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はてなキーワード: 学位とは

2020-09-21

国と研究者個人選択

国などのお金海外留学し、学位がとれたら、給料の高い海外企業就職するといったのが、研究者個人選択しとしてはベストとなる。

スキル的に海外通用するかわかるので自信につながるし、国内大学やら企業やらの待遇考えると、選択肢として魅力ではない。


ここで国の利益とぶつかる。

リソースをかけた優秀な人材海外に出ていく。


海外と同等の待遇を用意すればいい、という意見はあるだろう。だができるのならとっくにやってるはずである

既存企業スキルを活かせてないというのもある。


短期的には個人選択を優先すればという話になるが、長期的には、海外に出ていくしかない人材税金つぎ込めないという話にならないか



ニュース話題となる研究対象が、大規模な計算リソースを持っているアメリカ企業クラウドでなければできなかったりする。

国などの研究から利益を上げようとするアメリカ企業という構図にはまっている

海外技術にいち早くキャッチアップし、より良い成果を出すというのも研究対象だが、出した論文利益を受けるのはアメリカ企業日本国内企業ではないという状況もある。

2020-09-14

anond:20200914151504

そもそもオンラインで授業受けれるようにするだけで解決する問題だと思うのよね

少なくはあるが自然科学学位だって海外オンラインで取れるとこあるのでそのくらいは頑張れって思う

 

ちなみFランは温存したまま年収380万円未満の世帯無償化するつもりらしいぞ。生活費も出す予定らしい

世帯年収380万はキツ過ぎるので600万くらいでいいだろって思うが

2020-09-09

anond:20200909024553

学位授与機構で別ジャンル審査受けたことある

正直ガバなので単位さえ揃えられて分野の知識プレゼンできれば余裕かと。

まさに学割目的半年前に入学したが、なんだかんだで勉強の方はスルーして単位も落としてしまった。

やっぱ直感だけで、授業選ぶのはよろしくいね

教科書は授業選んで申請した時点で勝手に送られてくる。

簡単オフィスソフト単位取らなくても動画講義が見られるからその辺さらいたい人は良いかも(MOSくらいは取れそう)。

もっと教養!てかんじの授業を次回は取りたい。

anond:20200906223854

科目履修生で入って学位授与機構理学とかの学士とってる人もいるな

ニッチな分野でも全国の面接授業を巡れば単位カバーできるらしい

2020-09-06

anond:20200906220822

放送大学面白そうな授業があったかい?

個人的には放送大学ラインナップは

就職現場での活用意識した実学としても趣味としても時代にそぐわず

日本大学ってほんと終わってるって感想しかないけどな

自然科学学位などが取れないのは仕方がないとしても、

世界的に需要のある、経営学修士情報系の修士を外すってありゅ??????

修士どころか学士も無理だぞ、教養学部しかいか

 

日本人は学生目的、野心的な外国人単位取得>転学目的ってイメージしかない

 

まぁ学割目的のついでにデータサイエンティストの講座取るのはいいのでは?

独学した方が絶対安いけど謎の認定書も貰えるし

そもそも目的学割だし様々なところで学割が使えるので元は取れる

 

放送大学については真面目なおじ様達が

真面目にblogに詳細を書いているのでそれらが参考になると思う

 

放送大学 おもしろくない

放送大学 学科名・コース名・講座目

 

上記検索すると確認できるよ

2020-08-27

コロナウイルスがもたらす日本人文学危機

コロナ人文学ヤバい

といっても哲学とかそういうのじゃなく、歴史学とかがヤバい

もうちょっと言うと、日本史とか日本文学とかはぜんぜん大丈夫なんだが、西洋史とか東洋史とか、要するに外国のことを調べる学問ヤバい

今はまだ大丈夫だけど、じきに破綻する。

なぜかといえば非常に単純な話で、研究を進める上で必要資料アクセスできないからだ。

歴史学根本は、オリジナル資料(=一次史料)にあたることにある。一次史料には色々な形態があるわけだが、歴史上の出来事の背景とかを実証的に調べようと思ったら、公文書館にある史料を使うことが不可欠だ。

そして公文書館というのは行政機関なので、日本国立公文書館外務省外交史料館東京にあるように、あるいはイギリス国立公文書館キューにありアメリカ国立公文書記録管理局ワシントンDCにあるように、当然ながらそれを管轄している国や地方自治体に設置されている。

そう、公文書館に行けないである

コロナが2~3年で過ぎ去り、その後はすべてが元通りになるなら、その数年を耐え忍べばいい。数年が過ぎればまたヨーロッパなり世界の他の国なりに行けるようになる。当然、歴史学も元通りだ!

でも残念ながら、中東諸国の割安の航空券ヨーロッパ渡航できる日々は、もう戻ってはこないかもしれない。航空券が割高になるだけではなく、全世界的に航空産業が縮小し、これまでであれば容易にアクセスできていた史料アクセスできなくなるかもしれない。

明治維新以降、政府が雇ったお雇い外国人たちによって、ランケに始まる近代歴史学日本に持ち込まれた。だが初期の日本歴史学はあまりにお粗末なものだった――現在の水準からすれば。

オリジナル史料を見ずに、西洋人の書いた歴史書を読んでそれを日本語で紹介して論文を書き、吾は教授でございと偉そうな顔をしている。英語フランス語ドイツ語の文献だけを読んでヨーロッパ史全体を講じるなんていう無謀なことが平気でまかり通っていた。

けれど、そのような稚拙な「論文」も必要だったのだ。日本歴史学が独り立ちするためには。

やがて、それらの先人たちの業績を踏み台にして、きちんと史料集(=オリジナル史料を集めてまとめた本)にあたって論文を書く人や、英仏独だけではない色々なマイナー言語習得して研究する人が増えてくる。そして、交通技術の発展に伴って海外旅行安価になるにつれ、国外文書館アクセスして論文を書く人が増え、英仏独以外の言語を学ぶ人が増え、留学して現地で学位を取る人も増え、日本歴史学レベルはどんどん上がっていった。

2000年代から2010年代にかけての日本歴史学界で生み出された外国研究レベルの高さは誇るに値する。もはや横のものを縦にしただけではまともな論文とは見做され得ない。現地の言語を読めることが最低条件で、その上でどのようにオリジナル面白い研究成果を積み上げるか。多くの研究者たちが競うように優れた論文や著書を生み出してきた。

そこをCOVID-19パンデミックが直撃したのだ。

留学の予定も史料収集計画も、すべてが白紙になってしまった。

分野によって違うと思うが、外国史を学ぶ者は多くの場合修士課程博士課程で留学をする。これは現地で史料収集したり、現地で言葉勉強したり、現地の研究者と触れ合ったりするきわめて重要プロセスで、修士卒ならともかく博士号を獲ろうと思うなら避けては通れない。多くの研究者はだいたい1年から3年くらいの留学を経て、外国歴史に興味がある若者から若手の歴史研究者へと成長する。

COVID-19直撃世代は、この留学経験を持てない。彼らは外国研究者として足腰を鍛える機会を奪われることになる。

2~3年でコロナ禍が終熄するなら、この世代が数年間のハンデを背負うだけで済む(たとえば、留学することな博士課程の年限が来てしまったとか、在学を引き伸ばす羽目になり学費が余計にかかったり就職市場に参入するのが遅れたとか、せっかく学振DCを取ったのに海外調査をすることな任期が過ぎてしまったとか、そういう悲劇が量産されることだろう――外国研究者は学振研究費のかなりの割合出張費に充てている)。

けれど、コロナ禍が終熄しなかったら、あるいは終熄後に海外調査ハードルものすごく高くなってしまっていたら、日本外国研究は大きな打撃を受けるだろう。

そりゃ、留学終えてる組は今すぐに困るってことはない。彼らはもう現地語ペラペラだし、これまでの現地滞在史料たっぷり集めてるだろうから、当面はそれを消化しながら外国研究者とオンライン会議すればいい。

でも、これから留学しようとする人たちは、現地に長期滞在して外国能力を鍛える機会を奪われ、史料を集めることもできず、中途半端研究能力しか持てないままに博士課程を終えざるを得ないことになる。

もちろん、先行世代よりマシな点もある。デジタルアーカイブの発展によって、従来は現地の図書館に行かないと見られなかった古書や古新聞が自宅にいながらにして読めるようになった。中には所蔵している史料ウェブで見せてくれる親切な公文書館もある。外国雑誌だってオンラインで入手できるし、何なら研究書をkindleで読んだっていい。そういえば友達ドイツ語学術書kindle版で引用していた。

から研究の水準が明治時代に戻るということには、おそらくならない。

ただし、その方向性限定される。

どのような種類の史料必要かは、結局研究テーマに左右されるのだ。もしも「ドイツにおける日本人のイメージ歴史」を調べたかったら、古書や古新聞を徹底的に調べればそれでいい。けれど、「1960年代における西ドイツ政策決定過程」みたいなテーマを扱おうと思ったら、公文書館史料を見なければお話にならない。

現代日本で考えてみればよくわかる。「安倍首相メディアでどう扱われているか」と「安倍内閣の内側ではどんなふうに物事が決められているか」とでは、立論に使うべき資料全然違う。前者は新聞ネットを見ればそれでいいが、後者情報公開請求必要だし、『朝日新聞』や『週刊文春』だけを見て後者を論じたら手抜きだと謗られるだろう。

そして歴史学とは「昔のことなら何でも扱う学問」であり、内部には表象を論じる研究から外交政策を調べる研究者まで色々いるのだが、後者のような人たち――つまり研究のために文書館史料必要とする人たち――の研究はずいぶんやりにくくなるだろう。外国研究において、思想史文化史古代史の割合が高くなるかもしれない。

(いやでも、ガチ思想史文化史をやろうと思ったら文書館史料を見ないといけない局面も割と出てくるので、思想史なら文書館行かなくてもいいでしょ、という話にはならないんだよな……明治時代知識人留学先の国に出かけてその国の文書館史料使って明治期の思想についての本書いた人とかいからな……逆にある程度昔の外交史だと関係する史料ほとんど翻刻されてたりするし……)

逆に、先行世代よりも悲惨な点は何か。

それは研究レベルが上がってしまたことだ。

ネット上で読める範囲古書や古新聞だけを史料として使って「18世紀におけるドイツ諸邦の外交」みたいな研究をまとめたとして、明治時代ならこんな多くの一次史料を使うなんて素晴らしい研究だと大絶賛され東京帝大の教授になれるかもしれない。でも現代では、研究レベルが上がってしまった現代では、「新聞しか見てないじゃん。文書館史料使ったの? え? 使ってない? レベルいね」と一蹴されてしまう。論文英訳なり独訳なりして海外ジャーナル投稿しても、それなりのレベル雑誌からは軒並み落とされるだろう(というか、国内でも有力学術誌の査読を通過できるとは思えない)

ふんだんに文書館史料を使う質の高い研究に慣らされてしまったら、今更横のものを縦にすれば教授になれていた時代研究水準には戻れないのだ。

ハードルを下げる?

外国最先端研究成果がワンクリックで手に入るこの時代に?

つい去年まで史料調査のために渡航するのが当たり前で、今アラサー以上の人たちは研究水準が高かった時代を身を持って知っているのに?

コロナ禍の影響が数年で収まるのなら、業績の不足で苦しむのは直撃世代だけで済む。だが、もしもコロナ禍の後遺症が何十年も続くのであれば、外国史を研究する歴史家たちは困難な撤退戦を強いられることになるだろう。

それはより史料入手の容易なテーマへの撤退戦であるかもしれないし(政治史ハードルが高いから、表象歴史とかを研究しよう)、より史料入手の容易な国への撤退戦であるかもしれない(○○国と比べて××国の方がデジタルアーカイブが充実してるから、○○史じゃなくて××史をやろう)。

ともかく、これまで日本歴史学が積み上げてきた多様性は、徐々に失われていくことになるだろう。

日本外国研究にとって、冬の時代が迫っているのかもしれない。

まあそうは言っても史料さえどうにかなれば研究はできるので文化人類学記述言語学よりはまだマシ。これらの学問では現地に長期間滞在して現地人の間に分け入って調査する必要があるので、現在レベル渡航制限が長続きすると文字通り危機に瀕する。これらの分野では伝統的に外国に関する研究が盛んで、オセアニア島国アフリカの奥地で調査してきた日本人が何人もいるのだ。今後、外国舞台にした文化人類学記述言語学は消滅し、国内対象として細々と生き延びるほかなくなるのかもしれない……

(まあ、国内伝統文化方言を保存するために、一度外国文化言語記述するのに使っているエネルギーを全部日本に関する研究に注ぎ込むのもアリかもしれない……でもCOVID-19で次々と伝統的なお祭りやら寄り合いやらが中止になっているし、うかつに都会の大学修行する若手研究者が離島山村に出かけてお年寄りのインフォーマントと接触するのもはばかられるよなぁ……)

ブコメにお返事

日本だけの問題では無さそうなのでよりデジタル化したりオンラインで閲覧する仕組みが出来そうだけど

デジタルアーカイブの発達はうながされるだろうけど、そんなに急速には進展しないだろう。それには2つの理由がある。

第1に、単純にデジタル化はすごい大変なのだマトモな国なら行政の作った公文書は破棄されずに何十年にもわたって保管されているのが普通で、それらすべてをデジタル化するのは労力がかかるというのは納得してもらえると思う(国だけじゃなく地方自治体にもその自治体公文書集める公文書館があったりするからね。連邦制の国だと連邦レベル・州レベル・市レベル文書館が別々に設置されていたり)。優先順位をつけてやっていくほかないけど(「まずは外交関係公文書を先にデジタル化しよう。環境保護関係は後回しだ」)、優先順位の低いテーマ研究しようと思ったらそれでは困る。

第2に、困るのは外国研究者だけで、本国研究者はそんなに困らないのだ。

日本人がイギリスドイツ調査に行けなくなっても、イギリス人やドイツ人の歴史家は何も困らない。彼らは渡航制限など気にせず自国にある公文書館アクセスできる。これは日本のことを研究する日本人の歴史家にとっても同じだ。仮に外務省外交史料館から外国研究者の姿が消えたとして、いったい日本研究者になんの不都合があるのだろう?

(ここでは「外国人」と書いたが、厳密には、外国拠点を置く研究者と言った方がいいだろう。日本大学で教鞭を執っている中国人日本史研究者はなんにも困らない。逆にうっかり日本学の専門家として英米大学就職しちゃった日本研究者は大変だ。また、日本研究する歴史家がなにも困らないというわけではない。日米関係歴史研究しようと思ったら当然アメリカに行かなければいけないし、国内政治だけを研究する場合であっても、日本政府公文書管理がザルすぎるせいで重要史料日本じゃなくアメリカにあるみたいな状況もありえるので……)

まり世界的に、自国研究する研究者にとってはあんまり困らないが、外国研究する研究者はめちゃくちゃ困る、という状況が訪れると思われる。外国研究者への配慮が、果たして自国公的施設デジタル化への強い圧力となるだろうか? 正直疑問だ。

資料を集めたり読んだりするのはその国の研究者に依頼する、というのはダメなの?現地に行く必要性がよくわからなかっった。

第1に、それ本国研究者に何のメリットがあるの? お金を払ってやってもらうとして、その人件費渡航費よりも安上がりだとはとても思えないんだけど…

第2に、史料の山に埋もれて色々探していく中でお目当ての史料を見つけるコツとか時代ごとの史料の特徴を見分ける目とか崩し字の読み方とかそういった歴史家としての技倆が養われるので、単純に他人に任せればよいという話ではない(「時代ごとの公文書形式の違い」みたいなのも当然論文テーマになるけど、これ書くためにどのくらいの史料読む必要があると思う?)。

ていうか、なんか勘違いされてるフシがあるけど、読んだ史料が全部研究に使えるわけじゃないからね。目録面白そうな史料があったか地方文書館に足を運んで閲覧してみたけど期待ハズレで全然使えませんでした、とか、膨大な史料の山を探しまわってようやく使えそうな史料の一群を見つけました、とか、何気なくパラパラめくってた史料の片隅にさり気なく重大なことが書いてありました、とか、そういうのあるあるなので。お目当ての史料だけ外人コピーしてもらえばいいじゃん! なんて夢物語しかない。

第3に、そもそも論としてなんで自分研究オリジナリティの源泉たる史料の入手を現地人任せにするのか。現地の文書館に通って現地人がちっとも注目してないけど重要史料を発掘したなんてこともあるわけだけど、そんな史料を現地の研究者にコピーさせられるわけないだろ、常識的に考えて……論文で発表するまで史料存在をひた隠しにするわ……(現地人が自力でたどり着く分には止められないけど、わざわざここにこんな重要史料がありますと教えてさしあげる必要はどこにもない)

日本史であっても一次史料海外にある日本キリシタン史では、史料アクセスハードルが以前から言及されていたのを思い出した。

なおアジアアフリカの旧植民地ではそういう状況がデフォルトの模様。日本史研究する日本人の歴史家は日本国内研究を完結させられる余地があるけど、インドネシア史を研究するインドネシア人の歴史家がオランダに行けませんとか、インド史を研究するインド人の歴史家がイギリス(ryとか、台湾史を研究する台湾人の歴史家が日本(ryとか、そういうのはマジで研究に支障が出るよなあ……

そもそも論だが、「日本人が」イギリス政治史とかドイツ経済史とかを研究する意義が不明。「現地の研究者に任せる」だと何故駄目なのか?

それな! ぜひ同じことをドナルド・キーンロナルド・ドーアケネス・ポメランツイアン・ニッシュJ・ヴィクター・コシュマンブレット・ウォーカーにも言ってきて!

2020-08-23

大学講義にはどんどんもぐってよいという風潮

聴講生というのが制度として存在しているにも関わらず大学側はそこまで厳しく取り締まりをしているわけでもなく

というか定年間近の教授講義に「もったいないんで今のうちにもぐっときましょう」って言ってる教授までいたぐらいで

さらに言うなら授業を受けてる学生からも座れなくなるとかそういうことでもない限りまず文句なんか出ないわけだけど

冷静に考えてみるとこれかなりおかしいよな

これが例えば別のサービスとかだったら絶対そうじゃないだろ

自分が金払ってる横で誰かが同じもの違法にタダで楽しんでたらやっぱムカつくわけじゃん

もし自分にまったく損害がなくても本来は腹が立つはずなんだよ

でもそうならないということは誰にとっても大学講義のものはどうでもいいってことなんだよね結局

講義大学本質ではないし、学生もそこに金を払いたいわけではない(単位学位さえくれればいい)ってだけで

2020-08-20

anond:20200820151416

ほな東大の院でも行ってこいや

あそこは研究室さえ選べは簡単学位取れるで

入試も枠がガバガバから簡単やしな

2020-08-12

anond:20200811225900

まじめに答えてた増田です。

ロンドン大学院までいってイギリス就職しない(難しくてできない)って話はよく聞く。アジア人英語、聞きとりにくくない?英語力が悪化しそうだから自分アジアでの就業選択肢に入れなかった。

システムエンジニアって日本だとよく聞くけど、日本以外でもこんな職種あるんだね。自分は単にプログラマーで通ってるけど。

コンピューターサイエンス必要な場面って自分会社だったら例えば、効率期なデータ構造を組み立てるときに、これらの知見を持ってる人(ほぼCS学位持っている人)が設計するんだけど、システムエンジニアとして壁にぶつかってるのはもっとビジネスレイヤー理解とか、そういうところじゃないのでは?と勝手に推測してる。

みんなが使うライブラリフレームワークを作る人は必要だけど、そういったものを使って、何かを構築する人ならいらないんじゃないかな?

2020-08-11

anond:20200811075557

元増田よ、まじめに答えるから聞いてくれ。

自分EU圏でソフトウェアエンジニアとして働いているが、夜間でコンピューターサイエンスを学んでいる同僚なんて普通にいる。なぜならチームの大半は学位を持っていて、知識がないと辛い場面もいろいろ多いからだ。

そして、アメリカEUでは大学卒業後、大学に入り直すなんてことはザラ。なぜなら目指す方向性なんていくらでも変わる可能性があるし、興味の幅が広ければ、さら大学で学ぶなんて当たり前のことだからだ。

こんな島国の閉じた考えは無視していい。

勉強を始めることに遅いなんてことはない。その変わり、なぜ学ぶのかという強いモチベーション必要だ。学歴がほしいだけって言うんだったらやめたほうがいい。まともな組織であるならば「あなたは何ができるのか?」を問うことになるだろう。どこの学校を出ましたなんてどうでもいいことだ。

これから時代、長期的なキャリアパスを描く必要がある。年金はどこの国も厳しいが日本だと団塊世代ジュニア年金支給するあたりにいっきに引き上げが行われ、それが加速度的に悪化するだろうから元増田は最悪80歳までは働いていくイメージでいたほうがいい。まだ50年も働き続けるのにもう勉強やめちゃうの?AIなどの実用化によって、そんな時代の過渡期で将来仕事を失うことになる人は絶対にいる。失ってから勉強していては遅いんだよ。

繰り返す。勉強を始めることに遅いなんてなんてことはない。勉強意欲はいつまでも持ち続けるべきだ。

anond:20200811075557

まだアラサーでしょ?ロンドン大学院、40くらいで来る人だってうじゃうじゃいるし、その後の就職だってあるかわからないけど、学位とるだけ可能性につながるよ。

今見えているものを頼りにするんじゃなくて、やりたい勉強ができる方に集中しなよ。人間いくらだって不安になろうと思えばなれるんだから

2020-08-09

ニュージーランド移住先に選んではいけない

こんなコロナさなかに海外移住なんか考えてる人がいるかは知らないが、ニュージーランドを今選ぶのはやめておけ。

幸福度ランキングとかで上位に来るこの国で何が起きているかを書く。

今年の9月選挙がある。この結果でニュージーランドファーストという政党が連立与党に入ったら今後数年はこの国に移住できないと思ったほうがいい。

前回の選挙からは3年が経っていて、すでに移民政策絶望的な状況になっている。誰も何も言わないが、俺はニュージーランドファーストのせいだと思っている。

まずこの政党ガチガチアンチ移民政党だ。移民を入れないと国が滅ぶといわれても多分国が滅ぶ方を平気で選ぶだろう。そのくらいのアンチだ。というか、移民は絞るだけしぼって捨てりゃいいとしか見てないかもしれない。

この政党普段議席数もそんなにない泡沫政党だったが、前回の選挙で連立与党成立のためのとてつもなく重要議席数を手に入れた。

今の政権ニュージーランドファーストの機嫌を損ねれば秒で終わるくらいの議席数になっている。

今の政権でこの政党党首副総理になっている。労働党と長いことともに戦っているグリーン差し置いてこれだけのパワーを与えたのだ。どれだけのバーター取引に応じたか想像できると思う。

若き女性首相ジャシンダアーダーンが産休をとっている間、首相代行をしたのがこの副総理ウィンストンピーターズだ。2018年6月から8月の間に彼が何をしたのかは調べていないが何かしらしたこと想像に固くない。

さて、2018年12月から永住権の処理があからさまなレベルで遅延するようになった。政府は遅延と言っているが、実態放置だ。このあたりから何もしていない。何千ドルもの申請費用をとっておいて放置するんだから詐欺と言ってもいいかも知れない。

これだけならニュージーランドファーストのせいとは言い切れないが、この政党現在移民政策を狙っている。

先日移民大臣イアンギャロウェイが浮気でクビになった。このあとのインタビューで、副総理移民政策に口出ししたことがほのめかされている。

いまニュージーランドでは永住権を取ると親を呼び寄せられるようになっているが、片方の親を呼ぶには年収10ドル、両方呼ぶには15万ドル必要になっている。

このあまりナンセンス数字について、ニュージーランドファースト党首が口を出したと言っている。移民大臣はいくらなんでもありえないといったが押し切られたようだ。

いまニュージーランド永住権年収10ドルを超えている人はとっととビザが発給されている。超えていない人はひたすら待たされている。これが国際問題にならないのも驚きだ。内政干渉かな。ならないか

ニュージーランドファーストが次に与党に入ったとした場合さらなる譲歩を求めると言っている。この政党は今の首相がいる労働党に、お前ら何一つ譲歩してないだろと堂々と言っている。そして移民政策をよこせ、と言っている。

大事なことだからもう一度いうが、ニュージーランド移民政策はいま凄まじい危機に直面している。

もし次の選挙で万が一ニュージーランドファースト与党に入り、移民大臣を出したらこの国に来るのはやめておけ。仮に永住権が取れてもろくなことにならない。

ニュージーランド経済移民ガッツリ依存している。移民がなければ商売は成り立たない国だ。そんな国が移民廃除の方向に動き出したらどうなる?経済は間違いなく傾く。金持ちばかり入ってきたらインフレが加速して貧富の差が広がる。この国の貧富の差はすでにかなりのレベルだ。そうなればおそらく治安も悪くなる。

そしてニュージーランドファースト狡猾な点は、この貧富の差移民のせいにしているところだ。この政党支持層地方うだつの上がらない人々だ。

ニュージーランド都市部は富んでいるが地方結構ヒイヒイ言っている。北の方は毎年ひどい洪水に悩まされている。そんな彼らになんと言っているか政策を見ればだいたいわかる。

あなた方が苦しんでいるのは政府移民政策推し進めたからだ、本来あなたがたの教育トレーニングに使われるべき税金移民を呼ぶことに使っている、そんなのは許されない

そう言っているのだ。

要はポピュリズム政党だ。彼らは常に外国人排斥しないと国民が苦しくなる、と言い続けている。そしてそんな彼らを支持する層もそれなりにいる。支持者たちはもしニュージーランド外国人排斥したらどうなるかわかっていない。

ニュージーランドファーストの言う外国人のせいであなた方は苦しめられている、を素朴に信じている。

この政党移民政策の舵取りを手に入れた場合ニュージーランドへの移住に関するコストは跳ね上がる。時間金もだ。不可能になると言ってもいいだろう。

から言うが、もしニュージーランド移住先の一つに考えているなら、今度の選挙の結果をまて。ニュージーランドファースト与党に入れば、パワーを手に入れたら間違いなく金が無駄になる。

この政党がなんでこんなに不条理に振る舞えるかも書いておく。

まず、支持基盤日本で言うヘイトスピーチとかしちゃう人々だ。深く考えずに外国人のせいで俺らの生活が苦しくなっているとか言っちゃうような人々だ。

なのでこの政党移民に意地悪したらしただけ支持はより強くなる。支持者たちがそのせいで貧困にあえいでもどうでも良い。外国人もっと追い出さねば、と思うだけだろう。しらんけど。

それよりも重要なのは永住権申請している人々はワークビザを持っている人たちで、そんな彼らには選挙権がない。つまり、ワークビザホルダーをどう扱ってどう思われようが選挙には何一つ影響しない。困るのは人材が安定しなくなる企業だが、自国民を雇わないからだと言われて終わりだ。逆にワークビザホルダーに永住権出し始めたらこ政党は終わるかもしれない。つられて労働党も終わるかもしれない。

長くなったのでまとめる。

いまのNZ政府与党ニュージーランドファーストがいる。この政党ガチガチアンチ移民政党で、現在移民政策を狙っている。

いまのNZ政府におけるこの政党立ち位置副首相で、アーダーンが産休を撮っていた間は党首ウィンストンピーターズが首相代行をしていた。

来月行われる総選挙の結果次第では本当に移民政策を手に入れる可能性があり、もしそうなれば一部の金持ち高収入の人しか永住権は取れなくなり、今後NZ外国人労働者は数年で切れるワークビザホルダーばかりになるので人材供給は凄まじいレベル不安定になる。国内で頑張る企業ほど割を食うようになる。

仮にニュージーランドファーストがなんの力も持たないレベルまで議席数を減らしたとしても、すでに起きているビザプロセス放置から正常な状態に戻るまでは年単位でかかるだろうから、多少マシかもしれないが、人材はやはり供給不安定になる。結局不景気になる。

行政は毎年最低賃金を上げるのでインフレ傾向は終わることはない。貧富の差の開くスピードは加速する。

*****追記

なんか妙にブクマとかされてて驚いた。いくつかコメントをもらったので追記という形で答えておこう。

まず、この記事には伝聞や自分の考えが多い。そこは全くの同意だ。次に、勢いで変なこと書いてある部分もある。突っ込んでくれた人ありがとうもっと冷静に文章をかけるようになるよ。

事実なのは現在の連立与党ニュージーランドファーストがかなりの発言力を持つ地位にいる、という点。現在NZ与党レイバーグリーンニュージーランドファースト構成されており、レイバーグリーンだけでは過半数が取れない。与党でいるためにはNZFが必要不可欠だ。NZFにしてみれば野党側のナショナルACT側に行っても別に構わない。あちらも過半数を取れていない。どっちに転んでもNZFは得しかしない。

次に、この政党は凄まじいレベルアンチ移民政党であり堂々と移民政策をよこせ、と言っている点だ。

3つ目、この政党現在世論調査では支持率2%とかなり低くこの通りに選挙が終わればニュージーランドファーストが連立与党に居座ることはできないだろう。ただ、こちらでは誰一人安心していない。ドナルド・トランプの例を見ればわかるだろ?本当に投票をやってみたらNZFがむしろ議席を伸ばすことだってあり得る。

ビザの話だ。外国就労許可(ワークビザ)や永住権を取得するときもこれらに応じたビザを取得する。ただ、観光ビザ学生ビザみたいな気楽さはないので、軽く説明をしておく。ちなみに、大学に入る学生ビザワーキングホリデーにも就労許可はあるが制約はかなり厳しい。学生ビザをもらって仕事を手に入れて学校をサボれば国外追放ワーホリなら例えば半年以上同一雇用主のもとで働いてはならないとか決まっている。

まず、ワークビザは、大雑把に考えて2種類あると思ってほしい。一つはこちらの学校卒業することでもらえるもの(もらうまでに数万ドル学費と現地で1年以上の生活をする必要がある)、そして雇用者が移民局に申請して認められたら取れるワークビザだ。前者は永住権に続かなくていいなら別にどんな仕事についても構わないが、後者については移民局は基本的には「自国民を雇え」で終わる。雇用者にとっても負担が大きいのでやりたがる雇用者は聞いたことがない。

次に永住権だ。永住権はワークビザよりも基準が厳しい。そういえば永住権ではなく居住権と言ったほうが良いかもしれないが永住権と言っておく。永住権は「申請するための申請」というステップがある。移民局に学歴職歴現在の職、英語力などなどを証拠付きで提出し、それが認められると「永住権申請許可する」ということで申請書が送付される。これで申請ができる。名目上は「ぜひあなたに来ていただきたいので永住権申請して下さい」が正しい。

申請ができた後しばらく待つと移民局の職員が実際に割り当てられてインタビューなどを受けてこれが通れば永住権になる。職業についても「この職業なら認める」というリストが常に公開されているし、収入もその業界の平均を超えていないといけない。要は「NZ人の平均をかなり超えた人材」でないと永住権申請できないということだ。ちなみに金持ちが取る永住権はこれとは別にあるが数億円必要になる。

最後に「NZ現地の人たちを職から追い出してでもほしいのか」という反応についてだが、答えから言うと「追い出してでもほしい」だ。当たり前だろ?その編織り込み済みでやってるんだ。ただ、NZでは雇用者の権利がかなり厳しく守られているので、今雇っている人がいるならそいつ首にしてあなたを雇うというのは基本的にできない。トライアル中の人をすげ替えるのはできる。ただこの辺にはNZのというか移民国家の暗部はあるので機会があれば書いても良い。

特にガッツリ突っ込まれた以下の部分

ニュージーランド経済移民ガッツリ依存している。移民がなければ商売は成り立たない国だ。そんな国が移民廃除の方向に動き出したらどうなる?経済は間違いなく傾く。金持ちばかり入ってきたらインフレが加速して貧富の差が広がる。』

ここについてだが、まず、金持ちを入れたかインフレになるかと言うと別にそんなことはないね。変なこと書いてごめん。インフレ政府が主導で行っている。毎年最低賃金を上げて、業者はそれを価格普通に反映する。営業努力価格据え置きとかやっていない。最低賃金が上がれば他の賃金も上げざるを得ない。

経済移民依存している、というのは、要はこの国は人がそもそも足りていない。最近やっと500万人を超えた国だ。出生率もあまり高くない。年間2万人ちょいかな生まれてるのは。人口は増えてはいるが、経済の成長速度に対して足りておらず、移民をぶっこむことで労働力ブーストし、それで経済をぶん回していると言うのが俺から見えるNZ経済だ。

ところで、「むしろ移民したほうが良いんじゃない?」というコメントが一番印象に残ったので俺の考えを書いておく。

移民するのは得策ではない、というのが俺の答えだ。

移住のよくあるコース留学してワークビザもらって就職して永住権なんだが、まず留学NZへの渡航費は今めちゃくちゃ高い。この時点で諦める人もいるだろう。そして学生が集まらないので、開講見合わせなんて言う学校も出てきている。今のコロナの状況で入国できるかすら怪しい。

次に、卒業してもらえるワークビザの期限は基本1年だ(学位学校所在地で最大3年)なので、ワークビザが期限切れになる前に永住権がとれるかというと望みは薄い。多分今だと2-3年かかるだろう。ワークビザは期限を延長することは可能だが、それも雇用者がめんどくさがったらもうおしまいだ。

逆に、年収が10万ドル(具体的な数字は違うが)を超える仕事をとれるなら狙ってもいいだろうが、これは平均収入の2倍という数字だ。これだけの年収労働者として得ている人がNZで全体の何%か、以下のページを見りゃだいたいわかる、ほとんどいない、だ。

https://www.ird.govt.nz/about-us/tax-statistics/revenue-refunds/wage-salary-distributions

そういうわけで今移住を開始するのはあまりにも綱渡りなのでおすすめしない。

2020-08-04

ビジネス本に夢中な意識高い系低学歴文系くんは

その本の著者がハーバードコンピュータサイエンス学位をとってIBMエンジニアとして10年働いていたキャリアがあるという事実は見ようとしない。

2020-08-01

anond:20200731211816

博士号とって幸せになれないだと…。でもなんかいい人だなという感じがする。

アメリカとか行っちゃった方が突き詰めて研究できたり、学位なりの給料をもらえたりしそう

2020-07-29

anond:20200729073618

俺が先程から言ってるアホとは、こういう類型にはまった、言ってみれば大衆化した人物のことを指している。

けっして学位学歴のことじゃない。

そんな意味でお前もアホの一種だ。

おめでとう。

2020-07-24

anond:20200724185442

管理栄養士活躍の場ってこれから増えそうやけどな

というか、生化学分子生物学を学んでから栄養士とかな

オンラインなどで学位が取れるようにすればいいのに

ヤクルト味の素もいるし研究費とれる分野だろ

高齢化社会うんたらの側面からも取れそう

2020-07-23

別に漫画家政治を語っても良いとは思うが

連載も読み切りも描かない漫画家はただの無職なので、専門の学位も取ってない無職おっさん政治経済を語っても読む価値がないのでそっとフォローを外すよ。

2020-07-22

修士微妙 どちらかというと社会人大学生で のんびり学位を取るほうがいい 企業の後援を期待できる方が博士号は楽

2020-07-16

anond:20200716024239

逆に聞きたいんだけど日本大学以外のどこで専門家を作るつもりなんだ?

アメリカなどと違って積極的頭脳の輸入もしていないが?

まぁまとめとくか

  





2020-07-15

anond:20200715234356

まあでも学位持ってて数学エリートみたいなのがゴロゴロいるのと

専門学校文系崩れがゴロゴロいるのとじゃぁ全然違うんじゃないかなぁ

小町の連中ってさも人生周回プレイ済みみたいな上から目線恋愛結婚相談に口出ししてるけどどこでそういう勉強してきたの?専門家なの?学位あるの?

2020-07-11

10代からプログラマーやって、学位をもらって、朝から晩までプログラム漬けみたいなジャンキーだが、その程度で尽きるほど甘い業界じゃない。億の深さ測り知れること無し。

2020-07-09

大学講義リモートになった影響

大学講義リモートになった影響は良くも悪くもこれからもっと出てくると思う。

まず、来年度の講義は今年度の録画でよくね?となる。1年であまり変化しない分野に限るけど。あとは討論や質疑だけリアルタイムでやればいい。

録画講義活用することで講師はいまよりもずっと多く複数大学講義をかけもちできるようになる。

あるいは研究者自分研究に割く時間を増やせるようになる。

そもそも学生の数も物理制限が大幅に緩和され今の10倍くらいの人数を大学は受け入れられるようになる。

そうなると学生複数大学かけもちしてもよくね?となる。

まあ今のCourseraとかMIT Open Coursewareに近づく感じ。所属学位概念は残るので棲み分けはされるだろうけど。

設備試料必要研究はどうしようもないとしても、ゼミや自宅PCでできる研究はもうリモートで回ってるし。

よくわかんないけど人類の知性が向上するならそれもまたよしという気がしてる。

追記

講師自分講義が録画かどうかは大学側にも受講する学生にも伝える理由特にないことに気がついた。

画面の向こうの人間がいま喋っているのか過去のものなのかの判別はとても難しい。

通信トラブル地震などのアクシデントで生身の人間じゃないとバレるディック的な世界

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