2024-08-17

補足:趣味より儲かる本屋を残す必要性について

タイトル簡単に言えば「趣味的な本屋販売量だけでは、現在システムを維持出来ず書籍文化崩壊するから」という事になる。

これは他の経済活動でも同じで、趣味で採算度外視、あるいは薄給でもやりがいだけでやっています、と言うようなもの蔓延ってしまうと、後は滅ぶしかない。

一度滅んだ後に残存者利益が出てくると、改めて採算が取れるようになるのだが、その時は今の豊富で豊かな出版文化はなくなっているだろう。

と言うわけで、いただいた反応の中からいくつか補足としてワイの考えを述べておく。

何故客注を大事にする必要があるのか

上客、太客だから

書店顧客は、他の小売店と違い、売上の8割を2割の客が買っている、と言う極端な構造がある。色々な調査でひとりあたりの本の購入量の統計を取ると、左に大きなピーク、右に小さなピークの崩れたM字型になることが知られている。一つ目が年に数冊しか本を買わないライトユーザ。そしてもう一つが欲しい本があれば、後先考えず際限なく本を買ってしま病人である。つまりワイら。

そして、わざわざリアル書店で客注を出すような顧客というのは、大抵後者なのだ

「 客注は最速でも2,3日かかるのならば、ネット書店に勝てないのではないか」という話もあったけれども、こう言う後者顧客は、あえて意識的リアル書店を使っている。そしてお願いした本を仕入れてくれるという体験を求めている。

客注は儲からないのではないか

かに単体では儲からないが、その先にある最も儲かる「コンスタントに本を買ってくれる客」を育てる事に繋がるから


客注というのは今も昔も単体で儲かる仕事ではない。しかし、顧客サービスとしてはコスパが良いのだ。

日本書店委託販売という仕組みであり返品が自由在庫リスクがない一方で、利益率がかなり低くなっている。概ね売価の7割から8割ぐらいが仕入原価で、20%~30% ぐらいが小売店の取り分になる。ここから店の運営経費を賄うことになり、概ね原価率は9割を超える。一般食品スーパー利益目標が2割以上を指向することを考えると、利益率は低い。

そのため、一冊売る程度では全然からない。文庫本1冊注文されても仕入原価-売価が100円であり、客注対応の為に店員をひとり増やしたりすると赤字、と言うレベルである

が、当然ながら、人件費固定費に近い性質を持つのでこんなにシンプルではない。例えばコンビニ郵便はがきを売る・宅急便サービスをするのは、それらを利用するお客はついで利用を促すことが主だが、似たような性質と言えばイメージやすいだろうか。


さて、ネットの方が早いし面倒がない、と考える方の意見が多く見られており、これは事実である増田をみる様なユーザであれば尚更だろう。しかし、ネットリアル書店の間の配送期間というハンデがほぼ同じになる瞬間がある。

それが「新刊である新刊の発売日は統制が進み、現在ではネット書店ではフライング発売はほとんどない。

習慣的に本屋に行き、あるいは新刊が出ると、とりあえず自店で購入してくれる顧客をどれだけ確保できるかが店の成否に繋がるのである

そして、たくさんある書店の中から自店を選んでもらうには、価格統制がされている書籍では「体験」を育てるしかなく、客注とはそのための重要な機会なのだネットで買えばすぐに届くし、そうでなくてもコンビニコピー機で注文すれば早い事を知りながら、あえて書店を使う顧客を捕まえるチャンスなのだ

物流ではネット書店に勝てないのだからイベントやフェアを重視するべきだ

これはほとんどの場合間違っている。利益はでない。と言うのは、以下の様な性質があるためだ

この状況で、店頭型のフェアを増やす

  • 「本」という括りでは指向が広すぎて「フェア」などを開いても販売数量はほとんど増えない
  • 特定作家激推しフェアなどを開いても、その店に来る顧客の数は決まっているため、全体の販売額に繋がらない。
  • しかし、物流には負担をかける。例えば○○フェアをするからそのフェアに関する本を集めてくれ、というような依頼になるのだが、上記の通り販売量は期待できない中で結局返品になるからである。そして、データ的に今までフェアをやるからとたくさん仕入れても返品されていると言う実績が積み重なると、発注拒否されることが起きる。
    • こういった状況を「フェアをやろうと思ったのに取次が入荷させなかったからできなかった」と言うように言われがち。しかし、まずはその前に売上げの実績を立ててください、と言う事になる。今の取次は出版社はシビアデータを見て、返本やロスが出ないように配本するためこういうミスマッチが増えている。さら書店ちゃんデータを見て自店が持つ強みを伸ばすフェアをやるならば入荷されると思われるのだが。

またイベントを開くと

しかし、これらを承知の上で、上客を得るために実施するのは悪い事ではない。

が、それはいつもちゃんと本が買える、要望に応えてくれるという基礎があってこそであるので、そこを蔑ろにしたままやってもよくない。


さらに言うと、いつもちゃんと本が買える、と言う事に対して、イベントを開催するというと言うことは対立してしまうことがある。

本屋とは、ものすごい指向に幅があることを扱っているのが通常だから指向に合わないイベントをやっていると邪魔に感じることすらあるので結構気をつけなければならない。イベント顧客をゲットと繰り返したら、そのイベント指向自分にあわないと、居心地が悪く感じて顧客が離れてしまうと言うとは、残念ながらよくある話なのだ

大手書店が専用のスペースを設けるなどして、かなり気を遣っているのはこのためである

出版社や書店がフェアやイベント消極的だ、という事ではない。売れない事が問題なのだ。売れずにやりがいだけを消費してしまって持続性がないことが問題なのだ

Amazon楽天ヨドバシがあるから書店はいらないだろ

これはそう。

でも、Amazonの一番早い便でも半日であることに比べると、本屋店頭で買うのは見てすぐ実物を手に取れるので最速だし、本を読みたい欲を一瞬で満たしてくれるのはメリット

ん?電子書籍?  んん?ヨドの店頭受け取りだと30分でいける?  まぁそれはそう。

即配サービス使っても2,3日かかるの時間かかりすぎじゃね?

Amazonやヨドと比べられるとそれはそうなんだが、これでも他の小売業界向けの卸としてはめっちゃ早い。

Amazonやヨド、紀伊國屋などが取次在庫ありの場合、即配サービスより早いのは、彼らは自社で取次の倉庫まで取りにいっているからです。そこまでの出荷は一緒です。

それから大都市圏だと、午前中に出した客注が当日出荷になって翌日に届くことも仕組み上あります

パターン配本うんぬんかんうん

新刊の配本のうち8割以上が既にパターン配本でなくなっているので、認識がだいぶ古い。

パターン配本の批判が強まり出版社が指定した配本が行われるようになった。

が、結果から言うと、返本率が増加し出版社も在庫を抱える事になった。

そこで現在、取次は出版社や書店積極的データを開示し、配本を支援するシステムを用意して提供するようになった。取次のパターン配本だけに頼るのではなく、自分たちでも判断してもらおうと言う事である

これによって、中小出版社側もその注文に乗っかって大丈夫かと言うことをシステム的に判断するようになりつつある。


この状況で本が来ないと言うのは、出版社が数を減らしていると言う事だ。

結局は自分の店で売れるものは入荷するが、売りたいだけで売れそうにない本は入荷しないというだけ。出版社はベストセラー倒産などしたくはないのです。


ただ、最近買い切りの条件で注文数そのまま出荷する取り組みをやっている所も無いわけではないが、広がってはいない模様。

取次各社が、生き残らせる書店の取捨選択をやっている可能

これはもう間違い無い。

一般小売で考えると、趣味でやっていてきちんと経営していない店相手であると、卸売業者普通ここまで付き合わないが、取次という業態、あるいはその出自から考えて、半公共団体のようになっている面があるから今まで付き合ってたわけだが、それが限界に達しているのが今だ。


利益率という点では、実は取次の取り分(仕入原価-卸売価格)は書店よりもさらに低く、5~10%程度だと言われている。ここから経費が引かれて利益率になるとすると、一般卸売業者利益率の半額程度になってしまうと言う状況だ。

統計に寄れば、書店販売額は立地と坪数でほぼ決まると言われている。好立地の所では、ひと坪あたりの月商が13万円だという。仮にこれで15坪の小規模書店とすると、約200万円の売上げになる。さて、この書店から取次が得られる粗利(諸経費を一切含まない)は20万円が最大と言う計算になる。アルバイトひとりも雇えない金額だ。ここから人件費運送費、配達比、様々なリスク費用システム費用などを支払って利益になる訳がない。


取次が利益を上げるには、仕組み的に規模の商売を追求する一方で、流通コスト削減(これには返本率を下げる、と言った活動も含む)ぐらいしかやりようがない。小さな書店商売できる様に支えるのはほとんどボランティアである

儲かっていたころは良かったが、限界が近付く中、少なくとも黒字になること、自社が用意したサービス(即配や、データリブ経営を行うシステム提供など)をきちんと使いこなしてくれる事を条件に、それ以外の自然淘汰を止むなしと考えているのはそうなのだろうと思われる。


この取次の利益率が固定されている中で、一般流通流通スピードを上げろと言うのは無理だ。物流コストが上がりすぎているからだ。中小書店への配送を維持しつつコストをどう下げるか、そのためにはサービス水準を下げることもやむを得ないだろう。

そのような状況下で、その代わりに用意した早く配達するサービスも、追加で送料を負担せよと言うことも難しいと言われ、さらに即配サービスについて暴利を貪っているかのように言われるなどの状況で、手の打ちようがないことも理解してほしいところだ。

取次は多くの書店親会社でもないし、経済的合理性を考えた時には付き合う必要は全く無いのだから純粋に儲けるだけなら小規模書店を全部捨てた方がよいぐらいの状況だ。

電子書籍になるから印刷書籍はいらない

そう考えている人は少数派でかもしれない。市場の動きは違うようだ。

まず、ユーザー数、習慣的に有料の電子書籍を購入するユーザは30%~40%ぐらいが限度で、これ以上は伸びないことが知られている。

日本統計も、アメリカヨーロッパなど先に普及した統計などを見てもこの傾向で、電子書籍市場はほぼこれで大きな変動なく推移すると言われる。

また、販売量としても、雑誌を除く印刷書籍販売量はじわりと減っているが大幅な減少がみられない。特にコミックスを除くと、ここ10年ほどは横這い程度だ。

電子書籍が増えている、好調だ、という事の正体は、雑誌の減少と、それを補う電子コミックの伸びによるもの電子書籍印刷書籍を置き換えると言う動きにはなっていないのだ。もちろん数十年単位ではわからないが、ワイは現在の話をしているつもり。

志がある書店に対してこのような言い草は失礼ではないか

具体的にどこの書店のことを言っているのか分からないのだけれど(少なくともワイの文章特定書店念頭に置いたものではない)

勝手にどこかの書店を想定して、事実説明に対して、勝手に怒る方がよほど失礼では?

結局取次が問題だ・取次こそが癌だ

おそらくはちゃんと内容を読んでいないし、構造理解できてないからこういった結論になるのだろうと思うのであまり説明しても仕方が無いのかなと思いながら、なのだけれど、以下は一応認識しておいていただきたい。

趣味でやっている・やってないにかかわらず、取次が消えたのに、中小書店が残ると言うことはない。

同時に出版社の多くも吹っ飛びますこちらは中堅どころまで存在できなくなる。

Amazonヨドバシ紀伊國屋も維持できなくなります特にAmazonは取次を通さなイメージを持っている人も多いようだが、実際には取次在庫への依存度は高いまま。

もちろん数十年単位での緩やかな変化の先にはありうると思うが、この話は現在の話をしているつもり。

出版業界なんて残さなくていい、町の書店なんていらない、滅ぼしてしまえばいいと言うなら、Not for youですね。それこそ客じゃないのでお呼びじゃないです。客目線で話をしているので。自分が客じゃないと言う認識をしてほしい。

取次を挟まず、委託販売を外して買い切りで買えばいいじゃない

それは、そう。

ただその場合でも- 出版社側にそれに対応するリソースがないので

  • 物流コスト、送料が無茶かかって利益が飛んでしまう(取次の物流コストは徹底的に下げられている)
  • 出版社側が想定していない動きである為、結局売価が一緒になったりする
  • 小規模書店がやる程度の規模では、結局出版社側で行動を変える要員にならない。

と言う事で、基本は大手に頑張ってもらうしかないと思っています

記事への反応 -
  • 三行でまとめると 一般流通の客注と即配サービスがある。即配サービスは手数料がかかるがやる気がある書店では即配を使う 書店側が常日頃やらかしていると、客注扱いであろうと...

    • 長い! ってなんでこの話題多いのかと思ったらはてブのホッテントリになってんのね。 でも本屋自体が取次にキレてんじゃん。 って廃業すべき。 ブラック企業をささえるブラック社員...

    • 今回話題になってる本屋はどっちなんだ

      • 客に言われるまで入荷されてないことに気付かない時点でお察し

      • 件の本屋さんは、大阪市中央区の一等地に土地付き自社9階建てビル1階に入っている本屋さん

    • Amazon規制して配送は二週間以上かけないといけない法律作ればいい

    • しかし何で一般人が本屋の在り方まで勘案せにゃならん世の中になってんだろ😔

      • 政治に任せていたら文化資本が失われていくからな 維新自治体では図書館も無くなり美術品も捨てられる

      • サービスの悪い店は使わないと言うそれだけの話

      • 国か何もしないから

    • やる気のある本屋の場合、取り寄せを頼んだら翌日に到着の連絡が来る そして取りに行くとAmazonの箱から出てくる

      • 居たなぁ、そうしてますって本屋さん。 大間違いなんだけど大正解。 そうなってるのは問題だけど、顧客サービス考えたら正解だよね そして、そんな事してらんないなら廃業一択なん...

      • ここに解決法あるやん

    • よしわかった。Amazon使うわ。

    • noteでグチグチ文句いう暇はあるのに客の為の手数料払ってでも 素早く商品を手配する気が無い書店だったってコト…? 最悪じゃん

    • 配達税を作って段ボール使うたびに1000円くらい税金取るようにすれば良い その税金で書店に補助金出せばアマゾンとも戦える

    • 店主がAmazonで注文して、店で受け取って、客に渡せばいいのでは。儲けは無いけど。

      • 増田かnoteか忘れたけどこれやってるって言ってる店主いたよね 俺も本屋じゃないんだけど待たせて客失う方が困るんでお客さんの代わりにAmazonで買って利益ゼロで売ることはある

    • 10日かかっても本が届かないくらい日本が貧しくなったんだな 本ってのは知識の泉なのにその本を読むのに何日もかけないといけない 知性を軽視する政策ばかり行う日本社会の末路

      • 日本はもう貧しい国だよ。 新500円玉が使えない自販機が当たり前のように残ってる。 新札発行に備えて、新札発行時に、新500円玉と新札に対応した機種に入れ替えるのかと思ったら、新...

        • まず自国の紙幣専用の読み取り装置が製品として存在している時点で裕福だという認識は持った方がいい

          • その製品が買えないようなら、存在していないのと同じでは・・・

      • 電子書籍使えばすぐ読めるのに...

    • 取次はいちいち「この書店は前にやらかしてないか」チェックしてから注文品を送るか決めてるの?(注文のはずなのに返品、というのがペナルティになるんだよね?) めんどくさくな...

      • 明確に取次に損が出てるなら楽だの面倒だの言ってられないだろう

      • システムが自動でやってんでしょ

      • マイナス評価とは別にペナルティポイント制があるんじゃねえの

      • ここら辺はシステムで自動的にやってる。書店がやらなくても取次がデータを抑えていて、あの店は何が売れるとかを自動的に判断してある程度は本を送り込んでる。 この上で店員が新...

    • anond:20240816112133 ホッテントリに上がってた本屋に問題が無いとは言わんが、流通側の認識がこれじゃ本屋は死んでいく一方だわなぁ。 「売れもしないキャンペーンなんか後回しにしろ」...

      • キャンペーンやるのもいいけどまず目の前の客と本を大事にしろって話だろ

        • 売れないキャンペーンやる書店からの真っ当な注文なんかまともに扱わないのは業界あるあるだから 目の前の本と客をキチンと処理してほしいなら売れないキャンペーンやるなって話で...

      • 家電に関しては、後発のヨドバシドットコムのほうがアマゾンより信頼できるし、実際シェアをかなり奪ってると思う(関東だけかもしれんが) 要はやる気と資本の問題だろう 新刊取次...

      • 「売れもしないキャンペーンなんか後回しにしろ」ってなったらマジでAmazonとかのネット通販で良いじゃん。流通側としては「街の本屋を生き残らせたいなら、下らんこだわりの前に量...

        • 今回話題になってる書店規模だと、取り次ぎや出版社が協力しなきゃならないようなキャンペーンなんか書店主導で打てないでしょ。 そこの協力までやれなんて主張してないし、その必...

          • 街の書店をAmazonの倉庫にしにして、店に来れる客は店に取りに来ればいい。 そうしたら2024年問題も解決する。 何もドライバーが家まで届けてあげる必要は無いんだ。 みんな店に買いに...

    • なるほど、日本の書籍流通の癌は取次って事か トーハンは潰したほうがいいな

    • このへんの判断は結構楽になってきて、取次各社はそれなりの中小チェーンをどんどん取り込んでいってるので客注手数料そんなに気にしない駅前書店はだいぶ多い 元日販取引の書店で...

      • まともな書店はこう考えるよな。 手数料率が上がったところで、売上げを捨てる理由にはならんし。システムもこなれてて簡単に注文できるし。

    • 思い付きのメモ 書店店頭用(not取置きbut)通販発注&決済システム 本屋の店頭で注文と支払いを済ませると、本が自宅に届く。 本屋の会員カード的なものと組み合わせることで住所の入力...

    • そもそも書店の店頭で注文して書店に取りに行くという人どれほどいるの? 田舎だったので、定期購読してる雑誌を毎月届けてもらっていたし、そのついでにと電話で注文したりもして...

    • 個別の注文に応じるタイプの流通って大抵はそれだけでは成り立たないんだよ。 大量輸送の仕組みに便乗して流通する仕組みになってるから。 全体の流通量が少ないところでは便乗でき...

    • 書店保護税を印税に組み込んだら?

    • 書店(取次も?)の役割を本を届けることだと思ってるようだけど、それってAmazonで十分というかAmazonのほうが便利なのよね その辺から意識がズレてる

      • 通販だと注文してから最低半日かかるじゃん。 リアル店舗ならその場でゲットできるんだけど 引きこもりだとそんなことにも気付かないの?

        • その場ってゲット出来ないからこの話題になってんだけど、アスペには難しかったか

          • え?「Amazonで十分というかAmazonのほうが便利」って話をしてるんじゃなかったの?

    • 欲しい本が決まってるんなら、Amazonで注文すればいいだけで本屋いらないんだよね

  • 「同時に出版社の多くも吹っ飛びます。こちらは中堅どころまで存在できなくなる。」 これはおかしくね? 出版社は書店のことなんて無視して電子書籍で本を出版してれば問題ない。 ...

    • 俺もそう思うわ。 書店って本を買い取らないクソゴミだろ? 出版社にとってはリスク要因でしかない。

      • そうやって考えて書店流通をやめる、買い切りだけでいく、と宣言して始まる出版社は結構多いんだよ そして潰れるか、路線変更する。あるいは趣味でやってるゾンビみたいな出版社に...

        • 取次があっても出版社はめっちゃ潰れてってますけど

          • そうだね。だから書店と取次が弱ったらもっと潰れるね。

            • 意味わからん。 書店と取次に搾取されてるから出版社は潰れてんだろ

              • 出版社は取次も書店も使わずに出版社やることもできますよ。好きにしたらいいです。 だいたい破綻してるけど、まぁ愚行権の範囲

    • 無くなると出版社が維持できなくなるのは書店じゃ無くて取次な。 仰るとおり、零細の書店が消滅しても出版社は、直接はそれほど打撃は受けないと思われる。 取次は単なる仲卸業者...

      • 物理書籍の取次は潰れて当然じゃね? 電子書籍取次が影響受けるのは避ける必要あるだろうけど、電子書籍取次だから書店とか関係ないでしょ。 物理書籍と電子書籍の両方の取次してる...

        • なぜ「物理書籍の取次は潰れて当然」と思い込んだのかが全く書かれていないんだが 思考停止って怖いな

      • いや、最悪Amazon一択で良いじゃん、出版社が潰れる理論が意味不明だわ。 一択で良いかどうかの議論はあっても、取次なかったら出版社潰れる、はキチガイの論理だわ

        • 日本の出版業界で、売上高が1億円を超えるのは30%しかない。売上高が1億円というのは、一般的な食品スーパーの年商よりも低い。 また、それなりに存在感のある出版社も、蓋を開けて...

  • だいたい月に1万円程度書籍を購入してるけど、欲しい本が店頭にないからって注文はしないな だって、Amazonだと店員とのやりとりがないから楽だもん 昔は注文してたけどね スマホでAmaz...

    • スマホでAmazonの画面を見せて「この本が欲しいんですけど」って間抜けじゃない? そんなことはしない ISBNを伝える

  • アニメ監督の神山健治がアニメ制作の現場は何でこんな劣悪なんだろう? どこに悪者がいるか下から辿って行ってかなり上まで見てきたけど別に悪者なんかいなかったって言ってたよ

    • そりゃみんな自分だけは悪者じゃないとおもってるからなー

    • CG制作なのは別にいいけど最近の脚本ちょっと酷すぎませんかね?

      • 神山才能枯れちゃった感あるよね でもロードオブザリングやるんだよな デカい仕事は持ってこれてるから期待はしましょ あてにはするな ガッカリするからw

  • 町の書店なんていらない、滅ぼしてしまえばいいと言うなら、Not for youですね。 本好きの消費者としては、やる気のない「町の書店」は滅んでいいと思ってます だって、どこ行っても...

    • 地方都市の画一化を嘆く傲岸不遜な観光客だ😔

    • 古書店はわりと小さい店でも特色があって面白い 入りづらいけど

    • 日本中どこに行ってもイオンがあるって怒るような奴だなあ。

      • 平地より山地が多いからね~ 植林した杉林もフィトンチッドたくさん出してるよたぶん

      • 逆ですね イオンのように「欲しいものはだいたいある」くらいの大型書店なら歓迎なんですよ 欲しいもの置いてないし、知らない本に出会えるような楽しみもない本屋はいらないと 実...

        • イオンがあると怒るような奴がお前だ、と罵倒されているという意味を読み取れずにこんな返信をしちゃうなんて もっと本を読んだ方がいいですよ。

  • 全部Kindleでいい おわり

  • どうせ滅ぶ運命なんだから 時代を停滞させずに潰す方向に向かったほうがいいのに 未来にリソースを割こう 電話が発明されたのに電報文化を残そうとか 自動車が発明されたのに馬車文...

    • 何を根拠にどうせ滅ぶと言ってる? 出版統計とか読んでる?

  • 書店は、太客を以下に確保するかが重要であるため、「広島から新幹線に乗って来ました」というようなお客は、イベント主催者の満足感は生まれるが、利益的には意味が無い。 こう...

  • あれやってるこれやってるとか言ってるけど、実際に本屋が潰れてるのが答えでしょ

    • はい。潰れている書店の特徴は以下の様に整理できて 家賃など固定費が高すぎる 一等地に店を構えたからと言って、客単価が上がらないため 店員を増やしても客単価が上がらな...

      • 要するに、取次の戦略が失敗してるってことじゃん

        • 全然日本語読めてないね。 もっと本読んで読解力鍛えた方がいいよ。

          • 結局、きらきらかなんか知らんけど20年で約半数の書店が潰れてるというのが現実なんだよなー

            • そして、経済的に持続可能な形で存続している書店を分析したら、まっとうな出店戦略を着実にやっている所が残っている きらきらイベントやっている所は残ってないってのが現実なん...

              • 潰れてる書店の大半はほぼほぼきらきらじゃないけどね

                • 着実に生き残る手法「A」があり 行うと潰れる手法「X」がある この時「A」をやらずに経営を悪化させた人々が何故か最後に「X」を始めて、謎の理論で「A」をやっている人を批判してて...

                  • 単純に消費者としてAはいらないというか、あってもなくてもどうでもいい存在 消費者が書店や取次を延命させるために本屋に行ってると勘違いしてない?

                    • 貴方こそ勘違いしていて、この一連の話は書店と取次を守ってくれと言う話はしてないんだよ。 むしろ、守ってくれと言う雰囲気を醸し出すために、趣味的な書店がイベントや合理性の...

                  • もう一個付け足すと、長年Aをやってて潰れた本屋いっぱいあるからね そりゃ潰れるよなというような店ばかりだけど

                    • 着実に生き残る手法「A」 と言う定義がされているのに、象徴化の意味を理解せずに書いちゃう人はたくさん会社を潰しそう

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