オンライン英英辞典「Merriam-Webster」では名詞の「playback」は録音した音や画像を「reproducing=再生」とある。
国会図書館でを検索すると「playback」の説明に「再生」と出てくる最も古い書籍は『映画脚本二十講 : トーキー・サイレント』(森岩雄、1930年)だ。
プレイバック(Playback)試聴。吹込みたるものを、ワックス(「ワックス」を参照)により再生し、それを聞きて良否を定む。
ここでの「ワックス」とは蓄音機で音を記録するための蝋板もしくは蝋管のことだ。
「蝋管」はWikipedia英語版では「Phonograph cylinder」であり、その説明では「medium for recording and reproducing sound」とあり、やはりreproducing=再生」である。
推測に過ぎないが、『映画脚本二十講 : トーキー・サイレント』の「Playback」の引用元とした英語の資料でも「reproducing」が使われていて、それを上記のように「再生」と翻訳し引用たものがいつの間にか「playback=再生」と誤認され、さらに「play=再生」としても使われるようになったのではないだろうか。
よく考えたら、英英辞典でも「playback」の説明に「reproduce」を使っており、そもそも蝋を使って科学的に音を「reproduce=再生」することが元の意味ということであれば、「playback」を日本語で「再生」としても問題ないように思う。
英語で音楽の再生をplaybackって言うの、なんでbackになるの?って思って調べてたけど 副詞のbackに元の状態に戻すという意味があって演奏を元にもどす=再生ということらしい。 でもよ...
オンライン英英辞典「Merriam-Webster」では名詞の「playback」は録音した音や画像を「reproducing=再生」とある。 国会図書館でを検索すると「playback」の説明に「再生」と出てくる最も古い書...
playっていうのも単に記録を音に変換するという言い方じゃなくて「演奏する」になっているの面白いですね。高級オルゴールの言葉遣いの系譜なのかな。
そうか、レコード等の登場より先にオルゴールがありましたね。 オルゴールの発明は17世紀頃らしい。 オルゴールって考えてみればDTMの源流って感じがするし誰が演奏したものでもない...
ここでPlaybackにちなむ曲を2曲お届けします♪ 山口百恵さん https://www.youtube.com/watch?v=UZSG8ctC3aY イザベルアンテナさん https://www.youtube.com/watch?v=2bW5YWqcn7M