はてなキーワード: 拡張とは
実物はないのに未来に発見される可能性のために名前だけが付いている。
言葉の影響力は今この世界のみに及ぶのではないことを教えてくれる。
A面B面とはレコードからの名残である。メイン曲をA面、カップリング曲をB面と呼び、両方の曲がメインとなる場合は両A面とかダブルA面という。
そこまでは良いのだが、トリプルとなると元のレコードのイメージは完全に崩壊する(レコードに面は3つもない)。
つまり元はレコード由来の概念だったものをCDに拡張した際、面という言葉が意味を失い、抽象世界上の産物になったが故に成立した言葉なのだ。
言葉は実世界から発生するが、必ず手の届かない抽象世界へと逃げていくことを教えてくれる。
JIS規格に紛れ込んでいる、どの文献にも存在しない漢字のこと。
「彁」などが有名で、担当者のミス等で発生したと考えられているが、面白いのは今や「どの文献にも存在しない」とは言えなくなっていることだ。
つまりこの投稿のように、「幽霊文字」を解説する文章上で確実に「彁」が使われるからだ。
しかし、この「幽霊文字」という言葉そのものも、「彁」などの漢字が存在して初めて意味を持つ。互いに互いの存在を解説する以外には使われない閉じ切った関係である。
言葉は実世界から切り離され、単独で存在することすらできることを教えてくれる。
Save Our Shipの略などと言われているが、それは後付け。
実際はモールス信号の「・・・― ― ― ・・・」から来ており、SにもOにも何の意味もない。
たまたまSとOが当てはまっただけのところから意味が発生し、全世界に広まり、それが本来の意味のように言われさえするようになった。
言葉は常に偶然発生し、偶然成長することを教えてくれる。
ライトノベルとは何々である、という説明を、人類の誰も持っていない。どんな定義をしても例外が発生し、曖昧な中間が発生し、いつまでも意見が一致しない。
しかし、「このようなものがライトノベルの中核的イメージである」という共通信念を、我々はなぜか共有できている。
https://chrome.google.com/webstore/search/はてな?hl=ja&_category=extensions
ずっとFirefoxを利用してたからわからなかったけど、GoogleChromeだとはてな関連の拡張がいっぱいあるのね。
Firefoxだと純正のはてなブックマークくらいだぜ。増田関連もないし。
いま、いろいろみてるけど、あれがあると便利だとか教えてください。
https://chrome.google.com/webstore/search/はてな?hl=ja&_category=extensions
ずっとFirefoxを利用してたからわからなかったけど、GoogleChromeだとはてな関連の拡張がいっぱいあるのね。
Firefoxだと純正のはてなブックマークくらいだぜ。増田関連もないし。
いま、いろいろみてるけど、あれがあると便利だとか教えてください。
フェミニズムが社会運動なのか学問なのかって部分で、フェミニストは随分甘えがあるように思うんだよね。
社会運動家としての一貫性を追求されると、これは学問であり個人の思想や要求ではないと逃げるし、学問としての透明性や検証の担保をもとめられると社会運動家としての被害者論に逃げ込む感じ。
おそらく今現在の多くのフェミニストは、フェミニズムがなんで学問を経由しなきゃならなかったのか、そこが本当にわかってない。
フェミニズムが、暴力の次元で既存社会と戦うと負けるからなんだよ。この場合暴力っていうのは、いわゆる肉体的だったり経済的だったり権力的だったりするようなぱっと想像できる暴力だけではなく、民主主義的な、多数決の暴力によってもフェミニズムは負けちゃうんだ。なにせ、以前の社会では「女性の権利が男性より劣るのは当たり前」だったから(女性参政権、この文脈では多数決に参加できる権利ですら日本ではまだ100年たってない)。聖書にすら男性の劣化品として描かれちゃうように、古代から封建社会経由で、女性は社会的弱者だったから「それが当たり前の社会」で多数決やっても、フェミニズムは負けるし負けてきたんだよ。
そういう状況をなんとか改善するためには、(民主主義的多数決を含めた)暴力を退ける必要性があって、そのためのテコとして、社会正義や公正を味方につけた、いわばフェミニズムの理論的背景構築が必要だった。「そのための」アカデミズムだった。だから過去、多くのフェミニズム論者たちは、必死で理論化を進めてきたんだよ。「私たちの求めているのは、ただの自分たちの私利私欲で行う権利拡張要求ではなく、社会正義の実現なのです。だから私たちの言うことを暴力で押しつぶさずに、どうか耳を傾けてください」というために、理論が必要だった。
「暴力ではない力」として、自分たちの主張の公正さや社会正義をきちんとアピールして、権利のゼロサムゲームという次元では利益相反である男性サイドにさえ「公正な社会の合理的な発展のためなら」ってことで譲歩する機運を作り出すのに、長い長い時間を掛けた。
にもかかわらず、現在Webで散見されるツイフェミのみなさんは、なんだかすごく後退しているようにみえる。お気持ちドリブンで暴力上等、殴り合いよっしゃこい、多数決で社会に圧力を掛けて、キモい連中を排除しようって、それ、暴力ですやん。「そういうレイヤーの勝ち負け」にしちゃって本当に良いんすかね? それやったらフェミ負けちゃうと思うよ? ってのが最大の疑問なんだよね。キミらその勝負の分が悪いから、100年近くかけて「お互い暴力はやめて、まずは理屈で話し合いましょうよ」ってがんばってきたんじゃねえの? っていう。
アカデミズムの使い方間違いすぎでしょ。フェミにとってアカデミズムは自分たちを律することによって相手の(既存社会の)暴力を自制してもらう装置だったのに、都合のいい棍棒として利用し始めちゃったら、相手も同じ棍棒持ち出してきて袋叩きにされるよそりゃ。
どうもツイフェミのみんなは、暴力の認識が甘い気がする。「みんなが嫌だと思ってるんだから、それを拒否するのは暴力じゃない」「多数決主義は暴力じゃない」「みんなでキモい奴らを吊るし上げるのは暴力じゃない」とか思っている節がある。もっとはっきりいうと「男性が女性に不当な要求をするのは暴力だけど、私たち女性(実は女性の中のごくごく一部なんだが)がオタクを排除しようとするのは暴力じゃない」とでもいうような。いやいやそれ暴力ですから。「多数派によって少数派の意見が封殺され、隷属的立場に置かれる」って、女性が不利益を被ってきた、悲しい歴史そのものでしょ。どうしてそこ忘れちゃうんだか。
そういうセリフを言っちゃった瞬間、フェミニズムが築き上げてきた「社会正義の実現としての男女同権」ってのは吹き飛んで、今まで色々言ってきたのはただの権力闘争でした〜☆、男性殴って女性の地位を向上させたいだけでした〜☆、になっちゃうんだよ。まあ、それが真実で正しいのかもしれんけれど、それを言っちゃったら今後暴力の応酬になるし、その応酬で勝てる目算たってるかっていえば、たってないでしょうに。
何が悪いって、一連のこういう動きは、その個別の案件で勝ったり負けたりする以上に、フェミニズムが築き上げてきた信頼を損なうって話なんだよ。たかが100年で得た権利でしかないのに、どう暴れても喪われないって慢心しすぎだと思うよ。「ああ、フェミってのはただの権力闘争で、公正さも透明性も正義もないんだな」ってなったら、過去に得た女性の権利でさえ後退する可能性はあるんだよ。せっかく積み上げてきた実績なのに、目の前の感情的発散のためになげすてるのはもったいないでしょうに。平塚らいてうが泣くわ。
ふと気になったのでこの手法に適切な言葉があるなら教えて欲しい。
スマホの従量課金制ゲームにおいて、ガチャガチャもしくは新しいイベントでゲットできるキャラがどんどん追加されていく一方で、それを保管するBOXの容量に制限がある。新しいキャラは魅力的なのだけど、今持っているキャラを整理(削除)するか、BOXを拡張する(課金)しか新しいキャラを手に入れる方法がない。
ポケモンGOとかはそれの最たるものだと思う。魅力的なキャラIPが揃っている一方で、BOXを拡張する手段が圧倒的に課金する方がスムーズ。
これって名前付いてないのかな?
「私がAと思うんだから皆Aにするべき」とか
「このグループでは皆Aで揃えましょう」みたいな、差を許容しない同質化の考え方と
「私はAだけど、隣の人はBで構わない」とか、基本個人の自由で不干渉みたいな異質許容の考え方
世の中にある用語はどうにも歴史的に要らない意味が拡張されてて当てはまりづらい
どちらが良いかと言えば、正直どっちもメリット・デメリット出てくると思うんだけど
どちらをより好むかで、その人の性格が分かれる印象がある
規律・規範・ルールで縛る なのが同質化側、真面目で保守的でお硬い印象、和を大事にする、最たる例は学校や軍隊
自由で最低限のルールにするのが異質許容側、行き過ぎるとアウトロー、他人とは別の行動するタイプ
世界的には異質許容が主流なように見えてるがそうでもない
「『一部の異質なこと』を許容する」ことを同質化しようとする動きも多くて、あれは同質化側だと思ってる
これ厄介で、自分は異質許容だと思ってるようでいて、実はよりマイノリティーを許さない同質化側がいる
社会的に認められた「異質」は「許容を同質化」するが
社会的に認められていない「異質」は「排除を同質化」するタイプ
あれはやっぱり同質化
社会的に認められているかどうかってのは個人の観測になるから、ややグラデーションが存在するし、年齢によって下手すると真逆の答えを出す
だから一瞬その人がどっち側の性格なのか分かりづらくなるが、何個か話を聞いてみるとやはりどっちかに偏る
もちろん両方をバランスよく使ってる人も居ると思うんだけど、有能な経営者とか
___
我ながら説明がわかりにくい
言いたいことは「同質化タイプと、異質許容タイプの人が分かれているのでは?(名前付いてないのかな)」って主張
そして色んなラベリングをされながらお互い殴り合ってるけど、一個のルールで説明つくのではないかと
例えば
・「Bのグループは考え方Aになるべきだ」が同質化
・「Bのグループは考え方Aになるべきだ」は、同質化
に見えるけど、①が異質許容、②が同質化であるとすれば、それぞれ矛盾したことになり一貫性がない
主体が考えて決めたのか、社会のコンセンサスで決まったのか、誰かに影響されたのか、あるいはそれ以外なのか(感情的など)
もし、主体が考えて決めたのではないのであれば、「主張」はまだ成り立つのではないかと思った
例えば同性愛の話をすると
それをベースに考えれば
これを最近にすると、「同性愛は許容すべき」が社会的に主流だから
主張が逆転してるんだけど、考え方の根っこはお互い変わってないんだよ
最近は「◯◯の人たちが以前と逆のこと言ってる。彼らは本当に◯◯なのか?」みたいなことを言われるが、こういうからくりなんだと思ってる
そういう風なラベリングがされたら、話がスムーズなんじゃなかろうか
ていうか、同じ結論の中でも同質化/異質許容が混ざってると思う
どうしても「同じ結論」「同じ思想」でグループは分かれちゃうからしょうがないけど、内部でお互い仲悪い印象
__
こんな分かりづらい意見聞いてもらえて嬉しいのでもう少し書かせてくれ
差別なんかで
みたいな話がたまに出るんだが、あれの考え方もこの話に似てる
異質許容タイプってのはおそらく、世界を一貫性を持った小さいルールベースで理解したいタイプで
「差別はいけない」を「グループを作って排除する行為」と捉えている
そのため「差別するものを差別する」という行為が頭の中で矛盾してバグる
差別をもっと深掘りすれば「肌の色で差別してはいけない」「性別で差別してはいけない」みたいな社会共通認識があるが
何故それが特別化を理解できないので、異質許容タイプは受け入れられない
一方同質化側は、「差別」を特別ななにか(例外)だと脳内で定義できている
(ただ、「それは差別だ/差別じゃない」に揺れがあるのでボーダーラインで矛盾を起こす)
(どちらが良いという話ではなく、会話がぶっ壊れる理由の話)
2.同質化が嫌いで、異質許容を同質化したいタイプ(不寛容排除タイプ=寛容同質化タイプ)
3.同質化が嫌いだが、異質許容を異質許容するタイプ(関わりたくないタイプ)
それをもとに3タイプの人が嫌韓になったが、結局別々の道を辿っている
実は1は少なく、その後攻撃的になったのが2だと思う
最近の所謂フェミニストへの反発や、何か立法で制限を加えるといったときに反発するのが2だ
(これについては名前ついてそう)
よくそういう一群を指して「あいつら」とか言われるのは、思考タイプが同じだからではないだろうか
「ルール vs 定義は話が平行線になる」と言ったほうが説明しやすいかもしれない
Macbook proは中古価格が高くて2年毎とかで買い換えて行くと、安く使えるという増田を見たが。
あんまり安くなりそうもないし、拡張性もbookと似たり寄ったりのmac miniなら、store登録用でもmacbook proで良くないですかね?
ネットではこの論争を見ることがよくあるが、決着がつかない。似非フェミVS藁人形論者であることがほとんどだから。
大体アンチフェミに向かって攻撃的なのは女権拡張論、男女同権論などではなく女性優遇論か単なるミサンドリストでしかなく、藁人形論者は多くもない性犯罪の冤罪やごく一部のラディカル・フェミニストの声を拡大してることが多いので、ただの不毛な喧嘩でしかないのである。
例えばフェミニストの中では「ミソジニーは差別、ミサンドリーは差別じゃない。その理由は、女性は差別され続けてきたから」ということを主張している人がいる。これは率直に言えば、似非フェミニストの自己正当化である。そんなことを言えば男性側はいくらでも女性に差別された事例を上げ、自分たちが女性を恨むのは当たり前だということを告げるだろう。差別問題から抜け出す第一歩は「属性対属性の戦い」をやめることである。男はこうだ、女はこうだ、そう規定された時代にも良さはあるが、差別を完全になくして平等な世界を作りたいと思うならば、個人と個人の問題に縮小していくしかない。それが分からなくなると似非フェミは永遠にしょうもなミサンドリストである。
藁人形論者に関しては大体序盤に言いたいことが書かれてしまっているが、それ以上に、「まーん」だのなんだのという言葉を平気で吐くことに遠慮はないのだろうか?彼らにとっては理念があるわけではなく叩きやすい敵があればいいので、例えばはあちゅうのような分かりやすく批判しやすい対象に攻撃する。「秘められた日本の恥」もそうだ。あれには様々な説があるので決定的な言及はできないが、仮にあれがガセだとすれば、世の中のフェミニストの話や主張が全てガセになるわけでもないだろう。辞めて頂きたい。
共通しているのは、復讐を是とする論理である。「あっちがやってきたから、こっちもいいだろう。でも社会的道徳や通年に照らし合わせたら間違ってるのはあっち」
条件なしで万人向けにという話であれば、今ならjavascript一択だと思う。
(実行環境がブラウザだけで済むので)初心者が環境構築で躓くことないし、ブックマークレットや拡張/アドオン作成などで自分の日常作業の効率化とかも出来るだろうし。
はてなブックマーク - ビ・ハイアのブラック - Togetter
話題になってるけど、星海社も同じだよね。あるいは主語を出版社に拡張できるかもしれない。星海社の編集者も業務委託、定額働かせ放題。新人賞のレビューとか、読む分には面白いけど人間が定期的に居なくなっている。キビシイ。
「編集者に向いている人は?」との学生さんからの質問には「長時間労働できるタフな人」とも答えた。僕はだいたい月に約300時間、年間3500時間近く働いているけれど、月に200時間しか働かない人、つまり年間2500時間近くしか働かない人とは、10年で一万時間のひらきが生まれている。— 太田克史 (@FAUST_editor_J) 2010年1月17日
僕は、厳しい見方なようだけど長時間労働を抑制する「働き方改革」によって、日本のそれぞれの業界のトップ集団の能力は、残念ながら落ちてゆくと思っています。なので、今30台半ば〜40台半ばのトップ集団が、ずーっと会社社会のトップを走り続ける国になりそう。— 太田克史 (@FAUST_editor_J) 2017年10月9日
長時間労働のスキルは、社会人を経験して一、二年のあいだに獲得できなかったとしたら、生涯獲得できない類のスキルだと思います。幸か不幸かそれを獲得しなかった人たちは、別のやり方で仕事上の問題を解決していくべきだと思います。— 太田克史 (@FAUST_editor_J) 2018年10月13日
この記事は少し前置きが長いが読んでくれ。NY市場の歴史的株価下落により、世界的なリセッション入りは近い、多くのアナリストはそう考えている。しかし、長期金利上昇以上に問題なのが(2つは関連しているものの)失業率だ。アメリカではもう失業率は下がりそうにない。ギグエコノミーなどの構造的要因によってNAIRUが上昇している可能性がある。U-6失業率を見ると、アメリカ経済は完全雇用に近いが、以前の水準から言うに、ケインジアンは完全雇用ではないと言うだろう。原油価格は上昇しており、ギリシャ危機当時のインフレ対策としての緊縮(当時ほど過激ではないにしても、ギリシャはやりすぎたが、ベルギーなどは適切だった適度な緊縮)が必要になるかもしれない。スタグフレーション対策としてだ。中国の経済統計は悪化しており、グローバルな貯蓄バランスの不均衡によって国際通貨市場の不安定化、新興国(途上国)からのドルの逃避(アジアは比較的貯蓄率が高いためリスクは低いだろう)、構造改革の余地の減少、石油、穀物価格や株価下落に伴うコモディティへの投機により、中央銀行はスタグフレーション回避のためにさらなる引き締めが必要になるかもしれない。全世界でレジームチェンジが必要になりそうだ。具体的にはシムズ理論による財政出動(拡張的緊縮論にはシムズ理論で対抗)、投資減税(資本の利潤率低下の法則と金融緩和の代わりにリスクプレミアムに働きかける政策)、穀物投機を減らすための利上げと新興国(途上国)への一時的な融資、バイオマス燃料の規制、トービン税、中小企業の金融円滑化のための財政支出としての支援が必要だろう。また、国有化された金融機関の役員報酬の規制法も必要だ。政府は、学資ローンを買い入れるべきだ。新卒者の消費が増えないバランスシート不況を阻止するためだ。投資減税、雇用補助金によるリストラ阻止、長期的には過剰資本解消と合理化計画、(アメリカ民主党の主張するしかもインドで実験された)雇用保障制度と福祉分野での雇用創出、ワークシェアリングの柔軟な対応(所得税などの控除なども盛り込まれるかもしれない)を行い、長期的成長に配慮するコーポレート・ガバナンスの推進(ドイツ型に改革)、401kやヒラリークリントンの主張していたプロフィットシェアリングを支援する必要がある。また、国際的な穀物およびエネルギー支援の枠組み協定も必要だろう。IMFのSDRのような制度かつ現物に裏付けられたIMFの保証する国際仮想通貨ベースで現物で短期融資するのだ。インフラ投資を推進し、石油を(あまり)使わない分野での雇用創出(製造業の国際分業による世界的レベルでの石油生産性の向上)、おもに途上国への石油生産性向上のための技術支援、投資ファンドの設立、一帯一路の推進によるグローバルサプライチェーンの再編、輸送の効率化、現地雇用推進と輸送コストを抑える手段としての薄く広い国際合意に基づいた関税によってコモディティ価格上昇によるコスト・プッシュ・インフレおよびスタグフレーションを阻止できるだろう。(特にアメリカではトランプ減税の延長ともに)株式の所有構造の再分配、株式保有への課税もおそらく必要だ、金融のイノベーションと金融市場のダイナミズムを維持し、債務を持続可能性を高めるには、資産や貯蓄の不均衡の是正が必要だからだ。とくにアメリカでは、貯蓄率が低すぎる。家計のバランスシート改善と不況のクッションとしての貯蓄が必要なため、定額給付金という画期的な政策は必要である。底辺層への支給は、再分配にもなる。合理的期待形成論によれば、消費は生活必需品のみで消費を減らし貯蓄を増やす(逆に言うと、必要以上の消費が抑制されるので資源や食料価格が低下し、貧困層には良い)(有効需要の下限を管理し、スタグフレーションを防ぐにはちょうどよい)。また、貯蓄率上昇による金利低下や穀物価格上昇のリスクはトービン税や金融引締めで対応すべきであり、自営業者向けなどの金融円滑化、地方自治体の債務負担軽減のための補助金も必要だ。政府の進める生産性向上促進税制や障害者の労働参加率上昇のための支援(スウェーデンのサムハルのような)、職業訓練プログラム拡充により、生産性向上(潜在成長率上昇)で、世界的人口増とオイルピークと戦う必要がある。また、サブサハラアフリカでの農業生産性向上への国際的支援、土地なし農民などへの国際的な支援策、先進主要国はアフリカなどの農民を失業させないように、棲み分けなどで農業生産性を向上させるための各国の強み、地形や気候にあった政策を国際的協調のもと、行なうべきだ。過度の農業のグローバル化はサプライチェーンの冗長性を損なうため長期的には東日本大震災のようなサプライチェーンの分断、気候変動による凶作などによる飢饉の発生など、長期的には政治的安定性の低下(それによる経済政策の整合性低下)、グローバルな秩序の不安定化、長期的な潜在成長率の低下や、構造改革の遅れなどの問題が生じるため行うべきではない。また、牛肉などの需要抑制のための消費税の見直しや石油税についても国際協調をもって行うべきだ。ニート対策として、欧州諸国などは徴兵拒否の対価としての労働をふやし、労働供給の安定化、人手不足の解消を行うべきだ。韓国のように、中小企業に就職した場合、補助金を支給することもよい。役に立たない職業訓練をへらし、見習い雇用を支援し、正社員化による精神的安定や安定的な消費拡大を目的とした正社員化促進税制、ESOPの推進、また、雇用拡大として内部留保を減らすため法人税を大幅に増税、そして、社会保険料をかなり軽減(廃止)により中小企業の負担を減らすといったことも重要だ。また、投資減税や401k年金の推進などにより資本市場の活性化と(過度な内部留保によるゾンビ企業)淘汰も行うべきだ。間接金融と直接金融はゼロサムゲームではなく、補完し合うように政策的に金融機関再編をすすめるべきである。投資のための内部留保も課税し、資本市場により調達することを税制上促進し、投資の効率化や過剰投資抑制(不良債権抑制)、時限的な消費税、投資税の減税により、消費と投資のリバランスをすすめ、マクロ経済環境の安定化をすすめるべきである。R&D予算には競争的メカニズムを導入し、政府の研究所ではなく民間のR&D控除を推進すべきだ。特許などが会社に帰属するような改革は働き方改革(ポストフォーディズム的労働需給の柔軟化としてのフリーランス化)に逆行し、インセンティブやマクロ的な労働生産性向上に悪影響を及ぼすため、行うべきではない。教育のきめ細かな支援と、ゾンビ大学の淘汰や整理、合理化が求められる。航空宇宙産業は民営化すべきである。(予算を減らせとは言ってない)安定的な消費がなければ(消費期待)、企業経営の消極化により潜在成長率が低下するため、好ましくない。産学連携や起業家育成を推進すべきである。(社会的流動性の保全)消費税増税と保育無償化は一見矛盾するように思えるが、インフレや労働需給、国債金利(金融抑圧)、消費の安定化にともなう企業投資の安定化(そして民間委託による消費の国有化)としては一定の合理性がある。小泉進次郎の言うように、ゼロサムゲームではない(幼児教育無償化)。高齢者就労控除制度を創設し、高齢者障害等就労不能最低保証年金制度を創設し、いまある年金制度をマクロ経済スライドのアルゴリズム見直しにより、年金給付の実質抑制を図るべきである。失業手当(給付期間を延長し、給付額が段階的に減少)に職業訓練や就労インセンティブを課し、失業用貯蓄口座を創設するべきである。手厚く細かい職業訓練プログラム(生産学校など)とそれよりも強い雇用インセンティブ(見習い雇用)拡大、再就職や新卒者の就業祝い金支給、給付付き税額控除(EITC)を推進し、大学や専門学校を無償化(もしくはかなりの低料金)(予算の少なすぎるリカレント教育、いわゆる生涯学習の拡充)、社会的包摂のための協同組合などへの税優遇強化なども必要である。職業訓練はブッシュ政権で試みられたバウチャー方式がインセンティブ強化のために一般的に良いと考えられるだろう。わたしはローレンス・サマーズとおなじバブル必要論者なので、ドットフランク法廃止を支持する。わたしは完全雇用は履歴効果を阻止し、労働力を維持し、長期的な労働生産性向上と潜在成長率向上を引き起こすと信じる。また、マイナス金利や量的緩和などの金融緩和策が失業率を低下させ(賃金は下がるだろうが)、心理面の改善や消費拡大による雇用拡大、最終的には家計所得押上げに繋がると信じる。最後に
日銀は株価ターゲット政策を採用し、ETF、国債買い入れ額を増やすべきだ。貸し渋り貸し剥がし防止のため金融機関に法人税などを特例として減税(免除)し(ただし免除の条件として役員報酬の上限を法律で定める)GPIFは民間投資家と日銀や産業革新機構、預金保険機構などを株主とした機械化自動化AI開発投資ファンド(仮称)に投資し、技術革新の果実を年金の原資とする富の再分配(現役世代には保険料や消費税負担の軽減)をおこない、リスクマネー供給策とあわせて行うべきである。また、ベンチャーキャピタルの投信などに所得制限付きの税額控除を行い、持ち株政策と富の再分配、市場形成を推進すべきである。なにが言いたいかって、政府はこの内容を盛り込んだ経済緊急安定化法を成立させるべきだ。ありがとう、広めてくれ。