はてなキーワード: 片想いとは
七夕にまつわる「本当にあった怖い話」を吐き出します。(ちなみに私はとあるテレビ局で働いている者です。)
2021年の夏、日本中で外出自粛が求められていた頃。ある番組の盛り上げ策の一環で、ウェブ上で視聴者が参加できる企画を考えていました。ちょうど七夕前だったので「オンライン短冊」なんてどうかなと。
良いアイデアだと思ったんですが、検索してみたら似たようなサイトがたくさん出てきて「そりゃ誰でも思いつくよな~」と反省したものです。せっかくなのでどんな願い事が書いてあるのか覗いてみました。
などなど。その中に気になる短冊があったんです。どうやらカップルで書いて投稿している感じ。
2枚連続で短冊の投稿がありました。ネット上でイチャイチャするなよ!という気持ちも抱きつつ、さらに投稿を遡っていくと、えりとけんじのセットの短冊が何枚も出てくるんですよね。
「けんじくんと一緒に住みたい えり」
このあたりから少し気持ち悪さを感じました。えりとけんじの短冊に対する思い入れの強さが、なんだか異様に思えて。僕もここでやめておけばよかったのですが、気になる気持ちは止められず...もうしばらく遡ってみました。すると、突然けんじの短冊だけになるんです。
ゾッとしつつも少しして理解しました。これ、おそらくけんじって子がずっとえりちゃんに対して片想いしてたんだろうなと。えりと付き合う前の時期に自分で何度も投稿して、最終的に付き合ってから「実はこんな投稿してたんだ」とか言いながら、今は仲良くカップルで短冊を投稿してるってことかなと。
そう考えるとこれまで見てきた短冊も微笑ましい気がしてきました。付き合うきっかけとなったオンライン短冊にカップルの重要な出来事を残していたのかなと。怖さもなくなり、俄然興味が湧いてきて、もっと前のけんじの投稿はないのかなと、さらに過去の投稿を遡ってみたんです。そしたら...
「けんじくん許して えり」
古い投稿にはけんじの投稿はなく、えりの投稿ばかり。そこでようやく真実に気づきました。
「これ最初から最後まで全部えりが1人で投稿しているんだ」と。何かがあってけんじに嫌われてしまったえり。そしてどうやらけんじはカオリという女性と付き合った。当初えりは短冊に自分の想いを託すが、それに止まらず、勝手にけんじを名乗って、けんじ目線の短冊を書きはじめる...
そしてカップルのふりをして投稿していたのが最新のあの2枚並んだ投稿なのです。すべてはえりの一方的な願い。叶わぬ恋。七夕にふさわしい言霊の使い方なのかもしれないですが、なんとも言えない気持ちになってきました。
この話はこれで終わりです。まぁそんなに怖いってほどでもないですかね。あ、この話、後日談もあるんです。
ふと、2021年の冬、まだサイトが残っているのか気になって、探してみたんですよ。そしたらまだサイトは生きていて、そこの最新ページの短冊を見ると...
今まで何となく気づいたら恋愛抜きで仲良くしてたひとに片想いしてた、みたいなことが多すぎて、しかしその親愛みたいなものを恋愛に変換する勇気が湧かなくて、片想いのまま終わらせるみたいなことばっかりだった。今も仲がいいからこれで良かったと思っている。
高校のときに付き合うところまで行った人とは恋愛のすべてをやったけど2年半で別れた。
若いうちにたくさん振られてみたいし、ちゃんと軽い恋愛も長い恋愛もしてみたい。そもそももっとたくさんの人と一期一会でも出会ってみた方が世界広がりそうだからマッチングアプリ登録です。ほんとにいろんな人いるね。
恋愛するぞー!って気持ちで人と会うのってどんな感じなんだろう。少しワクワクしている。増田のマッチングアプリ話はたくさん読んでるから、少なくとも相手に失礼がないよう努めたい。
メンタルって不思議なもので心がしんどい時ってほんとに食べられなくなる。
時代によって選ぶものは変わっていくんだけど、固形がだるくなっていってゼリー状のものとかをなんとか飲んで、みたいな感じが多い。
他にはうどんはけっこう入りやすいけど少し食べただけでああもういいやってなってしまう。
しかし当然体はエネルギーを必要としているのでちゃんと食べないと心もよりしんどくなるのだ。そもそも正常な思考ができなくなっていく。
自分は幸いなことにというか、生死に関わるような悩みを抱えたことはない。
借金が何百万もあるとか、仕事が見つからなくてやばいとか、大変な事件に巻き込まれるとか、そこまでのは経験がない。
ほんとによくある感じの、仕事のことか恋愛のこと、主にこのふたつがせいぜいなのでかわいいものなんだけど、それでもいわゆる「食事も喉を通らない」という時期を過ごしたことが何度かある。
仕事については過去に、数ヶ月ほぼ軟禁状態で会社に寝泊まりして、地獄かよみたいな状況に追い込まれたことがあり、
その時は生きてる意味を見失ってるという感覚が強く、自然と食べる行為にも消極的になっていた。
ただこの時は食べようと思えば食べられる、というくらいでなんやかんや少しずつ食事は取れていたと思う。
なんとなく食べてはいるけどなんの味もしないなって感じ。あとこんな自分が飯を食って申し訳ありませんという感じの自虐も強かった。
さっさとその状況から抜け出すべきだったけど、ほとんど思考停止になっていたので能動的に動くというのが難しかった。
しかし仕事は仕事でしかない。その職場にそこまでしてこだわる理由などないわけで、
プロジェクトそのものが終わりを迎えた時、よし辞めるぞと心に決めて「家に帰ります」と宣言した時は開放感がすごかった。
久しぶりに家に帰り、ベッドに倒れ込んでこれも久しぶりの爆睡をして、起きた時に「腹減ってるわ」と気づいた時は「これで助かった」と思った。
そしてスーパーで卵や塩辛を買ってきてご飯を炊き、お味噌汁と一緒に食べた時千と千尋のおにぎりほどではないが、涙がじわっと溢れた。
一番キツかったのは30代を目前にしたころの片想いの時だった。
元々友達関係にあった女性をふとしたきっかけで好きなのかもと思い始め、そこから一気に爆発的に好きになってしまった。
寝ても覚めてもその人のことを考えてしまい、なにか食べようとしてもまったく喉を通らない。
その代わりコーヒーを飲む量が異常に増えていく。
ウィダーインゼリーとかでなんとか誤魔化しつつ、会社で同僚達と飯を食う時は残しまくり、1~2ヶ月で10kg以上体重が落ちたと思う。
まあその頃は少し肉がつきはじめてたので、10kg落ちても50kg台だったので病的なほど痩せたわけではないけど。
けっこう怖いのが自分では痩せていってることに気づかず、スーツがなんかぶかぶかしてきたとぼんやり思ってた程度だった。
ある時上司に「なんかめちゃくちゃ痩せたな」と言われてああそうなのかと思った。
とにかくずっと相手の女性の事ばかり考えて心ここにあらずだったので、どうやって過ごしてたのかほとんど覚えてない。
ただ2回くらい貧血を起こしてしまい、ああこれは食べてないからかと思ったことは覚えてる。
休みの日はずっとその人に宛てた手紙を書いたりしてた。何度も何度も書き直して結局一度も渡さない手紙。
ほとんど徹夜で書いてその間はずっとコーヒーだけ飲んでる。睡眠も取りにくくなっていた。
翌日読み返すと短編小説かくらいの長さで、こんなの渡されたら重みで両手もげるわみたいなクソ重な内容だった。
このままでは死ぬと思ったので告白した。告白した時も思い出したくもないくらいかっこ悪くて恥ずかしいみっともない告白をしてしまったんだけど、
そこは元々友達だったというのもあり、相手も大人だったのでうまく対応してもらえた。
相手は俺のことは完全に恋愛対象としては見てなかったけど、年齢的なことや周りの意見などを取り入れ、付き合ってみてもいいという話になった。
ただ結果的にはよくある展開ではあるけど、やはり自分を男として見るのが難しかったんだと思う。こちらはこちらで勝手に想いが強すぎてギクシャクしてしまいうまくいかなかった。
やっぱうちら無理だねとちゃんと話し合って、円満にお別れすることになる。
そうすると不思議なもので互いに張り詰めていた緊張が一気にほぐれた空気が生まれた。
最後に二人きりで食べた焼肉屋では、どちらもたくさん食べた。この空気が最初から作れていたらと思わずにはいられなかったけど、久しぶりに自然に笑う彼女を見た気がして嬉しかった。
彼女は彼女で、こちらの想いに応えようとしてくれて無理をしてくれていたのだ。「君があまり食べないから実は私も抑えてたw」といった時の彼女は本当にかわいかった。
それから俺はどんどん体重を戻し、ちょっと戻しすぎて小太りになった。久しぶりに会った時に彼女からは「今のほうが私好きよ」とからかわれたりした。
大変だったなあとは思い出すし、仕事で大変な思いをするのは二度とごめんだなと思う。
でも恋愛に関しては、というか恋愛に限らず人に対してそこまで思ったりするというのはそうそうあることではない、良い経験だったなと思う。
この間はてブの記事で「婚活していて蛙化現象を起こして相手との約束を破りまくって色んな人の信頼を失った」って感じの記事を読んで思った。
この投稿主もそうだけど、そもそも結婚や婚活に対して全否定したいな、と。
この話は完全なる私の主観でのみしか話さないから暇な人は暇な時に読んでくれるとありがたい。
私は30歳レズビアンだ。
女が大好きで女と付き合ったことが数回くらいある。
自分自身は当時から結婚願望自体はなく、それもあって最終的に元カノは私と別れ男と付き合った。
最近良いなと思う年上の独身女性も、結婚願望がある人で、仮に付き合ったとしてもどうせ最終的に男のほうに行くんだろうなと思い、片想い自体を諦めた。
私は思う。
どうしてみんな進んで結婚したがるのだろうか、と。
私の両親は仲が悪く、毎日毎日喧嘩をし、母親は私に「こんなことなら子供三人連れて早いうちから離婚すればよかった」とよく愚痴を言っている。
嫁姑バトルも間近でみてるし、親戚付き合いもめんどくさいだろうし、面倒くさいことだらけなのに、なぜみんな結婚する前からそれがわからなかったんだろうとずっと疑問に思っている。
なんなら父親に至っては私が小さい頃に浮気をしていたらしいし、永遠の愛とは…と首を傾げたレベル。
Twitterとかすごいよね
あれを見ているといかに結婚自体が地獄なのはわかりきっているだろう。
今から婚活しようとしている人たちはぜひTwitterの旦那の愚痴垢を見て欲しい。もれなく現実が見れるよ☆
なんでみんな冷静に判断できないんだろうか。
「恋愛感情を抜いた状態で冷静に相手を見て、それでも生涯共にできるかどうか」をなぜ考えられないんだ?!そもそも何故みんな永遠の愛を信じて結婚するんだ?!永遠の愛なんてものがあったら世の中には不倫なんて言葉は存在しないんだよ!?
で、親からしたら子供は宝だとか言うけど、障害がある子が産まれたり、誰かをいじめるような人間にならないとは限らないんだよ?!そんな人間にならない保障でもあんの?!とも思うよ。
とまぁ、私自身こんな感じなので結婚に対して本当に夢を見ていない。夢どころか結婚は地獄だと思っている。例え同性婚が日本で可決されたとしても、私は絶対に結婚なんかしたくない。
以上。
気持ち悪がられる事がわかってたから周りの誰にも、親にすら性愛対象をカミングアウトしていない。
中1の頃に3年の先輩だったその人に本気で恋をして、中2の頃にその人の弟が入学してくると知って近づき、その人と親しくなるために彼と付き合い、大学生になった今も交際は続いている。
彼は頭はとても良いけどおとなしくてあまり目立たない、コミュニケーションが苦手で集団で少し浮いてしまうタイプの人。容姿は男性の容姿に興味を持ってジャッジしようと思ったことがないから一般的にどうなのかあまり分からない。友達としてならとてもいい人。
彼は人より自己肯定感が少し低くて、「僕は容姿も格好良くないしコミュニケーションが苦手だから友達もいなくて、彼女ができるなんて諦めていたから、どんな目的で僕と付き合っていたとしても構わない」とか「友達いないし、普通に喋ったりしてるだけでも楽しいからキス等の恋人らしい行為を僕としたくないならしなくても構わない」と言ってくれているので、罪悪感はあるものの事実それに甘えている。
だから付き合っていると言いつつ、本当にただの友達同士とそんなに変わらない関係で、お互いに楽しくやってる。
好きな人は私を「妹ができたみたい」「小さくてかわいい」と言ってくれて、時には撫でたりハグ等スキンシップをしてくれる。それが嬉しい。妹的存在、止まりで恋愛対象にはなりえない事を理解させられる悲しさはあるけど、それでも幸せ。
彼ではなくその人と2人きりで会っている時が、私にとって本当で本気の「デート」。メイクもおしゃれも、彼と出かける時よりずっと気合いを入れる。その時間だって楽しいし、愛しい。例えその人は女の子同士でお出かけ、程度にしか思っていなくても。
一人っ子だからお姉ちゃんに憧れてて、と言い訳したらたまに手を繋ぐのもOKしてくれた。普通の姉妹のようにお風呂も一緒に入ったし同じベッドで並んで寝た事もある。
そして、最低だけど私は時々それらを思い出して1人でする。彼とはまだ一度もしていないから申し訳ないけど。
結婚願望は元々自分の性的傾向的にも叶う方が奇跡ってレベルで諦めてたから無くて、だから彼さえよければ大学を卒業したらこのまま彼と結婚して一生好きな人の側にいて繋がりを得たい気持ちがあるけど、結婚してしまったら子供を作らないといけないし、あまりにも夫婦らしいことをしていなかったら怪しまれてしまうかもしれない。だからその時は割り切って男性相手にそういうことができないといけなくなるので、悩む。でも、こんなに長い間付き合っているのに結婚しないのも周りから見たら不自然だよね。現実的な時間で言えばもう数年程度で決めないといけなくなる。
私の希望は、どんな形でもいいからずっと大好きな人のそばにいたい、それだけ。どうせ叶わない恋なんだから、恋人同士になりたい愛されたいなんて言えない事を受け入れながら生きてきたんだから、それぐらいのわがままは許して欲しい。
ずっと近くで大好きな人を見ていられて、大好きな人がこれから先も時々私の事を「かわいいね」って言って抱きしめてくれるなら、好きになって欲しいなんて言わないし、それが恋人を見る「かわいいね」じゃなくたって構わない。それだけで幸せ。
少しだけ自分を不幸だと嘆いていいなら、それだけで幸せって思わないといけない性別に身体も心も生まれちゃったんだから、それが私の幸せ。
まず、「告白していたらいけたんじゃないか」の可能性を一生引きずることになる。
これって好きじゃないと言わないよね?やらないよね?みたいな言動は、相手からしたら、こちらのことをどうも思っていないからできただけだ。
失っても支障がないから多少大胆な行動ができる。自分が脈アリかもと思った言動は大体脈ナシ。
現実を自分に突きつけなさい。本当に相手が自分のことを想っていたら、相手から伝えてくる。
決定的なことを言われていないなら、それは脈ナシ。
ちゃんと告白してちゃんとNOをもらわなかったせいで、仕事は全然手につかない。朝は起きれない。食欲も性欲も湧かない。好きな映画や本やアイドルを観ていても全然集中できない。
自分のようにうだうだしているうちに相手に恋人ができて、一生タラレバで引きずることにならないでほしいです。
またやってしまった。
20数年生きてきて、綺麗な片想いというものができたことがない。
「この人と一緒にいれたら幸せだ」と穏やかな感情を抱き、関係性も(恋愛感情を除いて)良好なのに、いつも自分が最後に謎ムーブをかましてしまってグチャグチャになる。
いっちょまえに綺麗な片想いをしたがるのに、スマートに告白できない自分に焦り、結局ダサい告白をして振られる。(ダサかろうかそうでなかろうがどのみち振られることは決まっているが)
自分をコントロールできなくて自己嫌悪に陥り、一緒にいたい気持ちを伝えるために告白したいのに、自分が楽になりたいための告白になってしまう。
ブイブイ言わせてた女子大生〜新社会人時代を思い返すと、デートに誘われたら奢ってもらうのが普通だったかも……。
割り勘で遊ぶ相手もいたけど、当時の自分は「奢られない=狙われていない=ただの友達」と認識してしまっていたので、【デート】ではなく【2人で遊べる男友達!恋愛的なこと考えなくていいからラク♪】という認識を持っていたかな。
友達だと思ってたと正直に言うと、こんなにデートしたのに!?って相手も驚いていたけど、マジでそう思ってたからしょうがないよね。
だって相手の方がよく飲み食いするのに全部割り勘なんだもん…細かいことに気を遣わなくていい楽チンな友人関係ってお互いに思えてるんだ、って思っちゃうじゃん……。
相手のことが好きで、もう一度2人で過ごしたい!って思ってるなら、誘った側が払っといた方が無難じゃない?
自分は女だけど、めちゃくちゃ好きだった片想いの相手には、何かと理由つけて奢って、なんとか次回のデートにこぎつけられるように頑張ってたよ。(結局付き合えなかったけど😢)
交際前のデートなんてせいぜい片手で数えるくらいしかしないわけだし、見栄はらなければそんなヤベー出費にもならないでしょうよ…。
しかし既婚子持ちの自分は、夫とのデート代(もとい、家族でのお出かけ代)は全部家計費から落ちるのでもう今後一生デート代の割り勘とか考える必要ありましぇ〜ん😂ワハハ
すげーー久々にハマるカプが現れたけど
ミラクルが起きたら0.000001%くらいの確率でハピエンルートなくもないが
それが分かっててハマるの辛!!
無理だろうな
言動歪んでて最高だね
はー可哀想だな
それ以前にもう好きじゃなくなったルート行く可能性も十分にあるが
うっ辛い
原作で恋心を明示されているカプにハマると、成就しても(その後関係性が変わるので)割と萎えるし、
かと言ってフラれても悲しいし
でもその恋心周りが原作メインストリームの一部に組み込まれてることによって
近いうちに、少なくとも1.2年以内に絶対決着がついてしまう話なのよ
結局愛や恋の話って告白までがピークでもうその後はどう転んでもダメやんな
明言されず、あとは二次創作でご自由にどうぞケースが最もありがたい
でも今回はこの恋心と内心の吐露の表現がうますぎて私の心が掴まれてしまったので
結果出たら諦めるね
万が一くっついたら、まぁ、多分少し喜ぶ。結局。
子どもの頃から地元があまり好きではなくて、大学進学で上京してからはずっと東京に住んでいる。
9年前、毎年テレビで見ていたあのお祭りのような成人式(成人祭)には普通の振り袖を着て参加した。
会場で会った高校の同級生たちはみんな普通の格好だったけど、小中学校の同級生にはやっぱり派手な格好をしている子たちもいた。
小学生の時に片想いしていた男の子が30センチくらいのリーゼントに金ピカの袴を着ている姿を見たときは、少しだけ胸がぎゅっと切なくなったのを覚えている。
東京に戻ってからは、友人たちに会場で撮った写真を見せながら「修羅の国の成人式」を紹介して笑い話にした。
地元が北九州であることは変えられないのだから、自虐のつもりで、せめて笑い話にしようと思っていた。
あれから何年も経った今、自分の出身地が「修羅の国」呼ばわりされているのを見るのがつらくなっていることに気づいた。あの頃、自分もそう呼んでいたのに。
思えば、あの日の成人式は確かに「派手」ではあったけれど、決して荒れてはいなかった。
「修羅の国」は発砲事件や手榴弾などが見つかっていた当時の治安を指して言われ始めたことなのだろうけど、だとしても、あの街の治安と成人式の派手さは関係がないのではと思うようになったので、「修羅の国の成人式」という紹介にモヤモヤするようになった。
思えば、あれは一種のコスプレイベントのようなもので、オタクが年に2度コミケで思い切ったコスプレをするのと趣旨は同じで、方向性が違うだけなのだろう。
なんなら、コロナ前の渋谷のハロウィンの方がずっと荒れていたと思うけれど、渋ハロは別に「修羅の国」なんて呼ばれない。東京だもんね。
もうとっくに諦めた恋だが、その人の結婚式に呼ばれることは決まっていて、そのことを考えると少し心がざわついて、かといって誰かに話すこともできず、その想いをここに書き散らすことにした。
つまらない自分語りだが、気持ちの整理のつもりで書き記す。特定に繋がらないよう、念のため一部フェイクを入れたりはしている。
まあきっと、どこにでもあるような話だ。
同性の友人に恋をして人生を一時迷走した、愚かな若者だった頃の話である。
驚くほど気が合ってすぐに仲良くなった。平日も休日もつるんでいるのが当たり前の関係。いつからそれが恋だったのか、はっきりとは覚えていない。自覚したのは数年後だ。
でも高校二年の夏を迎える頃には既に、恋だったように思う。他の友達と親しくしている姿を見るのが苦しく、時折よくわからない不快感に苛まれるようになっていた。それでも、友人と一緒に過ごす時間は何より楽しく、バカなことも真面目なことも、誘われればいつでもすぐに飛んでいった。
色々な偶然が重なった結果だが、我々は進学先も同じ地域だった。田舎から出てひとり暮らしの家を探す自分に「せっかくなら近くに住まないか」なんて向こうから提案をしてきた時は、嬉しくて嬉しくて、飛び上がらんばかりに喜んだ。
でもそれは、迷走の始まりだった。
ほぼ毎日のように会える友人。食事を共にする機会も多く、互いの部屋を訪れてゲームをしたり漫画を読んだり、だらだらと過ごすのも当たり前になった。試験期間中の真夜中にコンビニに行こうと誘われて、適当なスウェット姿で並んで歩いた。体調が悪ければ互いに見舞い、薬や飲み物を買って届けたり、食べ物を作って置いていったこともある。
夢のようだった。
唯一無二の相手になれた気がして、それが恋だと自覚もしないまま有頂天になっていた。
だが、当たり前のことながら、相手にとって自分はただの友達のままだった。
ある日、恋愛相談を持ち掛けられた。
薄々は気付いていた、友人に恋人がいるらしいこと。それでも目を逸らしてきたが、面と向かって話されてはどうしようもなかった。まったく気乗りしないまま、それでも頼ってくれたことは少し嬉しくて、夜のファミレスで話を聞いた。
相談を聞くうちに絶望的な気持ちに襲われた。友人は決して付き合っている相手の名前を教えてはくれなかったが、誰より友人を見てきた自分が相談までされてわからないわけがない。付き合っていた相手は、共通の友人だ。
同性の人だった。
衝撃に頭を撃ち抜かれたような気分のまま、よく冷静に最後まで話を聞けたと思う。「君も知っている人だ」とだけ言う相手に、最後までわからないふりを貫いて「誰だろう、思い付かない」ととぼけ続けた。はっきりと言われなかったのを良いことに、同性との恋の相談であることにすら気付かないふりをした。その事実を認めてしまいたくなかった悪あがきである。
その相手とは後々別れて友人に戻ったことも知っているが、最終的に異性のパートナーに落ち着くまで何人と付き合ったのかまでは把握していない。話してくれたのは一部のようだし、自分の知らない人だったこともある。それでも、その時々に恋人がいるかいないかくらいはいつもなんとなくわかった。それだけ近くで見ていた。
同性が対象になり得るとわかってもなお決してその恋愛感情が自分には向かないのはもどかしく、それでもたまに頼ってくれる友情が嬉しかった。しかし、次第に膨れ上がって制御しきれなくなってきた気持ちは、相手が自分の思い通りにならないことへの苛立ちとなって表れた。八つ当たりのような態度が増え、突発的に暴言を吐き、傷つけることもあった。その度に青ざめて謝って、また元の友人におさまった。そんなことを繰り返し、自分が嫌で嫌で仕方なくなった。なぜ自分は大切なはずの友人をこんなに傷つけているのか。
その頃になって遅まきながらようやく一つの可能性に気付いた。もしかして、自分はこの友人に恋をしているのではないかと。
それまで自分を同性愛者だと思ったことはない。初恋相手は小学校の同級生で、異性だったのは確かだ。でもどうだろう。その後に恋らしい恋をした記憶がない。友人への想いを「恋」だと認識してみると、これまで何年も自分ですらわかっていなかったもやもやとした気持ちや、たまに暴走する感情にストンと納得がいった。自分は何年もずっと、友人に恋をしていたのだ。
そう理解したら暴走は止んだ。危ないと思ったら距離を置き、"友人"として正しい立ち位置を確かめる。暴れ出しそうな気持ちは表に出ない方法を覚え、平常心で接することができるようになった。友人は魅力的な人だが少々人付き合いの下手なところもあって、学部やサークルの仲間とうまくいかないとこぼすこともあった。自分は努めて穏やかに慰め、君の良いところはちゃんと知っていると友人らしく励ます事ができていたと思う。困った時に頼ろうと思える相手でいたいと、いっそ便利な相手でもいいから傍に置いてほしいと、その頃はそんなことを思っていた。
本音は違う。もちろん特別な関係になりたかった。しかしこれまでを振り返って、自分が友人に相応しいとは到底思えなかった。数年分無自覚に積もった恋心はもはや相手への執着と成り果てており、こんなものをぶつけてはいけないと感じていた。きっと相手もこんな自分を恋愛対象には見てくれないだろう。気持ちを伝えて友人ですらなくなることの方が、当時の自分には恐ろしかった。
結局、辿り着いたのは「この恋を諦める」という結論である。これしかなかった。それは間違っていなかったと、今でもそう思っている。思いたいだけかも知れないけど。
決めたからといって、実行するのは簡単ではない。何せ相手はいつもすぐ近くにいる。夜に部屋で一人になれば、先程まで顔を合わせていた友人のことばかり考えていた。恋だと自覚してしまったからには邪な思いも混じってくる。触れたい。抱きしめてみたい。それ以上も勿論。
その度にそんな自分が嫌になった。
感情ごと消えてなくなりたいと思った。
何とかして気持ちを変えなくてはと悩んだ自分が次にしたのは、同性の恋人を求めることだった。新しい恋をすれば忘れられるのではないかと。
近隣の同性愛者に出会おうと思い立てばそれなりに手段はある。友人と遊ぶ時間を不自然でない程度に減らしながら、両手では収まらない数の人と連絡を取り、そのうちの何人かとは実際に会い、親しくなった。気が合えばホテルにも行った。
無意識だったが、自分が惹かれたと思った相手は皆、今思えばどこか友人に似た雰囲気のある人だった。相手を友人に重ねていただけだ。なんと失礼で最低なことだろう。そんなものがうまくいくわけがない。少し仲良くなってはすぐにダメになることを繰り返した。友人から目を逸らしたつもりになっていた当時の自分ではうまくいかない理由はついぞわからなかったが。
やっと恋人が出来たと思えば、今度は男女の見境すらなくすぐ寝るような遊び人だったこともある。その事実を知った時は流石に少し傷ついたが、今思えばそれも自業自得である。
もうやめようと思った。
落ち着きのない恋愛ごっこに振り回されては失敗して傷付き、思い詰めて眠れない日が続くうち人生そのものが嫌になった。人に会う事が苦痛で引き籠りがちになり、その頃には学業成績も散々なものになっていた。理由を親に問い詰められても何も答えられなかった。大好きなはずの友人が誰かと楽しそうにしている姿を見るだけで、惨めな気持ちに押し潰され死にたくなる日々だった。
もう何もかもが嫌だと自殺の二文字が軽率に頭に浮かび身辺整理を始めた時、見かねて手を差し伸べてくれたのはとある異性の友達だった。自分が同性と付き合っていたこともその人にだけは諸事情あり知られていて、それでも見放さず友でいてくれた稀有な人だった。
自信も何もなく己のどこがいいのか全くわからなかったが、とにかく寂しさで死にそうだった自分は好きだと言ってくれる言葉に甘えてぎこちなく交際を始めた。大好きな友人と重なる部分は何一つない人だったが、その分執着もない。僅かな自己嫌悪を感じながらも、喧嘩もほとんどなく穏やかに関係は続いた。
友人にも、恋人ができたと初めて報告してみた。友人は笑って「いつも一人でふらふらしてるから心配してたんだ。よかった」なんて言ってきた。
その晩は一人で泣いた。
それでやっと、諦めがついた気がした。
恋愛感情があるかと言われれば未だにわからないが、積み重ねてきた情はあるつもりだ。世間体が保たれている安心感もある。この場所を守るのが自分の務めであり、大切にしたいと本気で思ってる。
恋は終わった。はずなのである。
かつて恐ろしいほど執着した、かの友人とは今も付かず離れず適度な距離感のままだ。昔ほどべたべたはしていない。それでも気の置けない相手の一人として、それなりに仲良くやれていると思う。
それなのに、友人の結婚の報せを受けた時から、事あるごとにあの頃の自分が顔を出してきて、傷ついた顔をする。
何を言っているんだと自分でも呆れるばかりだが、もやもやするものを一度吐き出してしまいたかった。片想いの残骸処理のようなものである。
こんなところまで読んでくれた人がいるのかはわからないが、もし居たとしたら、しょうもない昔話にお付き合いありがとうございました。
どうか幸せになってください。
前回、学校園との体操着の変遷についてまとめると書いたが、気が変わった。
電波ソング歌詞DBから「ブルマ」という歌詞を含んだ歌を検索する。
「バトルアスリーテス 大運動会」という1997年から1998年にかけてのメディアミックス作品の曲。OVAでヒロイン夏樹リオが歌う曲。SF、スペースオペラ、スポ根ものらしい。
……。
「いもうとブルマ」というあまりにもそのまんまなタイトルのゲームのOP。2002年。
主人公と幼馴染の姉妹の親同士が突然再婚し、幼馴染の姉妹が自分の義妹になった。良好だった関係がふとした関係で性的なものとなり……みたいな話。
「体操服とブルマだけでなく、レオタード、水着、チアリーディング服などを収録」だそうな。
はいアウト。
いもうとブルマ2というあまりにもそのまんまなゲームの続編。中身も親の再婚により突然4人の義妹たちの兄になってしまうというもの。2006年。ちなみに歌っているのは上の人と同じ萌娘。
関係ないけどブルマーフェチにも裾だしと裾たくし込みフェチや、食い込みやハミパンフェチと区別があるみたいだ。
ストーリーは、彼女との初体験で挫折した主人公を、義母が教え導くもの。コスプレの一つとしてちょっと言及されるだけである。
2009年のPrincess Party〜プリンセスパーティー〜というエロゲのOP。
古いゲームなので情報が少ないのではっきりしたことは言えないが。メインヒロインが青春禁止令を出しているそうだ。ただ、キャラの振る舞いとしてはツンデレ風だとか。
ブルマは脱がして燃やせばいいよ
暴挙。
片想いの相手が同僚と結婚することを告げられて、何も言えずに田舎に帰ってしまった主人公が、伯父の代理として教師をする物語で、OP映像があの新海誠である。そういわれてみれば主人公のうじうじ具合もそんな気がしてこないか。
それと、「ほしのこえ」ではヒロインのブルマー姿があったよな。
『1・2・3・4・5・6・7・8』
2001年に連載が始まったみづきたけひとによる「こはるびより」という漫画があるが、これを2007年にOVAにしたもののOP。
人間と同等の容姿・能力を持つメイドロボが実用化されている時代を舞台に、オタクでフィギュアマニアのご主人様にあくまでメイドでなく愛玩人形として扱われているメイドロボが、その使命とのギャップに悩む話、らしい。
1000歩譲って着せかえOK
これもブルマーそのものではなく、数多くのコスプレの一つとして出てくるに過ぎない。
anond:20220613080116のブクマにて載っていたので掲載。
「ぶるまー2000」というゲームの曲。2000年のゲームかな? ジャンルが「ケツゲー」。なんじゃそりゃ。エロゲのジャンル、いや、エロゲだけに限らないんだけど、ジャンルの説明が説明になってないケースって多いよね。
内容はここによれば、「地球全土のブルマー化を目論む「BB団(ビッグブルマー団)」と世界の微妙なブルマバランスを監視する国際ブルマ機構「MIB(ブルマーの男たち)」の抗争の中、大陸間弾道ブルマーが発射される」らしい。
エロゲではときおり正気を疑う設定があるので面白い。個人的には設定がぶっ飛んだソローキンとか読むのが好きなのでこういうのは嫌いじゃない。
参考:バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳「ちゆニュース - 歌関連」
Wikipediaによれば「ライターの大澤良貫は、書籍『美少女ゲームマニアックス』に寄せたレビューの中で、新撰組を題材としたアダルトゲームというと冒涜のように見えるが、実際は歴史ファンや幕末ファンをうならせるようなマニアックで愉快な作品に仕上がっていた」らしい。
参考:同上
「scungies」「basketball」という単語で検索をすると、以前の記事のようにバスケでブルマーをはいていた証言がたくさんヒットした。
以前と重複するのもあるが、貼る。記事を見ると豪州では90年代までブルマーは現役だったようだ。
ブルマーの流行、ショーツ化、廃止の流れは日本だけの現象ではなかった傍証がまた一つ増えた。
https://www.facebook.com/bibsnskirts/photos/a.245704185447177/245704202113842/
(これはネットボールか)
あと、こちらの拒食症を扱った記事では、陸上でもブルマーをはいていたことが記録されている。
関係ないけど、体育の教科書なんかだと、普通の体操着以外にレオタードを着ている女子生徒が映っている。普通の体操着以外の体操服を注文させられる学校が昔はあったんだろうか?
こちらでは男子が短パンなのに対して女子がブルマーなのは「不完全」に感じられるということが書いてある(ななめよみ)。
https://sirensport.com.au/op-ed/lycra-wars-when-one-size-does-not-fit-all/
この議論に参加してる人で最近の少女漫画で該当する作品を実際知っているのだろうか。
私は『新婚だけど片想い』(雪森さくら)しか思い浮かばんかった。
どういう話なのかというと、まだ高校生の主人公が親同士の取り決めで金の為に金持ちの息子と政略結婚(いうてもまだ許嫁にとどまり籍は入れていない)をするのだが、その息子というのが天才囲碁棋士なのだ。
で、二人は早々と同棲生活を始めるのだが、旦那は全く主人公に興味がなく、囲碁最優先で、主人公がなにくれと世話を焼こうとするのを全拒否・全否定する(主人公は特技が家事全般なのだが、旦那は家事なんか家政婦さんに巻かせりゃいいじゃないという正論で抜かりない防御態勢を取っている)。しかし主人公は両親の為に婚家を追い出される訳には行かず、なんとか旦那にくらいついて本物の夫婦になろうとするっていう話。
直接的な暴力や暴言はないのだが、旦那の言葉が一々キツくて主人公がただただ可哀想だなと思った。今時プロ棋士を支える嫁って……って思ったし、一体『なかよし』はこの漫画を現代の小学生女子に見せてどのように育って欲しいと思ってんだ、とガッカリした。
不安定なところが男心をくすぐるのかわからないけど、別れてもすぐに新しい彼氏ができる。
いつも一年持たないぐらいで別れてる印象。
Bは見た目こそ大人しい文系女子だけど、実際はかなり気が強いタイプ。
本人は恋人の必要性を見出せないと言ってるんだけど、相手がどうしてもというから毎回付き合ってはフラれてる。
フラれる度に、だから無理だって言ったじゃんって切れてて、ちょっと面白い。
高校時代からの付き合いで全員いい年だからか、BはともかくAの結婚願望が強くなってきている。
というか、部屋に帰って一人なのが寂しいっていつも言っている。
彼氏と別れてすぐにBとなら一緒に暮らしていけそうとか、一緒に住もうよ、ってふざけて言っている。
そんなことを言いながら、割とすぐに彼氏ができる。
Bは付き合ってる人がいてもいなくても、はいはいって感じで聞き流してる。
私はBの恋人が同性だったり異性だったりするから、Aも茶化して言っているのかなって思ってたんだけど、最近違うんじゃないかって思ってきた。
Aは彼氏ができると早い段階で同棲するんだけど、結婚って言う話題になると悩んでるって相談してくる。
正直、同棲しててうまくいっているのなら結婚すればいいのにって思ってたけど、AはBの反応を見てるっぽい。
それって、つまりそういう事?
Bは恋人とかいらない、友達でいいじゃんってタイプだから、何も言わずに友達でいるの?
めっちゃ健気やん。
頻繁にBと出かけてるのは、もしかしてデートのつもりだったの?
めちゃくちゃ健気やんけ。
まぁ実際はどうかわからないけど、ちょっとエモいなって思ってる。
今年のクリスマスは、まだ二人とも恋人がいないから、Bの家でクリスマスパーティーするんだって。
でもAはBに片想いしてて、Bは恋人よりも友達派だからBに想いを告げずにいるんでしょ?
エッモ。