわけえええーーー??????
レジのときもお客さんの顔見てるけど、一瞬レジ打ちなんかで集中した後にお客さんの顔見てぎょっとするよ。
アザもケガの跡もフェイクだとわかってるけど痛そう。
可愛いなーと思って見てたアリスは、近づいて見てみてら血まみれアザメイク。ドッキリかよ。
別に増田はぐろいものが苦手ではない。今年はサンマが豊作だ―って思いながら一匹85円の丸ごとのサンマをさばいたりしてる。
ただ、前述の通り、ハロウィン気分ではないのだ。
仮装した友達の姿見て、このメイクすごーいとか、○○ちゃん似合うーとかそういう気分ではない。
だから、血糊やアザ、怪我のメイクを見ると、見たくもないホラー映画を見せられている気分になる。
わあすごいメイクだなあ、と思うよりも、なんだか気が滅入ってしまう。
仮装だから、ホンモノじゃないから、ただの通行人に見せるのもオッケー!!!ってなんかおかしくない?
加えて、飲食店の店員という使命もある。食品を扱っているから血には敏感だし、
お客さんの怪我の血がカウンター台についたら、お客さんが移動した後に除菌して掃除していたりする。
カウンター台を汚されたら、血糊でも次のお客さんのためにいったん接客の流れを止めて、拭かないといけない。
そりゃ食べるときは脱ぐんだろうけど、防犯上大変よろしくないからお店入った時点で脱いでね。
顔が分からない人を接客するって、思っている以上に怖い。銃とか出てきそうで怖い。
そんなこんなで疲れてバイトを上がった。もうハロウィンに外に出るとかこりごりだ。うんざりした。
昨日は渋谷の街も、
いろんな人がいて賑やか。
警察の人に道尋ねたら、
ただならぬ厳戒態勢というか、警官多いわねって感じ。
私はそんな中、
アップルボビングに挑戦!
樽桶に水張ってそこにリンゴを浮かべるの。
その樽桶で何人もの人が溺れて死んでいるわ。
命がけのゲームなの。
絶対よ。
最終具じゃなくて熱々の汁を顔にかけられちゃうとか、
今晩は、
おにぎり握って食べたわよ、
ケチャップを混ぜ込んで
でもさ、あれハロウィーンの本場、
アイルランドでは、
で、アメリカに伝わった途端、
カボチャを使おうって事でそれが定着したみたいよ!
すっかりもうカボチャウォーラーにすればよかったって思ったわ。
うっかりね。
すいすいすいようび~