はてなキーワード: 風向きとは
数年前、大学を卒業する段になって、長期プランの見通しをあまり真剣に考えることなく就職活動を行い、Japanese Traditional Big Companyに入社した。終身雇用、年功秩序の典型例として例示されることも多い業種である。
もともと「転職したら給料下がるから当分は今の会社で頑張るか・・・。我慢すれば給料も上がっていくだろうし。今の上司が将来の役員や上司になるかもしれないし、文句は言わずやりたくない業務も一応我慢してやっておくか。飲み会やゴルフも面倒だけど行っておくか」みたいな気持ちで1日1日やり過ごしていた。
最近、急激に風向きが変わってきたように感じる。わかってはいたけど、今までの制度はもう無理なんだろう。会社も自覚していて、焦りなのか、最近は目まぐるしく人事制度を改革しようとしている。
制度の見直しとか時代に合わせた活躍の場の創出とかお題目はあるものの、結局はコストカットであり、ふざけたことにシニアの給料を上げ、若手の給料を下がるみたいな奇策も行っている。従順な犬であれば最終的に報われるということか?そんなことよりも働きに見合わない給料をもらっている無能が自動的に排除される仕組みを作ってくれ。もはや優秀な若手はさっさと脱出しろというメッセージとしか思えない。
実際、メールボックスにFarewellメールが届く回数が加速度的に増加している。
自分の部署でもエースが脱出してからおかしくなり始めている。人の補充や、業務の見直しを行わないまま雑に業務が人が引き継がれたが、その一方でサボっている人は罰せられていないので、疲労や絶望感が連鎖してさらに退職等で人数が減少、自然と怪しい人間の比率が濃縮され、社内の治安が急速に悪化している。
「どうせこのまま残っていても給料は下がっていくし、優秀な人は続々脱出しているわけだから、残り続けてハエのように飛び回っている老害勢に囲まれて自分も十分馴染んでしまったらもはや転職も困難。不要な飲み会等のイベントに参加しても会社の外でも通用するようなユニバーサルな人脈が得られるわけではないし、極力回避して家で自己研鑽に励み、やりたくない業務は極力排除、スキルを磨いて早いところ脱出。」みたいに気分に変化してきた。
94年~00年の小学生時代の中で、小2~小4のゲームに対する熱量は突出していたと思う。
地元にはファミコンショップ桃太郎とカメレオンクラブがあった。
新品を買えるのは誕生日とクリスマスで、それ以外はThe BESTか低価格な中古品しか買えなかったが、買えなくても行けばワクワクを提供してもらえる場所だったように思う。
ゲームは当時の俺の全てだった。
様々な選択肢の中から、時に、暇つぶしの仕方なさで選ぶ大人にとってのゲームではなく、スポーツ少年団かゲーム少年かという数少ない選択肢の中で、後者を能動的に選んだ。
同じように後者を選んだ連中との共通言語は必然的にゲームになるわけだから、
それは、もはや、「お前は喋るな」ということと同じだった。
カテゴリー的には、基本的に、スポーツ少年団とクラスで積極的に発言できる者が陽キャだったが、彼らの中にも、俺たち程ではないにしろ、ゲーム好きがいて、交流はあった。
多くのゲーム少年たちの本所属は陰キャだったが、風向き次第では、陽キャの下~中ぐらいにレンタル移籍されることもあり、陽キャ・陰キャをはっきり区別できなかった。
だが、そんな学校内での立ち位置なんか関係ないぐらい、俺たちの周りで起こること、俺たちの注目するトピックスが世界の中心だったし、世界の中心は俺たちだという自負すらあったと思う。
ゲームはそれほどまでに、コミュニケーションを、密に、充実させたものにしてくれていた。
学年を重ねてもゲームは続けていたものの、徐々に熱量は低下していき、4,5年貯めたお年玉をはたいて、VAIO J(ディスプレーは現役)を購入したのは中1のことだった。
Age Of Empires 2の楽しさをクラスの気心の知れた連中に広め、PCゲームやネットの面白さにハマるのと反比例して、ファミコンショップ桃太郎やカメレオンクラブに対する思いはなくなっていった。
また、小6時は図工クラブという、プラモなど、好きなものを作る超陰キャクラブ(6年の在籍数3人)に所属していた俺が、中学ではバスケ部という陽キャ部活に入部したこと、学習塾へ行かされたことで、TVゲームに費やせる時間が単純に無くなったことも大きかった。
そして、いつしか、ファミコンショップ桃太郎もカメレオンクラブも潰れてしまっていた。
ゲームを嫌いになったわけじゃない。
PS4を持ってはいるが、FIFAシリーズしかプレーしなかった。
今でもFIFAシリーズは好きだが、最新作の購入は見送り、PS4をラクマに出品している。
大人になり、ゲーム以外の選択肢は増え、YouTubeは毎日見ている。
でも、ファミコンショップ桃太郎やカメレオンクラブへ用もないのに行き、得ていた、あの持続的なワクワク感は得られなくなった。
未だにswitchなどのゲーム機がそれを担えているのだろうか。
昔の俺にとってのファミコンショップ桃太郎やカメレオンクラブが、今の子供たちにもちゃんとあれば良いなとそんなことを思わせる記事であった。
他のブラック企業と呼ばれるところに比べたらマシな部類と言われるのだろうけど、私にとって今の職場環境は苦痛でたまらない
全ての高齢者がというわけではないがうちの職場はモラルもマナーもないジジイどもの巣窟だ
会社の敷地内でなんでもゴミを燃やす、人がいるのに控えもせずに堂々とタンをそこらへんに吐く営業部長と会長
人が電話で話しているのに話けて返答を求める、女性数名も勤務しているのに男女兼用のトイレ一つと男性専用トイレ一つ
社員のボーナスや自分の傘下の会社で働いているのに専務(社長の息子)と経理の雑用(社長娘)には高級ベンツを買い与える
社長一族にはゴマ擦りまくっている幹部たちに自分の田んぼ管理やテレビの契約や自宅の雨漏り等プライベートなことを社員にさせる社長
等など…あげたらきりがない
なにより私はアスペルガー症候群の感覚過敏のせいで余計につらい
クーラーの風向きで匂いが漂うので人の体臭や口のにおい、タンを吐くときの音、ごみを焼くにおい、録に手を洗ってない汗埃まみれのおっさんから手渡された資料のザラザラ感…
とてもつらい
職場にはアスペルガーと伝えてあるが理解があるとは思えない対応をされるし感覚過敏に関しては最近自覚した程度なので会社の人たちは知りもしない
今年に入ってから自身の障害のせいでとても深いな目に遭い辞めてやろうと思ったことが数度あったがボーナスの言葉に惹かれたのと長期のお盆休みでリフレッシュできたせいかぐだぐだと未だに辞めていない
今年中には辞められたらいいなぁ
はてなでは自民はあまり支持されないけれども、私は自民に入れてきた。
自民が政権を握っている方が私の生活が良い方向に行くからだ。大したものではないが、いわゆる既得権益というような。
もちろん社会的弱者が地位を向上させてバリアフリーな社会ができるに越したことはない。
でも私も損したくない。
せっかく手に入れたものを失うのは嫌なんだ。
社会にグサグサとメスが入ることは私にとって恐ろしいことである。
与党の全部が全部好きなわけではないし、野党の主張に共感する部分はある。
しかし自分の今の生活が危ぶまれるかもしれないので、野党の台頭を許すことは受け入れられない。
つい先日、職場に対する考えを改めた。
苦手な人もいたけれど、基本的には良き上司、良き先輩に恵まれた。
しかし、平成の合併で近隣の自治体との合併の頃から風向きが変わってきた。
どうにも息苦しさを感じるようになってきた。
時代の流れによる価値観の違い。経費削減、人員削減、業務の複雑化。
そしてそれについていけてないだけなのかもしれない。
ただ、確実に自分の中の職場の価値観と実際の職場の方向性にずれが生じている。
であれば、自分も「自分を成長させてくれた貢献すべき職場」という感覚を捨て、
時間と労務を対価に給料をもらうところと割り切った方が良いのかもしれない。
自分が係ることで地元の人が笑顔になれば嬉しいという思いは根底にあるから、
定年までのあと10数年、それだけは失わないようにしよう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/4666961341665668706/comment/senbuu
マジキチすぎる
差別はマイノリティが標的の場合しか成り立たないよ。男女だと女性がマイノリティ。だから「男性お断り」でも男性差別にはならない。ただし気を付けたいのは体は男性、心は女性という例。このような方は女性だから。
差別が絡む社会問題に関心を示す増田も多いが、その割にいまだこのような誤解がはびこっている。
そのせいで無用な衝突が生じている。
増田たちはそろそろこのような社会問題を論評する時、「弱者カースト」の原理を理解した上で発言してもらいたい。
理解といってもこの原理を実際に適用すること自体には必ずしも賛成する必要はない。
増田自身の意見は賛成でも反対でも保留でも構わないから、原理に従うとどのような論理構造になるか知っておく必要がある。
実際ダブルスタンダードだ、極論だと叩かれることも多いsenbuu氏のコメントだが、弱者カーストの原理を知っておけば氏の論理展開が驚くほど簡明かつ一貫していることが分かる。
弱者カーストとは要するに、社会的な弱者としての弱さの度合いが高ければ高いほど優先的に厚い配慮の対象と見なされる序列のことだ。
言うまでもなくインドの元々のカースト制度とは逆向きで、弱者が優先される原理だ。
社会運動の救済対象を選ぶ基準として用いられることが多く、社会的トリアージと呼ぶこともできるだろう。
序列の知識は大学教員や社会運動家らの間で広く共有されており、政治的正しさ(ポリティカルコレクトネス)、文化の盗用、権力勾配、非対称性など増田でおなじみの概念もこの序列に従って運用されている。
弱者カーストの中では性別(ジェンダー)、性的指向(セクシュアリティ)、国籍、民族(エスニシティ)、人種、障がい、出身地などの社会的カテゴリーによって細かい序列が設定されている。
「マイノリティカースト」ではなく弱者カーストと呼ぶことが適切だ。
弱いことと人数の多さは必ずしも一致せず、中には特権的なマイノリティ、あるいは多数派の弱者といったカテゴリーも存在するからだ。
マイノリティではなく弱者としてとらえることで、多数派を形成する女性や中国人の弱さを考慮し、特権を持つ移民国家の白人の優先度を下げることが可能になる。
カーストの上位の者に対し、下位の者がネガティブな言動を及ぼした時にそれは「差別」と見なされる。
逆に上位の者が下位の者に及ぼした場合には「差別」とは見なされず、「対抗」「抵抗」などの認定を受ける。
つまり同じ言動であっても、それが「差別」なのか「対抗」なのかは主体と客体がそれぞれ弱者カーストの中で占める位置によって規定される。
ここで注意しなければならないことは、社会における大半の人々は最上位でも最下位でもなく、中間的なカーストに位置づけられることだ。
自分より弱者カーストの下位の人間に対しては大抵の言動が許容されるが、上位の人間からは何をされても耐えなければいけない。
同じ人間でもある側面では弱者と見なされるが、別の側面では強者と見なされることもあるだろう。
弱者カーストの中では、数多ある社会的カテゴリーそれぞれに弱さ・強さが定められている。
一人一人の人間の弱さは、彼女または彼が持つすべてのカテゴリーの弱さのレベルを合計して決まる。
弱者カーストと似た概念に「かわいそうランキング」があるが、ランキングの順位はこの弱さの合計値によって決定されているといえる。
つまりかわいそうランキングはそれ自体が原理というよりも、弱さについての計算結果なのだ。
https://matome.naver.jp/odai/2141052638959681901
かつて、埼玉で全盲の女子高生が駅付近で何者かから暴行を加えられるという事件が起きた。
極めてセンセーショナルに報道されたため、記憶に残っている増田も多いだろう。
当然、未成年の女性、そして全盲という最重度の身体障がいを持っている人を攻撃したとあって、連日連夜評論家や各社社説が逃亡中の犯人を非難する声明を発表した。
しかし数日後、警察の捜査が進むにつれ浮上した犯人とは誰もが予想だにしなかった人物だった。
このことが判明したその日の夜には、いっせいにマスメディアの扱いは縮小し、評論家もこの事件についていっさい口を閉ざした。
やがて事件自体が存在しなかったかのように、日々は続いていった。
この事件で犯人像が明らかになった瞬間、報道の風向きがいっきに変わった理由は、弱者カーストの原理で説明できる。
未成年の女性がそもそも弱者カーストの上位に位置づけられる弱者だが、最重度の身体障がい者というカテゴリーは上位2位から5位程度に位置づけられる弱さを持つ。
仮に健常者の中年男性が彼女に危害を加えたとすれば、この男性は社会的に死を迎えることになるだろう。
しかし弱者カーストの中でも、最重度の身体障がいよりさらに弱いとされるカテゴリーが少数存在する。
この事件の犯人は確かに中年男性だが、ただの中年男性ではなく受け答えも難しいほどの知的障がいを抱えていた。
彼が女子高生に加えた危害が不問となってしまうことも、増田なら理解できるだろう。
昨年末からインターネットを騒がせている例として、TERF-MtF論争がある。
TERF(Trans-Exclusionary Radical Feminist)と呼ばれるフェミニストの一部の女性たちが、MtF、身体的に男性から性転換を経て女性になった人たち(いわゆるトランス女性)を女子トイレや銭湯などの女性限定の空間から排除せよと訴え始めた。
その理由とは、性転換しても肉体や染色体が男性であるMtFは潜在的にシス女性(身体的にも精神的にも女性である人々)の脅威となり、性被害に対するシス女性の不安が払拭されないということだ。
中には過剰にMtFの事件を取り上げて非難するような動きも起き始めた。
TERFに対してはMtF活動家が抵抗し始めただけでなく、やがてジェンダー問題に詳しい大学教員や社会運動家も批判の声明を公式に出す事態となった。
過去にはシス男性(身体的にも精神的にも男性である人々)から受ける差別に対して共闘することも多かったフェミニストとMtFだが、twitter上での激しいやりとりが続いている。
TERFの中には反セクシズムの急先鋒として名をはせた人もいた。
かつて女性差別が話題になった時には、大学教員から理論的支援を受け、差別的な思想を持つ男性たちと戦いを繰り広げた人だ。
しかしTERF-MtF論争が燃え広がるにつれ、大学教員たちはTERFを見限った。
このことで、TERFの中には落胆の声を上げる者もいる。
大学教員たちがなぜ女性差別との戦いの局面では支援したTERFを切ったのか、弱者カーストの原理によって理解できる。
確かに二元的ジェンダーで見れば圧倒的に男性よりも女性の弱さが優先される。
しかしトランスジェンダー(シスジェンダー)という別のカテゴリーに着目すると、弱者カーストの中でもトランスジェンダーがシス女性を含むシスジェンダーよりもより弱い位置づけになっている。
弱者カーストの原理では、TERFよりもトランスジェンダーであるMtFがカースト上位として優先的に配慮の対象となる。
大学教員や社会運動家も弱者カーストに基づいて、TERFが訴え続ける不安感よりもMtFの安心感を優先することにしたのだ。
実際、senbuu氏もこの問題では弱者カーストの原理に忠実に従い、ラディカル・フェミニストの主張とは明らかに毛色の異なる以下のコメントを残している。
痛いニュース(ノ∀`) : トランスジェンダーとして女性に認定された男が10歳少女を強姦 スコットランド - ライブドアブログ
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1987624.html
性自認とともに性的指向も女性だったと考えれば矛盾はない(性別違和かつ同性愛者ということ)。だからこの件で性的少数者をバッシングしようったって、そうはいかない。ということで、あえて痛いニュースにブコメ。
もし社会運動の専門家たちに瑕疵があったとすれば、それはTERFたちに勘違いをさせてしまったことだろう。
シス男性による差別と戦う局面で、TERFが訴える性暴力への不安感や男性に厳しい言説を専門家たちは全面的に支援し寄り添った。
しかしあくまで専門家たちは弱者カースト下位であるシス男性への対抗だからこそTERFの言説を全面的に許容したにすぎず、同じ言説をカースト上位に対しては投げかけることは到底許されるものではない。
専門家たちが寄り添う中で弱者カーストの原理の存在をきちんと説明しなかったせいで、TERFの中には自分の不安感にねざす主張がいついかなる時にも認められると勘違いしてしまい、刃をMtFに向ける者も出てきた。
結果として論争は混迷を極め、いまだ解決とは程遠い状態が続いている。
このような厳格な弱者カーストの原理を、シス男性、シス女性、トランスジェンダー、そして社会問題に関心を持つすべての増田が理解しておくべきだ。
特定の役割というものは、特定の人たちから嫌われやすいものだ。
長年その地位にいるのだから、さぞかし市民から支持されている有能な人物なのだろうと思われるかもしれないが、別にそんなことはない。
善良で思慮浅く、働き者で生産性がない。
市のトップとしては些か頼りないと言わざるを得ないだろう。
それはなぜなのか。
市長の椅子が揺らされたある日、俺はその理由を知ることになる。
『市民の皆さん! 今のこの町、より具体的には今の市長に不満はないか?』
彼はたった一人で、しかも市役所から数十メートル離れた場所でそれをやっていた。
中々に剛胆な奴といえよう。
「フクマ?」
タイナイが言うには、フクマは動画サイトやSNSなどで政治をあれこれ語っている人物だとか。
そして、彼が最近ご執心なのがこの町のもろもろで、特に市長については批判的な言及をよくしていたらしい。
「だけど反響はイマイチなかったみたい。たまにコメントで夕飯の献立が書き込まれる位で」
つまり、あのフクマって奴はその現状にやきもきして、自分の主張をもっと轟かせられる場を求めにきたわけだ。
それだけこの町の政治について、或いは市長に対して強い情念があるのだろうな。
『今の市長が市長でい続ける限り、この町は悪くなることはあっても良くなることは絶対にない!』
だけど俺たちは、その思いを感じ取れるほど強い関心をもてなかった。
何も思うところがないといったら嘘になるが、彼の演説を立ち止まって聞くほどじゃない。
「まあ、この世にああいう草の根が未だ存在しているなら、民主主義もまだまだ形骸化してないと思えるね」
「いや、僕もよく分かんない。なんか政治的なことを言ってみたくて」
俺たちはマイク音が耳から抜けるのを感じながら、スタスタと広場の横を通り過ぎる。
それは他の人たちも同じだった。
『市長はちゃんと考えていないのです。いや、恐らく出来ないのでしょう』
「いいぞ、よく言った!」
「わしらも大体同じこと思っとった!」
1ヵ月後も経つ頃には、広場がフクマ目当ての人間たちで溢れていたんだ。
『そのことを市民である我々は気づいた。次は市長に気づかせる!』
「その通り!」
フクマのマイク音と、集まった人達の同調する声によって辺りはお祭り状態。
『今の市長に期待をする時期はとうに過ぎた!』
「そうだー!」
以前から政治や市長に不満を持っている人間は多くいたが、彼を媒介として露になった形だ。
そして誰かが何気なく、だけど決定的な号令を鳴らしたのだ。
『え……』
「……ああ、確かに。それが一番いい!」
周りの支持者も、その号令に同調する。
ダウン症「みんな堕ろしているから自分も」陽性90%超が中絶…新型出生前診断の拡大がはらむ危険と怖さ(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00010000-yomidr-sctch
フェミニストのやらかしや韓国のレーダー問題ですら意見が割れがちだったブクマが、ここまで一致した意見になるなんて珍しいよな
誰とは言わんが、普段なら絶対同じ立場にならないブクマカ同士が一致してる
まあここまでの一致は意外だったが、この問題はリベラル派も賛成側に加わりやすい
北欧やイギリスですら公費で中絶しまくってるし、アメリカのテッド・クルーズみたいな中絶反対派の宗教保守に対抗する意義もあるからな
それに健常児すら育てるのが難しい今の時代にあって、共働きの夫婦に対しても退職を促しかねず、自立どころか一生介護を要する子を育てさせるのは酷だね
ZOZOに賃上げを求める藤田孝典氏だが、はてなでは評価が低い。その理由は藤田氏が「無能な味方」だからである。
そもそもはてなは派遣に同情的なプラットフォームだ。諸悪の根源とされる竹中平蔵氏や、差別的な発言を繰り返す田端信太郎氏に対する反発は強い。藤田氏には最初から有利な風が吹いているにも関わらず、どうして支持されないのか。
まず、「月に行くくらいなら賃金を上げるべき」という論点は、実はどうでもよい。個人の資産をどう使おうが自由なのは当たり前だが、名誉が欲しいなら社会に還元せよという論も成り立つ。普通の金持ちは目立ちたくないのでTwitterで発言などしない。前澤社長はリスクを取ってでも社会から認められたい欲求がある。
次に、現代は「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重要な時代である。インフルエンサーがコンビニの商品をうまいと言えば、全国の店舗の棚から商品が消える。何者でもない人が注目を得るには、崖っぷちで自撮りするとか、裸になるくらいしか方法はない。
たしかに、増田に投稿された「保育園落ちた日本死ね」がブレイクしたように、当事者からの訴えが社会を動かす可能性はある。だが藤田氏はZOZOの派遣労働者ではない。スペックを見ても、肩書きには聞いたこともないNPOや大学名が並んでおり、発言の信憑性を測りづらい。
ネットで受けるのはスペックではなくキャラなのだが、田端氏との討論を見ても分かる通り藤田氏にはトーク力も魅力的なキャラもない。はてなで「馬鹿」の烙印を押されている田端氏とやり合う以上、最低でも互角に渡り合うことが絶対条件だった。勝ち目がないなら討論など最初からやるべきではない。
かくして藤田氏は、派遣労働者の味方どころか、田端氏や前澤社長の引き立て役になってしまった。藤田氏が頭の悪そうな発言をすればするほど、田端氏や前澤社長は聡明な人物に見えてくる。これでは賃金上昇は遠のき、富裕層を崇める風潮は強化されるばかりだ。
逆に田端氏や前澤社長にとって、藤田氏のような「無能な味方」が暴れ回ることは願ってもない展開だ。おそらく彼らは藤田氏に、もっともっと「活躍」してもらいたいと思っている。田端氏は都合が悪い相手を徹底的に無視してきたが、藤田氏には積極的にTwitterで絡んでいる。つまり、そういうことだ。
一方の藤田氏にとってもこれは悪い展開ではない。田端氏や前澤社長のお友達は風向きを察したのか、「個人の自由だ」と連呼を始めている。これで藤田氏はしばらくの間「大企業に物申す」キャラを続けられることになり、メディアへの露出も増えるはずだ。
このようにZOZOと藤田氏は一種のWin-Winの関係を築いており、こうしたメカニズムが働いている以上、ZOZOの派遣労働者の賃金が上がることはない。上がるとすれば、人手不足によって労働者を確保できなくなった場合である。
コミュ力がどうとか言ってるバカ大は論外として、女医はあまり取りたくないとか多浪するようなヤツは何してもダメとかそういう問題があるなら最初から男子生徒及び現役生を優遇って要項に書いておけばいいじゃん、て思うんだけど、世間の風向きってどうも違うっぽい。
というのも、私が今通っている大学は工学系の学部なんだけど、最初から女性優遇を謳っている。
同分野の友達の大学やその附属高校も推薦入試に必要な評定数が男女で違ったり、入試も女子に有利なようになってるのを要項に書いてることも多い。(それでも学科の男女比が100:1なこともザラじゃないのが悲しいところ)
女の子が来ないから取りたい、多様性ガーーなんていうけど結局やってること問題になってる医学部と変わらないじゃん。でも、工学部のこうした取り組みはアファーマティブアクションとして評価されるみたい。
おかしくない?
医大の問題を受け、自らの大学の要項を今一度読み直して、もし自分がこの女性優遇の対象で、本当は今の大学に落ちていたのではないかと考えるとこの4ヶ月間毎日憂鬱だった。きっとこれからもこの先一生そう。
男尊女卑の医大はおかしいよね。今年の入試から不正がなくなるといいね。でもじゃあ、工学部系の女性優遇っていつまで続くの?これも、十分おかしくない?工学がやりたい女子生徒のこと、甘く見て馬鹿にしてない?
男子生徒を有利しろとも女子生徒を不利にしろとも言わない。その逆も然り。
誰かを有利にしたり不利にする入試をやめてくれ、って言いたい。