https://www.youtube.com/watch?v=nDqaTXqCN-Q
ソフトウェア開発チームにおいて、コード書けるマネージャーの致命的な欠点。それは、「代打・俺」。
リソース不足、隠れ仕様の出現、アクシデント。プロジェクトには様々な火の粉が降りかかる。このままでは手が足りない、回らない、間に合わない。
そんなとき、マネージャーが選んでしまいがちなのが「代打・俺」。コンテキストはわかってる、エンジニアリングには自信がある、プロジェクトの完遂が俺のミッションだ。主審に「代打・俺」を告げ、腕まくりしながらフィールドに出て行く。非常事態宣言をしながら、内心ちょっと高まっている。
例えて言うなら、シルバー・チャリオッツが剣を飛ばすようなもの。大いなる犠牲を払う一発勝負。後戻りも失敗も許されなくなる。剣がない、助けてくれ承太郎…って、俺のチームに承太郎はいたか?
「代打・俺」を告げる前に、あらゆる対策を講じるのがマネージャーの仕事だ。なんなら土下座だって。
リスクを理解し、すべての手を打ち、外したら死ぬ覚悟を固め、それでも代打に出て行くのか?それならもう、言えるのはこれだけだ。