「サッカー競技規則」では、ファウルが与えられる条件は「第12条 ファウルと不正行為」に書いてある。
直接フリーキック
競技者が次の7 項目の反則のいずれかを不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
- 相手競技者をける、またはけろうとする。
- 相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
- 相手競技者に飛びかかる。
- 相手競技者を打つ、または打とうとする。
- 相手競技者を押す。
次の3 項目の反則のいずれかを犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
- 相手競技者を押さえる。
- 相手競技者につばを吐く。
直接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。
ペナルティーキック
ボールがインプレー中に、競技者が自分のペナルティーエリア内で上記の10項目の反則のいずれかを犯した場合、ボールの位置に関係なく、ペナルティーキックが与えられる。
「サッカー競技規則」はhttp://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/law_soccer_all_11_2013.pdfで読める(36ページ)。
あくまでJFAによる日本語訳なので、英語版を参照する場合はhttp://www.fifa.com/mm/document/footballdevelopment/refereeing/81/42/36/log2013en_neutral.pdfの36ページもしくはhttp://www.fifa.com/aboutfifa/footballdevelopment/technicalsupport/refereeing/laws-of-the-game/law/newsid=1290868.htmlをどうぞ。
「不用意な」って何?「相手競技者を押さえる」ってどこまでしたらアウトなの?という疑問については「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」が参考になる。
ファウルとなるための基本的条件
(略)
不用意な、無謀な、過剰な力で
〝不用意な〟とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことである。
〝無謀な〟とは、競技者が、相手競技者が危険にさらされていることをまったく無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことである。
〝過剰な力で〟とは、競技者がはるかに必要以上の力を用いて相手競技者を負傷の危険にさらすことである。
- 過剰な力を用いた競技者には、退場が命じられなければならない。
相手競技者をチャージする
(略)
相手競技者を押さえる
手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである。
特にコーナーキックやフリーキックのときのペナルティーエリア内の相手競技者を押さえる反則に対して、早めに介入し、毅然とした対応をすることに留意する。
これらの状況に対して、
- 主審は、ボールがインプレーになる前に、相手競技者を押さえる競技者に注意しなければならない。
- ボールがインプレーになる前に、引き続き相手競技者を押さえる競技者を警告する。
- ボールがインプレーになったのちにこの反則が犯された場合、直接フリーキックまたはペナルティーキックを与えると共に反則した競技者を警告する。
守備側競技者がペナルティーエリアの外で相手競技者を押さえ、そのままペナルティーエリア内でも押さえていた場合、主審はペナルティーキックを与えなければならない。
懲戒の罰則
- 相手競技者を押さえて、相手競技者がボールを保持することを妨げる、または有利な位置を得ようとするのを阻止する競技者は反スポーツ的行為で警告されなければならない。
- 相手競技者を押さえて、決定的な得点の機会を阻止した競技者は、退場が命じられなければならない。
- その他の相手競技者を押さえる状況では、懲戒の罰則を与えてはならない。
プレーの再開
「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」はhttp://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/gudelines_11_2013.pdfで読める。上の引用部分は117-118ページ。
英語版はhttp://www.fifa.com/mm/document/worldfootball/clubfootball/01/37/04/28/law12-en.pdfで読める。
シミュレーションについては「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」の123ページに書いてある。
反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。例えば、
(略)
(略)
クロアチア、西村主審に不満爆発「勝利奪われた」 ◆ブラジルW杯第1日1次リーグA組 ブラジル3―1クロアチア(12日、サンパウロ、サンパウロ・アリーナ) 「主...
宇多田ってこんなアホだったんだなぁ。 再婚して浮かれポンチになってんのかな? そもそもプロの審判が自信を持って下したであろう判定を まったくの門外漢のこいつがなんで勝手...
俺はこの手の全然関係ないのにしゃしゃり出て来てする偽善をスケベ心と呼んでいる。
偽善っていうか僭越で浅はかだよなぁ… よく政治家が言うと怒られる「遺憾(残念に思う)」以上の事は当事者じゃない人が言うべきじゃない言葉だよ。審判は悪い事した訳じゃないの...