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はてなキーワード: 嗅覚とは

2023-06-08

生殖は野生なんだよ、嗅覚でこんなオスは無理っての分かるでしょ

備わってるんだよ

両性の合意に基づいてしなさい

2023-06-06

無香のプラグタイプ芳香剤使った

きいてるか分からない

けど、たしか匂いがしない

というかなんの匂いもしない感じがちょっと気持ち悪く感じてしまった

視界一面真っ白みたいな感覚というか

嗅覚で感じとるものがなくなる、嗅覚を塞がれたような感覚なんだろうか

決して不快な何かがあったわけではないんだけど

もっと悪臭を感じている場所場合に使うべきだなこれは

効果自体は良いものではある

2023-06-03

犬が亡くなった日の日記

家族として暮らしていた柴犬が死んだ。

17歳と8ヶ月の犬生は大往生と言えると思う。

一昨日に体調を崩して、昨日は少し持ち直した。

今朝、母に抱かれて外の空気を吸い、多分そのまま旅立ったのだと思う。

家に戻ってきて様子を見たらもう呼吸も心臓も止まっていたらしい。

私は実家から1時間弱の場所暮らしていて、弟から死んじゃったみたい、と連絡を受けた。

本当は昨晩実家に帰るつもりだった。大雨で帰るのは今日に延期した。

犬と最後にふれあったのはゴールデンウィークが明ける前の土曜日だった。

犬は1年前くらいから歩くのが下手になり、半年はひとりで立ち上がることもできない状態だった。

でも噛む力だけは衰えず、老衰で力加減を忘れた分、若いときよりずっと危険だと家族と笑いあった。

いつだかシルバーバングルに不意に噛み付いて、傷を付けていた。

外につれていくと歩こうと前脚を動かすので、四足歩行体制になるように支えて歩かせた。

人間の方がよほど疲れると母と笑いあった。

犬は数年前に腫瘍が見つかっていて、視覚嗅覚は衰えていた。

それでも老犬なりに動けないなりに、それなりに元気な老後だったと思う。

とにかく牛乳が好きな犬だった。

犬に牛乳はあまりよくないというのを知った頃には牛乳が大好きな犬になっていた。

老いからは犬用の粉ミルクに切り替えていたけれど、それまで我が家冷蔵庫牛乳を消費しているのはほぼ犬だった。

煮干しの頭が嫌いだった。

頭だけ器用に残して食べていたので、一時期我が家リビングには煮干しの頭が転がっていた。

鮎を貰って大喜びしていた。

近所のおじさんに冷凍した小さな鮎をよく貰って、人間より良いものを食べているなと笑った。

さつま芋が好きだった。

人間食べ物にあまり興味を示さなかったが、焼き芋干し芋だけは盛んにアピールをして食べていた。

抱っこが嫌いだった。

抱き上げると器用に身をよじり、脱出する様子はうなぎのようだった。

個人主義者だった、と思う。

我が家人間はそれぞれ好きなことを自分のスペースでやるタイプで、犬もそんな感じだった。

好きにしていて、人間が集まったタイミングで犬も参加してきた。

甘噛が直らなかった。

さなかった。塩対応の犬だったが、人間帰宅した時は甘噛で出迎えた。それがうれしかった。

お手とおかわりと両手タッチと待てはできた。伏せはおぼえなかった。

テレビの前の机の下が定位置だった。

老いからはよく母の後をついてまわっていた。

目がよく見えなくなったとき家中の隙間や椅子に挟まって助けを呼んでいた。

風呂場や台所玄関で寝こけていた。

夏の暑い日は、縁側の下に潜り込んで寝ていた。

雷や花火の音に怯えて家中をウロウロしていた。

シャンプー大嫌いで普段はあまり鳴かないのに大鳴きしていた。

よく額の毛に指を突っ込まれて穴模様を作られていた。

ブラッシングも嫌いで特に後ろ脚はよく怒っていた。

換毛期に顔に謎の模様が浮き上がることがあった。

はっきり模様が出たときは、近所の住民にこどものイタズラでペンで書いたものだと思われていたらしい。

キツネみたいな顔だった。

たまに顔がまんまるになっていた。

濃茶色の毛並みなのに、背中は焦げたみたいに毛の先端が黒かった。

しっぽの先端も黒かった。

額と耳の、濃茶色の短い毛がいちばんやわらかくてふわふわの毛並みだった。

から腹は白い長めの毛で、綿花みたいだった。

散歩に行くとたまに雑草をかじっていた。

犬に会うと尻の匂いを嗅ぎに行くのに嗅がれるのは嫌がって飛び退いていた。

犬よりも人間のほうが好きみたいだった。

亀に恐る恐るちょっかいを出し、猫には負けていたがよく猫を探していた。

そういえば散歩中、我が家の犬と同名の犬に会ったのを思い出した。

黒と茶色マーブルの同じくらいの体格の犬。まだ元気かな。

歩くのが下手になってからはよく側溝に落ちかけていた。

散歩で遠くまで歩けなくなっても、家の周りのパトロールは入念に行っていた。

近所の仲の良かった犬たちの中では最も長生きをした。

しばらく前に亡くなったボクサー犬の飼い主が、お供えと言っておやつを持ってきてくれた。

祖父祖母も顔を見に来てくれていた。

今日は犬の思い出を探して、家族みんな写真グループラインで共有していた。

古いカメラ携帯を引っ張り出してデータサルベージしては、思い出を語り合った。

家族は、午前のうちに気持ちを整理したようだった。さっぱりと涙を流して、

写真を見て笑い合って、腐敗を遅らせるために保冷剤を添えた犬に声を掛け、やっぱりたまに泣いた。

今、リビングに安置されている犬のそばにいるのではなく、日記を書いているのは、

犬がまだこの家にいるうちに自分記憶を書き出さないと駄目な気がしたからだ。

犬は明日には灰なって、もうこの家には帰ってこない。

冷たい犬の額を撫でるたび、その事実が脳に布を掛けるような涙になる。

私は犬のいる家が好きだった。

母と父がリビングで寛いでいて、二人の弟はそれぞれの部屋で遊んでいて、たまに降りてきて会話を交わす。

そして犬は定位置か母の近くで寝ていて、起きたときには、チャカチャカとフローリングを爪ではじく軽快な音を響かせる。

この光景永遠になれと願った。この家族の揃った家が私の永遠だった。

もう犬の魂はこの家を離れて、明日には身体も無くなってしまう。

今朝、犬は母に連れられて雨上がりの空気を吸い、少し地面に触れて、再び母に抱えられた。

そうして自分の足が動くことに気が付いて、母の腕を離れ、軽快に力いっぱい走って、虹の橋を渡っていったのだと夢想する。

自由に走ることができて大喜びだっただろう。遊びに誘うような笑顔で振り向いてくれただろうか。

犬の友達は向こうにいるし、もとよりひとりでいても困らない性格から心配はいらない。

不自由な肉体から解放された犬を明るい顔で見送る家族

私も、この別れは限りなく良いかたちだと思っている。

それでも私は、もっとこの家にいてほしかった。ずっといてほしかった。

家族はもう気持ちを整理できたようだった。水をさしたくないので、

この日記を書きながらひとり部屋で泣いている。私の永遠が終わってしまった。

ずっといてほしかった。ずっと5人と1匹の家族でいたかった。

別れたくないのに引き留められる場所にはもういない。いたって私には手段がない。

納得しているのに受け入れがたい。

去らないでほしい。ずっとリビングにいて、家族みんなに呼びかけられていてほしい。

犬が夜鳴きして、私ひとりが起きてきた夜のことを思い出す。

ずっと記憶にある思い出。

玄関腰掛けふたりで月を見た夜。

あの月を見たときは、犬と会話ができていたような気がしている。

意思の疎通ではなくて、おもいをひとつにするとか、そういう感じの。

もういない。

2023-05-31

精神薬変えたら自分②が生えて困っている

週末精神科に再診するので整理を兼ねて書く。

概要

20代後半の社会人

全般的感覚過敏(後述)で大学時代から精神薬(エビリファイ)を飲んでいた

引っ越したので、1週間と数日前に新しい精神科に行ったところ、前述の薬ではなく抑肝散という漢方を処方された

・結果、感覚過敏が解消されるとともに抑肝散が効いている間は感性が変わり、分かりやすく言えば自分②が生えた

自分感性が2種類ある状況をうまく処理できず精神的に参っている

追記

感覚過敏は先天的もの。小さい頃から世界が眩しく、音はうるさく、タートルネックは着れなかった。

エビリファイは何も飲まないよりは随分マシ程度には感覚過敏を抑制してくれていた。

エビリファイがなければ卒業就職もできていない。

感性の変化とかはなかったが。

・いま思い立って今まで一口嚥下できなかったチョコミントアイスを買って食べてみているが、食べられないことはないしなんならちょっと美味しい。

やや美味しい歯磨き粉。

追記終わり

変化

改善された感覚過敏

かいつまんで書くと以下。詳細は末尾にまとめているので興味あれば。

元の状態抑肝散が効いてる状態

繁華街では視界の情報量に負けてすぐ気持ち悪くなっていた→平気になった

首にストラップが当たるのが無理で社員証を首からさげられなかった→さげられるようになった

香水に常に不快感があった→ただただ良い匂いと感じる。なんとLUSHにも行ける。

感性の変化

抑肝散が効くことで、単なる感覚過敏抑制の枠を超えた変化があった。

・好きだった音楽がとてもぼやけて聴こえるようになり、今まで聴けなかった曲をリピート再生するようになる。

・好きだった服(派手な柄シャツ)が嫌いになる。全く違うテイストの服(ほぼ無地のモノトーン)が好きになる。

・好きだった食べ物の味がぼやけ、嫌いだった食べ物を美味しく感じるようになる。

・友人たちのことは好きなままだが、新たに人間関係を築く際の人間の好みが若干変わっている感覚がある。

具体的には、頭の良さよりも行動の面白さを重視するようになり、体格は小さい方が好きだったのだがどうでもよくなった。

その他の変化

抑肝散によるその他の変化は以下。

・絵を描いているのだが、「人間物体を球や円筒などの概形で捉える」という感覚が薬の効いている時のみ分かるようになった

・肌がきれいになった(肌が過敏じゃなくなった???)

・食欲が約半分になった

・夜の7時間半+昼寝20分が必要睡眠時間だったのだが、夜の6時間半程度のみで大丈夫になった。(スマートウォッチによれば睡眠時の心拍数が平均で3~5拍/分 下がっている)

・(上に関連して)眠気回避のためコーヒー毎日かなり飲んでいたのだが、ほぼいらなくなった。

所感、困っていること

感覚過敏がほぼ消失したことで、今まで楽しめていなかったものが楽しめるようになった。

絵が若干だが描きやすくなったり、肌がきれいになったり、コーヒーを飲まなくても覚醒していられる等、ほかのメリットも多い。

ただ、薬が効いている時と切れかけている時で自分の「好み」が変化するのがつらい。

朝起きて薬を飲んで着替えようとすると、部屋には自分の好みではない服しかない。

今まで好きだったものをもう一度味わおうとしても、常に「今の自分はこれを好きだと思えるかが分からない」と不安になる。実際にあまり好きではなくなっていることも多い。

なんとなくやる気が出ない時、好きなもので気分を上げようとしても、その「好きなもの」がいちいち試さないとわからない。

「好きなものが広がる」のとは体験として違う。

薬を飲んだ朝好きだったもの夕方にはたいして好きではなくなり、夜の薬を飲んだらまた好きになっている。

思考する自分は一貫して存在している。ただ、感性が2種類ある。それぞれ好きなものが違う。

 

「好きなもの自分を語れよ」と言われるように、「好きなもの」というのは自分の一部である

自分が2人いるような感覚になるのだ。これが思ったよりかなり精神的にストレス

感覚過敏だけ抑えて、感性にまで影響を及ぼさない薬があればいいが、それは存在しない気がする。

今までの私の感性は過敏な感覚を前提にしたものだったからだ。

体調や気分次第で行動が変わる人はいると言い聞かせたが、そんな程度のものじゃないだろと思ってしまう。

感性の経年変化とも違う。朝着た服が夕方気に入らないのだ。

 

ネットで有名な投書に以下のものがある。

【3868】コンサータによって自己連続性を失いつつある

http://kokoro.squares.net/?p=7763

私はこの投稿者と違い、精神なすべてのものが中枢神経の発火であることにショックは受けない。

薬が効いていないときと効いている時の両方を自分だと思う。

ただ、私の精神は「自分が二人いる(感性状態が2種類ある)」ことに現状耐えきれない。

 

冷静に見れば抑肝散を飲むメリットの方が多い。どうにかして折り合いをつけたいが、方法が分からない。

感覚過敏の変化の詳細

視覚

繁華街看板群、人混み、夜のネオンが平気になる

・色がうるさいとあんま思わなくなる

・外が眩しくない

・(ガン効きのときのみ)視界の端まで意識が及ぶ感覚がある

聴覚

・ノイキャンヘッドフォンなくても生活できる

音楽の音の輪郭が全て鈍って聴こえる

ヘッドフォンの音質がいいことに気付く

米津玄師や他の邦楽が全て飽きない限りエンドレスで聴けるようになる(今までは一曲聴き終われないこともあった)

・好きだった音楽(KPOPや洋楽)では刺激が足りなくなり、日本語の曲ばかり聴くように

・今まで楽器別に聴こえていた音が、「声」と「楽器群」の2つにグルーピングされて聴こえるようになる

触覚

・全身の触覚と痛覚が鈍麻(温度感覚には影響なし) ロキソニンを飲んだときよりも鈍麻している

社員証が首からさげられるようになる

・手首のスマートウォッチ振動に気付けなくなる

・首元の詰まった服が着られるようになる

嗅覚

香水をいい匂い認識できる

LUSHも平気

嗅覚は鈍麻したわけではなく、不快感のみ消えた

味覚

一定以上の強い味は切り下げられて感じるようになる

・反対に薄めの味をしっかり感じられるようになった

・甘いものを美味しいと感じる(今まで苦手だった)

しいたけなど食感がだめだったものを食べられるようになった

2023-05-29

匂いオナニーを極める

使用済みパンツ匂いだけで抜ける体になった

勿論同意の上でもらったパンツ

視覚に頼らずとも嗅覚情報だけで興奮できる

生き物のDNAに残されていた潜在能力を開放したかのような感覚を覚える

2023-05-26

推しの子のアイが発達障害ということで少し騒いでいた人いたけど

これ多分普通の人とか、周りの人だと不愉快気持ちになるかもしれないんだけど

当事者だと納得しかないんだよね…

・一部のもの固執

・妙な完璧主義

嗅覚が鋭敏

相貌失認のケがある

etcetcetc

当事者だと名前を覚えられないあたりでピンとくる

2023-05-23

anond:20230523022855

構造が同じなら、同じように考え、同じように感じるはずだと考えるのは早計。

男女では五感の感度がまるで違う。

ホルモンの影響で、女性視覚味覚嗅覚聴覚触覚が男性より鋭敏であることは、

いろんな個別研究から明らかになっている。

味覚であれば、味蕾細胞の数の違いがあるし、嗅覚であれば、嗅覚中枢の発達に違いがある。

あらゆるセンサーが敏感であるということは、鶏ハムを作った際に得られる経験密度も違う。

女性は、鶏ハムを作るというドラマチックな体験をしたから、他人に語ることが出来るのに対して、

男性は、鶏ハムを作るといういつもと同じルーチンの繰り返ししか記憶してないから、語れない。

2023-05-17

anond:20230517094720

俺みたいに嗅覚が鋭いと、予告見た時点でなんでゲームみたいに「イヤッハァ~!」「マンマミ~ア!」とかノリノリじゃないんだろうって違和感を持つ。

やけにオドオドキョロキョロしたマリオとか、予告見た時点でなんかこれゲームマリオと違うぞって判る。俺みたいに嗅覚が鋭い奴は見逃さない。

2023-05-16

感度3000倍

犬の嗅覚人間の3000倍とか言われるけど

ワキガでも懐いてくれるのなんでなん

2023-05-11

ドラッグストアサンプルで置いてあってボディファンタジーベビー系とムスクを左右の腕につけた

ブランドムスク系の香水ベビーパウダー感が気に入って、香料近ければ似たような香りなんじゃないかなどと思い

特定の香料が好きなら、プチプラコロンのがコスパ良いし手に入りやすいし

両腕のにおいを嗅ぐ

左腕のベビーシャンプー、右腕のムスク

自分が好きな香水に近い雰囲気と思ったのは左腕だった

落ち着いて優しい温かい感じが好きだったけど、ヘリオトロープの方なんだなムスクじゃなくて

いや、まあ、ヘリオトロープムスクと両方合わさってこそなのかもしれないが

右腕のムスク系のやつはなにかすごく強い香りだと感じた

悪いにおいじゃないけどキツイ、人によっては嫌われる柔軟剤のにおいと言った感じ

夫にそれぞれ嗅がせると、ベビーシャンプー消しゴムのにおい、ムスクは弱く香っていいにおい、とのこと

消しゴムとかさっぱりわからないし、こんなにキツイにおいがふんわり優しく香るというのも分からない

嗅覚の癖というかよく感知する香り・感じにくい香り自分とはまるで違うんだろうなとは思った

まあとにかく

ヘリオトロープの方が求めた香りの傾向に近い方だとは思うけど、やっぱり商品が違うと香りは違う

自分はその香水が好きだけど、それはその中の香料単品で好きというわけではやっぱりないんだなと

2023-05-05

それは社会と繋がれなかった精神障害者だよ

https://anond.hatelabo.jp/20230504110406

はてなIDはもう10年以上前に削除済みのROM専だけど、今回トラバするためにわざわざIDをもういっぺん作ったよ。

身内に統合失調症がいるので、精神障害者やそういう人の家族に対しては理解があるつもりだ。

そんな私なので「精神異常者」なんて挑戦的な単語タイトルを見たら、さーてどんな奴か読んでみたろと思うので読んだ。

事前に言っておくが、増田に対して説教するつもりは1点しかないよ。

その1点とは「精神異常者」なんて言葉を使ったことだけ(それも、動揺と怒りのため言葉を選べなかったのかもしれない)

読み進めて、2階から放尿でびっくりしたよ。だってうちの身内(以下、M)と同じなんだもの

Mは、子供の頃絵を描くのが好きでテレビゲームがやたらと上手くてただ気を使ったり人とペースを合わせることができない奴だった。

クラスに必ず一定数いる「皆と違う」嗅覚がよく働く(そして大人に可愛がられる)タイプからはさぞかし標的にされやすそうな子供だった。

実際、昼休み学校中庭同級生から小突かれているのを見かけたことがある。

私は昼休みはもともと中庭植物を眺めながら過ごすことが多かったので、Mを見かけたときはテキトーに声をかけるなどしていた。

少なくとも私がMに話しかけるとき同級生はMを小突くために近づくことはできなくなるからだ。

関係ないが、そういう機転(笑)を利かせることができる能力のおかげで彼らは大人に可愛がられるのだろう。

そんな事が子供のころから出来るなんて、器用で羨ましいことだ。

また、大人になった私が子供を「子供である」という点に起因して好意的に見ることは決してない理由がここにある。

話を戻そう。

もともとMは勉強(というか学校の授業)は苦手だったが、中学の頃からほとんどついていけなくなり、学校での虐めもひどくなった。

小学校は6学年あるが中学は3学年しかないので、私はMが中学でどんな様子で過ごしているのかその目で見ることはできなかった。

もちろん、昼休みにヒマつぶしと称して話しかけることも。

Mの学力高校進学も危ういところだった。

そんなMの様子を見た父親は、自分低学歴のため低賃金肉体労働を長く続けざるを得ない苦労をMに語って聞かせ、

「何でもいいから、高校にだけは行かなきゃ駄目だ。高校だけは行かないと人生おしまいだ」と叱咤激励し、

Mに高校へ行けずに大人になることへの恐怖を植え付けた。

あの時、母親は何て言ってただろうか。あまり覚えていない。

Mは父親言葉をしっかり胸に刻み、高校へ行けない事を恐怖して半べそをかきながら机に向かい公立高校の中では相当偏差値の低い工業高校入学した。

Mが高校入学し、たぶん2~3カ月経たころだと思う。

学校へ行ったはずのMが学校へ行かずに帰ってきて、言った。「外の人が全員、自分に「死ね」と言ってくる」

それから、Mは2度と学校へ行かなかった。

学校からは休学を提案されたが、Mは退学した。父親はMが高卒資格を得られなかったことを悲しんだ。

母はMに「皆と同じように高校卒業しなくたって、神様はMを愛しているよ。今はいくらでも生きる方法があるし、勉強する方法も一つじゃない」と言って励ました。

その言葉は、Mが高校受験で泣きながら勉強してた時にも言ってやったのだろうか。

学校へ行かなくなったMは、お菓子を買いに行く以外の用事では外へ出なくなった。

食事時間はいたりいなかったりだったが、段々食卓にも来なくなった。

リビングから人の気配が少なくなると、部屋の中からそれを察知して出てきて、冷蔵庫を漁るなどしていた。

母親はMが食べるかもしれないからとおかずや冷凍ご飯を常備するようになり、冷蔵庫から野菜のおかずが減っているとはじめは喜んだ。

だが、Mが見境なく冷蔵庫の中のものを食べきってしまうようになると、家族みんなの事も考えろと言ってMを叱るようになった。

Mはますます部屋から出なくなった。時々、壁を殴る音が部屋から響いてくる。

ある朝母親の大声で目覚めて驚いて見に行くと、リビングの壁に穴が開いていた。Mが拳で殴ったのだ。

母親は半狂乱のようになり、「借家なのにどうするくぁwせdrftgyふじこ」みたいな事を言ってた気がする。

Mは風呂に入らなくなった。部屋から出たくないからだと思う。

閉ざされたMの部屋のドアからは、酸化した皮脂の臭いがする。週に一度程度だけ、家族の繰り返しの説得で風呂に入っていたように思う。

とはいえ、部屋や布製品にこびりついている酸化した皮脂の臭いはどうにもならなかったが。

母親は、Mが風呂に入っている隙にMの部屋を掃除しようとした。

そこで当時成人男性の間で流行っていた女児向けアニメキャラクターお〇ぷちゃん二次エロ画像印刷物を見つけ、怒りながらMの鼻先に突きつけた。

私は最初「ああ、ロリは駄目だわ」と思ったのだが、母の口からポルノ」という言葉が出てきてそこからNG母親絶望した。

母は激高しMに大変な詰め寄り方をしていた。正直、あれはMがかわいそうだと思う。

Mはますます部屋からでなくなり風呂にも入らなくなった。

ある日母親から思いつめた顔で言ってきた。「あなたの息子が窓から放尿している」と近所の人に言われたそうだ。

私は最初、流石に人間それはないでしょwwwと思ったが、ビビビビ…という音を耳にする機会はほどなく訪れた。

Mは部屋から出たくないあまりトイレにさえ行かなくなったのだ。大の方はさすがにトイレへ行っていたと思われる(と、信じたい)が。

Mはその後、母親暴力をふるったため警察の介入を受け精神科へ入院した。

関係ないけど、夫(Mの父親)や子供(Mの弟)が暴力を振るわれた時は暴力を悲しんで涙を流し神に祈る母親を演じて終了だったのに、

自分暴力対象になった瞬間「アンタなんてもう知らない。神に悔い改めるか地獄に行くか自分で選びなさい!」と言って公権力に頼むとか笑える。

それから20年。

Mは障害者年金を受け取りながら病院入院したり退院したり、母が関係を取り付けようとした(宗教の人が善意でやってる系の)障害者福祉施設就労支援施設とのつながりを全て蹴って、

まともな人間関係就業経験もないままアラフォーになる。両親がいなくなるまで、もうそんなに時間はないだろう。

もし、Mが中学の時にもっと別の選択肢提示し、強迫観念から逃がしてやれてたら。

高校へ行かなくなったときに、何かこう…そういう子たちが行く優しく勉強できるところへ繋げてやれてたら。

そうしたら、少なくとも2階の自室から放尿することにはなっていなかったと思う。

今私が住んでいるところには、毎週同じ曜日同じ時間に奇声を発しながら通る女性がいる。姿は観たことがないが、声で家の前を通過しているのが分かる。

また、毎日使う通勤電車には、手を叩いたり大声を出したりするチック?の男性がいる。

彼らの姿を笑ったり恐れたり、不審な目でにらみつけたりする人が大勢いる。

しかし私には、彼らが羨ましい。毎週毎日、同じ時間にそこを通っているということは、

彼らには毎週毎日通えるコミュニティがあり、行った先には「おはよう」「さようなら」を言って関わってくれる人がいるということだ。

Mはそれを得られなかった。

せめて20代早々くらいで、週に1回とか2回とかのペースでもいいから、自分で通える就労施設とかへ所属できる程度に社会や人とのつながりを持てていたら。

ここまで書いておいてアレだが、悪いが私はMに関わる気はない。

私が女子大生だったころ滅多に部屋から出てこないMが私の部屋に静かにやってきて、ここで裸になってもいいか?と聞いてきたことがあった。

その瞬間、生理的嫌悪感カンストした。完全に無理。

Mはなぜ私に嫌われているか本人は分かっておらず今のままではMが可哀そうだ、という家族もいる。じゃあアナタが親切にしてあげれば?私には無理です。

何の慰めにもならんと思うけど、増田は2階から放尿する奴が自分の身内じゃなかったことだけでもいくらかマシだったと考えて強く生きてくれ。

じゃあな。

2023-05-01

anond:20230501001939

勃起は陰茎と亀頭に沿った自由神経終末の刺激が、陰茎の背側神経で伝達される感覚信号による反射である

血管拡張による海綿体の隆起は、骨盤神経の副交感神経刺激の後に内皮から放出される一酸化窒素による

勃起は、触覚、視覚想像力、および嗅覚入力に反応する脊椎および脊椎上の制御依存する

反射誘発性刺激と心因性刺激は、仙骨副交感神経により相乗的に作用し、視床下部および大脳辺縁系経路は勃起において極めて重要と見られている

これがケミカルメカニズムである

2023-04-26

多分鬱じゃないけど

多分鬱じゃないけどずっと気分が沈んでるときってみんなどうしてるんだろう

好きな事してても気分良くならないし、ゲームしてても動画見てても好きな曲聴いても楽しいと思わん

からと言って違う事する気にもならんし休みの日に出かけたりとか散歩とかする気力もないしそもそも休みが少ないし出勤した瞬間から疲れてるしずっとぼーっとしてたい

こんな時にできることってなんかあるか?

風呂には毎日浸かるようにしてる、今嗅覚異常で食べ物から変な匂いするようになっちゃったけど美味しく食べれる物を選んで食べてる、野菜も食べてる、仕事でめちゃくちゃ動くから運動もできてる

これ以上どうしたらいい?まあまだやれることとかあるんだろうけどなんか正直やる気起きないわ…という感じ。

でも鬱診断とかだとそういうわけではないな〜って項目もめちゃあって鬱ではないんだろうな〜という

とりあえず仕事辞めるか〜

一年しか続かんかったな

2023-04-23

anond:20230423170706

おなら匂い成分は、大腸から血管内に取り込まれ血液の流れとともに鼻腔の嗅覚細胞まで届く。

嗅覚細胞は、においの成分比を自分匂いとして学習するので、その成分比と同一のおならを嗅いでも

実はあまりくさいと思わないのだ。

一方で、他人おならは、におい成分の比率が異なるため、嗅覚細胞は激しく反応し、激臭として脳に通知される。

これが、自分おならはあまりくさいと思わないのに、他人おならは強烈に臭いと感じる仕組みである

2023-04-16

ボディファンタジーピュアディスプレー ベビーシャンプー

ドラッグストアサンプルでお試し

ベースノートムスクヘリオトロープ

ドルジャスミン

…なんかクレールドゥムスクと変わらなくない?くらいに嗅覚解像度低め

ムスク系の香りってだいたいこんなもんだなという感想

粉っぽくてなんか赤ちゃん系の甘いモッタリとした…

まあベビー要素はムスクというよりヘリオトロープなんだろうけど

高い香水と安いコロンの差がわからない

まあ自分にはムスクは向いてないということで

ベビー的な清純さと同時に母性を感じさせるような効果想像して試してみたけど、なんかこう…悪いにおいじゃないんだけどモッタリとこもったにおいかするようで、好きではない

なにかこうベビーの排泄後のオムツのにおい、、と感じてしま

おしっこやうんちをオムツに出して、それを大人に変えてもらいつつ、お尻にはたかれる天花粉のにおい

いや、決しておしっこうんちのにおいではないんだけど

人生経験上、このにおいを嗅いだタイミングは汚れたオムツを処理してもらってるベビーのケツと同タイミング

うん、まあとにかくムスクヘリオトロープ自分には合わないし不要ということで

2023-04-04

anond:20230403120245

やっぱりそういう収益構造だったのか

中小企業診断士してていろんな会社見てたんだけど、そういうゾンビ企業特に地方には多いね

  

会社ビジネスモデルがもう30年くらい前に陳腐化しきってるのに

増田会社のように過去資産地方特有新陳代謝の遅さのせいで生き残ってたりする

自分が見た会社じゃ1960年代くらいまでしか生き残れないだろうって付加価値会社なのに、昔から商流ゾンビして社長は2000万以上もらって社員は250万とかあったよ

経理女性愛人らしくて「この会社で働いてる人って生きてけるのかしら」って言ってたのが印象的だった

  

増田もいうように積立金だとか資産評価かいい加減で財務諸表以上に会社実態は痛んでるんだろうし、増田が継がされて会社清算に苦労する羽目になるよりさっさと足抜けした方がいいと思うけどな

現社長が身内なのだうから悪く言うのも申し訳ないが、その手のタイプって嗅覚だけは優れてるのか、出涸らしまで吸い取って会社が回んなくなった段階で綺麗に見極めて引退してこようとするのが本当に多いよ

  

親族の人縁でそういう経緯なのだうから部外者が言うように簡単に足抜けなんてできんのだろうが

2023-04-03

発熱、喉の激痛、味覚障害嗅覚障害を伴った体調不良に陥るも仕事が休めないタイミングだったので出社。

寝る時間増やしたら3日で持ち直したのでただの風邪だったなと思い普通に過ごしてたら職場の連中がバッタンバッタンコロナになってって答え合わせがされてしまった。

2023-03-30

マスクを取って電車に乗ると

マスク3年つけてたせいか全員臭いに対する感覚バグって居るのがわかる

香水防臭が明らかに外国人みたいな勢いで臭ってるし

ワキガのヤツはろくすっぽ対策してないのか酷く臭い

おまけに新型車両のあの臭いが襲ってくる。

そういう意味ではまたマスクし直すようになったけど

夏までに嗅覚バグりっぷりを治さないと臭さに支配されるぞ

2023-03-19

圧縮羅生門

下人雨待ち、羅生門下。広門、男と蟋蟀のみ。市女笠、揉烏帽子も訪れる可能性あり。地震辻風火事、饑饉で洛中荒れ、羅生門修理されず。狐狸、盗人、死人捨てる。門近く通らず。

鴉、門の上死人肉啄む。崩れた石段上鴉糞点々。下人、紺襖背に七段石段、雨眺め。元主人暇出し、衰微余波。雨途方にくれ、Sentimentalismeに影響。雨音聞き考える。

羅生門に ざあっと音、夕闇に門屋根の先に重たい雲。選ばぬ手段、築土下か道ばたに餓死。門上に犬のように捨てられるばかり。選ばずとも下人の考えは「すれば」しかなく、盗人になる以外の仕方を肯定できず、勇気が出ない。

下人、嚔して立上った。京都は夕冷えで寒く、風は柱の間を吹き抜ける。下人は肩に汗袗を重ね、門周りを見渡した。楽に寝られる場所を探し、門の上の丹塗りの幅広い梯子を見つけた。上に人がいても死人ばかりだろうと思い、下人は太刀に気をつけつつ藁草履を履き、梯子を登り始めた。

何分か後、羅生門の楼の中段に男が身を縮め、上を窺う。上からの火の光が右頬を照らし、下人は上にいる者は死人ばかりだと思っていたが、上では火をともしている人物がいた。雨の夜に、火をともしているからただの者ではない。

下人、守宮に足音ぬすんで急な梯子這って楼の内を恐る恐る覗く。楼内に幾つかの死骸が無造作に棄ててあり、裸の死骸と着物を着た死骸が混じっている。死骸は人形のようにごろごろ床にころがっていて、火の光が及ぶ範囲が狭いため数はわからない。肩や胸など高くなっている部分に火の光が当たり、低くなっている部分は暗いままで永久に黙り込んでいる。

下人、死骸の臭気に鼻を掩うが、強い感情嗅覚奪われる。初めての眼の前には痩せた、背の低い、猿のような老婆。着物は檜皮色、白髪頭で右手に火のついた松の木片を持ち、女の死骸を覗き込む。

下人、恐怖六分、好奇心四分、呼吸すら忘れ、老婆、死骸の首、手により、髪一本ずつ抜き、恐怖消え、憎悪増、饑死 vs 盗人、悪を憎む心老婆床に挿した松の木片のよう、燃え上がる。

下人は老婆が死人の髪を抜く理由が分からず、悪事であると感じた。そして、両足で力を入れて梯子から飛び上がり、聖柄の太刀を手に老婆の前に大股で歩んだ。老婆は驚いた。

老婆見下人、弩弾かれたよう飛び上がる。「おのれ、どこへ」。老婆死骸につまずきながら、慌てて逃げようとした所、下人行手を塞いで罵う。老婆押しもどすが、下人腕をつかんで※そこへじ倒す。

「何してた。言え。黙ればダメ。」下人は老婆を放すと、太刀を抜いて白い鋼を見せつけた。老婆は動かず黙り込んでいる。下人は老婆の命が自分の手で決められることを悟り、怒りは冷めた。後に残ったのは満足感だけだ。そして、老婆を見下しながら、声を柔らげてこう言った。

検非違使役人じゃない。旅の者。縄をかける必要はない。今何してたか話せばいい。」老婆は怖い目をして、唇を噛んで髪を鬘にするための抜け毛を持っていた。そして、憎悪と冷やかな侮蔑の気色が下人に通じたのか、老婆は蟇のような声で話した。

「髪抜き悪くて、死人も優しい。私は髪抜いた女の話、蛇を切って干した干魚売ってた。味よくて、太刀帯買ってた。女悪くない。餓死するなら、私のことも悪くない。女は私を知ってるから、私も大目に見てくれるでしょう。老婆がこんな事を言った。」

下人、太刀鞘に、柄を左で抑え、冷静に聞く。右手赤面鬼で悩む。それでも、勇気生まれる。門で欠けた勇気と反対勇気餓死盗賊か迷う。老婆話終え、下人嘲り、右手解放し、老婆襟つかむ、噛みつく。

「引剥し、食べ。他、餓死。」下人、老婆の着物剥ぎ、老婆蹴倒し、急な梯子降り、老婆火光頼りに這い、門下見。下人行方不明

2023-03-17

全く信用できないのはRTでわかる

宇佐美典也

@usaminoriya

この人いつもごちゃごちゃ理屈をこねくり回して俺のことを批判してくるんだけど、

特段の専門知識独自情報源もなく延々とポジショントークやってるだけで中身ゼロなんだよなー。福祉保健局から財務局協議行ってない時点で規則違反は確定だし、今都庁の焦り具合すごいよ。

引用ツイート

Masanobu Usami

@usamimn

11時間

宇佐美典也らがイキってるけど若年被害女性支援事業の「規則違反」は確定していないし、一連の手続きの部分部分が明らかになっているだけ。瑕疵があったとしても、保健福祉局内あるいは都庁内で「他にもあるんじゃないか?」とか「この処理ずっとやってたけどまずかったの?」て話になってるのでは。

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午後0:12 · 2023年3月17日

Masanobu Usami

@usamimn

日記的雑感のほか、政治・経済社会から哲学思想まで思いつくままに。行政書士試験社労士試験合格司法書士試験勉強中。元国会議員政策秘書

しばらく @genheiei でつぶやいてました。

Masanobu Usamiさんがリツイートしました

mipoko

@mipoko611

·

10時間

長いけどこの的確な考察メディアの内側にいる人にも読んでほしい。暇空側に乗ったインテリ政治的インフルエンサーは、こちらの考察のような状況は分かってて損得でやったと思うので(そして選択を失敗した)スルーだろうけど。自称弱者男性で乗ってしまった人には違うアプローチ必要かも。

引用ツイート

Masanobu Usami

@usamimn

·

3月15日

暇空茜問題に乗った者が問題を起こしても切り離されるし都合がいいように意味付けされて、「自分たちが正しい」とのストーリーに回収される。最初から選択的に切り取った事実想像妄想でつないでいるから、反論反証があったり不利なことが起こったりすると想像妄想さらに膨らませるしかない。

こんな反差別界隈というデタラメな連中をRtしている時点で危ない。

Masanobu Usami

@usamimn

·

1分

いずれにせよ、どれかが決定的というよりも、偶然の要素も含めいろいろと作用し合ってということにはなるのだが、ジェンダーセクシュアリティ問題保守リベラルの軸だけでは解けない、逆にどの問題保守リベラルの軸だけで整理できずジェンダー視点必要とするということだけは言える。

翻訳ジェンダーといえばなんでもデタラメをやっていい。税金泥棒していい。こういうのがネオナチです。

うさみさん割と嗅覚いいね

というかそもそもAV新法バンザイな人がエゴサかいうのはルール的に禁止です。モラルとか貴様がいう資格はない。道徳なんて腐り切っているクズ排除しない。だからなんら意味がない。

2023-03-15

カリッ、中フワッ

な食物が好き

なぜ好きなのか掘り下げて考えると


オレの嗅覚が死んでるから…だ

触覚しかオレにはないのか…

かに味感じないけど「美味い」って思ってる瞬間あるもんな…


ああ嫌な事実に気が付いた

2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

2023-03-02

だいたいカスのやつは

「人の目を見ない」とかインネン付けてくるし、

偏見ベースで発展のない話を何時間も繰り返すし、

ハイブロウお笑い理解しようとしないし、

「敵意」だけにしか嗅覚が効かないのに「人の気持ちがわかる」とか信念を持っている。

混ぜたら危険は本当に危険なのにな

嗅覚なくなっちゃった

通報しなければいけないけどやってないw

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