誰もが子供の時分から大人になってまでも疑問に思っていることについて考察してみた。
まずこの曲に出てくる動物は2種類のみであるので、そのどちらかであると考えるのが妥当だろう。
「にんげんっていいな」という言葉は羨望の意が表現されていると考えられるため
羨望の対象である「にんげん」の言葉とは考えにくい。よって「くまの子」の目線の歌であると仮定される。
くまの子はにんげんのするかくれんぼを見ながら「にんげんは家に帰ったらおやつにごはんを用意した親が待っててくれて羨ましい」と考えている。
そして「僕も帰ろう」と"歌う"のである。
ましては親が帰りを待ってもいないおうちへ、である。
いや悲しすぎるだろ。
かくれんぼ中ににんげんのうちの誰かがでんぐり返ししたんだろうなあ。
かくれんぼは難しそうだけどそれなら僕にもできるとか思ったんだろうなあ。
無理だから。
起き上がれなくなるやつだから。
ということで
あまりにも非情な歌ということになってしまうため「くまの子の目線」という説の立証は難しそうだ。
であれば「にんげん目線」の曲ということになってくる。
「あ、くまの子が見てやがる。かくれんぼもできないくせに見てやがる。」
「あいつ、家に帰ってもおやつもないしご飯もない。帰りを待ってる親もいないんだぜ。」
「にんげんっていいだろう...?」
「さあ、帰ろう。」
「そうだ。最後に見せつけてやろう、俺の華麗なでんぐり返しをな!」
「あばよ」
と。
おそらく途中から声に出しているだろう。
くまの子に聞かせているんだろう。
人間って恐ろしい。
見覚えあるなあ 変な考察だな