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2021-12-11

ちょっとオシャレな店に行くことになって色々コーデとか調べたけど

結局体型が大事なんや

同じ服着てもずんぐりむっくりになってまう

2021-10-23

よぼよぼの動物を見るのが哀しい話

 近所によぼよぼの犬がいて、愛らしいのだが見ているとどんどん哀しい気持ちがふくらんでくる。

 ミックスっぽい、柴の毛並みをちょっといい加減にしたような犬だ。たぶん歳の影響で目の左右の開き方が均等になっておらず、関節とか背中とかの脂肪の付き方がむっくりした変な感じになっている。

 いかにも老犬という感じに毛がぼさぼさになっている。もしかしたら秋の生え代わりかもしれないが、生き物の季節の移り変わりに対する普遍的な戸惑いが加齢によってもっと強まってしまっている感じで、体のあちこちからよくわからない毛束がぴょんぴょん飛び出しており、本人(犬)も困っているんだかあきらめてるんだか、そもそも気づいていないのか、何やら曖昧雰囲気でめちゃくちゃ切ない。

 さっき喫茶店に行こうと思って歩いていたら、ちょうどそいつ散歩に行くために庭から出てくるところだった。

 うつむき加減に虚無っぽく砂利を見ている視線、体の周囲によぼよぼ、という字が見えるぐらいよぼよぼなのだ

 (よぼよぼだ…)と思いながら犬の横を通り過ぎて喫茶店に着くと営業時間が終わっていた。気落ちしながら来た道を戻ってきたら、あれから数分は経っているのだが、犬はまだ最初の庭から数m離れた小径でもじもじしていた。

 若いやつならたったかたったー、でもう遠くにいってしまっているだろう。

 その小径は俺の自宅に向かう通りでもあるので、再び脇を通ろうとしたら、俺に気を遣った飼い主さんが「あ、ごめんなさいね」と言うと、犬のお腹に手を回し、ぐっ、と動かして通りやすくしてくれた。

 犬の虚無の目。

 ううっ、となる。よぼよぼなのだ

 生き物はすべて歳を取る。

 この真理が人間以外の他の動物にだけ強調されて見えるのは、俺の観察がぬるいからだろうか。 

 うちの両親は高齢者と呼ばれる年齢に入ったが、運よく、いまのところ健康でいる。

 これが大病を患ったり、要介護になったりすると、近くにいる者として、世界が違って見えるのだろうか。たはむれに 母を背負いて そのあまり 軽きに泣きて 三歩歩まず。

 ただ動物場合、小さいころ想像簡単なので、それと現在の姿とのギャップが鮮烈というのも理由である気がする。

 あんなよぼよぼの犬でも、十年くらい前に激烈にエネルギッシュに駆け回っている姿は、意外と簡単イメージができる。目の前にいるこいつは一歩一歩がようやっとの完全によぼよぼなのに…。

 それに比べると、人間存在が切断されている感じがする。両親の幼い頃とかほとんどイメージできないし、なんというか、存在として連続してないんだよな。

 そういえば、カート・ヴォネガットSFに出てくるトラルファマドール星人という宇宙人は、視線が時の流れを超越しているので、人間を見ると頭が赤ちゃんでお尻が老人になったムカデのように体長の長い生き物に見えると書いてあった。

 この特殊な目で見れば、人間にもあの哀しいよぼよぼを感じるのだろうか、と思うが、「頭が赤ちゃんでお尻が老人になったムカデのように体長の長い生き物」ってもはや『彼岸島』の邪鬼じゃねえか、という感じなので、違うかもしれない。

2021-10-12

内燃機関存在しない世界ではたらくウマ娘たち

ダービー重賞だのとテレビの向こうでスポットライトを浴びるウマ娘たちが居る一方で、街にも田舎にも人知れずひっそりと暮らすウマ娘たちがあふれている。

毎日受け取る通販商品を届けてくれるのは段ボールいっぱいの荷バ車を引くウマ娘たちである

競争で鳴らしたウマ娘たちがすらっとしたスポーツマンならば、荷物を運ぶのは身長は180cmを越えて丸太のような筋肉を蓄えたプロレスラーといった体格のウマ娘だ。

毎日、健気にドスドスと轟音を立てながら荷物をもって駆け上がってくるウマ娘一見価値がある。

ときどき、荷物運びの休息中のウマ娘に小さな子供が駆け寄っておでこをナデナデする微笑ましい光景も良く見られる。彼女曰く、「仕事を頑張る私をもっと撫でてもいいんですよ」と目を細め、耳を傾けリラックスの極みとのことだ。

人間を運ぶのはバ力車(ばりきしゃ)と呼ばれる2-3人乗りの車輪のついた座席を曳くウマ娘たちである

体格はそれほど大きくないが、脚の作りがしっかりとしていて頼れるお姉さんたちである

街の中でバ力車(ばりきしゃ)の客待ちをするウマ娘たちが、暇をもてあまし相互の髪をわしゃわしゃと搔きあってるのは何とも素晴らしい光景だ。こうすると、仕事仲間との信頼関係が築けるのだとか。

距離移動の際にはこまめに休息と水分補給必要で、旅といえばバ力車(ばりきしゃ)を曳くウマ娘相談しながら行先を決める楽しみがある。

裕福な人々の中には住み込みウマ娘を雇っていて、肩車で通勤するような人も居るが初心者にはおすすめしない。

近所にいる同じく住み込みウマ娘ちょっかいを出され、驚いて転げ落ちたなどという話もある。そのウマ娘が言うには「いつもはこんな場所には居なかった」だそうだ。

田舎ウマ娘たちの多くが、田畑の手入れを生業にしている。

農家住み込みで働く彼女たちの仕事は力のいるもので、繊細な作業人間担当して分業が成り立っている。

地面を耕す重い農具を引きながら「ムリー!」と弱音を吐くウマ娘農家さんがなだめすかしているのが田舎風物詩になっている。

山間部にはずんぐりむっくりした体形で、大変愛想のよいウマ娘たちの一団がいて農家アイドルと呼ばれているらしい。

ひょいと山道も軽々と登っていくので、農作業荷物運び、それに森で切り出した丸太を運び出す作業などオールマイティ文句ひとつわず活躍しているとの噂である

数は少ないがウマ娘たちの人気の職業としては、こんなものがある。

例えば大きな体と脚力で民衆を圧倒するウマ警察や、ウマ娘というもの少年少女に啓発するPR隊などという選ばれしウマ娘けが就ける職業も知られている。

それから、もっぱら人間を肩車して野山を駆ける乗バという職業は、他のウマ娘達に「遊んでいるだけで三食飯付きの高給取り」などといわれている。だが実際は肩車しながらお客様無理難題に答えるのはストレスたまる激務のようである

2021-09-15

木曽馬という生き物がメチャクチャかわいいんだが

日本の馬って小さくてかわいい

ずんぐりむっくりしてて、丸っこくて優しい顔をしてる

どれくらい可愛いかというと、内田真礼くらいかわいい

2021-07-10

anond:20210710150637

虫と違って横に長くてずんぐりむっくりしてるからね。低スピードで横移動しかできないのも萌えポイント

2021-06-20

anond:20210620215357

私が女子校に通う高校生だった頃にクラスの端っこで漫画ばかり読んでたのがれいなちゃんだった

れいなちゃんあんまり可愛くなくてちょっと体臭があって漫画の話をふると早口で話すのにこっちのふった話題には曖昧に笑うだけだからみんななんとなく触れずにいた

その頃の私は受験合格した時のハイテンションが続いた躁状態学級委員やったりバスケ部でしごかれたりで自分で言うのもなんだけど人望があった

かられいなちゃん自分世界に取り込みたかった

まずれいなちゃんが読んでる漫画ブックオフで揃えて読んで、れいなちゃんの保健委員仕事がある時に部活の途中で足首が痛いと言って保健室に行った

本当は痛くない私の足首に湿布と包帯を巻いてくれるれいなちゃんの頭は粉チーズのようなにおいがした

れいなちゃん漫画の話をふると早口で何巻のどのシーンが最高という話を始めたので私も暗記したセリフ引用して合わせるとれいなちゃんは興奮して口の端に泡をつけながら嬉しい嬉しいと更に話し続けた

それかられいなちゃん携帯メールアドレスを交換し毎日夜にメールをするようになった

数週間でれいなちゃんは私に対し崇拝のような感情を持ち始めたが接点がほぼない校内で話しかけてくることはなかった

毎晩れいなちゃんメールに返信するのは誰も持っていない変わった植物に水を与えるような感覚だった

学年が上がり別のクラスになったれいなちゃんおかしくなりはじめた

寒い時期は黒いタイツを履いていい事になっていたが丈も買ったままの長いスカートの中にガーターベルトを履いているとれいなちゃんメールで言った

リーツは取れかけお尻部分の布がテカテカになったれいなちゃんスカートを思い出した

途中の駅に面白いお店ができたから行こうと言われたので期末考査の最終日で部活がない日に私たちは初めて一緒に帰った

そのお店はドンキホーテ系列店で天井まであってもなくてもいいような安っぽい物が積み上げられていた

れいなちゃんはそこでサイドが紐の黒い下着ストラップになっている小さな電マを買った

下着指定はないし電マもただのおもちゃなので何も言うべきではなかったのでその日は黄色ビニール袋を下げたれいなちゃんホームで別れた

そのお店に行った日を境にれいなちゃんはどんどんおかしくなっていった

むっくりしていたれいなちゃんは妙にやせて眉毛を抜いて校則ラインぎりぎりのところで十代らしからぬ饐えたエロさの方向に走った

指定ブラウスの下に着ている紫レースの豹柄タンクトップが見えていたが頭は粉チーズのにおいがするままだった

夏休み合宿で数日携帯電話を触れなかった間にれいなちゃんからメールは途絶えた

れいなちゃん学校に来なくなったのは進級ができなくなったのがきっかけだった

その理由不登校でも校則違反でもなく提出物を出さずに幾つかの科目で評定が付かなかったからだった

私立校留年も選べたがれいなちゃんは退学した

それかられいなちゃんがどうなったかはあまり知らないが退学後に来た最後メールでは縄師に弟子入りしてアゲハ蝶入墨を鎖骨に入れてAVに出たらしい

2021-05-18

ユウレイグモ

フローリングの真ん中をどうどうとでけぇユウレイグモがあるいてた

アシダカとかユウレイグモとかなんであんなにきしょいんだろうな

せめて家に出る蜘蛛タランチュラとかハエトリグモみたいにずんぐりむっくりでかわいいやつだけにしてほしい

まあ手に乗っけて外に連れ出して、生き吹きかけてどっかに飛んでいたけど

手に乗せてみたらユウレイグモも意外と平気だったな

まあでも夜中に目が覚めて顔面にあれが張り付いてたら叫ぶと思うので、やっぱり部屋の中には出現しないでほしい

2021-03-22

又三郎

風の又三郎

宮沢賢治


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

 谷川の岸に小さな学校がありました。

 教室はたった一つでしたが生徒は三年生がないだけで、あとは一年から六年までみんなありました。運動場もテニスコートのくらいでしたが、すぐうしろは栗くりの木のあるきれいな草の山でしたし、運動場のすみにはごぼごぼつめたい水を噴ふく岩穴もあったのです。

 さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光運動場いっぱいでした。黒い雪袴ゆきばかまをはいた二人の一年の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て、「ほう、おら一等だぞ。一等だぞ。」とかわるがわる叫びながら大よろこびで門をはいって来たのでしたが、ちょっと教室の中を見ますと、二人ふたりともまるでびっくりして棒立ちになり、それから顔を見合わせてぶるぶるふるえましたが、ひとりはとうとう泣き出してしまいました。というわけは、そのしんとした朝の教室なかにどこから来たのか、まるで顔も知らないおかしな赤い髪の子供がひとり、いちばん前の机にちゃんとすわっていたのです。そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。

 もひとりの子ももう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら、ちょうどそのとき川上から

「ちょうはあ かぐり ちょうはあ かぐり。」と高く叫ぶ声がして、それからまるで大きなからすのように、嘉助かすけがかばんをかかえてわらって運動場へかけて来ました。と思ったらすぐそのあとから太郎さたろうだの耕助こうすけだのどやどややってきました。

「なして泣いでら、うなかもたのが。」嘉助が泣かないこどもの肩をつかまえて言いました。するとその子もわあと泣いてしまいました。おかしいとおもってみんながあたりを見ると、教室の中にあの赤毛おかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました。

 みんなはしんとなってしまいました。だんだんみんな女の子たちも集まって来ましたが、だれもなんとも言えませんでした。

 赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て、

「何なにした。」とききました。

 みんなははじめてがやがや声をたててその教室の中の変な子を指さしました。一郎はしばらくそっちを見ていましたが、やがて鞄かばんをしっかりかかえて、さっさと窓の下へ行きました。

 みんなもすっかり元気になってついて行きました。

「だれだ、時間にならないに教室はいってるのは。」一郎は窓へはいのぼって教室の中へ顔をつき出して言いました。

「お天気のいい時教室はいってるづど先生にうんとしからえるぞ。」窓の下の耕助が言いました。

しからえでもおら知らないよ。」嘉助が言いました。

「早ぐ出はって来こ、出はって来。」一郎が言いました。けれどもそのこどもはきょろきょろ室へやの中やみんなのほうを見るばかりで、やっぱりちゃんとひざに手をおいて腰掛けにすわっていました。

 ぜんたいその形からが実におかしいのでした。変てこなねずみいろのだぶだぶの上着を着て、白い半ずぼんをはいて、それに赤い革かわの半靴はんぐつをはいていたのです。

 それに顔といったらまるで熟したりんごのよう、ことに目はまん丸でまっくろなのでした。いっこう言葉が通じないようなので一郎も全く困ってしまいました。

あいづは外国人だな。」

学校はいるのだな。」みんなはがやがやがやがや言いました。ところが五年生の嘉助がいきなり、

「ああ三年生さはいるのだ。」と叫びましたので、

「ああそうだ。」と小さいこどもらは思いましたが、一郎はだまってくびをまげました。

 変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけ、きちんと腰掛けています

 そのとき風がどうと吹いて来て教室ガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱かやや栗くりの木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもはなんだかにやっとわらってすこしうごいたようでした。

 すると嘉助がすぐ叫びました。

「ああわかった。あいつは風の又三郎またさぶろうだぞ。」

 そうだっとみんなもおもったときにわかにうしろのほうで五郎が、

「わあ、痛いぢゃあ。」と叫びました。

 みんなそっちへ振り向きますと、五郎が耕助に足のゆびをふまれて、まるでおこって耕助をなぐりつけていたのです。すると耕助もおこって、

「わあ、われ悪くてでひと撲はだいだなあ。」と言ってまた五郎をなぐろうとしました。

 五郎はまるで顔じゅう涙だらけにして耕助に組み付こうとしました。そこで一郎が間へはいって嘉助が耕助を押えてしまいました。

「わあい、けんかするなったら、先生ちゃん職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。

 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかく捕とった山雀やまがらに逃げられたように思いました。

 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山の萱かやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。

「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎いなぐなったな。」嘉助がおこって言いました。

 みんなもほんとうにそう思いました。五郎はじつに申しわけないと思って、足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼめて立ったのです。

「やっぱりあいつは風の又三郎だったな。」

二百十日で来たのだな。」

「靴くつはいでだたぞ。」

「服も着でだたぞ。」

「髪赤くておかしやづだったな。」

「ありゃありゃ、又三郎おれの机の上さ石かけ乗せでったぞ。」二年生の子が言いました。見るとその子の机の上にはきたない石かけが乗っていたのです。

「そうだ、ありゃ。あそごのガラスもぶっかしたぞ。」

「そだないでああいづあ休み前に嘉助石ぶっつけだのだな。」

「わあい。そだないであ。」と言っていたとき、これはまたなんというわけでしょう。先生玄関から出て来たのです。先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現ごんげんさまの尾おっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。

 みんなはしいんとなってしまいました。やっと一郎が「先生お早うございます。」と言いましたのでみんなもついて、

先生お早うございます。」と言っただけでした。

「みなさん。お早う。どなたも元気ですね。では並んで。」先生は呼び子をビルルと吹きました。それはすぐ谷の向こうの山へひびいてまたビルルルと低く戻もどってきました。

 すっかりやすみの前のとおりだとみんなが思いながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、一二年生は十二人、組ごとに一列に縦にならびました。

 二年は八人、一年生は四人前へならえをしてならんだのです。

 するとその間あのおかしな子は、何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして、じろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたのです。すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、丈たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。

 みんなはふりかえってじっとそれを見ていました。

 先生はまた玄関の前に戻って、

「前へならえ。」と号令をかけました。

 みんなはもう一ぺん前へならえをしてすっかり列をつくりましたが、じつはあの変な子がどういうふうにしているのか見たくて、かわるがわるそっちをふりむいたり横目でにらんだりしたのでした。するとその子ちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ出して、指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから、嘉助はなんだかせなかがかゆく、くすぐったいというふうにもじもじしていました。

「直れ。」先生がまた号令をかけました。

一年から順に前へおい。」そこで一年生はあるき出し、まもなく二年生もあるき出してみんなの前をぐるっと通って、右手下駄箱げたばこのある入り口はいって行きました。四年生があるき出すとさっきの子も嘉助のあとへついて大威張りであるいて行きました。前へ行った子もときどきふりかえって見、あとの者もじっと見ていたのです。

 まもなくみんなははきもの下駄箱げたばこに入れて教室はいって、ちょうど外へならんだときのように組ごとに一列に机にすわりました。さっきの子もすまし込んで嘉助のうしろにすわりました。ところがもう大さわぎです。

「わあ、おらの机さ石かけはいってるぞ。」

「わあ、おらの机代わってるぞ。」

「キッコ、キッコ、うな通信簿持って来たが。おら忘れで来たぢゃあ。」

「わあい、さの、木ペン借せ、木ペン借せったら。」

「わあがない。ひとの雑記帳とってって。」

 そのとき先生はいって来ましたのでみんなもさわぎながらとにかく立ちあがり、一郎がいちばんしろで、

「礼。」と言いました。

 みんなはおじぎをする間はちょっとしんとなりましたが、それからまたがやがやがやがや言いました。

「しずかに、みなさん。しずかにするのです。」先生が言いました。

「しっ、悦治えつじ、やがましったら、嘉助え、喜きっこう。わあい。」と一郎がいちばんしろからまりさわぐものを一人ずつしかりました。

 みんなはしんとなりました。

 先生が言いました。

「みなさん、長い夏のお休みおもしろかったですね。みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹たかにも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上うえの野原へ行ったりしたでしょう。けれどももうきのうで休みは終わりました。これからは第二学期で秋です。むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです。ですから、みなさんもきょうからまたいっしょにしっかり勉強しましょう。それからこのお休みの間にみなさんのお友だちが一人ふえました。それはそこにいる高田さんです。そのかたのおとうさんはこんど会社のご用で上の野原の入り口へおいでになっていられるのです。高田さんはいままでは北海道学校におられたのですが、きょうからみなさんのお友だちになるのですから、みなさんは学校勉強ときも、また栗拾くりひろいや魚さかなとりに行くときも、高田さんをさそうようにしなければなりません。わかりましたか。わかった人は手をあげてごらんなさい。」

 すぐみんなは手をあげました。その高田とよばれた子も勢いよく手をあげましたので、ちょっと先生はわらいましたが、すぐ、

「わかりましたね、ではよし。」と言いましたので、みんなは火の消えたように一ぺんに手をおろしました。

 ところが嘉助がすぐ、

先生。」といってまた手をあげました。

はい。」先生は嘉助を指さしました。

高田さん名はなんて言うべな。」

高田三郎さぶろうさんです。」

「わあ、うまい、そりゃ、やっぱり又三郎だな。」嘉助はまるで手をたたいて机の中で踊るようにしましたので、大きなほうの子どもらはどっと笑いましたが、下の子どもらは何かこわいというふうにしいんとして三郎のほうを見ていたのです。

 先生はまた言いました。

「きょうはみなさんは通信簿宿題をもってくるのでしたね。持って来た人は机の上へ出してください。私がいま集めに行きますから。」

 みんなはばたばた鞄かばんをあけたりふろしきをといたりして、通信簿宿題を机の上に出しました。そして先生一年生のほうから順にそれを集めはじめました。そのときみんなはぎょっとしました。というわけはみんなのうしろのところにいつか一人の大人おとなが立っていたのです。その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかしたはんけちをネクタイの代わりに首に巻いて、手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇あおぎながら少し笑ってみんなを見おろしていたのです。さあみんなはだんだんしいんとなって、まるで堅くなってしまいました。

 ところが先生別にその人を気にかけるふうもなく、順々に通信簿を集めて三郎の席まで行きますと、三郎は通信簿宿題帳もないかわりに両手をにぎりこぶしにして二つ机の上にのせていたのです。先生はだまってそこを通りすぎ、みんなのを集めてしまうとそれを両手でそろえながらまた教壇に戻りました。

「では宿題帳はこの次の土曜日に直して渡しまから、きょう持って来なかった人は、あしたきっと忘れないで持って来てください。それは悦治さんと勇治ゆうじさんと良作りょうさくさんとですね。ではきょうはここまでです。あしたかちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。それから四年生と六年生の人は、先生といっしょに教室のお掃除そうじをしましょう。ではここまで。」

 一郎が気をつけ、と言いみんなは一ぺんに立ちました。うしろ大人おとなも扇を下にさげて立ちました。

「礼。」先生もみんなも礼をしました。うしろ大人も軽く頭を下げました。それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが、四年生の子どもらはまだもじもじしていました。

 すると三郎はさっきのだぶだぶの白い服の人のところへ行きました。先生も教壇をおりてその人のところへ行きました。

「いやどうもご苦労さまでございます。」その大人はていねいに先生に礼をしました。

「じきみんなとお友だちになりますから。」先生も礼を返しながら言いました。

「何ぶんどうかよろしくねがいいたします。それでは。」その人はまたていねいに礼をして目で三郎に合図すると、自分玄関のほうへまわって外へ出て待っていますと、三郎はみんなの見ている中を目をりんとはってだまって昇降口から出て行って追いつき、二人は運動場を通って川下のほうへ歩いて行きました。

 運動場を出るときの子はこっちをふりむいて、じっと学校やみんなのほうをにらむようにすると、またすたすた白服の大人おとなについて歩いて行きました。

先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。

「そうです。」

「なんの用で来たべ。」

「上の野原の入り口モリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」

「どこらあだりだべな。」

「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」

モリブデン何にするべな。」

「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」

「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。

又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。

又三郎又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

「嘉助、うなも残ってらば掃除そうじしてすけろ。」一郎が言いました。

「わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。」

 嘉助は大急ぎで教室をはねだして逃げてしまいました。

 風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。

 次の日一郎はあのおかし子供が、きょうからほんとうに学校へ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早く嘉助をさそいました。ところが嘉助のほうは一郎よりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出て一郎を待っていたのでした。二人は途中もいろいろその子のことを話しながら学校へ来ました。すると運動場には小さな子供らがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのように教室の中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、教室の中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除ときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞しまになっていました。

「きのうのやつまだ来てないな。」一郎が言いました。

「うん。」嘉助も言ってそこらを見まわしました。

 一郎はそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右の腕木に行くと、そこへ腰掛けてきのう三郎の行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下の山の上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱かやが白く波立っていました。

 嘉助もやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところが二人はそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然三郎がその下手のみちから灰いろの鞄かばんを右手にかかえて走るようにして出て来たのです。

「来たぞ。」と一郎が思わず下にいる嘉助へ叫ぼうとしていますと、早くも三郎はどてをぐるっとまわって、どんどん正門をはいって来ると、

お早う。」とはっきり言いました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが、一人も返事をしたものがありませんでした。

 それは返事をしないのではなくて、みんなは先生はいつでも「お早うございます。」というように習っていたのですが、お互いに「お早う。」なんて言ったことがなかったのに三郎にそう言われても、一郎や嘉助はあんまりにわかで、また勢いがいいのでとうとう臆おくしてしまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりに、もにゃもにゃっと言ってしまったのでした。

 ところが三郎のほうはべつだんそれを苦にするふうもなく、二三歩また前へ進むとじっと立って、そのまっ黒な目でぐるっと運動場じゅうを見まわしました。そしてしばらくだれか遊ぶ相手がないかさがしているようでした。けれどもみんなきょろきょろ三郎のほうはみていても、やはり忙しそうに棒かくしをしたり三郎のほうへ行くものがありませんでした。三郎はちょっと具合が悪いようにそこにつっ立っていましたが、また運動場をもう一度見まわしました。

 それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。一郎は急いで鉄棒をはねおりて嘉助とならんで、息をこらしてそれを見ていました。

 そのうち三郎は向こうの玄関の前まで行ってしまうと、こっちへ向いてしばらく暗算をするように少し首をまげて立っていました。

 みんなはやはりきろきろそっちを見ています。三郎は少し困ったように両手をうしろへ組むと向こう側の土手のほうへ職員室の前を通って歩きだしました。

 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵ちりがあがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶びんをさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。

 すると嘉助が突然高く言いました。

「そうだ。やっぱりあい又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。」

「うん。」一郎はどうだかわからないと思いながらもだまってそっちを見ていました。三郎はそんなことにはかまわず土手のほうへやはりすたすた歩いて行きます

 そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。

お早うございます。」小さな子どもらはみんな集まりました。

お早う。」先生はちらっと運動場を見まわしてから、「ではならんで。」と言いながらビルルッと笛を吹きました。

 みんなは集まってきてきのうのとおりきちんとならびました。三郎もきのう言われた所へちゃんと立っています

 先生はお日さまがまっ正面なのですこしまぶしそうにしながら号令をだんだんかけて、とうとうみんなは昇降口から教室はいりました。そして礼がすむと先生は、

「ではみなさんきょうから勉強をはじめましょう。みなさんはちゃんとお道具をもってきましたね。では一年生(と二年生)の人はお習字のお手本と硯すずりと紙を出して、二年生と四年生の人は算術帳と雑記帳と鉛筆を出して、五年生と六年生の人は国語の本を出してください。」

 さあするとあっちでもこっちでも大さわぎがはじまりました。中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆ひらりととってしまったのです。かよは佐太郎の妹でした。するとかよは、

「うわあ、兄あいな、木ペン取とてわかんないな。」と言いながら取り返そうとしますと佐太郎が、

「わあ、こいつおれのだなあ。」と言いながら鉛筆をふところの中へ入れて、あとはシナ人がおじぎするときのように両手を袖そでへ入れて、机へぴったり胸をくっつけました。するとかよは立って来て、

「兄あいな、兄なの木ペンはきのう小屋でなくしてしまったけなあ。よこせったら。」と言いながら一生けん命とり返そうとしましたが、どうしてももう佐太郎は机にくっついた大きな蟹かに化石みたいになっているので、とうとうかよは立ったまま口を大きくまげて泣きだしそうになりました。

 すると三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていましたが、かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見ると、だまって右手に持っていた半分ばかりになった鉛筆を佐太郎の目の前の机に置きました。

 すると佐太郎はにわかに元気になって、むっくり起き上がりました。そして、

「くれる?」と三郎にききました。三郎はちょっとまごついたようでしたが覚悟したように、「うん。」と言いました。すると佐太郎はいきなりわらい出してふところの鉛筆をかよの小さな赤い手に持たせました。

 先生は向こうで一年の子の硯すずりに水をついでやったりしていましたし、嘉助は三郎の前ですから知りませんでしたが、一郎はこれをいちばんしろちゃんと見ていました。そしてまるでなんと言ったらいいかからない、変な気持ちがして歯をきりきり言わせました。

「では二年生のひとはお休みの前にならった引き算をもう一ぺん習ってみましょう。これを勘定してごらんなさい。」先生は黒板に25-12=の数式と書きました。二年生のこどもらはみんな一生

2021-03-14

男性向けと女性向けの違いがよく分からない

女装を強調する方が男性向けで女っぽい感じがあっても決して女装ではない方が女性向けって感じかしら。

キャラずんぐりむっくりの熊っぽい感じのおっさんだとリアルな人たち向けなのかしら。

2021-02-19

子持ちの友人にうんざりしている

なぜ人は子供ができると見せびらかしたくてたまらなくなるのか。

私は独身子無しのそこそこいい歳の女だが、いないからなのか上記気持ちが全く理解できない。

そもそも他人の子供に興味がない、それどころか基本的子供は嫌いである。

正直、他人の子供に興味のない人間結構いるのではないだろうか。写真を見せられてカワイイね、と毎度毎度心の底から思う人間も居ない事はないだろうけど。

そもそも子供を嫌いと言うだけですでに悪である母性がない、女性としてどうなのか。みたいな雰囲気になるので困ってしまう。

写真を見せられると「かわいい」と言わなければならない。外人天使ちゃんみたいな外見ならまだしも、似たり寄ったりな日本人の子供の顔に対して、かわいいカツアゲが起こる。

からすれば、「おう、子供見せてやったろ。可愛いって言えや。可愛いだろ?ああ?」みたいなチンピラに絡まれている気持ちにすらなる。

私も一応大人なので、全く思っていなくても「カワイイネ」くらい言える。

しかしそれが続いてくると嫌悪感が降り積もって、最近ではCM赤ちゃんが出てくるだけでイライラする。今日ママになりました☆みたいなテレビのコーナーにもイライラする。

何がこんなにイライラするかって、とにかく見せられてお腹いっぱいなんですよ。特に可愛くもないずんぐりむっくりの平凡な顔に対してか~わ~い~い~っていう事に疲れているんだ。

友達同士でオンライン飲み会をすれば子供を抱いてうろうろ。はいはいかわいいかわいい

子供ギャン泣きでも画面の前に座らせて、当然会話は泣き声によってかき消されるわけで。分からんかな、子供の泣き声ってものすごく不快なんだけど。

泣き声繋がりで久しぶりに会った友達から「うちの子の泣き声カワイイから聞いて♡」って聞かされたんだけど、もうどういう事???状態だった。いや、普通にうるせえ。

それから「こんな事あったんだよ」っていうラインスクショですら関係ない子供写真までわざと入るように送ってくる。

とにかく見せて可愛いって言われないと気が済まないのかな。

子供写真なんて年に1回くらい見せてくれりゃそれで良いんだ。逐一成長を見たいなんて思うのは両親とジジババくらいなものだろう。

ここまで書いて何となくわかった。

何がイライラするかって、何も言わず見せてきて(連れてきて)可愛いって言って(チラッチラッ)が嫌なんだ。

わざと見切れさせたり、そういう姑息な手を使ってカワイイカツアゲしてくるやつらが嫌だったのかもしれない。

かと言ってみんなで集まるときに当たり前に子供を連れてこられるのも嫌だけど。

今の世の中で一つだけ救われるとすれば、コロナ渦で人に会えないという事。

誘われても保菌してたら大変だから!とかなんとか言って会わなくていいのでちょっと精神的にも余裕がでてきた。

因みにこういう話をすると嫉妬乙、みたいな話になるんだけど、友達から鬱陶しいと思われている人のどこに嫉妬すればいんだろう。

とりあえず子持ちの友人たちとは、子供がある程度大きくなるまで距離を置いておきたい。

2020-12-15

anond:20201215123256

一応ジャンルのなかのネタツイート小説では最大手さんやし嫌いな作風ではないので困る

あいつがやるならオレはいいやって怠け心がむっくりする

2020-10-28

Twitterとかインスタで自分で塗ったネイル写真を見ると塗りが雑かどうか見てしまう。

プロ級〜それなりな仕上がりの中に下地も作らず付属ハケベタ塗りしたであろうはみ出しまくって素の爪より汚くなってる人がいて、その仕上がりで人に見せてもいいと思ってアップしたんだ、へぇ〜という一種の驚きを感じる。

あと手がむっくむくの人も気になる。

むっくむくじゃん、デブの手じゃん。

握りこんだり角度付けたりすればほっそりしてより美しく見えるのにその写り方でいいのか?

だれもそんなこと気にしてないのわかるけどこの重箱の隅をつつくような考え方が頭から抜けない。

2020-07-29

にんげんっていいなって

誰もが子供の時分から大人になってまでも疑問に思っていることについて考察してみた。

「『にんげんっていいな』って誰目線の曲なん...?」

まずこの曲に出てくる動物は2種類のみであるので、そのどちらかであると考えるのが妥当だろう。

「にんげん」か「くまの子である

にんげんっていいな」という言葉は羨望の意が表現されていると考えられるため

羨望の対象である「にんげん」の言葉とは考えにくい。よって「くまの子」の目線の歌である仮定される。

この仮定のもと、続きの歌詞考察していく。

くまの子はにんげんのするかくれんぼを見ながら「にんげんは家に帰ったらおやつごはんを用意した親が待っててくれて羨ましい」と考えている。

そして「僕も帰ろう」と"歌う"のである

おやつもなければご飯も用意されていない

ましては親が帰りを待ってもいないおうちへ、である

しかもあろうことかでんぐり返しまでするのである

あのずんぐりむっくりの体で。

いや悲しすぎるだろ。

かくれんぼ中ににんげんのうちの誰かがでんぐり返ししたんだろうなあ。

かくれんぼは難しそうだけどそれなら僕にもできるとか思ったんだろうなあ。

無理だから

起き上がれなくなるやつだから

動画を撮ったら秒でバズるからそれ。

ということで

まりにも非情な歌ということになってしまうため「くまの子目線」という説の立証は難しそうだ。


であれば「にんげん目線」の曲ということになってくる。

にんげんの子かくれんぼをしながら考えるのである

「あ、くまの子が見てやがる。かくれんぼもできないくせに見てやがる。」

あいつ、家に帰ってもおやつもないしご飯もない。帰りを待ってる親もいないんだぜ。」

「にんげんっていいだろう...?」

「さあ、帰ろう。」

「そうだ。最後に見せつけてやろう、俺の華麗なでんぐり返しをな!」

「あばよ」

と。

おそらく途中から声に出しているだろう。

くまの子に聞かせているんだろう。

人間って恐ろしい。

2020-07-26

チビずんぐりむっくりのTHE日本人体型に向いてるスポーツってあんのか?

どんなスポーツ高身長とか手脚が長いとかが有利じゃん?日本人体型不利すぎワロタですよ。

2020-07-23

ゆりやんレトリーバが好き

まり、それを意図して露出してるわけではないと思うので言いづらい。

ゆりやんレトリーバが結構好き。

丸っこくてずんぐりむっくりしてて、かなりかわいい体形だと思う。

森三中黒沢と同じタイプだな。

あくま芸人なので、化粧も髪も今の形なんだろうけど、綺麗にしたらかなり化けると思う。

甲高い声もかわいくて好き。

2020-06-24

ゲイモテて女の気持ちが分かった

ちっちゃくてずんぐりむっくケンコバみたいな見た目だから

からモテたことは一度もない

けど、ゲイからはめちゃくちゃモテ

ニューハーフ風俗普通に楽しめたから、女装ゲイもありかもみたいな雰囲気出したら

みんな必死で俺のこともてなしはじめたからな

普段からこんな扱い受けてる女は勘違いするわ

謙虚でいるとか到底無理

2020-05-11

エロゲブームソシャゲブームと変わらんよ

今の日本人にとってPCスマホであるように、

今ほどオタク市場が広くなかった当時のキモオタにとっては動画3Dもロクに動かせない

ギガ程度の容量しかないハードディスクという石板で動くwindowsという古のおーえすが入ったずんぐりむっくりした筐体がスマホの代わりだったんじゃ。

感覚としては「なんでファミコン時代ドット絵や3音BGMコマンドRPG流行ったの?」と考えると資料を探しやすいと思う。

ゲームを作る側としてはコンシューマソシャゲもこの10余年で一気に進化しすぎてかなり疲弊してるんだけど

アイディアが受けたりするわけじゃない場合リッチコンテンツじゃないと勝負にも立てないからね…

anond:20200511081541

2020-02-13

おしゃれに向かない自分が憎い


身長なのに骨の太さ、四肢の太さは平均身長の人と変わらないかずんぐりむっく

尻がでかくて肩幅もしっかり

丸顔、顔の大きさもデカ寄りの普通デコが広い

敏感肌乾燥肌化粧品かぶれ、花粉かぶれに苦しむ

丸くて小さい爪、手も子供のように短い指

外反母趾ヒールは履けば激痛

幅広、エジプト型の足のせいで選べる靴は限られる

細くて柔らかい毛、からまるし縮毛矯正効かないしアイロンしてもトリートメントしてもすぐにうねる

運動神経は昔からよくないけどせめてスタイルはなんとかしたいとジムに行っても筋肉全然つかない、ダイエット食事制限してたら生理周期おかしくなるしなぜか若白髪は増えるし貧血で倒れるし本当にしんどい、疲れた

まずいプロテインや完全食や酵素ドリンクばかりの生活がもう1年も続いてる

街中でおしゃれな女性見るのも、ショップ可愛い服やコスメを見るのも鬱だ

どんなに頑張っても私はおしゃれなあの人のようにはなれないのか

激痛を我慢してヒールを履き、かぶれる肌すらもファンデーションで隠し、食べたい物も我慢し、可愛くなるためにあらゆる我慢をしてきた気がする

もっと痛みが酷くなっていくのは分かってるのに

なぜ、あの人は爪の先から髪の先まで綺麗でいられるんだろう

同じ職場で同じ仕事をしているはずなのに、あの人と私の違いは一体何なんだ

だって華奢でスタイルが良くて好きな服をたくさん着て綺麗でいたかった

なぜこんなにつらいんだろう

つらいつらい、つらい

2019-11-23

散歩してた時に出会った犬

いい天気だったしお日様が暖かったんで散歩に出かけた。近所に少し大きい公園があるので、そこでも歩くかと。

そこの外周を犬の散歩コースにしてる人も結構いて、人懐っこい子がよく寄ってくる。さっき出会ったのがタイトルの子ジャーマンシェパード男の子と飼い主さんから聞いた。

ペットショップにもあまりいないし、今まで生で見ることが殆どなかったか増田テンションぶち上げ。賢そうでかっこいい見た目とは裏腹に、人が凄く好きで散歩ですれ違う人につい向かってしまうそうだ。

飼い主さんに触っていいですよと許可を頂き触らせてもらうことになったんだけど、飼い主さんがお座り!って言うと即座にピシッて座るの。でも目はキラキラ輝いててすっごく可愛い

触った瞬間もう幸せだった。もふもふほんともふもふ日向ぼっこが好きだそうでお日様の匂いがした。お日様の匂いがするでっかいもふもふって最高じゃん? すごく癒やされた。

たくさん触らせてもらったので飼い主さんにもわんこにもお礼を言い、幸せな気分で帰路につき今に至る。

いやあほんとでっかいわんこは良い。あんな大きい図体して甘えん坊な子や見た目通り利口な子、やんちゃな子色々いるけどやはりどの子可愛い子犬の時のずんぐりむっくりした見た目や大きい足や絵に描いたようなしょんぼり顔、どれもたまらない。

子どもの頃は大人になったら大きい犬を二匹は飼うんだ!って言ってた気がするんだけど、増田本人はまだ当分叶えられそうにないな……飼いたいな…

2019-09-05

世の中の謎設計、謎行動

クソどうでもいいことなんだけど、人に話すとウザがられるので便所落書きする。

なんか意外とブックマークされたので、書き足りなかった思いを追記する。

横断歩道デザイン

歩行者からみて横縞模様。

そこを歩いて良いというサインなら、歩行者からみて縦縞にして欲しかった。

追記

横断歩道が近くにある菱形のやつ、あれから横断歩道連想できない。

どうみても武田埋蔵金でも埋まってんのか?ってしか思えない。

正解が○で不正解が×

特に○のほうが謎。

ゼロみたいに見える。

正解が1で不正解が0かな?って思ってしまうじゃん。

正解の正の字も、TRUEのTも、○より×に似てない?

追記

ご丁寧に○は赤、×は青とかにしてくれる人いない?

赤は赤信号、青は青信号連想ちゃうから、余計に混乱する。

車のアクセルブレーキ

右足で踏み分けろとか、そりゃ間違うと思うよ。

普通に考えたら、片方が足、もう一方が手じゃないか

追記

車の運転って、もっとわかりやすく出来ると思うよ。

ハンドルだっていらないよ。

本当にハンドル必須ならマリオカート出来ないよ。

マウス

ポインタのためのデバイスがなんであんなにずんぐりむっくりしてなければならないのか?

追記

みんな、手の掌の部分でポインティングするのって違和感ないの?

黄門様じゃないんだから

被害妄想誇大妄想

全くもって不毛

自分も、周囲も鬱になる。

なぜ人類はその感情を捨てなかったのか?

かのぼ嫉妬

同じく不毛

元カレ元カノ嫉妬したところで、全く意味がない。

追記

若くて美しい身体イケメンに捧げて、今更中古で俺のところに来やがって!

とか考えてしまクズです。

生きていてごめんなさい。

ファンクションキー

ほとんどの人が使ってない。

ぶっちゃけ定型文とか登録してほしい。

大昔のPCみたいに。

追記

だって使いますけど、むしろマウス苦手でキーボード派なんで、世話になってるほうだけど、それでもやっぱあそこにボタン用意するならもうちょい別の機能持たせたほうがよくないですかね?

例えば、クリップボード12あったら便利でしょ?

例えばタスクバーにピン留めなんかより、ファンクションキーアプリを割り当てられたりしたほうが便利じゃないですかね?

今のPCスペックなら楽勝だと思うんだけど。

ヘルプヘルプになったことなんかないしさ。

2019-05-30

ダイエットがんばってみる

162cm、63kg

いわゆるずんぐりむっくりだ。

ガリガリ小学生女児だったが、初経が来てからずっとデブ人生

運良くGカップのため、巨乳にかまけて減量を怠って来た。

しかし、一度でいいから見て見たい。自分が痩せた大人でいるところ。

というわけで週3ジム筋トレジョギング、週1でホットヨガ、あすけんで食事管理している。

基礎代謝は1333kcalらしいので、なるべくそれくらいに食事を抑えてる。

一週間でとりあえず1kgは痩せた・・・

53kgまでがんばろう・・・

2019-04-22

女だけどソロキャンプしたい

真っ先に思い浮かぶのがレイプリスクってのが悲しいヨネ

夫と一緒にいって隣にテント立てて、という対応が一番いいんだろうけどね、それソロキャンじゃないし。

付き添いの男性がいないと外出できないってね、イスラムかよっていう

自分はもう若くないし、美人でもないし、スタイルずんぐりむっくり。それでもホテルの部屋のドアから侵入されかかったことがある。

あーもっとソロキャン流行らないかなあ。そんで女性専用エリアのあるソロキャンプ場ができたらなあ。たられば。

2019-01-25

BL漫画タイトルについて改

食わず嫌いはいけないと思いBLを読んでみたが、男同士で自然にちゅっちゅし始めてそっと閉じた。

怖くて読めないが変なタイトルがあったので、書かせてほしい。

タイトルと紹介文を見た感想です。見にくくてすみません文字制限かかるまで増やしたいですが無理そう。

作者の皆様方、すみません

チンクボーイズ♂アソコで魅せる狂演乱舞


股間熱き男達のシンクロナイズドスイミング、お見逃しなく!!

見逃したい。

お尻の穴からとび出る万札~カラダ完済計画


ミダラで気持ちよすぎるお尻姦済、必見です★

完済と姦済…。BL漫画ではお金はお尻の*から出るの?

ダーリンゲイ国人ビッグサイトで生撮りイイデスカ?~


ハーイ!ボクの名前はリオ!…って、WOW!!なんてキュートな子なんだ!襲いたい…NO!NO!NO!…お近づきになりたいっ!!ここで会ったがヒャクネンメ…!

リオテンションやばくない?

男が出産する島~島民2000人に襲われています


「僕は今どんな状況なんだ…?ひっ!や…やめろ!!んあああ!!」

こっちが聞きたい。

男が出産するのがブームなのか。

根暗ブサメンの俺がイケメン支配人にホられるまで


ミツルゲイ引きこもり

最初からもう分からない。勝手にホられてろ。

ノーパンチアボーイズ


「ひんっ…んぁ」「あっ…やだ!も…やっ」

こっちが嫌だ。

チクBINGO★岸和田乳首異常に感じるってよ


超敏感すぎる乳首の持ち主のヤンキーが、子どもの頃安藤とやったチクビンゴのせいで…。

チクビンゴ流行るかも。

なぜ西条は俺のパンツオナニーをしていたのか?


日比谷一吾(ひびやいちご)は可愛い名前に似合わずゴリラ顔。ゴリラ男とイケメンの純情青春ラブコメディー!

表紙がいちごパンツ穿いた男だった。拡大して確認してしまった自分が憎い。

イカン♂チカン変態だらけの満員電車


満員電車痴漢あい、嫌なのに体が疼いてしまう…。

かに痴漢はいかん。

しろバージン、だ~れだ♂男子寮下克上


「知ってるか?男同士はココを使うんだよ…」「あ…ッ先輩…!こんなのダメです…ッ」

何も突っ込めなくなってきた。

チン撃!巨コンリーマン


「はぁっあぁ…ん! あぁん! ハンコはココに…!」
「お前…いいモノもってるな…?」

そんなにいいハンコが何か分からないが、シャチハタではなさそう。

仏像チン棒♂


奇想天外ストーリー豆知識満載の仏道SEXは必見!

バチがあたりそう。

後輩の顔がチ●コにしか見えなくてヤバいッ!


後輩の顔がチ●コに見えてしまう原因を探り、チ●コから解放されようとするが…。

説明文が入ってこない。とりあえず、笑撃の問題作!と書いてあったのは信じる。

彼がゾンビになりまして


死んだ恋人を蘇らせることに成功するのだが、なんと…?

ツレがうつになりまして…?

パパもムスコもむっくむく!~漢だらけの子育てダイアリー


死んだ母を溺愛していたはずのイケメン義父。そう思っていたのに、母さんの身代わりにされている…!?

むっくむく!じゃねえよ。

絶頂ケツクラッシャー戦国的ヒメハジメ


電化製品などをすべて破壊してしまう"クラッシャー"体質の服部。ある日同じ体質の村瀬と出会うが、なんと彼には…!?

痔じゃないの?

世界をピュッと股にかけた男


主人公射精するたびにテレポートしてしまう異常体質の持ち主。

色々な意味ですごい。

突然、プランターからイケメンが生えてきたんだが。


ベランダ野菜や花を栽培していたある日、プランター全裸イケメンが生えていた!!

○内○真似のイケメン出てこないかな。ミミズしか無理か。

スカートの中はソーセージ


女装したら無理矢理拉致され、オネェなメイクさんがハァハァ言いながらにじり寄ってきた。

お腹減ってたのかな?

極道アナ道~フンドシから覗く可憐な菊門~


ヤクザの車におカマを掘った…。今度掘られるのは俺…!? 

ふんどしプレイが必見らしいです。

イケメン坊主~恋して昇天ナンイダ


ゲイ専門の駆け込み寺が存在するらしい」…寺から出てきたのは黒髪の超イケメン住職!! でも何故か全裸!!

サブタイトルが好きです。

極上☆雄っぱいで もみもみパーリナイ!!


サラリーマンが酔っぱらって夜の街を歩いていると、客引きに「巨乳のいい子いますよ♪」と勧誘される。

こんな店あるんですか?

おしおき戦隊ピンクのお尻は時給1,104円!?


俺の名前吉備桃太郎(きび ももたろう)。地球平和より、俺の貞操を守りたいわ!だってオトコノコだもん★

時給、いいおしりが響きました。

コスってスクラッちん♂


コスると恋人ができるスクラッチカード」を手に入れる。次々とイケメンがやってくるが、このカードどこかおかしい…!

正直ちょっと羨ましい。タイトル百点。

イクメンぬるぬる男子♂その時触手が動いた


「育ててみない?」と憧れの先輩に誘われたのは、なんと触手生物実験体になることだった!!

かに歴史が動きそう。

おゝ宝ズカ過激団♂美しきオスジェンヌの喘ぎ声


「Oh!…僕のエトワール~…Ohhhh!」「先輩…あぁぁぁ!」ひょんなことから廃部寸前の演劇部通称「ズカ部」に入部することになった。

Ohhhh!クレイジー

アツアツ☆夜の玉ころがし~憧れの幼なじみたこ焼き屋


そんなにアツい玉をクチに入れたら俺…我慢できないよぉ…!!

たこ焼きだった。

はちべえが主人公


現代版の新・世直し一行の活躍をご覧ください!印籠のカタチは必見です!

幼少期に、黄門様が肛門様だと勘違いしていたのをいただいたコメントを見て思い出しました。

未知とのSO GOOD!~AV男優エイリアンを拾う~


エロ宇宙人はアソコに興味津々! 隙あらば股間へ忍び寄ろうとする! 新感覚未知との遭遇

じわじわくるタイトル

催眠フィスト上司のアソコがオン・ザ・デスク


もう我慢できない! ミダラな2人が快楽の裏ステージに溺れていく…。

オンザデスクに負けました。悔しいです。

極道BOYS♂ZENGIなきピュッピュ


ヤクザに恋をしたオレは、愛の任侠道を突き進む!!

何か間違ってませんか。

変するペンギン


ペンギンのみなとくんは、なんとしてでも飼育係の渋川さんと交尾がしたいので神様の力で人間に化けた★

恋だと思ったら変だったーー。

カリスマ美容師。時々、ド変態。~シモの毛を剃りたがる男~

イケメンカリスマ美容師は、今日も街で獲物を狙う。髪を切るかと思いきやアソコをまさぐりコレクションGET。そんな彼の前に現れた宝石の原石とは・・・?!

訳がわからない。寒いいかな。

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