はてなキーワード: うずくとは
今日、バス停で友人と座って待ってたら、目の前の女の子がうずくまった。どうしていいか分からなくて、とりあえず席を立って「座りますか?」と聞いた。
でも、女の子は少し顔を上げ、こちらを見て、また俯いた。そのまま動かないから、私たちは立ってオロオロしてた。
そのまま数分が経ったから、「座りたくないのかな。今の方が楽なのかな」と思って席は開けたまま友人と普通の話を始めた。
そしたら少し離れた席に座っていた人がうずくまった女の子に「しんどいの?薬あるよ。ここ座りな!ほら!」って声かけてた。
その時すごく自分が恥ずかしくて情けなくなった。
困ってる人がいるのに「どうしていいか分からない」、そんな人間なんだ。もう大人なのに、自分はこの年まで何を学んできたのだろうと思った。
強引に声をかけてた人は、強くて優しかった。
優しさっていうのは、強いんだと思った。
撫でるような優しさよりも、強い優しさの方が難しい。
強くて優しい人になりたい。臆病な自分にはすごく難しいことなんだろうと思った。
自分は、困っている人を助けるより、余計なことをして恥をかくのが怖い。
情けない。
仕事ができる人間でもない、モテる人間でもない、お金持ちでもない、センスのいい人間でもない。
ただ、強くて優しい人になりたい。
「大人になったら何になりたい?」って昔はよく聞かれた。
未来の予定に対して、○時○分頃って言ったり言われたりしたときに、
自分が具体的にどのくらいの幅の時間をイメージしてるのか考えてみたんだけど、大体前後15分~20分ぐらいをイメージしてるっぽい。
自分がADHDだからかどうかはわからないけど、どうもこれは平均的な感覚よりだいぶザルなんじゃないだろうかと思う。
とりあえず世間は時間に遅れることに対してめっちゃ敏感なようなので、なるべく早い方に極振りしておけば、
自分は多少待たされても暇を持て余してラジオ体操とかソーラン節とかやり始める程度で、あまりイライラすることもないので、
大体の場合うまくいっている気がするのだけれど、実感を伴った感覚的な部分で周りの人の「頃」の感覚がイマイチ掴めていない。
自分の経験上、向かってる途中で大事なものを忘れたり落したりして探しに戻ったとか、
すっころんで怪我したとか、足ひねったとか、溝に落ちたとか、階段から落ちたとか、急に吐き気がきて吐いたとか、
頭痛でうずくまったとか、急に我慢できない腹痛でトイレ探して駆け込んだとか、背筋伸ばした拍子に腰を痛めたとか、
カナブンが目に直撃したとか、電柱にぶつかったとか、自転車や車と接触したとか、釣り人の振りかぶったルアーで服を釣られたとか、
電車が遅れてたとか、バスがこなかったとか、タクシーが全然つかまらなかったとか、自転車がパンクしたとか、
迷子にスソを掴まれて逃げられなかったとか、外人や老人に道や店の場所聞かれてうまく説明できなくて途中まで一緒に行ったとか、
職質・防犯登録チェックくらったとか、DQNに絡まれたとか、事故現場に居合わせたとか、お金とか財布とか定期とか携帯とか拾ったとか、
自分が100%悪いことから偶発的なことまで、原因は色々あるけど、そんな程度のことでも15分や20分ぐらい簡単に遅れるし、
実際そういうことが5回家から出たら少なくとも3回は何かしら起こるぐらいのペースでしょっちゅうある。
なので、トラブルなく目的地に到着できる自信というか、「これなら○分には確実に到着するぞ」と自信を持って言えるタイミングというのが、
目的地のごくごく至近距離にくるまでやってこないので、「○時○分頃に着きます」と家を出る前から宣言するのがとても怖い。
でも、話を聞いてると周りの人はそもそもそんなにトラブルに見舞われないから、単純に移動にかかる時間の見積もりだけで話をしているらしい。
初めて知った時は、だからオオカミ少年的に扱われて信用されないことが多いのかー、と納得すると同時に絶望した。なんていうか、同じ世界で生きてる気がしない。
友人からは、通勤するだけで毎日がアドベンチャーで楽しそうだ、などと笑われるけど、
本人としては毎日毎日割と疲れるし、たまに致命的に遅れて遅刻になるとすぐ評価下げられたり、昇給予定が見送られたりで全然いいことない。
というか、「遅刻はしてないけど出社時間が安定しないのでそこがマイナス」って言われた時ははっきり言って昇給を諦めた。
同居するようになってから妻には「あなたと出かけると予定を立てても予定通りに行くことの方が少ないから、予定を立てないことにした」と言われてしまったし、
毎日決まった時間に会社に着くっていうだけでもものすごい高難度クエストを何年も続けてる気分だ。実際ちょいちょい失敗してるし。
生きるって難しい。なんていうか、もうちょっと世の中がゆる~くならないかなあ……。
私は、電車や道でうずくまったりしている人を見たら、なるべく声をかけるようにしています
NHK京都のカラーバーを見ていても仕方ないので、コンビニで食料を買うことにした。
8時に目覚めることが出来なければ、どうしようもない実技の授業の単位を落としてしまうし、貫徹をするとミキサーを持ちながら寝て落として壊してしまうかもしれない。
食べて早く寝たかった。
コンビニに向かう途中、縁石ブロックにしゃがみこんでいる若い女がいた。
暗かったし、顔は下を向いたので顔はよく見えなかった。
でも、見るからに派手で容姿に気を使っている女であることはわかった。
今は午前3時頃だ。泥酔でもしているのだろうか。
周りには誰も居ない。
変なことに巻き込まれたくないから道路を横断して、反対側の歩道を歩いてコンビニに向かう。
女が気になるので、歩きながらチラチラと後ろを向いて女の様子を見る。
すると、偶然通りかかったであろう、原付が女のそばに止まった。
おそらく自分と同じどうしようもない大学に所属しているであろう男が原付から降りて、女に話かける。
後ろ姿を見る限り、産社にいそうな見ているだけで腹が立つ男だ。
男は「お姉さん 大丈夫?」と声をかけた。
コンビニについた。
食べたいものがなかったので、そばのマックでセットを買って家に戻る。
まだ、二人はいた。
良い言い方をすれば男は女に寄り添っているとでも言うのだろうか。
男が女の肩ををつついた。
女は下を向いたままだ。
見ていてもしかたがないし、熱々のポテトが冷めてしまうといけないので僕はこれ以上二人を見ずに家まであるいた。
僕がうずくまっていたら、あの男は声さえかけないんだろうなと思った。
あの男は見るからに産社にいそうだし、下心が9割な気がした。
大体、深夜に普通の原付に乗る大学生らしき男にろくな奴なんていないだろう。
僕がコンビニやマックに行ってる間ずっとただ男は女のそばにいるのだから女の顔もいいのだろう。
下心が嫌いだ。
救いがない。
http://anond.hatelabo.jp/20150703004613
「死にたいの?」
「うん」
「自殺なんてやめなさい 気持ちを明るく持って、恋人を作りなさい 僕も死にたくなる時があるのだけど、いつか彼女ができると希望を持って生きている。」
「でも私の彼氏になってくれないんでしょ?」
「いいや付き合ってあげるよ」
女の子は顔を上げました。
そこには誰が見ても不細工でデブデブと脂ぎった男が立っていました。
「さっ、僕達は彼氏彼女の関係だ。ホテル行こう。セックスしよう」
「お断りします」
実は女の子は死にたいとも思っていましたが、生きたいとも思っているのです。
すると、通りかかった美しい女の人が少女に話しかけてきました。
「自殺はやめなさい」
「誰も死んで悲しんでくれる人なんていないし、苦しいもん」
「貴方は美しくないから悲しんでくれないのよ いい?お化粧なり、縮毛矯正なり、整形なりをしなさい 私も死んじゃいたいと思った時があったでも、それは自分の容姿の良さに気づいていなかったからなの 私は整形なんてしなくても容姿が良かったから、整形がどういうものかわからないけど
私は美形で幸せ」
と言って何処かへ行ってしまいました。
励ますように見せかけて、自慢話をされたのです。
昔、近所に住んでいた同い年の男の子のお姉さんはお化粧も整形もしたのに美しくなかったのです。
する前よりは良くはなりましたが、それでもいいとは言えないのです。
女の子は手術をする前のお姉さんに、わたしは貴方と似ていて嫌だと言われてました。女の子は自分は整形をしてもお化粧をしてもお姉さんと同じようにあまりよくはならないと思いました。
生きたい気持ちが少しなくなりました。
「死にたいの?」
「うん」
「自殺なんてやめなさい 気持ちを明るく持って、恋人を作りなさい 僕も死にたくなる時があるのだけど、彼女がなんとか心を支えてくれるんだ。僕は幸せだ。」
「私の彼氏になってくれる?」
「それは無理だね 僕にはもう彼女がいるし、君みたいに弱々しくて、いいところがない人間を彼女になんかしたくない」
「そうですよね」
とても元気そうで美人な素敵な女の人が男の人のところに来ました。男の人は素敵な女性と手をつないで何処かへ行ってしまいました。
男の人も自慢話をしただけでした。
女の子はしばらく息ができませんでした。
「貴方、死にそうな顔をしているわ」
「ここで死ぬのはやめなさい 私の大事なだいじな孫が向こうで遊んでいるの ここで貴方が変な方法で死んでしまうと孫がどうなるかわからないわ」
「死にたいです」
「やめなさい 私の孫に変なの見せないで」
「死にたいんでしょ」
女の子と同じくらいの年をした男の子が女の子の顔を覗きこんで言いました。
「うん」
「天国に行きたいの?」
「天国にいけなくてもいいの とにかく、もう人と会いたくない 見たくない 贅沢なのかな」
「わかった 僕は君のことがわかるよ」
「嬉しい」
天国にいけたのでしょうか。
女の子はとても満足そうな顔で死んでいきました。
最初に断わっておくと、乙女JAZZって呼び方はおれが勝手にそう呼んでるだけで、一般的ではないです。
で、ここでいう "乙女" がなにを指しているかというと、「聴いていると胸を押さえてうずくまりたくなる」感覚を指します。
おっさんの乙女心なんてキモいだけじゃ!って話ではありますが、まあ、そこらへんは深く追求しない方向で。
Bill Evans - MASH Theme (Suicide is Painless)_
https://www.youtube.com/watch?v=CS71hU5Xsxk
現代ジャズピアノの道を大きく広げた一人であることに異論はないであろうエバンス。
上に挙げた曲では、イントロからドラム/ベースが入ってくるところとか、テーマから抜けるところで、胸を握られる感じがします。ドラマチックでわりと大味なテーマから、リリカルなフレーズに抜ける部分がどれも秀逸。緩急の波があって、甘ったるいだけではないところなんかも素晴らしいのではないかと。
この曲が入ってるアルバム You Must Believe in Spring は個人的には好きです。
Enrico Pieranunzi & Marc Johnson - Islas
https://www.youtube.com/watch?v=Xo8bJToO8Es
たぶん、一番知られているのは Play Morricone かなと思うのですが、個人的におすすめしたいのはマークジョンソンとのデュオである Transnoche です。これは最初から最後まで胸を締め付けられっぱなしです。上に挙げた曲もこのアルバムから。
ピラヌンツィは一度見たことがあるのですが、すんごいマッチョなピアノを弾いていてビビりました。「え?キャラちがくね?」という。でも、改めてアルバムを聴いてみると、タッチはかなりカッチリしていて、速いフレーズでもあいまいさはないんですよね。実は。。
Marcin Wasilewski trio - Hyperballad
https://www.youtube.com/watch?v=nwZazYKOeqo
ecm の現エース。なのか?わかりませんが、マルチンボシレフスキです。
ビョークのカバーです。もちろん元曲が良いというのもありますが、アレンジも秀逸です。サビがもう。おれの胸は壊れそうです。
この曲が入っているのは ecm での 2nd ですが、ecm からの 1st ではプリンスなんかカバーしてて、そちらも良いです。ecm 以前の作品もありますが、入手性が悪く(おれが買おうとしたころの話。今は違うかも。)、苦労して手に入れた割にイマイチな印象。なので個人的には ecm に移ってからが好きです。
わりとのっぺりとしたプレイスタイルですが、それが"引き"の強さにつながっていると思います。
Ketil Bjornstad - The Sorrow in her eyes
https://www.youtube.com/watch?v=SPNZseT8Ihk
個人的に最も聞いたのがこの曲が入っている Floating というアルバムなんですが、多作でいろんなことをやる人なので、興味があれば掘ると非常に面白い人です。
上に挙げた曲は、ジャズジャズしいジャズと比べると、もう少しダイレクトなメジャー/マイナー感があり、クラシックぽいなあと思わせる要素が見られます。ケティルはそうした要素をかなり高度に消化しており、明るさを増すところ、暗さを増すところ、それぞれ胸に迫るものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=jL9zmiz3Glw
個人的には、今生きているピアニストで最も好きな人かもなフレッドハーシュ。
いろんな人とやるし、いろいろなことをやる人ですが、常に自身のピアニズムを強く維持しているように見えます。
どんなタイプの曲でも、ある方向だけに傾倒していかない強いバランス感覚があるというか、考え抜かれていると言うか。。
ライブ見る機会がありましたが、ソロの一番良いところでサステインペダルを踏んでコード弾きとか、もう、「殺す気か!?」ってぐらい刺さった記憶がいまでも生々しくよみがえります。
おススメは Alone at the Vanguard なんかが順当なところでしょうが、個人的に Julian Lage とのデュオ Free Flying なども挙げたいところ(乙女分は少ないので、乙女分を求める向きには Alone~がおすすめ。)。
頭を抱えて、俺は床の上でうずくまっていた。
「大丈夫ですか?」
ふと女の声が聞こえた。床の上から見上げると、気遣わしげな顔で俺を見る、黒髪ロングで利発そうでしかも身持ちの固そうだが惚れるとぐいぐい来る感じの、ひたすら男にとって都合のいい女がいた。
「あの、これ、使って下さい」
彼女はすっとスカートのポケットから札束を取り出して、俺の目の前に差し出した。
「えっ、そんな、悪いですよ」
まるで彼女の心の有り様を表すように、ぴんと折り目のないピン札だった。
口座番号を教えてもらえますか?」
これが俺たちの出会いだった。その後俺は、彼女の税務署や労働監査署との戦いに巻き込まれて、我が身の不幸をぼやきながら結局彼女の力になっているうちに、なし崩し的にカップルになったのだ。
思い返すと、アーー!と頭を抱えてうずくまることを一緒にも単独でも、いっぱいした。
約2年間
池袋に住んでいた人。
けっこう押したけど付き合うに至らず。
3ケ月くらい
その後役に立った振る舞いや勉強習慣などいろいろ教えてもらった。
約3年間
いろいろあった。就活に関する考え方は教えてもらってとても助かった。
約3年間
正直、この人に当たったのは運が良くて助かった。色々危ないところだった。
約1年くらい
赤文字系の雑誌に載るような子が好きな人で、笑えるくらい趣味嗜好が合わなかった。
合わない人とのコミュニケーションを真剣に工夫できるようになり、その後の生活に助かった。
約3ケ月
当方、体温だけが欲しかった際。その後、当の友達の結婚式で再会したりなど。
約3日
ゴールデンウィークは多くの人にとって「とくべつ」な日だ。
しかし、その前日は違う。「とくべつ」じゃない。けれども僕は、一貫して、ゴールデンウィーク前日がたまらなく好きだ。ゴールデンウィークの方はどうでもいい。
「まるで世界を運ぶワゴンから落とされたみたい。それって何か面白いわけ?」
沸騰した湯のなかに、パスタをきっかり90グラム投げ込んだ。そしてソファに座り、現状を整理し、これからどうするかを考えた。これからの僕は「奴」にどう立ち向かうか。パスタの茹で上がるのを待ちながら、これからどうすべきかを考える時間が、人生にはどうしても必要なのだ。
パスタの湯切りをするため、キッチンへ戻った。それときっかり同じタイミングで、玄関のドアが開いた。
僕は瞬時に「奴」に居場所を悟られたことを理解した。「奴」は黒く、その輪郭は曖昧だ。しかし僕には「奴」が攻撃態勢に入ったことが分かった。危ない。
僕は、スコッチウイスキーのビンを楯がわりに「えいやっ」と奴の攻撃を受け流した。そしてすかさず「おらよっ」とスコッチウイスキーのビンを振り回した。胴体に当たり「奴」はうずくまった。「こんにゃろ! こんにゃろ! こんにゃろ!」僕はやみくもに、スコッチウイスキーのビンを「奴」目掛けてきっかり20回振り下ろした。「奴」は液状になると、吸われるようにして排水口からどこかへ行った。
「二度とくるんじゃねえぞ! このばかちんが!」
昔、歌舞伎町で客引きに案内されて入った居酒屋で、プチボッタクリに遭遇したことがある。
臭い生ビールと、マズい料理にうんざりし、河岸を代えようと店員に会計を頼んだら、謎のボッタクリ会計を提示され、ああ、しまったと。
新宿の例の店ではないけど、例の記事にアップされていたレシートと同じ様な会計を出されたので、おそらく系列店なのかなと。
そのときは、どうせヤクザがらみの店だろうから、おとなしく払って帰ろうとかと、ツレとどんよりしていたんだよね。で、さて帰ろうかと、帰り支度を始めたら、店の奥から、ドタンバタンと大きな物音と、野太い男性の怒鳴り声。
なんだろうと近づいてみたら、店員がゴッツいオッサンに、むちゃくちゃに殴られていた。長島☆自演乙☆雄一郎にKOされた青木真也みたいにグッタリしてるところを、さらに二度、三度と殴られていて、ほっといたら死んじゃうんじゃないかという位に打ちのめされていた。そして、止めに入った店員も順番にボコボコにされていった。
一人は、うずくまって泣いてるし。一人は頭から血を流して土下座してるし。一人は完全にのされていて動かないし。僕らは直立不動で固まるばかり。他の客は出て来なかったから、店は空いていたのかな。
ゴッツいオッサンのお連れが制止に入っても、ゴッツいオッサン、怒り収まらずでずっと怒鳴ったり、壁殴ったりしてるので、さすがに警察に電話しなきゃと思ったけど、何もせずに見守ってしまった。ザまぁ見ろという気持ちにもなったのは確か。
僕らは、とにかく退散したほうがいいねということになり、泣きじゃくるレジ打の女性を捕まえて会計をお願いすると、ゴッツいオッサンが「おい、そんなもん払わなくていいぞ、帰れ、帰れ」と言い、レジの女性もお代は結構なのでお帰りくださいと言うので、それならばとお代は払わずに退散しました。
ちなみに、そのときの会計は、2人で飲み放題にツマミ5点位で、2万5千円ほどでした。翌日、ニュースサイトとか検索したけど、特にニュースにはなってなかった。日常茶飯事なのかな。
「辞めさせる」というのは、ちょっと大袈裟かもしれません。ただ、本当に、仕事をしない後輩に苦労しているので、この扱いをご存知の方にアドバイスして欲しいという気持ちです。法的なことも含め、現実的なことを。そして私の愚痴が少し混ざることにも、お許し頂きたい…
後輩というのは、今年30歳になった入社8年目の女性です。東京の有名私大卒です。会社はIT系制作がメインの業務ですが、Webキャンペーンを受注すると、キャンペーン事務局の代行もします。
彼女は最初、HTMLで画面制作する部署に配属されました。しかし7月から3ヶ月、病欠しました。病名は「うつ」。一旦復帰しましたが、2年目と3年目の二年間を、やはりうつ病で休職しています。
休職を明けて4年目からは、彼女の希望で品質管理セクションに異動となりました。現在も品質管理に在籍しています。
病気を抱えて働く人を「辞めさせたい」というのは、人道的にも法的にも、あり得ないとは思います。だから会社も、彼女の上司たちも、彼女に「仕事して欲しい」と言えずにいます。もちろん、私も。
彼女が私に話したところによると、うつ病を発症したのは中学生のとき。医学部を目指した中三の夏、伸びない成績に悩んで「壊れた」のだそうです。受験に失敗し、隣の県の私立に通ったそうです。県下一の公立進学校に進んだ兄に劣等感を抱いたそうです。
大学受験にも失敗しました。行きたい有名女子大への学校推薦が取れませんでした。あまり行きたくなかった大学へ、推薦入学しました。ただ私からすれば、その大学も充分に有名で歴史も深く、卑下するようなことではありません。有名女子大とのブランド力に、大差があるとは思えません。
大学3年のとき、薬を大量服用しました。いわゆる自殺未遂です。薄れていく意識で、自分で救急車を呼んだそうです。このときに飲んだ薬が、どんなものかまでは話しませんでした。処置と入院費用で30万円したとのことですが、このとき本当に命の危機にあったのかどうかは、彼女の話からはわかりません。
田舎から母親が上京し、自殺未遂するまで放置した大学教授に抗議したそうです。関連があるかはわかりませんが、彼女はスレスレの成績で、どうにか大学を卒業したそうです。大学4年のときは精神科に通院しながら、就職活動もしていたわけです。
私がこの品質管理セクションに異動してきたのは一年弱前です。当初は彼女のことを「愚痴っぽいし話が長い人だなあ」としか思っていませんでした。彼女の愚痴に付き合わされてる私に、同僚たちは冷ややかでした。あとでわかったのですが、彼女は既に、みんなに自殺未遂した過去を話し、病気を口実に仕事をせず、同僚たちを困らせていました。同僚たちは彼女と関わることを避けていました。「めんどくさい」という理由ではありません。彼女に仕事を任せると、納期まで手を付けず、納期が近付くと病気を理由に休みがちになり、納期当日には出社したためしがなく、同僚が慌てて代行しようとしても間に合わないのだそうです。みんな何かしら、彼女に「痛い目」に遭わされていました。それくらいなら自分で仕事した方が良い、そういうことです。別に全員で無視などの、イジメのようなことはしていません。出勤すれば挨拶もするし。挨拶を返さないのは彼女の方です。
休職明け当時の上長だった人によると、彼女は通院中であることを会社に申告していませんでした。仮に申告していたとしても、それを理由に採用しないというのは法律違反ですよね?
復帰したあとも、彼女は会社で薬を大量服用し倒れたことがあるそうです。命に別状なかったようで、フロアの隅で休ませたそうです。会社に医務室はありますが、運ぶには人目の多いところを台車に載せて通らなければなりません。それは忍びない、という判断でした。彼女が立てるようになると、上司が付いて、通院している病院までタクシーで連れて行ったそうです。彼女はそのときのことを、「タクシーで行くくらいなら最初から救急車を呼んで欲しかった」と言っています。しかし、同僚として言いたいのは、初めから会社で自殺を試みる彼女に問題はなかったのでしょうか?
彼女は東京を引き払い、田舎の病院にかかっていました。どういう経緯かはわかりませんが、田舎の男性と結婚しました。結婚生活は幸せではなかったそうです。相手の男性からは、家事をしないことなど責められたと言います。
休職中は、組合から傷病手当金が出ます。当時は、基本給と同額が支給されていました。働いても働かなくても、収入があったのです。満了の2年終了間際に、医師から会社復帰しても良いと診断されました。そのとき、結婚相手の収入より、彼女の傷病手当金の方が多かったそうで、彼女は復帰を決意しました。この時のことを彼女は「結婚したら養ってもらえると思ったのに、旦那の収入より私の収入が多かった、見当違い。この人と居ても楽な生活はできないと思った。私は誰かに依存していきていきたいんです」と言っています。「愛がなくても結婚できます」とも。
会社復帰するまでの3ヶ月の試用期間、彼女はウィークリーマンションを借りました。結婚相手に、この住所は教えていませんでしたし、電話にも出なかったと言います。正式復帰してからは会社から徒歩3分のところにマンションを借りました。結婚相手にも、会社にも、この住所は教えていませんでした。会社は休職前の住所に住んでるものと思い、交通費を支給しました。
連絡がつけられない結婚相手は、上京して会社の前で彼女を待ち伏せました。最後の手段だったとも言えます。それを彼女は「ストーカーまでする人とは、結婚は続けられない」と言います。暴力を振るわれていたのかと聞いたら、それはなかったとのこと。
近くのファミレスで話し合い、離婚することになりました。田舎の住居を引き払いたい彼からは、荷物を取りに来るよう再三催促があったそうですが、彼女は応じず、ついに借家契約の最終日が彼から通達され、ようやく母親と行ったそうです。部屋には彼女の衣服などがダンボール2箱に詰められてたほかは、何もなかったそうです。この時のことを彼女はこう言います「勝手に人の服を触るなんて気持ち悪い。家電類はうちの親が費用を出したのに全部運び出されていた。持っていくなんてセコい男だと思う」。私は、彼こそが常識人で、彼女の方が気持ち悪いと感じます。
離婚が成立したのは、どうやら彼女が会社復帰してから3年後、2年前のことです。なぜそう言えるかというと、彼女はどうやら東京に戻ってすぐ、頼れる男性を見付けたようだからです。彼女曰く、現在の彼です。今の彼女の悩みは、自分が離婚したのに、彼からプロポーズが無いことです。自分から聞いてみないのかと聞いたら、「彼は私が結婚していることを知っているのに、3年も我慢してくれた。だから私も、彼に3年の猶予をあげたい」と答えました。「猶予をあげる」は、本当に彼女が使った言葉です。私は本当にその相手の男性が世間でいう「彼」なのかを疑いました。彼女は「浮気ができるタイプではない」と言いますが、会うのはいつも彼のマンションで、彼女の部屋には一度も来たことが無いそうです。友達と一緒に会うこともないし、彼女に食事を驕ることもないそうです。それと…会社をすぐに休む彼女は、給料で生活するのはギリギリで、生活費を彼に借りるのだそうです、月に2〜3万円。二人がどういう関係なのか、本当にわかりません。プロポーズを待っていて良い相手には思えないのは私だけでしょうか?
会社に復帰してから5年になる彼女ですが、タイトルの通り、仕事をしません。5月に有給休暇が年間20日間支給されましたが、彼女はこの11月現在、使い切っているようです。有給休暇だけでなく、朝は眩暈がすると遅刻してきたり、午後4時くらいには気分が優れないとか顎関節症が痛むとかで、早退してしまい、会社には半分ちょっとしか居ません。大切な仕事が任せられる状態ではないけれど、干すわけにもいかず、会議の議事録を取らせたり書類のファイリングを担当させたりしますが、議事録は録音したテープから会話をまるごと起こしてあり、意味不明です。会話というのは主語がなかったり、述語もどんどん展開していくものです。会議の決定事項は必ずしも言葉で発せられるとは限らず、「じゃあ、そういうことで」ですむこともあります。だからこそ議事録は必要なのに、彼女の議事録は会話のままですから決定事項が書いてありません。
上司は私たちにこっそり言います、「彼女に重要な会議は任せられないから、議事録の担当は残りのメンバーで回す」。
彼女が仕事をしないのを、そうやって他のメンバーが埋めます。それはそれで、リスク対処で、不満を言う社員がいるはずもありません。
困るのは、彼女が足を引っ張ることです。
最近の例です。ISOの継続審査を控え、文章類が最新状態になっているか確認しました。全て整っており、取得部門でも教育が終了していました。そこへ彼女が、とある本部が内部監査の結果を放置してあり、社長印の必要な重要文書を改定しなければならない、と言い始めました。うちの部署は慌てて、全部門に文書の変更があることを報せ、必要に応じて教育する時間を確保することを指示しました。しかし、審査の二週間前になっても、彼女から変更した旨の連絡がありません。確認すると、対象部門と話もしていませんし、スケジュールも立てていませんでした。仕方なく私が代わりに内容を聞きに行くと、なんと、その内容は一ヶ月前にもう改定が済んでいました。それは上司含め、全員がメーリングリストを使って確認済みです。全部門に改定お知らせしたのは無駄だったということです。しかもその段で発覚したのは、改定が必要なのは、彼女が言っていたのとは違う文書であったことです。彼女の勘違い、確認ミスでした。彼女に原文を出してもらおうとしたところ、例の如く、午前は休むとのこと。午前に休むと、午後になって午後休の連絡がくるのが彼女の常です。翌週は社長が海外出張に出てしまうこともあり、急を要しました。他のメンバーで文書を修正し、なんとか社長印をもらうことができ、それから全部門に改定お知らせと教育指示を出しました。審査直前の文書変更に、約300人の社員が翻弄されました。
自分が管理する文書が午前中に改定されたことを、昼休みすぎて出社して知った彼女は、夕方には「やはり具合が悪い」と早退しました。
顎関節症。発症は小学校のとき。来客の直前に痛みだし、会議室でうずくまるほどです。1時間ほどで治まるので会議室に留まります。周囲からは寝ているように見えます。通院はしておらず、一年以上前(彼女の話から判断すると、学生時代)に作ったマウスピースをはめています。マウスピースが痛くて頭痛がして欠勤することがあります。マウスピースを作り変えないのかと聞くと、6000円が惜しいので直さないとのこと。
腹痛。ストレスで空腹を感じ、一日に4食も摂ってしまうほど。そのため胃が荒れてしまった、医者には「食べ過ぎ」と言われたとのこと。この腹痛のせいで早退もするし、自席でもよく伏せています。
血尿。彼女曰く「トイレが真っ赤に染まる」。医者に行ったところ、場合によっては腎臓を傷めることもあり、背中が痛くなったら要注意と言われたとか。その医者からは30分で帰って来ました。その後、通院はしていません。
他にも、朝から大病院に行き、30分待ったので疲れてしまった、という理由で早退することがあります。わりと多い早退理由です。
彼女が普通より病弱であるのは確かであり、仮病だとは言いません。
しかし、それだけ病気で、仕事はほとんど出来ず、任せても欠勤するため周囲のサポートが必須という状況になっているのに、なぜ彼女は病気を治すことに専念しないのでしょうか? 会社は「また病欠して、ゆっくりしてみたら?」と言えません。パワハラとか、そういうことになるでしょう。
彼女の精神科の主治医に「会社では戦力外ですよ、それがストレスみたいですよ」と訴えることもできないでしょう。イジメか法律違反かでしょう。
彼女とは関わりたくないと思っても、挨拶はしなきゃいけないし、会議での発言を無視してもいけないでしょう。彼女が「出来ない」と言えば教えてあげなければならないでしょう。
今でも彼女は、薬を大量に飲んでは、みんなを困らせます。この自殺未遂もどきがやめられるくらいには、元気になってから会社に来るべきではないでしょうか?彼女のめんどうをみるのが私たちの業務の一つになっているのは、健全な企業活動と思えません。
茶色っぽく先がとがった靴……の若いおとこがうずくまっていた。
「うぉおおおおおおおおおおおおお、おおおおおおおおおおおおおおおん、おおおおおおお」
と叫びだした。
え、やばい系の人?と焦り、襲われてもいやなので、
ジリジリと遠ざかろうとするとまた、
「おおおん、うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
って叫びだした。
たまたま通りがかった外国人観光客らしき人が、声をかけている。
ボクもこの外国人がどうなるか気になって、チラ見している。
そうすると彼は、ふたたび
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
と絶叫して、ぴたりと動かなくなった。
自転車の鍵でもなくしたのだろうか。
危険ドラッグでもキメたのか。
ふと、空を見上げると月がひかっていた。
昔、ドヤ街のようなところで、半ホームレス生活をしていたことがある。
雨風しのぐのも一苦労だった。雨の時は大抵、橋の下の段ボールハウスでうずくまっていたもんだ。
ある台風のとき、俺がいつものように橋の下の段ボールのなかから空を睨んでいると、真っ赤な服の女が橋の下に飛び込んできた。
ほぼ、有り得ないことだ。
当時は今程治安は良くなかったし、そもそもドヤ街にああいうすっごく目立つ真紅の服に包まれた若い女なんていないものだった。
いつもの俺なら無視するところだったが、スケベ心が出たのかも知れない、段ボールに寝転がったまま声をかけた。
「そんな格好では、襲われっぞ」
赤いコートの女は、怪訝そうにこちらを眺めた。
俺は、アル中で震える手で、拾いたての75Lゴミ袋を差し出した。
と言った。
俺は曖昧に笑ったと思う。そのままひっくり返って寝てしまった。図星をつかれたのが恥ずかしかったのかも知れない。
空が晴れてから、目を覚ますと、女はとっくに消えていて、俺の枕元にドブロクがおいてあった。
あの女が置いていったのだろうと、当時は思った。
だが今は、あの女がドブロクを置いていったのでは無かったに違いないと考えを変えた。
当時は気づかなかったが、今にして思えば、あの赤いコートはWHOの螺旋監察官の赤コートだ。
いわゆる毒親が家に押しかけてきた。
無視を決め込んだが2時間以上ずっとインターホン鳴らすわドア叩くわ続けていた…と思う。
咄嗟にウォークマンを着用してほぼ最大音量で音楽鳴らしてみたけど、曲ごしや、曲の切れ目にインターホンの音やらが聞こえて
震えて、震えて、もうダメだと思った
食べかけの食事も手につかず 気持ち悪くなってうずくまりながらその場に吐いた
恐る恐るドアスコープを覗いたが、姿は見えなかった…
10年近く、一切の連絡を取ってなかった
幼少時の毒父からの性的虐待を始めとした暴力と、毒母からの放任と支配の両極端な虐待や金銭的な搾取を受けながら
中学位まで生かされてきた
はじめて疑問をもつようになった
そこから色々あり、数年かけて、どうにか家を抜け出すことに成功。
身体を差し出すことで住ませてくれる人の家を転々としながら、何とか定職もみつけた…
携帯も持てるようになり、当時まだ繋がっていた兄弟とは連絡をとっていたが
そこから毒母に携帯番号等がバレ、直接押しかけられるよりは、と思いメアドと携帯番号を知らせた。
耐え切れなくて、携帯を買い換えて番号も変えた。メアドも当然変えた。
それが10年近く前の話。
昔の友人知人も全部付き合いを切った。
巻き込みたくなかったし、みっともなかったし、そもそも、打ち明けても理解してくれる人なんていないという諦めもあった。
親の事が嫌いだ、許せない、しんで欲しい
そう言うと皆「お腹痛めて生んだ子供が可愛くないわけないじゃん」と綺麗ごとで返してくれる。
内心そう思いながら「そうだよね、馬鹿なこと言ってごめんね」と上辺だけの言葉で返すしかなかった。
一度転出届を貰い転入届を出さない、という住所不定技?をやっていたから
住所が割れることはないだろうと思っていた。
ここまで拒絶したら、いい加減諦めてくれるだろうとも思っていた…
パートナーには家の事情は軽くしか話してないが、毒親だとは伝えてあり、
式をやらないことも含めて、義父と義母は好きにさせてくれた。その点はとても感謝している。
…もしかしたら、戸籍の附表から現住所を追ってきたのだろうか。
どうしたらいい。どうしたらいい…
パートナーは自分との生活のためにも日々とても頑張ってくれている。
なんでだよ…何で今頃押しかけてきたんだ
そっとしておいてくれ
実家での生活思い出すだけで気持ち悪い やめてよ 穏やかに暮らしたいだけなのに
「あんたなんか生まなければ良かった」
生きていたらだめですか
人並みの幸せを求めた報いなの
死んだらいいの?
あいつをころしたらいいの??
パートナーに迷惑かけたくない 自分と結婚した時点でそれはもう無理な話なの?
電話相談みたいなものに今日はじめてかけたけどどこも話中だった
いいんだ 誰かに相談したところで
信じたら足元すくわれるのはわかってるものね
結婚しなければ良かったのかな
そしたらひとりひっそりしねたのかな
うちにはママがいません。
私が小学校の頃に家を出て行きました。
思春期の今、周りの友達は彼氏を作ったりしていますが、私はビアンバーに行き
自分の母親ぐらいの年齢の熟女によしよししてもらいながら、眠ると嫌なことが全部忘れられます。
興奮してふんふんって、匂いをかいでると熟女さんが「もう、恥ずかしいからやめて」と言ってきます。
それでも私は匂いをかぐことをやめられません。
脇をペロペロしながら、股間に手を伸ばすと、熟女さんのあそこが湿っているのがよくわかります。
そして少したれてきた大きいおっぱいに顔をうずくめて、おっぱいとおっぱいの間の匂いをくんくんします。
ここも凄くいいにおいがします。
その後は、お互いの乳首をこすり合わせたりしてエッチなことを楽しみます。
とにかく熟女さんは最高です。
いつかあのパンストを破いてみたいです。
でも、私は本当はそんなエロい関係じゃなく、ただただお母さんが欲しいだけなんです。
お母さんに「よしよし」ってしてもらいながら、優しくとんとんってしてもらいながら、眠りたいだけなんです。
お母さんに会いたいです。
お母さんの変わりに熟女さんに会うのはもうイヤです。
お母さんとエッチなこともしたいです。
お母さんの伸ばしっぱなしの脇毛をすんすんしたいです。
職場で、街中で。出会った女性、すれ違っただけの女性に聞きたい。
処女を失った日のことを。
いつだったのか、寒かったのか、暑かったのか、暗かったのか、明るかったのか。どうしてその日だったのか、期待はあったのか、予感はあったのか、興味はあったのか、予兆はあったのか、約束はあったのか。どんな雰囲気だったのか、どんな流れだったのか、どんな言葉から始まったのか、どちらから言い出したのか、視線を絡めたのか。
どこだったのか、どうやって行ったのか、布団なのか、ベッドなのか、はたまたそれ以外なのか。どんな音が聞こえたのか。どんな音楽が聞こえたのか。窓はあったのか。カーテンはあったのか。そこから見えた景色は。空の色は。月は。雲は。
その日は何を着ていたのか、下着の色は、素材は、デザインは、上下揃いだったのか、いつもの下着だったのか、いわゆる勝負下着だったのか。最初脱いだ1枚はなんだったのか、脱いだのか、脱がされたのか、下着姿になった時の気持ち、ブラを脱いだ時の気持ち、ショーツを脱いだ時の気持ち。初めて裸を男に見せた時の気持ち、見られた時の気持ち、相手の視線を感じた時の気持ち。隠そうと腕を、足を動かした時の気持ち。隠すのをやめた時の気持ち、あきらめた時の気持ち。
唇以外にキスをされた時の気持ち、乳房に触れられた時の気持ち、もまれた時の気持ち、もみしだかれた時の気持ち、乳首に触れられた時の気持ち、それをせめられたときの気持ち、口にふくまれた時の気持ち、自分の体を求められた時の気持ち。
足を開かれた時の気持ち、秘所を見られた時の気持ち、そこに空気がふれた時の気持ち。指が触れた時の気持ち、撫でられた時の気持ち、開かれた時の気持ち、隠すところがなくなった時の気持ち。さらに指が伝ってきた時の気持ち、指が入れられた時の気持ち。そこに視線が集中していると判った時の気持ち、相手の顔が近づいて行った時の気持ち、息遣いをそこで感じた時の気持ち、舌がふれた時の気持ち。
声が漏れた時の気持ち。濡れていると判った時の気持ち。それを相手も知っていると判る気持ち。
初めてペニスを見た時の気持ち、それが赤黒く張りつめているのを見た時の気持ち、いまからそれが自分の中に入ってくるとわかった時の気持ち、触った時の気持ち、手を添えた時の気持ち、やさしく握りしめた時の気持ち。
相手の息遣いが荒くなってきたとわかった時の気持ち、これまで以上に密着してきた時の気持ち。相手の表情は。
入口にペニスが触れた時の気持ち。
亀頭が入った時の気持ち。
処女膜に触れた時の気持ち。
そして、それがついに破られた時に見えたもの。
それでもまだペニスが進むのが止まらないとわかった時の気持ち。
ついにすべてが収まった時の気持ち。
それが動き始めた時の気持ち。自分の中に、相手が入ってきたのだとわかった時の気持ち。それが他人の体だとわかった時の気持ち。聞いたことがない自分の声を聴いた時の気持ち。
体位はなんだったのか。天井は見えたのか。避妊はしたのか、しなかったのか。最後は中だったのか、外だったのか。貴女は達せたのか、届かなかったのか。相手は達したのか。そのあと離れたのか、すぐにまた始めたのか。何回つづけたのか。
体を起こした時何を思ったのか。最初に自分の手で触れた自分の体はどこだったのか。最初にどんな言葉を交わしたのか。どうやって立ち上がったのか。
風呂場で最初にどこを洗ったか。さっきまで押し開かれていたそこに自身の手が、指が触れた時なにをおもったのか。処女じゃないとわかった時何を思ったか。さっきまで楽しまさせていた乳房をみて何を思ったか。
また下着を身に着けた時、何を思ったか。その姿を相手は見ていたのか。相手はどんな目を向けていたのか。どんな表情をしていたのか。そして何を話したか。
非処女になって最初に飲んだのはなにか、食べたのは何か。どんな味がしたか。どうしてそれを選んだのか。本当に空腹だったのか。
そしてどうやって、その日、相手と別れたのか。一人になって何を思ったのか。そのあと最初に何をしたのか。
緊縛師夫妻と別れ、ぼくたちは駅前にいた。夫妻が見えなくなると、性奴隷はぼくを平手打ちにした。そしてその場にうずくまり泣き出してしまった。周りの気まずい空気が広がっていく。ぼくは泣き続ける彼女の背中をさすりながら、「ごめんね、ごめんね」を繰り返していた。そんなことをしているうちにいつしか巡回帰りかなにかの警察官に捕捉され、「まあわかいうちはいろいろあるけど、彼女泣かしちゃだめだよ。がっはっはっは。」みたいなことを言われ、彼女もようやく落ち着いたのか泣き止んでいた。
そのまま日帰りを決めていたが、急遽近くのちょっと高めのホテルにチェックインし、知らない街で二人デートを楽しんだ。
ホテルへ帰ると、「もう、死んじゃうかと思ったんだから。」と彼女は言いながら僕の目の前で服を脱いだ。驚いたことに、彼女の肢体には緊縛のあとがほとんど残っていなかった。うーん、プロフェッショナル。あまりにもおかしなことだが、その日、ぼくと性奴隷は彼氏と彼女になった。
その日以降、しばらくぼくたちはラブラブカップルとしてとても良好な関係だった。調教は続けていたが、性奴隷、としてではなく、彼女としてのそれだった。彼女のあの日以来、性的な自由さは失っていった。普通のセックスができたらいい。そう言っていた。
しかし、僕の性癖がその平和を許さなかった。そんな時、ミクコミュの姫の独裁っぷりが耳に入ってきた。僕は当時コミュからは距離を置いていた。もちろん姫には目を光らせていたし、たまには会ってお灸を吸えていた。
「姫、ご乱心です。」
執事くんからのメールだった。話を聞いてみると、どうやら姫がコスプレ衣装を自分で買ってくるから、とメンバーからお金を徴収し始めたらしい。さらに悪いことに、購入したコスプレは全て、服飾学校の知り合いに無償で作らせていた、というのだから性質が悪い。ぼくが離れてから、数十万単位のお金が消えていた。姫の懐に。
しかし、エヴァくん、平野くんは姫の三銃士として君臨し、他のメンバーからの不評も揉み消していた。一人、また一人とコミュからメンバーは去っていった。しかし姫の増長はとまらない。メンバーが減ったのをいいことに、ほぼ全てのメンバーと身体の関係をもっていたようだった。そのことは、他の女子メンバーが暴露した。姫の相談を聞く振りをして。
性奴隷の出番だった。エヴァくん、平野くんを陥落させる。それがミッションだ。
僕がミクコミュの話をし、力になってほしいことを伝えると、性奴隷は一瞬喜んだように見えた。
「ほんとうにいいの?」
「Kには悪いけど、わたし、あの日のことを思い出すだけでうずいちゃうの。ごめんね。」
僕も同じだった。あの日、Kがおっさんにやれらているのを見て、僕は自分史上最大に勃起していたのだ。心の中で。
作戦を練った。
まずミクコミュに性奴隷を入れる→エヴァと平野を篭絡する→姫を追放する→性奴隷をコミュの頂点にする
すでに脱退していたメンバーの紹介、ということで性奴隷はミクコミュに難なく入り込んだ。姫と比べて、性奴隷はエロく、可愛かった。姫はすでにぽっちゃりとしていて、怠惰な様子が顔からも見て取れた。これなら訳もなくエヴァと平野は篭絡できる。
僕は飲み会をセッティング、エヴァ、平野、姫、執事他二名、を呼び出すことに成功した。
姫と性奴隷は初対面だ。
エヴァは「わたしエヴァ好きなんですよー。コスプレもしたことあるんですよ。」作戦で陥落した。姫はぶすっとその様子を眺めていたが、まだ平野、執事他二名がいたので、姫としての威厳をなんとか保っていた。
僕は性奴隷と初対面のふりを演じた。
エヴァがトイレに立った。性奴隷に後を追うよう指示した。そしてそのままお持ち帰りされろ、と。
性奴隷とエヴァは消えた。後から聞いた話によれば、エヴァはタクシーに乗りすぐさまホテルに直行したがったそうだが、性奴隷は予定どおり、部屋にエヴァを連れ込んだ。そこにはビデオカメラがセッティングしてある。もちろん、オレがやった。
午前2時くらい。「成功」とメールが届いた。ぼくはすごく嫉妬していた。しかし性衝動も同時に沸き起こっていた。
翌朝、エヴァに再び求められた性奴隷はそれに応じ一戦交えたあと、エヴァを帰した。ぼくはそれを自分の目で確認した。
性奴隷の部屋へ行き、ビデオカメラをテレビに接続し、二人のまぐわいをチェックした。
エヴァは「ちょっと酔っ払っちゃたよー。性奴隷ちゃん、ちゅーしよ、ちゅー。」と言って彼女を押し倒し、ソファで彼女を抱いた。明りは絶対消すな、と指示していたので、鮮明に二人の結合状態をみることができた。エヴァは性奴隷を正常位で抱きしめながら、「好きだ。好きだよ。おれと付き合おうよ。」を腰を動かしながら連呼していた。その時、性奴隷の冷めた目がカメラの方を見た。おれは勃起した。そのままビデオを流しつつ、姓奴隷を押し倒し、エヴァと同じように正常位で嵌めた。「おまえはおれのものだ。」と目を見据えながら腰を振った。
翌朝の映像は淡白なものだった。エヴァのために敷かれた布団の上に性奴隷を連れてきて、寝バックで嵌めていた。性奴隷のベッドはシングルなのでいささか小さいのだ。普段僕もほとんど使わない。
「おれたち、つきあっちゃおうよ。」行為の後、エヴァは言った。性奴隷は、回答せず、ただ微笑んでいた。
それからエヴァは毎日メールを送り、電話をかけてきた。性奴隷はアルバイトが忙しい、と嘘をつき、僕とファックしていた。エヴァから電話がかかってくると、僕は必ずふぇらちおをさせた。なんとか、うん、うん、と相槌をうちながら、エヴァとの電話を終えた後、すこし怒った様子でぼくをにらみつけた。
「なんだよ、ほれたのか?」「そんなわけないでしょ、バカ」
エヴァは姫のことを完全に切ったようだった。性奴隷はバイトが忙しいとか実家に帰るとかいろいろな理由をつけ、エヴァとのセックスは避けていた。しかし避ければ避けるほど、エヴァは卑猥なメールを送ってくるようになった。もちろん全て保存しておいた。
同じように、平野を篭絡した。エヴァを外した飲み会を開催し、性奴隷の部屋でセックスさせた。そしてぼくはそれを見ながら興奮し、性奴隷とファックした。
エヴァ、平野が性奴隷のためにコスプレ衣装を現金を使うようになった。当然、姫には回らない。服飾専門学校の知り合いも、姫がお金を受け取っていることを知ると、協力しなくなった。執事他二名は大して重要なポジションではないし、そもそもお金をあまりもっていない。エヴァ平野が性奴隷のためにコスプレを買い、撮影会を開催すると、執事他二名は当然こちらにやってきた。姫は孤立した。