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はてなキーワード: クモ膜下出血とは

2024-04-10

anond:20240409183217

目の前に座る男性:「あかんクモ膜下出血からやっと生還したのに女が譲れとプレッシャーかけてくる」

目の前に座る男性:「あかん正義マンが高圧的に脅してきた」

目の前に座る男性:「あかん気が遠くなってきた」

2024-01-31

anond:20240131130611

うちのじいちゃんクモ膜下出血の直前に突然人格が変わってばあちゃん殴るようになった。病院に行ってみてほしい。

2023-04-13

anond:20230413132300

ジャニーが死んだから表立って話せるようになったとか言ってる奴はクモ膜下出血肯定

2021-09-13

早速タクドラ死因のクモ膜下出血が反ワクチンに都合のいいように回収されてんの不謹慎だけど笑う

2021-04-25

死ぬのが怖いんじゃなくて死に方を選べないのが怖い

焼死・水死など、苦しい死に方をするのが怖くてしょうがない

一瞬で死ねそうな轢死クモ膜下出血でさえ、恐ろしいほどの苦痛を伴うらしい

死ぬのが怖い」→「考えてもしょうがない」というやりとりは数多く目にしてきたが、自分の死に方がどうなるのかわからないのが怖い

幸せ生活をこの先10年間過ごせる保証があったとしても、10年後に焼死や水死する事が確定しているのだとしたら割に合わず、いっそすぐにでも安楽死を選びたいとさえ思ってしま

この先、1人で溺れるなどして水死することが確定し、最初は息継ぎせず息を止めて我慢すると思うが、

いよいよ我慢が出来なくなった時は水を鼻から吸うのと口から吸うのではどちらがより楽に死ねるだろうか?

どこかの島で餓死が確定したら、ありもので首を吊る選択をした方が楽に死ねるのだろうか

毎晩そんな事ばかり真剣に考えてしまい、そのたびに心臓の鼓動が早くなり、顔が熱くなる

不安神経症かいうみたいだが、

毎晩こんな思いをするなら、知能や想像力なんて欲しくなかったと思ってしま

そういう人間の逃げ場は医者よりも宗教になるんだろうか

2021-02-08

精神的な症状って脳がいつもと違う状態になってると常に考えていいの

脳以外に起きている症状は肉体的な症状に分類される物であり

対偶をとると非肉体的な症状=精神的な症状は脳が何かしらいつもと違う状態になっているって事なんだろうか

また心因性の症状も脳に何かしらの異常が起きて、その結果として脳以外に症状が出る事と考えていいんだろうか

もちろんクモ膜下出血など脳の症状で肉体的な症状と言われるものもあるだろうけど…

2021-01-22

医療従事者って別にリテラシーは対して高くない

というかむしろ相当低い。COVID-19のワクチンの話ね。とある週刊誌記事はてなでぶっ叩かれてるけど、大多数とまでは言わないまでも割とリアルな反応だと思う。自分都内勤務医だけど、周囲を見ると「コロナワクチンって急造なんでしょ?打ちたくないよね〜」という反応は別に珍しいものではない。まあそれでも病院雰囲気的に打つって人が多いだろうけど。医者でもこういうこと言う人は身近にいるし、いわんや看護師なんてワクチン原理も、開発に必要臨床試験も、何一つ理解していない人の方が大半だと思う。

それらは別に批判されるべきものではない。COVID-19はたしか公衆衛生において甚大な影響を及ぼす感染症だけど、でも大半の医療従事者にとってみれば、未だに数多ある感染症の一つでしかない。そしてさら感染症は、数多ある人の病気の一つでしかない。そもそもワクチン医療においてもかなり特殊な分野だ。そもそも医療というより公衆衛生カバーする範囲である。それよりも自分の専門分野の疾患のほうが数百、数万倍重要である医療従事者は「目の前の患者に集中しろ」というトレーニングを繰り返し受けてきている。大局的な思考そもそも求められていない。大多数の医療従事者にとって、大事なのは目の前の大動脈解離やクモ膜下出血患者命を救ったり、末期肺がんALS患者の苦しみに緩和したり、統合失調症うつ病患者の苦悩に寄り添うことが大事なのであって、mRNAワクチン原理承認過程についてお勉強することではない。ぶっちゃけそこらへんのはてなーの方がよっぽど詳しい人が多いだろう。

まり何が言いたいかと言うと、そのへんの医療従事者やらにCOVID-19やワクチンについてもろくな答えが帰ってくるわけがないわけで、専門家に聞いて、言われたことを勝手に捻じ曲げて伝えないで正確に伝えろ、と言いたいわけですね。

2019-09-04

huluにて、にけつッ!!を見ていたら

「せいじが体調悪い時必ず見る夢」

の話をしていた。

私もそういう夢ある。

「蟲」と「幽霊」の夢だ。

両方大嫌いだからなんだろうけど、この2つの夢を見る時は体調悪いわ。

夢ってほんと面白い

怖い夢も嫌な夢も面白い

でも、特徴的(印象的)な悪夢場合現実でも何かあるんだろうなと思う。気を付けた方がいい。

私が経験した夢と現実は、

忍者じゃあるまいし、自分の太腿に思いっきナイフを突き刺す夢」

を見た後、

「母がクモ膜下出血で倒れた」

というもの。幸い1ヶ月で退院し、その後もさしたる後遺症も無かった。2回破裂したんだけどね。

2019-07-01

喜多川右府薨去の事

天下布武を唱え、腹心であった飯島摂津守及び家臣団五人衆、すなわち中居弾正、木村内匠、稲垣五郎右衛門、香取金吾、草薙武蔵らの離反も、その強大な力により押し潰し、今や鳥を落とす勢いであった喜多川右府が、突如、京にて薨去されたとの噂が、日の本じゅうを駆け巡った。

ある者は流行病によるものと噂し、またある者は家臣による毒殺とも噂しあったが、果たしてその真相は、右府の生死も含めて杳として判らなかった。

マスメディアが十分に発達した現代とは違い、当時は、重大な事件は全て人々の口伝えに頼らざるをえない。戦国武将達は、不確かな状況の中で自らの去就を決めねばならず、その対応如何によって、ある家は栄え、ある家は滅びるといった悲喜劇が、絶えず繰り返されたのであった。

ところで、右府のもとには、二人の有力家臣がいた。木村内匠と滝沢左近である

木村内匠については、飯島の乱において仲間の謀議を主君へ密告した功により取り立てられ、右府からの覚えもめでたく、非常に権勢を振るったことは、既に述べた。(https://anond.hatelabo.jp/20160119162624

もう一人の重臣滝沢左近は、元は一介の素浪人であったが、右府に仕官すると俄に頭角を現し、今や右府の最側近として大いに活躍していた。

さて、両者ともに、この悲報に接したのは、京から遠く離れた土地であった。

その時、木村内匠は、右府の命を受けて城攻めを行っていた。梅雨空の下、城の周囲に幾重にも堤を築き上げ、増水した川の水を中へ流し込む「水攻め」を行うこと約1ヶ月、もはや天守は湖の中の孤島と化していた。

「ってゆーかさぁ、もうそろそろ落ちるんじゃね?」

そんなある晩のこと、勝ち戦への楽観が広がりつつあった木村陣営に、突如、右府逝去の激震が走った。京からも離れていたため情報錯綜し、いつしか町奉行である東山越前守により弑逆されたとの誤報にすり替わっていたのだった。

突然の悲報に接し、大声を上げて悲嘆する木村内匠に、その妻、静御前冷徹言葉を投げかけた。

「殿さま!今すぐ京へ引き返して、逆賊越前守を討ち滅ぼし、御館様の無念を晴らすのです!」

「よく言うた。それでこそ我が妻よ!」

木村は電撃を受けたように飛び上がると、すぐさま敵方講和を取りまとめ、全軍を京へ向けて引き返し始めた。

一方、滝沢左近は、遠く関東にてこの悲報に接した。ただし、右府の側近中の側近であったことが幸いし、在京東山越前から直接、正確な情報書簡で受け取ることとなった。滝沢左近は、俄に活発化した敵勢と対峙しつつも、手堅く京へ軍勢を引き返した。

実際のところ、この時点では右府はまだ逝去してはいなかったが、今で言うところのクモ膜下出血により、ほぼ危篤状態であったらしいので、死へ向かいつつあったというのが真相であろう。だが、意識を失う直前、右府は「余の影武者を立てて、死を三年間、隠すように」との遺言を、側近の東山越前守へ伝えていたため、先のような虚実入り混じった噂話を生む結果となってしまったのだった。こうして、両者が接した情報の確度の違いが、やがて両家の命運を全く違うものにしてゆく。

まずは木村内匠であるが、弔い合戦のつもりで軍勢摂津山城国境山崎まで進めたところで、東山越前守の軍勢対峙することとなった。

東山越前守は単騎で進み出ると、大音声を上げた。

「やれ、賊軍ども、なにゆえ京へ攻め上った!御館様に楯突くものは、尽く成敗してくれる!」

木村内匠、答えて曰く、

「傍ら痛いわっ!お前こそ、御館様の亡き後、政を私しようとする賊軍であろう!」

「何をたわけたことを!ここに、御館様はおわすぞっ!」

銅鑼の合図とともに東山軍が左右に割れると、その間から見覚えのある輿が進み出てきた。そう、それは右府の豪奢な輿であった。

「やばっ!御館様!」

突然の状況に、木村軍は戦わずして敗走を始めた。更に間が悪いことに、関東より引き上げてきた滝沢軍が退路を断つ形になり、木村軍は徹底的に殲滅されることとなった。

ちなみに、東山越前守の機転によって引き出された輿であったが、その中には、既に意識のない主人が乗っていようとは、木村内匠は知る由もなかった。

こして敗退した木村内匠は、ひとり戦場より落ち延びると、ある禅寺でひっそりと出家して生き延びたという。一時は、かつて裏切った自分主君であり、既に出家して名を改めていた飯島摂津守の元に、弟子として身を寄せていた時期もあったようであり、何とも皮肉人生である

2019-06-11

anond:20190611135740

神戸大学院生リンチ殺人事件https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%94%9F%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%81%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

警察への通報から16分後に神戸西警察管轄の井吹台交番の47歳の巡査部長31歳の巡査神戸西警察署のパトカーから33歳の巡査部長、29歳の巡査の4名が駆けつけた。さら通報から20分後に事件現場から一番近い有瀬交番から39歳の巡査部長、27歳の巡査が駆けつけた。男性の友人は意識もうろうとしたまま血だらけの状態で車から飛び出し、駆けつけた警官らに必死になって助けを求め、友人が車に乗せられているかもしれないと告げた。しか警官らは、男性の友人が血だらけであり組長や組員らにも血が付着しているという状態にもかかわらず、組員らの車のナンバーを控えるのみで組長や組員らの身体検査や車を検めず、組長らが後日出頭すると言う言葉を信じ事件解決したとその場を立ち去ってしまった。なお警察への通報は他に2件あったものの、警官が仮眠していたという理由から通報から到着が16分、最寄りから20分掛かったと説明している。また男性母親と同居であったため、警官母親男性帰宅しているか確認をし、男性帰宅していないことが判明したにもかかわらず確認を怠っていた。さらには男性が押し込められた車の窓はスモークガラスでなかったため、目視で車内の確認をすれば男性の姿が分かるにもかかわらずそれも怠っていた。

警官が立ち去った後、組長と組員と32歳組員など計6人が2km離れた空き地男性を連れ込み、男性の体を縛った上に殴る蹴るの暴行を加えた。失神した男性に水を掛けて意識を戻させさら暴行を加えるなど拷問のような手口だった。男性瀕死状態で宝光芒川の浅瀬に放置され、翌日3月5日16時20分頃、遺体となって発見された。遺体肋骨ほとんど折られ、右後頭部が割れクモ膜下出血意識を失った形跡もあったが、死因は凍死だった。男性は組長らが立ち去ってから時間生存していたと見られている。なお、リンチを行った後、37歳の組員が有瀬交番に出頭するも1時間ほどの事情聴取を行っただけで帰してしまった。

2018-08-09

医者増田を書いてわかったこ

東京医大の女子減点問題について、いち小児科医が思うこと

優秀な医者とそうでない医者の違い

を書いた増田です。すいません、この2つですが、書いたのは実は同じ増田です。


どのくらい反響があるかを前の増田の影響がない状態で見てみたかったので、2つめはあえて文体を変えて書いてみました。

ばれるかなと思ってドキドキしていたので、今のところ同一人物じゃないかという指摘がなくて良かったです。


今回、東京医大事件によって、医療界が抱えている大きな歪みが一般の人の前にも明るみに出たので、いい機会だと思って普段なんとなく考えていることを文章化してみました。

読み返してみると2つとも無駄に長いですね。

現代医者の性かもしれませんが、できるだけ状況を丁寧に説明して相手選択してもらうような考えが染みついてしまっているので、ぐずぐずまとまりのない文章になってしまいました。

まぁ、もともとまどろっこしい性格なのですが。

こんな長い文章なのに、多くの人に読んでブックマークしてもらってうれしかったです。

あんなにたくさんの増田がある中で拾われるなんて、増田ウォッチャーの方は本当にすごいですね。


たくさんいただいたブックマークコメントを読んで感じたのは、やはり医療現場の外にいる人に医療現場のことをわかってもらうのは難しいということです。

別にすべての人にわかって欲しくて書いた訳ではないですが、中にいる人間としては、そんなに単純な話ではないんですと思うコメントもたくさんありました。単純に私の伝える力がヘボいだけかもしれませんが。

その現場の中にいる人にしかからない空気感があるというのはどの分野でもある程度同じだとは思いますが、病院はどうしても病気の人と病気を治す人という特殊かつ閉じられた環境になってしまうので難しいです。

風通しを良くするために、他力本願で大変申し訳ないですが、こうすればいいという考えを持たれている、他の分野、特にはてなユーザーに多数いらっしゃるであろうITエンジニアの皆様におかれましては、ぜひ病院という環境に飛び込んで、自分の分野を活かした医療環境改善プラン提案していただきたいものです。

ニーズは非常に高いので、ビジネスチャンスはたくさん転がっていると思いますし、なにより実際に環境改善されれば現場人間に非常に喜ばれると思います

さらに、現場環境改善はそのまま患者さんに提供する医療の質の向上につながります

みんな大喜びです。

可能であれば医師から何か提案したいところなのですが、医師特にマネージメントに関わるような立場にある医師は、結局その技術で何ができるのかと言うことまでキャッチアップできていないことが多いので、そもそも活用法を思いつきません。「IT活用して何とかして」とか言われたらみんな困るでしょう。

医療者がAIも含めたITリテラシーを高めるのと合わせて、IT側もビジネスチャンスと考えて積極的医療に関わり、その高い技術力を活かしてもらいたいものです。


偉そうなこと言ってないでお前も何とかしろよと言われそうですが、卒後10年弱で中堅に入りかかった程度の小児科医としては、増田を書いて少しでも理解裾野を広げることと、自分の周りの環境を何とか良くする程度しかできることがないのがつらいところです。

早く偉くなって自分の影響力が及ぶ範囲を広げたい。


最後に、前2つの記事ではできるだけフラット立場で読んで欲しかったので、自分の考えをあまり書きませんでしたが、「結局増田解決法についてどう考えるの?」というコメントをいくつかいただいていましたので、自分の考えを書いておきます

前もって断っておきますが、例のごとく非常に長いです。すいません。


医学部入試について>

今回の事件に限らず医学部入試に黒い噂がつきものなのは大学医学部医学科に入学した人のほとんどが医者になるという現状が原因で、これが諸悪の根源です。

まり入試不正をなくすためには、ほぼ入学ゴールという現状を変えなければいけません。

すなわち、医学部入学者を増やして医師教育入り口である医学部入学の門戸を広げて、代わりに国家試験という出口で医師の数を調整する、という方法です。

大学医学部に入れたところで医師になれるかどうかはその後の自分次第なので、不正をしてまで入学するメリットは大幅に減ります

出口を国家試験にしてしまえば試験による不正基本的には起こらないはずです。(このご時世なので何があるかはわかりませんが)

現行のペーパーテストのみの国家試験をより実践的なものに変更する改革と合わせれば、現場に出る医師レベルもある程度保証できるはずです。

国家試験受験者の大多数が合格できる試験でなくなり、さらにより実践的なものになれば、各大学間で合格率に大きな差が出ることになると思いますし、大学間での競争活性化されて問題のある大学は淘汰されていく流れになるかもしれません。学生競争さらされてしっかり勉強するようになるでしょう。

さらに、医学教育の出口で医師の人数を調整することにより、入り口で調整している現在より速いスピード医師需要の増減に対応できるようになります


問題点としては、医師になる教育を受けたのに医師になれない人が多く発生することです。タイミングによっては、氷河期みたいな現象が起きてしまうかもしれません。

医学生にとっては、大学に入ってしまえばほぼ医者になれる現状に比べてかなり厳しい状況ですが、世の大学生や大学院生たちは、就職においてかなり熾烈な競争を行っているようですので、現状が甘やかされすぎです。

ただ、医師になれなかった学生の受け皿は必要です。医師に準ずる知識技術を持った非医療職というのはある程度の需要があるとは思いますが、どこまで一般企業などがそういった人材を、しか国家試験に落ちてしまった人材を欲してくれるかは疑問です。

医師みたいな資格を作って病院で働くというのも一つかもしれませんが、どういった制度設計にするかは十分な議論必要です。

とにかく、国家試験に落ちてしまってもすべて自己責任としてしまうのは今の日本ではちょっと受け入れ難いと思いますし、この辺りは検討余地が多数残っています

他の問題点としては、やはり大学負担が増えることでしょうか。

大学時代によく言われたことですが、医者を一人育てるのにはお金を含めた莫大なコストがかかっているそうです。

国公立大学言わずもがなで多大な税金が投入されていますし、私立大学でもある程度は学生授業料でまかなわれているものの、少なくない税金が投入されています

その税金を、医師教育として医者にならない(なれない)人のために払うべきなのかというのは議論が分かれるところだと思います

国公立大学でも学生負担を増やすのは一案だと思いますが、結局お金持ちしか医師になれなくなっては本末転倒ですし、アメリカのように借金してでも大学に入ったのはいものの、最終的に医者になれなかったのでは救いのかけらもありません。

つの時代お金の話は悩ましいものです。

また、お金だけでなく人的なコストも増大します。

現状では大学教員診療教育研究を一手に引き受けており、学会活動なども含めて多忙を極めています

ただでさえ手薄な教育なのに、これ以上にリソースを割けと言われると行き着く先は地獄です。

解決策は大学教員を増員して診療教育研究のうち得意な分野に専念させることですが、そんなことができるお金のある大学日本には存在しないでしょう。

やっぱり先立つものは金です。

国民の皆さんに納得していただいて増税するしかありません。


医師労働環境改善について>

最初増田に書いたように、医師労働環境改善女性だけの問題でなく、今後は男性医師にとっても重要問題となってきます

特別女性が働きやす環境を作る必要はなく、性別関係なく医師が働きやす環境を作れば、その結果として女性もあまり無理なく働ける環境になると私は考えています

そのためには、賢明なるはてなユーザー諸氏と同様に、医師の数を増やし、医師業務を他の職種移譲できるもの移譲し、病棟業務については複数主治医制にすることが基本的には必要だと思っています


この3つのうち根本的かつ最も強力な改善策は医師の増員だと思うのですが、いかんせん現在制度では増やそうと思ってもどうしても10年近いタイムラグが生じてしまます

軍隊みたいに予備役みたいな制度があればいいんですが、医師に関してそんなバッファーを用意できるほどこの世の中に余裕はありません。

増えた頃にはAI進歩によって劇的に医師業務スリム化されていて、既に多くの医師が用なしになっているという未来も想定しておかなければいけないことを考えると、現実的には、今から医師を増やすよりはAI進歩を待つ方が良いのではないか個人的には思います。非常に悩ましいところです。

また、医師を増員する場合は、増員した医師診療科と勤務先が偏ってしまうと増やす意味がないので、国家試験の成績など何らかの形でそれらを制限する仕組みが必須です。

しろ医師を増やさな場合でも、今後の医療においてこの仕組みは必須になってくる可能性が高いでしょう。

これから医師を目指す学生諸君にとってはこれも厳しい話ですが、医者が好きなように診療科と勤務地を選べる時代は終わったと諦めるしかありません。


医師の増員についての問題点は、やはり人件費です。

業務量の減少に合わせて個々の医師給与は減ることになると思いますが、総量規制で「人数を倍にしてやるから給料半分な」というのはさすがに厳しいですし、それなりの人件費の増加は免れないでしょう。

また、上にも書いたように医師を増やすことで大学の育成のコストも増加します。

やっぱり先立つものは金です。

私の給料が減ることについては生活に困らない程度までは我慢しますので、国民の皆さんにも納得していただいて、増税のうえ健康保険料の値上げと医療費の自己負担割合を上げさせてもらうしかありません。


医師業務を他の職種移譲することについては、現在も徐々に進んできていると思いますが、現在既に忙しく働いている医療者に業務移譲しても仕方ないので、やはり追加の人員を確保することが問題となります

医師を雇うよりは人件費は抑えられると思いますが、日本全体で考えれば結構人件費の増加になるでしょう。

また、処置にせよ事務仕事にせよ、医師負担を減らせる程度までの業務移譲するためには、相手にもそれ相応の医療知識技術必要です。

その教育や育成にも金銭的・人的コストがかかります。やはり先立つものは金ですね。

カネカネ言い過ぎて、賢明なるはてなユーザー諸氏に「医療現場問題は放っておこう」と思われないか心配になってきました。

とは言え、退院マリを書けるくらいの医療知識と高い事務能力を備えた人材がいれば、病院においては引く手数多だと思うので、そういった人材を育成して派遣する会社を作れば儲かりそうです。実はビジネスチャンスなのかもしれません。


複数主治医制についても基本的に賛成です。医師がある程度安心して病院を離れるためには必要制度だと思います

ただ、患者さん側の理解必須です。

主治医団のメンバーすべてが同様の能力を持っている訳ではないこと」、「チームのメンバーのうちA医師にはできることがB医師やC医師にはできないこともあること」、「緊急時を始めとして常に望む相手診療が受けられるわけではないこと」。

理性的はてなユーザーの皆様には理解しがたいことかもしれませんが、この当たり前とも思えることを納得して受け入れてもらうことすら難しいのが医療現場の現状です。

2つめの増田に書いたシチュエーションはほぼ実話で、同じようなことは重症度は違えど年に数回は起こります複数主治医制での別の主治医とではなく、当直医との間においてですが。

もちろん、実際の状況はあんなに単純ではないので、自分主治医側の場合もあれば当直医側のこともあります

私は小児科医なので、実際に起こっていると言うことは、あの場で急変しているのは子どもです。生後1ヶ月に満たない赤ちゃんのこともありますし、中学生のこともあります

いずれにせよ、急変した我が子を見て、このまま我が子が死んでしまうかもしれないと言う状況で「これも運だから仕方ない」と冷静でいられる人はいません。A医師を呼んで状況が改善する可能性があるのだったら「A先生を呼んで!」と言わない親は現実はいません。そんな親はみたことがありません。

別にそれが悪いと言っている訳ではありません。自分がその親の立場だったら言ってしまうと思います

ただ、その希望が常に叶えられるものではないことくらいは理解して受け入れてもらうのが、複数主治医制が根付くために必要な前提条件だと思っています

簡単そうに思えるかもしれませんが、現場においては本当に難しいことです。

患者さんやその家族が、多くのはてなユーザーの皆さんのように、正しさのためならC先生我慢するか、と思える方ばかりならいいのですが。

この前提条件が成り立たない状態複数主治医制を実施すると、前の増田に書いたようなことになって、優秀な医師病院を離れられない空気感ができあがりA医師疲弊するだけです。

また、複数主治医制を機能させるためには、どうしても1つの医療機関にそれなりの数の医師を集めなければいけません。

上にも書いたように、医師の増員にはどうしても時間がかかるので、さし当たっては医療機関の集約化を行うしかありません。

中規模の病院を中心に統廃合が行われた結果、中規模以上の医療機関へのアクセス悪化し、患者さん側にはご負担をおかけすることになると思います


医師労働環境改善のための患者さん側の理解という点では、医師時間外の仕事を増やさないように協力していただくことも重要です。

夜間・休日不要不急の受診を控える、平日の日中以外に病状説明求めない、この2点で小児科医の労働環境結構改善すると思います

子ども医療費の自己負担額は多くの自治体でただ同然なので、その受診人件費を含めてどれくらいのコストがかかっているか無頓着な方が少なからずおられます

金銭的・時間的にアクセスが容易だから夜間・休日でもとりあえず受診しておこうという姿勢は、上に書いたように医療費の高騰や医療機関の集約化を通してその容易なアクセス崩壊させ、結果的に自らの首を絞めます

もちろんどうしようか非常に迷った上で受診して、ひどく申し訳なさそうに診察室に入ってこられる保護者の方もたくさんいますし、小児科に関しては子どもことなので、もちろん心配であれば夜間でも日曜でも受診してもらったらいいのですけどね。


AIについて>

AIは将来的に医療の様々な分野において医師業務を助けてくれる存在になると思いますしかAIの素晴らしいところは、いったん開発してしまえば計算機電気さえ食べさせていれば文句を言わずに働いてくれるところです。もちろんメンテナンス必要ですが。

上に何度も書いたように、先立つものは金というこの世知辛い世の中において、人件費がネックにならないのは非常にありがたい存在です。

咽頭画像撮影して、その画像からインフルエンザかどうかを診断するAIを作っているベンチャー記事をどこかで読んだ気がしますが、そういった特定の疾患かどうかを診断するようなAIは実現が間近のようです。

一方で、多くの人がAI診療と言われて思い浮かべるような、患者情報インプットすることで自動的に診断や治療法などをアウトプットしてくれる夢のようなAIはまだまだ実現は遠そうです。

そういったAIを実現するための最大の課題は、我々医師が診察の現場において収集している情報のうち数値化や言語化が難しい情報を、どのように計算機 Permalink | 記事への反応(10) | 23:00

2018-04-06

相撲協会員最悪

アナウンスだけでなく、相撲協会員も口頭で直接女性下りなさいと指示してたらしいけど、目の前にクモ膜下出血で倒れてる市長必死救命をしている看護師が居るのによくそんな事を言えたな。

あの突っ立ってた役立たず親父達の中の誰かだろうけど市長が死んだり障害残っても守りたい伝統って何。

しかアナウンスした若者と観客に責任転嫁して知らん顔かい人間として終わってる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000541-san-soci

2018-04-05

土俵に上がって人命救助した件で

最近ネットで嫌われてる相撲協会の信じられんアホで男性が死にかけた案件だしさすがに叩かれんだろうと思ってたら

女性土俵に上がっていいかちゃん許可を取ってないとか

クモ膜下出血なら心臓マッサージなんかいらないはずなのにヤブだとか

救命してる女以外が上がって周りをうろうろしてたのはやじ馬だとか

ネタのつもりなのか何なのか救命した女性叩きも見かけてウヘーとなる

今回の大相撲舞鶴場所で、クモ膜下出血により障害を負うようなことになったり、命の危険にあった場合には、誰を訴えることになるのだろうか?

  

2017-10-11

腹痛が痛みの中では一番キツイ

クモ膜下出血になったりバットで殴られたりナイフで切り裂かれたりしてみたが、今までで一番キツイ痛みはうんこが出ないときの腹痛にほかならない。

もちろん「キツイ」だから痛みの度合いは他のに比べると見劣りするが、本当にキツイ

間違いなく銃で脚を撃たれるよりウンコが出ないほうがキツイ

2016-08-09

アニメオタクのガキとオタク児童によくある「糞曲」「糞OP」「○分まで飛ばす」「合わない」←これ何?アスペ集合知

少ない人生経験の中で自分の知ってる音楽性以外の曲に出会うとどんな完成度でもクソ扱い

これ低年齢の児童アスペが獲得した市民権みたいなものなのかな?

「腹から声出せ」とかたぶん最初ネタで使われだしたけど、いつの間にか煽り用法されてる始末

こういう俺の聞いたことある曲調・俺の好きな曲調しか認めないって態度が音楽を衰退させてるのにこういった姿勢は長年放置されてる

未だに誰も問題視しない

こういうのが許されだしたのは俺の知る限り古いものだとコードギアスの例のOPからかな

本当はもっとからこういう自分感受性の貧しさを客観視できずに曲のバッシングしてるは在ったのかもしれないが

コメント投稿型の動画が目立ち始めてからこの手の手合いは露出が増えたように感じられる

最近のだとJoJo4部の新OPだが曲も演出も凄くよくできているのに

それを感じ取るだけの音楽芸術性の受容体ができてないから食あたり起こしてる児童が続出している

よく手を洗うだけじゃなくて綿棒で鼓膜を十分に破ってから視聴することをお勧めする

(お前らは金落とさんのだからそもそも観る必要ナシ、さっさと切った宣言して消えろカス

アニメっぽい曲以外受け付けませんナッシーwwwwwww的な姿勢

東京グールでも大概にしろって暴れっぷり

邪魔からそのまま家の柱に頭ぶつけてクモ膜下出血死ぬところをニコ生で実況してろよ

100歩譲ってどうでもいいアイドルとのコラボレーションとかに拒否反応出たとかなら分かる

それは作品の都合じゃなくてスポンサーとか面白さと関係ないところでの要素だから

でも単にお前が気に入らない音楽性の曲だからってクソ扱いするのはお前の経験値不足を露呈してるだけだから黙ってろ恥ずかしい

 

金も教養もないこどもがCDDLで金を落とすわけないかいくらほざいても本来なら経済的損失は無いはずなんだが

もし製作サイドが勘違いして作品自由度を狭めていないかという一抹の不安はある

2014-05-14

テクノブレイクで1ヶ月入院した

正直、今更テクノブレイクって聞いても何のことだかわからない人が多いかもしれない。初出はもう4年近く前のことだ。

オナニーのしすぎで死に至る」っていう意味隠語。元のネタでは42回連続オナニーの末死んだらしいが、こちらは1回。でも42歳。後厄まっさかり。まさかこんなことで死にそうになるとは思わなかった。

もちろんこれは「社会的に」ではなく「肉体的に」死に近づいた話。今日聞いた話によると、若年齢でも起こりえる話らしいので、おっさん乙とか言わずに読んでほしい。

スペック

42歳、既婚15年、子なし。嫁とのセックスレスたぶん1年半。

そこに至る前

40越えても、それなりに溜まるものは溜まる。時に風呂場で、時にトイレでするのが日々の習慣だ。ネタスマホで見るxvideosあり、レンタル画像のサンプル画像あり。しかしこの年代だとやはり印刷物が捨てがたい。

実写のエロ本守備範囲だったが、正直最近Photoshopのせいで表紙はみんな同じ顔、売りはモザイクが大き目のDVDコンビニで買うにはやはりコミックの方がクオリティが期待できる。

その日の朝は、月初めと言うこともあって数日前にこっそり買った快楽天5月号をトイレに持ち込んだ。

青いシールを丁寧にはがして、カラーページから見ていく。それにしても快楽天は生中出し至上主義なところが首尾一貫しすぎだ。どこのコンプレックスを刺激するのか、ただ単にファンタジーと割り切っているのか。最近Jコミで懐かしの90年代エロマンガを読んでわかる和姦のコンドーム率と比べるとその差に歴然とする。などと思いながら絵柄、シチュエーションを探していく。こういう時の好みは自分の状況と少しずれている方がいい。

100%好みの絵柄でなくても、7割方苦手なシチュエーションであっても、それなりに興奮するものは興奮する。個人的には眼鏡最後まで外さないのがいいんだが、そうなると無理のあるシチュエーションが増えるのが悲しい。特に実写だとその無理さが加速する。手元に快楽天5月号がある方は冒頭からページをめくって頂ければ、どこで手が止まったかなんとなく推測できるのではないだろうか。

その最中、そして発生

眼鏡をかけたまま最後までするシチュエーションに無理があるように、トイレエロマンガを見ながらする、というシチュエーションにも若干の無理がある。和式トイレは言うにおよばず、洋式トイレでも普通に座っている限りは難しい部分が発生する。ことの性格上片手はふさがる上、ひざの上に物を乗せられない。もう片方の手で持ってもページをめくれない。これを解決するのが、洋式便器の蓋を下ろして机代わりに使う、というやり方だ。若干衛生上の問題はあるが、こんなこともあろうかの毎日トイレ掃除である。抜かりはない。

ところが、このやり方にはその日まで自分の考えにも及ばない隠れた危険があったのだ。

大きく立ち座りする必要があるため、その前後で起こる大きな血圧の変化。

賢者タイムに立ち上がった瞬間、それは起こった。

強いめまい。そして頭痛

立っていられないほどの緊急事態

一度座ったが、全く状況に変化がない。いや、これはただの緊急事態ではない、そう確信した自分は、なんとかトイレの水を流した。リビングに戻り、PCの裏に快楽天を投げ込んだ。そして嫁がまだ寝ている寝室に帰還した。

搬送、そして入院

ベッドに戻っても、頭痛めまいは治らない。治らないどころか悪化しているような気がした。吐き気も起きたが、胃の中には何も入っていない。えずくだけで何も出てこない。いずれ病院には行かなくてはなるまい。

近所のかかりつけ医になんとか連絡をつけて相談したところ、おそらく自分のところでは手に負えないから病院に行けとのこと。こちらとしてはそれを前提に紹介状を書いてほしかったのだが、そういう流れにはならないらしい。つまりどういうことか。改めてこれは、緊急事態なのだ

緊急事態イコール119番搬送依頼。

救急車は意外なほど早く来た。ストレッチャーに移され、バイタルを測定され、病院救急受付に運ばれ、頭部のCTスキャンを受けた。つまり、即入院コースだ。

問題は、この間、妻にも、救急隊員にも、救急受付の医師にも、誰にも本当の原因は話せなかったことだ。

さなかったことで病因が誤解される元になるのか、むしろCTスキャンで見ればわかる人にはわかるのか、そんなことを考えながらも、ついにそれを話すことはなかった。

その後

検査と絶対安静の数日間のおぼろげな記憶の後、手術が行われた。頭部に疾患があったことは自覚があったが、病名を把握したのは手術後、麻酔が切れてからだった。

病名「クモ膜下出血」。

今日NHKあさイチ」でも特集のあったポピュラー脳内疾患だ。

病名はポピュラーだが、治療はそれなりに難しい。2通りある手術のどちらでも失敗率は5%程度。手術が成功しても場合によっては麻痺などの後遺症が残る。そしてこの病気典型的生活習慣病だが、40代だけでなく、20代や30代でも起こる可能性のある病気らしい。という話は今朝の特集を見て知った。

いずれ、出血、そして手術があった今となっては、入院一ヶ月。その後も少々自宅療養が必要となる。そう、この話は既に一ヶ月以上前の話になる。読んでいた快楽天5月号なことからそれに気がついた人もいると思う。

おわりに

今回のこの発病は一般的に言われるテクノブレイクとは違う症例かもしれない。だが、同じようなシチュエーションでの命の危険はあるのだ。一説によると、これで死んだ場合は一人でも「腹上死」という扱いになるという話もある。

トイレで腹上死」そんな話、エロマンガの題材にもならないだろうが、増田ネタにはなるかもしれない。そう思ってここに書かせていただいた。

2014-04-29

40歳を過ぎて過酷労働環境にいた友人達がどんどん病院送りになって

酔っ払いながら書くけど

1人脳内出血植物人間状態、奥さん逃げて要介護そいつの両親どーしたんだろ。。。

1人心筋梗塞、1人クモ膜下出血子供生まれたばかりなのに)

5人鬱でまともな生活送れていない

1人自殺失敗で車椅子生活、2人自殺成功病院からあの世

この全てが始業時間終電帰宅生活デスマやらの経験

SEだけじゃなく仕事ストレス溜めまくってる人間ほど病気になってる

月600時間残業自殺したアニメーターの話題があったり残業代くそう法案出てたり

経団連代表 労政審暴言過労死原因は加齢や生活習慣”

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-23/2014042301_02_1.html

こんな奴らいるけど若いやつは早めに逃げろよ、40過ぎるといきなり体にがたが来るぞ

誰かが何とかしてくれるとか考えても駄目だぞ、日本人は誰も労働環境改善しようと団結したりしないから

俺は遅くに逃げて40歳過ぎ独身フリーター

4/30 19:10 追記:600時間労働でしたスミマセン

ソース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/28/news020.html

腰やったとかで働けなくなった職人さん達とバイトしてて話をするけど彼らは明るい、違いは何なんだろう

精神的なものが重い病気の引き金なんかな

40過ぎて出世して賃金上がらず責任だけ重くなって下から突き上げ、上から叩かれが一番堪えると皆愚痴ってたしなぁ・・・

2012-09-27

2020年 幻の東京オリンピック

【この話はフィクションです!!】

2020年夏、石原都知事は満悦そうに、オリンピックリハーサルを見つめていた。

オリンピック招致成功を見届けて2015年に勇退した彼にとって、

政治家人生最後を飾る一大イベントである

・・・そこに、1枚のメモ秘書から差し入れられた。

彼は一瞬顔を強張らせ、石原後継となった猪瀬現都知事を呼び、メモを見せた。

・・・ということだ。

 ・・・オリンピックを中止できないだろうか?」

「何を言い出すのですか?

 もう東京都差配できるオリンピックじゃなく、IOC領域です。

 お気持ちはわかりますが、それはできません」

「いや、世界オリンピックじゃない。

 日本の、オレのオリンピックなんだ!!!

・・・



後日のウィキペディアから引用

「2020年東京オリンピック(中止)」

石原都知事が招致し、イスタンブールマドリードを破って

2013年に開催が決定。

しかし、開幕2日前に、名誉総裁を務める予定だった明仁天皇

クモ膜下出血で倒れたため、皇室崇拝主義の石原都知事

「ご不例時にイベントを開催することは、臣下としてとても忍びない」として、

中止を決定。

IOCはこの日本ドタキャン激怒し、次回の2024年オリンピックへの

日本選手代表団の参加を拒否した。

なお、明仁天皇オリンピック開会式予定日に崩御された。

~~~~

このフィクションから読み取ること。

1.IOC委員は、こういう可能性も考えて候補地を選びましょう。

2.そろそろ現天皇の「Xデー」の用意をした方がいいでしょう。

  (政治的にも、経済的にも)

2010-07-15

ちょっと分からない事がある。

僕は読書趣味で、ほとんど毎日本を読んでいる。今はドストエフスキー作の白痴に目を通している。

宮沢賢治じゃないけど、雨の日も風の日も気分がおかしい日もDQNに絡まれて嫌な目にあった日も、考える時間を習慣的に設ける事を目的として読んでいる。

先日祖母がクモ膜下出血で倒れた。話では、後遺症が残るかもしれないと聞かされた。

その時は「可哀相だな。近いうちにお見舞いに行かないと」と思った。暫くして読書をする時間になったので頭を切り替えて本を開いた。

ところが、その様子を見ていた両親が「何のん気に本なんか読んでるんだ」「“白痴”ってお前、不謹慎だぞ。馬鹿にしてるのか」と言い出した。

僕はいろいろ「自分医者じゃないし今はどうしようもない。本を読んでいるのはただの習慣でタイトルはただの比喩で付けられたものだ」と説明したが、どうも納得してくれないみたいだった。

現実感情と本を読む思考は切り離しているし両親の主張はただの言い掛かりにしか聞こえないんだけど、僕の感覚がおかしいんだろうか。一般的な常識だとどうなんだろう。

なんだか不安で本がまともに読めない。

2010-06-21

何を求めて働けばいいのか(笑)

みんな、そろそろ山頂での生活というものに順応したほうがいい。

今日ね、なんか疲れたなーと思って仕事休んで、ダラダラしてたの。いいでしょ。

で、ネット見てたら、この記事に行き当たった。

何を求めて働けばいいのか

丹羽宇一郎×香山リカ

http://www.aera-net.jp/summary/100620_001724.html

みんなも知ってのとおり、丹羽さんって70歳くらいのおじ(い)さんで、

伊藤忠会長やって、日本郵政取締役やって、地方分権改革推進委員会委員長やって、というクールな経歴の持ち主です。

香山リカさんもかなり有名人だけど、丹羽さんのようなマッチョな経歴からしたら、

「ちょっと自己啓発書で有名になってテレビとか出てる人」程度なわけで。

(そして香山さんからしたら、オレはうんこです)

そんな丹羽さん曰く、

大学を出て3年以内に会社を辞めた人たちとテレビ番組ディスカッションしたことがあります。彼らは「くだらない仕事をずっとやっている人の気が知れない」と言うんです。でも最初から楽しい仕事なんてないし、最初から自分に合った仕事が見つかるなんてめったにない。辛抱して基礎を学んでいるうちに、知識も増える。長く辛抱して基礎を学ぶほど、より大きくジャンプできる。だから、5年、10年は「アリのように働け」と言うんです。でも、辛抱強く5年働ける若者は、だんだん少なくなってきています。

ふむふむ。

香山さん曰く

(丹羽さんの)恩師は、丹羽さんだったら我慢すればそのうち頭角を現すという確信があったから、(もうちょっと我慢して仕事を続けろと)言えたんでしょう。いま、「我慢したらいいことあるよ」と言える大人は少ないと思うんです。

そんな香山さんに対して丹羽さん曰く、

そんなことはありません。ひたすら一生懸命やれば必ず周囲の人が評価してくれます。「ブタもおだてりゃ木に登る」ではありませんが、人間は、上司が認めて、任せて、褒めるとどんどん成長していく。香山さんやぼくは「努力すれば必ず報われる」と確信を持って言っていくべきですーー。

ふむふむ。

ここでこの記事は終わってますが、ここでうんこなオレがこの対談に突してみると妄想してみます。

うんこなオレ曰く、

丹羽ちゃん、丹羽ちゃん、そんなことはありません。ぼくはひたすら一生懸命やってきたのですが周囲の評価は「なんか空回りしてる人」でした。たまに「キミはがんばってるねえ」と言ってくれるおじさんもいましたが、その人は僕にこびを売っているだけなのが見え見えなので、「どうも」とか言って適当に流してました。

丹羽ちゃん曰く

それでもいいじゃないか。5年前の自分を振り返ってみたまえ。いや、僕にはわかる。もしキミが本当にがんばっているならば、辛抱して基礎を学んでいるうちに、知識が増えたはずだ。そして長く辛抱して基礎を学ぶほど、より大きくジャンプできるのだよ。(当該記事から一部改変して引用

オレ曰く、

ジャンプって具体的になんすか?出世昇給スキルアップ

このまま続けていっても、ひろゆき氏と勝間氏の対談みたいにかみ合わない気がするので、ここらで妄想はやめます。

論点は2つ

1.「ジャンプ」は、がんばれば本当に得られるのか?

2.「ジャンプ」って具体的になに?

当たり前なんですけど、2010年現在、「がんばれば何らかの見返りが得られる」という可能性は

丹羽さんの若かりしころよりも確実に低いです。少なくとも物質面では間違いない。

経済成長は十分にしたので、みんなでがんばってもこれ以上成長するのは無理で、

いくらがんばっても空回りしてるにすぎないからです。

コンサル業界面接で、

面接官「人口100人くらいの村でローソン経営してたとします。売上の上限はいくらですか?」

と聞かれて

就活生「青天井!」

って答えるわけないんで。

GNP中国にぬかれて日本ピンチ!とか言ってますけど、「はぁ?ようやく追いついたの?」です。

だって、中国人口って日本の10倍くらいですよね。たしか。

10倍の人数でがんばって、やっと同じになったって、今までなにしてたの?日本がすごいだけなの?

というわけで、がんばっても(物質的に)報われずらい現代日本です。

前フリ終わり。

読んでくださってる皆さんにお聞きしたいのですが、

「がんばらないと手に入らない、そしてそれを手に入れたいならば全力でがんばる覚悟がある」

ってなにかありますでしょうか?

都内在住で単身世帯な僕(30歳)なのですが、特に思いつきません。

僕が「これは持っておきたいなー」というのは

健康を保てるだけの食物と水

・恥ずかしくない程度の清潔な衣服

日本基準で平均並の住居

・一緒にいて楽しい家族と友達

・安全

パソコンネット環境

・言論及び思想の自由

・なんか今日体調悪いなー、と思ったときには仕事をさぼってダラダラしてOKな自由

・なんか天気いいから海にでも行くか、と思ったときに仕事をサボる自由(月に3回〜4回程度)

です。そして、もう全部手に入れてしまったのです。えっへん。

これを手に入れるために、がんばる必要はまったくありませんでした。

がんばらなくてもこれらのほとんどが手に入るってすごいことなんですよね、日本海外情勢とか無知ですが。

最後の2つはやや難関でしたが、会社やめて、オンライン自分のお店を持つことで手に入りました。

オンラインショップというと怪しげですが、「お客様幸せにできる商品を真心込めてご提供」的にやっているので、割と喜んでいただけています。

収入は1/3に減りましたが、お金があったときは「無くても困らない物」にお金が消えてただけなので、まったく問題ないです。

そんな僕の生活ですが、

僕は、自分の生活を「山頂の生活」と名付けています。

高度経済成長期は山の中腹で生活していたので、とりあえず足を動かせば登って行けたわけです。

なので登っていた。(ほぼ)全員。

そして日本はもう山頂にたどり着いたのです。

先人たちの血と汗と涙のおかげです。まじで感謝したい。

僕の父親はめちゃくちゃ働いて、いっぱい稼いでいた。母方のじいちゃんは戦死した。

父方のじいちゃんは、なんとか生き残って東京オリンピック見た。体調悪いのに「これが見れれば死んでもいい!」と日本バレーボール試合テレビで見て、翌日本当に死んじゃってた。過労によるクモ膜下出血。僕はこの人たちの血をひいていることを誇りに思ってます。うん。

一方、いま僕たちがいる山頂での生活は中腹での生活と違います。登りたくても、ここにはもう登る山はないです。

楽天ユニクロ海外進出に力を入れるのは、「これ以上登るには別の山にいくしかない」からなんですね。たぶん。

山頂での生活は最高です。見晴らしいいよね。

こないだ、金持ちの友達が住んでるタワーマンションの屋上にこっそり登って夜景をみたのね。「東京すげー。戦後焼け野原だったのに。(´;ω;`)ブワッ」と思いました。

そりゃ、ワーカホリックな人は別ですよ。

実は僕も20代は血気盛んでして、「起業してヒルズ族になったるぜー。ふははー。」とか思ってガツガツしてましたが、

おカネがあっても虚しいことが心底理解できたので、山頂での生活に順応することにしました。

山頂での生活はなかなかです。

24時間のうち、8時間は寝ています。週に2回は必ず休んでダラダラしたり友達と遊びます。

仕事をする日は8時間くらい仕事します。仕事中は精魂込めて一生懸命やりますが、夜は友達の家でビールを飲んでグダグダします。

料理楽しいので、外食はほぼゼロ自炊します。楽しい上に1食100円〜200円とお安いのも嬉しいですね。

とかやってると、月に10万円ちょいでこの生活が維持できるので、リスクをとってお店を大きくすることはしません。

ビジネス自分が制御できる範囲を超えて暴走しはじめるのが恐ろしい。たとえ売上が伸びても制御不能になるともう大変だから。

以上、就活エントリーシートの書き方などでロジカルシンキングwを鍛えてらっしゃる若者には突っ込みどころ満載な非論理的な文章ですが、

雰囲気は伝わりましたでしょうか。

みんな、そろそろ山頂での生活というものに順応したほうがいい。

2009-07-11

幻の東京オリンピック

【この話はフィクションです!!】

2016年夏、石原都知事は満悦そうに、オリンピックリハーサルを見つめていた。

まさに彼の政治生命のフィナーレにふさわしい一大イベントである。

・・・そこに、1枚のメモ差し入れられた。

彼は一瞬硬直後、部下の猪瀬副知事を呼び、メモを見せた。

「・・・ということだ。

 ・・・・オリンピックを中止できないだろうか?」

「何を言い出すのですか?

 もう東京都が差配できるオリンピックじゃなく、IOCの領域です。

 お気持ちはわかりますが、それはできません」

「いや、世界オリンピックじゃない。

 日本の、オレのオリンピックなんだ!!!」




後日のウィキペディアから引用

「2016年東京オリンピック(中止)」

石原都知事が招致し、マドリッドシカゴリオデジャネイロを破って

2009年に開催が決定。

しかし、開幕2日前に、名誉総裁を務める予定だった明仁天皇

クモ膜下出血で倒れたため、皇室崇拝主義の石原知事

「ご不例時にイベントを開催することは、臣下としてとても忍びない」として、

中止を決定。

IOCはこの日本ドタキャンに激怒し、次回の2020年オリンピックへの

日本選手代表団の参加を拒否した。

なお、明仁天皇オリンピック開会式予定日に崩御された。

~~~~

このフィクションから読み取ること。

1.IOC委員は、こういう可能性も考えて候補地を選びましょう。

2.天皇外遊時は解散ができない、と天皇権限を拡大解釈する人は、

  このような事態も容認するのでしょうか?

3.そろそろ現天皇の「Xデー」の用意をした方がいいでしょう。

  (政治的にも、経済的にも)

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