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はてなキーワード: エンジニアリングとは

2023-05-25

凡庸エンジニアは勢いのないスタートアップ入社したほうがいい

有望なスタートアップ入社して、事業を伸ばして、上場したい。ストックオプションを使ってお金持ちになりたい。

そんな考えはもう古い。

今アツいのは、勢いのないスタートアップ入社することだ。


勢いのないスタートアップとは、資金調達ニュース結構前に出たきりあまり露出がなく、社員数も増えていない、停滞していそうなスタートアップのことである


私は歴10ちょっとの中堅もとい中年エンジニアなのだが、エンジニアとしての実力は贔屓目に見ても中の下程度だ。

しかし、勢いのないスタートアップでは私のような凡庸人間であってもとても重宝される。


勢いのないスタートアップ経営陣は能力が高くなく、すごい社員あんまりいない。

みんなすごくないから、黙々とほどほどに仕事をしているだけで貢献を認めてもらえる。

つよつよエンジニアがすごいスピードで開発しているのを見て劣等感を感じることはないし、よくわからないエンジニアリング議論を浴びせられることもない。

なぜならここは勢いのないスタートアップから



勢いのないスタートアップ知名度がなく採用競争力も弱いため、エンジニアに対してとっても優しい。

万に一つも辞められたくないからか、ガラス細工のように扱ってくれる。

ツーブロックゴリゴリ営業がとってきたよくわからない案件に巻き込まれることはないし、上の人が勝手に引いた謎スケジュールのために残業させられることもない。

そう、ここは勢いのないスタートアップから


勢いのないスタートアップ転職してから自己肯定感が高くなり、体調も良くなった。

転職時に年収100万くらいあがったし、入社してからもなぜか50万くらいあがった。


謙遜してるだけで実はちゃんと実力があるんでしょ?」と思われてしまうかもしれないが、本当にそんなことはない。

私は今までコピペとググり力でなんか雰囲気で開発をしてきただけのエンジニアなので、本当に中の下だ。

中の下というのも言いすぎなくらいで、下の上か、下の中かもしれない。


最近少し開発スピードが早くなったと言われたが、その理由もChatGPTが登場してくれたからだ。

ChatGPTのおかげでググる時間が減り、コピペがとても捗っている。


話が横道に逸れたが、私のようななんちゃってエンジニアレベル人間にはぜひ勢いのないスタートアップへの転職を勧めたい。


ありがとう、勢いのないスタートアップ

これからもずっと勢いのないままでいてください。

2023-05-22

プロンプトエンジニアリングSEOっぽさについて

改良・改変が見込まれる外部システムへの最適化は恒常的にメンテナンスしないとバッドノウハウ化するリスクがあるので、特に進化の早い現状でそこまでコストかけたくないなーって。

まして従業員プロンプトエンジニアリング教育ちゃうと、教育コストまで恒常的に発生しちゃう

最新のAIに投げるのに適したプロンプトを生成する中間システムを作って、そこだけメンテナンスしてそこを売れば良いんかな。

2023-05-21

anond:20230521215645

もちろん、プログラミング経験がない57歳の日本人女性でもOpenAIのエンジニアになることは可能です。年齢や性別国籍関係なく、プログラミングエンジニアリングのスキルを学び、習得することは誰にでも可能です。

OpenAIエンジニアになるためには、以下のようなステップ考慮することが重要です。

1.プログラミングの基礎を学ぶ: プログラミング基本的概念言語を学ぶことから始めましょう。Pythonなどの初心者に適した言語を選ぶことが一般的です。オンライン無料コースや教材を利用することができます

2.エンジニアリングの概念を学ぶ: プログラミングだけでなく、ソフトウェアエンジニアリングの基本的概念も学びましょう。アルゴリズムデータ構造ソフトウェア設計などについての知識が役立ちます

3.プロジェクト作成する: 学んだスキル実践するために、小さなプロジェクト作成してみましょう。自分アイデアを形にすることで、より実践的な経験を積むことができます

4.オンラインコミュニティに参加する: プログラミングエンジニアリングのコミュニティに参加し、他の開発者交流することで、学びやサポートを受けることができます質問をしたり、助言を求めたりすることができます

5.関連するスキルを学ぶ: OpenAIのエンジニアになるためには、機械学習自然言語処理など、関連するスキル重要です。これらの分野について学び、実践的なプロジェクトを行うことで、知識経験を深めることができます

6の途中で止まってしまった。俺もまだまだだな。

2023-05-04

プロンプトエンジニアリングがアホ向けの指導手引き書と化している件

生成系AI向けのはずなのになあ

なんで職場のアホに指導するときの手引きに使えちゃうんだろうなあ

AIイラストで抜いてる

最近ピクシブにアップされてる、AIが生成した作品群で抜いてるんですよ。

AVだと局部が見えちゃってるのと、男優が映ってて没入できないので、グラビアアイドルIVで抜く生活をずっと続けてきた。アニメとかイラストでも没入感がなくてだめ。もう10代の頃からずっと。

それでも、性癖にビシッと合う作品なんてないものから最大公約数的な性的興奮で対処してきたわけですよ。

それが、最近AI技術進歩で、ありとあらゆる性癖に向けた、レベル解像度も高い作品が次々にアップされるようになってきたんですよね。

自分は体格のいい女性物理的にも精神的にも見下されるのが最高に興奮する性癖なんですけど、それを満たしてくれるAVIVもなかったんですよ。あったとしても、「う~んもう少しこういう女性だったらな…」とか「こういうシチュが欲しいんだよな…」みたいな些細な不満があって、まあそんなに理想作品なんて無いわけで、ある程度興奮できればよしとしてきたんです。みなさんそうですよね。

ところが、AIの出力したイラストだと、性癖ドンピシャのものゴロゴロ出てくる。しかもぱっと見リアルと見紛うような解像度リアル度だから、もう迷うことな絶頂を迎えることができるんです。

妥協した作品で抜いてしまうと、事後に「どうしてこんなもので興奮してしまったのか…」と自責の念が湧き上がってくるのに対して、性癖にぴたり合ったものだと、事後でも「いやこれは興奮するでしょ…」となって、全然落ち込まないから、気分が全然違うんですよね。まるで、パートナーとS○Xした後のような、心身ともに満たされる感覚

しかも、子どもは二人までにしようと妻と話し合っていて、二人目の子どもが2月に生まれて、その子育児真っ最中なので、言ってみたら自分生殖機能はもうあってもなくてもみたいなものなので、「精子無駄にしちゃった…」という背徳感にも襲われないのも大きいと思う。

ここまで来たら、後は自分プロンプトを書けるようになれば好みのイラストを出力できるわけだからさらにこの道を究められるかもしれない。そのためだけにPythonプロンプトエンジニアリング勉強してみようかとも思ってる。

2023-04-23

anond:20230423230135

東京は、CTO詐欺最近横行してる気がするんだけど、経営陣が技術に疎い会社ばかりを狙って技術顧問とかで入り込む奴。

技術ゼロで何ができるんだか。メルカリエンジニアリングマネージャーにそういう奴いたわ。

2023-04-19

真正から行くと拒むが隣接案件を振ってから迂回気味に攻めると普通に語るChatGPTは役者

これもプロンプトエンジニアリングなのだろうか

2023-04-18

Web企業は未経験を雇って教育すべきなのか

自分スペック

そこそこのWeb企業基本的経験しか採用しないことについて、教育コストを他に転嫁しているとか、IT業界が先細りする行為未来を潰しているみたいな言い方をされているときがある。

自分もこれについて課題意識はあって、ここ数年Web企業での採用活動と実際の業務に関わりながら、色々考えたので少しまとめてみたい。

用語

Web企業
自社で何らかのWebサービスを提供するIT企業toBtoCは問わない。規模も問わない。
経験
ソフトウェアエンジニアリングの経験が無い人。新卒・他業種から転職かは問わない。
教育
社員がその企業ソフトウェアエンジニアとして働けるよう知識をつけたり経験させたりする行為。いわゆる「案件にいきなり投入して放置」みたいなものは含まない。

自分から見たWeb企業採用の現状

ここではいゆるキャリ採用ではなく、新卒採用ポテンシャル採用の話をしていると前置きしておく。

Web企業でよく求められるスキルは以下の3つだが、これを満たすような人材はもれなく経験である

何らかの言語特にその会社で使っている言語経験
年数よりは何を作ったかを見るが、基本既に自走できるレベルの人。
コンピュータサイエンス知識
データ構造アルゴリズムTCP/IPの基礎的な知識がある。
チーム開発の経験
複数人で一つのプロダクトを開発した経験の有無。Git/GitHubを使えるという意味内包することがある。

この3つの条件とそれを満たす応募者について、この記事では以下の様に呼称する。

レベル5
全て満たす。プラスアルファ複数技能を持つ。
レベル4
全て満たす。
レベル3
3つのうち2つ満たす。
レベル2
3つのうち1つ満たす。
レベル1
いずれも満たさない。

当然レベル4以上はそう多くなく、それを求める企業では応募者のほとんどは書類選考で落とされてしまう。それでも毎年雇いたいレベルの人が来る(来てもらえるように色々やっている)ような企業ではこの採用基準を下げる意味はないため、いわゆる「経験しか採らない」と言われる状態になる。

一方で世の中はそんな人気企業ばかりではない。それらの企業ではこの基準を落とすのだろうか?自分感覚としては「一部を諦める」みたいになっていると感じる。つまり、チーム開発の経験はないとか、自社では使ってない言語経験しかないとか、コンピュータサイエンスはよく分からないなどを許容するという方式になっていそうだ。よってレベル3以上あたりを狙って、レベル2~4くらいのグラデーション採用する。

よって、本当の未経験者がWeb企業を受けるためにはまず最低レベル2、できればレベル3に到達する必要がある。そこまでしてようやく「面接に到達する資格がある」という状態であり、おそらく有名な企業では軒並み一次面接で落とされてしまう。

一方で満たしている人は本当に全部満たした上でプラスアルファが多数あるみたいな状態で、多数の有名企業内定を取って手のひらで転がして悩んでいる。

このような一部の外れ値のような人はどんどん内定を取るが最終的に選ぶのは一社なので、それ以外の企業内定辞退され辞退率が上がる。すると「それなりに合格は出しているのに人は足りない」みたいな状況になってしまう。

自分が感じていた課題

自分は応募者に基本的レベル4以上を求めている。これは教育に対して年単位で割いているほどの余裕がなく、教育を施しても難しい問題解決する能力が身につかない可能性のある人を採用段階で落とすことで「当たりを引く確率を上げる」ためである(誤解の無いように言っておくと、単に既にできる人は更に色々と(しかも早く)できるようになる可能性が高いというだけで、レベル4未満は絶対ダメとかそういう話ではない)。

今の会社では新卒であっても入社半年もすれば手取り足取り教える段階ではなく、社内で自走していけるようになっていると感じる。

これが健全でないと言われればそうであろうと思う。

コンピュータ世界は恐ろしいほどに親の資本力に左右される。レベル4以上の人は早ければ中高生の頃からコンピュータと関わりがあり(自分専用のPCがある、部活動で触る、地域習い事で……etc)、更に大学に進学して関連分野を学んでいる。これを親の資本力と関わりないと言うのは難しい。

更に地方よりも都会の方が、コミュニティの発達においても、そこに集まってくる人材レベルについても圧倒的に勝ると学生時代に感じていた。これも当然都心に住居を構える/一人暮らしさせられる親の資本力とは切っても切れない関係にあるだろう。

レベル2くらいに到達することは全くの未経験からでも十分可能である。例えばJavaJavaScript・PHPRuby……なんでもいいので一つ選んでちゃん勉強し、いくつもプロダクトを作ってみればよい。現代ではこれはPCが一台あればできる。動画講座も安価で手に入るし、大抵のことは検索すれば出てくるし、Twitterにいるエンジニアはみんな教えたがりだし、ChatGPTだってある。PC自体もそんな高価な物ではなく、中古で買えるやっすいThinkPadで十分できる。

しかレベル2~レベル4までの間の壁があまりにも高い。コンピュータサイエンスの広範な知識を身につけるには基本的大学に行くのが一番コスパが良いと思っているが、誰しもが大学に通える経済力を持つわけではない。チーム開発はやはりどこかのコミュニティに参入できないと難しい。手っ取り早いのは企業バイトで雇われることだが、これは鶏と卵問題だ。

本来ここの教育企業が担うべきではなかったか?そういう意識学生時代から漠然自分の中にあった。これをやらずに、レベル4以上しか採用しませんというのは他のどこかに教育コスト押し付けていたり、更なる格差拡大に繋がっているのではないかという後ろめたさを感じていた。

企業教育への投資

企業に入ってもまだしばらくは上記意識を引きずっていたが、最近は別の考えになってきつつある。

まず、Web企業の使う技術は割とオープンになっていることが多く、隠すインセンティブがあまりないため、企業間での教育はおそらくかなり共通化できる。企業内に囲い込んでから教育を施す意味があまりなく、入る前から知っているという人も多い(Web企業研修が知っていることばかりでつまらないと思った人も多いのでは無いか)。

これを実現する一つの手段として、入社前の広い母集団に対して何かしらの形で援助を行っていることが多い。例えば以下の様なものだ。

これらは広義の教育であると考え始めた。それらの中で企業スポンサーセッションなどを通して採用枠をアピールするし、実際それ経由で就職する人も居る。

もちろん支援企業就職しない人の方が多いが、最終的にどこかWeb企業に入ってくれるなら、これはWeb業界全体で人材教育を行っていると言えないだろうか。

次に、大変残念な現状として「学生時代から触れているのにいまいち地力が伸びていない人」とか「そもそも触れていない人」がその後ぐっと伸びるという事例はかなりレアだと感じる。つまり、未経験ですが頑張りたいです!という人を雇っても伸びず、「これくらいやっています」という人は更に伸びるという(ある意味当たり前の)現実がそこにある。

故に先に挙げた広い範囲での教育を進めていくと、選考よりも前の段階でたくさんの機会をどんどん与えていくことになり、自然と「やったがあまりうまく行かなかった人」とか「機会はあったがやらなかった人」がどんどん可視化されていく。すると選考の段階では今後も投資価値がある可能性の高い人材が自ずと絞れてしまい、経験者のみが採用されていく状態になるのではないだろうか。

自分はこういったことを考えているうちに、積極的に未経験を雇って教育するよりも、選考よりずっと前の段階から様々な教育機会を提供していく方がお互いにとって幸せなのではないだろうかと思うようになった。

学生自分の興味ある方向にスキルを伸ばしてそれがマッチする企業を選べば良いし、企業はある程度既存社員を使った教育コストを下げつつ優秀な社員を雇えるようになる。そもそも選考前の段階でエンジニアリング楽しくないなと思う人は素直に向いていないので、参入するのを辞めたほうがよい。

足りていないところ

さっき言ったような教育への投資はまだまだ経済的に豊かでない層に届きづらい現実があるように感じている。

実際に自分大学時代奨学金を探すと、地方メーカーが自社への就職を前提に出している奨学金などが多く、国から借りる以外にはあまり選択肢がなかった。

もっと広く機会を提供できると良いなと思っているし、奨学金とかは(下手な条件を付けなければ)かなりフラット教育への投資であると思うので、企業給付型奨学金実施することに対してもっと何らかのインセンティブを付けられないだろうか。

また、イベントコミュニティはどうしても都心に偏りがちで、地方では開催されなかったりWeb企業の影が薄かったりする。これも年に1回とか2回とかでいいので地方コミュニティと何かやって、細々とした縁を持てるようにしていけないだろうか。

教育に関して皆さんの企業でやっていることが何かあれば、参考にしてみたいので教えてほしい。

2023-04-12

ChatGPTに課金するか迷ってる

最初オモチャだと思ってたけどChatGPTないと仕事にならないレベルで使うやつになった

もうGoogle検索なんか公式ググるか、ツールダウンロードするときしか使わなくなったよね

ただエンジニア仕事する上で無課金のままでもそれなりに使えてるんだよな

それに200ドルって2600円ちょっとって微妙に高い

プロンプトエンジニアリングとかまだよくわからいか課金しても多分使えこなせないのが悔しい

千円なら払えるんだけどなぁ

正直司法試験受かったとかどうでもよくて、エンジニア的にどれだけ生産性があがるか知りたいんだよなぁ

うわぁめっちゃ悩む、どうしよう本当に

2023-04-11

anond:20230411175639

魔法使いが最強の魔法の杖を使うから意味があるんであって何もしてない奴がAIで加工された武器持ったところで大したことがない定期

無能AIに夢を見ている

AI高学歴無能奴隷コンピュータに置き換えるための下駄であって能力のない奴が一戦で戦うための翼ではない

音楽理論を知らないけどAIが得意な奴がショパンを書くことはない

数学を知らない奴が出力された結果から次のステップに進むこともない

一流の音楽家は当たり前のようにDTMを使えて、かつ音楽理論も知っている

薬学を知らない一流のエンジニアがどうやって結果から効果を予想しながら新薬発明するの?

からこれまで通りエンジニア仕事は縁の下のエンジニアリングでしかない

2023-03-28

普通プロジェクトマネージメントなんてできない

しんざき氏の記事を読んだ。

https://blog.tinect.jp/?p=81116

要は家庭運営は「プロジェクトであるのだから適切なプロジェクト運営を行う必要がある、という趣旨で内容については概ね同意ではあるのだが、これを実践しようとするには大きな問題がある。

普通の人は「プロジェクトマネージメント」なんてできないのだ。

はいろいろな会社の小さめのプロジェクトに参加して開発を請け負うエンジニアなのだが、まともなプロジェクト責任者に当たるのは20%もない。

ここでいう「まともな」というのは、

タスクを適切な粒度に分解できる

タスク同士の前後関係を把握してスケジュールを組める

品質コスト納期考慮とした優先度付けができる

という、プロジェクトマネージメントを行うにあたっての最低限のスキルがある人である

もちろん優秀な人が集まる大企業であれば多くの人が簡単にこなせるだろうが、私が参加するような中小企業にいるような人たちには難しいのだ。

そして社会においてはそちらの方が多数派だろう。

まり、「夫婦人生というプロジェクト」において、プロジェクトマネージメント的な方法を用いて適切な運営を行おうとしても、なかなかに難しい話なのである

そして更に大きな問題が1つある。

誰かが明確なプロジェクト責任者であるなら、モチベの管理はその人の責任ですけれど、家庭運営というプロジェクトで「主従」があるべきではない

これはその通りなのだが、人生というプロジェクトにおいて最も大変と言える子育ての初期はそうもいかない。

相対的に妻が家庭運営にかけられる時間が多く、それにより知識の差もできてしまい、結果として妻側がマネージャー、夫側が指示を受ける側、という立場にならざるを得ないのだ。

そして妻側にプロジェクトマネージメント経験がない場合に、プロジェクト崩壊へと向かってしまう。

初産の年齢でなんらかのプロジェクトマネージメント経験がある女性がどれだけいるかを考えれば、多くの家庭が機能不全に陥ってしまうのは想像に難くないだろう。


問題点をここまで挙げたが、解決する手段はもちろんある。

まずは、妻の方がマネージャーとならざるを得ない状況が大きな問題なのであるから、夫も妻と同等かそれ以上の時間を家庭運営に割けるように、育休を妻と同期間かそれ以上の期間取得すれば良いのだ。

これはとても簡単な話だ。

次に、それができたとしても若い夫婦にはそもそもプロジェクト運営は困難だ。

それを解決するにはエンジニアリングの世界からヒントを持ってこよう。

ソフトウェアエンジニア世界には「ペアプログラミング」というものがある。

ソフトウェア開発をペアになって行うのだ。一人がコードを書き、一人がナビゲーターとしてサポートする。

一見すると一人しかコードを書いていないため作業が遅くなるように思われるが、二人がそれぞれコードを書くよりも開発が早く進む場合が多い。

これはペア作業を行うことで、ミス発見やすくなる、知識を共有する時間不要となる、チームワークが向上する、といったメリットがあるからだ。

家庭運営でも同じことをすれば良い。

まずは全ての作業を一緒にやるのだ。

分担するのは全体感の把握と個別作業理解が十分にできてからで良い。

ネット書き込みを見ると「夫はこの程度のこともちゃんとできない」という愚痴をよく見る。

「こんなこともわからないのか」と責めるようなマネージメントアンチパターンではすぐに無能な夫が出来上がってしまうので、そうではなくて「一緒にやろう」と声をかけて、何度か作業を見てもらって、その後実際にやってもらって、それで何回かすれば期待する作業をやってもらえるようになるだろう。

逆に、「何か手伝うとすぐに怒る妻」には「ちゃんとやりたいからまずやり方を見せて」「今度は俺がやるから見てて」というコミュニケーションをすれば良い。

日本の多くの家庭は話し合いの場を持つということすら苦手だと思うので、この「一緒にやってみてそれから分担を考える」というプロセスは導入しやすい。

これから子供が生まれる家庭で、夫婦共にプロジェクトマネージメントプロフェッショナルでない場合は、「育休を取る」「家事ペアプロ」この2つだけはぜひ覚えておいてほしい。

2023-03-26

エンジニア理想郷(会社) はどこにあるんだろう

最近アラサーになりソフトウェアエンジニア (SWE) として正社員として働いているが、いろいろ辛くまた転職してきたくなってきた。

openworkなどで会社を漁っているが、エンジニア理想郷がどこになるのか悶々としている (もちろん人それぞれだが..)

今までの会社としては 外資IT大手メーカー の2社で、現在年収は 800 ~ 900 万ぐらい。

今はアーキテクト/ SM / Tech Lead らへんの業務をしていて、将来的には エンジニアリングマネージャー をしたいと思っている。

転職先には以下があると思うが、どれがいいんだろうか。

1) Web企業

やりたいことは一番できそうな気がしているが長期的な自分キャリアを考えたときに、平均年齢が低いことや退職金がないため不安が大きい。

また勢いはあり多くのビジネスを創出しているがどれも規模として小さいものが多いかつ、

またグローバル成功している事例がほとんどないためあまり今後も市場が成長する感じがしない。

Web企業マネジャー以上にいるのはインターネット黎明期を切り開いてきた人だが、こういう人が自分世代で生まれイメージ自分はない。

2) ベンチャー企業

自由に働けそうである会社の業績次第で職がなくなるリスクがある。

創立メンバーレベルで入らないと金銭的には結局は大きな企業で働いているのと変わらない。(SO的に)

会社ダメになった時にまた職を探さないといけず面倒。

モチベがある間に働くのはいいが、モチベがなくなったと時にどうするかをまた考えないといけない。

本当に優秀な人は引く手数多なのでいきたいベンチャー転々としているが、自分がそういった働き方ができるほど優秀だと思わない。

3) Sler企業

クライアントありきのビジネスであるためクライアントに合わせたワークバランスになることが多そう。

結局は2次委託に開発を任せてたりするのでつまらないドキュメント作成&調整業務だけをやるおじさんになる可能性が高い。

周りを見ている感じは仕事を楽しそうにやっている人が結構少ないと感じる。

ただ業界的には今後も成長する業界なので一生つまらない仕事をするのを覚悟すれば、キャリア的にはいいのかもしれない。

4) コンサル企業

目先のサラリーは良さそうであるが、ハードワークに耐えられる気がしない。

ハードワークになるかどうかも案件次第なので、数年度どうなっているかもわからないので不安材料が大きい。

転職ありきの業界で、一生自分市場価値推し量る必要があるので大変。

またDX等は結局ITがわからないおじさんを相手にすることになるので、説明・調整が多く心理的にしんどそう。

ただ生産性シビアに見られる環境ではあるので、自身スキルアップを考えると一番成長できそうではある。

5) 事業会社IT部門

最近自分の知り合いでここに行った人がちらほら出てきている。

給料体系から変えて既存組織から切り離してIT化を推進しているケースもあり、最近転職先のトレンドの一つな気がしている。

成功している例もちらほらあるが多くの場合には、IT化を進めたいが結局現場がついてきていない or 価値を見出せていないことがほとんど。

結局は人手不足プロパーでやりきれずに、子会社 or 外注と一緒に仕事しているケースが多く優秀な転職者をあまり活躍させることができていないことがちらほら。

SWEとして入っても結局上司IT知識不足であることが多く、レガシーものとの戦いに時間を使ってしまうかつ、昇格とかは生え抜きが優先されたりしていることがある。

年功序列であり雇用が安定しているため、市場価値待遇があっていない人と一緒に仕事をしないといけないためモチベの維持が難しい。

企業としての体力や福利厚生等の制度はしっかりしていることが多いので、生涯年収や安定性は一番魅力。

6) 外資IT企業

英語ができないので入り込むにはある程度の努力必要

またレイオフ等がないことはないので、ずっと働き続けることができるとは思えない。

日本外資ITに働くとなると純粋SWEではなくプリセールス / 技術サポート / カスタマーサクセスが多く、

プロダクトを作るというよりはプロダクトを導入・普及する仕事がメインになりそうで、SWEとしての市場価値が上がっていくのかが不安

また本社意識決定が絶対なケースが多く、日本のような小さいオフィス理不尽に振り回されることが多い。

7 ) フリーランス

自分の近くにフリーランスの人が少ないので何とも言えないが、案件をずっと取り続けることをしないといけないので面倒そう。

見た目の年収的にはいいかもしれないが、そこからいろいろ自分年金払ったり管理するのが面倒なイメージ

マネジメント経験できないので、自分のやりたいこととずれている。

30代ぐらいまではいいけど、40代以降は若い人に生産性で勝てるのだろうか。相当な専門性がないと厳しい気がしている。

2023-03-21

anond:20230321132049

マジレスすると、エンジニアみたいな人が全てを巻き取っていくという方向かなと思ってる。

いまだって優秀なエンジニアって下記の全部をやってる人いるよね。そういう人しか残らない可能性。

2023-03-20

anond:20230320110847

そう

プロンプトエンジニアリング技術じゃなくてAI自分の考えを正しく伝えるマネージメントスキルなんだよね

自分の考えを伝える先が人間からAIに変わっただけ

anond:20230320110202

もう死ぬまでコード書き職人ってのは無理だろうね

これからは0から新たなプロダクトを生み出せるアイデア創出能力か働き手(AIも含む)を使いこなせるマネージメントスキルがないと要らん人間またはAIと勝てるわけのない競争を強いられる人材になるだろう

AI効率的な使い方(プロンプトエンジニアリング)も言ってしまえばAIマネージメントから

プロンプトエンジニアリング」なんていう似非技術に騙されるなよ

AI指示用に何かを身に着けるというより、普通日本語の訓練として、意味が明確で筋道がとおった説明文や指示文が書けるようになったほうがいい

人間相手にも有効だし、AIモデルが変わっても使える、汎用的なスキルだよ

プロンプトエンジニアリングって要は

良い仕様書を書く手順だよな

仕様書を出す相手人間からAIに変わっただけで

これから要求要件を上手に書ける人の時代になるってことなんだろうな

そして、理想的プロンプトエンジニアリングが実現できたらAIが満点回答出せるようになるはずだからもう手足として働くプログラマはお払い箱になるんだろうな

ただ、おそらく理想的プロンプトエンジニアリングが実現しても技術に対する知識がないと良い要件は書けないだろうから、そこにプログラマの生きる道があるんだろうな

ちゃんプロンプトエンジニアリングも齧っておこう

2023-03-14

anond:20230314060049

大学で何専攻して何やってきたのか知らんがどうして誰でもできる代えの効く仕事ばかり並べてるんだ?

大学就職斡旋所じゃないんだが、在学によって得たもの人生選択肢増やさなきゃ高卒と何も変わらんよ。

罵声や叱責が怖いのなら尚更体育会系の分野には向かないが、己に甘い人間には技能職も務まらないのでITを含むエンジニアリングは一切オススメしない。

2023-03-03

増田自分卒業した「土木工学科」を見る時いつも思い出す

増田自分卒業した「土木工学科(シビルエンジニアリング)」を見る時いつも思い出す。


大学工学部さん。お宅の土木工学くんは受験者数が全く伸びません。

そう、学生に嫌われているというより、まったく人気が無いのです。大学としてとても心配です。」

工学部「それが、、、恥ずかしいことですが・・・最近では名前から土木を外し、学生人気が出るよう努力しているのですが、、、。
わたしにも、、、なにが原因なのか、、、」

学生の時から思っていた。

キャンパスに通っているとそれはたくさんの人と出会う。


しかし、真に志望して大学入学している人たちは、いったい何人いるのだろうか?

建築系は女子人気でいっぱいだ。


50人ぐらいはいるのだろうか?

100人ぐらいだろうか?

機械系は人気がある。

情報系も人気がある。

土木はちがう」

文系経済系とかはきっと何万人と受験者がいるんだろうな。

土木はちがう」

土木はきっと一生、学生に人気のある学科とはならないだろう。


なぜなら3Kイメージがしみついているのだから、、、。

キツイ仕事に就きたい学生が、いるはずがない。

建設業界で働くまで、ずっとそう思っていた。

ゼネコン土木コンサルのことを考えると背すじが伸びるのはなぜだろう。


それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。

ものをつくる」というこの仕事!


数ヶ月の工期だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。

増田は「土木業界」を見て考える!

こいつを昔のように誰からも人気のある業界にしてやる。

そう!人々の生活を支えるものづくりを行える楽しさをあばき、知らしめるため、完璧アピールをしてやろう。

2023-02-25

chatGPTが検索エンジンに取って代わるならば、プロンプトエンジニアリング?について、多少は理解していないと適切な回答を得られなくなるのだろうか...?

2023-02-24

プロンプトエンジニアリングって、絵描き向けだけじゃなくてChaptGPTなどの質問も含んでるんだな

https://github.com/dair-ai/Prompt-Engineering-Guide

プロンプトエンジニアリングガイドってのが出てたので見てたら、そうだった

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