国などのお金で海外留学し、学位がとれたら、給料の高い海外企業に就職するといったのが、研究者個人の選択しとしてはベストとなる。
スキル的に海外で通用するかわかるので自信につながるし、国内の大学やら企業やらの待遇考えると、選択肢として魅力ではない。
ここで国の利益とぶつかる。
海外と同等の待遇を用意すればいい、という意見はあるだろう。だができるのならとっくにやってるはずである。
短期的には個人の選択を優先すればという話になるが、長期的には、海外に出ていくしかない人材に税金つぎ込めないという話にならないか。
ニュースで話題となる研究対象が、大規模な計算リソースを持っているアメリカ企業のクラウドでなければできなかったりする。
国などの研究費からも利益を上げようとするアメリカ企業という構図にはまっている。
海外の技術にいち早くキャッチアップし、より良い成果を出すというのも研究対象だが、出した論文で利益を受けるのはアメリカ企業で日本国内企業ではないという状況もある。
発展途上国で優秀な人に金かけると逆に頭脳流出して国力下がる問題 日本は発展途上国だった