「パルチザン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: パルチザンとは

2022-02-28

第二次世界大戦占領下のウクライナ

第二次大戦ドイツ降伏したウクライナ地域がどういう運命をたどった書いていこう。

独ソ戦がはじまるとウクライナ人たちはソ連への反発もあり大した戦意もなくあっさりドイツ軍へ降伏していく。

しかナチス・ドイツ東ヨーロッパユダヤ人スラヴ人処分し、ドイツ人を入植させる大ゲルマン帝国の構想をもっており、そのために活動を行っていく。

弁務官としてウクライナ統治にあたったコッホはこう述べている「我々がウクライナを開放したのは恵みをもたらすためではない。ドイツ必要生存権と食料のためである。」

かれらは言葉どおりの政策を実行していく。

ウクライナ人は「人間以下」と認定され図書館劇場の立ち入りは禁止され、書籍などの文化財没収された。

医療制度教育制度廃止算数禁止された。法律については交通標識理解することのみがゆるされた。ウクライナ人の人口を減少させる薬物飲酒避妊薬と中絶手術は奨励された。

こうして人権剥奪されたウクライナ人はドイツ人が管理する大農場強制労働が課された。

反対するもの処刑はもちろん見せしめのため集落ごと焼き討ちがなされた。

またドイツで不足した労働力を補うためにウクライナ人の募集を行うが、労働条件長時間労働かつ賃金はなしトイレに行く時間もない。

こういった事が知れわたると応募がなくなるが、これに対して誘拐部隊を編成し村を襲撃し労働力を確保していった。

最終的にはウクライナ人は根絶されるドイツ人と入れ替わる計画となっていた。

そために「劣等人種」および共産主義など敵性分子をより効率的直接的に処分するため、親衛隊特殊部隊アインザッツグルペン -別名「移動虐殺部隊」 - を組織する。

そして彼らが取り逃がした敵性分子を現地の警察親衛隊ねこそぎ処分するという計画を立てていた。

彼らがこの地域で好んで使用した処刑方法はイェッケルン処刑法と呼ばれる方法だ。

処刑場の犠牲者の所持品及び衣類を没収塹壕にに寝かせられる。機関銃により全員が処刑される。

その上に土をかけ、また別の犠牲者達を並べる…ということを繰り返して処刑していった。

この方法効率的だったようで、記録によると2日で25000人もの「劣等人種」の処分成功したこともあったそうだ。

また、「労働による絶滅」というに計画によりレンベルクからロフトまでの約2000kmアウトバーン建設していった。

労働条件過酷であり食料不足労災により大量の死者が発生また、働けなくなった者は処刑。完成後も感染症対策として労働者を処刑した。

ロマユダヤ人およびそれらを匿ったした人物パルチザン共産主義者を次々と処分していく。

1995年の報告によると1370万人ものウクライナユダヤ人犠牲になったと言われている

2022-02-27

第二次世界大戦ウクライナ歴史

第二次大戦ドイツ降伏したウクライナ地域がどういう運命をたどった書いていこう。

独ソ戦がはじまるとウクライナ人たちはソ連への反発もあり大した戦意もなくあっさりドイツ軍へ降伏していく。

しかナチス・ドイツ東ヨーロッパユダヤ人スラヴ人処分し、ドイツ人を入植させる大ゲルマン帝国の構想をもっており、そのために活動を行っていく。

弁務官としてウクライナ統治にあたったコッホはこう述べている「我々がウクライナを開放したのは恵みをもたらすためではない。ドイツ必要生存権と食料のためである。」

かれらは言葉どおりの政策を実行していく。

ウクライナ人は「人間以下」と認定され図書館劇場の立ち入りは禁止され、書籍などの文化財没収された。

医療制度教育制度廃止算数禁止された。法律については交通標識理解することのみがゆるされた。ウクライナ人の人口を減少させる薬物飲酒避妊薬と中絶手術は奨励された。

こうして人権剥奪されたウクライナ人はドイツ人が管理する大農場強制労働が課された。

反対するもの処刑はもちろん見せしめのため集落ごと焼き討ちがなされた。

またドイツで不足した労働力を補うためにウクライナ人の募集を行うが、労働条件長時間労働かつ賃金はなしトイレに行く時間もない。

こういった事が知れわたると応募がなくなるが、これに対して誘拐部隊を編成し村を襲撃し労働力を確保していった。

最終的にはウクライナ人は根絶されるドイツ人と入れ替わる計画となっていた。

そために「劣等人種」および共産主義など敵性分子をより効率的直接的に処分するため、親衛隊特殊部隊アインザッツグルペン -別名「移動虐殺部隊」 - を組織する。

そして彼らが取り逃がした敵性分子を現地の警察親衛隊ねこそぎ処分するという計画を立てていた。

彼らがこの地域で好んで使用した処刑方法はイェッケルン処刑法と呼ばれる方法だ。

処刑場の犠牲者の所持品及び衣類を没収塹壕にに寝かせられる。機関銃により全員が処刑される。

その上に土をかけ、また別の犠牲者達を並べる…ということを繰り返して処刑していった。

この方法効率的だったようで、記録によると2日で25000人もの「劣等人種」の処分成功したこともあったそうだ。

また、「労働による絶滅」というに計画によりレンベルクからロフトまでの約2000kmアウトバーン建設していった。

労働条件過酷であり食料不足労災により大量の死者が発生また、働けなくなった者は処刑。完成後も感染症対策として労働者を処刑した。

ロマユダヤ人およびそれらを匿ったした人物パルチザン共産主義者を次々と処分していく。

1995年の報告によると1370万人ものウクライナユダヤ人犠牲になったと言われている

はてなーってウクライナ歴史とか知らないの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4715993805323770530/comment/hanajibuu

勝ち目無いならさっさと降伏しろ日本降伏たから今の繁栄がある。生き残ればやり直せる。

第二次大戦ドイツ降伏したウクライナ地域がどういう運命をたどった書いていこう。

独ソ戦がはじまるとウクライナ人たちはソ連への反発もあり大した戦意もなくあっさりドイツ軍へ降伏していく。

しかナチス・ドイツ東ヨーロッパユダヤ人スラヴ人処分し、ドイツ人を入植させる大ゲルマン帝国の構想をもっており、そのために活動を行っていく。

弁務官としてウクライナ統治にあたったコッホはこう述べている「我々がウクライナを開放したのは恵みをもたらすためではない。ドイツ必要生存権と食料のためである。」

かれらは言葉どおりの政策を実行していく。

ウクライナ人は「人間以下」と認定され図書館劇場の立ち入りは禁止され、書籍などの文化財没収された。

医療制度教育制度廃止算数禁止された。法律については交通標識理解することのみがゆるされた。ウクライナ人の人口を減少させる薬物飲酒避妊薬と中絶手術は奨励された。

こうして人権剥奪されたウクライナ人はドイツ人が管理する大農場強制労働が課された。

反対するもの処刑はもちろん見せしめのため集落ごと焼き討ちがなされた。

またドイツで不足した労働力を補うためにウクライナ人の募集を行うが、労働条件長時間労働かつ賃金はなしトイレに行く時間もない。

こういった事が知れわたると応募がなくなるが、これに対して誘拐部隊を編成し村を襲撃し労働力を確保していった。

最終的にはウクライナ人は根絶されるドイツ人と入れ替わる計画となっていた。

そために「劣等人種」および共産主義など敵性分子をより効率的直接的に処分するため、親衛隊特殊部隊アインザッツグルペン -別名「移動虐殺部隊」 - を組織する。

そして彼らが取り逃がした敵性分子を現地の警察親衛隊ねこそぎ処分するという計画を立てていた。

彼らがこの地域で好んで使用した処刑方法はイェッケルン処刑法と呼ばれる方法だ。

処刑場の犠牲者の所持品及び衣類を没収塹壕にに寝かせられる。機関銃により全員が処刑される。

その上に土をかけ、また別の犠牲者達を並べる…ということを繰り返して処刑していった。

この方法効率的だったようで、記録によると2日で25000人もの「劣等人種」の処分成功したこともあったそうだ。

また、「労働による絶滅」というに計画によりレンベルクからロフトまでの約2000kmアウトバーン建設していった。

労働条件過酷であり食料不足労災により大量の死者が発生また、働けなくなった者は処刑。完成後も感染症対策として労働者を処刑した。

ロマユダヤ人およびそれらを匿ったした人物パルチザン共産主義者を次々と処分していく。

1995年の報告によると1370万人ものウクライナユダヤ人犠牲になったと言われている

2022-02-15

anond:20220214181709

始まる雰囲気になったから後戻りも格好悪いし始めちゃう

現代戦争は、割とそんなのもある。

始めた後にうまく落としどころが見つかって、それもロシアに有利な感じに落ち着けば勝ち。

不利な感じに落ち着けば負け。

落としどころが見つから戦線が拡大していけば失敗。

ロシア崩壊したりすれば大失敗。

核戦争を打たざるを得なくなればおしまい

逆に反ロシア側はゲリラ戦でもパルチザンでもとにかく継続して戦い続けるだけで実はロシアに勝ててしまう。

2021-11-06

anond:20211106162112

「この国の政治に不満があるなら出ていけ」みたいなことを言う人って、苗字が金だったりご先祖様が白頭山パルチザンやってたりする?

あなたの国とは違う「民主主義」の国にようこそ。

2021-08-12

ゴールデンカムイ感想

<よかったところ>
  1. 絵がめちゃくちゃ上手い
  2. 今時の絵柄で衣装小道具・背景(あからさまに写真や素材のところもあるが)はしっかり丁寧に描き込まれていて情報量は多いのに
    ちゃごちゃせず常にスッキリして見やすい絵作り
  3. 宝探しネタをうまくまとめている
  4. 説教臭くなくポップにオサレ民族ネタを取り入れてる

 

この辺はスゴイよかったなって思った

しかしこの辺を褒めるのってプロ料理人に『ボクより包丁上手いですね😆』っていうのと変わらないので

それ以外のよかった点を捻り出そうと20分くらいは考えたけど・・・うーん・・・マタギ編は良かったな。すぐ終わったけど

 

ただやっぱりとにかく絵は上手い。情報量は多いのにごちゃごちゃせず常にスッキリして見やすい絵作りで気持ちいい&快適(疲れない)

あとのっぺらぼう辺りからダレたが宝探しネタもわかりやく民族ネタ説教っぽさが無くポップでオサレでよかった

プロ(商業作家)なら誰でも出来るレベルではないというか、ジャンプで連載を持つ猛者たちの中でも頭ひとつ抜けてると思う

 

<気になったところ>
  1. これがジャンプ作品かつ青年誌向けの漫画なのか。少女漫画かと思ったわ
    ありし日の電撃コミックガオ!コミックジーンゼロサムガンガンジョーカーASKAはこういうのがやりたかったんだろうな
    つかハルタフラッパーとかで連載してても違和感ないわ。皇国の守護者 よりも更にそっちよりな気がする
    少年誌女性が多いとデータは見るが青年誌・・・?というか古くは冨樫美少年美青年キャラが人気だったりするし
    男女に漫画の好みの差は無いのかも知らんね


  2. 作品全体のギャグ・ゆるさにめちゃくちゃ既視感があるのだけどなんの系譜なんでしょうね?
    とりあえず、ヨクサルヒナまつり、千年狐、極主夫道、もっこり半兵衛はこういうノリやね
    既視感はあるけど殺伐とした時代癒し系で割と好きなノリ

  3. 全体的にゆるく軽い(説教くさくないライト冒険活劇)せいか、どのキャラも同じ・またこパターン?に思える
    絵が上手いのでキャラの書き分けは完璧だけど性格の書き分けいろいろな人間を描くのは得意では無い?
    鯉登 音之進の眉毛デザイン刺青のある世界観なので眉毛なのか刺青なのかだいぶ気になった

  4. のっぺらぼう辺りからダレた
    永倉爺さんはわかりやすいが土方は作中でどういう人物扱いなのか結局よくわからないし、
    鶴見はやり過ぎだし(あそこまでてんこ盛りにするなら非情狂人さの描写が5倍マシでもよかった)、
    説教くさくしないためかパルチザンの背負ってるもの記号的で全然見えないし、
    どの陣営にも共感カタルシスを感じないので杉元とアシㇼパと白石と狼or犬だけで良かったよ感

  5. 1400万部突破!!!!!!!!!世界よ、コレが売れる漫画!!!
    絵的にはプロから正しくても舞台設定の調査が極端に雑な作品もあるので丁寧な作品が売れるのは良いことかもね

2021-07-02

anond:20210702223614

パルチザンはどんな風にぶち殺されても文句は言えんのやで

2021-06-23

anond:20210623175150

幼女ヒロインを無力な子供として扱うならまだいいけども、変に戦える対等なパートナーみたいに描いているのが気持ち悪くて仕方が無い

ロシアに対するパルチザンとして活動していた父(のっぺらぼう)が、

少数民族による独立戦争の旗印となるよう文化戦闘に関して英才教育を施したのがゴールデンカムイヒロインだぞ。

戦えて当然のキャラ造形。

まさか読みもせずに批判していたのですか!?

2020-10-10

ホロコースト否認論への反論には正確な知識必要

anond:20201008002119

 

私は元増田なのですが、アウシュヴィッツ火葬場の謎の回答を書いたら、結構それに対する異論もあったように思います。私は専門家でもないし確かめたわけでもないので、理屈については不正確かもしれませんが、概ねは否認論者の主張を参考にして否認論の主張を理屈として述べただけでした。マットーニョ先生は同時代養豚場火葬論文まで持ち出して批判してきます。これは的外れの事例なので比較になんないのですけど、でも否認論者が如何に必死かということがわかるかと思います

 

否認論への反論は正確な知識必要、とは?

正確な知識必要と、タイトルで断っているのは、決して否認論者を舐めてはいけない、ということです。例えば、火葬炉の回答についたブコメで「絶滅収容所以外では死体を埋めていた」という話をされた方がいますが、そんなの当然知っているのです。アインザッツグルペンの話かと思いますが、実はこのアインザッツグルペンはたしか死体を埋めていましたが、その後に掘り返して焼却処分にしたのです。焼却方法は現地で野外火葬したのですが、鉄道レールを利用した即席焼却場を作っていました。この作業にあたったのが1005アクションと呼ばれる部隊です。パウロ・ブローベルという親衛隊員(元アインザッツグルペンの一人)が指揮を取って遺体焼却作戦に当たり、アウシュヴィッツユダヤ人囚人などから特別作業班を作って現場を連れ回っていたのです。当然このユダヤ人はいらなくなったら現場銃殺刑です。

  

但し、全部焼却処理できたというわけではなさそうです。近年でもマンション建設現場からアインザッツグルペンの埋葬遺体発見されています。ちなみに、ホロ否認派はこのアインザッツグルペン虐殺は、「パルチザンだったからいいのだ」と主張します。8割以上ユダヤ人なんすけどね・・・。ともかくも、1005アクション存在し、ナチス親衛隊はとにかく徹底的に証拠隠滅をしようとしたのは間違いのない事実なのです。ところが、否認論者はこの1005すら否定してきます

http://iroiro.alualu.jp/sekaisi/sofia/sofia_s36-1.html

古いサイトですが、元ネタゲルマー・ルドルフのようです。このルドルフもマットーニョと並ぶ、否認論量産人ですが、ルドルフはマックスプランク研究所で働いておりましたが、首になってしまます。そしてホロ否認に手を出したがために、刑法犯になってしまい逃亡します。結局イギリス定住だそうですが、最近では公然わいせつ罪で逮捕されています。ルドル先生知名度が高いため世界ニュースになっています。詳しくは英語Wikipediaを見ましょう。ルドルフくんは真面目に働いていたら博士号も取れたはずなのに博士号持ってないんです。なのに否認派は「有能な化学者」と思ってるそうです。あの噴飯ものロイターレポートを称賛するというレベルなのに・・・ 

Germar Rudolf - Wikipedia

  

かのロイターレポートを書いたフレッド・A・ロイヒター・ジュニア詐欺師でしたし、ゲルマー・ルドルフも上記の通りの人物ですし、否認論本濫造人(軽く100冊!を超えます)カルロ・マットーニョは素性がよくわかりませんが、どうやらイタリア国内のどこかの教師職のようですが、ともかくろくな人物はいませんけど、奴らも生活かかってますので必死です(笑)。多分歴史見直し研究所(IHR)などから金が出ているのだろうと邪推しています。でも、十年ほど前にIHRの会長は、ホロ否認戦略を見限ったという情報も得ています。ホロ否認いくらやっても世間に受け入れられないので、もう直球で反ユダヤ主義を訴えようではないかと言っているそうです。

 

他にも色んな具体的否認論があります

例えば、青酸ガスの元となるチクロンBペレットガス室への投入口など存在しない!というものがあります。これ、実は結構厄介な問題なのです。反否認論側としては、くっそムカつく否認論の一つです。

何故ならば、1)アウシュヴィッツ最初のガス処刑室(クレマトリウム1)の天井には3つか4つほどのちクロン投下孔があけてあったが、このクレマトリウム1は1944年防空壕に改修されてしまっているのです。1941年9月末〜1942年末くらいまでしか運用しておらず、もっぱら基幹収容所ソ連兵などの処刑ユダヤ人も含みますが)に使ってただけのガス室だったのです。で、防空壕にしたとき天井を塞いでしまます。が、戦後ポーランド収容所博物館にしようということで、このガス室再現工事を行ってもっかい屋根の穴を開け直すのです。ところが、この再建工事、内部工事を含め杜撰工事だったので、ガス室当時を正確には再現しておらず、否認論者のフォーリソンらに見抜かれてしまます博物館の案内も杜撰で「当時のままだ」と言っていたらしいのです。そして、このクレマトリウム1のガス室捏造疑惑が発生するのです。

ね? 厄介な話でしょう? そして、2)ビルケナウの方のクレマトリウムはどうだったかというとこれ、親衛隊ダイナマイトで爆破し原型をそもそも留めていません。クレマⅡとⅢにはクレマⅠ同様、天井チクロペレット投下孔があったのですが、現在瓦礫しかなく、よくわかんないのです。そして否認派は、1980年代頃に公開されたのであろう、1944年代に撮影された航空写真連合軍ドイツ軍のもの)を利用し、ビルケナウのガス室には「チクロン投下孔などない!」と言い出します。でも、実は当時の航空写真解像度が低くてよくわからないのです。また、そもそも論として、親衛隊が残した建設図面には一切このチクロン投下孔が記載されていないのです。

 

そして、映画否定肯定』でお馴染みのデヴィッド・アーヴィングもこの実際の裁判でこの穴のことを裁判中に持ち出すのです。一日中肯定派側の学者とこの件で裁判中に議論応酬をしていたこともあったらしい。で、肯定側のリップシュタットを応援する研究者たちが「じゃぁ、この際きっちり調べてきてやろう!」と現地調査に乗り出すのです。結局裁判にはこれは不要でしたが、ビルケナウ・クレマトリウムⅡの跡地の瓦礫から天井チクロペレット投下孔の痕跡を4箇所中3箇所見つけ出したのです。クレマトリウムⅠの投下孔も現在の穴の位置で間違いないと、写真解析により断定しました。

 

これに対し否認派は、クレマトリウムⅡの残骸にある穴は「戦後ポーランドが内部を調べるためにあけた穴であり、当時のものではねぇんだよ、バーカ」とこれまた適当反論を抜かしやがるわけですが、どう考えてもその穴は後で開けたものではないと既に証明しているので、言いがかりに過ぎないものでした。こちらに日本語翻訳解説があります

ホロコースト否認論を否認するテスト-16「毒ガス落とす孔がないんですが」の件|蜻蛉|note

 

ま、こんな感じで、重箱の隅突きじゃないですが、あらゆる論点ホロコーストなどなかった・ガス室などなかったという主張を辞めないのが否認派です。実態をご理解いただけたらなぁと思います

 

2020-09-10

[]59日目 『戦争は女の顔をしていない』を読んだ

なわとび:401回

ボクシング:99kcal/26歳

徒歩:270.0kcal/8575歩

8月から少しずつ読んでた『戦争は女の顔をしていない』をやっとの思いで読了した

解説読むと訳者の人がガンになっても標準治療を拒絶して代替医療選択してそのまま死んでしまったっぽくて二重の意味で残念

左派的な人(フェミニズムの人も一部その傾向がありそうな気もするけど)は権威権力に対してどうしても対決姿勢を取らざるを得なくなることが多いので、そういった行動様式が「すでに確立されたもの」に対して疑いを抱きやす思考につながったりするのかなあと思ったりした(立憲民主党に群がる有象無象ことなども考えつつ)

「ルカシェンコ大統領わたしたちなんかより、野党知識人なんかより庶民との対話がずっと上手」っていうのは日本でもあるあるなので同意のし過ぎで首がもげた

あとがき解説の話しかしてないな

ベラルーシという土地柄もあるのだろうけれど、パルチザンの話が多くて、これがひたすらつらい

そしてこれだけ辛いことのオンパレードでもまだまだ語られない、語ることのできないことがたくさんあるのだということが巻末の方で示唆されていて、そりゃそうだとは思うけどよけいにつらい

だけど同時に独ソ戦を戦った女性たちという存在にどことなロマンを感じてしまうのも確かで、地上の地獄ともいうべきこのような惨劇ロマンを感じてしま自分のどうしようもなさに対して呆れたりもする

この本を読む前に予習として岩波新書の『独ソ戦』を読んでおいたんだけど、ドイツ国内にまで侵攻したソ連人たちのドイツの豊かさに対する戸惑いをみると、そりゃそう思うよなって感じがした

あの豊かさを維持するために戦争をしなきゃいけなかったんだって聞いたらソ連の人らはどう思ったろう

2018-07-17

ゲリラ抵抗の象徴とされるパルチザンって槍

wikipediaより引用

70~80cmの幅広大型な三角形の穂先を付けた長槍で、全長は150~200cmほど。斬る・突く機能に特化した作りをしており、刃の部分にほとんどの重量が集約されているので、特に斬撃において非常に高い性能を持つ。

ってあるけど、これゲリラ戦に向いてなくないか

明らかに集団戦で槍衾する向けの武器っぽいけど。

もっと三節棍みたいに瞬間的に槍になって2~3人ブスーって刺してその後槍は棄てて逃げるようなもん想定してた。

anond:20180717105635

まさにパルチザンはリベレーターもってゲリラ戦法で体制転覆を図ってたもんな。

基本現代クーデターは一斉蜂起じゃなくてゲリラ戦法。良く分かる。

2018-04-28

anond:20180428004102

金日成配下パルチザン世代が元気だった時代はそういうこと賛美しないといけない空気だったんだろうけど

3代目になったら熱がもはや失われて王族の強い血があっても内面が違うんだろう

部下の処刑とかはキム一族からあいうこともしないと舐められるから仕方なくだと思う

2018-04-03

21㎝のパンチザル

パンチザルを買った。

パンチザルとはザルである。げんこつで殴打する猿ではない。

ワイアーを編んで作られるオーソドックスなザルに対して、金属板を打ち抜いて形成したザルをパンチザルというようだ。

むかし、ゲーム攻略サイト誤植で「パルチザン」が「パンチザル」になっていることを友人が教えてくれた。

それを思い出して何となくむかし懐かしいパンチザルなのであった。

2017-10-02

テロリスト」という職業はない ~近現代テロ組織テロリストを例に挙げて解説

最近ではレッテル張りのようになってたり、アニメ漫画じゃまるでテロリストなんていう職業技能があるかのような勘違いをしている人が多いか大学時代研究論文を要約して書いてみようと思う

まず第一に、テロリストという職業はない、厳密にいえば、テロリスト仕事とした場合、その仕事成功したら、それはもう「テロリスト」とは呼ばれないからだ

例としては毛沢東チェ・ゲバラフィデル・カストロレーニンといった「成功した人たち」がこれに当たる

これを見ればわかるが、レーニンは「政治家」だし、毛沢東は「軍閥(軍事勢力)の指揮官」だし、ゲバラカストロは「ゲリラ部隊指揮官」で、軍事的政治的技術技能テロリズムに活かしただけで、テロリストという職業が成立する「専門技能」というのはないということがわかる。

第二に、世間一般に一昔前想像されたテロリスト像、これが一番テロリストというステロタイプに近い、冷戦時代テロリストたち

例えばPFLPイスラエル軍と正面戦闘で戦えるだけの立派な「軍事勢力」だし、赤い旅団日本赤軍、その他イタリア「鉛の時代」のテロリストたちや、ETAIRA、80年代まではテロリストといえば、PFLP系かIRA系のイメージが強かったが、これらもPFLPソ連から直接訓練や支援を受けて動いたスパイとして育てられたエージェントだし、IRA暫定派やバスク祖国と自由テロ技術ルーツは、第二次世界大戦イギリスが編成した「SOE」のノウハウが元というのだから、彼らは「スパイ」や「破壊工作員」であって「テロリスト」という技術ではなく、スパイや準軍事的技術テロに応用しているだけである。(超有名な「カルロス・ザ・ジャッカル」も、パトリス・ルムンバ名称民族友好大学スパイ破壊工作員として訓練を受けた超万能のコマンドエージェントであって、その技能テロに応用してソ連支援を受けて動いていただけである

※余談だが冷戦時代舞台映画漫画で「ソ連テロリストとしての訓練を受けた~」という元ネタは、このパトリス・ルムンバ名称民族友好大学で行われたパルチザンスパイカリキュラムのことを指す

あとはIRAに至っては、全盛期のその9割近くの日常業務が、違法煙草違法薬物の密売パトロールと称したみかじめ料徴収、地道なイギリス軍への諜報活動裏切り者スパイ摘発捜査・そして裏切り者処刑暗殺と、過激暴力団とやっていることはたいして変わらない、では暴力団IRAテロ組織といわれる違いは何か?

これはもうただたんに「目的」の違いでしかない、IRA自治権議会設置の要求が最終目標で、それが達成すれば一応は武装闘争放棄して市井市民に戻った。

暴力団思想的背景はなく、恒常的に犯罪行為で金を設けてる営利団体から暴力団である、それが政治的目的かそうでないか重要で、やっている技術のものはたいして変わらないのだ。

そして現在吹き荒れるテロも、テロリストたちの大半はイスラム国戦闘員かその訓練を受けて母国に戻ってテロ事件を起こしている形で、youtubeなどでイスラム国の訓練映像を見ればわかるが、どこの軍隊もやっている新兵教育の内容で、その軍事技術テロに応用しているという形である

唯一「バックボーン」の存在しないローンウルフテロリストというのも最近多くなってきているが、アメリカ統計によれば、ローンウルフテロの6~7割が軍に身を置いていた経歴があるので、その技術テロに応用しているにすぎないということがわかる(余談だが残りはスクールシューティングテロリスト等で、彼等のバックボーン競技射撃である、たまに連続狙撃事件や銃撃テロにもこのバックボーンタイプがいる)

繰り返しの結論になるが、結論としては「テロリスト専門の技術ノウハウ存在してそれを準拠テロリストというクラス職業のようなものがある」という認識は誤りで

軍隊式・警察式・競技式といった技術バックボーンとしてそれを応用してテロを起こした者がテロリストと呼ばれているだけ」ということである

少しでも理解を深めることが、テロ根絶の第一歩になると思うので書いた次第である

余談…銃や爆弾を使ったテロの傾向について

ゴルゴ13映画LEON」などのイメージで、テロ戦術として狙撃ポピュラーというイメージがあるかもしれないが、実はこれは大きな間違い

FBI統計では、テロ暗殺事件に分類される銃犯罪の内、57%が「拳銃で至近距離から撃たれる」というのが殆どで、35%が「自動火器小銃による無差別乱射」で、残りにようやく狙撃のロングキルが入るほど、テロ暗殺において狙撃は使われなかったりする。

理由としては、7.62ミリクラスであっても、一発で即死させようと思えば、発射から30m以内のところまででないと、それ以上は急所キレイに当たらないと、重症にはなるが即死する確率はぐんと減るからである(国内の事例を挙げれば昭和の頃に自衛隊で起きた自動小銃乱射事件の時は、至近距離で撃たれた隊員は即死、その後ろの隊員は弾丸が貫通して重症(後に全治)でさらに後ろの隊員の体内に弾丸がめり込み重症(後に全治)というものなどがある)

イスラエルモサドや、イスラム系テロリスト、70年台のIRAが多用したように、車爆弾や時限爆弾ターゲットが近づいたところを爆破するという方法が、唯一「テロとしてのみに特化した手法」といえるであろうか。

追記

狙撃有用ではない」という意見も出たが、厳密にいえば暗殺テロにおけるステロタイプ狙撃というのは、ハッキリ言って非常に困難で準備に手間がかかるから選択されないというだけである

まず狙撃銃というのは、かなり高価な部類に入るうえに、たった1~2発を撃つためだけに、狙撃ポイントを下見して、ターゲットの行動や予定を下調べをして、逃走経路から時間帯まですべて指定、手配した上で、それが本当に予定通りにいくかもわからない中で、狙うというのがそもそも無理筋なので、フィクションの中での話が大半だ、というのがFBIアメリカ軍テロ研究見解といわれている。

テキサスタワー乱射事件チャールズホイットマン(M70に1-6×32スコープ搭載)や、近年起きたDCスナイパー事件(AR-15クローンに、ホロサイト、フォアグリップタクティカルライトを搭載)のように、立て籠もったり、徘徊しながら無差別狙撃をして回るというというものならいざ知らず、こういったステロタイプ狙撃での暗殺事件は、史料上ではケネディ大統領暗殺事件しか存在していない(それもほとんど推測の域を出ていない)からだ。

その上でも、チャールズホイットマンがあれだけの殺傷ができたのは、長距離特性を合わせた30-06弾というライフル弾をしようしていたからであり

アサルトライフル標準的な実包というのは、実は5.56ミリでさえ、弾道特性上150mくらいで重症は負わせられても即死は難しいという結果がある(初速がそれだけ低下するうえに、ヨーイングといって風邪で左右にずれていくからだ)

そもそも暴力を背景とした行為脅迫生業として行うから職業テロリスト存在するというのなら、日本国内の最大のテロ組織山口組ということになるし

ヤクザは全員テロリストということになるかと言われれば全くそうではないという簡単な話である

「くぎを打つのに斧を使う馬鹿はいない」し「馬と鹿が似ているから馬も鹿も一緒というわけがない」ということである

2016-11-25

日本人の脱ノンポリ化、左翼志向がまったく新しいサブカル(サブカルチャー)の萌芽になるかもしれない

https://www.amazon.co.jp/七二-仮-高山直人-ebook/dp/B01DDAUVMA

貴方は読んでいるかどうかも怪しいかもしれないが、かつて、私は七二(仮)という電子書籍文化カーストXというもの提唱した。

詳細は実際に書籍を読んでほしいので省くが、早い話が、エリートヤンキーオタクのいずれにも属さな文化階級で、わかりやすく云えば、理性と精神価値を重んじる階層で、エリートとは正反対性質で、精神価値を重んじるお宅と、理性を大事にするヤンキーを足して2で割ったものだ。

今回はそれについて現代視点で少し考えてみよう。

大企業が仕掛けたり、ましてや政治行政実施するわけではないのに、ネットと連動する形で自然と大きく盛り上がった文化現象と言う風に考えれば2000年2010年代の「オタク」も今の「デモ」も類似している。そしてどちらも、世の中の支配的な構造に圧迫された人たちが参画しまくったのだった。

OOAだけでなく、高齢ネット原住民ファッション関連の騒動活躍したこと、東海道新幹線から和製自爆テロリスト」が生まれことなどを考えると、日本の主流もノンポリ優勢の構造ではなくなりつつあり、むしろ今の左翼パルチザン化の流れに合流するような兆しを私は感じている。

いずれも社会の日陰者扱いされた鉄道オタク文化バイクオタク文化大衆文化にぶち上げた「流れ」の当事者たちがもしも左翼に合流するとどうなるだろう。すでに日本でも韓国10分の1の規模のデモは頻発している。「自分がでネット原住民流行煩い大人から無意識バイクお宅にはまっていた人」がこれに加わるとどうなるだろうか。

日本社会の抱える相次ぐ問題である汚職裏社会スパルタ労働(ブラックなんて可愛い言葉はもうやめよう)に続いて、鉄道業界にも政治イデオロギーがらみの黒い噂が立ち込めているという。所謂ネット原住民空間はともかくとして純粋鉄道オタクさえ右翼バッシングが多いのは、単に右翼憎しという日本人としての公憤や鉄道の印象を悪くされたオタクとしての義憤だけでなく文化への干渉があるからだと思う。裏社会沙汰で自身が影響を被ったり、私鉄解体されるために遊び場所鉄道からなくなることもあると思う。

既にJR北海道とか認知症右派団体がらみの大炎上があるわけで、今後もこれに匹敵したり凌駕する騒動汚職が続くことは必至なんじゃないかと思われる。そういう繰り返しがあれば、不満によって私鉄否定論支配的になり、ネオリベに怒りの矛先が向かうようなこともありえなくないだろう。

ポストファミコン世代とかリア充世代とか、30代以上のオタクからすれば「自身弟子左派かぶれ」な人間がすでに左翼の側にある。同じく強烈な文化発信地であって同じように1980年代2010年代時期にトップダウン的な潮流のもとで大衆文化化が進んだ「デモ文化オタク文化左翼(リベラル含み、ネオリベ除く)が手を結ぶ」可能性もありえなくはない。

そういうものを「公のお墨付き」と位置付けて、往年の西側諸国のように大衆文化国民コントロールを円滑する道具にしつつ、対外PRのための政策芸術として用いようとしていた日本の政治からすると、サブカル大衆文化という大きな文化軸に矛を向けられることだけは避けたいと思われる。

2000年代福知山線事故以降、日本エスブリシュメント層は鉄道オタク的な文化嫌悪するようになり、それまで叩く側にあった車・バイクサブカルチャー文化を急に持ち上げだした。そしたら2000年代後半にエスブリシュメント層によるノンポリ道路文化迎合政策鉄道文化政治思想家潰しが激化し、1990年代には等しくのいかがわしいとされた両者は全く別の道をたどった。

一方は冷遇されたためにプロテスト積極的集団となり、一方は厚遇されたために御用化したが、この二極構造が、今まさに変わっているさなかにあると思う。それがどうなるのか気になっているため、最近社会運動テロシーンの動向にはずっと注目しているのだ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん