はてなキーワード: iCとは
それなりに真面目に考えてくれてるようで、こういうことを言うのは本当に申し訳ないんだが、
人権侵害と法律違反にフォーカスしたところで、問題の99.9%は今の課題とは関係がないんだ。
映像作品における「性的なシーンの撮影において、人権侵害とは言えないが問題がある」というシチュエーションについてもっと具体事例を知ってほしい。
先行事例であり、個人の人権を尊重する意識が日本よりずっと強いアメリカで、なぜ弁護士がそういった役割を担えずにICという職種が生まれたのか、
俺が前提知識を勉強しろ、と言っているのはそういうことなんだ。
俺に限らず業界の人間が、弁護士やその他エージェント的役割がICの代わりを果たせないかと一度でも検討したことがないとでも思ってるのか?
申し訳ないが、お前との話はこれで終わりだ。
俺はお前が思ってるほど馬鹿ではないし、
それが目的が分かってないって事なんだよ。
違うでしょ。
役割がたくさんあるのは分かっているよ。
でも今早急に人権侵害を排除する必要があるんだからICが担う役割のうちの一つである人権侵害の排除という役割を担える人間(他の役割は担えなくとも)をまずは用意すればと言っているだけ。
その人間が映像業界の知識が足りなく交渉が手間になったり、映像プランの変更を余儀なくされるかもしれないが人権侵害の排除に比べたら仕方の無いことでは?
---
別に煽っているつもりは無い。
ICが用意できなくても代わりに第三者の立場として弁護士やカウンセラーに間に入ってもらいそれを広報するだけで世間はちゃんと考えているんだなとなると思うよ。
本気でICの人数を増やしたいのなら必要とする立場である映像業界がICを雇用する組織を立ち上げるぐらいはすればいいのにとは思う。
元増田だが、
CMやプロモーションで行われているような、アカデミックな立場の人間の監修は、
ほぼ単純な原稿チェックに近いことなので現場を知らなくても成立するんだ。
しかし、映画やドラマのような芸術的な側面を持った映像作品における性的なシーンの撮影 の双方合意に至るために、
単純なアカデミシャンや法曹の人間が役割を果たすのは難しそうなのはわかるだろ?
だから俺にはたった今ICが足りないことを解決するためのアイデアはないんだ。
●
元増田だが、お前こそインティマシーコーディネーターという職種が誕生した経緯をちゃんと勉強してから煽りに来てくれ。
それか、普通のパワーハラスメントの構造を勉強するでもいいけどさ。
「俳優側が拒否の意志を示すこと自体の難しさ」については弁護士のような立場では無力なんだわ。
さらには、俳優と製作側の双方合意のグラデーションの幅の中には法的な観点では捉えられない多くの論点と双方の利害関係があるのよ。
法律とか人権の観点から整理すればできるでしょ、みたいな杓子定規な話じゃないからこそ
ICがいることをまずわかってくれな。
元増田だが、
>インティマシーコーディネーター(以下IC)しか出来ないことなんですか?
さすがにこんなレベルのことを聞いてるような、前提の知識がそもそも全然足りてないんで、
インティマシーコーディネーター(以下IC)しか出来ないことなんですか?
ICがいれば撮影側の意思が伝わりやすいのかもしれないが人権侵害をなくすことを優先とするのなら第三者として弁護士に入ってもらうとか他にも方法があるでしょ。
ICの人数が少ないから無理ってただの言い訳じゃないんですか?
何も知らない第三者に入ってほしくないだけなんでしょ?
今までのやり方では人権侵害が排除できなかったから第三者的立場の人を入れる必要があるって話なのに。
こんな言い訳をしているようではやっぱり撮影側の人権意識って低いんだなとしか思えないですね。
真剣に考えているのならICは無理でも代わりとなる案を用意せずに撮影してはいけないんです。
まさか「私たちで十分に気をつけます」が代替案だとか言わないよね?
今までも気をつけてたんでしょ?
それでも人権侵害が起こっていたんですよね?
現状で人権侵害を排除できていないのにそのまま続けますってのは人権侵害起こるかもしれないけど仕方が無いよねって事ですから。
悪気が無いんだで許される話ではないと思いますがね。
社会学部か人文学部でジェンダー学を修めた博士号取得者を集中的に映画業界で雇えないだろうか。
人文系の博士人材は、既に企業がCMやプロモーション活動の倫理チェックで活用しているが、このたびは性の問題に揺れる映画業界でも雇用を推進する時期に来ている。
ICが必要となるのは女性だけじゃなくて男性にもあてはまるからな…。(自分の上半身を晒すだけでも抵抗感あるとか)ほんと2人だけでは圧倒的に足りないのに、国内の育成機関がないから生まれない生まれない。アメリカ行って学ぶしかないのに需要だけが高まってるしICを入れて当たり前の現場にするにはまじで人が足りないのに国内の育成環境がない詰み。
あの内容でICを入れないと言う判断がもう完全にありえなくて、それだけであの映画は駄作。俳優さん達は完全に心に傷を負っただけで何もいいことがなかった映画として経歴に傷になるのはかわいそうだけどそう言うふうに作られた映画を認めるわけには行かない。レイプシーンでは予告せずに本当にいきなりレイプしましたみたいな映画。クソofクソ
そう言う判断するってことは監督もプロデューサーも原作読んでないだろ。だから「快楽に溺れて」みたいな、わけのわからん解釈になるんだ。読んでたならそれはそれで救いようがない
つーか長い。
ググった結果、とりあえずガンダムSEEDが関係ないって事は分かった。
大雑把にはエッチなシーンが含まれる映画やドラマを撮影する際に、俳優と制作陣の間に入るフィルター的なお仕事って理解でいいんじゃろか。
こういうお仕事って今みたいに人数も少なくてまだまだマイナーなお仕事ってうちはいいけど、世間的に認められて一定以上の権威を持ったらICの人が賄賂貰ったり要求したりってケースもでてくるのかなぁ。
その辺の対策って考えられてるのだろうか。
ギャラが高いからって、決まってるスケジュール反故にして作品乗り換えたりしたら
そんな信用できないやつは、あっという間に仕事がなくなってしまうのよ。
ICもそれは同じ。
言ってることが的外れなのよね。
ICが2人しかいないならそいつを引っ張って来れるだけの予算をつけることで
そんなに儲かるならやろうって人が増えて行って適切な値段になっていくわけ
性的なシーンを演じる俳優にIC(相当)の人が必要かどうかを確認
→必要なら、元増田のような事情から資格持ちのICは難しいと説明。俳優が信頼がある&スケジュールが取りやすい人にIC的な役割をしてもらう
という感じかなぁ。多分、一番の問題は「制作側が(画作り、スケジュールなどの理由から)撮影優先で客観的視点になれず、結果として俳優が望んでいない性的シーンを演じる」というのが問題だと思うので、撮影に無関係な第3者に代理してもらえばいい気がした。
【追記 07.06.01:30】
一応書いておくが「ICを入れない方法を考えた」という発言をした監督を俺は全く擁護していない。
あのテーマの原作を撮っておきながら、どうしてあんなに無神経な発言ができるのか。
【追記以上】
みんな今知りたい話題だろ?
そしてインティマシーコーディネーターの起用の有無について意見ができるぐらいの立場の職種だ。
俺は日々、撮影現場でありその準備であったりと「作品」の制作に関わり、また他の現場の話題も常日頃耳にしている。
そんな俺が、「今、日本におけるインティマシーコーディネーターはどう受け入れられているか」を皆に共有する。
まず大前提として、
インティマシーコーディネーター(以下IC)という職業ができたことを疎んでいるスタッフはほとんどいない、
ということをまずは明らかにしておきたい。
「ICなんて不要だ!」なんてことをハッキリ言うような人間は、
ICという概念が日本に紹介されてからのここ数年間で、俺はまだ一度も見たことがない。
もしかしたら昭和時代の頑固オヤジスタッフとかはどこかで言ってるのかもしれないが、
TV曲や配信で流れるような作品の制作においては、制作過程においてもそれなりに常識が求められるし、
どのスタッフも、世間の空気感への感度はある程度はちゃんとあるのだ。
脚本〜撮影準備のどこかの段階で、一度は一応、誰かが話題には出す。
(プロデューサーか監督か、助監督か、事務所の人間か、キャスティングあたり)
と。
そして、今の時点では、だいたいの場合の応答はこうなる。
「そうですねえ・・・・以前、同じようなシーンがあった作品では、インティマシーいなかったですが特に問題が起きたことはないです」
「そうですねえ・・・・・インティマシーの人を入れると、撮影がインティマシーの人のスケジュール合わせになっちゃって進行がハマらないんですよねえ・・・・」
そう、ほとんど場合はいなくても具体的に表立って問題が起こったことはほぼない。
(ただし、俳優が気づかれないように我慢している可能性についてはもちろんあると思う。)
日々、たくさんの映画・ドラマがつくられるなかで、たったの2人。
ドラマ制作陣がTVerでのランキングを重視するようになってから、サムネイルでのインパクト争いになっている面もあって、
(よければTVerのドラマランキングを一度のぞいて見てくれ)
ドラマのテーマは不倫、セックスレス、など性にまつわるテーマはむしろ多くなっているのだが、
インティマシーコーディネーターは、たったの2人。
現状で、インティマシーコーディネーターの方々は精力的に活動されているが、
それでも制作される作品の数に比べれば、圧倒的に数が足りないのである。
そうするとどうなるのか?
撮影がインティマシーコーディネーター合わせにせざるをえなくなるのである。
通常、日本において、作品の撮影スケジュールは、忙しい俳優のスケジュールに合わせてつくられる。
そして全てのスタッフが、そのスケジュールに合わせるのが当然、これは監督でも同様である。
そして、だいたいは予算不足なので、撮影期間はギリギリ撮りきれる最低限の日数だけ確保される。
そんな状況で、一職種のスタッフのスケジュール合わせでスケジュールを切る、
誤解しないでほしいのだが、これは、決してICを軽視しているわけではない。
撮影候補期間は、どのスタッフも全部スケジュールをガラガラにあけて作品に参加し、
俳優のスケジュールを軸にして最も効率の良い撮影スケジュールを、チーフ助監督が組み立てるのが普通の日本の現場において、
撮影に必ず立ち会うべきスタッフのスケジュールがそもそも全然空いてない、
そんなことは当然、我々スタッフこそ毎日身に沁みて思っていることであり、
しかし、現実に、たった今取り組んでいる作品の納品は差し迫っていて、
となると、どうしても、どの作品もICの起用に対して消極的になっていってしまうのである。
それで、どの組でも
「まあ、今回はICは入らないということで、私達で充分に気をつけてやりましょう」
みたいな会話がかわされ、ICの入らない性的なシーンのある作品が今日もつくられていくことになる。
誰も悪気がない。
みな、なんとなく「このままでは駄目だよな」と思っている。
そうこうしてるうちに撮影期間が終わる。
問題が起きなかったのでなんとなく考えるのをやめる。
ということを繰り返しているのである。
俺はこういった状況は誰も悪気がないとは思っているが、
擁護もできないと思っている。
どうすれば人数が増えるのかのアイデアは俺にはない。
●