「主審」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 主審とは

2011-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20111029234910

本当に高体連の説明がわかってなかったのか

「プレーに関する事実についての主審の決定は、得点になったかどうか、また試合結果を含め、最終である。」ってのは

高体連側に試合終了後、主審の判断を覆す権利がないことを意味するのだが

さらにルール違反して高体連主審の決定を覆したらもはやスポーツとして成り立たないだろうに

2011-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20111029233553

いや主審はしちゃいけないこと(試合終了後の撤回)をしたんだからこれはルール違反でしょ


ていうかールール通りっていうよりもールール適用するんだから必ず解釈があるわけでーこの場合ルールに反した主審の決定は、5条の主審の決定に含まれるか」ってところで解釈の余地が生まれるわけでー(というのも「試合は競技規則を施行する主審コントロールされる」みたいな規則がやはりあるからね)高体連は含まれるって判断をしたんだろ

http://anond.hatelabo.jp/20111029232212

ルール主審ルール違反してもいい

そんなルールはないだろ

「プレーに関する事実についての主審の決定は、得点になったかどうか、また試合結果を含め、最終である。」の意味がわからないのか?

高体連ルール通りに判断しただけだろうに

http://anond.hatelabo.jp/20111029232030

ルール主審ルール違反してもいいか主審ルール上絶対ということでしょ!

ていうかルールがさっきいったような事例を認めてるのがショッキングって話でしょ!

もういいよ・・・

http://anond.hatelabo.jp/20111029225639

絶対なのは主審じゃなくてルールだろ・・・

わざわざ規則の何条かまで示して説明してる高体連の判断の意味が全くわかってない・・・

主審の決定は「絶対」であるということの意味

 サッカーにおいて、主審は「絶対だ」。でも僕はその絶対性を大きく見誤っていた。

 以下は先日ちょっと話題になった「試合終了の笛のあと、それを覆した主審の決定」についての、高体連の判断。これは日本サッカー協会との相談の上での判断だから、JFAも同様の見解であると考えてもいいだろう。

 試合映像は、多摩目黒高校のゴール前で帝京高校に与えられた間接FKが行われる前に、多摩目黒高校の選手が前進し、規定の距離を守らなかった事実が確認できる一方、その後、多摩目黒高校の攻撃に移った後、主審試合を終了していることも確認できます。さらに、副審多摩目黒高校の反則について旗を上げていたことから主審はそれを採用して試合終了の決定を覆し、帝京高校に再度間接FK を与えていることを見ることが出来ます

 現行の競技規則第5条・主審の決定によれば、「プレーを再開する前、または試合を終結する前であれば、主審は、その直前の決定が正しくないことに気付いたとき、または主審裁量によって副審又は第4の審判員の助言を採用したときのみ、決定を変えることができる。」となっており、主審試合を終結させた後に帝京高校に間接FK を与えたことは、競技規則を誤って適用したことに

なりますしかしながら、同時に同条前半には「プレーに関する事実についての主審の決定は、得点になったかどうか、また試合結果を含め、最終である。」と規定されていることから、その後の延長戦での判定や試合結果を含め、変更することは出来ません。

 従いまして、東京高体連サッカー専門部としましては、平成23 年9 月18 日に行われました、多摩目黒高校対帝京高校試合結果を変更することは出来ないと判断することに至りました。

http://tokyosoccer-u18.com/SEN11/Tama&Teikyo.pdf

上の決定は、要するにルール違反した主審の決定は、有効である。」ことを示している。

ルールに則れば、当該主審試合終了の後に、決定を取り消すことはできない。だけど主審は「絶対」から、その決定を取り消すことができる。

いったいなにが起こっているのだろう?

たとえ話1

 例えば、とてもバカな主審がいて、キーパーはどこでも手を使うことができると勘違いしていた。キーパー試合終了間際のCKにあがっていって、何を考えたのか手でキャッチしてゴールに分投げた。主審はバカだったのでこれをゴールと判定した。ルールに則れば、手を使ってはいけない。これはファールである。でも主審は「絶対」なので、ゴールは有効である主審がバカなことに気づいたキーパーは、自陣からボールラグビーのように持って言ってゴールに入れる。主審はこれを認めることができる。ありえない想定だが、しかし、上の高体連の判断に則れば、これは有効な試合である

たとえ話2

 今回の判断によれば、主審試合が終わったあともそれを覆すことができる。ところで、主審はいつまで主審なのだろうか。フィールドから出た時?審判ユニフォームを脱いだ時?家に帰って奥さんと子どもに「ただいま」をいった時?試合の報告書を提出した時?分からないが、主審主審であるかぎり試合は覆せる。もし彼がいまだ主審ならば、マラドーナのゴールを今から取り消して再試合をさせることだってできるのだ。バカバカしいが、しか主審は絶対である

まとめ

主審の決定は「絶対」だってよくいうけどこんなに絶対だとは思いもしませんでしたまる

2010-10-10

新品同然の学術書が200円で買えた件について

形式意味論の洋書(赤い本)なんだが、新品で5000円近くするものが200円。

最初見たときびっくりしたよ。店主審美眼大丈夫か?って思った。

で、なかにはいると、傾向がどちらかというと芸能寄りで、エロ本もかなりあった。店の趣向に合わなかったのだろう。

いい買い物をした。読み倒すぞー

あ、同じ書店でradford のsyntaxも200円で買えた。こっちもまた新品同様。

2009-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20090529092759

主審査機関の声明も出てない状況で、たいしてえろげ業界を知ってるわけでもないTBSニュース痛いニュースwへの転載だけでよくもまぁこんなにヒステリックに騒げるもんだよな。

それなりの落としどころを探してる中でTBSに話したことが拡大されてああいう報道になってるだけじゃねーの?

楽観的に過ぎるかもしれんが、日ごろマスゴミ(笑)情弱(笑)なんぞと意気がってるちゃねらはてなーの踊りっぷりが無様すぎて笑うしかない。

2009-05-28

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4143799.html

パソコンソフト業界の自主審査機関が今後、こうしたソフト製造・販売を禁止する方針を決めたことが明らかになりました。

パソコンソフト業界の自主審査機関」を通さない同人が本拠地なのになー

2009-05-08

日本製「性暴力ゲーム欧米で販売中止、人権団体が抗議活動

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090507-OYT1T01111.htm

 少女を含む女性3人をレイプして妊娠中絶をさせるという内容の日本製パソコンゲームソフト海外で批判が高まっている。

 日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国国会で問題になり、ビデオ書籍ネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。

 このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親電車内で痴漢した後にレイプ妊娠中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市ゲームソフトメーカー2006年に売り出した。

 今年に入り海外人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国アマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。

 しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾンジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。

 抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性少女への暴力テーマにした産業日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプ奨励するかのようなゲーム流通を止めないのか」と政府の対応にも批判を向ける。

 同団体は6日、このゲームを含むレイプ監禁などの性暴力ゲーム制作会社や販売会社麻生首相日本政府要人らに抗議文を出すように、160か国の会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。

 このゲームメーカーは、「この商品業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」と話す。販売本数は明らかにしていない。

 ◆児童ポルノ 18歳未満の児童を性的に描いた画像で、児童買春児童ポルノ禁止法では製造や販売などが禁止されている。しかし、個人がパソコンなどを通じて入手する単純所持は禁じられていない。また、アニメや、コンピューターグラフィックスを使ったゲームなどのバーチャル(仮想的)なポルノ製造販売も禁止されていない。日本規制の強化を求める声が上がっている。

2009年5月8日03時02分 読売新聞

児童ポルノ関連がいよいよきな臭くなってきたな。

2009-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20090323094819

そんなことより主審アメリカ人ってことにつっこめよ。

主審韓国人よりマシだけどなw

WBCオワタ

ただでさえアウェイなのに主審メリケン人とな。

あの初球をストライクとってくれなかったし。こりゃだめだろ。

2008-12-28

カンパニー松尾AV世界(前編)

www.midnighteye.comより、雨宮まみの「弟よ!」経由。

長いので二つに分けました。

カンパニー松尾AV世界

ヨハネス・シェーンヘル

<日本AVとは>

日本アダルトビデオ、略してAVと言われているがそれは驚くべき多様性の世界でもある。もし欲情を喚起するためにセックスを描写し、売り物にするのがポルノグラフィの定義なら、どこからどう見てもそれはポルノなのだ。AV安価日本中至るところで目にすることができる。この国のどんなビデオショップに行ってもこのジャンル商品はたいてい、大きな棚を占めている。

しかし、日本映画表現が欧米で多くの信者を生み出す一方、アダルトビデオはほとんど顧みられていない。日本の得意とする怪獣もの、アニメをはじめとする全ジャンルに関する日本映画フェスティバルヨーロッパ北米で花盛りだが、AVはどこにある?もちろん、日本ポルノは性器を直接描写できないという問題を抱えている。それらは処理画像の向こうにあり、欧米視聴者にとってはいささか奇異に映るものだ。にもかかわらず、AVは魅力的な分野である。

最初に、日本におけるポルノ映像の区分けにふれる必要がある。

まずは、ピンク映画。これは1960年代初頭から制作されている。小林悟の「肉体の市場」がおおまかにいってこの分野のさきがけといえよう。性への大いなる情熱、そして時には理由なき暴力や変わった性的ファンタジーまで描写する一方、ヌードシーンは一部に限られ、疑似性交が主を占める。

そして裏映画訳注日本語ではブルーフィルムがより的確な表現だと思います)、こちらはさらに映画史の初期にまでさかのぼることができる。こちらは本番ありの無修正、たいてい8分から10分の短い映画だ。白黒映画時代に欧米存在したブルームービーは時には手の込んだプロットを開陳していたが、日本のはたいてい伝統的な畳の部屋で性交にいそしむ男女を描写するにとどまっている。裏映画が上映されるのは、だいたい温泉街であった。男の客にとっての温泉街でのくつろぎは、しばしば買春と結びついており、そうした街の赤線地帯では法律で固く禁じられている裏映画ショーを楽しむことができた。今日では裏映画裏ビデオに取って代わられ、そうした未修整のポルノビデオビデオショップで信用のある客にのみこっそり売られている。

ビデオデッキの普及に伴い、アダルトビデオ1980年代初頭に成長をとげる。家庭で映画を見る習慣が広まり、そしてもちろんビデオデッキ接続されたテレビセックスを鑑賞することを人々は望んだ。初期AVは、東映新東宝といった大手ピンク映画会社により支配された。撮影済みの映画ビデオ化し、自宅向け市場へと流したのだが、短いバージョンであることもしばしばだった。市場の急速な拡大につれ、それらの映画会社ビデオ専用の映像制作するようになった。これらの映像は直接ビデオで撮影されているにもかかわらず、ピンク映画伝統踏襲し、ピンク映画ルール・制限に固執した。

ピンク映画会社制作するAVは、高額な費用をもって制作され、ほとんどの場合有名女優を主役にすえていた。しかし新世代の野心あるポルノ映像作家ビデオという形態安価であり、あらゆる種類の新しい可能性を提供してくれることに気づき始めた。つまり機材取り回しの容易さ、無限ともいえる長さの尺をとてつもなく低コストで撮影できるということである。

これらの新しい可能性を最大限に生かした最初の監督が、かつてピンク映画監督だった代々木忠である。「ドキュメント・ザ・オナニーシリーズ80年代初め)にて今日AVにて見ることのできる根源的要素を彼は取り入れた。本番の導入、そして素人俳優採用によって秘められた日本セックス事情ドキュメンタリースタイルで描写したのだ。

ドキュメント・ザ・オナニー」は驚くべきヒットを記録し、映像に関心のなかった投資家連中という新しいグループの注目を引くことになった。裏本ビニ本業者はAV制作会社を設立し、金鉱とも思えるそのビジネスに飛び込んでいった。

少額の予算ピンク映画会社に勝つために、本番は彼らの切り札となった。こうした決断大島渚の刺激であるともいえよう。著名な日本人監督である大島フランス資本で撮影したアートシアター系映画である「愛のコリーダ」(1976年)は、命がけの悲しい情熱を最大限に表現するために実際のセックスをいくつものシーンにおさめた。一方で、非合法である裏映画からの強い影響も見てとれる。裏モノである「洗濯屋ケンちゃん」が一躍注目を浴びることになった。いつ、誰が作ったのかは現在に至るまでまったく不明である。しかし多くのフィルムが出回り、それらはビデオコピーされた。主要雑誌はこの映像について書き立て、大きな話題となった。裏映画の直コピーの常として、「洗濯屋ケンちゃん」はもちろん非合法なものであったが、新しい本物のセックスという報道記事によって、どんなにお金をかけても得ることのできない宣伝性を得ることになった。

もちろん、新しいAVにおけるセックスは本物であったが、いぜん審査されていた。セックスシーンでは役者の全身はおろか、クローズアップも映し出されていた。しかし、性器とヘアーAV業界でいうところの「モザイク」と呼ばれる電子的処理画像に隠されていた。処理画像がある限り、スクリーン上のすべてが許された。精液が処理画像から飛び出して、非処理画面に映る女優にかかってもおとがめなしである。ピンク映画では役者のモチモノは家具植木鉢をレンズとの間に置くことによって隠されていたが、いまや自由な撮影が可能となった。編集の段階でモザイクをかけ、ぼかすだけでいいのである。

そうした映像処理は、海外映画審査起源を発している。ヌードシーンはこれまでカットされることはなかったが、俳優の性器は黒塗り、もしくは白のぼかしで隠されていた。この和らげられた映像が、ある程度本来のイメージを知る、手がかりになったのである。

こうした規格を確固たるものにし、政府の取り締まり・警察逮捕といった危険からAV産業を守るため、AV会社により自主審査団体が設立された。映倫ピンク映画制作する業界により審査委員会が運営されている)をモデルとしたビデ倫が設立された。業界トップは、AV監督アナーキー連中の集まりであることを正確に把握しており、最初から強い手段をとることにした。ルールを守らせるための必要な権威づけのために、ビデ倫審査委員会警察官僚役人天下りを呼び寄せたのだ。

現在ではAV業界は一大産業を形成している。しかしその内訳はさまざまである。ピンク映画会社が今もなお重要な役割を果たす一方、無数の小さな会社があり、世には知られぬ顧客の嗜好を満たすべく特異化をはかっている。とはいっても、AVには二大分野が存在する。つまり、「単体」と「企画」である。単体ものはふつう、大きな会社が扱うが、大予算とひとりのスター女優に焦点を合わせるところに特徴がある。美しい女の子を起用し、なるだけソフトに、かわいく作られる。一方企画ものでは4、5人の女優が一本のビデオに出演する。彼女たちはかわいくもなく、見た目がイマイチであるのは決して珍しいことではないが、カメラの前での行為は大胆不敵である。企画ものはセックスについて変わった側面を取り上げることが多く、小さな会社制作している。企画ものの方が予算が安く済むからだ。単体女優はスターであり、一本につき100から200万の金を手にする。企画女優はというと、10万から20万といったところだ。にもかかわらず、ふたつのやり方は相互補完的だ。多くの男性視聴者女の子にふたつのことを望む、つまり可愛らしさと変態さだ。

日本では魅力的な若手女優が必要とされており、単体の女の子はスターでありアイドルでもある。企画女の子はというと、タレント的であり、それはアマチュア意味する。こうしたタレント募集のやり方はまさしく日本的だ。モデル事務所タレント事務所は多くのスカウトマンをかかえている。スカウトマンは若い男連中であり、ファッションに敏感な若い子でにぎわう東京一角に、前途有望な娘を見つけるべく徘徊している。彼らは若い女性に声をかけ、音楽ファッション業界仕事をもちかける。実際、ファッションモデルテレビエキストラになる場合もある。レコード会社が特定の容姿を歌唱力より優先させたい場合には歌手になることも。一部の女の子たちは、スカウトマンから声をかけられ、そうした仕事に着くことを夢見ながらおしゃれして渋谷原宿の通りを歩く。しかし多くの場合、モデル事務所AV仕事をもちかけ、そして多くの女の子が「いいですよ」と答える。街角からリクルートされたタレントたちの登場するAVの信じられない本数が示すように。彼女たちはたいてい手っ取り早く金を稼ぐためにAVに出演する。もしくは冒険や遊び心、モデルキャリアへの道を見いだしているのかもしれない。

企画もののスタイルジャンルを一覧にするにはいささか数が多すぎる。しかしその中で最も重要であり、かつ一般的なものをあげるとしたら、ピンク映画の時代から続く、ずばりそのものの異性間セックスが最初に来るであろう。教師・女生徒看護婦といったちょっとした嗜好を交えたり、レイプAVでは一大分野だ)・緊縛などの暴力の一形態を伴うこともある。しかしAVビデオならではの特異なジャンルも拡大しつつある。ブッカケ(集団男性女性の体に射精する、顔がより好まれる)や密着ドキュメンタリーの特殊なケースであるハメ撮りなどである。

<ポルノ日記>

ドキュメンタリー的手法は日本AVの多くに見られる。しかしハメ撮りほどドキュメンタリー的なものはないであろう。手短にいうと、ハメ撮りはポルノ日記の一種である。それは男性(たいていカメラマン監督である)の主導のもと、タレント女優フィルムに収める作業である。カメラ片手にしゃぶってもらったり、テーブルに置かれたカメラ性交を記録したり、時には行為中にずばりそのものにカメラを向ける。こうしたやり方がたぶん、映像にじかの力を与えているのだろう。キャストなし、クルーなし。ただふたりがやって、その男がまさしくそこでセックスをしている、非常に個人的な視点を視聴者はまっすぐに見せられる(原注:残念ながら、筆者は女性による女性の視点からのハメ撮りにお目にかかったことがない)。

しかし、ハメ撮りの売り物はセックスだけではない。セックスと同じくらいの興奮を呼び覚ますのが、ふつうの、一般的な女の子がどうやって「演じる」かという点だ。彼女たちは朝、地下鉄であなたの隣りに座っていたかもしれない、夜にはビールを運ぶウエイトレスだったかもしれない…夢みたまえ。ハメ撮りが売るもの、それは夢であり、日本の男たちが望むけど実現不可能な、あるいは現実には十分に得られないような性的出会いがあるかもしれない、という夢だ。でもそのイメージリアルである。それこそ手に取れるくらいリアルだ。

<カンパニー松尾: ハメ撮りの達人>

今日のようなハメ撮りを作ったのが、カンパニー松尾だ。ハメ撮りという生まれたてジャンルを親密な映像体験に仕立て上げた。彼の代表作である「オークション01」「オークション02」は2004年制作された。これらの作品デジタル撮影され、DVDにて販売されている)は松尾が出会ったさまざまな女性との個人的な出会いを多く収録している。

たいてい松尾レディースコミック広告を掲載し、彼と会う勇気を持ち合わせた女性募集する。作品の各章は彼女たちが実際に電話をかけるところから始まる。松尾は彼自身が電話を取り、待ち合わせ場所を決めるシーンをカメラに収める。次に私たちが見るのは、松尾彼女のいるところに向かって移動するところだ。松尾はおおいに旅を楽しんでいるように見え、それを日記スタイルで撮る。いろんな駅のシーン、車窓からの眺め、日本日常光景は常に導入部分となり、彼の行き先を示す。最終的に彼は女性が指定する場所で面会する。その場所は彼女の住む町だったり、リゾートだったりする。女性はときに彼をからかう。居場所を推測させたり、行き先の張り紙を残すこともある。しかしたいていの場合、駅などの待ち合わせ場所に彼女たちは素直に現れる。松尾は非常におだやかに話す、好ましい感じのする男だ。こうした資質がものごとをうまく進める理由であるに違いない。しかし最初から明らかなのは、彼女たちはお金を受け取っていて、なにやらセックスのようなものがこのふたりの参加者のあいだで始まることだ。

まず第一に、松尾女性のことを知りたがる。彼らはしゃべり、冗談をとばし、お互いが容易になじめるみちすじを探す。そしてすべてはカメラに記録される。今回の出会いに至った動機、いつもの生活、そして夢。ついに彼らはホテル彼女の自宅へと向かう。

この段階において、視聴者はすでに彼女について十分知っている。とても親しく感じられる。ある娘たちは積極的にセックスに至ろうとするし、渋々な娘もいる。なんであれ、松尾は撮影する。彼女が「だめ」と言う時でさえ、松尾ありのままカメラにおさめる。驚くべきことは、女性たちは作品の中では自らについてとてもあけすけで、その多くがセックスの段になっても決してシャイではないことだ。日本女の子が実際にどうやって考え、何を求めているか知りたければ、多くの洞察がここから得られよう。

松尾1965年日本の中央に位置する愛知県に生まれた。高校時代から、松尾テレビ業界希望していた。専門学校卒業すると、松尾音楽番組制作会社に入った。この仕事には彼は大いに失望させられた。音楽のことを考え、バンド内面映像化するかわりに単調な台本を追う日々だった。ひょっとしたら意外でないかもしれないが、会社はほどなく倒産した。失業した松尾は飲み屋で昔からの友人に会う。友人はAV世界への参加をもちかけた…ここからは彼自身の言葉で語ってもらうとしよう。

2006年の2月に私は東京のファッショナブルなエリアである原宿にある、新しく広々とした松尾オフィスで彼に会った。ちなみに原宿日本若者文化の先端を行くホットスポットとして知られている。

http://anond.hatelabo.jp/20081228015206 に続きます。

2008-11-11

犬式蹴球戦術

犬式蹴球とは

頭の中がアレな事で有名な我らがサッカー協会会長様から、先日このような提案がなされた。

すでに地方協会訪問の際に、「10-15歳の育成世代でバックパスをさせてはいけない」と地方協会幹部たちへ指導方針の通達を始めている犬飼会長ドイツのような“ルール化”まで視野に入れる。育成世代の試合でバックパスを出した場合は警告を出したり、プレーをその場で止めるなどの特別規則が導入される可能性まである。

http://www.sanspo.com/soccer/news/081108/scg0811080504000-n2.htm

なにをもって『バックパス』と見なすのか定かでないが、仮に記事後段にあるようにラグビーの逆、「後方へのパス一切禁止」という事であるのならば、これはもはや別の競技である。

よって、このルールの元で行われる競技をア式蹴球ならぬ犬式蹴球定義し、そこでの戦術考察したい。

攻撃編

斜め後方へのドリブルが基本

犬式蹴球においては、縦方向のパスコースが切られるのは鉄板である。さらに横パスインターセプトも常に狙われる。そこがアタッキングゾーンならばドリブル突破を狙うべきではあるが、そうではない低い位置ならばどうか。横方向へドリブルしつつ縦を空け、前方へのパスの相手を探るのが正解となるだろう。守備者の圧力を受ける為、実質は斜め後方へのドリブルとなる。

この、「進行方向に対して斜め後方を見ながらのドリブル」というのは基礎練習に組み込むべき基本動作と言っていい。

ライン際での縦へえぐる突破は厳禁

マイナス方向へのクロスが入れられない為、コーナー付近やゴールライン近くは完全なデッドゾーンとなる。えぐればえぐるほどパスコースがなくなってしまうのだ。

サイドボールを受けた選手は、早いタイミングアーリークロスを入れるか、中へドリブルで切り込んでいくしかない。

「逆ウェーブ」の動き

上記デッドゾーンに追い込まれない為に必要となるのがこの「逆ウェーブ」だ。

本来のサッカーにおける「ウェーブ」とは、ボールホルダーの後方内側にいる選手が、ボールホルダーの後ろを通り外へ回り込んでいく動きを言う。これによってサイドの数的有利とマークのずれを生じさせる戦術である。しかしながら、犬式蹴球においてはむしろデッドゾーンへ誘い込まれる危険性が増すため有効とは言いがたい。

有効なのは全く逆の動き。ボールホルダーの前方外側にいる選手が後ろから内側へ回り込んでいく。この動きで横パスを受ければ前を向いてボールを持てる可能性が増える。

「楔のボール」も厳禁

トップの選手へのパススルーパスでなくてはならない。マークに付かれている状態で足元へ入れてしまうと次の手がなくなる。『落とす』ことが出来ないのだから。(よって、3人目の選手が飛び出すという動きも無意味である。)トップの選手はむりやり振り向き突破を狙う他ない状態となり、これはかなり困難を伴う。

キックラッシュ活用

それでは、犬式蹴球においてポストプレイヤーターゲットマンが不要であるか、というとそうでもない。相手最終ラインの選手は自分の後方へボールを落とされる事を嫌う。キーパーに返せないのだから、後ろ向きでボールを追う形となればタッチかコーナーに逃げるしかない。よってフィードボールは無理にでも跳ね返さざるを得ず、そのセカンドボールを狙う戦術が有効となるだろう。深い位置からボール繋ぎ組み立てていくのはあまりにリスクが大きいというのもある。極論すれば、相手センターバックにわざとボールを渡し、そこを奪いに行くほうが効率的なくらいだ。

ロングスローは不可欠

深い位置でスローインを得た場合、近くの選手に入れてしまうと手詰まりとなる。よって、直接フィニッシュが狙える位置まで投げ入れられる選手が、チームに最低1人は必要。

守備編

ディフェンスラインはとにかく深く

上記した通り、ゴールキーパーとの間にボールを落とされるのは避けたい。また、ワンタッチで入れ替わられるのを防ぐ為にも、ある程度距離を取っておく事が必要だろう。最終ラインの選手は無理にインターセプトを狙わず、いったん楔を受けさせ、その後詰めて振り向かせない形が有効か。

サイドの守備は縦を空ける

犬式蹴球の守備は基本的に縦方向のパスを警戒する形となるが、サイドだけは例外となる。ある程度の深さからは縦へ縦へ繋がせ(あるいはドリブルさせ)、デッドゾーンへ追い込むべし。

スクリーンは拙い守備

ドリブルが大きくなった相手に対し、ボールと相手の間に体を入れる。これは決して良い奪い方とはいえない。プレッシャーがかかった状態で後ろ向きにボールを持つ事となり、手詰まりとなる。

逆に言えば攻撃の際は大きいストライドドリブルをすべし。

ゴールキーパーのさらなるリベロ

これはむしろ守備というより攻撃か。上記のように最終ラインの選手が後ろ向きでボールを持たされた場合、バックパスができないのだから、ゴールキーパーエリアを大きく離れて(少なくとも横並びの高さまで)ヘルプに向かう必要がある。

結論

犬式蹴球は放り込みやパワープレイ、力任せのドリブルベースとした大味な競技となる事が予想される。また、その特殊性により、場合によってはサッカーと正反対の戦術セオリーを持つ事となる。

よって、犬式蹴球の習熟は、少なくとも「サッカーの強化」には不適であると考える。ゴールキーパーの足元の技術に関してのみ効果があるかもしれない。


まあ、彼が言ってるのは「後方へのパス一切禁止」という事ではないのだろうさ。「前へ仕掛けるべき状況で仕掛けなかった選手ペナルティを」って事なんでしょうよ。でもね、そんなのを『ルール』として明文化できると思う?主審が一定の基準でジャッジできると思う?若年層指導者は『消極的プレー』に対して今まで全く指導をしてこなかったと思ってる?

彼が言ってる他の寝言秋春制だとか『最強チーム』だとか含め、彼は自分が銀の弾丸を撃てると思い込んでるんだろうな。自分の一言で状況が劇的に改善される、と。他の奴らは何もしてこなかったし何も考えてない、と。

うぬぼれんなっつーの。オマエの思いつきでどうこうなるほど世の中もサッカーも単純じゃねえんだよ。

2008-10-14

男なら、大道 2009WBC篇

245 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:05:30.02 ID:/UJ4CE1j

第2回WBC決勝戦

前回と同じ日本VSキューバの闘いとなった。

お互いに死力を尽くした闘いは最終回を迎えていた。

9回裏、スコアは3-4でキューバ1点リード

日本は先頭の西岡がヒットで出塁、続く川崎送りバント、3番青木

四球を選び、日本は1死1塁2塁のチャンスを迎えた。

ここで日本ベンチが動く。監督野村主審に歩み寄り、短く代打を告げた。

代打 大道』

湧き上がる日本応援団、そして固唾を飲む両軍のベンチ。

その中をゆっくりと大道は打席へと入っていった。

マウンドにはキューバクローザーが1点もやらないとばかりの気迫をみせる。

246 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:06:38.25 ID:/UJ4CE1j

して第1球、ストライク。150kのストレートがミットに納まる。

第2球も同じ球でストライク。あっという間に追い込まれる。

だが、ここから大道は驚異の粘りを見せる。

3球目、4球目の際どい球を見極めた後、なんと10球連続ファールで粘り、11球目を見極める。そして運命の12球目。

100マイルストレートを鮮やかに振り抜く、打球は右中間を深々と破った。

2塁ランナー西岡に続き1塁ランナー青木も生還!

日本サヨナラ勝ち!WBC連覇!

選手たちが大はしゃぎで大道を祝福する。

照れ臭そうにはにかむ大道。大道の背中をポンと叩く野村監督の目には涙が溢れていた。

表彰式

居並ぶ選手たちにメダルとトロフィーが授与される。

静かにそれを見守る大道、そして流れる『君が代』に大道の目頭は熱くなった。

その男、大道典嘉

男なら大道

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