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2019-09-23

ラグビー選手審判に黙って従うのか?など

https://note.mu/satonao310/n/nd7256bae4a27

ラグビーが好きだからってサッカーを貶めて良いという話ではないというのは一旦おいておいて、このさとなおという人にはそもそもラグビーについての理解に不備がある。ブクマでもその手の指摘はすくないし、ちょっといい機会なので書く。

まず前提として、十数年前より以前のラグビーには「審判を欺ければ反則をしても良い」みたいな空気が確かにあった。古い試合を見れば、ラックができたとき審判から見にくい位置で敵選手を思いっきり踏みつけるハーフや、タックル後などで寝た状態から走り出す敵選手にこっそり足払いをかける選手審判の見えない位置アメフトかのようにボールを持たない選手妨害する選手 etc... ダーティプレイはいくらでも見れる。(ちなみに、めったに無いけどサッカーシミュレーションみたいな"痛くないの痛がって見せる選手"は今でもいる(たいてい後で批判される)。)

もちろん当時からクリーン選手もいただろうが、当時は「ダーティプレイラグビーにおける駆け引き」という主張も当たり前に言われていた。さとなおという人の言う「フェアプレイしないと危険から」というのは正しい側面もちょっとはあると思うが、今のラグビークリーンさは、危険度のようなラグビーというスポーツ本質からまれものではない(もしそうなら自然発生的なものなので、30年前だろうが40年前だろうが、大なり小なりクリーンだったはずだ)。今のラグビークリーンなのはコミッション側が「クリーンでフェアで安全ラグビー」を目指して、ルールを変え、レフェリー役割を変え、選手意識を変え、と努力を続けてきた結果だ。そのためにTMOビデオ判定)が導入され、主審が後ろで起きる不正監視できるようにすべての審判TMO含む)がTMO審議を要求できるようにし、危険プレイはより厳しく判定され、罰せられるようにルールが変更されていった。その際には「流れが悪くなる」とか「駆け引き要素が減る」とか「ペナルティが増えてゲームが荒れる」など批判もあり、実際に批判通りな部分もあるが、コミッション側はそれらよりもフェアネス安全性を優先してその方針を曲げなかった。(例えば、相手の足を持ち上げて上半身から地面に落とす俗に言う"スピアタックル"は過去には見た目も派手だし"素晴らしいタックル"としてある意味もてはやされていたが、場合によっては頭から地面に落ちて危険なため十数年前に明確に反則になった。これなんかは見栄えよりも安全性を撮った例としてわかりやすい)。その結果として、ラグビーアンフェアプレイが見逃されないスポーツになり、反則を取られたくない選手たちはクリーンプレイをするようになった。というのが歴史的な経緯だ。(私見だが、このような流れはここ20年ほどのもので、2000年代はまだダーティプレーTMOに指摘されてカードを貰う選手がそこそこいたように思う)

で、表題の件だが、結論から言うと、ラグビー選手レフェリーに"黙って"従わない(高校ラグビーとかは別として)。今やってるワールドカップ試合をよく見てもらうとわかるが、選手日本だとキャプテンリーチとか)が、直近の判定などについてレフェリー声をかけて、レフェリーがそれに対して説明するような状況がしばしばある。具体的には「さっきから敵がスクラム故意に壊してないか?」とか「さっきのは誰のどういう反則なんだ」というよう感じでレフェリー説明要求するシチュエーションだ。これは、ラグビールールに「ボールラックモールで"長く"停滞する」とか、「故意スクラムモールを崩す」などの審判時間感覚主観で判定が変わる要素があって、個人個人レフェリーにばらつきがあるためだ。ここの判定基準ブラックボックスになると選手側のフラストレーションはめちゃくちゃ大きくなる上にアンフェアにもなりかねないため、選手が納得がいかないときには説明要求できるというシステムがあることで、「なるほどこのレフェリーはそういう基準なのか」と理解し、その枠の中でプレイすることで「クリーンラグビー」ができるようになるわけだ(なので、よくキャプテンなどがこの手の説明を受けると、後でその選手はチームとその返答を共有する。試合でそのへんも気をつけて見たら面白いかもしれない)。ラグビーにおいてはレフェリー権限が大きいからこそ、レフェリー選手コミュニケーション重要であり、レフェリー選手の間の上下関係絶対的ものになりすぎてはいけないというのが現在ラグビーの考え方になっているんだと思う。

個人的な気持ちとして、現在ラグビークリーンであるという状況が、コミッション側とそれを受け入れた選手側の努力によって作り上げられたものであることはとても尊いことだと思う。

(誤解を避けたいの点をいくつか最後に言っておくと、曖昧な判定を避けるためにルールを変えたりして基準を明確にしたりもしているので、レフェリー裁量はそこまで極端に大きいわけじゃなくて、大部分のプレーレフェリー確認するまでもない。また、抗議は良くてもプレー中のセルフジャッジレフェリーへの暴言、しつこすぎる抗議は罰せられる)

2018-11-24

清水エスパルスヴィッセル神戸

ロスタイム20分かよw

のこり30秒から5分ぐらいやってたぞw

清水キーパー六反の特典45+14ってw

神戸ウェリントン後半45分から出場で後半64分にイエロー2枚で退場w

主審:柿沼 亨は大丈夫か?

2018-09-11

anond:20180910163006

男子選手だったらこんなペナリティは受けてない、みたいなこと言ってたが(セリーナが)

 

俺はWOWOWテニス中継をそこそこ見てきたくらいなんだが、あんなに執拗主審文句を言い続けた男子選手記憶にない。

 

そういう男子選手の例を記憶してる人、誰かいかい

(キリオス辺りはどっかでやってても不思議はないかなとか思ってる)

2018-09-10

WOWOW観てたんでセレナ大阪なおみの試合を書いてみた

今年の全米オープン酷暑に見舞われてリタイア続出だったんだけど、

女子決勝が行われた日の外気温は22度だった。

なのにアーサーアッシュスタジアム屋根は閉じられていたため、

コートは風も吹かず湿気がむんむん状態だったとのこと。

その前の大阪なおみとの試合では、セレナはなおみたんに負けている。

第1セット、序盤からセレナらしくないミスを連発し、なおみたんにリードを許すセレナ。(注1)

結果ゲームカウント2-6で第1セットを落とす。

セット終了時に、選手席のコーチからアドバイスを受けたとしてセレナコーチングの警告を受ける。

セレナは「私はそんな卑怯な事は今まで一度もやったことはない」と抗議。

それに対して主審はほぼ何も言わないので、セレナ自分の主張が認められたと考えていた。

普通だったらここで「私もそう思うけど運悪くそう見えざるを得ない状況だったので、仕事柄警告しないわけにはいかない」とでも言っておけば

セレナは矛を収めた筈なのだけど、主審はなんのリアクションもしなかった。(注2)

第2セット、サービスブレークされセレナラケットを折って警告(これは妥当な警告)

コーチングの警告とラケット折りで累計二つの警告となり、セレナポイントペナルティーとなる。

ペナルティーをとられたゲームが終わった後で、コーチングの警告が撤回されたとばかり思っていたセレナ

コーチングの警告に対してまた訴える。

朝日新聞記事だとポイントペナルティーに怒ったように書いてあるけれど、

セレナ徹頭徹尾コーチングなどというチートなことを私はしない!」と言って怒っていた。

セレナ「私がそんなことしない人間だと、あなた知ってるでしょ」

主審 無言

セレナ「しないって判ってるのに警告するなんてうそつき

主審 無言

セレナうそつきを3回位言う。

主審 無言

ゲームが再開され両選手立ち上がったところで主審セレナに対してゲームペナルティーを宣告。(注3)

うそつき」に対しての警告で、累計3回の警告でゲームペナルティーになったらしい。

これで第2セット3-4が5-3になる。既にワンゲームダウンだったセレナは貴重なブレークチャンスを失う。

これには場内騒然。

セレナレフェリーを呼んで、暫し訴えた後、納得はしていないが従うと述べて試合復帰。

このあとセレナは、この状況から考えればかなり良いプレーをし自分サービスゲームはきちんと守ったものの、

なおみちゃんゲームを奪えず、試合終了。

(注1)

かにセレナ調子が悪かった。新聞記事にも、ペナルティーがなくてもセレナが負けていたという観客の声が載っている。

でもどんな不調でも、微かな契機を掴んで調子を戻し逆転勝利に持ち込めるのがトップ選手

もしペナルティーでここまでこじれなかったら、フルセットもつれ込んで歴史に残る名勝負になった可能性もあった。

(注2)

主審の警告に選手文句を言うことはよくある。

それに対して主審は何故その判断に至ったかをきちんと説明している。

少なくとも私が観てきた試合ではそうだった。

それでも納得しない選手も、これまた多い。特に男子ごねる

ごねるけれど、審判選手試合に復帰させるべくすかしたり脅したりと、あの手この手選手を言いくるめている。

円滑な試合進行、これも主審重要な役目だからだ。

(注3)

これが今回最大の争点ではと思う。

更に警告を出すとき主審はその前に「警告だすよ」と口頭で脅しをかける。

たまに突然警告を出す場合もあるけれど、それはその前に散々言い聞かせ、「警告を出す」といっていたのに

選手が聞き入れなかった場合

その時は、選手が納得せずとも観客がこれならやむを得ないと納得するのだが、今回この流れで出たゲームペナルティーを納得した観客がいたのだろうか。

 私がこの試合をみて思った事。

この試合について直後から差別だという非難があって、私もそう思う。

この試合障害主審選手コーチングへの認識の相違であり選手のものではない。

主審は相違の溝を埋めようとしたのだろうか。それをせずいきなり選手排除に動いたように私にはみえる。

この審判は正しいという意見もある。ならば訊きたい。

男子決勝戦で同じ事が起きたことはあるのかと。

決勝で男子選手ゲームペナルティーを科して試合の結果を決められるのかと。

 セレナ大人しく従っていたらよかったのではとは私は思わない。

セレナ過去にも、コートサイドの愚痴を(コート内で言ったわけではない)わざわざマイクで拾われ、

それに対して大々的な批判をされた。

この時も当然ながら「男子もっとひどい事を言っているのに騒がれないのは何故か?」という声がでた。

命に関わる病気血栓症)のために着ていたウェアを「品位にそぐわない」として禁止した全仏のキャットスーツ騒動記憶に新しい

何度も何度も、あげつらわれ嘲笑され、人格否定されてきた経験の積み重ねだったセレナに、そうでなかった人と同じ態度を求めるのはフェアではないと思う。

そしてセレナが騒いできたからこそ、テニス界の差別が少しはよくなって、錦織大阪過去東洋選手よりは活躍できるようになったとも言える。

 忘れてはならないのは、セレナは抗議はしたが最終的にはペナルティーに従い、なおかつ表彰式では鳴り止まないブーイングを制止し

会場をコントロールすることで女王の貫禄をみせつけた。短気で怒ったわけではないのはこれをみてもあきらか。

自身の立ち居振る舞いが恥ずかしいと気づいたのか」などと書いた新聞記者は恥を知れと言いたい。

ユーゴスラビア紛争の真っ最中彗星の如く現れた、セルビアモニカ・セレシュ試合中に出す声が大きいと散々揶揄され、

グラフとの対戦中に暴漢背中を刺されてしまった。

アメリ・モレスモレズビアンであったためか、試合に勝つ度に「本当に女なのか」「検査しろ」などなど、デリケートに扱うべき問題をあげつらわれた。

これらに誰も何もいわなかったら、今のテニス界はどうなっていただろう。モレスモはマレーのコーチを務めていただろうか?

抗議することは重要だと思う。

この文で散々disった新聞記事朝日のこの記事ね。

大坂セリーナ、殺気立つ観衆静めた ブーイングが一転」

https://digital.asahi.com/articles/ASL9944QGL99UTQP01G.html

蛇足

騒ぎの最中、一人静かにコート脇を歩いて集中していた大阪なおみ選手、なんて大人対応なんだ!すごい!と思ったら

本人曰く「何も見てなかったので何もわからなかった」とのこと。彼女らしくて好感度あっぷ

2018-09-09

セレーナ・ウィリアムス問題について思ったこ

大坂なおみ日本人に見えないとか、個人的にはどうでもいいが、セレーナ選手問題について言いたいことがある。

セレーナ選手は本気で不正行為否定したのか、もしくはゲームの採点を自分に有利にするために人種差別ワードを出したのかどうかだ。

マジョリティ側の視点から言わせてもらえば、この二つを見極めることは極めて難しい。

黒人差別是正されるべきであるが、アファーマティブアクションのように無能黒人優遇することは「待てよ」と言いたくなることと同じだ。

近年はマスコミ人種差別には敏感であり、セレーナ選手がそのワードを出した途端に、主審の冷静な判断の是非が飛んでしまうからね。

2018-06-23

2026年W杯人間による最後W杯になるだろう

恐らく5年後には、人間によるあらゆる判断AIが上回るであろう。人間AIによる優位性をすぐには受け入れないであろう。8年後のW杯は、AIの助言による、見せかけ上は人間主体での大会になるであろう。しか12年後の大会は、そのような衒いは消え、AIが表に立った大会になるであろう。

ゴール、コーナーキックゴールキックスローイングの判定は全て2022年の段階で、AIによる判定になる。2026年の段階ではオフサイドや接触によるファールも含めた全ての判定をAI人間より正確に下すことが可能になっている。2026年の段階では、VARによるアシストを受けた人間主審が笛を吹く。2030年W杯では主審線審ともに、人間審判ピッチに立たない。審判を務める人間、という役割は建前も含めて2026年で消え、判定を下すのはAIになる。

2022年時点では、選手起用と選手交替はAIサジェスト活用することが主流になる。試合中の戦術指示もAIが下せるようになる。大会前の23人の代表選考、各試合スタメン選定は、各陣営AIによりもたらされる。26年までは、AIによるサジェスチョンを取捨選択する人間監督、という建てつけが維持されるが、2030年以降は純粋AIによる指揮に置き換わるだろう。

局面局面でのパスドリブル相手コース判断リアルタイム人間よりも優れた判断を、2026年時点でAIが下せるようになっている。2026年段階では、茶の間で観衆が見る中継画面上にはリアルタイムで「あるべきシュートコース」「あるべきパスコース」が表示され、観衆は人間による判断がどれだけAIによる正解に近いのかを離れているのかを味わうだろう。この段階では、まだあくま選手自分自身判断個別のプレーを選択しているだろう。しかし、2030年W杯では、AIによる正解は、リアルタイムでなんらかの伝達手段で直接選手に伝えることが可能になっているだろう。試合中にリアルタイムで、人間選手個別の指示を直接AIから受け取ることに当初は疑問が呈されるが、2030年時点ではそうした議論は決着しているであろう。選手自身によるプレーの判断は消え、いかAIの示す正しいプレーを実演できるかが試される競技になるだろう。

2018-06-19

日本の敵と言われた小西議員発言wwww


日本の敵やんけwwwwお前らこんなやつ擁護してたのかよwwwww

お前らの言ってることは間違いだって分かっちゃうもんなんだな

2018-05-08

美誠パンチってなんだよ

試合中に相手選手や気に入らない主審アクションの少ないジークンドーリードパンチみたいに密かにぶんなぐる、ラフプレーもいとわない選手かと思っていたわ。普通に良い選手じゃねーか。

2017-12-08

約束オナニー

「やだい!手術なんか受けないんだい!」

独特の消毒臭に混じって大きな金切り声が白い廊下に響いた。ここが病院であることを忘れるほどの元気な声、わたしは深くため息をついた。8歳になる我が息子は生まれつきの難病を抱えている。治療法もなく、担当医曰く10歳まで生きられれば奇跡らしい。それ以上延命できた例がないそうだ。助かる助からない以前の問題だ。

病気なんだからさないとダメよ、お外で遊べなくなるんだから

手術をしてもいくばくかの延命しかならない。儚い命をいくら繋ぎ止めるだけの手術。それだけのために息子の体にメスを入れ痛みを与えることになる。本心ではそんなことしないで欲しい、そう思ったが少しでも長生きして欲しいという思いもあった。

少しでもこの子笑顔を見ていたい。元気に叫ぶ姿を見ていたい。できることなら外を走り回る姿だって見たい、そう思った。もう、手術をしてもらうことしか選択肢はなかった。しかし、息子にとって手術は恐ろしいものらしく、頑としてこれを受け入れなかった。

「僕ね、病気じゃないよ。元気だよ。お外でも遊べるよ」

屈託のない笑顔でそう言う息子は元気そのもので、本当に病気じゃないかもしれない、そう思えるほどだった。けれども病魔は着実に息子の体を蝕んでいる。そう思えば思うほど涙を堪えることしかできなかった。それしかできない自分を心の底から情けないと思った。

この笑顔をいつまで見ることができるのだろうか。

苦痛に歪み、そのまま消えてしまうであろうこの笑顔、私には守ることのできないこの笑顔、正直言って私は迷っていた。このまま何もせず、ただ息子の笑顔が消えていくのをジッと待つべきか、それとも成功率が低く、成功したとしても気休め程度の延命しかならない手術を、そんな無意味ともいえる手術を息子に受けさせるべきなのか。どちらが親として正しい選択なのか……。いくら考えても答えが出なかった。

「やあやあ、俊夫君、体調はどうかな?」

主治医看護師を伴い、満面の笑みで病室に入ってきた。息子の余命が幾許もないこと、手術は困難を極めること、成功しても気休め程度にしかならないこと、それらを私に告げた時の深刻な表情がまるで幻であったかのような快活な笑顔だった。

「どうかな? 俊夫君。手術を受ける気になったかな?」

医師は俊夫の顔を覗き込んだ。すぐに俊夫が顔をそむける。

「手術なんて受けないよ! だって怖いもん。痛いのだって嫌だよ。手術を受けても受けなくても僕、死んじゃうんでしょ、知ってるよ。それなら受けない方がいい」

なんてことだろう。息子は自分の命が残り少ないことも、成功率が低いことも全て知っていた。もう先が長くないことを知りつつも、私たちを悲しませないよう精一杯の笑顔で振舞っていたのだ。息子の前では泣かないと決めていたのに大粒の涙が零れ落ちた。

辛いのは私たち夫婦だけじゃなかった。息子だってそれ以上に辛かったのだ。こんないい子を死なせてはいけない。こんないい子を失いたくない。もうどしたらいいのか分からなくなっていた。

病室に静寂が訪れた。その空気を破るかのように医師が切り出す。

今日はね、俊夫君に会わせたい人がいるんだ。俊夫君も良く知ってる人だよ」

医師はそう言うと、ドアを開けるよう看護師に促した。

ドアを開けると廊下の窓から漏れる西日が病室に入り込んできた。その眩い光を遮るかのように大きな人影が躍り出る。

「やあ、俊夫君、元気かな」

大柄の男性はそう言った。逆光で姿が見えなくとも優しい表情をしているであろう柔らかな声だった。

眩しさに目を細めていた俊夫がまじまじと影を見る。次第に顔が見えたのか目を見開いて驚きだした。

「すげー! スペルマズの松井選手だ!」

そこには、息子が大ファンプロオナニー選手スペルマズの松井選手が立っていた。ブラウン管越しに見るのとは違い、体も大きく、なにより漂うプロオナニー選手独特のイカ臭匂いが印象的な人だった。

「実は私、松井選手後援会会長をしてましてね、俊夫君が大ファンだということを伝えたら是非会ってみたいと言われたんですよ」

医師はまた笑顔を見せた。

「すげーすげー! お母さん、松井選手だよ! サインもらおうよ!」

まりの息子のはしゃぎっぷりに照れ笑いを浮かべた松井選手。息子が差し出したプロオナニーカードにも快くサインをしてくれた。サイン入りのカードを渡しながら松井選手が切り出す。ちゃんと俊夫の目線まで屈んで話してくれる姿が印象的だった。

「俊夫君、手術受けるのが怖いんだって?」

途端に俊夫の表情が曇る。

「違うのかな?」

俊夫が重い口を開く。

「うん、怖いよ……。だって体を切っちゃうんでしょ、それに成功しないって看護婦さんが言ってた。僕知ってるんだ。僕もうすぐ死んじゃうんだもん……」

また静寂が訪れた。松井選手さらに顔を近づけて言った。

「僕らプロオナニー選手はね、常に怪我との戦いなんだ。僕も俊夫君くらいの頃に酷使しすぎでペニス靭帯が裂傷してね、アメリカの有名な先生に手術してもらった。あの時は怖かったなあ」

「だよね、松井選手でも手術は怖いよね……」

俊夫が頷く。

「今でも怖いよ。ペニス爆弾を抱えてプレイしているようなものからオナニーボックスに立つたびに怖くなる。逃げ出したくなる。またあの痛みが再発するんじゃないかって」

「やっぱり……痛いのは怖いよ……」

俊夫はさらに俯く。松井選手は首を横に振りながら言った。

「でもね、それは違うんだ。痛いのは確かに怖い、手術だって怖い。でも本当に怖いのは、恐怖のあまり挑戦することを放棄する、そんな逃げ腰な自分になってしまうのが怖いんだ」

「逃げ腰な自分……!?

俊夫が顔を上げ、松井選手の顔を見つめる。

「ああ、そうだ。挑戦することを忘れ、嫌なことから逃げ出してしまう。それは確かに楽かもしれない、怖くないかもしれない。けれども、そこから一歩も進めなくなってしまうんだ。動けなくなってしまうんだ。痛みや手術なんかより僕はそっちのほうがずっと怖いな。あの時逃げなかったから今の自分があるわけだしね」

「そんなの良く分からないよ。やっぱり僕、手術するの怖いもん。一人で死んじゃうの怖いもん」

今度は俊夫が首を横に振った。

最愛の息子に「一人で死ぬのが怖い」とまで言わしめた自分の無力さを呪った。悔しかった。また大粒の涙が流れ落ちた。それに気づいたのか気づかなかったのか、松井選手こちらを一瞥した後、俊夫の両肩に手を置いてさらに続けた。

「じゃあこうしよう。今夜のナイターで僕がホームシャセイ打つことができたら俊夫君も手術を受ける。これでどうだい?」

松井選手はまっすぐ俊夫の瞳を見ていた。また俊夫は首を振った。

「無理だよ、松井選手は確かに2012年にシャセイ王のタイトルを取ったけど、最近じゃスタメンからも外れて、たまに代打で出てくる程度、今シーズンなんて一本も打ってないじゃないか。そんなの絶対に無理だよ」

「俊夫……! なんて失礼なことを!」

一歩前に出たわたし松井選手右手で制した。そして変わらず俊夫の瞳を見ながら続けた。

「無理だからこそ挑戦するんだ。僕の挑戦と君の挑戦、賭ける価値はあるんじゃないかな? それとも怖いかい?」

少しの沈黙の後、俊夫はゆっくりと首を縦に振った。

「……わかった。僕、松井選手が今夜ホームシャセイ打ったら手術を受けるよ、絶対受ける。約束するよ」

松井選手も深く頷いた。

「男と男の約束だ」

「俊夫……」

の子が手術を受ける気になってくれた。立ち止まらず、前に向かって歩く気になってくれた。

病室を出た松井選手見送り病院玄関で深々と頭を下げた。すると、松井選手は車に乗りながらこう言った。

「お母さん、プロオナニー世界では常に挑戦です。相手ピッチャーの放るエロネタがとても抜けないようなものでも必死で抜く、それでホームシャセイを狙うんです。俊夫君もそうだけど、お母さんにも挑戦する気概を忘れないで欲しい。大丈夫ですよ、今夜、僕は打ちますから

私の心を見透かされたかのようだった。成功率の低い手術に怯え、息子の笑顔を失うのを怖がっていた。ずっとずっとその場に立ち止まり、ただ漠然と病魔が進行していくのを見ていた。それじゃあダメなんだ、挑戦しなきゃいけない、俊夫だけじゃない、私だって。もう迷いはなくなっていた。

走り去る松井選手ポルシェのテールランプを見つめながら、私は何度何度も深々と頭を下げた。

その夜、特別に病室でテレビを観る事を許された。看護師がやってきていそいそとテレビのセッティングを始めていた。いよいよ、松井選手の挑戦、息子の挑戦、そして私の挑戦が始まるのだ。

試合は1-0の投手戦だった。松井選手所属するスペルマズは、今シーズン首位を独走するオナホールズの大型ルーキー投手完璧に抑え込まれていた。オナホールズの犠牲シャセイで1点が入ったのみ、スペルマズは負けていた。もちろん、松井選手スタメンから外れ、未だ出番がない。

「いやー、ちょっと今日は両投手状態が良いですね、白熱の投手戦様相を呈してきました。これはちょっとホームシャセイ打てないんじゃないかな」

解説者が白熱の投手戦にご満悦といった調子解説する。試合は9回裏、いよいよスペルマズ最後攻撃となった。

「お母さん、松井選手出てこないね

大丈夫松井選手ならきっとやってくれるわ」

そんな言葉も空しく2アウト、いよいよ最後バッターオナニーボックスに立った。もうダメだ、この投手なら抑えてしまうだろう、そして試合は終了、松井選手が出るまでもなくスペルマズは負けてしまう。

「あーっと、ボークですね、ボークです。山田投手エロネタを投げる前にチラッと見せてしまいました。見た感じフォークのような、40代熟女セミヌードですね、これは痛い、ボークです。打者は無条件に1塁まで進みます

奇跡が起こった。好投を続けていた山田投手ボーク、同点のランナー一塁へと出た。

「あー、ここで監督ますね、どうやら代打のようです。代打ですね、今ゆっくり主審にかけより代打を告げました、場内放送にご注目ください」

「6番、ライト田中に代わりまして、代打松井背番号69」

一斉に場内がどよめく。それと同時に病室でもどよめきが起こった。いつの間にか医師看護師だけでなく、他の入院患者までテレビに駆け寄り松井選手と息子の挑戦を見守っていた。

「ここで松井とは驚きですね。左投手山田に対して左曲がりの松井代打です。松井選手今シーズンはまだホームシャセイはありません。これは思い切った起用ですね。さあ、一打出れば逆転サヨナラ、注目の打席です。」

松井選手ゆっくりオナニーボックスに立つと、おもむろにズボンを脱ぎ始めた。そして血管を浮き立たせた逞しすぎる男根を誇らしげに素振りする。全盛期の松井選手独特のオナニースタイルだ。そそり立つ男根相手投手を威嚇しているかのように思えた。

「さあ、山田投手セットポジションから第一球を投げた!」

松井選手男根は空しく宙を舞った。

ストライク! 今のはスライダーですかね、女子プロレスラーヌードコラージュでしたね」

「今のはちょっと抜けないでしょう、厳しい球投げるなー」

ピンと張った糸が部屋中に縦横無尽に張り巡らされているかと思うほど緊迫した空気が病室に流れた。いつの間にか誰も声をあげなくなっていた。固唾を飲んで小さなブラウン管を見守っている。

「さあ、第二球を投げた! 空振り! ットライク!」

松井選手男根はまたも空しく虚空を切り裂いた。これでツーストライクだ。もう目を覆いたくなる気持ちだった。

解説の権藤さん、またスライダーですね。二球続けて女子プロコラ、これには松井、全く手が出ません」

スライダーが冴え渡ってますね」

「決め球は何できますかね」

「恐らく得意のカーブ、それもYAWARAちゃんのコラージュあたりでしょう」

テレビを観ていた誰もが息を呑む瞬間。いよいよ最後の球が放たれる時が来た。目を逸らしてはいけない。そう思った。わたしが逃げてる場合じゃない。

ピッチャー山田、振りかぶって第三球を投げた」

ドピュ!

「抜いた抜いた! これは大きい! グングン伸びているーーー!」

松井選手の抜いた白濁液は大きく漆黒の空に飛んでいった。まるで星空と一体化したかのように白い液滴がフワリフワリと宙を舞った。

ライトバック、必死にバック、それでも追いつかない。入ったー入ったー! ホームシャセーイ!」

「やはりYAWARAコラでしたね、それを見事に抜きました。あれはピッチャーを責められないですよ」

「渾身のYAWARAコラを抜き返した松井白濁液ライトスタンドに飛び込みました!」

「あーあ、最前列スペルマズファンがドロドロになっちゃってるな」

「いま、松井ゆっくりベースを回ります。たくましいですね、あれだけのホームシャセイの後にまだ勃起してますよ。そして今、ゆっくりホームイン! サヨナラです、サヨナラ2ランシャセイです!」

ワッと病室でも歓声が上がった。医師看護師入院患者も、まるで自分のことのように手を取り合って喜んでいた。

今日ヒーローインタビューは、見事な逆転サヨナラシャセイを打ちました松井選手です! どうでしたか最後の1球はカーブだったようですが」

そんな質問はお構いなしに、松井選手マイクを奪い、カメラに向かって呼びかけた。

「俊夫君、見たか! 約束は守ったぞ! 今度は君が約束を守る番だ!」

それをベッドの上で見ていた息子は、ふっと私のほうを見てこう言った。

「お母さん、僕、手術受けるよ、手術受けて病気を治して松井選手みたいなプロオナニー選手になるんだ!」

私はもう、涙で何も見えなかった。

「そうだね、頑張ろうね」

そう言うのが精一杯だった。

「よし、俊夫君も松井選手との約束を守ろう。そして完治したらオナニー練習だな!」

医師がそう言うと息子はニッコリと笑って

大丈夫オナニー練習ならいつもしてるよ! 看護師さんでいつも抜いてたんだから!」

ポークビッツのような男根差し出し、必死でしごいて見せたのだった。その手つきは素人とは思えず、また病人とも思えないほど逞しくて頼もしいものだった。

「こいつは頼もしいや! ははははは!」

いつまでもいつまでも、息子が喘ぐ声と共に医師看護師、そして私の笑い声が病室に響いていた。

―あれから10年、ブラウン管の向こうに我が息子の逞しい男根が映し出されている。そしてそのテレビの横には、あの日松井選手サインしてもらったプロオナニーカードに並んで、息子のプロオナニーカードが寄り添うように置かれている。

2017-11-15

バレーボール部だった中学時代、私は初心者でヒーヒー言いながら練習していたけど、あとから入ってきた後輩があろうことか全員小学生時代からやっていた経験者で、あっという間に、というかとっくに実力で抜かされていた。屈辱感はなかった。結局私は最上級生になっても玉拾いに勤しんでいたのだった。

玉拾いだからもちろんレギュラーメンバーになることはなく、練習試合でもウォーミングアップ以外は参加させてもらえなかった。ずっと立って見学をしているだけだった。また、審判をやるとき主審副審経験不足のため仕事を与えられず、永遠にラインズマンだった。練習試合中にすることといえば、ラインズマン得点付けか見学くらいのものだった。見学するとき顧問の横に一列に並んで立ったままだが、私はいつも友達とたわいもないおしゃべりをして叱られていた。叱られてもしゃべっていた。たまに「ナイスキー」とか言うくらいで、それ以外にすることがなかった。

練習中の唯一の楽しみが、仲のいい友人や後輩とのおしゃべりだった。ほとんどがくだらないテレビゲームの話だったが、たった一人不思議な後輩がいた。仮に杉浦としよう。杉浦は私とよく話をしていた。知識豊富でどこか達観していた奴だった。今思えばただのRADWIMPS好きの厨二病なのだが。杉浦は私を「先輩」と呼ぶ以外には、私にだけ敬語を使わなかった。どこか私を下に見ていたようだった。ちなみにバレーボールに関しては奴も例に漏れ経験者で、私より実力は上であった。そのためか、私に対して啓蒙的な口調で話しかけていた。しかし、その話が私はとても好きだった。

私はとにかく練習が嫌いだった。毎日部活動憂鬱だった。たった1時間や2時間がとても厭だった。動きたくもなかった。準備運動をしてサーブ練習だかレシーブ練習だかやって、そのあとは玉拾いする毎日だった。とても退屈だった。今思えば大した運動もしていないが、それでもつらかった。ある時杉浦は私に言った。「君は一つの視点から物事を捉えすぎているんだ。もっと客観的に、多角的物事を見られるようになれ。」正確には思い出せないが、その言葉を私は忘れることができない。なぜなら、それが私が体感した「啓蒙」の瞬間だったからだ。あの言葉にハッとさせられたのだ。

またある時言われた。「『万物の集約に返り咲きしは王の影』この言葉意味がわかるかい?」私は練習中にぼーっと考えていた。考えども考えども答えは出なかった。それを見かねて杉浦は答えを私に教えてくれた。しかし私はその答えを覚えていない。その答えを理解することができなかったからだろう。「何かを忘れたとき いつも君がそばにいたけど 今回ばかりはそうじゃない これってまだ忘れてないってことなのかな 今、僕が覚えている全てのことと 僕と君にまつわる全てのこととの差は ゼロにはならないのかな」これもアイツが言ったことだが、これが自作なのか、引用なのかがわからない……

「生きていくことが罪になるなら、死んでいくことが罰になる。死んでいくことが罪になるなら、生きていくことが罰になる。さて、僕の罪名と刑法はどうなることやら。」これも。出典がどこなのかわからない。

話が脱線してしまった。いや、線路なんて最初からないのだが。

まあそういう後輩がいて、今でも私の心に残っているということだ。ちょうど中2という多感な時期の出来事であったから、印象が強いのだろう。今どこで何をしているのかが気になるな。会って話でもしてみたい。

さて、中学時代部活に話を戻そう。後輩よりも下手で要領の悪い私でも、一度だけ本番の試合に出させてもらったことがあった。それは、私のところに比べてとても弱いチームだったので、私のような2軍補欠を出させても勝てると監督が考えたのだった。

それは中3の夏、要するに最後の夏で、監督は記念のために私をコートに立たせてくれたのだ。試合の途中で交代して、サーブを数本打って、それで終わった。私が中学3年間嫌々バレーボールをやってきたすべてが、それだけだった。それを考えると、私が必死に耐えてきた3年間ってなんだったんだろうな。

数ある運動部の中でもなぜ私がバレーボール部を選んだかって、ただ仲の良かった友達が1人そこに行ったから。私はホイホイついていっただけ。あと、なんとなくラクそうだと思っていた。それだけだ。まあ中学卒業後にその友達はウェイになって地元ヤンキーとつるむようになったのだが。私と正反対で。

安易気持ち部活を選んでしまって、とても後悔した。実は、私は小1からずっといじめられていて、そんな私が中学運動部に行くもんだからいじめの標的になるのは当然だった。いじめを受けて部活をやめようとは思ったことはあったが、踏ん切りがつかずそのままズルズルと最後まで続けてしまった。なんの成果も残せずに部活引退した私を、両親は「部活は続けることに意義がある」と慰めてくれた。それはうれしかった。自分でもよく耐えたなと思う。私の我慢強さってここにも表れているのかもしれない。ただ、それ以上のものは得られなかった。

2017-10-11

anond:20171011190058

マンUにいた南米主審選手アンデルソンだけど背番号10じゃないし、南米代表のチームはキトだけど背番号10は出てなかったみたいだし、北中米代表パチューカ10番は大宮アルディージャにいたクリスティアンなんだけど誰だ?

2017-07-06

李忠成選手ツイッターへの動画投稿について

30代男性ガンバサポです。本日浦和レッズ所属李忠成選手投稿した動画について、ツイッター上で騒がれているようなので個人的見解を書きます

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まずは騒動概要です。

昨日行われたJ1第13節川崎フロンターレ浦和レッズ戦にて、

川崎エドゥアルド選手ボールを奪おうと浦和李忠成選手に対してスライディングタックルしかけたところ、

エドゥアルド選手の足裏が李選手の膝に当たりました。

それにより李選手は負傷交代、エドゥアルド選手にはイエローカード提示されました。

試合後、エドゥアルド選手ロッカールームで李選手謝罪しました。

そして本日の午後4時ごろ、李選手は自らのツイッターアカウントにて以下のツイート投稿しました。

https://twitter.com/ChunTadanari/status/882854959372410881

運と親から授かった身体のお陰と医師から言われた。大事に至らず良かった。 30年間サッカー人生が1プレーで終わるこの様なファールは、サッカーの後輩達の為にも撲滅しなければいけない。一瞬での全ての膝靭帯が吹っ飛ぶなんて悲しすぎる。僕を思う全ての人達感謝しかない。ありがとう

このツイートには自らが受けたタックルリプレイ動画が添付されていました。

以上が今回の騒動概要です。

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このツイートに対してtwitter上では様々な議論がなされていますが、最も大きな論点となっているのは「果たしてツイート動画を添付するべきだったのか」だと思います

この点に関して、私個人見解を述べたいと思います

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私としては、李選手動画を添付すべきではなかったと感じます。なぜなら、エドゥアルド選手謝罪に関する言及が全くないからです。

エドゥアルド選手が行ったスライディングは、大変危険プレイでした。家本主審イエローカード提示しましたが、足裏を見せてのスライディングという事もあり、やはりレッドカード妥当だったと思います。そして李選手はそのような危険スライディングを受け、「こういうのは選手生命を奪いかねない危険プレイから、今後はこのようなプレイがないようにしよう」という意味で当該ツイートをしたのだと思います

しかし、スライディング直後にエドゥアルド選手は負傷した李選手をとても気遣っています気遣いをしすぎて主審に制されたくらいです。また、試合後にロッカールームを訪れて李選手に対し謝罪も行っています

このような彼の謝罪の行動について一切触れず、自らが受けたプレイだけを提示して一方的エドゥアルド選手非難するというのは、いささか不公平なのではと私は感じました。

もしエドゥアルド選手意図的に李選手の負傷を狙って危険スライディングをしたというのなら分かります。それは非難されて然るべきですし、擁護する余地はないと思いますしかし彼のファウル後の行動を見る限りでは、とてもエドゥアルド選手が悪意を持ってあのスライディングをしかけたようには思えません。

もちろん、「悪意がなければ危険プレイをしていいのか」という反論もあると思いますエドゥアルド選手スライディングは、李選手選手生命を奪いかねない非常に危険プレイでした。この点についてエドゥアルド選手は深く反省するべきだと思います

ですが、サッカーは激しい身体的接触が頻繁に起こるスポーツであり、試合中は何が起こるか分かりません。当然怪我はない方がいいに決まっていますが、激しい接触の中で、どうしても試合中の負傷は起こり得ます場合によっては選手生命が短くなることも、一瞬で絶たれてしまうこともあります。李選手プロサッカー選手としてプレイする以上、その事は分かっているはずです。

にも関わらず、エドゥアルド選手が行ったファウル意図的であるかどうかについて一切触れず、また、彼の行った謝罪についても一切言及せずに件の動画をアップするというのは、それはあまり不公平なのではないかプロサッカー選手としてどうなんだろう?と感じました。

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以上が今回の騒動に関して私が感じたことです。

選手投稿した動画の是非はともかく、彼の負傷が大きなものではない事に安心しています

また、エドゥアルド選手も深く反省し、今後は危険プレイ絶対にしないようにして欲しいと思います

2016-06-13

代打ダメゼッタイ

https://www.youtube.com/watch?v=nDqaTXqCN-Q

ソフトウェア開発チームにおいて、コード書けるマネージャーの致命的な欠点。それは、「代打・俺」。

リソース不足、隠れ仕様の出現、アクシデントプロジェクトには様々な火の粉が降りかかる。このままでは手が足りない、回らない、間に合わない。

そんなときマネージャーが選んでしまいがちなのが「代打・俺」。コンテキストはわかってる、エンジニアリングには自信がある、プロジェクトの完遂が俺のミッションだ。主審に「代打・俺」を告げ、腕まくりしながらフィールドに出て行く。非常事態宣言をしながら、内心ちょっと高まっている。

でもこれ、ほんとにあかんやつなんやで。

例えて言うなら、シルバー・チャリオッツが剣を飛ばすようなもの。大いなる犠牲を払う一発勝負。後戻りも失敗も許されなくなる。剣がない、助けてくれ承太郎…って、俺のチームに承太郎はいたか

「代打・俺」を告げる前に、あらゆる対策を講じるのがマネージャー仕事だ。なんなら土下座だって

リスク理解し、すべての手を打ち、外したら死ぬ覚悟を固め、それでも代打に出て行くのか?それならもう、言えるのはこれだけだ。

幸運を。そして、勇気を。

2016-05-22

誰かタイ語翻訳してくだされ

タイVS日本 女子バレー 試合当日の2ちゃんから転載



タイ監督のアホ行動

日本戦前の2試合も「タブレット壊れた」と遅延やらかして赤を貰ってた

・1セット終了後「タブレット壊れた」と言ってタブレットごと交換

・4セット目の最初の赤貰った時にキャプテンちょんまげ姉ちゃんに「テメーは黙れ!!」キレられる

・最終セットの赤の時の「タブレット壊れた」の時にキャプテンちょんまげ姉ちゃんが「下がれ!」言って

 主審に「すぐ始めます」言って主審が「ええよ」と始めようとしたら副審に絡み致命的赤

試合終了後、キャプテンちょんまげの姉ちゃんにキレられてしょんぼり

・ちなみに今のところ全試合で遅延で赤カード貰ってる

2016-01-23

サッカー審判がクソ

スポーツとかならまだしも、これだけ技術が発達した現代において、主審副審主観だけでジャッジされるのは本当にクソ。誤審多すぎ。見ててモヤモヤする。

とくに審判主観によって判断が変わるため、大袈裟アピール積極的にしてくるプレイヤー達がスポーツマンらしくない。

どう見てもおまえ故意タックルしてきたヤツが「俺じゃないだろ」みたいなのとか、隠れて相手小突いたりとか、大袈裟に蹴られましたとか、当たってないのに負傷したフリするのとか、ほんと見苦しい。

そんなのビデオ判定いれたら一発やん。特アの連中とか身体能力クソなくせに点数稼ぎだけで勝とうとする根性がクソ。

もっとスポーツ審判に左右されず堂々と勝負すべき。審判試合を左右するようなジャッジはしちゃいかん。

そりゃあ八百長かいわれてもしょうがないわ。つーかFIFA解散しろもっとスカッとする団体が仕切ってくれよ。

2015-06-10

意見書

選手に対して主審差別発言したとアビスパ意見書出してるみたいだけど、アビスパサポーターって鳥栖地域選手マスコットに対して差別侮辱を繰り返してるよな。

それは放っておくのかな?

2014-06-14

西村主審誤審論争に参加するためにルールを確認しよう

サッカー競技規則」では、ファウルが与えられる条件は「第12条 ファウル不正行為」に書いてある。

ファウル不正行為は、次のように罰せられる。

直接フリーキック

競技者が次の7 項目の反則のいずれかを不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合直接フリーキックが相手チームに与えられる。

  • 相手競技者をける、またはけろうとする。

  • 相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。

  • 相手競技者を打つ、または打とうとする。

次の3 項目の反則のいずれかを犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。

直接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ペナルティーキック

ボールインプレー中に、競技者自分ペナルティーエリア内で上記の10項目の反則のいずれかを犯した場合ボールの位置に関係なく、ペナルティーキックが与えられる。

サッカー競技規則」はhttp://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/law_soccer_all_11_2013.pdfで読める(36ページ)。

あくまでJFAによる日本語訳なので、英語版を参照する場合http://www.fifa.com/mm/document/footballdevelopment/refereeing/81/42/36/log2013en_neutral.pdfの36ページもしくはhttp://www.fifa.com/aboutfifa/footballdevelopment/technicalsupport/refereeing/laws-of-the-game/law/newsid=1290868.htmlをどうぞ。

不用意な」って何?「相手競技者を押さえる」ってどこまでしたらアウトなの?という疑問については「競技規則解釈審判員のためのガイドライン」が参考になる。

ファウルとなるための基本的条件

(略)

不用意な、無謀な、過剰な力で

不用意な〟とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことである

〝無謀な〟とは、競技者が、相手競技者危険さらされていることをまったく無視して、または結果的危険となるプレーを行うことである

  • 無謀な方法でプレーした競技者は、警告されなければならない。

〝過剰な力で〟とは、競技者はるか必要以上の力を用いて相手競技者を負傷の危険さらすことである

  • 過剰な力を用いた競技者には、退場が命じられなければならない。

相手競技者チャージする

(略)

相手競技者を押さえる

手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである

特にコーナーキックフリーキックときペナルティーエリア内の相手競技者を押さえる反則に対して、早めに介入し、毅然とした対応をすることに留意する。

これらの状況に対して、

守備側競技者ペナルティーエリアの外で相手競技者を押さえ、そのままペナルティーエリア内でも押さえていた場合主審ペナルティーキックを与えなければならない。

懲戒罰則

プレーの再開

「競技規則解釈審判員のためのガイドライン」はhttp://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/gudelines_11_2013.pdfで読める。上の引用部分は117-118ページ。

英語版http://www.fifa.com/mm/document/worldfootball/clubfootball/01/37/04/28/law12-en.pdfで読める。

シミュレーションについては「競技規則解釈審判員のためのガイドライン」の123ページに書いてある。

スポーツ行為に対する警告

競技者が反スポーツ行為で警告されなければならない状況は様々である。例えば、

(略)

(略)

2014-06-13

ブラジルクロアチア戦勝負を分けたもの

手を使ったファールに厳しいと見るや、腕を後ろに組んで守備をしたブラジルDF

接触プレーに甘いプレミアリーグと同じ感覚でプレーし続けたクロアチアDF

勝敗を分けたのは主審の判定ではなく、プレーヤー意識の差なんだよね。

恥ずかしい恥ずかしいオナニー来たぞお前ら!


クロアチア西村主審に不満爆発「勝利奪われた」

ブラジルW杯第1日1次リーグA組 ブラジル3―1クロアチア(12日、サンパウロサンパウロアリーナ

主審が勝利を奪った」「(クロアチア代表は)勇敢に戦った」。サッカー・ワールドカップW杯)の開幕戦ブラジルに敗れたクロアチアでは、

代表チームをたたえる一方で、決勝点のPKをブラジルに与えた西村雄一主審への不満が爆発した。

クロアチア代表コバチ監督地元テレビに「われわれはベストを尽くした。あれが(PKの)反則なら、サッカーなんてしない方がいい」と強調。

主審試合レベルに達していない。恥だ」と酷評し、怒りをぶちまけた。

地元メディアも「チームはホストブラジル相手燃え尽きるまで戦った」と健闘を称賛したが「主審ブラジルの肩を持った」と非難した。





宇多田ヒカル @utadahikaru

I hope Croatian people don't hate Japanese people after their unfortunate match against Brazil today...

https://twitter.com/utadahikaru/status/477285760089858049




日本人西村主審クロアチア人に憎まれたとして、なんでその憎しみを無関係の俺らまで受けなきゃいけないんだよwww


で、それを予防するために先回りして謝罪


「お前は西村と同じ日本人から差別するわ」っていう人たちの価値観内面化してるんだよ宇多田は。そういう差別は許容してるんだよ宇多田みたいな奴は!


俺がよくわからないのは、ネガティブなことでは積極的にひとくくりにされようとする人々って、ポジティブなことではひとくくりにされたがらないよなwww


その非対象性おもしろいわwww


俺なら、ポジティブなことには積極的にひとくくりにされに行って、ネガティブなことは自分と切り離すわwwww


これ読んだらブックマークしろ



(文:masudamaster)



http://anond.hatelabo.jp/20140316114316

http://anond.hatelabo.jp/20140613131206

http://anond.hatelabo.jp/20140614025031

宇多田W杯開幕戦の判定に「日本人を嫌いにならないで」

http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140613-00000019-tospoweb-socc




追記:

宇多田ヒカル @utadahikaru

周りのサッカーファンがみんな誤審だって騒いでたか鵜呑みにして失礼な冗談を書いてしまった 西村さんごめんなさいorz

https://twitter.com/utadahikaru/status/477339706363895808

2012-08-11

誤審のある競技は燃えない

米国ラッキーだった」 “ハンド”認める選手も「自分主審じゃなくてよかったわ」

2012.8.10 09:51 [サッカー

 前半に宮間のFKがペナルティーエリア内で米国・ヒースの手に当たったが、主審日本にPKを与えなかった。この判定についてロイドは「彼女の腕に当たっていたかラッキーだった。すごく微妙な場面だったか自分主審じゃなくてよかったわ」と話し、ラピノーも「ハンドだったと言えるだろう」と認めた。

 他にも日本シュートクロスバーに当たるなど、運が味方する場面も。スンダーゲ監督は「日本は素晴らしかった。多くの指導者日本パスワークを研究するべきだ」と持ち上げた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120810/soc12081009530025-n1.htm

おかしいだろ。いっそフェンシングみたいに全身金属で覆ってボール金属にして電流が流れたらハンド!!!PKだ!オラ!さぁ並べ!ってしようよ。あと、変なアピールされないように選手同士が接触したら火花出て、「この量の火花だとファールですねぇ」(解説)といった具合に体当たり後の無駄な見苦しい馬鹿みたいな痛がりパフォーマンスをなくせると思うんだ。全身に金属で覆うと疲れるだと?そんなもん軍だったら25kgの装備で戦ってるんだ。関係なかろう。

ぜひFIFAには正式採用して次回の大会の折には、火花の散る試合を見せていただきたいと思う。ちなみにそんなルールになったら自分はそんなばかげたスポーツはせず試合を見るだけにします。

2012-07-27

ロンドン五輪サッカー 日本スペインにおける退場シーンについて

何はともあれ、スペインに勝った五輪代表はすばらしい。その劇的な勝利のひとつの要因となった、前半41分頃のイニゴ・マルティネスを退場の場面について、少なからずそのリスタートについて誤解があるようなので、備忘録代わりに以下を残す。

プレーの状況は、日経新聞の大住氏のコラムが詳しいのでこれを引用

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44212240X20C12A7000000/?dg=1

そしてその7分後、相手DF間のバックパス中央で受けたDFイニゴ・マルティネス永井が鋭く詰めた。

 慌ててコントロールを失ったマルティネスからボールを奪った永井が、いったん相手に背を向けてキープ、次の瞬間にターンしてゴールに向いたところをマルティネスがつかみ倒すと、ゲイガー主審米国)が強く笛を吹く。

これは明らかに、決定的な得点の機会の阻止に該当するファウル/不正行為で、これに対する判定として「プレーを停止させ、マルティネスを退場させ、違反の起こった地点から直接フリーキックで再開」ということで、ゲイガー主審の判断は正しい。

この場面で、若干の議論に上る点として、これも大住氏が同文内で指摘している箇所を引用する。

すぐに立ち上がった永井は右の東に短くつなぐと、ゴールはがら空き。東は楽々と“2点目”をけり込んだ、はずだった。

 ところがゲイガー主審はこれを認めず、マルティネスレッドカードを突きつけた。笛が吹かれた直後、永井は正しい位置にボールを止め、すばやくFKを行った。主審としては、これを認めるべきだったのではないだろうか。

 そして結果として得点になったのなら、マルティネスイエローカードだけで良かったのではないだろうか。

要はファウルを受けて、すぐに永井が立ち上がり、間髪を入れずに東へのパスを送るリスタートをした、というところだが、この素早いリスタートゲイガー主審が認めなかったのはおかしいのではないか、というのが巷間にも共通する疑念である

気持ちはよくわかる。ただ『競技規則の解釈審判員のためのガイドライン』という競技規則と同等に位置づけられる公式文書によれば、

http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/gudelines_11.pdf

(p116)

カードを提示するまでプレーを再開させない

主審が警告または退場でカードを提示することとした場合、その行為実施し終えるま

でプレーを再開させてはならない。

ということが明確に規定されており、カードを提示する以前にプレーを再開することは認められないのである。よって、大住氏の指摘は間違っているのだが、これが例えば、アドバンテージを認めプレーオンで競技を続行させ、その結果得点になったのであれば、マルティネスへの警告となることは正しい競技規則の施行である。ただ、今回の場合永井ファウルを受け転倒しているので、この時点でアドバンテージ適用できるような状況下ではないことは明白であり、故に、ゲイガー主審の判断と再開の方法/手順についてのミスは認められない。

ちなみに、このゲイガーさん、客観的かつ全般的にみて非常によいゲームコントロールができていたと思う。

2011-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20111030000741

2005年9月3日に行われた2006 FIFAワールドカップアジア地区予選 5位決定戦のウズベキスタン代表-バーレーン代表戦での誤審(本来、PKの蹴り直しとなるところをルール適用ミスで相手の間接FKとした)により、FIFAAFCから国際審判資格の無期限資格停止処分を受けた。当該試合は後日、再試合となった。 なお、当該試合FIFAが再試合を実行した、唯一の試合となっている。

「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」とするサッカーの競技規則を覆して再試合が行われたことについて、2006年1月17日朝日新聞コラム内で、「今後判定を覆すことを認めるルールができるなら、『トシズ・ルール』と名付けてもらい、歴史に名を残したいぐらいに考えていた。」と語っている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%AF%BF%E5%85%89

ちょっと調べてみて、こういう事例を見つけたんだけど

それでも高体連には権限がないの?


ていうか結局主審はそんなに絶対じゃなかった…

たとえ話みたいなことしたら再試合だわ

http://anond.hatelabo.jp/20111030000741

まじで?そういえばそうかもしれないけどなんかソース的なものあったらくれ。

「最終」だったら高体連には覆せないけど、さっきいったようにルール違反した主審の決定もそれに含まれるかどうかは解釈だろ?つまり「常に覆すことは出来ない」みたいな裁定があったらくれってことだけど。


それはそれとして主審ルール違反してもその主審の判断が有効ってことには変わらないじゃん


ていうかなんか俺の言説の補強してね?何に反論してんのか分からん。俺が高体連を批判してると思ってる?

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