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はてなキーワード: 進学校とは

2014-09-13

内と外

「私には自分がないのです。自分が何をしてよいかがわからない。いや、もっと根本的なこと、ようするに自分が何が好きで、何がしたくてといった基本的な欲求ですらわからないのです。」

「そのわりには、君はちゃんと大学にかよっているし、留年もしていない。もっと言えば現役で合格もしているし、しかも第一志望だ。今年は大学院受験で、今いる大学よりもレベルが上と言われているところにも合格している。周りの大人たちもさぞ喜んでいることだろう。それなのに未だそんなことを言っているのかい?」

「そういうことではないのです。私は、世間一般が求めることに対して答えることは苦手ではないのです。例えば、数学二次方程式があったとして、二次方程式の解が必ず-1から2の間に収まるように、係数の範囲を答えなさいと言われれば、必死チャート式なり教科書なりを読んで理解して、演習問題を解き、テストで答えることが出来るようにすることは割合出来てしまうのです。もっと言えば、こと数学に限らずに、この問題ができれば、周りとの相対評価を行えることに関しては、やる気が出るのです。

要するに、世間一般で評価されることがそのまま自分の中で評価されることになってしま人間なのです。ですから、周りとの評価が出来ないこととか、評価の指標が簡単ではないものに対しては、価値を見出すことが出来ない。だから僕はテストが好きなのです。あれはだって高い点数を取ったほうが合格するという単純かつ社会的評価も点数が高いほうが獲得するとても簡単なものでしょう?

でも実際の世の中で価値が有るのはそんな単純なものだけではないことに、たとえば美しい旋律を奏でる能力であったり、読む人を魅了させる不思議文章を綴れる能力であったり、評価の軸はいくらでもある。それに気づいてしまった。いや気づくのが悪いとは言いません、むしろ遅すぎるぐらいなのですが、あまりにも自分の周りの環境が、社会的評価の高い人間価値を得る世界であったので、そのことに対してあまりにも無自覚だったのです。それに絶望しました。ああ僕はなんて狭い箱庭の中で、それなりに必死に頑張っていたのだろうと、虚しくなるのです。」

「確かに君の学校はいわゆる進学校とよばるやつだな。教員ほとんどが学生受験マシーンに育てるための最短ルート勉強を教える。そのために学問の深さであったり、本来悩まなければならないところを、テクニックによって誤魔化し通過させることしか考えていない。」

「そうなのです。ですから、私も勉強というもの殆どやってきたように思えません。やったのは受験で良い点を取る方法です。数学が得意ということになっていましたが、やっていたのは数学ではなく唯の算数です。何も自分で生み出しては居ません。すべては周りから与えられた情報を飲み込んで吐き出す。そういうマシーンなのです。

そんなマシーンが大学に入って出会ったのは”自分の好きなことをやるべきである”という思想でした。現代人は、生まれつきの素養で将来が決まってしまうことを嫌います。すべての人類平等だ、皆好きなことをする権利があるとのたまいます。確かにそれは理想だ、素晴らしいことだ。でも、現実はそうではありません。日本に生まれていなければ私もここまでのうのうと睡眠と惰性の生をむさぼることは出来なかったことでしょうし、日本に生まれていたって家庭環境や生まれ年代が違えば、同じことは出来ません。要するに私は運が良かっただけなのです。そして、自由生活する権利があるとのたまう人たちも恐らくは恵まれているのです。だって現代だってまれていなければ、自由生活なんて出来ない。当たり前です。自由に暮らせるからといって皆海外留学にいけますか?バイト代大学に通う大学生に、国内自転車旅行する余裕がありますか?全ては欺瞞なのです。エゴです。あゝ気持ちが悪い。

要するに、私は好きなことをスべきと言われて戸惑ってしまったのです。先ほど並べた御託もただの屁理屈です。後付け設定です。自分に中身が無いことを必死カバーしようとしているだけなのです。だって自分は恵まれています大学院を移ることも許可されています私立高校に通うことも許されました。塾にだって予備校だって通わせてもらいました。だったらその自由行使すべきなのです。でも出来ない。何をしてよいかがわからないからです。ああぼくは何をすれば良いのでしょうか。」

「難儀な人だなぁ、そんなに言うのなら、最近流行りのというともう時代遅れかも知れないが、自分探しとやらをしてみてはどうだい?」

自分探し?自分を探す?そんな20年以上生きてきて見つからないと言っているものがホイホイ見つかるとでも本気で思っているのですか?

自分が産まれてきた理由などというもの存在し得ないことぐらいは理解できています問題はそこではないのです。自分が産まれたからにはやってみたいと思えることが合ってしかるべきでしょう、普通は。それがないから困っているのです。しかもそれを考えようにも、僕の中にあるのは僕の外側をちょうどひっくり返したようなものなのです。要するに、僕の外側も内側も、どっちも他人なのです。僕はどこに行ってしまったのでしょう。」

「気持ちが悪い」

2014-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20140829010603

一人暮らししてまで進学校にいくことにどれだけの意味があるのか分からないが、

周りが勉強するならその子勉強するんじゃないかな。

まり場になることの方が心配かな。

高校生一人暮らしって虐待かどうか

田舎に住んでる現在中学三年の親戚(男)がめざまし勉強出来る子らしいんだけど、その通学圏にはいわゆる進学校はない。

なんで春から都内進学校に通うために一人暮らしするらしい。という話を親から大まじめにされてびっくりした。

高校生一人暮らし

それって真面目に暮らせるとおもっているのか?

どんなに賢い子だって、そんな歳で親元を離れて勉強になんて身が入るのか?

あっと言う間にネット三昧、ゲーム三昧、漫画三昧、夜更かし三昧じゃないのか・・・

正気とは思えない。でも三年後どうなってるのか楽しみだ。秀才高校生男子一人暮らしでどう育つものか。

2014-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20140822171053

そりゃ最初から嫌がってるのに無理やりマネージャーにして強制労働ってのは流石に無いだろうけど

勧誘されて軽い気持ちでマネージャーになってみたらかなりの負担で、勉強が疎かになるから辞めたいのに

同調圧力で辞めさせて貰えない、ってのはリアリティあるよ。

まあ実際はこのケースだと本気で本人が嫌がってたら親が出て来て辞めさせるだろう、とか

本当に成績が良ければ教師が辞めさせる方向に動くだろう(進学校の教師は進学実績が何より大事だし)、と思うけど

本人だけなら辞めたいのに辞められない状況に追いやられるってのは普通にありがちかと。

2014-08-21

はてな戦隊テキストファイブ&ゲンロンジャー

 

http://anond.hatelabo.jp/20140817161450

真似して書いてみた。

 

 

テキストファイブ

 

テキレッド 加呂瀬(id:karose

ブロガーというよりはブクマカ。

オンオフわず、おいしい場所にめざとく顔を出して存在感を示す一方、

目の付け所を少し捻っただけで内容ゼロなこけおどしコメントしかさない。

文化人失言炎上した際には、問題の核心への言及を避けつつ

斜に構えたコメントを出して、その文化人マウントしようとする。

はるか以前から「何者か」としてはてなで一目置かれているが、

実際に何者なのかを説明できる人が誰もいないという謎めいた人物。

 

 

テキブルー 転調(id:mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2)

テキストサイト界隈の流れをくむ雑記ブロガー

ありきたりな自意識価値観、精度の低い論考しか書けない上に、

些細な誤解すら恐れて思考の過程を細大漏らさず説明してしまうので、

文章無駄に膨らみ、要点が見えづらい。

平易な内容で知的刺激に乏しい一方、自虐ネタ下ネタでフックを作る

典型的凡才芸で、その人気からはてな衆愚化の最大戦犯と目されている。

 

 

テキイエロー しいたけid:deppanoikari

転調をより価値観型にしたような雑記ブロガー

目を疑うほど無駄記述が多い。

長く締まりのない文章を、それでも我慢して最後まで読んだ結果、

要点がどこにも無いことに気付かされる悪質な文芸

 

 

テキフレンチ コオロギid:Lee1Q84

図解を添えながら段取り良く解説する参考書的な文章で、

学識や実体験の裏付けが一切無い観念的な社会考察を語る。

そんな奇妙な稚拙さが特徴のコオロギ言論も、

有名進学校出身高卒ニートという経歴を見れば納得がいく。

マクロ視点考察しました」という前置きは、ミクロを語れないことの裏返し。

 

 

テキグリーン 水晶id:suishi_suisho

短絡的な雑感や言葉遊びを延々と繰り出す長文ブロガー

口語体で書かれていても、ここまで散漫かつ起伏の無い文章だと、むしろ無機質に感じられる。

 

 

テキブラウン 夕タヌキ(id:forafareta13)

つい先ほど、増田で晒されているのを見て知ったデブ差別ブロガー

オフ喜利、ひだけーだい、大人たばこ養成講座あたりに似た匂いがする。

急ながら、要監視対象として追加しておく。

 

 

 

 

 

ゲンロンジャー

 

ゲンレッド 齊藤貴義(id:netcraft

雄弁会出身IT系社会派ブロガー

はてな民しからぬ主体性と行動力がもたらした多様な人生経験談は、

余計な装飾をせず、要点だけを簡潔に記す文章術によって圧力を増している。

齊藤氏の台頭により、自意識ブロガーによる痛い人ごっこは一気に陳腐化した。

 

 

ゲンイエロー ガラニートid:galaneet

日本型労働おかしさを皮肉ブロガー

ワンテーマブログをやると面白くなる事実の手本を示している。

このブログに対して、内容が偏向的だという批判意味が無い。

書き手も当然それを知った上で書いているからだ。

 

独断偏見は、文章圧力を出すための文章術の一つ。

明確な立場をとることで、余計な説明を省き、論旨も見やすくなる。

メイロマ氏やukdata氏も、当然意図的独断偏見を用いている。

 

 

ゲンピンク ℃-uteが見せてくれた奇蹟(id:idealogos

℃-uteを中心にハロプロや他アイドルを語るブロガー

音楽の専門知識を駆使して楽曲理論的に批評したり、

仕事広告の内容からアイドルの売り出し戦略について考察したり。

どれも独自の視点で語られていて、読みごたえがある。

 

はてな女子の大多数がつまらないのは確かだが、

変に見栄を張らず、正直に語る点では女性に軍配が上がるのではないか。

 

 

ゲングリーン こぺんた

はてなの良い生物ブロガーを知らないので、外部の人を紹介する。

こぺんた氏は、虫や魚、植物に詳しい高校生

同じ趣味を持つ人なら、この人のすごさがわかるだろう。

 

フィールドワークをしている生物ブロガーテキストは、短く素っ気ないもののほうが面白い

画像に収められた野生の美こそが価値の中心だから、下手な文芸はいらないし、

ある場所である生物撮影したという事実が、すでに何十何百の言葉を語っている。

 

語らないことで語る。間接的、暗示的に語る。

テキストファイブ系のブロガーはこれができない。

 

 

ゲンリタイア ひきこもり女子id:luvlife

http://luvlife.hatenablog.com/

分不相応な人気を理由更新をやめたブロガー

何の変哲もない身辺雑記ブログは、書き手読み手も隠れ家の気分に

浸れることが唯一の魅力であり、人気が出ることはブログの死に等しい。

この人はそれがわかっている。

 

luvlife氏のブログ停止宣言は、何のとりえもないくせにはてなで有名になろうとする

雑記ブロガーへのカウンターになっている。

http://anond.hatelabo.jp/20140821000218

ええと、住む世界が違うというのは、これが設定だと思っちゃうほど雲の上な進学校とかではないということ

しょせん、片田舎進学校から、灘とか筑駒とか学大附とか?そういうすごいところとは比較にならないかなーと

2014-08-20

http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00010001-withnews-base

ブコメざっと見て、特にびっくりしたのをピックアップ

ribot 高校生なのに対応が大人だな。別に世間彼女自身を叩いたわけではないから心配しないでほしい。高校生なんだし、勉強犠牲にしてマネージャーをするはずがない。最初記事を書いた人はどういう意図で書いたのか。

atama_ii 偏差値60とかでも幼稚園先生がなりたい職業なのか〜。想像できない世界だけど、ホント人それぞれなのね…

一応、その都道府県で一番いいと言われていた進学校出身だけど、何かを犠牲にして勉強してるようなのはスクールカースト最下位だったけどなぁ。

100%四年制大学進学、早慶以下に進学するのはちょっと言い出しにくいけど…ぐらいの進学実績だったけど

卒業して10年以上過ぎて同窓会で会う人は、いわゆるエリートだけじゃなくて色んな人がいて、フリー業界マンみたいな謎なヤツ、小さい会社を立ち上げた人、

専業主婦小学校先生保育園先生、とかホント色々だけどなぁ。何期か上の先輩には陶芸家になった人もいるみたいだし。

なんだろ、進学校幻想持ち過ぎなのかな?

2014-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20140819185125

幼児教育系の大学に進みたい」ってのはジェンダー系の人には火を注ぐだけでは。

だって保育士幼稚園教諭って薄給激務のやりがい搾取職の代表格で、資格持ってても就きたがらない人多数でしょ。

優秀な進学校らしいしもっと良い大学行って良い仕事に就く道もあるだろうに

そんな恵まれない職業に就かせたがるのは女は育児やってろという圧力!とか言う話になりそうだけど。

2014-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20140818211506

キモイキモイキモイキモイ

トラバも含めてキモイ




文句言ってるのは高校生活でああいった青春楽しめなかったクズ共だけだろ。

はてなーにそういう奴が多いからそういうキモイのが主流みたいに見えるだけ。

一方の勉強の方だって勉強だけしてーみたいな事はバカが良くいうことだろ。それと全く一緒じゃねーか?

それを理解できないお前みたいのがホントキモイ


俺が大学時代に知り合った名門進学校出身同級生

そいつがどこの名門出身だかしらねーけどお前と同級生レベルキモキモじゃねーか。語れることねーだろそいつに。




高校野球をお前みたいな承認欲求と一緒にすんなよキモキモ野郎

それこそ、承認欲求でやるならマネージャーみてーな事するわけねーだろ

お前みたな承認欲求の固まりが裏方すすんでやるか?

ふざけんなキモキモやろう

承認を餌に野球をさせるのはダメで、承認を餌に勉強させるのは良いの?

この時期になると甲子園がどうだマネージャーがどうだ承認欲求ガーやりがい搾取ガーって話題になるけどさ。

俺が大学時代に知り合った名門進学校出身同級生に「そもそもそういう学校のヤツって、なんで当たり前のように勉強するの?」って聞いたら、

知的好奇心って部分もあるけど、『勉強してこの学校でそれなりの成績修めてれば周囲は認めてくれるし、勉強関係以外に将来に繋がりそうなくらい得意な物もないし』って分かってるからな」と言われた。

でもそれってさ、

「俺には野球しか無いから」って野球に打ち込む高校球児とか、

「私にはどうせ体しかないから」ってニコニコエロ実況する女子と変わらないわけじゃん?

何でそういうのは承認を餌にした搾取みたいに批判されるのに「勉強しかないから」で勉強に打ち込むことはOKされるの?

教えてエロい人。

2014-08-16

学歴差別

高学歴というのは格好の差別対象である。例えば偏差値60の大学ならば全国の受験生の上位15%程度の学力に相当し、偏差値70となると上位2,3%くらいの学力となる。東大京大医学部などは大体偏差値70くらいになるっぽいので全国の受験生のうち上位2%程度にいなければ合格は厳しいということになる。

とくに中途半端進学校(私の母校もそうである)に行っていた人間勉強ができることがよいことのような極めて偏った思考を教師から植え付けられていたりして、それにもかかわらずそんなに高偏差値大学に行かないことが多いので、東大とか京大とか医学部とかの学生を見ると途端に差別を始める。「うわーめっちゃ頭いいですやん、いいなぁー」みたいな「頭いい差別である学歴コンプレックスをぶつけているようにも映る。

まだ薬学部偏差値があまり高くないためか、普通に話してくれたりするが、医学部医学科となるともう会話さえしてくれなかったりするので本当にむごい差別を受けているなぁと感じる。

 

その差別がいけないところはその人の専門分野ではなく、その人の偏差値を見ているというところだと思う。例えばオレが初対面のおじさんやおばさんに「薬学部に行ってます」と言ったら「薬の勉強ってどんなことするの?」と聞かれる。彼、彼女らは専門について気にする。だが、20代くらいの大学生社会人かに「薬学部に行ってます」というと「うわー頭いいやつやー」と言う。偏差値について気にするのだ。

後者のその偏差値かい一元的尺度物事をとらえる菲薄な世界観に対し、オレは閉口せざるを得ないし、でも本人たちもそんな世界認知の仕方はいけないと分かっているのだ。なのにそう「思わず」口にしてしまう。もったいない勉強以外の才能が教育でつぶされてしまっている気がしてならない。

 

2014-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20140802123817

ほんと、これ。

勉強が出来るだけの人間は「ガリ勉」というネガティブ言葉くらいしかでてこない。

運動が得意なら成績が良くなくても許される。

芸術系だったら成績以前にぶっ飛んでいるのも認められる。

勉強だけで来たとしても「文武両道」が求められて認められないケースが多く感じられる。

高校進学校だったから成績が配られていたけど、小中学校でもやるべきだよね。

2014-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20140722233912

俺も東大卒だけどFランクの方が勝ち組だと思う

年収元増田と同じくらいだけど大学同級生年収1000万以上ばかりで凸む

でも高校底辺校だったか高校同級生と比べたらこの程度の年収でもトップ

進学校出身だったら確実に詰んでた

http://anond.hatelabo.jp/20140722233912

微妙地頭がよくて進学校東大というよくあるルートをたどってしまったが日に日に現実が苦しい。

あー私勉強しないのになんとなく東大行ってしまったわ−

みんなまじめにお勉強してやっとなのに私べんきょうしなかったわー

まじめってつらいわー



というミサワ

実はめちゃめちゃ勉強してたが(意識してかどうかしらんが、都会の進学校なら意識せずにガリ勉してる)

大学入って誰も勉強の仕方を教えてくれないか落ちこぼれたという典型的地頭が悪い例。

2014-07-22

高学歴にならないほうがいい

微妙地頭がよくて進学校東大というよくあるルートをたどってしまったが日に日に現実が苦しい。

東大にくる連中の大半は真面目なんだよ。特に

真面目ゆえ勉強だけでなく各種方面でみなさま頭角をおあらわしになる

真面目に授業受けるし試験前は図書館勉強するし就活は真面目にしてなんだかんだ大企業に行って。

なんかかんだ結婚して仕事家事育児両立させるスーパーウーマンばかりですわ。死にてえ

学歴社会を恨む低学歴の人多いけど、私も学歴社会本当になくなってほしい。

東大なだけでああいったハイスペックな人々と一緒にされたくない。

東大であることは私の本質を何一つあらわしていない。私はただの屑です。

インターハイとかに行った人は過去を何もなかったかのように生活できるのに、なんで勉強だけはそうならないんだろう。

履歴書に書かないといけない。自己紹介で言わないといけない。

「えぇ~東大!?」がきつい。東大なんですかぁってききたいのはこっちだよ。

中学生とか高校生とか自分の進路を決めるときになにも迷うことはなかった。

絵が好きだから美大にいく。

運動が得意だからスポーツ科にいく。

頭がいいから東大にいく。

そんな感じの考え方だった。

でも他のものと違って勉強だけは敷かれているレールがすごく強固だと思う。そして外れると一気に大事故になる。

よく考えたら私は年収1000万が欲しいわけじゃないし、キャリア家事育児をこなす超人になりたいわけじゃない。

自分が将来何をしたいか考えたときに、ダラダラ貧乏旅行がしたいことと、自分の金で2000円くらいの海鮮丼を時々食べられる生活がしたいだけだった。

あとは餓死しないことはぜひ掲げたい。

でも世間東大出てるのに年収400万!?クソワロタwwwていってくるよね。

高学歴ニートになりたい。ニートでも高学歴だったら心に闇が…とかで断罪していただけないでしょうか。

私の学歴も何も知らない人達の中で働きたい。

クズなので「再教育必要だ!」と言われて厳しく時間管理とかをされながら半分奴隷のように働きたい。

これが皆様の血税大学いってしまった罰なんですかね。申し訳ありません。

”他称進学校”のリアル

0.まえがき

ネットを見ていると、『進学校になろうとしている』学校の涙ぐましい努力と、それに振り回された元生徒の体験談を多く見ます

ですが、そういう学校が目指している”進学校”の本当の実態はなかなか目にしません。母数が違うから当たり前といえば当たり前なのですが。

ですが何かそのせいであらぬ誤解が蔓延している感もあるので(勉強合宿とかしてないし、他の学校見下したりしてないからね!)、増田がそのような”進学校”の実態について、少し語ってみようと思います。ちなみに

男子校です

東大合格人数トップ10常連です。というかむしろ名前がなかったら驚く前に『公表しなくなったんだな』と疑う余地もなく思います

1.生徒の実像

 そういう”トップクラスの『進学校』の生徒”と聞いて、読者の皆様はどんなのを想像しますか?

ガリ勉勉強しかしてこなかったようなヒョロ or デブ”?

 ――そういうのも居るにはいますが、世間イメージされるほど多くはありません。というか、後述しますが”ガリ勉”では学校内での競争に生き残れません。

エリート気取りで、人を見下してばかりいるヤツ”?

 ――学校の外ではどうか知りませんが、同じ学校にいる以上は同級生そいつと同等程度には勉強ができるヤツです。学校でそういう態度のヤツはいません。

”逆に、周囲は皆ライバルと思ってあくせくしてるヤツ”?

 ――そういうヤツは少ないです。少なくとも、(皆が勉強での成功体験一定程度持っているから?)努力している人を尊重するという校風はあり、

(小学校時代自分がされて嫌だったからか?)努力が嘲われるようなことは少ないです。となると、周囲とはそこまで仲が悪くなることもありません。

「それでも、コミュ障なら嫌われるんじゃないか」って? コミュ障は多いので、ターゲット分散しまくります(笑)。これについても後述します。

変人系の天才”?

 ――うん、まあ確かにそれは多いです。真面目な話、”他では会わないような変人に会える”というのはそういう学校に行く意味の1つです。

 生徒の体格は意外と悪くないです。「教育熱心な親はたいてい食生活にも気を使っている」という理由でちゃんとした物を食べているし、

生活習慣も(受験前は若干睡眠を削ったこともあるかも知れませんが、それ以外は)しっかりしているので、学校の平均身長は同年代と比べると若干高いという結果が毎年出ます

から(勿論スポーツ推薦でスポーツエリートを集めている学校には負けると思いますが)陸上競技や、通常小学生以前に始めることの少ないラグビーのような競技はそこそこ強かったりします。

野球サッカーバスケは聞かないでください。

 音楽ピンキリです。良い家のお坊ちゃんで、何らかの楽器を習った経験のある生徒は多いですが、全員がそうだということもありません。音楽楽器やるときは出来る子と出来ない子がはっきり分かれます

2.”他称”進学校

 こういう学校は実のところ、生徒を鞭で叩いて勉強させるような学校ではありません。放っておいても生徒は勉強するし、勉強したいヤツには手助けするけどサボって落ちこぼれるのは本人の責任、という学校です。

 そして、中学高校生というのは誰でも閉鎖空間の狭い社会で生きていて、生徒達は、『自分たち学校進学校と言われている』『自由学校である』という認識はあっても、『他の学校は実際どうなのか』ということは断片的にしか知りません。

生徒A「友達が行った○○って学校夏休みに4日ほど勉強合宿があるらしいな」

生徒B「俺の友達が行った△△って学校はそこまでは行かないけど、成績悪いと部活禁止されるらしい」

生徒C「弟が通ってる◇◇って学校部活禁止までは行かないけど、期末試験の成績悪いと赤点じゃなくても強制的に補習になるらしい」

一同「「「そこまでしなきゃいけないものなのか?」」」

という会話を増田リアルにやったことがありますが、『学校の授業についていければ日本のたいていの大学には受かる』という前提があっての会話だと今となっては思います

そして、上で書いたようなことは本当にやっていません。成績悪くても部活止められないし、夏休み高校1年生くらいまでは40日以上フルに自由です。

 だからまり学校が進学のために必死になっている』というイメージが無く、世間で言う”進学校”のイメージからはかけ離れています表題の”他称”進学校はそういう理由です。増田は今でも母校が進学校と言われると若干違和感があります

3.数学が出来ない

 こういう学校出身者はたいてい、自分のことを『数学が出来ない』人だと言います。実際はそう言っていながら数学ⅡBレベル微積分が当たり前のように出来て、

会話するときに”必要条件十分条件、逆、裏、対偶”といった単語が通じるのは当然ではないと気がつくのは大学生になって以降だったりするのですが、それでも彼らにとっての自分自身は『数学ができない人』です。

「いや、出来るでしょ」と言われたら「まあ世の中の普通よりは出来る」とか微妙表現します。彼らにとって『数学が出来る人』は理系に進んだ人や、母校で平均以上だった人ではありません。

それどころか、東京大学理系数学を6問全部解いた人でも『数学が出来ない』を言っていたりします。

 彼らが『数学が出来ない』という本当の意味は……『(数学オリンピックメダル取った同級生の○○君と比べて)俺は数学が出来ない』という意味です。

というのは、人よりも勉強が出来る生徒が集まっているとき、一番能力の差が思い知らされる教科は数学になりやすからです。

理科社会能力は『知識として知っているか』の差は彼らにとっては『じゃあ覚えれば良い』であり、『理解しているか』の差は表に出にくいです。

国語大学入試二次試験に至るまで基本的には『出来そうな気がする』(けれども本当に出来るかどうかの差が点数には出る)もので、

英語は『どんなに出来たとしても、ネイティブほどではない』物です。(それでも、数学ほどではないですが英語が出来るとある程度は尊敬されますが)。

その点、数学問題が解けるか解けないか、あるいは同じように解いたとしても解き方が美しいかどうかの差(解き方の美しさが競われるのは本当です)は如実に出ます。なので、こういう学校では数学が出来る人が一番尊敬されます

昨日か今日元神童挫折したエピソード数学使ってましたよね。

 冒頭で『ガリ勉じゃ無理』と書いたのもその辺の理由です。

勉強するの本当は嫌だけど、アイツに勝つために」などという動機でやっていては勝負にすらならない世界人間がいます

「色々苦しいこともあるけど、それでもやっぱり俺は数学が好きなんだ」と言うのを態度にも結果にも出しているヤツが学年で一番数学の出来るヤツです。

増田同級生で一番数学が出来たヤツは在校中に「数学問題が解けたとき快感オナニーでイった時に匹敵する」と変態じみたことを語っていました。現在旧帝大数学研究室にいるはずです。

アイツは増田みたいな数学が出来ない(母校基準で)人間とはレベルが違います

4.ホモソーシャル

 中学に入ったばかりの入学アンケート定番質問に『女子がいないことについてどう思うか』という質問があり、最大多数の回答は『気楽で良い』です。

いくら勉強が出来たって、小学校卒業したばかりの男子なんてそんなものです。増田自身も、中学入学した時点では、『人よりテストで点を取るのは得意だけど、普通にジャンプを読み、ドラクエFFが好きで、好きな女の子の話は出来ない』男子でした。

 これが高校入学組になると『寂しい』という回答の方が多くを占め、中学入学組も高校に上がる頃には寂しいとか言っているのですが、今になって思います。『ホモソーシャルで、楽だったなあ』

 上で書いた数学天才オナニー比喩に使っているあたりも含めて、女子がいないことで気を使わない部分はあります。ですがメリットもあります

 男女を問わず中学高校くらいの思春期では『モテ』が過剰に評価され、『アイツは○○は出来るのかも知れないけど見た目がキモいから無理』といった否定を食らうことがあり、

ネットを見ているとその手の『見た目がブスだからから否定されまくった』『見た目がキモイ女子から言われまくり自分が通ると女子勝手に避けていくモーセ現象が発生していた』ような体験談を見ます

そして、そういうことをされると(もちろん必ずそうなると言いたいわけではありませんが)人格形成にはマイナスの影響が出ることが多いでしょう。

その点、男だけ・女だけの環境ではそういう否定を直接食らうことが圧倒的に少なくなります進学校に限らず、男子校女子校現在でも求められる理由は実のところその辺だと増田は思っています

コミュニケーションがいつまで経っても出来ないヤツもたまにいますが(心当たり複数)、『コミュニケーション下手だけど、訓練すれば人並みに出来るヤツ』も実は結構いて、そういう人にとってはホモソーシャルで気を使うことの少ない環境コミュニケーションの訓練に向いてます

 ちなみに自由学校なので(違)校内恋愛禁止という校則もありません。

先生によると、『校内恋愛失恋した』という理由学校休んで旅に出たヤツも昔いたそうです。増田同級生にもゲイとバイのどちらかはいたらしいです。伝聞ですが。

5.あとがき

 この前母校に行ったら、恩師が『数学先生探してるんだけどなあ』と言っていました。

「どんな人が良いんですか」と聞いたら『幾何を専攻したか、そうでなくても幾何センスがあって生徒に舐められない先生』と言われました。OBを当たるのが一番手っ取り早いと思います

世代の蓄積

都内、つきつめる山の手線の内側でさ。

どれだけの文化資本経済資本投射できるかで人生勝ち負けが決まるわけじゃない?

それも、なるべく若い内に。


マンモス私大の話になるけど、

その日暮らしの上京者と親のCクラス乗り回してる人間が、同じゼミに同居している。

ただ両者が交わるのはこの数年間。

大卒として日本社会の上位50%として船出はするけど、絶対に死ぬまで交わらないわけよ。


で、これってごく一部の例外をのぞいて世代の蓄積で決まる。

  ・一次産業従事する第一世代。(田舎のじーちゃんばーちゃん?)

  ・初めて都市圏に出てくる二世代目。(親父お袋ぐらい)

  ・↑を踏まえて学歴社会に挑戦する三世代目。(おれたちわたしたち)

こんな感じで世代の蓄積があって、一世代ごとの色んな質の差が後の世代ゴリゴリしわ寄せて来て

↑の格差なんかが生まれるという。


ただ、最近気づいたのが三世代目のトライ・アンド・エラーを、”もう一回”以上やってる層がいるってことだ。

(ごくごく上澄みをのぞいた)格差リセット戦後にあって、

早いサイクルで世代を回して4、5世代目を投射してる層がいるみたいなのな。


高卒短大卒の教育ママによって非効率大学にブチ込まれた層や、地方都市進学校から勇ましく進学してきた層(だいたい3世代目)は、

この世代ぐるみの高周回層に歯が立たない。たった一世代の壁がとてつもなくでかい

もちろん例外もある、没落する例もある。

でもこの基調を前に、自分立ち位置自覚しようとしてみるとさ。

変な気分にならない?

かつて僕が神童だった頃の話

 

神童だと言われて育った。2歳で平仮名を全部覚え、3歳になる頃には、保育園で他の子達に絵本読み聞かせていた。保育士の間で変な子がいると噂になり、近所の教育大で知能検査を受けることになった。その後、両親が大学に呼び出され、しばらくして算数教科書問題集を持って帰宅した。それを読んで勉強するようにと言われ、試しに読んでみると、何を言っているかが大体理解できた。分からないところは親に聞きつつ、小学校に入る頃に分数勉強を終え、小4の途中で高校微積分を終えた。

 

学校は楽しくなかった。あらゆる授業で、5分で済む話に1時間以上をかけていると感じた。全部の質問に手を挙げていたら、1週間もしないうちに、もう手を挙げるのは止めろと教師に言われた。漫画ゲームをしていると取り上げられた。教師ももてあましていたのだろう、途中から、図書室で借りた本なら、授業中に読んでいても何も言われなくなった。ただ、小4の途中で、読みたい本は大体読んでしまった。同級生からは面倒な存在として扱われていた。

 

地元には目立った進学校はなかった。親戚の家から通うかと言われたが、某有名校の中学受験問題集に目を通したところ、代数は使わず鶴亀算問題を解けと書いてあるのを見て、これは意味がないと感じた。まがりなりにも三角関数虚数指数関数勉強してきて、それでもxもyも使わず鶴亀算で解答しないといけないのかと思うと、情けなくなった。教師や親戚など、事情を知っている周囲の大人からは、〇〇くんは特別から、と言われた。でも、特別でいいことなんて、何も思いつかなかった。

 

その直後、小6で反抗期が訪れた。もう勉強は止める、と親に宣言し、地元の中高でそのとおりに6年間を過ごした。授業は聞かず、ノートはとらず、教科書学校以外では開かなかった。それでも成績は概ね上位だった。別に天才だったからではない。必要勉強の大半を、小学生の頃に済ませてしまっていたからだ。運動部に入り、服に気をつかいはじめ、カラオケビリヤードに行くようになった。「特別」な子はもう卒業だった。孤独努力を続けるのは、もう飽き飽きだった。

 

その後は平凡な人生だ。大学4年間を引き続き遊んで過ごし、それなり以上の会社に潜り込んだ。同僚からは、理屈よりもむしろ調整能力で評価されている。運よく社費で留学することになったとき、壮行会で、〇〇が留学とはな、きちんと勉強してこいよ、と何人かに言われた。こう見えても昔は神童だったんですよ、と冗談めかして返事すると、その場の皆が笑った。僕も笑った。

幸せか、と訊かれれば、だろうね、と答えるしかない。」村上春樹小説のうち、この台詞だけは、今でも折に触れて思い出す。

 

今、この日本全体で、かつての僕のように、指数関数三角関数学習したのに小学校分数の足し算をさせられている子供が、一学年に少なくとも数人はいるだろうと思う。そのほぼ全てが、最近報道であったようなカナダアメリカでの飛び級のチャンスには恵まれず、中学受験のために鶴亀算をやるのだろう。又は、その選択肢を見限って、自分知的好奇心よりも、同年代の子に溶け込むことを優先するのだろう。もし、それを少しでも、日本にとって人的資源無駄だと思うなら、飛び級制度の抜本的な拡大をぜひ支援してほしいと思う。

 

他の主張を落としめることで自分の主張を際立たせるやり方がスマートでないのは承知の上で、あえて言えば、

総務省の「和製ジョブズ」発掘プロジェクトよりも、飛び級の抜本的拡大の方が、絶対に将来の日本を変えるチャンスを秘めていると思う。

 

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追記:

コメント色々とありがとうございました。

 

ガチ神童ではない」のはおっしゃるとおりというか、少なくともガチ天才ではないと思います。SPIやGMATのような類の試験では、今でも苦労せず高得点が出ますが、単に事務処理能力が高いだけで、何かを考え抜いて新しいものを生み出す資質とは違うのでしょう。「二十歳を超えれば只の人」というのは、自分でも折に触れて実感するところです。元神童の典型例のひとつとして読んでいただければと思います

今の境遇には満足しています過去に後悔があるわけでもありません。ただ、昔の自分を幼かったなと感じるだけです。

 

そういえば、授業を集中して聞けない癖は今でも抜けておらず、留学先では苦労しています自分意思の弱さの問題だと言われればそのとおりですが、この点については、幼い頃の境遇に原因を求めたくなる気持ちもないではありません。幸い、今は周囲が競争して手を挙げる環境なので、自分も積極駅に参加することで乗り越えようとしています

 

鶴亀算に対する思い違いについては以下のとおりです。僕は面白がって取り組むタイプではありませんでした。パズルとして楽しむよりも効率を求めてしまうのだと思いますhttp://anond.hatelabo.jp/20140722211051

 

天才のまま、知の最前線を走り続けている人がどれだけいるのかについては、僕自身も知りたいところです。そのような人達をみて、飛び級がなくても問題はないというか、飛び級があればもっとくその才能が世に出た筈だというかは、ひとつの判断でしょう。

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追記2:

引き続きコメントありがとうございます

  

>「本当の天才」でないとしても、学習意欲・知的好奇心のある早熟子供に既知の退屈な授業をする必要はないと思う。飛び級というのは「本当の天才」だけを特別扱いする制度ではない。

まさに我が意を得たりという思いです。ありがとうございます

 

>そこで頓挫したなら、ただ早熟なだけだろ。その壁が越えられない自称天才達なんて掃いて捨てるほどいる。

そういう「自称天才の子達が、小学校の頃に互いに出会えたらよいのではというのが、この日記で主張したかったことの一つでした。競い合う環境能力の啓発を促します。それで「本当の天才」が生まれなくとも、何人か何十人かの「秀才」の知的好奇心が満たされ、かつ能力底上げされるなら、充分に価値があるのではと思います

 

あと念のためですが、僕は自分神童だったと言ってはいものの、天才だとは言っていません。この点分かり辛かったとしたら失礼しました。はてな高学歴が多い印象だったので、元神童や現役の天才達が自分達の経験を語る流れがメインになるかと思っていましたが、僕が天才に該当するか否かの議論に焦点が当たってしまったのは残念なところです。今からでもぜひ!もっと!

 

ちなみに、天才でないという指摘はそのとおりだと思っているので気になりませんでしたが、「賢い人が書いた文章ではないように感じる」というご指摘には地味に凹みました。論理的文章を書けることが重視される職業なので。。まだまだ至らない身だと胸に刻み、精進してゆきたいと思います。そのせいもあってか、釣りか否かの論議が続いているのは哀しいところですが、増田で書く以上は仕方ないのでしょうね。

2014-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20140719141001

進学校でなくても塾なんかで勉強させないと入れない子

そういう子は基本的に塾で勉強させても入れない

というよりは、下層が行かせられる塾に大した教育効果がない、と言ったほうが正確かな

塾に行かせたから入れた、というのは投資無駄じゃないと思いたがる親の幻想

http://anond.hatelabo.jp/20140719134309

横だけど

必要ない。塾がなきゃ行けないところは基本的進学校で、高卒での就職に有利なのは進学校じゃない。

んなもん子供のアタマの出来によるわけで、進学校でなくても塾なんかで勉強させないと入れない子もいれば

塾行かずに進学校行く子もいるわけだが

地方トップ校の倍率どれくらいか知ってる?

トップ校の方が概ね倍率低いね。でもそれは元々選りすぐりだけが受験するからであって難易度が低い訳じゃないけど。

http://anond.hatelabo.jp/20140719133113

少なくとも高校に行くのだってリソースの注入は必要だよ。そこはやっぱ親が注ぐリソースになる。

子ども2,3人を高校に行かせられる収入の目安はだいたい生活保護基準程度。

現状はまともに就職できる高校に安く行くなら、塾も必要だ。

必要ない。塾がなきゃ行けないところは基本的進学校で、高卒での就職に有利なのは進学校じゃない。

市立なら高校自体に金はかからなくても、その分倍率高いから

地方トップ校の倍率どれくらいか知ってる?

2014-07-14

どうにもならない世代の蓄積

都内、つきつめる山の手線の内側でさ。

どれだけの文化資本経済資本投射できるかで人生勝ち負けが決まるわけじゃない?

それも、なるべく若い内に。

マンモス私大の話になるけど、

その日暮らしの上京者と親のCクラス乗り回してる人間が、同じゼミに同居している。

ただ両者が交わるのはこの数年間。

大卒として日本社会の上位50%として船出はするけど、絶対に死ぬまで交わらないわけよ。

で、これってごく一部の例外をのぞいて世代の蓄積で決まる。

  ・一次産業従事する第一世代。(田舎のじーちゃんばーちゃん?)

  ・初めて都市圏に出てくる二世代目。(親父お袋ぐらい)

  ・↑を踏まえて学歴社会に挑戦する三世代目。(おれたちわたしたち)

こんな感じで世代の蓄積があって、一世代ごとの色んな質の差が後の世代ゴリゴリしわ寄せて来て

↑の格差なんかが生まれるという。

ただ、最近気づいたのが三世代目のトライ・アンド・エラーを、”もう一回”以上やってる層がいるってことだ。

(ごくごく上澄みをのぞいた)格差リセット戦後にあって、

早いサイクルで世代を回して4、5世代目を投射してる層がいるみたいなのな。

高卒短大卒の教育ママによって非効率大学にブチ込まれた層や、地方都市進学校から勇ましく進学してきた層(だいたい3世代目)は、

この高周回者層に歯が立たない。たった一世代の壁がとてつもなくでかい

もちろん例外もある、没落する例もある。

でもこの基調を前に、自分立ち位置自覚しようとしてみるとさ。

変な気分にならない?

2014-07-11

はてな民イメージ

はてな3日目の私がはてな民イメージを書く。

根暗、卑屈、自分に自信ない、サブカルクソ野郎、インテリ風に見せたがる馬鹿多数、進学校中学から入って挫折してそう、家ではママ従順だがアダルトチルドレンの気がある、日陰では元気、なにかをこじらせてる、ヤンキータイプの人はいない…

あっ、書いてて飽きてきた。

2014-07-06

Seven years leter...

http://anond.hatelabo.jp/20140706001632

エントリー。どうやら私のことを言っているみたい。

ちょうど夕飯の準備も終わったところなので、思いつくまま書いてみようと思う。

確かに私の家はすごく厳しかった。

「女と言えども、東大にくらい行くのが当たり前だ。お前がやるべきことは勉強と、来たるべき時に備えて女を磨いておくことだ。」

そんなことを幼少の頃から言われ続けてきた。

まり賢くなかった私は、そんな父の言いつけを忠実に守ろうとして、進学校入学し、勉強に励んできた。

東大の理二を選んだのは、東大という名前がつけば父が納得してくれるだろうという単純な理由。別にどこでもよかった。

から、そこで私の「やるべきこと」は終わってしまった。

入学し、何も目的意識がない私にとって、東大の授業は何ら意味を持たず、ただぼんやりと過ごす毎日だった。

でも、旧友にはそんな姿を見せられない。単なる意地が、過去の私を掘り起こし、成人式での振る舞いをとらせた。

今考えると本当にバカみたいだけど。

そんなときだった。

講義で同じように、ぼんやりと過ごしていた彼を見たのは。

だるそうにしていながらも、時々思いついたようにペンノートに走らせ、またぼんやりの繰り返し。

興味が沸いた。

前期の授業が終わろうかと言うとき、ようやく話しかけることができ、そのノートの正体が分かったの。

次のバイト給料日までの予算を書き出してただけ。

分かったとき何だかすごく疲れた

でも、「知りたい」って思うことの本質っていうか、好奇心ってこういうことか、っていうのが分かった。

彼はどうでもいいと私が思うことでも、自分がやりたいと思ったらどこまでも進んで行っちゃう人だった。

まず初めて会った講義。彼の必修ではなかった。ただ講義名に興味があったというだけでもぐっていたらしい。

それからというもの、私も彼も、好奇心の赴くまま、いろんな講義にもぐった。

あの教授はこうだ、あの講義はこうだと意見交換を交わすうち、自然と仲良くなった。

付き合うというか、自然と一緒になった感じ。

もちろん、ドキドキすることもあったけど、日頃は何も構えることなく、自然体でいられたのがよかった。

そうなんだよ。自分のしたいことを思いっきりやること。そして、ちょっとずつそれを周りと分かち合うこと。それだけで、十分幸せを感じられる。

彼女はこういった。

”ご夫婦写真を見ましたが、まあ平凡な容姿になっていました。勉強ができることにこだわった彼女は、結局世の中の幸せと縁遠い人生を歩むのでしょう。”

世の中の幸せって何だろう。幸せって誰が決めるんだろう。

勉強けができることは人生の勝利には結びつかない。キレイであること、お金があること、コネクションがあること、人生で勝つために必要な要素はもっとたくさんあるのです。”

人生において、勝利ってなんだろう。誰かと比較することに意味はあるのかな。

幸せかどうかは私が決めるの。

容姿の優劣とか、世の中の幸せ定義とか、そういうのに左右されてはいけないと思う。

残念だけど歳を取れば容姿は自慢できなくなってくる。世の中の幸せ定義は、世の中の状況によって変わり続ける。

から幸せかどうか。自分に聞いてみようよ。

私は今、夕飯をもぐもぐ食べてくれる旦那と、あうあう言いながら一生懸命笑顔を返してくれる娘が居るだけで幸せ

それが、私が7年間でたどり着いた結論だよ。

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