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2015-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20150529195338

内容を問わず文章だけでいうなら、

断然に江國香織

もともと絵本とか出身の人なので、短い言葉感情的

ただ度が過ぎると小説というよりもポエムになってしまっている。

ストーリーを読むのではなく、映像を観るようにたんたんと日本語を読みたいときに今でもたまに読む。

無難なところで村上春樹も嫌いではないけど、皆何のプライドなのか素直に好きと言わない。

あとはひたすら古典夏目漱石とか。

歴史物も言葉音節が独特で刺激はあるかも。

澪つくし料理帳、好き。

でも「文章」に特筆するならやっぱ江國香織

2014-10-29

嫌いな同僚と仲良くする無力感

 自分入社当時、いろいろと差別的な扱いを受けたが。

 我慢強く、受け流したり気にしないふりしたり、全体の利益になるような努力たんたんとし続けた結果、受け入れられたんだけど。

 非常にむなしい。

  

 やられたことはハッキリいって忘れてない。

 どういう気持ちで俺を差別たかははっきり分かっている。

 いまさら誤解だったね、過去のことは忘れてっていうのはキツイ

  

 きついんだけど、客観的には楽になってるんだから、それでいいじゃんっていう気持ちもアル。

 そう、人生はこういう感情とは別に目の前の利益を得ないといけない場面がたくさんある。

  

 でも、すんげーキツイ。相手が人間だと思えなくなってくる。でも逆に、相手も人間からっていう気持ちもある。

 そう思うから人間不信になって、哲学だの文学だのを心の慰めにしてるし。トイレに頻繁にこもって心を落ち着ける。

 会社にいる時間をできるだけ簡素ものにするために、予定をたてて、体だけ会社において、心は終業後にやることをいろいろと計画してる。心をフラットに保つためにランニング毎日やってゼロにしている。

  

 俺にとっては、生きるために会社はいかなきゃだけど、会社時間アフターファイブのための計画と妄想、読んだ本の脳内復習でできるだけ無視して生きている。

 当たり前の人付き合い、当たり前の会社労働はこなすんだけど。そこに心は砕かない。

 友達付き合いってのも、できるだけ瑕疵の無い言葉を使うし、聞きに回って、たまにユーモアを言うが。

 なんだか、ゲーム選択肢を選んでるだけの無感動なものになっている。

  

 抵抗の無い平面ではボールがずーっと転がり続けるように、ほとんど記憶に残らない時間会社時間になっている。

 もし、同僚が人間的な付き合いをしてくれたらなあとは思うんだけど。そういう人間じゃないし。そういう人間相手の職場しか所属できない自分もその程度だし。

  

 つまらない人生人間なっちゃったなあと思う。

2014-09-29

エンタメ小説しか読まない人間ラノベ批判してて唖然とする

エンタメ小説を月に30冊とか50冊とか読んで「わたしは読書家です」みたいに誇られても困っちゃうな。

かれらはもちろんカントハイデガー原書で読んだりできないし、英語で詩を読んで暗記したりしてるわけじゃない。マックス・ヴェーバー翻訳ですら読んだことがない。ただたんたんとくだらないエンタメ小説の下手な日本語を読みまくってるだけ。そんなやつらがどうして自分読書家だと思ってるんだろう……。

かれらは意気揚々ラノベ批判するんだよね。もうね、笑っちゃうよ。いや、べつに個々のラノベ批判するのはいいんだよ。くだらないラノベも多いし。ただ、ぼくが思うのは、ラノベと同レベルかそれ以下でしかないエンタメ小説好きなあんたらがなんでラノベ批判ちゃうのかなあってことなのよ。

かれらはエンタメ小説はすばらしいものであり、ラノベはくだらないと思ってる。ぼくにはその区別理解できない。エンタメ小説がすばらしいのであればもちろんラノベもすばらしいし、ラノベがくだらないのであればもちろんエンタメ小説もくだらないはずなんだが。

ついでにいうと、かれらは純文学批判芥川賞批判もするw まあそれはいいか。なんかつかれる。

2014-06-05

好きな短編漫画打線組んだ

http://anond.hatelabo.jp/20140604175240

思ったより反応がよかったので、うれしくなって2日連続仕事? いいじゃないですかそんなことは。

1遊 競技ダンス部へようこそ(横田卓馬)

2二 ゲンセンカン主人(つげ義春)

3中 半神(萩尾望都)

4三 童夢(大友克洋)

5捕 バットマンキリンジョーク(アラン・ムーアブライアンボランド)

6右 式の前日(穂積)

7一 アンダルシアの夏(黒田硫黄)

8左 肩幅の未来(やまむらはじめ)

9投 ノース2号の巻(手塚治虫浦沢直樹)

中継 マイ・フェア・アンドロイド(岡崎二郎)

抑え 夕凪の街(こうの史代)

「それではグラウンドレベル増田さん、お願いします」

1遊 競技ダンス部へようこそ(横田卓馬)

「気弱な少年競技ダンスの魅力に取りつかれる話。単行本未収録。友情努力・勝利という週刊少年ジャンプの三大原にのっとった、さわやかな余韻が印象的な期待の新星、かと思いきや、ヤングマガジンにおける連載作はエログロ。なにそのふり幅。連載化待っています。あと集英社は一刻も早く『戦下に咲く』と合わせて単行本化してください」

2二 ゲンセンカン主人(つげ義春)

白昼夢のような短編。正直、いまだに内容が理解できていない。まったく意味がわかりません。それでもつげ義春全集を読んだ後に、どれが一番面白かったか聞くと、皆が口をそろえて『ゲンセンカン主人』と言う。凶悪なクリンナップへとつなぐ技巧派の曲者。いまだご存命とのことですが、水木御大同様この人も妖怪なのでしょうか」

3中 半神(萩尾望都)

「腰のあたりでつながったまま生まれてきた双子姉妹の話。20頁弱と短いながら、大正義萩尾望都代表作として名高い名作。切れ味が鋭すぎて若干トラウマになります

4三 童夢(大友克洋)

「ある団地における超能力者たちの戦いの話。不動の四番。本塁打王打点王の二冠。その圧倒的な迫力と威圧感は、全盛期のカブレラを思わせます。難点は、あまり体躯のぶ厚さからルールに引っかかる恐れがあること」

5捕 バットマンキリンジョーク(アラン・ムーアブライアンボランド)

バットマンジョーカー因縁の話。チーム内唯一の助っ人外人にして捕手メジャーリーグからきた黒船シーズン途中まで4割を打って首位打者。『助っ人外人捕手って、どうなの?』という方もいらっしゃるかと思いますが、だってアラン・ムーアだし、どう考えても一番かしこから仕方ない。いいときのマウアーが日本球界に来た、と思ってください」

6右 式の前日(穂積)

結婚式を前日に控えた男女の会話劇。期待の巧打者です。クリンナップが重量級のため、肩肘を張らずに読める短編を6番に置きました。合コンオススメ漫画を聞かれたら、最近面白かった漫画として、これか『俺物語』と答えるのがスマートな大人ではないかと思います映画で言うと『リトル・ミス・サンシャイン』。電車の中で読んで泣いた、との知人の声多数」

7一 アンダルシアの夏(黒田硫黄)

自動車競技選手人間模様の話。連作短編茄子』に収録されています宮崎駿が認める天才打者。今回はクリンナップが凶悪すぎるのでこの打順だけど、去年までのカープなら中軸です。余談ですが、最初ピッチャーを『連作短編』つながりで組んでいたため、当初は先発として起用していました。チームの都合で野手転向

8左 肩幅の未来(やまむらはじめ)

若いカップルの何気ない日常を特徴的なコマ割で描いた話。今回のひいき枠。大好きなんだから仕方ない。漫画評論家の泉信行氏も『やまむらはじめ非公式ファンサイト』を運営していました。たんたんとしつつも、じんと胸にしみる佳作。短編集『未来のゆくえ』で読めます。粒ぞろいの短編集なので、是非」

9投 ノース2号の巻(手塚治虫浦沢直樹)

戦闘ロボットピアニストのふれあい長編PLUTO』の中の一エピソード。『5回までなら完全試合完投させたら滅多打ち』こと浦沢直樹最高傑作ではないかと思います。。独立した短編としても読めるだろう、と無理やりねじ込みました。たとえルール違反だとしても、面白いんだから選ばざるをえない」

中継 マイ・フェア・アンドロイド(岡崎二郎)

人間そっくりなアンドロイドと、彼女教育する科学者の話。SF短編につづいて連続登板。だって好きなんだから仕方ない。連作短編アフター0』に収録」

抑え 夕凪の街(こうの史代)

「説明不要金字塔。もし増田文部科学大臣に選ばれたら、強権を使って教科書に載せます連作短編夕凪の街、桜の国』に収録」

こちらからは以上です。

2014-04-20

飲み会の支払いを一週間も忘れる若者

会社の課レベル歓送迎会があり、適当二次会行くってなって、六人で居酒屋に飲みに行った。終電ぎりぎりまで飲んでたんで、自分が一番年上だし、その場は全額精算した。

んでもって週明け、入社二年目は少なめ、あとは割勘百円未満切り捨てで、みんなから集金した時の話し。

入社二年目の彼は万札しかないため後で払いますと言って、それから五日間、何にも無し、毎日同じ部屋の同じセクションで一緒に仕事していながら。

金曜日には別の飲み会があって、そこでは自分幹事的にやっていたので、宴会がお開きの時に集金、その彼にはさりげなく「先週の分も合わせてくださいね。」と言ったら何の言葉もなくたんたんとお金を渡すだけだった。

自分は今、少しだけ憤りを感じつつ、悩んでいる。

若いとは言え、この人はこの程度の人なんだと諦める。

いや、若いんだから、こうゆうことは次回からやっちゃダメだよと教えてあげる。

どっちがイイのかな。

2014-04-11

ゆうきまさみ押井守の違い「正義の味方風邪薬

スーパーロボット大戦OEで、なんと漫画版の名台詞がボイス付きで流れるというサプライズがありました。

「あたしのイングラムはなぁ…」「あたしが毎日乗って…」

「少しづつ動きを覚えさせて…」「ここまで鍛え上げたんだ…」

「あんたが気まぐれで遊ぶ玩具とはなあ…」「違うんだぁ!!」

この野明の台詞は、

押井版野明の「レイバーが好きなだけの自分に甘えていたくない」(だからレイバーテストパイロットを辞めて、正義のために戦う)

という台詞とは対照的で、

レイバーが好きで、レイバーのために働く自分へのプライドを感じさせる名シーンだと思います

このように、ゆうきまさみ押井守は同じ題材、同じキャラクターを扱いながらも、まったく違った切り方を見せていると思います

その際たるものが「警察官」という職に対する価値観だと思います

まず押井守版の後藤隊長は、

「まともでない役人には2種類の人間しかいないんだ。悪党正義の味方だ」

このように述べています

このまともでない役人とは、自分たちのことでもあり、劇場2の敵のことでもあります

また、劇場1、劇場2共に、特車二課は上の了承をえず、独断専行で悪に対して殴り込みを行っています

という点を踏まえたうえで、ゆうきまさみ版の後藤隊長はどう語っているのでしょう。

警察ってのはカゼ薬みたいなもんでな、症状が出てから使われるのがほとんどだ。」

「熱が出れば解熱剤を、せきにはせき止めを投与するように、

「おれたちも症状に合わせて投入される。

与えられた仕事たんたんとこなしているうちになんとか社会が状態を取り戻す。

それが警察のあるべき姿なのさ。

わかるか泉? おれたちの仕事本質的はいつも手おくれなんだ。

こいつは覚悟がいるぞ。」

(中略)

「なあに、それでも風邪薬には風邪薬プライドがあるさ」

本質的はいつも手遅れ」

風邪薬には風邪薬プライド

このあたりは、もう露骨押井版とは違いますね。

手遅れにならないよう、先回りをする押井版に対して、

ゆうき版は本質的に手遅れであることを自覚し、それを受け止めたうえで、風邪薬には風邪薬プライドがあると、自分仕事に強い意識をもっています

最初に述べた野明の件といい、後藤隊長の件といい、

ゆうきまさみは「仕事をする一社会人としての警察官」を描いており、

押井守は「一社会人を超越した正義の味方としての警察官」を描いているといえるでしょう。

この、一社会人としての警察官という題材は、後の鉄腕バーディーにも引き継がれていく、ゆうきまさみの大きなテーマとなっていきます


追記

>aukusoe 押井守の超越感がどこから来ているのか、ゆうきまさみ市民感がどこから来ているのか、とりみきさん漫画でわかりやすく解説してください。

スタジオぬえの話とかゆうきまさみが通ってたカフェの話とか、アオイホノオでやって欲しい題材ですね。


>otiharuk otiharuk んー押井別に「先回りカコイイ」というニュアンスで使ってないような

格好いいというか、事実として先回りしてるわけじゃないですか。

ゆうき版は児童売買の可能性がある子供がいても、自分たちで独断専行はしなかった。

これが、押井とゆうきの後藤隊長の描き方の決定的な違いではないでしょうか?

ゆうき版の後藤隊長なら、劇2や劇1のとき独断専行したでしょうか? しないでしょ、

「みんなで幸せになろうよ」なんだから、劇2のあんなことさせるわけがない。


横手美智子職業選択の自由で、野明は警察官を選んでるんだよね。

>なのに、押井世界では実写版番狂わせで野明は警察官を辞めている。

>その辺をぼかして書くあたり、押井のずるい所だよなあ。

うーん、それは大げさじゃない、TV世界と旧OVA〜劇1〜劇2〜番狂わせ〜実写の流れは違うわけだし。





>いづぶちの雪のロンドの遊馬や、横手太田の戸惑いの午後の太田を題材にそれぞれを語って欲しいな。

ぶっさんの遊馬は明らかにセンチメンタルだったよね。

ラーゼフォンしかり、出渕が主役に据えるキャラはどこか詩的な感じで、

押井版の理屈っぽい遊馬や、ゆうき版のすねた子供みたいな遊馬とも違う、一番大人な遊馬だと思う。

太田に関しては難しいな、カヌカとクマガミが関わってきてややこしい。

押井版劇2小説にたしかクマガミさんが登場してたから、あの時空にもいることはいるんだろうけど、

劇2の事件には参加してない辺り、なんかややこしそう。



横手小説後藤隊長は、風邪薬であることすらも諦めている女々しい印象なんだよなあ。

うわー今手元に小説版ないなあ、アニメイトに買いにいって確かめてみます


>なるほど納得。押井版よりも、ゆうき版の方が好きな理由が判った。

ゆうきまさみは、どうにもならない社会の枠組みで悩む姿が多く描かれています

じゃじゃ馬の主人公は馬を育てることで、自分一人で出来ることの限界を知りクライマックスを迎えます

そりゃそうなんですよね、調教師でも騎手でもない、牧場従業員が馬に出来ることなんて高が知れている。

そういう、己の限界ゆうきまさみではたびたび描かれる重要テーマだと思っています


>miruna 読んでない スパロボオタは劣等種

漫画版の名台詞がボイス付きできけるのはスパロボだけなので例に出しました。


>triggerhappysundaymorning ゆうきまさみは画風から諦観滲み出してる気がします尿.

そうですね、絵日記漫画書いてたころからそんな感じですよね。



kanose 押井犯罪を先行してつぶすというのは正義の味方というよりも公安の発想なのでは。それにしてもブクマコメントへの反応はや!

あー横手小説後藤隊長公安時代は掘り下げられています

でもだからといって、それを部下に半ば強制した劇2はやっぱり、正義の味方だと思います


>frivolousman ゆうき→状況に対する「しんがり」として、労働者サラリーマンとしての警察官押井組織を超越しちゃうスーパー警察官FBICIA公安の類。

そうですね、僕も同じ理解です。

2013-09-30

社蓄脳のマインドセット

休みを取ろうとするな。土日休めたらラッキーと思え。

ビジネスホテルに詳しくなれ。朝飯を楽しみにしろ

 東横インは最高のホテルだと語れ。

仕事を選ぶな。与えられたタスク右から左たんたんとこなせ。

 考えるな。手を動かせ。

・忙しい自慢をしろ。寝てない自慢をしろ

 自分頑張ってるアピールこそが最高の至福と思え。

 酒もうまくなる。

・満員電車を楽しめ。

 スマホアイポッド日経漫画3DS全てを駆使して満員電車時間有効活用せよ。

人生意味を持とうとするな。生きることに意味はない。

 100%人間死ぬ

自分は特別な人間でないということを認めろ。

 会社歯車になれ。

会社を変えようとするな。自分を変えろ。

会社から作業の意味を得ようとするな。意味価値自分でつけろ。

・経費精算に詳しくなれ。

 飲み会も増えるし、ホテルにも泊まりやすくなる。

2013-05-30

まねして本の紹介 その2

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131 の続きです。長くて途中で途切れるため分けました。このエントリで紹介するのは以下の本です。

名人に香車を引いた男、八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語記憶の切繪図, 弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

影響を受けたブログは20冊の本を取り上げていた訳だが、自分で真似をしてまとめていく内に20冊よりもずいぶん多くなってしまった。なので、上記4冊は似たテーマなのでまとめて紹介することにする。この節は日本人自伝だ。

「名人に香車を引いた男」は昭和将棋指し(棋士)の升田幸三名人の自伝羽生善治さんがもし生きていたら是非将棋を指してみたい棋士の方だと聞いたことがある。

生き方はなんとも痛快。昔の人のバンカラな感じというか、そういう感じが良く出ている。この人のように、どんな人にも自分の本音を話せる人は今日本の中にいるだろうか。そして、名人になった時の一言が心に残る。

「八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語」は糸川英夫さんの自伝だ。この方はロケットが専門の研究者で、戦時中戦闘機設計に関わっていたり、戦後もロケット開発に関わっていたりする方だ。戦後間もない時期は失意に沈んだ時期で自殺も考えるほどの状況だったが、バイオリン製作きっかけで少しずつだが自分を取り戻していく。そのバイオリン製作には完成までに40年以上もかかった。そのバイオリンとは――。

升田幸三名人、糸川英夫さんの両氏とも戦争の影響が人生に大きくのしかかる。その点でまとめさせてもらった。それと、両氏の著作とも読んでもらえばわかるが、自由だ。それ以外はあまり共通項はないけれど、読んで楽しい本だ。重い話はないし、読みやすい本なので手に取ってみてほしい。

記憶の切繪図」は「フェルマーの最終定理」の中で登場する志村五郎博士自伝。「フェルマーの最終定理」の中でサイモン・シンさんは志村さんにいろいろインタビューしている。その中で数学における「良さ」とは何なのか、それに答えるシーンがある。その答えが簡潔なのだけれど、それ以上無いくらい志村さんの数学のとらえ方を表しているように思え、興味があって読んだ。

この方も上記二人に劣らないくらい自由だ。Amazonレビューには高木貞治さんを愚弄しているという指摘がある。しかし、だからといって謙遜して書いてもらっても一読者としてはおもしろくも何ともない。むしろそのまま出版してもらって良かった。

こう書くと志村博士はずいぶん口の悪い人で、ある種の暴露本に思えるかもしれないが、そうではなくて、要所要所に意図して書かないことがあったり、感情を押し殺した表現がちらちらあるのだ。それがあるから志村さんの人となりがわかった。良い自伝だ。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」は少し前に東京都知事選立候補されたり、弁護士会の会長をされていた宇都宮健児さんの自伝だ。まだ自伝を出すには早いと思うので、半生を綴った本としておいた方がよいか

決して飾らないその人柄は文章にもそのまま表れている。豊田商事事件、オウム真理教の一連の事件、カード破産の話など、弁護士として関わった事件の数々。それらを振り返りながら、今されている仕事にも言及している。自分法律のことは全くわからないが、こんなに多様な類型、しかもその事件が発生した時点では立法のものが不整備だったり、法解釈が分かれていたりといった、未開拓の問題に対処するのは並大抵の法律家にはできないように思える。それをまるで飄々とこなしているような姿は、武道の達人のようだ。

気負いのなさと実直さ、そして執念を感じる本だ。宇都宮健児さんへのインタビューが下のURLにある。興味のある方は見てほしい。

からくり民主主義

この本は学生時代に講義で先生おすすめされていて読んだ本だ。著者は高橋秀実さん。

高橋秀実さんはルポライターで、自分の体験を元に本を書く方だ。ただ、ルポライターではあるけど、少しほかのルポライターと毛色が違う。本来ルポライターは事件や事故が起きたら素早く現場に赴き、当事者インタビューをして、それらを記事や本にする。高橋さんはそれらの事件や事故が起こって、ほとぼりが冷めたあたりでインタビューに出向く。時期がかなり遅いのだ。

元のブログでは物事には多様な見方解釈があって、一元的に判断することは危険なことを理解するための本として「バカの壁」を挙げていた。その点では、この本も内容は似ている。面白いのは、この本ではそれが「実例」でいくつも挙げてある所だ。

ニュース番組新聞では、大きく取り上げられていた事件・事故が、実際に現場に行ってみると「あれ?」と思えるくらい当事者たちは冷めていたり、むしろその状況が続くことを望んでいたり――。読み進めていくうちに、不謹慎かもしれないが笑ってしまうような話になっていったりするのだ。某映画台詞の反対で、むしろ事件は会議室しか起きていないんじゃないか?、という気持ちにもなる。

自分単行本ハードカバー)で読んだ。解説を村上春樹さんが書かれていた。(はずだ。確か)

堅苦しい話ではないので、気楽に読んで、何度かたまに読み返すとその度に不思議な気持ちになる本だ。

冬のデナリ

著者は西前四郎さん。半分が小説で半分がノンフィクションといった感じの本だ。

デナリというのはアラスカにある山の名前で、日本では「マッキンリー山」と言った方が通りがよいと思う。この山を登る登山家チームの話だ。ちなみに、植村直己さんはこの山で行方不明になった。(この本のチームとは無関係だろう)

厳寒期の冬山を登る人の気持ちは自分には想像もつかない。だけれども、そんな自分にも山を登るチームワークの大切さと難しさ、軽く見積もった事象が後にやっかいな出来事にふくらんでいくその状況判断の危うさや過酷さ、そして生きることへの執念といったもろもろが、響いてくるような本だ。

今の登山の装備と比べると、重かったりかさばったりしてその面でも大変だったはずだ。写真のページを見ると、そんなところも気にかかった。

この本も最後一言(だと思ったけど)が良い。

この本のあと、山登りの本は植村さんの本(「青春を山に賭けて」)も読んだけれど、こちらの方が山について全く知らない自分には印象に残った。所々で登山の道具の名前ハーケンとかザイルとか)が出てきて、イメージができない自分のような人は、出てきたところで、ググったり辞書で調べて簡単な絵を紙に描いておいて、再度出たときにその絵を眺めたりしながら読むとより読みやすいと思う。

パタゴニア―あるいは風とタンポポ物語

この本は椎名誠さんが著者だ。椎名誠さんは今はエッセイ世界各地を回った紀行文を書いたり、写真家であったりとマルチ作家だけれど、この本が出たのはそうなり始めてすこし経った頃だ。

冒頭から危機的な状況である。にもかかわらず出発するのだ。この判断は本当だとしたらすごいことだ。何が危機的なのかはここでは言わないけれど、読めばすぐわかる。

全体として、椎名さんが書く紀行文自分で感じたことをズバズバわかりやすく書いていく方法なのだが、この本はそこまでズバズバ書くと言うよりも、なんとなく「岳物語」につながるような、私小説風の書き方をしている。その書き方もあるし、パタゴニアという場所のせいもあるからか、行き止まりに向かって進んでいくようなやり場のの無さを感じる。それが途中ですっと消えて静かな感じで終わるのだ。自分はそこがとても好きだ。精神的な閉塞感がふと消えて、やさしさが残る本だ。

から春にかけて寝る前に少し読むのが似合う本だろう。この本は文庫版もあるけれど、ハードカバー装幀自分にはしっくりくる。

カヌー犬・ガクの生涯

カヌー犬・ガクというのは、前に挙げた椎名誠さんの飼っている犬の名前だ。その犬は手こぎボートの船頭に座って川下りをするのが得意という、ちょっと変わった特技を持つ。

その犬と椎名誠さんの友人の野田知佑さんが、日本世界の各地を巡ったときの話をまとめたのがこの本だ。著者は野田知佑さんご自身。

カナダユーコン川を下ったり、北極(か、南極か忘れてしまったけれど)に行ったり、といろんな所に行って危険な目に遭ったり……、南国に行ってのんびり過ごしたり。少し羨ましいけれど、いざ自分が行くとなるとそんなところはとても怖くていけないようなところに行く。

犬を人間と同じように扱うという著者なので、犬が好きな人はより楽しめるだろう。元のブログとの対応としては「深夜特急」にあたるかな?(やや無理矢理だけど)

ピアノ調律師

著者はM.B. ゴフスタインさん。翻訳は末盛千枝子さん。絵本だ。(やや字が多いけれど)

小さな女の子主人公。おじいさんがピアノの調律を仕事にしていて、おじいさんとしては女の子ピアニストになってもらいたいのだけれど、女の子はおじいさんのようにピアノの調律をしたくてたまらない。そんなときに、ピアノの調律を頼まれるのだ。

あらすじで書くとそんなに心惹かれる感じは無いかもしれないが、絵の良さ、そして言葉の良さ。二人を取り巻く登場人物の面々もすばらしい。

「謎のギャラリー」のところで言及した「私のノアの箱舟」も同じゴフスタインさんの絵本だ。こちらもすばらしい。ゴフスタインさんの本はほかにも何冊か読んだけれど、この本が一番絵本らしい絵本だと思う。絵の良さはいくら文章にしたところで伝わるものではないので、図書館で借りたりして手に取ってみてほしい。もちろんM.B. ゴフスタインさんのほかの本を読むのも楽しい

数学ワンダーランド

中学校で習う数学を、苦手な人も得意な人もできるかぎり楽しく考えていこう。それがこの本のテーマだ。中学生向けの数学月刊誌で連載していた読み物をまとめた本で、著者は小島寛之さん。はてなダイアリーを利用されている( http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/ さん)ようだ。

数学は、学習が進むにつれてどんどん(指数関数的に?)難しくなっていき、小学校中学校では好きだった人もだんだんと距離を置いて離れて行ってしまう……、そんな科目だ。なかなかずーっと数学が好きで好きで……、という方はいないのではないかと思う。おそらく数学プロの方(数学者のような)でも、そのキャリアのところどころで難問にぶち当たり、歯がゆい思いをするのだろう。(そういう話は前に挙げた「フェルマーの最終定理」にちらっと出てくる)

そんな風にだんだん一般人数学から身を引いていきがちになるわけだけれど、この本は、わりと数学算数を学び始めた頃に不思議に思えたことを延長して話をすすめようとしていく。こういう書き方はやろうと思ってもとても難しいはずだ。著者は数学が好きな気持ちと、一方で嫌いな気持ちの両方を持ち続けているような、そんな状態になるだろうから。嫌いな人の気持ちになって、そしてそのどこが嫌いなのかを共感した上で話を進めつつ、好きな人も読めるようにする配慮を怠らない。そんな書き方がされている。

この本が持つ数学へのアンビバレントな思いは、いわゆる数学(の歴史を中心とした)解説本でもなく、かといってとっても難しい数学ドリルみたいな本でもなく、わかりそうでわからない絶妙な問題の難しさと相まってなかなか類書がないと思う。くわえて、ところどころに経済学の話とかもでてきたりする。好きな人もそうでない人も読んでみてほしい。なんとなくわかりそうで手が出ないあの「数学の感じ」を思い出すはずだ。

同じ著者の「解法のスーパーテクニック」も良い本だ。ただ、一冊にしろと言われたら「数学ワンダーランド」かな。ほかにも小島寛之さんの著作はいくつかあるのだけれど、自分が読んだのはこの2冊だ。なのでほかにも良い本はあるだろう。

元のブログとの対応としては細野さんの数学の本としておく。(その本を読んでないのでどこが?といわれると、単に数学つながりなだけだ)

心地よく秘密めいたところ

この本は幻想小説というのだろうか。ファンタジーだ。著者はピーター・S・ビーグルさん。翻訳山崎淳さん。

この本はとても雰囲気がよい。あらすじはそんなにたいしたものは無いんだけど、夏の早朝のような爽快な感じがある一方で、なんか少しじめっとした感じもするのだ。

Amazonレビューがこの文章を書いている段階で4つある。で、そのどれもが作品の魅力を的確に紹介しているのだけれど、なんだかそれらのレビューだけではこの本の良さを伝えきれない感じが残る。言葉を連ねてもなかなか伝わらない感じがする本だ。

この本を自分は夏の終わりの頃に読んだのだが、その頃の陽気にとてもよく合う本だった。光の強さと日の入りの早さがこの本の主題に合ったものからだろうか。「リプレイ」が動くSF小説に対して、この「心地よく秘密めいたところ」は静かにじっとしている感じだ。でも、どちらを読んでも同じ思いに至るはず。不思議だけれど。

東チモール県知事日記

著者は伊勢崎賢治さん。この方は日本大学卒業されたあとにインド民衆グループリーダーをされて、その実績を買われ、国連の要請東ティモールに赴任する。(下のURLに伊勢崎賢治さんへのインタビューがあるので詳しいことを知りたい人は読んでみてほしい。)

こういう日本人って(自分不勉強なせいかもしれないが)あまりいないと思うのだ。杢尾雪絵さんくらいしか自分はほかに知らない。

ずいぶん前に読んだので細かい記述は忘れてしまったけれど、この本の良さは著者が見たこと、感じたこと、やったことが率直に書かれたところ。そして日本に住んでいる限り想像できない「危険」な東ティモールでも、危険な所もある一方で、そうでないところがあるといったような、現実の姿が伝わってくるところだ。

外見はなんかどこにでもいそうな感じのおじさん(もし本人や関係者がこの文を読んでいたら失礼で申し訳ない。すみません。)だ。だが、インフォーマルな組織における統率の方法や、戦争犯罪者をどのレベルまで処罰するのか、など、繊細な問題への対処。こういうのは前者は経営学とかで少し研究されているようだけれど、じゃあそれが実地で適用すれば問題は解決するのかというと、そうでも無いと思う。そういった「答えが見えない問題」へどうやって取り組むのか――。しかも異国の地で。

そういうことを知りたいときに読むとよいかもしれない。自分も詳細を忘れていることに気がついたのでもう一度読むことにする。それにしても久しぶりに上のインタビュー記事を読んだけれど、タフな人だ。

ニッポン貧乏旅行

著者は藤本研さん。この本は、藤本研さんがおよそ半年をかけて日本を歩いて一周をした旅行記。旅行記というよりも生活記録といった方が良いかもしれない。

生活記録なので、朝は何時に起きたとか、午前中はどうしていた、お昼は何を食べた、などなどそっけない記述が中心だ。でも、そのそっけなく感じる記述が妙なリアルさを出していて、読んでいると日本ってこんなに広いんだと思わせてくれる。それと歩いてたどり着いた各地の景勝地を見るとか、そういうことも無くて、そこもこの本の特徴だ。タイトルに「大貧乏」と付くのは、宿泊ほとんどを野宿やお寺の本堂の隅を借りたりして無料でまかなうことによる。食事もとても簡素ものだ。

本のはじめに藤本研さんの歩行ルート日本地図と一緒に図示されていて、その後にスケジュール表があって、それをみるのも楽しいたんたんと書いてある中の楽しさ、と言って伝わるだろうか。

たまにアクシデントに見舞われるのだが、そのアクシデントがなんとなくユーモアがあるというか、おだやかな感じだ。日本一周するからと言って、気張らず、藤本研さんはたんたんと歩いて行く。歩いている途中で同士がいたりする。そういう記述もなんだか一緒に日本一周しているような気持ちにさせてくれる要因だろうか。

自分は今まで挙げた本はだいたいは図書館で借りて読んでいる。この本もそうだ。再度読みたいのだが、図書館で借りようとしたらいつの間にか消えてしまっていた。残念だ。




(まだつづく、かも。)

2012-09-27

接続詞を含まない文章は主張がたんたんと列挙されるだけの悪文。

天声人語ってさ、

根拠の弱い(or 根拠の全く無い)文章を

箇条書き風に淡々と列挙してるだけだから

文章に説得力がないよね。

その証拠に、記事の文章中には 接続詞ほとんど 含まれていない。

本来ならば "根拠の文+根拠へとつなぐ接続詞"  が

"主張の文" の数と同じだけ存在していなければならないはずなのにね。

*** ***

練習1. 次の 朝日新聞さんの記事を読んで、接続詞を 赤ペンで丸で囲んでみよう!

http://www.asahi.com/paper/editorial.html

ヒント:

主張と根拠を結ぶ接続詞の例 Because

1.というのは、

2.なぜかというと、

3.その理由は・・・

2011-10-28

ruby開発者に、虫けらと思われているのだろうか?http://anond.hatelabo.jp/20111028024119

rubyが開発できたら、何をしてもいいんだろうか?????????????????????????????????????????????????????????


わらた

http://megalodon.jp/2011-1026-1625-52/b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/Tasmanian_good/status/129056457483235328




わらた以外

http://megalodon.jp/2011-1026-0420-49/b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/oooquree/20111025/1319512673





この人は、余計なツイートはして、こちらを支援しようとは全くせず、それだけでなく、ブックマークにあろうことか「warota」と入れているのです

しかしたら、わろたは、その文章に共感たからだ、とおっしゃるかもしれませんが、観察だけされてるようなのは、嫌だからやめてほしいとこちらは伝えていたし、いくらその文章で笑えたからと言って、窮状を訴えている人が、馴れ馴れしく「warota」と書かれて嬉しいはずもないので、常識では考えられないくらい異様な事ではないかと思います

子供から、人の苦労がわからないのかもしれませんが、こんな人が技術力だけ身に付けて行く事を考えると、恐ろしくなってしまます

これは、この人個人をでなくても、どこかで考えて取り上げるべき問題ではないかと思います





Ulogで、寄って来ていたプログラマらしい人を、何となく変だったので断ったら

私が困窮を訴え協力を求めようとしているブログの2つ目の方の、証拠の録音をたんたんとあげていくものにしようかと思っていたところに

タグネットウォッチにしてブックマークしてるんです

ネットウォッチって、つまり「観察」なので、困っている人を観察するって、悪趣味すぎます

こんな事、仕組みを知らない人に言ってもわから無い人には、わからないだろうから、された方は、本当に困ると思います

ネットしか助けを求める事ができない状態の人もいると思います

物理的には、ネットというのは、機動性もあり、人の救済が可能なはずですが、心などそれを使う人の問題というソフトの面で、非常に残念な事になっていると思います

こういう危険性も、これからも、ネットに救いを求める人たちはいるでしょうから、訴えた方が良いと思います







昔2chで、ログの状態で見つかったりして知った現象で、そこしか助けを求めるところがなく精神的に追い詰められた状態の人を、挑発したりして、感情的にさせ、更に集団でいたぶるというのがある。

みんながこれに参加するわけでもないし、集団で叩いているところには近づかない人もいたし、たまに助かってるのか助かってないのかわからない状態で助けられてるのを見ることもあった。

追い詰められているから、感情的に煽られると、普段だったらまたは平常心だったら、相手にしない事でも相手にしてしまう。そういう状態を狙ってる人もいるようだった。

煽り煽りとわからない状態、周りにマトモなものがない状態の人も中にはいるだろう。

(向こうの方が悪いとか、相手にしない方が良い人間という判断力がなくなっている状態)

叩きや煽りという露骨な事じゃなく、冷静さを装って相手を追い詰める人も居る

相手が感情的になったら、自分は冷静でマトモという態度を取る、、という事もある。

ギークハウス主催者のブログに書き込んでからの事は、少し似てる部分がある。

違うところは、実名出してる人が少し居るという事

はてなは、そんなに2chと似てないが、一部短文で煽る人もいるのでかぶってる部分はあると思うが、そんなにかぶってはいない。

それより驚いたのが、ギークハウスドワンゴの人が居たという事。

それ以外にも、やり方の非人道性みたいなものが、酷似

そういう部分だけじゃなく、普通になごめるものもあるというところも似ている。

集団性も似ている。

2chの集団性については、読んだもので強烈なオフ板ものや、運営についての話もあるけど、もっと小規模なすごくくだらないことでも、チームになって仲間が煽られてたら、名無しで助けるというのがあるらしく、電話で聞いて結構真面目に話してくるので引いたw そこまでの熱心さが理解できなかった。 2chの人には物々交換でその場限りの人以外はあった事ないが、コテの人と電話で話したら、そんな話をされた。その板にもあまり行かなくなった。

なんか似てるなあw

2011-09-29

秋葉原のド真ん中でゲリ漏らした

今朝の話でございます通勤中、なんだか急に腹の具合がおかしくなり、乗換えで上野に下りたときには既にビッグウェーブ到来。

乗りたくない、このビッグウェーブに!と思ってとりあえず本屋脇のトイレへ小走りで向かうも、まずユニバーサルトイレでは何者かが既にフン闘中。

ますますノッて来る波に冷や汗をかきつつ、奥の男性トイレへ向かうも、無情にも個室は全て使用中!!

てめーらのんきにクソしてんじゃねーよ、こちとら HP は既にゼロだけど隠しパラメータ根性値 (via ブレスオブファイア) でかろうじて死んでない状態なんじゃオラー!と思いつつも一旦ここでウェーブが鎮まっていく気配を感じた私は通常の足取りに戻り、次なる聖地改札内トイレを目指す。

が、小康状態でたどり着いた改札内トイレも、本日満員御礼、チンチンジャラジャラチンチンジャラジャラでございます。個人的には今チンチンには用事がなくてコーモンの方から激しい突き上げを食らっているわけでありますが、皆さんそんなことは知ったこっちゃない。

しょうがない&もう少しはガマンできそうな感じになったので、ホームへ行きとりあえず電車に乗る。

が、秋葉原に付いた時点でまた「降りるしかない、このビッグウェーブでは」が来てしまい、フルフルしつつ下車。

そしてフードコーナー横のトイレへ駆け込むも、Oh、My、God、神はこの世にいないのか、本日秋葉原駅満員御礼となっております

このあたりでもう限界突破しており、必死自分に「いやいやこんなの余裕。いやいやこんなの余裕。漏らすわけないじゃんww」と言い聞かせ、顔をブルーマンのようにさせつつ改札を飛び出し (ウンコは飛び出さず) 一目散にアトレへ!

アトレ2階、男性トイレ発見見敵必殺見敵必殺目標は前方3m!

まずはまたユニバーサルトイレが視界に入りますが、オーシット (クソだけに)、埋まってやがる!

そして!俺の前にもう一人トイレへ向かう男子がいるんですが!その背中を追いかけつつトイレへ入るとこれは奇跡!これは奇跡

個室のドアが一つ空いているのが見えます!!!! 「会いたかった」とはまさにこのこと、アイラブユー便座今ホーミタイの心境で前進しますとこれは一体フリーメーソン陰謀でしょうか、前方男子がするりするりとその個室へ吸い込まれていくではありませんか!!!!

相席で!すいません相席でーーーーー!!!!と叫びたい気持ちをグッとこらえ (あと括約筋もグッと締め) トイレ内を見回すも、他に個室は空いてございません。根性値も残り2くらいの感じで30秒ほど待っても、誰も出る気配もない!!

そして、ついに、THE TIME HAS COME。根性値が0になりました。終わりの始まりグラウンド・ゼロ

ワーニン!ワーニン!括約筋限界突破目標は分散系懸濁液、3秒後に欲界に出現!!!

分かるもんですね、あ、これ以上はムリなんだなっていう瞬間。高まる内圧により括約筋が「あっすんませんおれもうムリっすーあがりますーあとよろしくー!」って押し広げられてく瞬間てのが。

刹那、「穴なのだから指で塞げばどうにかなるのでは?」という閃きがニューロンを駆け巡り、0.2秒後には体が動いてズボンの中へ腕を突っ込むも、too late、地獄の門に指を差し込む前に結界は解き放たれ、押し寄せる波。あふれるパトスほとばしる36度の茶褐色。

しかし指栓は間に合わなかったが手は届いた、瞬時にフォーメーションを変え、手の平で受け皿を作って魑魅魍魎もの奔流をせき止める!あったか~い!!!

この間わずか0.5秒。一瞬の硬直の後、もうどうしていいかわかんないんでさっきのユニバーサルトイレの方へヨロリと数歩移動すると、Oh、どうしてあなたたちは私の手のスキマからこぼれていってしまうの私の分身たち。

と、ここでようやくユニバーサルトイレのドアが開き、サラリーマンご登場。

このとき俺はおそらく死んだような顔をしていたものと思いますが、こちらを一瞥して特に何かに気付いた風もなくそのまま立ち去ってゆきました。セーフ。ギリギリセーフ。出ちゃってるけどばれてないからセーフ!(入れてないか浮気じゃないみたいな苦しいロジック)

で、まあ、既に事件は起きてしまった。起きてしまったのです。あとはもう、たんたんと処理をするしかございません。

ユニバーサルトイレゾンビの動きで入り (右手はケツの濁流をせき止めたまま)、ロックし、とりあえず左手ズボンをどうにか脱いで残りのパトスたちを解放し、純白の便座へ送り届け。

被害報告:パンツ全損ズボン半壊、ベルトかすり傷、右腕タールまみれ。他、カバン等に若干の飛沫あり。(スーツじゃない業種なのでそこだけ助かりました)

もうね、漏らしちまったらあとは処理するだけです

下全部脱いで、ユニバーサルトイレにあるあれなんつうんです洗面所のボウルがデカいみたいなやつ、あれでパンツズボンも靴下も丸洗い。

あと、ケツも当然○まみれだったので、これも丸洗い。(イチイチ拭いてられる量ではなかった)

会社に「すんません午前休みます」っつって連絡しつつ、便座についちゃったのやら床にこぼれてしまったのやら色々掃除して、およそ20フンくらいかけて各方面をキレイにし、限界まで絞ったパンツズボンを再び装着!

アレですね、全体に濡れて色が変わってると、意外とわかんないもんですね。股間だけ濡れてたらあからさまに漏らしちゃってる感全開ですが、全部が濡れてりゃ、もとからこういう色、みたいに見えるもの

で。なんとか外に出られるレベルに回復したんで、そのままアトレユニクロ行ってパンツズボンを購入 (無論状況が状況なんで試着はしてませんよ念のため!)、冷たいズボン微妙に臭いケツのままで秋葉原を闊歩、手頃なマンガ喫茶へ入って泣きながらシャワーを浴びて着替えましたとさ。

(念のためシャワールームでもう一度パンツ類を石鹸洗濯しました。)

そのあとはカップラーメン食って昼寝して午後出社をキメました。

いやあ、秋葉原のど真ん中でゲリ漏らしても、意外とどうにかなるもんですね!

追伸:アトレの清掃担当の方、可能な限りキレイにはしたんですが、トイレ汚しちゃってすみませんでした。でもおかげで助かりました。アトレトイレ万歳

追伸2:ちなみに当方34歳二児の父です。34歳だろうが人の親だろうがなぁ、漏らすときは漏らすんだよ!! (フツウあんま漏らさないです)

2011-08-13

自分子どもや親戚に、自分の勤めている会社を勧められるか?」

自分子どもや親戚に、自分の勤めている会社を勧められるか?」

この質問の答えを考えた時、答えは明らかにNOだ。

俺が勤めている会社は一部上場企業で、働く人にやさしいことをアピールしている会社でもある。

それなのに、答えがNOにならば、他のブラックで働いている人は想像を絶する環境で働いているのだろう。

なぜ日本企業ブラック化するか?

それはたぶん自分が我慢すればすべておさまると身勝手な考え方をしているのだと思う。

労働時間空気で決まる

先日リストラでチームの人の引継ぎがあった。

チームリーダーによって、作業がリスト化されてそれをどう割り振るか。

「この仕事は新しい人にやってって言えませんね。チーム内で割り振りましょう」

とチームリーダの一言

ただでさえ忙しいのに、リストラで抜けた人の後任を要求することなくチーム内で吸収を図ろうとしたのだ。

チームリーダは人事権がない。

人事権があるのはそのひとつ上の課長級の役職だ。

それなのに課長相談することなく(人がいなくて苦しいです、と打診することすらなく)

リスト化された業務をたんたんとチームメンバーに割り振っているのだ。

本来であれば、○○の業務はこのくらい時間がかかる。

から時間の開いているアイツにやってもらおう、だとか、

やっぱりもう一人人を増やしてもらわないとね、だとか

そういう算数的な勘定が入って決まるものだ。

(そのために課長などマネージャー職があるのに!)

そういったことなしに、これはチーム内で抱えたほうがあまり説明しなくて良いよねみたいな空気で決まるのだ。

たんに課長に話せるか話せないかが基準で、空気を読んで打診そのものをしないのだ。

そしてメンバー空気を読んで仕方ないかみたいな雰囲気でミーティングが終わる。

あほか。

日本労働環境は、空気で決まる。

時間効率性や時間あたりの利益など議論にあがることなどほとんどない。

上の役職連中に文句を言われないこと、のみが価値判断の基準なのだ。

労働価値判断は、上司に文句を言われないこと

仕事価値上司に文句を言われないこと、それ一点だ。

これが故に労働環境ブラック化が生じる。

上司の個人的な信条によって、労働価値が判断されるので

仕事の成果を提出するまで完成度がわからない

・完成度100%になるまで無駄な書類作りにおわれる

利益追求のための仕事でないので、給料が上がらない

などのデメリットてんこ盛りだ。

こんなの長年その上司仕事してきた連中が有利に決まっていて、

「こんなこともわからないのか」とか

「俺も最初の3年間はつらかった」とか

「事前にねごっておかないのが悪い」とか

「結局仕事人間関係だ」とか

俺らはエンジニアなのに、こんな抽象的なアドバイスのもとで仕事が行われる。

そんなもんだからプロセス改革が叫ばれるようになってもどこから手をつけて良いのかさっぱりわからないのだ。

だって価値判断の根っこが上司に文句を言われないこと、なのだから

未来子供たちのためにどうすべきか

未来子供たちがホワイト企業に入り、豊かな社会生活を送るために俺たちはなにをすべきだろうか?

結局、俺らは我慢することが良いことだと思っている。

気の合わない他人とでもコミュニケーションを密にとって仕事をすることが良いことだと思っている。

プライベートを投げうってでも、仕事に対して責任をもつことが良いことだと思っている。

お客様神様だと思って仕事することが良いことだと思っている。

でも、今考えている良いことって自分が我慢できるからの話で、この状況が常であることを自分のこどもに要求できるだろうか?

俺らがやっていることの延長を、俺らの下の世代もおんなじようにやっていくのだ。

俺らがやっていることは繋がって社会を作っていく。

そこに仕事責任感と同じようなものを感じてもらえば、少しは良くなる気がする。

2011-07-02

http://unkar.org/r/utu/1113992204

SNRIを飲み始めた

10分前に…たぶん、一番最初が一番効果を実感できると思う、ココを効き方の記録として

ネットに放流しておこう

やはりやる気が全くなくどうしようも無い絶望感  

20分後、ん・・・これk? って感じのがくる

脳の重さが若干消えてる、嫌なことを思い出してもちょっと耐えられそうな感じ

でもまだブラセボレベルか…、とりあえず風呂に入って、10分くらい時間を飛ばそう

風呂に入った、ちょうどこれで40分たったが

頭の中のこんがらがったもやもや感が消えた

SNRIっぽい弱い吐き気、絞られるような頭痛があるが、欝のとき

息をするのが辛いって感じが消えてきた、いいじゃない、コレ

ただ、やる気を出させることには全く作用してない

っと、ここで不動産屋の訪問ターイム、スッゲウゼェ

でもまぁ、何とか耐える

しかし、ぼーっとしててもゆうつじゃないってのは気持ちがいい

というより、勝手に欝に吸い寄せられてたのが、離れた感じだな

まぁ、たぶん全部ブラセボ何ですけどね

とりあえず、安全っぽいので

1時間後に75mgの2錠目を追加投入、アニラセタム、シブトラミンも同時に飲む

SNRIのミックスがやばかったのか、30分ぐらいして突然

気持よくてたまらなくなる

動かないことが気持ちいい

体も、目も、息も

射精しきった後の賢者モードのような感覚20分以上続く

動けないというより、動かないと気持ちいいから動き出したくないといった感じ

秒針の無い時計の分針が、グラグラ揺れてるのを眺めてたら

気が付いたら15分たっていた、ヤバイと思った。

無理やり体を動かして、外に出て買い物を使用と準備

ものすごく動きがスローリーになる

ただ、眠いわけじゃない、鏡を見てみると目をものすごい見開いてるのがわかる

いつもの1.5倍は見開いてる、思考がめぐっているので、眠気ではないのがわかる

嫌なことが頭の中で走って

胸が痛くなるが、帰りたくなったりはしない

感情と、行動意欲をつなぐ脳の線がブチ切れた様な状態

ニュートラルよりもローよりに体が動く、勝手に動く

いつもより丁寧に動いてるような感じ

力をだそうとすると出せる、無意識に力が入りすぎるということはない

こんな状態でほんとうに大丈夫なのか?と不安が来たが

其れが行動に影響しない、外から積極的に動いているように見えるだろう

不安といえば不安、だけども其れがどうしたの?って

もう一人の自分たんたんと用事を済ませていく

そして帰宅、少し汗を書いたので、薬の濃度が低くなってきたのか、

欝っぽいぐちゃぐちゃの思考が襲ってくる

かなり短期決戦型だな…といってもこの時点で

最初の服用から4時間たってた

2錠も飲むと意識が遠くに行ってしまうので

朝、昼と飲んで仕事をこれで乗り切ろうと思う。

2011-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20110321003552

クローズドサークルって……まるで他人ごとのように言わないでしい

利害関係サークルの広さは変化していない。

ただ今回の事故で明確に可視化されて、その広さに驚いているだけ。

利害関係者は東電の電力エリアにいる関東民、原発の施工/運営に関わる法人個人、

リスクと引換に仕事や見返りを得た俺の知り合いのような人。その収入活性化した地元経済

原発建設時点で内包されたものがみえているだけだ。

この後はリスク低減と利害の再調整をたんたんと行うのが良い。

2011-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20110319185921

なぜ、国が直接補償してどうしていけないんだろう。

寄付をする人達がいっぱいいるように、国から寄付だと考えればいいじゃないだろうか。

あれだけ、大きく、広く、壊れて無くなっている。

そこが何年もあのままで、いいのだろうか? その方が国全体では負担が大きいんじゃないだろうか?

これまでの、災害同様の対応じゃなくて、

早いところ、何もなかったことにした方が 良いのではないかと思うんです

海外から寄付金は、国に入れてもらう。物納の寄付も歓迎。

ODAとかその他、海外援助を受けた国からは、この際、いろいろな形で恩を返してもらうとか…。

震災以前の状態と同じ物か安い物で、国から補償とか。その変わり、保険の保障分は国庫にいれてもらうとか。

なぜ、昨日までと同じ対応じゃないといけないんだろう。

かに専門技能を必要とする仕事も多いだろう~、でも、建築業が多かったのは専門技能者がそんなにいっぱいいたの?

専門技能を必要とする仕事でも、はじめは素人から習っていくんじゃないの。

残っているプロのもとに、補助として入っていくんじゃダメなんだろうか?

亡くなった方の資産は、今回限り、国や地方のものにして、被災地外の人に売ったり、移住してもらったり、

何か作ったりしちゃだめだろうか。

どうも、たんたんと、いつものように、災害を受け入れていくのはイヤだなと思うのだ。

2010-12-03

FMニュース天気予報だけ流してくれるとこある?

アメリカだとテレビであるよね

天気予報だけだけど

うざいバラエティかいらんからだらだらニュースだけ流してくれんかと思う

音楽たまには許すが基本ニュース

NHKAMがあるけど、アナウンサーがじじ臭いっていうか

FMのセンスで、たんたんとNHKニュース流すようなのないか

2010-11-14

たんたんとピアノを弾くように、たんたん

ひるまはかなりイライラしていました。

でも夜になって、夜の匂いをかいだら、ぜんぶ、忘れてしまいました。

月がきれいですね。

今夜はどこのだれが同じ月を見ているのでしょうか。

2ちゃんねるにいけば、月を見ている人はすぐに見つかるかもしれません。

でも、本当に、同種の、同じ捉え方が出来る『月』を見ている人は、

地球上には存在しないのかもしれませんね。

みんな違う、月の見え方。

そして、私だけの月。

月桂冠

2010-10-15

2回目、2日目

 たんたんとどうでもいいことを更新するつもりだったのですが、アレなねたを読んでしまって、もしも読まなければどんなことを書いていたか想像できなくなってしまって書く。

http://anond.hatelabo.jp/20101015191626

 最近そうなのかなと、似たようなことを考えてた。

http://anond.hatelabo.jp/20101015191817

 なるほどそうゆう見方も有りますね。

http://anond.hatelabo.jp/20101015180723

 1: 最後の娘さんの言葉が配慮というかいたわりの言葉かけだなと。

 (子供天使BOARDでどれくらいの%でこのパターンなのか。 あんまりいないようなきもするがめずらしいとは言えないかも。)

 2: おもちゃ危険なのを婉曲にやめさせようとした、というCASEでないかぎり、このような隣人が存在することは、信じる人は多くないのでは?

http://anond.hatelabo.jp/20101015190706

おもちゃについてはこうゆう配慮が必要ですね。


今日更新についての愚痴: こんなシュールなねたはいらないぞ! 次回こそ淡々更新したい!

2009-07-28

人生って穴埋めの連続・・・

めっちゃバランス悪いです、私、はい。

だから土台作るだけでも、もう大変。

しかもそれ、穴ぼこだらけだし。

ひたすら下向いて、たんたんと埋めるって、しんどい。

しかも「たんたんとルーチンワークをこなす。」は、私

プログラミングされてなかったし。そっからかよ!

先、長いよね~。

埋め終わる前に、生き埋めになって死にそうだけど、

やるしかないよね。

やりたくないことは、やらないじゃあ、進まないんだもの。

先延ばしにすりゃあ、そんだけ嫌になっちゃう度あがってく

だけだし。しかも倍々に。

まいっちんぐだ。

2009-07-07

40歳になって気が付いた、当たり前の事。

やあやあ、未来ある青年達よ、オジサンの話をちょっと聞いて欲しい。説教するつもりは無い。たんたんと事実を書く。20年前の自分に伝えたくて書いてみる。

バカみたいに当たり前の事なんだけど、20年間というのは、「1日x1ヶ月30日x1年12ヶ月x20年」という時間が流れる。別に説明されるまでも無い話だね。けど、ちょっと目先を変えてみると、1日x7200が20年間と言う事でもある。40歳になって気が付いたってのは実はこの「1日x7200が20年間」って事なんだ。

いやね、今まで吸ったタバコと飲んだ缶コーヒーってどんくらいなんだろと思ったわけさ。1日1箱300円と缶コーヒー120円、合計420円だ。x7200すると、3,024,000円という事になる。300万も健康的で無いものに費やしてきた訳だ。これは結果の話だけど、20歳の頃に40歳の頃のイメージが出来ていれば、この300万も費やすような行動はとっていなかっただろうと思う。300万でかい。ちょっとした車も買えちゃうし、マンションだの土地だのといった物を購入する際にも300万余裕があるかないかで、検討する物件やその後の生活にも多少なりとも変化の出てくる金額だ。庶民的な人間自分としてはね。

理系を自任している自分なのに、たった7200倍の計算が出来ていなかったのよ。

書いてて気付いたけど、20年間は7300だな・・・

それなりに健康に生きられれば、まだ40年は生きる。まだ14400倍の計算が出来る。20歳の人は人生が終わるまで21600倍の計算が出来るわけだ。

是非、計算してみて欲しい。計算して気が付く事があるかもしれない。未来想像出来ないかもしれないが、未来は必ずやってくる。何十年後の未来でも必ずやってくる。20歳の青年も必ず40歳になり、60、80になるのだ。

人生、若いうちは短期決戦の物事が多いように思う。ある程度の年齢になってくると長期戦になる事が多い。長期戦の準備は早いほうがいい。

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622134944

叩くよ。

いるいる。こういうママ

最近、見たのは、

「うちの子ね、(中略)だから、うちの子には、ピアノ才能があると思うの。でも、うちって、集合住宅でしょ?だからグランドピアノとか買っても、置けないじゃない?このままじゃ、せっかくの才能が、(以下、省略)どうしよう」

とか、言ってんの。

で、気付いたんだけど、これって単なる自慢だよね?

最初の「才能があると思うの。」が言いたいだけでしょ?

だって、大抵の場合、他人の家の経済力なんかどうすることもできないのって、明らかでしょ。これ、全然、相談とかじゃないよね?

しかも、前に1回だけ、

「今から、そんなに心配しなくても、、、」

とか言っちゃったらさ、もう、すごい大変。

いかにその子が才能に溢れてるかについて、力説された。たんたんと小1時間くらい。

「他の子とは違うんです」って、6回くらい言ってたし。

その代わり、

スポイルされろ」

って20回くらい、心の中で、念じてやったけど。

っていうか、このママさ、

お金がない家の子は才能があっても、それなりにしか成長しないのかなと思うと悲しくなります。

せっかくのいい素材が親の不甲斐なさで台無しになるのかなって。」

とか書いてるけど、

慶応の幼稚舎クラス幼稚園に通わしてない親は、不甲斐ないって思ってる?

子供才能台無しにしてるって思ってる?大体、台無しってなに、、、

それとも、平凡な子供には、一般の幼稚園で十分ってこと?

あーあ、なんか疲れた。

はいはい、仮想敵、仮想敵。

夕飯でも作る。

2009-06-03

デザイナーなんてこんなもんだ

友人に「デザイナーかっこいい!」なんて言われるけど、デザイナーなんて底辺だ。

いや、正確に言うと、広告制作の下請けのデザイナーこそ底辺。僕は完全にソレだ。

弊社には営業がいない。基本的には代理店からの仕事たんたんとこなすという感じ。

媒体は様々だが基本は紙。時代はwebだよ!なんて一昔前に言ってたバカもいたけど、webの単価も安いよね。

うちも安いよ、さらにバカだもん。

この仕事をやっていて、残業代なんて言葉聞きもしないし、何分広告を中心としているので、すごく景気に左右される。

新聞の記事下やチラシの枚数とか見てわかると思うけど、激減だよ。

そこで、広告費削って出す時どこのお金が削られるか。デザイン費なんて入ってるようで入ってなくなるんですね。紙の値段もあがっているし。

そのくせ、明日校正出しだから今日中に頼むだ、今夜中に頼むだ、無理難題の納期だらけ。賃金なんてそのへんのバイトより安いよw

なんでこんな仕事してるの?ってきかれたら、なんて答えればいいか悩んでしまう。辞めたい気持ちももちろんある。

一番印象深いのは、職場見学に来た厨房だ。わかったかい?きみが目指すデザイナーなんてこんなもんだよ?って教えてしまった気がする。

夢の破壊者だ。まあ、将来的にはよかったのかもしれないけど。

デザイナーなんて肩書きだけのかっこよさ。実際の生活なんてゴミ屑だよ。

2009-03-30

たんたんと

ただ、たんたんと、その日の仕事をこなしていける、

そんな能力が大事だと思う。

奇抜さじゃない。

当たり前ができる人になりたい。

2008-11-06

これから物心つく人たちへ贈る約50箇条ぐらいの”空気

誰かしらがいくら「決め付けるな」「そうとも言えない」と斜に構えたとしても、世間で”そういう空気”になってしまってることをたんたんと羅列してみます。

何か間違っているところがあれば指摘してください。

※↑「この意見は間違ってる!」というような指摘ではなく、「世間は”そういう空気”ではない」というものを指摘して欲しいという意味です。

では、はじめます。

  • 家族が欠けているより欠けていない方がよい
    • 片親より両親健在で育った方がよい
    • 1人っ子より兄弟姉妹がいた方がよい
    • 恋人はいたことがないよりいたことがあった方がよい
    • 結婚しないで人生を終えるよりした方がよい
    • 結婚せずに子供を作るより結婚してから作った方がよい
    • 離婚したことがあるよりない方がよい



  • ブサイクより美形がよい
    • 一重より二重がよい
    • 目は小さいよりパッチリしていた方がよい
    • 三白眼より黒目がちの方がよい
    • 睫毛は短いより長い方がよい
    • だんご鼻より筋の通った鼻がよい
    • 鮫肌よりもち肌がよい
    • デブよりスレンダーな方がよい
    • 短足より長い脚がよい
    • 大根足より細い脚がよい
    • 男は背が低いより背が高い方がよい
    • 短小より巨根がよい
    • ハゲよりフサフサがよい
    • 女は色黒より色白の方がよい
    • がっかりおっぱいよりロケット乳が良い
    • 乳首は濃い色より薄い色がよい
    • 乳輪は大きいより小さい方がよい
    • 非処女より処女がよい(10代) ←★今はそうでもないという意見複数(08/11/08更新)
    • 処女より非処女がよい(30代)

※これらの”空気”を前提にふるまえば、正常な方の人と思ってもらえます。

恋愛編(2008/11/07追記)

http://anond.hatelabo.jp/20081107120312

生死編(2008/11/08追記)

http://anond.hatelabo.jp/20081108002816

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