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はてなキーワード: 書籍とは

2024-08-20

anond:20240819181752

色々大変でしたね…話を聞いてもらいたくてお願いしてるのに

自分の持論とか説教かましてくる人嫌ですよね…

理解が無いのはつらいですよね。

ちなみにオンラインカウンセリングサイトがあるのでそのサイト所属してる先生

オンラインカウンセリングをうけつけている先生とかはどうでしょう(もしそこも手をつけていたのなら申し訳ない)

あと自分が知ってる男性カウンセラーだとだとめんたねさんとか

浅井伸彦先生とかかな。

後者は三森みささんという性被害含めた自身トラウマ治療体験記を出版した人がいるんだけど、その人とやりとりをしてるから。)

その人達自身がだめでも誰か紹介してくれる…かもしれない。

ちなみに三森さんの書籍も敷居が低くてかつ参考になると思うけど人によってはフラッシュバック起きるかもしれないから気をつけてほしい。

大事に。

2024-08-18

煮詰まる」はいかにして「結論が出る」という意味になったか

それでは夏休み自由研究を発表したいと思います

最初

現在のところ「煮詰まる」という言葉は、「議論交渉がまとまって結論が出る」という用法が正しいとされ、「議論が進まなくなって行き詰まる」という用法誤用であるとされている。「煮詰まる」という言葉がどのように用いられてきたのかに興味を持ったので、その変遷を辿っていこうと思う。ソースはだいたい国会図書館デジタルコレクションである

注意として、ここでは「煮詰まる」と「煮詰める」を区別して、「煮詰まる」の用例のみを追っていくこととする。現在においても「煮詰める」のほうには「行き詰まる」という用法はなさそうだからである

白樺派の例

調べてまず気付くのは武者小路実篤が「煮詰まる」を多用していたこである。そして同じく白樺派有島武郎長与善郎、その影響を受けたという岸田劉生木村荘八なども「煮詰まる」を用いている。まるで実篤から伝染したようである。それらは概ね「無駄な修飾を排して凝縮されている」あるいは「態度が一つに決まっていく」というような用法であり、いずれもポジティブ意味で使っているところが共通している。いくつかの例を挙げる。

大正10年 武者小路実篤自分脚本に就て』

僕は脚本はどうしても人間精神のあらわれである上に、煮つまったものであることを要求します。


大正10年 有島武郎『筆頭語』

心が二元的である間は、即ち或る機縁によって煮つまって一元的にならない間は、どこまでも二元なり多元なりの生活を押し通して行くがいいと思う。


大正11年 木村荘八『泰西名画家伝』

長官デリニのあやが「うまく」かかるもかからぬもなく、競技――即(すなわち)対抗の空気は忽ち煮つまるばかりであった。


大正13年 長与善郎『書斎より』

牛のよだれのようにだらだらした書きぶりがいかんのは問題にもならぬ事であるが、さればと云って何でも只無暗に簡潔に端折って書きさえすればいいと云う事を一つおぼえて、まるで電報文句のような言葉さえつかえば煮つまったいい文章だ、と思っている人の文章は又不自然な、とらわれた感じのするものである


昭和5年 岸田劉生演劇美論』

全体として、一つの美しさを出すけれど、旧劇の如く煮つまった味はなく、その美は甘く、低級である


白樺派以外の例

もちろん白樺派以外の用例も同時期にあった。意味的にはさまざまだが、ネガティブ用法も多かったようだ。

明治40年イヴィッド・パーリー『くらげ』

この説明には余程可笑しな点がある、で、僕は云った。

『じゃ、この国では、宗教煮詰まって了ったのですネ。』

もとは『The Scarlet Empire』というタイトルアメリカ小説である。原文は「It looks as if religion may correctly be said to have gone to seed, in this country.」となっており、「gone to seed」は「盛りを過ぎて衰える」という意味なので、つまりそういった意味で「煮詰まる」が使われていると考えられる。「加熱しすぎて水分が飛んでしまった」ようなイメージだろうか。

大正9年 ドストエフスキー白夜

私が余りに余計なことを喋舌り、私の心の中で長い間煮つまっていたことを必要もないのに述べ立てたことを、而もそれに就いては私は書いたものから読むように話すことが出来たのだ

こちらも翻訳書。英文は「I had unnecessarily described what had long been simmering in my heart」。「心の中でくすぶり続けていた」とか「ずっと感情が渦巻いていた」といったイメージか。

大正10年 岡本一平へぼ胡瓜』

何処かに法華宗があると見え、この熱気の世界の中へ煮詰まった声でお題目をいきみ出してる。

真夏暑い日に遠く法華宗お題目が聞こえてくる…という場面で、この「煮詰まった声」は「重苦しく絞り出している」ような印象を受ける。もの煮詰まったあとのドロドロとしたイメージだろうか。

大正12年 佐々木味津三『呪はしき生存

単にそれを考えるだけでも、彼は天地が煮つまるように感じていたたまらないような震撼を覚えた。

「居た堪らない」というので、世界が煮られて、そこにいられなくなるような感じだろうか。ぎゅっと狭窄するような感覚もあるかもしれない。

昭和2年歌舞伎 第三年第十三号』

森金之丞は正直にこれに答えるが、だんだん議場(公議所)の空気が煮つまって行き怒声、罵声騒然たる裡に第一場は閉じて行く。

議論が悪い方向に盛り上がってヒートアップしているという描写結論が出そうにないという点では現在の「誤用」のほうに近いか

昭和6年 大高巌『近代支那文学史上の先駆者

かるが故に自己生活を安泰ならせんが為には儼然として己れが階級城壁を固守しなくてはならない。科挙制度がそれだ。かかる試験制度採用することは一に権力者に反抗する意志学問の為に煮つまらせ、又一には士大夫階級思想擁護有為なる人材を作ることになる。

こちらは「集中させる」「浪費させる」ようなニュアンスか。

昭和9年 式場隆三郎バーナード・リーチ

高村光太郎は余り外に出ない。併し仕事は煮つまってきていると思う。暫らく作品を見ない。

この式場隆三郎白樺派との交流があったらしいが、「作品を見ない」ということは、ここでの用法は「行き詰まる」に近いのではないか

昭和10年 丸山幹治『黒頭巾を脱ぐ』

勿論コチコ官僚型で煮つまって、倒さにふっても水っ気もないような人ではなく、時代に対する感受性は強く、好んで人の長所認識する感服癖さえある。

こちらは「頭が固い」というような用法

昭和10年 ギュスターヴ・フローベールジョルジュ・サンドへの書簡

では左様なら。もう遅いのです。頭がまるで煮詰まりそうです。

翻訳書。英文は「Adieu, it is late, I have an aching head.」なので、普通に頭痛がすることを言っているのか、それとも「悩んで行き詰まっている」的な意味なのかはわからない。

戦後の例

戦前武者小路実篤を中心に、小説詩歌戯曲などの文学的文脈で使われることが多かった「煮詰まる」だが、戦後になると現在のような「議論交渉煮詰まる=結論が出る」といった用法が登場し、やがて支配的になっていったようだ。

それに関してわかりやすいのは「国会会議検索」で、戦前の「帝国議会会議検索」では「煮詰まる」はほとんどヒットしないが、国会会議録では1950年代あたりから見られるようになる。さらに用例を確認していくと1960年代から爆発的に増えていったようだ。労使交渉文脈が多いように思われるので、そのあたりをきっかけに流行りはじめたのかもしれない。

となると次に気になるのは「議論煮詰まる」=「行き詰まる」という用法がいつごろ確立されたのかということである。どうやって調べればよいか。たとえば「煮詰まってしまった」みたいな形だとネガティブ文脈で使われていそうだ。ということで検索してみよう。

昭和34年週刊現代

しか日本側は表面上は「朝鮮総連相手にせず」とその抗議を重視せず、裏では字句は修正せずとも運用面に幅をもたせるという妥協の動きに期待を寄せていた。それが、日赤相手にせざるをえない北朝鮮赤十字から真向に攻撃を受けたのだから問題は煮詰ってしまった。


昭和44年『先見経済

やはり人間災害にあってみないとなかなかわからないもので、そういったことで安堵感を持っている。しかしジワジワと危機に瀕してきているわけで、そのとき判断をあやまると、残念ながら煮詰まってしまう。


昭和47年ミュージックライフ

ハイスクールからジュニアカレッジヘと進んだアリス達は2年間のカレッジライフ煮詰まってしまい、カリフォルニアに向かったのである


昭和50年キネマ旬報

その後の二本は結局むしかえしのドラマをやるしかなくて、無残な作品になってしまった

あれも、会社方針企画貧困の為せる業で、プロデューサー監督も完全に煮詰まってしまったんですよ


昭和51年レコード芸術

あい自由さが背景にあってのこの音楽じゃなくて、すごい煮詰まっちゃってて、つらいだろうなというところで出て来る音なんですね。


昭和53年スイングジャーナル

でも、いつか自分のやりたいことをやらないと苦しくなるというか煮詰まちゃうわけだよね。


昭和54年ジャズ批評

昔は、自分が何をやっていいかからなかった。やり過ぎると煮詰まってしまうし。


昭和56年週刊読売

「でも、仕事ばっかりしていると煮詰まちゃう」「煮詰まちゃうってのは、息詰まる、退屈する、スランプに陥るって意味なんです。」


昭和60年 毛利子来岡島治夫・末永蒼生『「体」発、宇宙へ』

たとえば原稿書いてて、もう煮詰まっちゃって、しょうがない、寝よう、横になると、ア、と思いついちゃう


昭和60年 チャールズ・シェフィールド放浪惑星

その問題ととっくんでいるうちにわたしの頭は煮詰まってしまい、あとをマッカンドリューにゆだねた。


昭和60年 松浦理英子いちばん長い午後』

実はそれは性的遊戯の一環ではなく、二人の交際煮詰まってしまったあげくのもがき合いであった。


結論が出る」用法と比べれば圧倒的に少ない。とはいえ1970年代くらいからは、日常語として「行き詰まる」的な用法もわりと広まっていそうな感じはする。というか「結論が出る」用法議論交渉文脈しか使えず、それ以外のときは「行き詰まる」用法になることが多かった、という感じではないか

ちなみに、この「行き詰まる」用法誤用として問題視されるようになったのは2000年ごろらしい。実際、Google Booksで「煮詰ま誤用」などと検索すると2000年以降の書籍しか引っかからない。

まとめ

といったところか。

煮詰まる」のコアイメージは「熱されることで水分がなくなっていき固形分だけが残る」というようなものであろう。

それをポジティブに捉えると「余分なものが削ぎ落とされて本質がはっきりする」といった意味合いになり、ネガティブに捉えると「瑞々しいものが失われて停滞する」といった意味合いになる。たとえば「議論」にポジティブイメージ適用すると「論点が整理されて結論がはっきりする」になり、「思考」にネガティブイメージ適用すると「新しいアイディアが生まれなくなり行き詰まる」になるわけだ。

もともとの料理としては「美味しくするために煮詰める」ことも「熱しすぎて煮詰まってしまう」こともあるわけで、どちらのイメージで使うのも自然感覚である。当初から煮詰まる」は多義的比喩表現だったのだから、「これが唯一正しい用法なのだ」などとはあまり気にしなくていいのではないだろうか。

発表は以上となります。ご清聴ありがとうございました。

anond:20240818011600

なぜ「物理書籍の取次は潰れて当然」と思い込んだのかが全く書かれていないんだが

思考停止って怖いな。こうはなりたくない

連日の本屋ネタでいろいろ業界事情に詳しくなった

けど具体的に困難なことが分かれば分かるほど、もう滅びるでいいんじゃね…という気分になる

リアル書籍は贅沢品として注文から印刷サービスになったらいいんでは

写真だってもう普通電子で扱って、特別ものだけ印刷する形態になったし、それとおんなじ感じで

こだわる人、紙で書籍を持ちたい人のための、ぜいたくな印刷製本サービス屋さんで

anond:20240818003955

物理書籍の取次は潰れて当然じゃね?

電子書籍取次が影響受けるのは避ける必要あるだろうけど、電子書籍取次だから書店とか関係ないでしょ。

物理書籍電子書籍の両方の取次してるとこは、電子書籍取次の機能だけ残せば良い、というか普通に考えればそういう判断になるだろ。それができないほど愚かだとは思えない。

まあ、最悪、物理書籍電子書籍の両方の取次してるとこが潰れても、他の電子書籍取次が取って代わるだろ。

anond:20240817230448

無くなると出版社が維持できなくなるのは書店じゃ無くて取次な。

仰るとおり、零細の書店消滅しても出版社は、直接はそれほど打撃は受けないと思われる。


取次は単なる仲卸業者でも、運送業者でもない。

中小中堅出版社出版社営業流通・売上回収・資金調達ファイナンスITシステム機能など幅広く肩代わりしているので、これらの代替ができないままに消滅したら出版社として維持できなくなる。

電子書籍電子書籍取次という業態があって印刷書籍の取次の役割の多くを肩代わりしているばかりか、場合によると電子書籍製作事実上丸投げされて運営している場合もある。

電子書籍取次は、最大手メディアドゥをはじめ、ブックリスタモバイルブックジェイピーなどがある。ブックウォーカー電子書籍取次の1社。


こう言う性質から、取次悪玉論で取次の消滅を願うよりも、零細でまともに利益の出せる商売をやろうとしない趣味的な書店や、もう救いようが無い書店を整理してでも、取次を残す必要がある。そのために取次各社は変革とリストラをやっているんだけど、切られる書店からは反発はされる。

詳しいことは知らなくてもいいし関与しなくてもいいけど、安易な取次悪玉論に乗っからないでほしいと思う。

anond:20240817175710

だいたい月に1万円程度書籍を購入してるけど、欲しい本が店頭にないからって注文はしないな

だってAmazonだと店員とのやりとりがないから楽だもん

昔は注文してたけどね

スマホAmazonの画面を見せて「この本が欲しいんですけど」って間抜けじゃない?

2024-08-17

anond:20240817140645

電子書籍でなら、世界中のありとあらゆる本を揃えるのはすでにAmazonがやってる。

からこのアイデアAmazonとの差分電子書籍物理書籍かだけ。

世界では物理書籍なんて日本以上にオワコンやぞ。

ニッチマニアだけを相手にしても負けるだけやぞ。

補足:趣味より儲かる本屋を残す必要性について

タイトル簡単に言えば「趣味的な本屋販売量だけでは、現在システムを維持出来ず書籍文化崩壊するから」という事になる。

これは他の経済活動でも同じで、趣味で採算度外視、あるいは薄給でもやりがいだけでやっています、と言うようなもの蔓延ってしまうと、後は滅ぶしかない。

一度滅んだ後に残存者利益が出てくると、改めて採算が取れるようになるのだが、その時は今の豊富で豊かな出版文化はなくなっているだろう。

と言うわけで、いただいた反応の中からいくつか補足としてワイの考えを述べておく。

何故客注を大事にする必要があるのか

上客、太客だから

書店顧客は、他の小売店と違い、売上の8割を2割の客が買っている、と言う極端な構造がある。色々な調査でひとりあたりの本の購入量の統計を取ると、左に大きなピーク、右に小さなピークの崩れたM字型になることが知られている。一つ目が年に数冊しか本を買わないライトユーザ。そしてもう一つが欲しい本があれば、後先考えず際限なく本を買ってしま病人である。つまりワイら。

そして、わざわざリアル書店で客注を出すような顧客というのは、大抵後者なのだ

「 客注は最速でも2,3日かかるのならば、ネット書店に勝てないのではないか」という話もあったけれども、こう言う後者顧客は、あえて意識的リアル書店を使っている。そしてお願いした本を仕入れてくれるという体験を求めている。

客注は儲からないのではないか

かに単体では儲からないが、その先にある最も儲かる「コンスタントに本を買ってくれる客」を育てる事に繋がるから


客注というのは今も昔も単体で儲かる仕事ではない。しかし、顧客サービスとしてはコスパが良いのだ。

日本書店委託販売という仕組みであり返品が自由在庫リスクがない一方で、利益率がかなり低くなっている。概ね売価の7割から8割ぐらいが仕入原価で、20%~30% ぐらいが小売店の取り分になる。ここから店の運営経費を賄うことになり、概ね原価率は9割を超える。一般食品スーパー利益目標が2割以上を指向することを考えると、利益率は低い。

そのため、一冊売る程度では全然からない。文庫本1冊注文されても仕入原価-売価が100円であり、客注対応の為に店員をひとり増やしたりすると赤字、と言うレベルである

が、当然ながら、人件費固定費に近い性質を持つのでこんなにシンプルではない。例えばコンビニ郵便はがきを売る・宅急便サービスをするのは、それらを利用するお客はついで利用を促すことが主だが、似たような性質と言えばイメージやすいだろうか。


さて、ネットの方が早いし面倒がない、と考える方の意見が多く見られており、これは事実である増田をみる様なユーザであれば尚更だろう。しかし、ネットリアル書店の間の配送期間というハンデがほぼ同じになる瞬間がある。

それが「新刊である新刊の発売日は統制が進み、現在ではネット書店ではフライング発売はほとんどない。

習慣的に本屋に行き、あるいは新刊が出ると、とりあえず自店で購入してくれる顧客をどれだけ確保できるかが店の成否に繋がるのである

そして、たくさんある書店の中から自店を選んでもらうには、価格統制がされている書籍では「体験」を育てるしかなく、客注とはそのための重要な機会なのだネットで買えばすぐに届くし、そうでなくてもコンビニコピー機で注文すれば早い事を知りながら、あえて書店を使う顧客を捕まえるチャンスなのだ

物流ではネット書店に勝てないのだからイベントやフェアを重視するべきだ

これはほとんどの場合間違っている。利益はでない。と言うのは、以下の様な性質があるためだ

この状況で、店頭型のフェアを増やす

  • 「本」という括りでは指向が広すぎて「フェア」などを開いても販売数量はほとんど増えない
  • 特定作家激推しフェアなどを開いても、その店に来る顧客の数は決まっているため、全体の販売額に繋がらない。
  • しかし、物流には負担をかける。例えば○○フェアをするからそのフェアに関する本を集めてくれ、というような依頼になるのだが、上記の通り販売量は期待できない中で結局返品になるからである。そして、データ的に今までフェアをやるからとたくさん仕入れても返品されていると言う実績が積み重なると、発注拒否されることが起きる。
    • こういった状況を「フェアをやろうと思ったのに取次が入荷させなかったからできなかった」と言うように言われがち。しかし、まずはその前に売上げの実績を立ててください、と言う事になる。今の取次は出版社はシビアデータを見て、返本やロスが出ないように配本するためこういうミスマッチが増えている。さら書店ちゃんデータを見て自店が持つ強みを伸ばすフェアをやるならば入荷されると思われるのだが。

またイベントを開くと

しかし、これらを承知の上で、上客を得るために実施するのは悪い事ではない。

が、それはいつもちゃんと本が買える、要望に応えてくれるという基礎があってこそであるので、そこを蔑ろにしたままやってもよくない。


さらに言うと、いつもちゃんと本が買える、と言う事に対して、イベントを開催するというと言うことは対立してしまうことがある。

本屋とは、ものすごい指向に幅があることを扱っているのが通常だから指向に合わないイベントをやっていると邪魔に感じることすらあるので結構気をつけなければならない。イベント顧客をゲットと繰り返したら、そのイベント指向自分にあわないと、居心地が悪く感じて顧客が離れてしまうと言うとは、残念ながらよくある話なのだ

大手書店が専用のスペースを設けるなどして、かなり気を遣っているのはこのためである

出版社や書店がフェアやイベント消極的だ、という事ではない。売れない事が問題なのだ。売れずにやりがいだけを消費してしまって持続性がないことが問題なのだ

Amazon楽天ヨドバシがあるから書店はいらないだろ

これはそう。

でも、Amazonの一番早い便でも半日であることに比べると、本屋店頭で買うのは見てすぐ実物を手に取れるので最速だし、本を読みたい欲を一瞬で満たしてくれるのはメリット

ん?電子書籍?  んん?ヨドの店頭受け取りだと30分でいける?  まぁそれはそう。

即配サービス使っても2,3日かかるの時間かかりすぎじゃね?

Amazonやヨドと比べられるとそれはそうなんだが、これでも他の小売業界向けの卸としてはめっちゃ早い。

Amazonやヨド、紀伊國屋などが取次在庫ありの場合、即配サービスより早いのは、彼らは自社で取次の倉庫まで取りにいっているからです。そこまでの出荷は一緒です。

それから大都市圏だと、午前中に出した客注が当日出荷になって翌日に届くことも仕組み上あります

パターン配本うんぬんかんうん

新刊の配本のうち8割以上が既にパターン配本でなくなっているので、認識がだいぶ古い。

パターン配本の批判が強まり出版社が指定した配本が行われるようになった。

が、結果から言うと、返本率が増加し出版社も在庫を抱える事になった。

そこで現在、取次は出版社や書店積極的データを開示し、配本を支援するシステムを用意して提供するようになった。取次のパターン配本だけに頼るのではなく、自分たちでも判断してもらおうと言う事である

これによって、中小出版社側もその注文に乗っかって大丈夫かと言うことをシステム的に判断するようになりつつある。


この状況で本が来ないと言うのは、出版社が数を減らしていると言う事だ。

結局は自分の店で売れるものは入荷するが、売りたいだけで売れそうにない本は入荷しないというだけ。出版社はベストセラー倒産などしたくはないのです。


ただ、最近買い切りの条件で注文数そのまま出荷する取り組みをやっている所も無いわけではないが、広がってはいない模様。

取次各社が、生き残らせる書店の取捨選択をやっている可能

これはもう間違い無い。

一般小売で考えると、趣味でやっていてきちんと経営していない店相手であると、卸売業者普通ここまで付き合わないが、取次という業態、あるいはその出自から考えて、半公共団体のようになっている面があるから今まで付き合ってたわけだが、それが限界に達しているのが今だ。


利益率という点では、実は取次の取り分(仕入原価-卸売価格)は書店よりもさらに低く、5~10%程度だと言われている。ここから経費が引かれて利益率になるとすると、一般卸売業者利益率の半額程度になってしまうと言う状況だ。

統計に寄れば、書店販売額は立地と坪数でほぼ決まると言われている。好立地の所では、ひと坪あたりの月商が13万円だという。仮にこれで15坪の小規模書店とすると、約200万円の売上げになる。さて、この書店から取次が得られる粗利(諸経費を一切含まない)は20万円が最大と言う計算になる。アルバイトひとりも雇えない金額だ。ここから人件費運送費、配達比、様々なリスク費用システム費用などを支払って利益になる訳がない。


取次が利益を上げるには、仕組み的に規模の商売を追求する一方で、流通コスト削減(これには返本率を下げる、と言った活動も含む)ぐらいしかやりようがない。小さな書店商売できる様に支えるのはほとんどボランティアである

儲かっていたころは良かったが、限界が近付く中、少なくとも黒字になること、自社が用意したサービス(即配や、データリブ経営を行うシステム提供など)をきちんと使いこなしてくれる事を条件に、それ以外の自然淘汰を止むなしと考えているのはそうなのだろうと思われる。


この取次の利益率が固定されている中で、一般流通流通スピードを上げろと言うのは無理だ。物流コストが上がりすぎているからだ。中小書店への配送を維持しつつコストをどう下げるか、そのためにはサービス水準を下げることもやむを得ないだろう。

そのような状況下で、その代わりに用意した早く配達するサービスも、追加で送料を負担せよと言うことも難しいと言われ、さらに即配サービスについて暴利を貪っているかのように言われるなどの状況で、手の打ちようがないことも理解してほしいところだ。

取次は多くの書店親会社でもないし、経済的合理性を考えた時には付き合う必要は全く無いのだから純粋に儲けるだけなら小規模書店を全部捨てた方がよいぐらいの状況だ。

電子書籍になるから印刷書籍はいらない

そう考えている人は少数派でかもしれない。市場の動きは違うようだ。

まず、ユーザー数、習慣的に有料の電子書籍を購入するユーザは30%~40%ぐらいが限度で、これ以上は伸びないことが知られている。

日本統計も、アメリカヨーロッパなど先に普及した統計などを見てもこの傾向で、電子書籍市場はほぼこれで大きな変動なく推移すると言われる。

また、販売量としても、雑誌を除く印刷書籍販売量はじわりと減っているが大幅な減少がみられない。特にコミックスを除くと、ここ10年ほどは横這い程度だ。

電子書籍が増えている、好調だ、という事の正体は、雑誌の減少と、それを補う電子コミックの伸びによるもの電子書籍印刷書籍を置き換えると言う動きにはなっていないのだ。もちろん数十年単位ではわからないが、ワイは現在の話をしているつもり。

志がある書店に対してこのような言い草は失礼ではないか

具体的にどこの書店のことを言っているのか分からないのだけれど(少なくともワイの文章特定書店念頭に置いたものではない)

勝手にどこかの書店を想定して、事実説明に対して、勝手に怒る方がよほど失礼では?

結局取次が問題だ・取次こそが癌だ

おそらくはちゃんと内容を読んでいないし、構造理解できてないからこういった結論になるのだろうと思うのであまり説明しても仕方が無いのかなと思いながら、なのだけれど、以下は一応認識しておいていただきたい。

趣味でやっている・やってないにかかわらず、取次が消えたのに、中小書店が残ると言うことはない。

同時に出版社の多くも吹っ飛びますこちらは中堅どころまで存在できなくなる。

Amazonヨドバシ紀伊國屋も維持できなくなります特にAmazonは取次を通さなイメージを持っている人も多いようだが、実際には取次在庫への依存度は高いまま。

もちろん数十年単位での緩やかな変化の先にはありうると思うが、この話は現在の話をしているつもり。

出版業界なんて残さなくていい、町の書店なんていらない、滅ぼしてしまえばいいと言うなら、Not for youですね。それこそ客じゃないのでお呼びじゃないです。客目線で話をしているので。自分が客じゃないと言う認識をしてほしい。

取次を挟まず、委託販売を外して買い切りで買えばいいじゃない

それは、そう。

ただその場合でも- 出版社側にそれに対応するリソースがないので

  • 物流コスト、送料が無茶かかって利益が飛んでしまう(取次の物流コストは徹底的に下げられている)
  • 出版社側が想定していない動きである為、結局売価が一緒になったりする
  • 小規模書店がやる程度の規模では、結局出版社側で行動を変える要員にならない。

と言う事で、基本は大手に頑張ってもらうしかないと思っています

2024-08-16

anond:20240816194445

オンライン英英辞典「Merriam-Webster」では名詞の「playback」は録音した音や画像を「reproducing=再生とある

国会図書館でを検索すると「playback」の説明に「再生」と出てくる最も古い書籍は『映画脚本二十講 : トーキーサイレント』(森岩雄1930年)だ。

プレイバック(Playback)試聴。吹込みたるものを、ワックス(「ワックス」を参照)により再生し、それを聞きて良否を定む。


ここでの「ワックス」とは蓄音機で音を記録するための蝋板もしくは蝋管のことだ。

「蝋管」はWikipedia英語版では「Phonograph cylinder」であり、その説明では「medium for recording and reproducing sound」とあり、やはりreproducing=再生である

推測に過ぎないが、『映画脚本二十講 : トーキーサイレント』の「Playback」の引用元とした英語資料でも「reproducing」が使われていて、それを上記のように「再生」と翻訳引用ものがいつの間にか「playback=再生」と誤認され、さらに「play=再生」としても使われるようになったのではないだろうか。

追記

よく考えたら、英英辞典でも「playback」の説明に「reproduce」を使っており、そもそも蝋を使って科学的に音を「reproduce=再生」することが元の意味ということであれば、「playback」を日本語で「再生」としても問題ないように思う。

紙の本も好きだし書店も好きだけど

なくなったら悲しいと思うんだと思うけど

でも無くさないように何かしよう、とはあんまり思わないなあ

電子書籍になって大量のマンガを捨てずに持てるようになったの便利だし

話題書店の話

夏休みに本買って読もうと思ってた、みたいな話

自分だったら確実に電子書籍で買うし…

近々に必要書籍書店で買うという生活スタイルも、今の自分には遠くなってしまった

都会に住んで、自宅最寄りの駅ビルにはそこそこの規模の書店が入っており、帰りにちょっと立ち寄り注文して帰る、みたいなことが今はほぼ無理

郊外の駅から歩いて30分の自宅、最寄駅には何もなく、書店のあるような繁華街のある駅は乗り継いで2駅先が一番近い

加えてテレワークをするようになった 週3日は自宅で仕事をする

こんな環境では通販で買って自宅で受け取る方がずっと手軽で

書店を使う理由がない

例の話題、紙の本を買って休みに読もうってだけで、ずいぶんな本好きさんだなあと思う

好きで昔からそうやって本を買って読んできた人なんだろうなあと

そういう人と比較すると、自分は本好きという括りには入らないなと思う

anond:20240816094626

書店や取次が現代的なスピード感スケジュール精度に合わせる気がまったくなくて、昔ながらの商売を続けるというのならそのまま見捨てられればいいじゃん。

店舗書籍が売れないって嘆きをよく目にするから、こっちも可哀そうになってできるだけなじみの書店で買おうかという気持ちもわいてたんだけど。

いつ届くかわからないっすね、昔からこうっすよ。違法でも何でもないっす、って態度ならもうAmazon一択なんですわ、こっちは。

anond:20240816090811

書店か取次かなんてそっち側の都合は、客にはまったく関係ないっすね。

書籍販売業界全体へのクレームとして一番客側にいる書店員に言ってるんだよ。

原因が別の会社なら書店クレームをそのまま原因の会社に伝えろよ。

書店で本を注文して届かない理由 あるいは書店の見分け方(補足あり)

三行でまとめると

補足を書いた

皆さん興味を持って頂いてありがとうございます。もう少し補足を書きました。

anond:20240817175710

客注の方法

書店から取次を通し、お客さんが取り寄せを依頼した本を注文するのにはートは2ルートある。それぞれの特徴として紹介しよう。

さて、お客の立場から見ると、後者の即配サービスを使ってほしいと思うだろう。メリットしかないので。ところが、中小零細の書店を中心に、頑なに後者を使わないケースが未だにある。書店側の理屈としては、

これらの背景には「今時ネット通販で本を買わない客は、即配サービスを使わなくても逃げない役だ」というある種の割り切りがあるようなのである

なんだかなぁあと思われるだろう。ワイもそう思う。

それからチェーン店などでは他の店舗から取り寄せたり、小さな書店通しで提携し合ってお互いに融通し合う仕組みを持っている所もあるが、今回は置いておく。

生き残らせるべき書店の見分け方

ただ、これを利用する事によって、その書店がやる気があって商売として続けていこうという気があるのか、ないのかを判別することが出来る。本を取り寄せた場合、どれぐらいの時間で届きますか?と聞いてみるのだ。

それで「在庫があれば」というコメント付きで一週間以内の納期を目安で告げられたらそこは気合いの入った書店である。一方で、そうではない場合にはもはや書店は惰性でやっているか趣味でやっている様な書店であろう。

やたらと趣味性の強いPOPを大量に載せていたり、イベントばかりやっていたりするが、肝腎書籍販売、お客に届けるという機能蔑ろにしている書店も残念ながら存在するのが現実である


さらに、酷い所だと、客注として指定するべき注文を、間違えて在庫補充として注文してしま場合すらある。そして、過去に入荷してそのまま返品したような実績が残っていると、長い間待たされた挙げ句、入荷しないケースがある。

昔は出版社同意していても取次の判断で届かないことがあったが、今はそれは無い。現在出版社営業同意して手続きをしていれば届くようにはなっている。しかし、出版社商売なので、過去にそう言うことがあると入荷させたくないと言うことになるだろう。最近は取次がデータベースにした管理システム出版社提供しており、大手だけではなく中小でも返本を減らす取り組み≒取引書店の淘汰が行われている。

例えば独自フェアなどを企画して注文したのに思ったように商品が集まらない、と言うような定型愚痴が垂れ流されることがあるが、これはだいたいこのパターンである。そして出版社営業同意していても、出版社システム的な足切り基準に引っかかって取次に関係なく配本が拒否されているケースがある。そして営業はそう言う面倒くさい書店には「取次が悪い」と伝えることがあり、そこで取次悪玉論が成長する事になるが、

売れもしないフェアを繰り返しPOPを並べるが、最も書店が大切にするべき本の流通という機能を諦めた書店と、しっかりとサービスを用意して仕組みを進化させている取次とどちらが悪いかは、明らかではないだろうか。

さらに、これはあまり良くないのだが、普段から「客注」だと偽って、本来は補充配本で依頼するべき本を注文することを繰り返していると、客注なのにもかかわらず入荷数が減少されたりする事があったりもする。


この手の書店は、書店が持つべ基本的役割果たしていないのと、既に本来廃業するべき水準で運営されているのを店主の思い込みだけで運勢されているケースがあって持続性がない。

そのため、積極的に使って支援、するような書店なのかどうかは十分に見極めたいところだ。遠く離れたこの手の書店支援するより、地元の最寄りの書店を使って支えよう。

2024-08-14

anond:20240814112644

ポイントは「ゴミをすぐ捨てること」と「消費中に離脱する場合に、有効期限の状態管理をすること」

ゴミが捨てられない人間は、消費中に寝ちゃったり外出してそのまま離脱という場合が多い。ゴミゴミになったタイミング認識できないまま存在を忘れ、そのまま部屋の背景に溶け込んでしまうことが問題

状態管理方法は、物の種類ごとに工夫する。

食品場合冷蔵庫に入れた上で、日付と有効期限を管理するMapボードに書いて冷蔵庫に貼る。新規食材Mapに追加し、状態管理をする。それが出来ないなら、消費から離脱時に即座にゴミ袋に放り込む。

書籍場合、次に必要ときに確実に引き出せるような状態本棚に整理する。いつ必要になるか分からない本や、一度しまったら数ヶ月取り出さな可能性がある本(有効期限が設定できないもの)は即座にゴミ袋に放り込む。

これができればADHDでも汚部屋にはならないが、これをしないか汚部屋になる。

2024-08-12

コミケヴィーガン騒動

コミケヴィーガン屠殺写真参加者掲示し「その画像により吐き気を催した」という話

これで、一部のオタクアカウントが大はしゃぎしてるんだよ

・ひょーげんのじゆー

・これは許容しなくてはならない

・目をそらす自由がある

・嫌なら見なけりゃ良い

滑稽だよね

これ、大阪の雀魂バニーポスターとか、エルフ先生の小水POPを「表現の自由」って場所仕舞ってしまたか

もう何がどうなろうとそう言うしかなくなった人らが観測できるよ

本来適当(ちょうどよく合うこと。ふさわしいこと)にお気持ちで調整してさ

ゲーム書籍がやってる自主規制とかで世間様とすり合わせしてさ

法規制って話が盛り上がらないようにしてるわけじゃん

でも、一部の不心得者が、その枠を抜け出してヤラカシた時にさ

それを守護ちゃうのよ

ひょーげんのじゆーって

この言及者の滑稽なところは、法を犯してるわけじゃないとか言い出しちゃうところでさ

お前それ言ったら、相手法規制ロビー活動するだけなんだぞってのが解ってないのよね

で、相手法規制に動くと、ひょーげんきせー、って大喜びなんだけどさ

いやいやお前らが言ったんだろ?

「法を犯してない」って

ほな、法で縛りまひょってなるだけやん

公共の場」をそんなふうにしちゃうわけ?

表現テロやりたい放題で、法規制されてないならナンデモアリな場にしたいわけ?


絶対に、自分の身辺に不快表現が出たら文句を言うだろう、かっっっるい言動アカウントがさ

ネット上でオタ絡みのときだけ、賢者顔してキメ顔で表現の自由を唱えるわけよ

当然に他の表現問題ときには言及しない自由行使するよ

表現の自由はさ、公共の場にお前のオナネタ掲示して、それが巻き起こした他人不快感を黙殺するためにあるんじゃねぇのよ

2024-08-11

anond:20240811212034

趣味高校数学なんてつまらんことする奴いないだろw

AMSの書籍とか買うレベルでないと楽しめねぇよw

anond:20240811211222

数学趣味でやってるんだけど、数学って言っても広大すぎてどこから手を付けていいかうからとりあえず幅広く学べる書籍とか計画するね

まあ試行錯誤をして楽しむって感じではあるが、特定書籍計画してしまっているので、タスク感(仕事感)はある

インターネットで雑に論文を調べまくる」とか「自由問題設定してそれを解く」とかいもっと試行錯誤寄りの勉強法よりはつまらいかもしれない

半導体設計日本から一度衰退したと思うが、どうするのか

製造装置については、半導体工程が多いので生き残っているが、問題は多くの人が欲しいと思うようなチップ設計が出来ない状態になっている。

ネットに何でもある時代というが、半導体設計に関してはネットにないことが多い。

ブロック図のような概略は多く、検索するとそればかりで実際に設計するための情報は出てこない。

検索ワードを知れば中国語インド訛の英語動画は出てくるかもしれない。

書籍はない。

国も表現の自由関係技術書は作れないのではないだろうか。

教育にしても、現職でも衰退時期にいた人しかいないため、カリキュラムが作れない。

普通の分野だと教科書があるだろうが、教科書がない。(半導体デバイス教科書はある。だから材料系は保っている)


OSレイヤーも作っている人が居ないので、どういう半導体設計すればいいか判断ができない。

あれもこれもと注力すると結局性能が出ない


団体解散しているので、兎にも角にも俯瞰出来るような人も、情報もない。

プロジェクト成功には、人・金・物が必要で、そこからブレイクダウンしたときに、どういうスキル・物が必要かが可視化されない。

1,2位を競っている企業国内にあるとか、尖った技術トライアルしているスタートアップがあるなら、賃金を高くすれば人が来るだろうが、

そもそも人が居ない。

2024-08-09

anond:20240809124827

専門書は基本的にもうからん。

正確に書くには当然だけど色んな調査をしながらになるのでそれに専念して滅茶苦茶に急いでも数か月はかかる。

まり数か月分の人件費相当の報酬を貰わないと収支はマイナスということになるがまずそんなにはもらえない。

でも書いて新規勢が学びやす環境を整えたりしないと分野自体が先細りになるから仕方なく書くんや。

最初から儲けるつもりで専門書を書く人はあまりいないし、儲けるつもりがないから収支は気にしない人が多いのは普通

そしてなぜか社会学系の分野は査読もされないのに書籍出版すると業績扱いになるという謎習慣がある。

2024-08-08

WEB版】え!?人気芸人のアタシを追放暴言位で干すならこっちから願い下げ!〜移住先のYouTubeで溺愛されて困ってます!〜追放した芸人達が土下座してもコラボしません!【書籍コミカライズ

2024-08-07

anond:20240807171137

まじこれ

頭の悪い人たちって言語化できる人を憎んで引用するなって喚くけど、やることは何もエビデンスのない何も表していない漫画コマをペタペタするだけ

まだ書籍の内容の引用で何か言ってるやつの方が意味があるだけマシ

バカは喋らないでほしいよな

anond:20240807155417

最近官能小説ならBOOK WALKERの横断検索だな。

電子化されてるなら購入してない書籍でも全文検索できる。

しか検索できたとしても実際の文章は「パンティの中はお祭り騒ぎ」ではないかもしれないからな。

記憶違いで本当は「下着の内側はどんちゃん騒ぎ」かもしれない。なかなか難しいんだよな。

ちなみに検索してみたら「子宮の中はお祭り騒ぎ」という一文がヒットした。

これかもしれんね。

https://bsearch.bookwalker.jp/search?word=%22%E5%AD%90%E5%AE%AE%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AF%E3%81%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A%E9%A8%92%E3%81%8E%22

お、Googleブックスでは本文まで読める。

https://books.google.co.jp/books?id=eOPNBQAAQBAJ&pg=PT153&dq=%22%E5%AD%90%E5%AE%AE%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AF%E3%81%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A%E9%A8%92%E3%81%8E%22

40歳VBAしか触ったことないんだけど、これからPython触って間に合う?

ずっと独学エクセルおじさんしてきたんだけど、外部のWebサービス会社がどんどん使うようになってきて

CSVダウンロードアップロードするんじゃなくて、APIを使って直接やり取りする形に変えていきたいが

外部のパッケージを投入する金はないからなんとかならんかって上から言われてるんだけど

いまからPython触って半年くらいでモノになるもん?

勉強するためのオススメサイトとか書籍があったら教えて欲しい

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