英語で音楽の再生をplaybackって言うの、なんでbackになるの?って思って調べてたけど
副詞のbackに元の状態に戻すという意味があって演奏を元にもどす=再生ということらしい。
でもよく考えたら日本語の「再生」もなんというか大げさだよな。
「再生」というと生命の復活とかアンデッドの再起動みたいな感じがする。
ただ音を鳴らすだけでそれは・・・
まあ、きっと昔の人の感覚では1度演奏された音楽が奏者が生きているかのようにもう1度復活したような印象からそうなったんだろうね。
でもここでいいう再生って言葉には「既に鳴った(録音された)音」がもう1回鳴るって意味が含まれてるよな。
そうなってくると、DTMとかで0から作った曲を1発目に鳴らすのは再生にならないんじゃない?
1回目なんだし。
まあ曲のデータが完成した段階で曲としての生命が与えられていて、それが鳴るということは再生であるという解釈もできるか。
あるいは例えば、生成AIのような知能がその場限りの情報から流動的に作成するメロディなんかは、再生じゃないのかもしれなくない?
英語だとplaybakではなくて単にplayを使うこともあるけど、それらを厳密に使い分けるとすると生成AIによる1発目はおそらくplayだよな。
日本語で音声を操作するための語で、「再生」を使うのがふさわしくないような時に、音を鳴らすとか演奏するという意味だけに使えるような「再生」みたいな言葉ってもしかして、ない?
「鳴らす」で、いいか?。
playっていうのも単に記録を音に変換するという言い方じゃなくて「演奏する」になっているの面白いですね。高級オルゴールの言葉遣いの系譜なのかな。
そうか、レコード等の登場より先にオルゴールがありましたね。 オルゴールの発明は17世紀頃らしい。 オルゴールって考えてみればDTMの源流って感じがするし誰が演奏したものでもない...
ここでPlaybackにちなむ曲を2曲お届けします♪ 山口百恵さん https://www.youtube.com/watch?v=UZSG8ctC3aY イザベルアンテナさん https://www.youtube.com/watch?v=2bW5YWqcn7M
オンライン英英辞典「Merriam-Webster」では名詞の「playback」は録音した音や画像を「reproducing=再生」とある。 国会図書館でを検索すると「playback」の説明に「再生」と出てくる最も古い書...